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<title>τの舌</title>
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<description>世界で一番胃に優しいバンド、レギイネのギタボが日々を綴ります。</description>
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<title>じゃ歌うね、誕生日だしウチら</title>
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<![CDATA[ <div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230824/02/doubleslitexperiment/3d/b4/j/o0866108015329089135.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230824/02/doubleslitexperiment/3d/b4/j/o0866108015329089135.jpg" alt="" width="866" height="1080"></a><div><br></div><p dir="ltr">さくら学院2016年度の卒業生である倉島颯良さんと黒澤美澪奈さん。彼女たちが卒業後６年ぶりの共演を果たした音楽演劇</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">『じゃ歌うね、誕生日だしウチら』(♭FLATTO)</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">を観劇してきました。略して『じゃウチ』。三軒茶屋　グレープフルーツムーンにて上演。</p><p dir="ltr"><a href="https://natalie.mu/stage/news/530683">https://natalie.mu/stage/news/530683</a><br></p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">パフォーマンスについて</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">僕は2016年度のさくら学院はほぼ後追いで、2人の歌とダンスをこの目で見るのは初めてでした。想像以上に素晴らしいパフォーマンスに、我を忘れてただただ見入るばかりでした。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">卒業後も数々の舞台で活躍している黒澤さんはさすが歌声がパワフル。褒め言葉であると自認する『表情がうるさい』は場数を踏んで更に鍛え上げられ、彼女の表現を豊かにする強力な武器になっていると感じました。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">対する倉島さん。かつて配信していたネット番組『SaraYuzuTAKE』のカラオケ企画ではあまり上手く歌えず、やはり歌うのは苦手な人なのかなと思っていたのが、いやいやどうして全くそんなことはなく、繊細で儚げで、ついつい聴き入ってしまう美声を披露してくれました。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">この２人がタッグを組む姿はまさに陰と陽。面白い化学反応が生まれないワケがありません。２人のユニゾンも美しいし、それぞれ違うフレーズを歌うパートも二人の違う声質が上手く絡み合って実に素晴らしいものでした。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">振り付けも、さすがはあの名門で鍛え上げられただけはある本格的なもので、ときに力強くときに繊細、その表現力豊かな二人のダンスだけでもストーリーを表せてしまっているかのよう。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">これが2016年度の最上級生ツートップだったのかと（なぜリアルタイムで追わなかったんだ自分）。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">ちなみに。それぞれのソロダンスコーナーがありまして。倉島さんが踊ったのがこれがなんと昔懐かしの『パラパラ』。無表情で頭部を動かさずほぼ上半身のみで踊るパラパラ特有の動き、これが倉島さんの憂いを帯びたポーカーフェイスや長く美しい指先と余りにもマッチしていて、あれは美です。美のイデア。パラパラに美を見るとは。あれをご自身の目で見ることが出来た方は一生語り続けて良いと思いますよ。孫に昔話を話して聴かせてください。むかしむかーし、パラパラを復活させた女神がおってな…<br></p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">作品について</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">誕生日が秒までピッタリ同じだったという２人。"Birthdays"というバンドを結成し、解散し、それぞれの人生を歩む今日まで毎年の誕生日に手紙を送り合い続けてきた。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">ときに疎遠になり、連絡の頻度も減り、それでも毎年の手紙だけはお互いに欠かすことがなかった。</p><p dir="ltr">その２人の26歳の誕生日の復刻ライブという形で展開する物語。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">ライブパフォーマンスの合間に、それまで送り合い続けてきた手紙をそれぞれに向けて読み合います。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">これは、歌とパフォーマンスの合間に朗読劇が挟まれるという形で展開する作品なのかなと思いました。２人の純粋な『お芝居』はそのさらに合間で、それは読んだり読まれたりする時のリアクションや表情で堪能できました。黒澤さんのツッコミはいつもの黒澤節だし、倉島さんの照れの演技は完全にいつもの照れ屋の倉島さんで、あれが演技だと気づくのにちょっと時間がかかったり。あれはちょっと驚きました。<br></p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">さくら学院を卒業し、それぞれの道を歩んだ２人。２人とも最終的には古巣のAmuseも退所して、悩んだこともたくさんあっただろうと思います。色々と相談し合ったこともあるのかな？（アフタートークで質問してみたかった…）</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">そして今回の再タッグ。素か演技かわからない２人の軽妙なやりとりも高じて、まるで現実の２人がそこに描かれているようにさえ思われました。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">さて、この『じゃウチ』、音楽パフォーマンスの合間に朗読が挟まれ、さらにその合間に演技のやり取りがあると先程述べましたが、一箇所だけ、音楽も手紙もなし、二人の台詞のやり取りのみの純粋な『芝居』の場面があります。終盤、舞台横のバーカウンターに移動して、２人が『Birthdays』というバンド名の由来について語る場面です。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">僕はこの場面がとても好きで、実はここが『じゃウチ』の肝なんじゃないかとさえ思っています。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">アイ（黒澤美澪奈）が言います。「Birthdaysという名前なら、誕生日だけじゃなく、バンドをやっているときはいつでもユウ（倉島颯良）の誕生を祝えるじゃん」（正確ではないですよ）</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">ユウも「わかる」とそれに頷きます。同じくアイの誕生をいつでも祝えるということでしょう。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">これ、作品の大前提である『同じ誕生日を祝う』をひっくり返すやり取りなんです。誕生日がいつかなんて本当はどうでもいい、あなたが生まれてきてくれたこと、ここにいてくれることが何より喜ばしいことなんだ、ということ。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">僕はこれを観て、ブルーハーツのあの名曲を思い出していました。そして帰宅途中でまた思い出して涙目に…。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">『世界中に定められた どんな記念日なんかより<br>あなたが生きている今日は どんなに素晴らしいだろう <br>世界中に建てられてる どんな記念碑なんかより <br>あなたが生きている今日は どんなに意味があるだろう』<br>（The Blue Hearts "Train Train"）</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">この作品は、甲本ヒロトが歌っていたのと同じ、世界中のどこを探しても代わりのいない『あなた』の讃歌だったんだなと。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">さくら学院の『二人だけの卒業生』だったさらみれ、そしてこの『あなたとわたし』についての物語。出来すぎな程ピッタリとハマったお芝居でしたが、これもさらみれのお二人と神保治暉さん始め制作陣やエリア51のメンバーとの出会いの奇跡が生んだものなのかもしれません。</p><p dir="ltr"><br></p><p dir="ltr">他にも、クセが強いのに耳から離れない楽曲群のこととか、手紙をお互いに読み合うってそれさくら学院の『Friends』のMVじゃんとか、アフタートークの倉島颯良の暴走（おっと😅）が面白すぎたこととか、言いたいことはまだまだたくさんありますが、今回はこの辺で。</p>
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<pubDate>Wed, 23 Aug 2023 23:15:27 +0900</pubDate>
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<title>ドラゴンボールと水星の魔女</title>
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<![CDATA[ <div>弟とオタ話してたら、水星の魔女はドラゴンボールとほぼ同じという結論になった。プロットとか関係性とかキャラ設定とか構造的な共通点がかなり多い。これ面白い<br></div><br>話のきっかけはこう。<br><br>スレッタのキャラは朝ドラヒロインの典型をパロってるんじゃないか。おバカでおっちょこちょいでおせっかい焼きで、真っ直ぐで正直で、まるで善のイデアのような存在。そのあまりの純粋さゆえに、狂気すら感じる。<br><br><p>いや、それってむしろ、ジャンプ漫画の主人公しゃないか？と。</p><br><br><p>鬼滅の刃とかヒロアカとか。その一番の典型がDB。そういえば共通点があるな、と。そんなわけで、以下、思い付いただけ箇条書きしてみました。</p><br><br>ネタバレ注意<br><br><p>・純粋な心の持ち主にしか乗れない筋斗雲</p><p>・スレッタにしか操縦できないエアリアル</p><br><br><p>・満月を見ると大猿になって容易く人をあやめる悟空</p><p>・母親のサインで殺人マシーンに変貌するスレッタ</p><p><br></p><p>・育ての親を踏み潰しても大した葛藤を抱かない悟空</p><p>・人をあやめて血みどろになってもニコニコしてるスレッタ</p><br><br>・ベジータは悟空にライバル心を抱くが、実際はただの片思い<br>・グエルはスレッタにライバル心を抱くが、実際はただの片思い<br><br>・フリーザに惑星ベジータを滅ぼされ、悟空が地球に来る<br>・ヴァナディース機関が滅ぼされ、スレッタがアスティカシアに来る（色々と謎）<br><br>・だが実は悟空には兄がいた<br>・だが実はスレッタには姉がいた（かも）<br><br>・天下一武道会という舞台装置<br><p>・学園内の決闘という舞台装置（そもそも何故ガンダムで決闘？）</p><br><br><p>・悟空と共闘するブルマは『カプセルコーポレーション』の社長令嬢</p><br><p>・スレッタと共闘するミオリネは『ベネリットグループ』の社長令嬢</p><br><br>・悟空が大猿に変身して悲鳴を上げるのがそのブルマ<br>・スレッタが殺人マシーンに変貌して血を浴びるのがそのミオリネ<br><br><p>・元はブルマと恋仲だったりしたけど最終的には特別なものを何も持たない普通の人でしかったヤムチャ</p><p>・元はミオリネと恋仲（？）だったりしたけど、本当は特別なものを何も持たない普通の人でしかなかったシャディク</p><br>・そのヤムチャがときおり見せるルサンチマン（参考URL）<a href="https://yamanashirei.blog.fc2.com/blog-entry-2313.html">https://yamanashirei.blog.fc2.com/blog-entry-2313.html</a>&nbsp;<p></p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" style="display:inline-block;max-width:100%" contenteditable="false"><a class="ogpCard_link" href="https://yamanashirei.blog.fc2.com/blog-entry-2313.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer" data-ogp-card-log="" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">悟飯やトランクスを「地球人」と見なさないヤムチャは差別主義者ではなかろうか やまなしなひび－Diary SIDE－</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px"></span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img class="ogpCard_icon" alt="リンク" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" width="20" height="20" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">yamanashirei.blog.fc2.com</span></span></span></a></article></div><p></p><p><br></p><p>・そのシャディクの行動原理は恐らくルサンチマン</p><br>・人々がそれを巡って争う原因である『ドラゴンボール』というマクガフィン<br>・人々がそれを巡って争う原因である『ガンダム』というマクガフィン<br><br><p>ドラゴンボールは長大な話だし、水星の魔女はまだまだ謎だらけの話なので、もしかしたら今後もさらに出てくるかもしれないけど、今のところの一番の決定打がこれ。↓</p><div><br></div><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230305/09/doubleslitexperiment/84/9c/j/o1080071815251213753.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230305/09/doubleslitexperiment/84/9c/j/o1080071815251213753.jpg" alt="" width="1080" height="718"></a></p><div><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230305/09/doubleslitexperiment/44/77/p/o1080067515251213755.png"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230305/09/doubleslitexperiment/44/77/p/o1080067515251213755.png" alt="" width="1080" height="675"></a><div><br></div><div>富野さん何考えてんだろう。鳥山明に喧嘩売ってんのかなw</div></div><div><br></div>
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<pubDate>Sun, 05 Mar 2023 09:50:56 +0900</pubDate>
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<title>Monochromeの話</title>
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<![CDATA[ <a href="https://youtu.be/FpPBPQUdFx8">Monochrome</a>&nbsp;<p></p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" style="display:inline-block;max-width:100%" contenteditable="false"><a class="ogpCard_link" href="https://youtu.be/FpPBPQUdFx8" target="_blank" rel="noopener noreferrer" data-ogp-card-log="" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">BABYMETAL - Monochrome (OFFICIAL LYRIC VIDEO)</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">DIGITAL SINGLE「Monochrome」DL &amp; STREAMING：https://bm.lnk.to/Monochrome2022.11.18 Available Worldwide!!「BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -」●日程：2023年1月28日（土）、1...</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img class="ogpCard_icon" alt="リンク" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" width="20" height="20" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">youtu.be</span></span></span><span class="ogpCard_imageWrap" style="position:relative;width:120px;height:120px;flex-shrink:0"><img class="ogpCard_image" loading="lazy" src="https://i.ytimg.com/vi/FpPBPQUdFx8/maxresdefault.jpg" alt="" data-ogp-card-image="" width="120" height="120" style="position:absolute;top:50%;left:50%;object-fit:cover;min-height:100%;min-width:100%;transform:translate(-50%,-50%)"></span></a></article></div><p></p><br>昨年末にリリースされたBABYMETALの"Monochrome"の話。<br><br>初めて聴いてからしばらくは『平和な世界にしたいね』『笑って過ごせる朝がくるといいね』程度のことを訴える反戦ソングだと思ってたんですが、良く良く聴くとそうじゃないんですわ。<br><br>「ラグナロク（終末）の黄昏に僕らは何を見てる」というパートがあります。そのあと、「長い夜が明けてやがて朝が来る」とある。ここの意味が良く解ってなかった。<br><br><p>今までのポジティブな解釈を捨てて読み直すと、つまり、もう全部滅んて世界がリセットされちゃうってこと。ジタバタしてももうおしまいってこと。だから、せめて世界を自分らしい色に描いて、せめて笑って最期を迎えよう、そういう意味の歌だったんです。</p><p><br></p><p>加えて、印象的に差し込まれる『モノクローム（単色）』と『ナナイロ』という対比表現。これは全体性と多様性との対比と解釈することもできます。戦争における多様性の否定は歴史が教えてくれる悲劇的な戦争の一面です。</p><br>ヴィクトール・フランクルの名著『夜と霧』、読まれた方も多くいらっしゃると思います。裸にされ、ガス室に押し込められ、人としての尊厳を全て剥奪されて死を迎える、そんな限界状況の中でさえ『自分らしく』最期まで生きることはできるのか、ということを語る場面があって、それが言葉にならないくらいの深い感動を覚える文章なんですが、"Monochrome"はまさにこれと同じことを伝えようとしているんじゃないかなと、そんな解釈に今は至っております。<br><br>そう思いながら聴くと、張り裂けそうな中元すず香の歌声に納得できるんです。<br><br><p>反戦を真に訴えたいなら、希望の光なんて存在しない真の絶望を提示するしかない。</p><br><br><p>この歌、ヤバいです。深すぎる。</p><p><br></p><p>追記。MOAMETALさんがインタビューでこの曲について『多様性』という言葉を使って語ってらっしゃいましたね。</p><br><br>
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<pubDate>Thu, 02 Feb 2023 12:02:52 +0900</pubDate>
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<title>佐伯日菜子さん</title>
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<![CDATA[ <p>浅草の東京都産業貿易センターで開催された『アメイジング商店街　映画部』というイベントを観てきました。僕の目当ては金子修介監督と佐伯日菜子という映画『毎日が夏休み』のお二人によるトークライブ。</p><p><br></p><p>佐伯日菜子さんにお会いしたのはもう四半世紀くらい前の、エコエコアザラクのイベント以来。彼女が登壇するとき、僕はつい泣きそうになってしまいました。</p><p><br></p><p>WOWOWで『毎日が夏休み』が放送されたのは30年近く前。ちょうど、リストラされた僕の父が個人事業主の電気屋を始めて七転八倒してた頃で、学生だった僕はたまに手伝いに駆り出されたりして。そんな状況が映画の内容と重なって他人事じゃなく思えてしまい、録画したのを何度も繰り返し見ていました。</p><p><br></p><p>その時は「可愛い子だなぁ」くらいの認識しかなかったんだけど、あるとき、たまたま見たアルバイト情報誌だったかな、日菜子さんのインタビュー記事が載っていたんです。最後にファンへのひとことメッセージが手書きで掲載されてたのね。その文章が</p><p><br></p><p>「幸せな生活を送ってください」</p><p><br></p><p>ただそれだけ。その一文にグサッと心の臓を貫かれてしまい、何なんだこの子はと。気になって気になって。まだまだインターネッツが普及していない時代。キネ旬やら今はなきOliveやらの古本を古書街で探しまくったりして。</p><p><br></p><p>そうやって出来上がった僕のファン心理です。</p><p><br></p><p>「好き」のキッカケが日常のほんのちょっとした瞬間にあるというのは今も昔も変わらんのですよね。</p><p><br></p><p>トークライブが終わってから、日菜子さん御本人とちょっとだけお話ができて、毎夏以来のファンですと初めて伝えることができました。今も変わらずチャーミングで素敵な人でしたよ。これからも応援しています。</p><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220918/19/doubleslitexperiment/4b/43/j/o0810108015176456757.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220918/19/doubleslitexperiment/4b/43/j/o0810108015176456757.jpg" alt="" width="810" height="1080"></a><div><br></div>
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<pubDate>Sun, 18 Sep 2022 19:07:41 +0900</pubDate>
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<title>推しが朝ドラ出てくれたら死ぬ</title>
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<![CDATA[ <p>ウッディ・アレンの『ハンナとその姉妹』という映画の中で、アレン演じる中年男が死に囚われ思い悩むくだりがある。彼が導き出した答えはシンプルで（ちょいネタバレだけど）、『人生を楽しめばいい』ただそれだけのことだった。</p><br><div><br></div><p>僕は若い頃にこの映画を観て正直、ピンと来なかった。そこには何の『意味』も無いから。ただの享楽でいったい何が救われるというのか。</p><br><br>けど最近、自分も当時のアレンのお年頃に近づいて、何となく彼の言っていたことがわかるような気がしてきた。<br><br>『楽しむ』って、どういうことだろう。<br><br>それは言い換えたら『未来に期待する』ということ。楽しみはいつも未来からやってくる。その未来の分だけ死が近づこうと、それでも未来が来るのを楽しみに待つ。それが楽しむと言うことだ。<br><br>楽しみな未来が無くなってしまったら、あとは死が待つだけ。だから、人生に『楽しみ』は必要不可欠なんだ。<br><br><p>明日をも知れぬ99歳の年寄りが、また来年ひ孫が遊びに来るのを楽しみに待っていたって良いじゃないか、ということ。</p><br><br><p>平尾アウリという人が連載している『推しが武道館いってくれたら死ぬ』というマンガを知ったとき、僕はこのタイトルがまさにそのことを表していると思った。</p><br><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220904/05/doubleslitexperiment/b2/21/j/o0900040015169829161.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220904/05/doubleslitexperiment/b2/21/j/o0900040015169829161.jpg" alt="" width="900" height="400"></a><div><br></div>主人公は売れない地下アイドルのメンバーのファンになった女性。バイトで稼いだ給料は全て推しに貢ぎ、自分は一年３６５日ずっと赤いジャージだけを着ている。<br><br>なぜそこまでするかというと、自分の応援する人が活躍し、武道館にまで登りつめ、やがて成りたいと願っているであろうなにものかに成るのを見届けることが、そんな未来が、何よりも楽しみでならないからだ。<br><br>彼女はことあるごとにこう叫ぶ。「舞菜（推しの名前）が武道館にいってくれたら死んでもいい！」<br><br><p>それはほんのささやかな楽しみでしかないかもしれない、だけど死より強い。だから、彼女は生きていける。人生は不可解で意味なんて無いのかもしれない。でも、ふと見渡せば生きるに値する価値はそのへんに転がっているのかもしれない。そんなことを考えさせてくれる作品だった。</p>
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<pubDate>Sun, 04 Sep 2022 05:36:19 +0900</pubDate>
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<title>（元）親友へ。私信。</title>
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<![CDATA[ 「人生経験から差別が正しいことを知った」<br><br>君がそんなようなことを言うのをよく聞いた。僕はそのたびに辟易した。○○民族があーだこーだ、女はあーだこーだ、○○大卒はあーだこーだ、B型はあーだこーだ、○○地区の出身者はあーだこーだ、それにはれっきとした理由があるし、周りの人間もみんなそう言うし、だから事実だと。<br><br>違う違う。<br><br>それは人生経験で知ったことなんかじゃねぇよ。この世界の、君が昔からどうしようもなく抱き続けてた偏見を正当化してくれる（かのように思える）側面、それだけを見て生きてきた、自分に都合のいい情報だけに耳を傾けてきた、ただそれだけだ。<br><br>サイコロの六面あるうちの一面しか観ずに、「このサイコロの正体は3だ」って言ってるだけ。それを何十年もやってるだけ。ちょっと立ち位置を変えれば2もあるし5もあるし4もある。それを見ようとしてこなかっただけだ。サイコロそのものの本体を見ようとしなかっただけ。<br><br><p>もっと言えば、人間の側面は6面どころか、無限だ。つまり人格を把握する事なんて不可能ということ。</p><br>言い方を変えよう。君が、誰かの人格だと思っているそれは、本当は君が抱いてる幻想にすぎない。鏡に映った君自身を見てるだけなんだよ。<br><br>君は『わかりえないこと』を『わかっている』と言ってくれる言説にすがっているだけなんだ。<br><br><p>でもどんだけ言っても理解なんてしてくれないだろうな。「理解できない」んじゃなくて「理解したくない（絶対に）」んだよね。理解は同時に君にとっての『負け』を意味するから。</p><br><br>わかるよ。僕もだから。
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<link>https://ameblo.jp/doubleslitexperiment/entry-12640977341.html</link>
<pubDate>Sun, 29 Nov 2020 17:08:14 +0900</pubDate>
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<title>（はじめは恥ずかしくて上手く話せなかったけれど）僕が父兄になった理由。</title>
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<![CDATA[ <p>皆さんこんにちは。数年ぶりの更新DEATH！お久しぶりです。<br><br>いま、蒙古タンメン中元（違ったっけ）の激辛カップラーメンをすすりながらさくら学院の曲を聴いています。今回はこの「さくら学院」についての記事を書こうかなと思います。<br><br>一応ご存知ない方に軽く説明しますと、さくら学院は小学5年生から中学3年生までの成長期限定で活動するアイドルユニットです。中学校を卒業すると強制的にグループを辞めなければならないという鉄の決まりがあります。この限られた期間中に、歌と踊り、トーク、演技、様々な芸能を学んで、ステージではプロ顔負けのパフォーマンスを魅せてくれます。ここで一曲。</p><p>&nbsp;</p><p><iframe allowfullscreen frameborder="0" height="234" src="https://www.youtube.com/embed/OS190K_H69Q" width="416"></iframe></p><p><br>ご覧になればわかると思いますが、BABYMETAL（もう説明は不要ですね）の3人がかつて所属していたことでも知られています。BABYMETALに興味を抱いた人ならネットで情報を漁れば一度や二度は目にしたことがあると思います。かく言う僕も、BABYMETALの動画や情報を漁りまくってた時にその存在を初めて知りました。<br><br>今回は、僕がこのさくら学院というグループに何ゆえ興味を抱き、父兄（さくら学院のファンの通称）にまでなっていったかというお話です。<br><br>その前にちょっと昔話。<br><br>もう20年近くも前に死んだ友達がいます（いきなり暗い話でスミマセン）。彼は僕の書く曲をなぜかとても好いてくれて、ライブにはほぼ毎回来てくれていました。そんな彼が、僕の曲を総じて「君と僕」についての歌だと言ったことがあります。そんなこと考えたことも無かったけど、言われてみれば確かにそうでした。僕は「みんな」、つまり「全体」にはほとんど関心が無くて、感情や思いを表現したいと思うのはいつも「あなたとわたし」というミニマルな関係性についてばかりです。<br><br>そういう性格がある意味「下衆」な方向に働いてしまったのが、BABYMETALに興味を抱き始めていた時期です。彼女たちの楽曲やパフォーマンスもさることながら、僕は彼女たち一人一人の関係性にも興味を抱いてしまいました。中元すず香と水野由結、中元すず香と菊地最愛、水野由結と菊地最愛。それぞれはどういう関係性にあるんだろう。そしてそのそれぞれの関係性はまた、どんな風に絡み合っているんだろう。<br><br>勿論、他人同士の関係性なんて当事者同士にしか判り得ないものです。ネット上に点在する僅かな情報からいったい何を得られるかと。まぁ何もありません。でも客観的な何かが欲しかった。そこから色んな想像を膨らませたかったんだ。だから情報漁りが止まらなかったんだ。ね？下衆でしょう？（笑）<br><br>BABYMETALでの彼女たちはほとんどポーカーフェイスでインタビューの受け答えも定型文ばかり、あまり参考にはなりません。僕と同じように一対一の関係性に注目してしまうファンは他にも居るらしく、2ちゃんねる（当時はまだ5ＣＨじゃなかったよね…）や情報サイトにもそんな話題が転がってはいるけど、ほとんどが何の根拠もない妄想です。「○○と△△は本当は仲が悪い」とか「□□は○○に嫉妬している」とかそんなのばっかり。そんなことが知りたいわけではない。（というか他人の妄想じゃなくて、自分が妄想する材料が欲しかった、というのが正確かもしれないです。）<br><br>そういうわけで、僕の「知りたい」という欲求は必然的に禁断の花園、「さくら学院」へと食指を伸ばしていったというわけです。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/20/doubleslitexperiment/8a/d1/j/o0600045014706572676.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/20/doubleslitexperiment/8a/d1/j/o0600045014706572676.jpg" width="420"></a><br><br>「…何やら制服姿の年端もいかない女の子たちがわちゃわちゃとクイズに答えたり歌ったり泣いたりしている。俺は一体何を見ているんだろう。たしかにBABYMETALの三人も一緒にいるけど、雰囲気が全く違う。これ普通の子供ぢゃないか。良いのかこんなの見てて俺…」<br><br>そんな自問自答をしながら（そして顔はニヤけながら）、水野由結の純度１００%の可愛さに悶絶しながら、菊地最愛の小悪魔的な可愛さに耐え忍びながら、中元すず香のポンコツな可愛さに爆笑しながら、僕はさくら学院をしばらくのあいだ漁り続けました。しかし見えてきたのはBABYMETALの３人の関係性よりむしろ、さくら学院の他のメンバーたちも含むさらに幾重にも折り重なったつづれ織りのような関係性だったのです。<br><br>例えば、中元すず香と初代生徒会長武藤彩未の関係。二人はさくら学院以前に「 可憐Girl's 」という３人組ユニットで活躍しており、武藤彩未はさくら学院卒業後数年で芸能活動を休止していました（現在は活動再開）。歌やダンスを何年も共に磨き、やがて命運を分けた二人の関係は…。<br><br>例えば、卒業後もモデルや女優として大活躍している「みよまつ」三吉彩花と松井愛莉の関係。例えばさくら学院の内輪でさえ「ゆいもあ」と一括りにされる水野由結と菊地最愛の関係。例えば仲が良いことを自分達でも公言している杉﨑寧々と中元すず香の関係。例えば結成一年後に共に転入し後に「プロレス研究会」を立ち上げる田口華と磯野莉音の関係、等々々々々…<br><br>妄想とは別に実際のものとして見えてきたものもありました。彼女たちは子供から大人へと成長していく限定された時間の中で出会い、一緒に芸を磨いたり遊んだり喧嘩をしたり、それぞれお互いに様々な感情を抱き、コミュニケーションの在り方を学び、自分自身を形成していく。そんな思春期の子供たちの当たり前の光景が垣間見えたのです。まさに現実の「学校」です。ただ、このことが僕自身の中で「言語化」できたのはもう少し後のことでした。<br><br>ところで、情報や動画を漁り続けると同時にさくら学院の楽曲にも段々と詳しくなっていきました。非常に優れたものが多く、彼女たちの児童合唱団のような無垢な歌声も相まってその心地よさにエンドレスで聴きこんでしまうことも良くあります。そんな中で特に琴線に触れたメロディーが「Friends」でした。<br>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/d4/05/p/o1920108014706606002.png"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/d4/05/p/o1920108014706606002.png" width="420"></a><br><br>友達と喧嘩をしたけどなかなか「ごめんね」が言い出せない心境から始まり、レッスンスタジオだか事務所だかからの帰り際の駅の改札で別れを惜しんでずっとおしゃべりをしたり、真夏の印象的な景色を一生懸命に伝えようとしたり、そんな彼女たちの日常を描いた歌です。エモーショナルに転調するメロディに乗る「ともだち」という言葉が感動的で、僕は「こんなマイナーなアイドルにこんなに素敵な曲があるのか」と随分感心したものです。<br><br>そしてここからが今回のブログの核心です。<br><br>このＭＶ、さくら学院の子たちが牧歌的な動物公園でほのぼのと遊ぶ場面が続くんですが、終盤、何やら椅子が並べられた広場に全員集められます。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/34/9f/p/o1920108014706616034.png"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/34/9f/p/o1920108014706616034.png" width="420"></a><br><br>そこで、二人一組でそれぞれお互いに宛てて書いた手紙を読み始めるのです。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/01/6d/p/o1920108014706618425.png"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/01/6d/p/o1920108014706618425.png" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>どんな内容だったのかはちらっと映る文面以外は全く分かりません。ただ、彼女たちの満面の笑顔と大粒の涙から、それまでお互いに言葉で伝えることの出来なかった思いがあふれ出してしまったんだろうということだけは判ります。後に森ハヤシ氏（さくら学院の担任役として長年ＭＣを務めている）は、この撮影時は全員が大泣きして大変なことになっていたと言っています。<br><br>その中でも特大の涙を流している杉﨑寧々が印象的でした。というのはYOUTUBEのコメント欄に、当時杉﨑寧々とさくら学院以前からの付き合いだった飯田來麗が深刻な喧嘩をしていた最中で、半年も口も効いていなかったというのが記されていたからです。親友同士なのに仲直りがしたくてもどちらも折れることが出来ず半年。この時の來麗の手紙で堰を切ったように溜め込んだ思いが溢れたんでしょうね。やっとのことで仲直り。半年ですよ。中学一年生にとっての半年がどれだけ長いか。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/fc/02/p/o1920108014706635032.png"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/doubleslitexperiment/fc/02/p/o1920108014706635032.png" width="420"></a><br><br>僕は歌詞を反芻しながら何度もこのMVを見ました。そしてやっと気が付いたんです。僕が求めていたのはこれだったんだと。この歌とこのＭＶの中に全ての答えがあったんだと。「あなたとわたし」というたったひとつの出会い、そのかけがえの無さ。気が付いたら僕は泣いていたんです。<br><br>ここでまた昔話です。僕は小学生のころ、良く一緒に遊んでいた友達と喧嘩をしたことがあります。「俺たちは親友だよな」と親友の意味も良く判らずに肩を組み合ったり、探検ごっこをしたり、一緒に野球部でバッテリーを組んだり。。そんな「親友」でした。それが、ほとんど思い出せないくらいのどうでも良いような原因で喧嘩をし、そのままどちらも折れることが出来ずに中学生になり、別々の高校に進学、それっきりです。３０年経った今でさえ、もし早くに仲直りしていたらどんな人生になっていただろうなと、もう取り返すことの出来ない過去を思うことがあります。<br><br>だから（というワケでもないですが）、寧々ちゃんとらうちゃん、仲直りできて本当に良かったと、まるで自分のことのように思ってしまうんです。二人の仲は成人した現在も継続中とのこと。 <span class="st">一生、笑い合って、刺激し合って、友情を重ねていってほしいですね。</span><br><br>この曲を書いたはcAnON.というアーティストで、その後もさくら学院には毎年楽曲を提供されています。生徒たちの日誌や実際の活動風景から曲を書き上げていくそうで、本人たちも「本当の自分たちの気持ちが描かれているみたいだ」と感嘆することもしばしば。どの曲にも「あなたとわたし」「伝えたい」「いつか終わる」という観念を通して自我の確立を描くというほとんど哲学的とも言っていいような一貫したテーマがあり、僕にはこれがさくら学院のもう一つのテーマでもあるんじゃないかとさえ思えました。<br><br>もしかしたらこのユニットには、僕が若い頃からずっと悩み追い求めてきた問いの一つの答えがあるのかもしれない、そんな風に思えて、僕はもういても立ってもいられずアルバムを買いにＣＤショップに駆けつけてしまっていました。<br><br>これが僕が父兄になった理由です。</p>
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<link>https://ameblo.jp/doubleslitexperiment/entry-12572311234.html</link>
<pubDate>Sun, 02 Feb 2020 22:37:24 +0900</pubDate>
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<title>国家とTシャツと私たち</title>
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<![CDATA[ <p>いま世間で騒がれているBTS（<span class="st">防弾少年団）の問題について思うこと。</span><br><br>僕は正直、あのTシャツを見て怒りを覚えるのは真っ当なことだと思う。嫌韓が心底嫌いな僕でさえ、さすがにあれはカチンと来た。<br><br>僕は昨年BABYMETALに誘われ広島へ行き、多くを見、学び、触れ、色々なことを考えさせられたばかりだ。そこで起きた歴史的事実について、失われた命について、戦争と平和について、生と死について、人間という生き物の愚かさについて。だから、あのキノコ雲の写真が、失われた広島の人々の命を想う事とは全く違うことの象徴に使われたのだとすれば、それは到底容認することができない。<br>&nbsp;</p><p>ただ、その怒りが憎しみに変容してしまう前に何らかの解決策を見出すことができるのが人間の知性だと思う。強さだと思う。人間は互いを理解することが出来る、理解しようと歩み寄ることが出来る生き物だから。<br>&nbsp;</p><p>そもそも、誤解を恐れずに言うけど、あの件で憎悪を煽っている人たちは（全員とは言わないよ）、ただ単に、憎みたいという個人的な衝動を肯定できる格好の材料を得て嬉々として騒ぎ立てているだけだ。<br>&nbsp;</p><div class="text_exposed_show"><p>憎しみにロジックなんて無い。憎しみを肯定する論理なんてない。その人はただ憎みたいだけだ。それは何も生み出さず、滅びを要求するだけだ。もしも歯止めがかからずに人々の間にそのネガティブな熱が増大し続ければ、そして社会全体を覆ってしまえば、今度こそ人類は終わってしまうと思う。<br>&nbsp;</p><p>だから、一度立ち止まって良く考えようよ。自分の心の中で一体何が起きてるのかさ。</p></div>
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<link>https://ameblo.jp/doubleslitexperiment/entry-12418841535.html</link>
<pubDate>Tue, 13 Nov 2018 21:22:38 +0900</pubDate>
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<title>The World Won't Listen</title>
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<![CDATA[ <p>一緒に仕事をしている同僚が、男女は平等ではない、今流行りの <a class="_58cn" data-ft="{&quot;tn&quot;:&quot;*N&quot;,&quot;type&quot;:104}" href="https://www.facebook.com/hashtag/metoo?source=feed_text"><span class="_5afx"><span aria-label="ハッシュタグ" class="_58cl _5afz">#</span><span class="_58cm">MeToo</span></span></a> なんてくだらないと言い始めたので、黙って聞いてみた（そういうのに反論しても虚しいだけなので）。どうやら、前職の女ボスが女性の権利を笠に着て相当横暴なことをやっていたらしく「だから女性に権利なんて与えちゃいけない」のだそうだ。<br>&nbsp;</p><p>それはそのボス個人の問題なのに、なぜ女性全体の問題にすり替えようとするのか、彼の言葉を聴いて考え込んでしまった。実は彼自身、アイヌとロシアをルーツに持つ日本ではマイノリティな属性を持っている人で、それがなぜ平等を否定するようなことを言うのかなぁと。<br>&nbsp;</p><p>今、全世界規模で女性の権利や男女平等が叫ばれていて、実際にハリウッドでは誰でも知ってるような有名な俳優や映画監督がセクハラ問題で職を失い、封建的な中東諸国でも女性の権利を叫ぶ人々が現れ始めてる。抑圧されていた存在が主体性を取り戻そうとする、至極当たり前の社会的「運動」だと思う。<br>&nbsp;</p><div class="text_exposed_show"><p>性別だけでなく、人種、国籍、身体の違いや心の違いにも、現代社会は人間のあらゆる面に平等をもたらす方向に、多分「見た目的には」舵を切ろうとしていて、それなのに平等とは何かという議論が間に合ってないんじゃないかという気がする。<br>&nbsp;</p><p>そのせいで「公平」と「公正」の違いが判ってない人がまず多い事、「公正」というシステムを悪用する人間が常に存在する事、そういった「歪み」の方が目立っちゃって、システム化の中でどうしてもこぼれ落ちてしまう更なるマイノリティは行き場を失いがちのかなとか思ったりして。<br>&nbsp;</p><p>言いたくはないけど、トランプや安倍を支持する何割かの人々、SNSで匿名でコソコソしたり駅前に集まったりして弱者への憎しみをまき散らす人々、長い闘争の歴史の中で人類がせっかく手に入れた自由や平等から逃れたがってる人々、そういう人たちの根にあるのは、自身の、誰にも打ち明けられない、理解もしてもらえない、いや、きっと自分自身でさえ気が付いていない抑圧されたマイノリティなんじゃないかなと。<br><br><a href="https://buzzap.jp/news/20141111-equity-vs-equality/" target="_blank">「平等」と「公正」の大きな違いが1秒で納得できる画像</a><br><br>&nbsp;</p></div>
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<link>https://ameblo.jp/doubleslitexperiment/entry-12386820812.html</link>
<pubDate>Wed, 27 Jun 2018 21:09:23 +0900</pubDate>
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<title>We're on a mission from God</title>
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<![CDATA[ <p>BABYMETALとブルースブラザーズの間には多くの共通点がある。僕がこのことに気づいたのはピーター・バラカン氏がBABYMETALをこき下ろして騒ぎになった時だ。彼が言った「まがいもの」という言葉、そして彼が『ブルースブラザーズ』を愛してやまない一人だという事実がヒントだった。怒る人もいるかもしれないけど、本当にビックリすると思うのでここはひとつ。でもバラカン氏はこのことに気付いて…ないだろうなぁ。ブルースブラザーズとBABYMETALの共通点。箇条書きで行くよ～。<br><br></p><div><br></div><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210703/18/doubleslitexperiment/e4/a7/p/o0640036014966776892.png"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210703/18/doubleslitexperiment/e4/a7/p/o0640036014966776892.png" alt="" width="640" height="360"></a></p><div><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210703/18/doubleslitexperiment/86/eb/j/o0680045314966776897.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210703/18/doubleslitexperiment/86/eb/j/o0680045314966776897.jpg" alt="" width="680" height="453"></a><div><br></div></div><p>（1）<br>ＢＢ（ブルースブラザーズ）は元々、サタデーナイトライブと言う音楽&amp;お笑い番組から派生した、二人のコメディアンによる企画モノだった。一人はブルース趣味の人だけど、もう一人は全くの畑違い。ブルースのブの字も興味なかった。<br><br>ＢＭ（ベビーメタル）は元々、さくら学院というアイドルグループから派生した、3人の小中学生による企画モノだった。プロデューサーはメタル趣味の人だけど、本人たちは全くの畑違い。メタルのメの字も知らなかった。<br><br>（2）<br>ＢＢのバックを固めるバンドメンバーたちはガッチガチのホンモノ。ブルース/ソウル界の名うてのセッションミュージシャンばかり。<br><br>ＢＭのバックを固めるバンドメンバーたちはガッチガチのホンモノ。メタル界の名うてのセッションミュージシャンばかり。<br><br>（3）<br>ＢＢとはジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズをはじめ、ブルース/ソウル界の超大物が多数共演し、彼らをフォローしている。<br><br>ＢＭとはメタリカ、レッチリ、KOЯN、ガンズをはじめ、メタル/ロック界の超大物が多数共演し、彼らをフォローしている。<br><br>（4）<br>ＢＢは当時衰退していたブルースを復興させ、一大ブームを巻き起こした。<br><br>ＢＭは衰退していたメタルを復興させ、一大ブームを巻き起こしている。<br><br>（5）</p><p>ＢＢには公開当時「ニセモノ」「まがいもの」という批判が多かった。</p><p><br></p><p>ＢＭには「ニセモノ」「まがいもの」という批判が多い。</p><p><br></p><p>（6）<br>ＢＢはお笑いでもある。<br><br>ＢＭはお笑いでもある。<br><br>（7）<br>ＢＢは歌って踊るブルース。<br><br>ＢＭは歌って踊るメタル。<br><br>（8）<br>ＢＢは架空の物語上の人物としてステージに立っている。<br><br>ＢＭは架空の物語上の人物としてステージに立っている。<br><br>（9）</p><p>ＢＢはブルースの先達、ブルースの神たちへのオマージュの塊である。<br><br>ＢＭはメタルの先達、メタルの神たちへのオマージュの塊である。<br><br>（10）<br>ＢＢは個人名にもジャンル名が入っている。ジェイク・ブルース、エルウッド・ブルース。<br><br>ＢＭは個人名にもジャンル名が入っている。SU-METAL、YUIMETAL、MOAMETAL。<br><br>※グループ名にジャンルが入ってることは珍しいことではない（メタリカ、ブルースエクスプローション、ブルーストラベラー、メタルチャーチ等探せばいくらでも出てくる）。でもメンバー各々の名前にもそれが入っていることは非常に珍しい。他にあるなら教えてほしいくらい。これはジャンルへの愛情の深さを物語っていると思うのだけどどうでしょう。<br><br>（11）<br>ＢＢには敵対勢力があり（州警察、グッド・オール・ボーイズ、イリノイ・ナチ、謎の女等）、それらとの摩擦を通してダイナミズムを増していく。<br><br>ＢＭには敵対勢力があり（巨大勢力アイドル、メタルエリート、批評家、無理解な奥さん等）、それらとの摩擦を通してダイナミズムを増していく。<br><br><br>…ここまで共通点を色々並べたけれど、次のは取っておき。これ、ぐうの音も出ないと思うよ。<br><br><br>（12）<br>ＢＢは神のお告げにより音楽活動を行った。<br><br>ＢＭは神のお告げにより音楽活動を行っている。<br><br>※ＢＢの続編がさらに神がかった展開になり、終盤がまさにＢＭのような宗教的祝祭そのものになっていたことも付け足しておきます。<br><br><br>どうですか。偶然にしてはちょっと出来過ぎてるので気持ち悪いくらいでしょう。探せばきっともっと沢山の共通点が出てくると思うよ。どうしてこれほどまでいろんなことが一致しているのか…。コバメタルがPerfumeの方法論を意図的に再利用しているのは知られているけど、ブルースブラザーズを模倣しているなんて聞いたこともないし、アーティストモデルとしてもビジネスモデルとしてもアイドルが意図的に真似る理由がどこにも見当たらない。ただ、実は両者の作り手側にも共通することがあって、それは好きなことをやりたい放題やってるということなんだよね。その振り切った面白さが両者を近づけたのかなぁ。まぁたぶん、ダン・エイクロイドとコバメタルが似た者同士ってことなんだろうね。<br><br><br>最後にもう一つ。1978年発表のＢＢのアルバムの邦題『ブルースは絆』。中元すず香卒業後、2013年度のさくら学院のアルバムのタイトル『絆』。</p><p><br></p><p>追記</p><p>本文をアップしてから8年余りが経過し、ブルース・ブラザーズとBABYMETALの決定的な『違い』が露呈してしまったことを記しておきます。</p><p><br></p><p>BBはネオナチ(イリノイナチス)を軽蔑し、橋から川へはたき落とした。</p><p><br></p><p>BMはネオナチ(高市早苗)に迎合し、自らの番組にゲストとして呼び、"メタ友"として持ち上げた。(ただしプロデューサーの意向であり、本人たちの意思は不明)</p><p><br></p><p>この違いはあまりにも大きいです。ちょっと残念…<br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/doubleslitexperiment/entry-12351651686.html</link>
<pubDate>Sat, 18 Nov 2017 22:08:18 +0900</pubDate>
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