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<title>ビセンで漫画家になりたいって甘いですか？</title>
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<description>漫画家志望の高校生の漫画一色の日常</description>
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<title>その5 ビセンとの遭遇</title>
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<![CDATA[ <p class="MsoNormal">美術部の黒田さんが言ってた謎のキーワード「ビセン」。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">僕はその意味をつきとめるためにスマホを取り出した。とりあえず「ビセン」を検索してみよう。すると、検索の上位に学校らしきもののホームページが出て来た。これか、大阪美術専門学校、略して「ビセン」。よく見ると札幌の美術系専門学校でも「ビセン」があるし、美容系の専門学校の「ビセン」もあった。考えてみれば略称が「ビセン」の専門学校は多そうだが、黒田さんの言ったのは大阪美術専門学校の「ビセン」で間違いないだろう。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">ホームページを開いてみる。「夢と仕事をつなぐ場所」というフレーズが浮かんだ。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">なるほど、専門学校というのはストレートに就職を意識しているのだな。学科はまず大きく2つに分かれていて、3年制の総合デザイン学科と2年制のコミック・アート学科がある。同じ学校の中で2年で卒業する人がいれば3年で卒業する人もいる。学校というものは、みんな一緒に入学してみんな一緒に卒業するものだと何の疑問も持っていなかったけど、専門学校ではこういうこともあるのか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">総合デザイン学科はグラフィックデザインとかデジタルデザインとか、いわゆるデザイナーになるための学科。僕が関心があるのは当然コミック・アート学科。こちらは絵を描いたり陶芸をしたりという、いわば「作家」を育てる学科みたいだ。学科名が「コミック・アート」って漫画と芸術をくっつけているのが漫画家を目指す僕としては気持ちがいい。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">マンガコースはもちろん漫画の描き方を教えてくれる。デッサンからストーリー構成、ネームの描き方、デジタルの使い方もある。実は僕は今のところ100％手描きで漫画を描いているのだけれど、プロになるにはデジタルを知っておきたい。けど、パソコンに詳しい人はたくさんいるものの、漫画で使うソフトを実践的に教えられる人は漫画家かそのアシスタントだろうし、当然身近にはいません。学校で教えてくれるなら言うことなしだな。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">別の日、昼休みに黒田さんが<span lang="EN-US">1</span>人でいたから話しかけてみた。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「ビセン、調べてみたよ」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「え、何だっけ？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「漫画とか教えてくれる学校。ビセンとか行けばって言ったじゃん」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「ああ、あれか。美術部の先輩でビセンに行ってる人が何人かいてね。その人たちは油絵とかデザインのコースだけど、漫画のコースもあるって言ってたから」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「他の専門学校も調べたけど、大阪で漫画の技術を教えてくれるところはそうたくさんないみたい」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「かもね。アニメは結構あるけどね。ビセンどうだった？行ってみたの？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「まだホームページ見ただけ。でもかなり実践的な授業内容だってことは分かった」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「それが専門学校の良いところよね」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「黒田さんは芸大なんだよね？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「うん、私はとことんまで絵を描いて、じっくり美術の勉強をしたいから。さすがに絵描きで食べてはいけないだろうから、美術の先生になって趣味で描く」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「そうか、教師は大学に行かないとなれないものな。大学と専門学校の違いって何なんだろうな。期間が2年か4年かは置いといて」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「大学は総合的に教養を身に付けるところかな。もちろん学科にもよるだろうけど、研究とか学問をするところだと思う。専門学校はすぐに仕事で活かせる技術かを学ぶところじゃない？デザイナーみたいな専門職で就職しようと思ったら、4年制大学でデザインの意義や歴史を学ぶより専門学校のほうが実践的だと思うよ」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「たしかに。ビセンのホームページを見てそれは思った」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「あとね、ビセンに行った先輩が設備はすごくいいって言ってた」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「設備って、パソコンとか？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「それかなり大事だって。パソコンもソフトもしょっちゅう新しいものが出るけど、学校は毎年買い替えるわけにいかないじゃん。だから学校によっては10年以上前のパソコンやソフトを使ってて、学生が自腹で最新のを買って勉強してるところもあるって」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「うわ、それはやばいな」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「オープンキャンパスに行って自分の目で確かめてきたほうがいいよ。設備がどうかなんてネットで調べても出てこないから」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">なるほどな。もっと早くに黒田さんに相談しておけばよかったかもしれない。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">だけど、クラスメートを見ていると、女の子のほうが進路については真剣に考えているように見える。男どもは毎日バカなことを言ってふざけているだけで、全然子供だな。こんなことで優越感を感じても仕方ないけれど、僕は今、自分の人生をしっかり考えている自分がほんの少し誇らしい。（なんてな）</p><p class="MsoNormal">&nbsp;</p><p class="MsoNormal">&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/ebizo2026/entry-12981630825.html</link>
<pubDate>Thu, 15 Oct 2026 11:10:24 +0900</pubDate>
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<title>その4 独学の限界</title>
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<![CDATA[ <p class="MsoNormal">漫画の技術、要するに画力とストーリーの構成力だけど、どうやって上達すればいいのか。もやもやしつつ学校で島っちと漫画の話をしていたら、同じクラスの黒田さんという女の子が話に割り込んできた。彼女は美術部なので絵が上手い。美術の授業の課題で描く絵は、客観的に見て僕より上手いと思う。いい機会だから絵の上達方法について聞いてみた。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">「黒田さんは絵が上手いよね。どこかで習ってたの？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「うん、小<span lang="EN-US">4</span>から中学校卒業まで絵画教室に行ってた」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「そうなんだ。そこではどんなことを教わるの？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「まあ子供相手だから基本は自由に描かせて『よくできましたー』みたいな感じだけど、本格的にやりたい子にいろいろ教えてくれたよ」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「技術的なこと？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「それよりもっと基本的な知識かな。色相環とか美術で習ったでしょ？あんなのとか、どういう構図が良いかとかね。学校では絵の基本なんてほとんど教えてくれないじゃん。だから上手な子もほとんど勘というか、本人のセンスだけで描いてる感じよね。」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">すると、島っちが口をはさんだ。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「音楽もそうだよな。学校って基礎的なことを教えずに俺らに歌を歌わせたりするけど、コードとか音楽理論も俺は知りたいんだよね」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「そうそう！基礎ってすごい大事なの」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">「じゃあさ」と、僕はやや食い気味に黒田さんに質問していた。そこがまさに僕の悩んでいるところだからだ。「絵の上達はとにかくたくさん描くことって言われがちじゃん。でも基礎を知らずに量ばかり描いていたらどうなると思う？上手はならないかな」。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">黒田さんは「うーん」と少し首をかしげて答えた。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「かもね。誰かに教わるってすごく大事だもの。島っちは音楽の例を出したけど、楽器の演奏で一流の芸大に行くなら一流の先生に教わらないとダメ。絵だって、趣味で描くだけならいいけど、きちんと上達したいなら良い先生についたほうが良いと思う。私は芸大の受験対策で美術部の顧問の先生にデッサンを見てもらってるし、学校の外の画塾にも通ってる」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「すげー、まだ高<span lang="EN-US">2</span>なのに」と島っちが声をあげた。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「もう高<span lang="EN-US">2</span>よ」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">なるほどそうなんだ。考えてみればフィギュアスケート漫画の『メダリスト』もスケーターの女の子とコーチが二人三脚でメダリストを目指すストーリーだ。僕がコーチを探すとしたら、やはり学校になるのだろうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「こいつさ、漫画家目指して専門学校か大学に行こうかって考えてるんだぜ」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">こら島っち、いらんことを言うな。でもそれを聞いた黒田さんはごく普通に反応した。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「へえ、いいかも。漫画だって基本があるだろうし、それを勉強するために学校へ行くのは良いと思うよ。そっか、それでさっき基礎を知らないで描いてばかりなのはどうかって聞いたんだね。学校ってちゃんと決まった年数で必要な知識を教えるようにカリキュラムができてるわけでしょ。それって、独学だったらやみくもにやって<span lang="EN-US">5</span>年か10年かかることを<span lang="EN-US">2</span>～<span lang="EN-US">3</span>年で確実に身に付けられるってことだし、価値あると思うよ」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">なるほど、たしかにそういう考えはあるな。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「ありがと。参考になった」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「よかったら美術部に入ってよ。絵の基本なら教えてあげるよ」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「まあでも、僕は漫画だから」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「漫画ならビセンとか行けばいいじゃん」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「何それ？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「美術の専門学校。それよりどんな漫画描いてるの？見せてよ」</p><p class="MsoNormal">すると島っちがストップをかけるように手のひらを向けた。</p><p class="MsoNormal">「あ、俺が一応正規のアドバイザーとして最初に読ませてもらうんで、黒田はその次な」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">ストーリーは島っち、絵は黒田さんに感想をもらえれば良いかもしれない。どちらもそれなりに見る目を持っている。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">でも島っち、僕が漫画を描いていることは黙っているという約束を完全に忘れてるんじゃないか。ほっとくと誰かれなく喋ってしまいそうだ。釘を刺しておかないといけないな。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">あとビセンって何なんだろう・・・。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p>
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<link>https://ameblo.jp/ebizo2026/entry-12979181688.html</link>
<pubDate>Fri, 18 Sep 2026 15:30:00 +0900</pubDate>
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<title>その3 漫画は学校で習うものなのか</title>
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<![CDATA[ <p class="MsoNormal">今週末、実写版映画の『ルックバック』が公開なんですよね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">まあ、初日でなくてもいいけど観には行くつもりです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">漫画の得意な<span lang="EN-US">2</span>人の女の子「藤野」と「京本」の物語。小学校の卒業式で初めて顔を合わせた<span lang="EN-US">2</span>人は、一緒に作品を描いて投稿するようになり、順調に読み切りの雑誌掲載を果たし、出版社からは高校卒業後に連載を持たせてくれるという話をもらいます。喜ぶ藤野。でも京本は絵の勉強をしたいからと美大に進学、藤野は<span lang="EN-US">1</span>人で漫画家になって、そして…<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">紙の単行本はわずか<span lang="EN-US">142</span>ページ、<span lang="EN-US">1</span>巻で完結。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">だけど、何度も何度も読み返してしまう。ベタなたとえだけど、噛めば噛むほど味が出るみたいな感じ。今の僕にはとうてい描けない作品です（当り前じゃん）。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">漫画家って、別に資格があるわけじゃなし、自分は漫画家だと言えば漫画家。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">出版社から仕事を依頼されて、漫画を描いてお金をもらえればプロ。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">どうしたらプロになれるかというと、出版社から仕事を依頼されるレベルの、要するに「売れる」漫画が描ければいい。ただそれだけの話。だけどそんな面白い漫画をどうすれば描けるようになるのか。これが問題で、ここで「どうするか」が漫画家志望者の進路を分かつと思うんです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">そこで、「漫画家になるにはどんなルートがある？」と<span lang="EN-US">ChatGPT</span>に聞いてみました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">回答はこんな感じでした。</p><p class="MsoNormal">&nbsp;</p><p class="MsoNormal">１．出版社に持ち込み<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">２．漫画賞、新人賞に応募<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">３．<span lang="EN-US">SNS</span>作品を公開<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">４．漫画投稿サイトに作品を投稿<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">５．漫画家のアシスタントになる<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">６．専門学校、大学で勉強する<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">７．自分で同人誌を作って販売する<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">なるほどね、と思う前に僕は「ん？」と思いました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">1、2、3、4、7は、いかにして自分の漫画を出版社に売り込むかという方法論じゃないかと。つまり、すでに面白い漫画が描けていなければ話になりません。まだその段階にない人間はどうすればいいかというと、５か６でしょう。でも５は、ストーリーは作れなくても、最低でも絵は一人前でないと使ってくれるはずがない。そうなると、絵とストーリーを上達させるための場としてあるのは6、専門学校か大学ということになります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">まだ絵もストーリーも自信がない僕は学校に行くのがベターなのか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">学校で漫画を学ぶ。そういう道もあるということを島っちに話したところ、意外な反応が返ってきました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「えー？大学や専門学校で漫画を勉強するって？それ親がお金出してくれる？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「いや、まだ話してないから分からないけど」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「うちだったら絶対ムリだわ。そんなもん趣味だろって怒られるかもな。普通の４年制大学の文系の学部に入って、漫研とかで描くのはダメなん？」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「ダメってことはないけど、そこにお手本になるような人がいなかったら４年間ムダになるかもしれないじゃん」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「そこまで本気で漫画家になりたいってか」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「うん」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">「そりゃお前の人生だし俺がどうこういうことではないしな、まあ、うん、そういうこと」</p><p class="MsoNormal">&nbsp;</p><p class="MsoNormal">なんとも歯切れの悪い言葉で締めくくったけれど、要するに大学や専門学校に行ってまで漫画を勉強するというのは漫画好きの島っちにしても想定外だったということです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">まあね、『ルックバック』の藤野と京本じゃないし『バクマン』のサイコーとシュージンでもない。一緒に作品を作るわけじゃないんだから。何となく彼を同志のように思っていたけど、現実はそう何でも分かり合えるものではないってことか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">大事なことは、これが現実だとしたら僕の親に話しても島っちと同じような反応かもしれないということ。漫画に対する世の中の反応ってこういうものなのかもしれない。散々楽しんでおいて、それを真剣に目指そうとすると冷ややかな目で見るって、ちょっと変じゃないか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">そりゃあ学校以外で漫画を教われるならそこでもいいけど、どこがあるんだろう。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">今の僕には学校以外には思いつかないんだよな…。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
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<link>https://ameblo.jp/ebizo2026/entry-12978323319.html</link>
<pubDate>Thu, 10 Sep 2026 15:53:50 +0900</pubDate>
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<title>その2  心強いブレーンがいます</title>
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<![CDATA[ <p class="MsoNormal">初回は僕の簡単な漫画歴を書きました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">今回は友だちのことを書きます。高校の同級生で、本名を言うのもアレなので「島っち」とニックネームで呼びます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">実は、僕が漫画を描ていることを知っているのは家族以外では島っちだけ。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">自分から言わなければ分かるわけはないし、黙っています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">クラスのみんなに知られたって良いことはないし、変に漫画が描けると知られたら、文化祭のときとか「絵描いてくれよ」と引っ張り出されて仕事を押し付けられるのは見えているので。まあ、漫画賞に入賞したら言ってもいいですけど（おいおい）。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt">島っちがなぜ僕が漫画を描いているのを知っているのかと言うと、うかつにも僕が口を滑らせてしまったから。</p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt"><span lang="EN-US">2</span>回目の応募で編集者さんからメールをもらってウキウキしていた頃、学校の帰り道がたまたま一緒になり、つい自慢したくなって「俺、漫画賞に応募したんだけどさ」と喋ってしまったんです。島っちは「おお、マジか？すげー！」と驚いてくれて僕も満足だったんですが、直後に後悔が襲ってきました。こいつがみんなにしゃべったらどうしようと。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt">それで、すぐ「ゴメン、俺が漫画描いてることは誰にも言わないで」と懇願。今まで秘密にしてきた理由を話しました。すると意外にも、「なるほどな、分かった。誰にも言わない。その代わり俺には漫画描いたら見せてくれよな」と交換条件を出してきました。ちょっとムッとしましたが、ここでへそを曲げられても困るのでとりあえず了解。まあ、描いたって言わなければ分からないし、適当にごまかせると思っていたんです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt">そしたら「日曜日にお前んち行くから応募した漫画見せてくれよ」なんて言うじゃないですか。秘密を握られた弱みから承知してしまいました。でもこれが、結果的に良いほうに作用したんですよ。応募した作品はコピーを取っているのでそれを見せたら、「ふーん、たしかにアイデアは面白いけど意外性がないというか、ラストもなんかモヤっとする」と言うじゃないですか。くしくもそれは、編集さんのメールにも書かれていたことでした。「あとさ、絵に動きがなさすぎじゃない。人間が動くのを描くのがしんどいからこういうストーリーにしたんじゃね？」ムッカー、何でそんなことが分かるんだよ。その通りだ。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt">この男、意外に漫画を批評する目はあるのかもしれない。そう思いながら、僕の漫画を見せた後、部屋にあった単行本をネタにして好きな漫画とか作家の話をしました。僕は『鬼滅の刃』とか『進撃の巨人』とか、奇想天外な話が好きだと言うと、島やんは『スラムダンク』や『ハイキュー<span lang="EN-US">!!</span>』みたいなスポーツものが好きだけど、ビッグコミック系のサラリーマン向け漫画も読んでるし、転生ものやラブコメもチェックしているという。好きな作品のどういうところが好きなのか聞いてみると、ちょっとしたセリフにキャラクターの苦悩が感じられてグッときたとか、言うことがいちいちプロっぽい。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt">その日から、僕は学校でも島やんと休み時間なんかに漫画の話をすることが多くなりました。他人の感想を聞くのがこれほどためになるとは思いませんでした。以来、島やんは僕のブレーンとなっていろいろと僕に刺激を与えてくれているというわけです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal" style="tab-stops:358.0pt">今日はここまで！<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
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<link>https://ameblo.jp/ebizo2026/entry-12977019667.html</link>
<pubDate>Fri, 28 Aug 2026 10:00:00 +0900</pubDate>
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<title>その1  編集さんのメールからすべてが始まった</title>
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<![CDATA[ <p class="MsoNormal">今日からブログを始めます。大阪の漫画家志望の高校生です。あ、<span lang="EN-US">2</span>年生です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">漫画家になるということは小学生の頃には固まっていて、今は時間があれば漫画を読むか描くかどちらかの日々を送っています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">たぶんこのブログは僕の漫画趣味をつらつらと書くと思うんですが、高校を出たらどうするかという進路についても考えなといけないので、そういうことも書くことになるでしょう。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">親は大学に行かせたがっていますが、正直、僕にはその意味が分からない。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">大卒の価値というのは何となく分かるけれど、それより早く漫画家になって独り立ちしたいというのが本音です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">夢は、そうだな、まあやっぱり自分の描いた漫画がたくさんの人に読まれることかな。みたいなことを言うべきなんでしょうけど、正直な話、今はまずどこかの出版社の新人賞を取って、週刊誌で連載を取る以上のことは考えられません。連載を取ったら打ち切られないように毎週描き続けるだけ。それを聞いたらたいていの友だちは「そんなの楽しい？」と聞いてきますが、どうなのかな。楽しくはないかもしれない。でも漫画を描くってそういうことでしょう。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">夢はやっぱりアニメ化？と聞いてくる友だちもいます（そいつについては次回書きます）。もちろんアニメ化されればうれしいし、どんな声優さんが出てくれるのかなんて想像したらワクワクします。自分の漫画がアニメ化されて声優として出演するのが夢、なんていう人もいますよね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal">だけど今、僕はそんなことまで頭が回らなくて、とにかく手を動かして作品をストックしていきたいっていう、それだけです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">これまで漫画を最後まで描ききったのは<span lang="EN-US">2</span>作だけ。中学校の時に初めてペンを入れた漫画を描いて、賞に出しました。ジャンルはギャグ漫画です。出した時は、大賞は無理でも佳作くらいには入るんじゃないかと思っていましたが、僕の名前は入選者発表号のどこにもありませんでした。今思えば当然すぎるほど当然、下手クソで一人よがりで、よくこんなもの応募したなと恥ずかしくなります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">次作を描いたのは高<span lang="EN-US">1</span>、今度はストーリーものに挑戦しました。主人公の住んでいるマンションに怪現象が起こるというストーリーで、ライトな<span lang="EN-US">SF</span>ながら最後はちょっと笑わせるみたいなもの。今回も選外だったのですが、なんと！編集さんからメールをいただいたんです。ここをこうすればよくなるというところを具体的に指摘してくれて、最後に「入賞にはまだまだですが、他の応募作にはない着眼点が良かったです。あなたのセンスは磨けば光る可能性があります。次回の応募に期待します」なんて書いてあったんです。</p><p class="MsoNormal">&nbsp;</p><p class="MsoNormal">母親にこのことを言ったら「誰にでもそういうこと言ってるんじゃない？」なんて言っていましたが、もしそうだとしても僕はうれしかった。このメールがなかったら、漫画は趣味で終わっていたと思います。でもプロに褒められて、磨けば光るセンスがあると言われたら、それを活かさなければもったいない！と思うでしょう。思いますよね？もしプロになったら「このメールがすべての始まりでした」って言うつもりです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">それで、今はまた<span lang="EN-US">3</span>作目の制作にかかっているのですが、実はまだネーム段階で、内容もしっかりとは決まっていません。何度も書いては消しての繰り返しをしています。「これ面白いかな」というアイデアはノートにたくさん書き込んでいるんですが、どれも断片的なもので、ストーリーの柱になるようなものがないんですよね。3作目でネタ切れとは情けない・・・</p><p class="MsoNormal">まあでも、何としてでも今年中に必ず1本描き上げます。</p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p><p class="MsoNormal">とりあえず第<span lang="EN-US">1</span>回はこんな感じで。ではまた！<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
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<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 10:00:00 +0900</pubDate>
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