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<title>あるおデブの一生</title>
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<title>全面降伏内閣</title>
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<![CDATA[ 先日、菅内閣が発足した。自ら名付けて「奇兵隊内閣」。<br><br>幕末の長州藩の勤王の志士として著名な高杉晋作がこしらえた非武士による諸部隊を総称して奇兵隊と呼んだ。<br><br>筆者の目から見て、菅内閣との類似点は全くないと言って良い。第一、首領の心構えというか気合いが全く違うと思う。藩の幹部主流派に抗し、さらには幕府と一戦を構える意気込みを有し、さらには欧米列強とさえ事を構えても良いという腹の据わった高杉と「なりたい、なりたい」ばかりの菅とを比べること自体が不当である。<br><br>しかも、大衆受けのみを狙ったのではないかと思ってしまう軽薄な顔ぶれには全く「残念」の一言。<br><br>それはさておき、鳩山内閣が倒れる原因だったはずの「沖縄の基地を少なくとも県外に移す」という約束を守らなかった問題は、約束を反故にしたままで「すまし顔」。財政破綻の原因は「官僚の無駄遣い」であったはずが、いつの間にか「消費税が低すぎるため」に変換、政治主導を貫くはずが「官僚と協調」になってしまっていた。<br><br>その他、児童手当もしかり、ガソリン税もしかり、高速道路料金もしかり、民主党のマニュフェストは今や「ウソの万博」状態になった。なんでやねん、ほんま。<br><br>ずっと前から続いていて、誰でも知っていたはずの鳩山さんの「贈与税の脱税問題」が突然出てきたり、、今までは何も言われなかったのに突然小沢さんの秘書が逮捕されてしまったり。びっくり続き。しかも、何故か事件の内容は全くと言って報道されず、もっぱら「政治と金の問題」がどうのこうのと、何とかの一つ覚えのように繰り返し繰り返しあらゆるメディアを通じて言われる。<br>大衆は事件の中身を全く知らないまま。ただただ「あの顔はきっと悪だろう」という偏見をフル活用しての小沢たたき。「容疑」の内容を聞けば誰しも「因縁付け」だと感じるはずなのにである。<br>しかも、念の入ったことに「匿名の告発者」によって開かれた検察審査会が、検事をやめて弁護士をしている人の指導助言のもと「絶対権力者」なる用語まで用いて小沢を「起訴相当」としたのだからすごい。<br>何処の世界の絶対権力者が行政機関の一部に過ぎぬ検察に取り調べを受けたりするのであろうか。笑止笑止。さらにまた、中国首脳の天皇陛下への謁見申請が、官僚が定めた期限を守っておらず「不敬である」とたたかれてしまった。小沢の正当な憲法解釈の披瀝がさらに右翼の皆さん方の反発を食ってしまう始末とあいなったのである。<br><br>と言うわけで、如何に鈍感な民主党の皆さん方も合衆国の情報政治工作のにおいをかぎ取ったのであろうか、今まで従順な「ポチ」をして長期政権にあぐらをかきまくってきた自民党にならえとばかりに、「対米無条件全面降伏」して属国路線をばく進することし、陛下の権威を背後に頂く官僚様たちにも「土下座」し、さらには彼らの進める新自由主義にも「全面屈服」することにしたようである。<br><br>その結果、前内閣が倒れた原因の「日米合意」を遵守し、郵政法案を廃案にし、さらには静養に出かけた陛下のために組閣をおくらせたというわけである。真にもって、お利口ちゃんな姿勢であると言わざるを得ない。「せっかく手にした権力、放してなるものか！」と言うわけだ。しかし、釈迦の手のひらの孫悟空と同じ、合衆国の手のひらの上の、弱者に空威張りするだけの権力者にすぎないのではないか。<br><br>残念ながらこれでは、奇兵隊内閣どころか、対米、対官僚、対新自由主義、三方全面降伏内閣としか言いようがないではないか
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10561667485.html</link>
<pubDate>Sun, 13 Jun 2010 07:21:52 +0900</pubDate>
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<title>小沢さん　負けるな　虫けら　ここにあり</title>
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<![CDATA[ <div class="article-body-inner">あからさまな検察ファッショにも何も感じず、検察の操り人形にして旧勢力の走狗であるマスコミの実態も知らず、彼らにまんまと踊らされている衆愚は、なんと検察を54％が検察を応援しているらしい。<br><br>田中角栄が米国の差し金で陥れられた事実を知らないのかな。（もちろん5億もらったのは事実でしょうが、事実の発覚の仕方が通常の脳の働きを持つ人なら「謀略」以外考えられない筈。）<br><br>まあ、そこまではいつものことで驚くに足りない。しかし、さすが！と言うべきか、ほとんどが教養も経験も定見もない上滑りのパーフォーマンスと格好付け野郎ばかりの民主党の腰抜け議員たちは、「小沢と心中はまっぴらごめんなすっておくんなさい」とばかりに浮き足立っているそうだ。まあ、これもマスゴミ情報なので真偽のほどはわからないが、さもありなんというのが正直な気持ちである。<br><br>犬畜生とさげすまれるお犬様でも世話になった恩は忘れないぜ！、先生方。恩知らずに他人の痛みがわかるとも思えないし、仁義も守れない奴が倫理を理解できるわけはない。<br><br>先生様方、ちっとは、腹をすえ、腰を据え、堂々と敵と渡り合ったらどうですか。<br><br>一茶ならぬ虫けらに過ぎない筆者ですが、応援していますよ、小沢さん。 </div>
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10442713856.html</link>
<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 21:30:31 +0900</pubDate>
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<title>そもそも</title>
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<![CDATA[ <p>小鳩内閣の支持率が下がっているそうな。理由は「政治と金」だそうな。</p><br><p>しかし、そもそも、彼らが何をしたのか言える大衆は少なそうである。鳩山は、贈与税の脱税なので比較的簡単であるが、小沢は何をし、その何処が何故いけないのかを説明できる大衆はほとんどいないであろう。</p><br><p>ゆとり教育の甲斐あってか若い世代にも増殖する衆愚。衆愚をもてあそぶマスゴミ。マスゴミを操る旧勢力とその走狗。</p><br><p>小鳩勢力内部も衆愚だらけで、こりゃまたこれで大変なときに何をやってんだかこの国は。</p>
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10442041459.html</link>
<pubDate>Sun, 24 Jan 2010 23:07:28 +0900</pubDate>
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<title>小沢vs検察</title>
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<![CDATA[ <p>またも出ました「政治と金」のスキャンダル！！踊るマスコミ、操る検察、そして背後に控えし黒幕は？！</p><br><p>「政治と金」。もう飽き飽きした。政策や政治理念のぶつかり合いでは大衆は大して反応しないが、スキャンダルには敏感に反応するというのが残念ながら現実である。と言うわけで、小沢vs検察の闘争を分析してみた。</p><br><p>小沢幹事長は職務権限がなかったのだから贈収賄にはあたらない、だから何のやましいところはない、単なる記載ミスに過ぎないという理論である。これに対して、検察は贈収賄を構成しない金銭授受を罰する法的根拠がないので、形式犯でも重罰を科すということらしい。</p><br><p>要は、政治家の周辺でおかしな金が動くことを、形式犯という形で防ぐという有り難い検察官様の「お節介」らしい。有り難すぎて涙が出てしまいそうである。</p><br><p>しかし、それにしても検察からマスコミへのリークは今までになくすさまじい。「取材源の秘匿」はマスコミの生命線であるから「検察がリークしたという証拠がどこにあるのか」と居直られれば逆に非難されかれず、結果、検察は自由自在に情報操作が可能というわけである。</p><br><p>職務権限がない「一般人」が何かを依頼されてお礼に金品をもらうことはいわば当たり前である。しかし「政治家」は話が別というのが検察の正義と言う奴なのかもしれない。しかし、そこまで言えば日本は自由の国ではないような気がする。政治家より強い社会的影響力を持つ人はたくさんいるわけで、その人たちの口利きならOKなのであろうか。どちらも弱者にとっての影響は同じであると思うのであるが。</p><br><p>しかも、今までは全くおとがめなしであったものを、ある日突然、検察の気が変わったので罰するというのでは安心して社会活動が出来なくなる。数々の冤罪が証明されている現今にあっても、国民大衆は「検察＝正義」「政治家＝悪」というステレオタイプに染まりすぎている気がする。政敵や邪魔者を「犯罪者」に仕立てるというのは古今東西の権力闘争の常套手段であることも心にとどめるべきである。</p><br><p>今回の事件、要は検察官が自分たちが「不当」と考える政治情勢に「犯罪捜査」の名目で影響を行使しようとしているのではないか。勘ぐるなら「官僚主導ではなく政治主導とはけしからん」とか「外国人参政権とは何事だ」とか「米国離れはいけない」はては「中国寄りもいけない」等々という検察の本音の「正義」があって、そのためにマスコミを使って世論を操作・誘導しようとしているような気もする。</p><br><p>小沢氏の金銭授受は政治家としての道義的・倫理的問題なのだから、それは政治的に解決すべきであり、国民が自分の頭で判断すべきであると思う。<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10438080914.html</link>
<pubDate>Tue, 19 Jan 2010 21:07:02 +0900</pubDate>
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<title>貧乏人は麦飯を食え</title>
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<![CDATA[ <p>池田勇人首相の名言である。</p><br><p>物心ついた頃、テレビで池田勇人の葬儀を中継していた。なにやら嬉しそうな顔をした人がいたので、「この人、人が死んだのに嬉しそうな顔してるね」と言うと、周りの大人が「そりゃそうよ。次は自分が総理になれるんだから」と言った。そしてその方はものすごーく長期間総理大臣をやった。おかげで総理大臣が選挙で選ばれるなどと言うことは相当の期間知らずにすんだ(苦笑)。</p><br><p>それはさておき、筆者が物心つく前の総理である池田勇人は「所得倍増」を掲げて高度経済成長の先鞭を付けた人である。その総理がはいた名言が「貧乏人は麦飯を食え」である。今の麦飯は健康に良いとか言って米飯より高いかもしれないが、当時「麦飯」と言えば米の食えない人の代用主食である。</p><br><p>この言葉を初めて知ったとき、筆者は「貧乏人をバカにしている」と思い、我が祖父母に言ったところ、じいさん、ばあさん異口同音に「そうではない、実に正しい言葉だ」と強調した。いぶかしがっていると「貧乏人が贅沢したら、ますます貧乏になってしまうだろう」との説明。</p><br><p>池田総理が如何なる真意で上記の言葉を言ったかは知らないが、じいさん、ばあさんの言った意味ならばまさしく至言と言うべきだろう。</p><br><p>逆にお金持ちには是非とも贅沢をしてもらわなければ困る。そうでなければ金が天下を回ってこない。それではまたしても貧乏人は往生する。</p><br><p>「貧乏人は麦飯を、金持ちは贅沢を！！」</p><br><p>これこそ、生まれたときから貧乏一筋に歩んできた筆者の願いである。</p>
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10435032992.html</link>
<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 20:26:54 +0900</pubDate>
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<title>筆談ホステス</title>
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<![CDATA[ <p>珍しく民放のドラマを見ました。構成され脚色されたフィクションとはいえ感動しました。特に、聞こえない子を最初にホステスにしたママにもっとも感動しました。</p><br><p>テレビには出てこない嫌なこともたくさんあったはずですが、意志の力と言葉の力の偉大さを改めて感じさせる良いドラマだと思います。</p><br><p>筆談ホステスを演じた女優さんの演技力にも感心しました。</p><br><p>最後に、一度で良いから銀座のクラブで飲んでみたいです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10431395732.html</link>
<pubDate>Sun, 10 Jan 2010 22:59:53 +0900</pubDate>
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<title>貧乏人が支える貴族ブランド</title>
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<![CDATA[ <p>外国旅行につきものと言えば「買い物」、それも免税店で所謂ブランド品を買いあさるのが日本人の旅行の定番である。添乗員やらガイドやらが、特定の店とつるんで（提携して）観光客に買い物をさせリベートを頂くというのがツアーの決まり事である。</p><br><p>ブランド品の正確な定義は知らないが、高級ブランドはたいがいヨーロッパの王侯貴族の御用達のようである。パリの高級ブランドの本店に行くと偉そうな店員様が日本人を鼻であしらう風景がよく見られるが、その出店である各国のショップの定員も雇われ人の分際で気取った奴や態度が横柄なのが多い。まるで「本来は王侯貴族のお使いになる品だが貴様らにもお情けで売ってやるわい」と言わんばかりである。</p><br><p>しかし、いくら貴族でも、そうそう不必要なものを無限に買うわけではないから、売り上げの大半は「一点豪華主義」の庶民から頂いた銭だと推測する。</p><br><p>つまり、王侯貴族ブランドを経済的に支えているのが、店員から偉そうにされながらも有り難くブランド品様を買わして頂いている貧乏人どもという仕組みなのである。悲しくも滑稽としか言いようのない現実である。</p>
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10429052051.html</link>
<pubDate>Thu, 07 Jan 2010 20:42:30 +0900</pubDate>
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<title>民主党内の権力闘争なのか？</title>
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<![CDATA[ <p>小沢幹事長が東京地検特捜部から任意聴取を要請されたとの報道が喧しい。つい先頃まで鳩山総理の「贈与税逃れ」が報道されまくっていた。いずれも「今更何で？」という事件ばかり。</p><br><p>筆者も最初は、自民党とその息のかかった警察・検察・マスコミが結託して民主党に対して権力闘争を挑んでいるのかと思っていたが、最近の動きから、どうも民主党内部の闘争ではないかと思うようになった。</p><br><p>こんなことを書くと多くの善男善女から「何を根拠に」とか「陰謀論に過ぎない」とか言われそうだが、一市民に過ぎない筆者が「証拠」だの「根拠」だのをつかめるわけはなく、歴史に学び歴史に鑑みて推測する以外にはない。</p><br><p>実は、政敵を刑事事件で陥れる手法は古今東西の常套手段であり、それを防ぐために設けられた刑事裁判の原則こそ「疑わしきは罰せず」の原理なのである。</p><br><p>小沢vs鳩山、いずれが勝者となるのか見物である。</p>
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<pubDate>Wed, 06 Jan 2010 20:50:44 +0900</pubDate>
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<title>痩せも腹一杯食べる・・・・腹八分目のウソ</title>
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<![CDATA[ <p>筆者は現在肥満であるが、若い頃には痩せすぎに悩んでいた。そして、その頃は満腹感を感じるまで食べていた。今は「我慢して」腹９．５分目にしている。人間我慢や無理は長続きしない。まして、腹八分目など継続可能性は皆無と言っていい。</p><br><p>今日の民放テレビで、「野放図に食べ過ぎた結果太った」女性のダイエット作戦をやっていた。いつものパターンであるが、さすがに気がとがめたのか「ＤＶによるストレス」が最初の原因であるともとれる内容もちょろっと放送していた。しかし、基本「デブ根性なし説」の垂れ流しである。</p><br><p>「食べたから太る」ときめつけ「太っているから食べざるを得ない」面など全くお構いなし。これじゃまるで肥満者に対する人格攻撃である。うんざりする、非科学の精神論万能主義の垂れ流しである。</p><br><p>今の世間では、政治家がもされているし、あろう事か不勉強な医者までもこれに同調する有様。これも、実証抜きで代替医療を盲信する大衆の増加と同じく科学力の低下の成果なのかもしれない。</p>
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<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 21:28:37 +0900</pubDate>
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<title>「デブ根性無し説」のウソ</title>
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<![CDATA[ <p>現在「生活習慣病」のもとといわれている「メタボリック・シンドローム」、中でもその中核症状である「肥満」退治が国家的に、莫大なお金を使って進行中である。「特定健診。特定保健指導」というあれである。健康保険の「胴元」である健康保険組合などの保険者が被保険者に「メタボ健診」を行い、引っかかってきたおデブちゃんを対象に「お説教」をして「真人間生活」を送らせようというものである。</p><br><p>肥満者は「運動もせずに、大飯を食っている」だらしのない生活をしているのだから、もっと根性を出して「食う物を減らし、しっかり運動しなさい」という理屈だ。</p><br><p>要するに、肥満者は意志薄弱な情けない人間だというのが大前提である。</p><br><p>果たして実際の所そうなのかといえば、厚生労働省ご自身が肥満などの「生活習慣病」の英訳をlife-style related desease（生活様式関連病）としているように、生活習慣だけでデブになるわけではない。精神論万能の予防医学と違って、科学的な医学（？）では、いくつもの「肥満遺伝子」が見つかっている。おそらく、これからもドンドン発見されて行くであろう。もちろん、これも肥満関連遺伝子とも言うべきものであろうし、その肥満発症の強さも様々であろうが。</p><br><p>さらに、生活習慣そのものも個人の意思だけでどうにでもなるというものではない。昼間っからプールだの「ウォーキング教室」などに行ける者など世間に一体幾らいるのか。それどころか、リストラの恐怖で残業続き、いつ鬱になっても不思議ではないお父さん、単身赴任の親父さん、三交代勤務でくたくたの労働者、長距離通勤に職場の人間関係の軋轢などなど挙げればきりがない。</p><br><p>それでも仕事上体を動かせる職業ならまだしも、座ってなければ怒られたり投書がきたりのデスクワークのサラリーマンは、意識的に動かなければ運動不足になってしまう。しかも、子供の塾の送り迎えまでさせられた日には、深夜営業のフィットネスクラブでもなければ、運動不足の解消など不可能である。仮にそんなものがあっても、金がなければどうしょうもないし、明日の仕事もしっかり待ちかまえている。</p><br><p>通勤の際に歩いたり自転車に乗ったりするとかの工夫もあるにはあるが、歩道が整備されていなければ健康づくりどころか仏様づくりになりかねない。生活習慣のほとんどは自分の意思以外の社会的要因で決定されると言っても過言ではない。</p><br><p>ところで、若い女性の「摂食障害」と極端な痩せが大きな問題になっている。精神心理的な要因が大きいと思われてはいるが、詳しい原因は分からない。ただ、「痩せた女性をよしとする」社会の目が要因の一つであることは否めないと思う。</p><br><p>今流行のメタボリック・シンドロームの中年おじさんを意志薄弱者と決めてかかる社会の目と、それをあおる保健行政や、したり顔の学者様達は、おそらく疲れ果ててただでさえ死にたいと思ってるお父さんたちに意志薄弱者の烙印を押し、結果、飛び降り自殺を図ろうとしている人の背中を押すことになるかも知れないことをご存じなのであろうか。<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/drnakai/entry-10426515573.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Jan 2010 13:46:53 +0900</pubDate>
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