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<title>1992</title>
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<title>33℃</title>
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<![CDATA[ 2017年5月31日。<div>ネバーランドへライブを見に行く途中、早く着いたので公園で時間を潰している。イヤホンを忘れてしまったので音楽も聞かずただ椅子に座っている。風が気持ちよくて、葉と葉が擦れ合う音が聞こえる。近くの駅から微かに漏れるアナウンスの声、電車の音。向かいに座っている中国人観光客のよくわからない中国語が聞こえる事以外はとても情緒がある。この前久しぶりに高校時代のバスケ部の友だちと飲みに行った。なんだか昔の絡み方を忘れてしまった。働いているあいつらとは何故かうまく話せなかった。お前金ないもんな、という冗談に上手く返答できなかった。雨が少し降ってきた。風がさっきより強くなった。葉の擦れ合う音もさっきより一段と強くなった。半袖じゃ少し寒い。動くのが面倒くさい。考えるのも面倒くさい。</div>
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<pubDate>Wed, 31 May 2017 17:01:32 +0900</pubDate>
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<title>汚いグラウンドの上</title>
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<![CDATA[ 5月20日土曜日。<div>汚いグラウンドの上、バンドマンは同じレーンを何周も何周も走り続ける。無我夢中で走り続ける。気がつけば汚いグラウンドから沿道で大観衆が応援している花道を走っている人もいる。変わらずグラウンドのレーンをずっと走り続けている人もいる。それでも走ることを辞めない人もいれば、馬鹿らしくなって辞める人もいる。同じレーンを走っている間、もしかして死ぬまでこのままずっとここを走ってるんじゃないかと怖くなることもある。それでも、きっといつか大観衆の中を走り抜けることができるはずだと信じて走り続ける。ゴールテープはたぶんない。走っている途中、突然不安に襲われることがある。全力で走っているはずなのに、自分だけ周りに置いていかれているような錯覚に陥ることがある。前が見えなくなって、前がどっちかわからなくなる。それでもただただ走り続ける。汚いグラウンドの上、バンドマンは同じレーンを何周も何周も走り続ける。</div><div>飲み会や打ち上げの帰り道、1人になった途端突然襲ってくるあの虚しさは日に日に大きくなる。朝までワープできるから、記憶がない方がまだマシだ。バイト終わりの帰り道、突然襲ってくるあの虚しさは250mlのアルコールに薄めて身体の中に流し込む。野心はないよりある方がいい。野心を持っている人間はギラギラと輝いている。虚しさは日常に溶け込んでいる。野心は人に宿り、走り続ける原動力になる。汚いグラウンドの上、バンドマンは同じレーンを何周も何周も走り続ける。</div>
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<pubDate>Sat, 20 May 2017 21:34:35 +0900</pubDate>
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<title>5番</title>
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<![CDATA[ 4月23日日曜日。<div>群馬へ向かう車の中。昨日電車でたまたま同級生の南と会った。南とは8年間ずっといっしょにバスケをしてきた。唯一小学校から高校までずっといっしょにバスケをしてきたやつだ。南はとにかくバスケが大好きで練習が終わってもずっと誰かを誘って一対一をしていた。中学の夏休みは毎日、朝から昼まで練習してそのあとタダで使える市民体育館に行って暗くなるまでみんなで一対一したりシューティングしたりしていた。どこかでバスケをしようとしたら必ず南もいた気がする。中学ではおれがキャプテン、南が副キャプテンをしていた。高校に入っても南は副キャプテンをしていた。おれはスタメンにすら入れなかった。南は最後の大会で県の優秀選手に選ばれ表彰されていた。自分に自信満々でいつも強気、勝気な南にどこか嫉妬していた。高校卒業ぶりに会った南は何も変わっていなかった。変わっていたのはあいつが警察官になっていたこと。しっかりした公務員だ。最寄駅はお互いあの頃と同じ。いっしょに帰りながら南の話を少し聞いておれの話を少しした。こういうとき、いつもおれは自分がどう思われているんだろうと気が少し小さくなる。大きく見える南に少しでも見栄を張ろうと自分のバンドの必要ない自慢をしようとしたけど、口から出る寸前でやめた。そのあとはバスケの話ばかりしていた。凄く懐かしかった。そのあとおれは自転車で1人家まで帰った。懐かしい気持ちになったから高校の頃聞いていた曲を聞こうと思って、Northern19を聞いた。今日対バンだったんだ、あのとき聞いていたバンドと。憧れだった人が今日おれらのイベントに出てくれて、しかもおれらのこと大好きって言ってくれてるねん、やばくない？ほんとはこれも南に言いたかった。口から出る寸前でやめた。まだまだ頑張ろうと思った。</div>
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<pubDate>Sun, 23 Apr 2017 13:19:44 +0900</pubDate>
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<title>バイト先の先輩</title>
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<![CDATA[ 3月30日木曜日。<div>大阪へ向かう電車の中。今日は暖かい。もう春だ。昨日はバイト先の居酒屋で4年間いっしょに働いていた先輩と入る最後の日だった。このどうしようもないダメな先輩は、おれは最初全然好きではなかった。仕事は適当、変にプライドが高い、常識がない、30歳にもなって居酒屋でアルバイトの現状維持。4年間プライベートで会うことは一度もなかった。あまり関わりたくなかった。でも何故か、バイトを辞めて昼の仕事につくと聞いたとき、凄く寂しかった。ついにあの先輩が大きな一歩を踏み出しちゃんとした仕事に就職しようとしている、応援しなくてはいけないのに、それよりも寂しいという感情の方が強かった。その先輩はとにかく優しかった。金がないおれに何度かご飯を奢ってくれた。休憩中、家から持ってきたカップ焼きそばを作っていると横からこっそり唐揚げを入れてくれた。思い返せば4年間ずっと不思議な距離感だった。寂しいと感じるのにはたぶん、あの先輩がいることでどこか安心していたというのもある。30歳でずっとアルバイトしているあの人もいる、おれなんてまだ全然大丈夫だ。きっとそう思っていた。酷い話だ。昨日はずっと、寂しいと感じるその感情の出所を探していた。こういう気持ちになるのは初めてだった。もうおそらくほとんど会うことはない。大して支障はない。今日は暖かい。もう春だ。あんなに待ち望んでいた春が来たのに、いざ冬の気配が消えると、少し寂しかった。</div>
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<pubDate>Thu, 30 Mar 2017 15:01:27 +0900</pubDate>
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<title>大晦日</title>
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<![CDATA[ 1月1日日曜日。<div>昨日は大晦日、いつもと変わらずバイトをしていた。前の年もその前の年も、今のバイト先に入ってからずっと大晦日は先輩が年越しそばを全員分作ってくれて、上がる前にそれを食べた。今回はおれが全員分の年越しそばを作って、そっか、もうそんな年齢になったのか、となんか不思議な気持ちになった。23時過ぎには上がった。いつもと変わらない。少し特別といえば、家で待っている母さんが奮発してすき焼きにしていたこと、年越しそばの海老天が少し大きかったこと、それらをおれが帰るまで食べてなかったことぐらい。いつもと少し違うだけで、すごく特別に感じた。</div>
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<link>https://ameblo.jp/drop-clock00dr/entry-12234301025.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Jan 2017 12:08:11 +0900</pubDate>
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<title>7人</title>
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<![CDATA[ 9月17日土曜日。<div>足柄SAで朝ごはんを食べた。今日は昼から東京で取材がある。21日まで東京にいる。</div><div>中学の頃のバスケ部の鬼顧問からFacebookの申請が届いていた。顧問のページへ行くと「家庭菜園 now」とか書いて野菜の写真を載せていた。nowとか使うな違和感がすごいから。</div><div>あのときバスケ部で一番やんちゃだった翔太はもう二児の父で来年にはマイホームをローンで購入するらしい。小学校から高校までずっといっしょにバスケしてきた副キャプテンの南は今警察官をしてる。走れるデブだったよしとは関西電力に勤めている。試合中にキレて相手のボール取るフリしてアゴにアッパーかましてた清家は徳島の大学院でずっと勉強してる。チーム1足が速くて負けず嫌いだった衛藤は何してるんだっけ、たぶんどこかで働いてる。よく家のリングで一緒に練習した吉岡は理学療法士を目指して勉強している。キャプテンだったおれは今ドラムを叩いてる。7人いっしょならどんなことでも乗り越えられると思ってた。みんなそれぞれの進み方で一生懸命生きてる。同級生の今の話を聞くとケツを蹴られる気持ちになる。負けてられない。</div><div><br></div>
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<pubDate>Sat, 17 Sep 2016 10:07:25 +0900</pubDate>
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<title>耳鳴り</title>
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<![CDATA[ 8月23日火曜日。<div>ホテルを出て高速を走る車の中、メンバー3人で新潟に向かっている。</div><div>初めてライブハウスに行ったときを思い出してみた。とても怖くて、薄暗さになかなか目が慣れなかった。帰り道初めての耳鳴りも少し怖かった。初めてスタジオで鳴らした感動もまだ覚えてる。かずまは買ってきたばかりのベースを初めてアンプに繋いで興奮していた。おれは横の譜面台に譜面を置いていた。耳で聴いていた大好きな曲を自分たちが演奏していることに興奮が止まらなかった、あっという間に時間は過ぎた。初めて鳴らした曲は3B LAB.☆Sの一期一会だった。</div><div>家の近くを歩くと蝉が道路で死んでいた。赤トンボが増えた気がした。涼しくなればまた散歩したい。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/drop-clock00dr/entry-12192949648.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Aug 2016 11:31:27 +0900</pubDate>
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<title>昔飼ってた犬</title>
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<![CDATA[ 6月15日火曜日。<div><div>今日は昔飼ってた犬について書く。たまにここにも出てくるけど、なんか書きたくなった。</div><div><br></div><div>昔は今みたいにケータイのカメラが優れてなかったから、みんなデジカメや写ルンですを持っていた気がする。うちもそうだった。母さんが少しいいデジカメを持っていて、しょっちゅう写真を撮っていた。だからうちには昔の写真がたくさんある。PCやiPhoneのデータじゃない、やっぱり紙の写真はなんかいい。</div><div>源太郎は4年前ぐらいに亡くなったんだけど、おれが3歳ぐらいの頃から16年ぐらい、ずっと一緒に暮らしていたから写真がたくさんある。あのときは何も思っていなかったけど、今思えば、毛並みはこげ茶色、体は柴犬より大きいぐらい、ザ、雑種、って感じの犬だった。雑種というか、野犬。もともと野犬で、ゲン(源太郎のあだ名)がまだ産まれたばかりの頃、たまたま公園で出会って、家までついてきたから父さんが母さんに頼んで、飼うことになった。普通に怖いって人もいるだろうなと思う見た目。でもゲンが世界で一番可愛い。絶対にそう。今でもそう。みんなきっと自分の家の犬が一番可愛い。今の彼女は犬が大好きで、ゲンの写真もほぼ全部見せた。可愛いと言ってくれる。本当に会わせたかったといつも思う。</div><div><br></div><div>4年前のある日、おれは居酒屋のバイト終わりで家に着いたのは24時過ぎだった。その日は台風が近づいていて、雨も風も強かった。ゲンはいつも夜中は外の庭で寝るんだけど、年老いてからは、雨や風が強い日は母さんがゲンを玄関にいれて、そこで寝ていた。その日もやっぱりゲンは玄関にいた。うちの玄関はけっこう広い。まだ寝てなかったのかおれが帰った音で起きたのかはわからないけど、ゲンは顔を床に伏せたまま上目遣いでこっちを見ていた。頭を撫でて、おれは風呂に入ってすぐに寝る準備をした。次の日は朝から大学の授業があった。風呂を上がってドライヤーをしているぐらいの頃から、ゲンがずっとクゥーンクゥーンと寂しそうな声で鳴いていた。夜中にそんな風に鳴くのは珍しかった。どうしたんだと思って横にいって頭を撫でると鳴きやんだ。鳴きやんだから、二階の自分の部屋で寝ようと思い立ち上がって階段を上ろうとすると、またこっちを見ながらクゥーンクゥーンと寂しそうに鳴いた。そのとき嫌な予感がした。19年生きてきて、初めて、漫画やドラマで見るような、謎の第六感、"嫌な予感"がした。おれは階段を下りてゲンの横に座り、頭を撫でた。しばらく撫でているとゲンは安心したのか、いびきをかいて寝だした。今日はこのままゲンの横で寝ようかなと思ったが、そのときゲンは弱っていたのもあって、体にダニがたくさんついていた。血を吸って豆みたいに大きく膨らむやつ。おれはゲンの横で寝ているうちに、その大きなダニが自分のところへ来て血を吸われたら嫌だし、何か感染したらもっと嫌だし、やっぱり玄関じゃなくてベッドで寝たいというなんとも自分本位な考えが強く出て、大丈夫だろうと思いそっと立ち上がって二階に上がった。ゲンは安心しきったような顔をしてぐっすり寝ていた。</div><div>その次の日の朝、ゲンは亡くなった。</div><div>触れると体はすでに固まっていて、冷たかった。</div><div>父さんと母さんは仕事を休んだ。おれとあかりも学校を休んだ。知り合いに紹介してもらってペットを埋葬できる施設に行き、そこで焼いてもらい、骨だけ持って帰った。</div><div>なんで昨日、ゲンの横で一緒に寝なかったんだろうとしばらく後悔した。</div><div><br></div><div>生まれて初めて"嫌な予感"が当たった日だった。</div><div><br></div><div>写真があると、記憶から消えることはない。写真の良いところでもあり悪いところでもある。</div><div>家族みんな、ゲンが大好きだった。</div><div>もし夢に出てきたらどんな遊びをしようとか、妄想を膨らます。</div><div><br></div></div><div><br></div><div><div id="EB84E6FF-AB8F-4146-9771-9CA4A007F29F" style="text-align:left"><br></div><br><br></div>
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<pubDate>Wed, 15 Jun 2016 20:33:09 +0900</pubDate>
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<title>桜花</title>
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<![CDATA[ 4月5日火曜日。<div>原付に乗っていつもの交差点を信号待ち、目の前を大きい車がゴォッと通った。信号の隣に咲いていた桜の花びらが少し散った。しばらく見ていると散らなくなった。また大きい車がゴォッと通った。また花びらが散った。こんな少しの風でも散ってしまうぐらい桜は弱いのかと、少し驚いた。</div><div>今はスタジオ終わり、帰りの電車の中。相変わらずこの時間の電車は酒臭くて生暖かい。良い気はしない。顔を赤くして隣の人の肩にもたれながら寝ているサラリーマンを見てふと、これからのことを考えた。</div><div>こういうときは決まって、父さんが好きだった曲を聞く。聴く音楽は自分で決める。聴きたい音楽を聴く。</div><div>木曜日は雨らしい。弱い桜はたぶん半分ぐらい散ってしまう。</div>
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<pubDate>Tue, 05 Apr 2016 23:17:28 +0900</pubDate>
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<title>灯火</title>
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<![CDATA[ 2月25日木曜日。<div>大阪に向かう電車の中。ツアーがこの前終わった。ファイナルには、東京のたくさんの仲間たちが来てくれた。それが一番嬉しかった。奈良のバンドが東京でファイナルをして、たくさんの仲間が見に来てくれる、少し前までは考えられなかった。でもやっぱり、客だけで埋めたかった。</div><div><br></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">このツアーで強く思った、人と人との繋がりを超えるものはない気がする。上辺だけの、ツイッター相互フォローしてなきゃ崩れ去るようなそんな関係じゃない。</span></div><div><br></div><div>ついこの前、京都でピアノガールのレコ発に出た。LONEもいっしょだった。この3バンドでいっしょに出たライブハウスはめちゃくちゃ多い。いっしょに全国を駆け回った。2年前の夏。ただの青春だった。また、このメンバーで、ツアーに回りたいと強く思った。</div><div><br></div>
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<pubDate>Thu, 25 Feb 2016 10:59:40 +0900</pubDate>
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