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<title>編集者の目</title>
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<description>出版社勤務の編集者が、手がけた本の話や日々の出来事を記します。たまに編集者（作り手）の視点から、書評を書くかも。</description>
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<title>お酒とベストセラー</title>
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ベストセラーの企画が立ち上がるのはじつは飲んでいる席で、というのは案外多い。自分が手がけた本を思い起こすと、最初に10万部売れた本も、その次に10万部売れた本も、酒席がきっかけとなって生まれたものだ。というわけで僕のように飲めない人間であっても酒席の機会とあらば頻繁に出かけていく。（ただ単に楽しいからでもあるが）今日の酒席ではちょっとした種まきができた。来年、収穫ができるようにしたいものだ。
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<dc:date>2009-11-23T02:51:56+09:00</dc:date>
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<title>言葉の力</title>
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編集者に必要とされる企画力、編集力、交渉力。それらは突き詰めて考えると結局、「言葉を使いこなす力」ではないか。経験を積み重ねるにしたがってそんなふうに考えるようになってきた。タイトルをつける力はその最たるもの。帯のコピーを書く力も、見出しをつける力も原稿をリライトし、最終形に仕上げる力もすべてがそうだ。「言葉を使いこなす力」なくして、決していい仕事はできない、と思う。「神は細部に宿る」とはよくいわれる言葉だが、言葉を磨き上げることに喜びを見出せる人は、編集の仕事に向いているといえる。著者を口説け
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<dc:date>2009-11-21T18:38:25+09:00</dc:date>
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<title>編集技術講座</title>
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日本編集制作協会が主催する編集技術講座で、今日は講師を務めてきました。演題は「読者をひきつけるタイトル、見出しのつけ方、売れる本づくりの手法」。２時間も話がもつかどうか心配でしたが、あっという間に時間が過ぎ、なんとか無事に終えることができました。売れた本の後講釈はできますが、本音をいえば、「売れる本づくりの手法」なんて、こっちが教えてほしいくらいです。とはいえ、こういう機会があると、ふだん考えないことを考えることができるので、都合さえつけば、依頼を受けるようにしています。おかげさまでぼんやりと考
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<dc:date>2009-11-20T00:34:04+09:00</dc:date>
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<title>運が運ばれてくる瞬間２</title>
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あのつんく♂さんが自分が手がけた本を読んでくれていた……。小躍りしたくなるくらい、うれしかった。と同時に、つんく♂さんの本を無性につくりたくなった。つんく♂さんが公演を観に来るとしたら初日のはずだ。そう見当をつけた。でも、来なかったらどうしよう。そうだ、花を贈っておこう。そうすれば、あの花を贈ってきた見知らぬ人は誰かということになるかもしれない。僭越であることは承知のうえで、社長の名前ではなく、自分の名前で花を贈ることにした。会ったこともない人にそんなことをしたのはあとにも先にもない。公演当日、
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<dc:date>2009-11-14T00:39:39+09:00</dc:date>
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<title>運が運ばれてくる瞬間</title>
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編集者の仕事はよく恋愛にたとえらる。著者を口説くという表現も、ごくふつうに使われる言葉だ。憧れの「あの人」の本をつくろうと思ったそのときから、実際に依頼のために会えるまで、その人がビッグであればあるほど、簡単ではない。そこをどうやって突破するか……。これを考えるのが好きな人は間違いなく編集者に向いている。じつをいうと、僕自身、著者を口説くのは決して得意というわけではない。それでもなんとか編集者の仕事をやってこれたのは、ただただ「運」に恵まれていたからに尽きる。つんく♂さんとの出会いも一本の電話か
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<dc:date>2009-11-12T00:22:48+09:00</dc:date>
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<title>『体温を上げると健康になる』が５０万部！</title>
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昨日のことだけど、今年３月に刊行した『体温を上げると健康になる』の重版が決まり、累計５０万部となった。会社の営業部はもちろん、印刷会社さんや書店さん、そして何よりも、本を買って読んでくれた読者の方々に感謝の気持ちでいっぱい……。この本が世の中に広まれば、日本の医療費削減にも間違いなく貢献できると著者も僕も本気で思っている。一人でも多くの人に読んでもらえたらと担当編集者は今日も祈り続けています。
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<dc:date>2009-11-10T23:05:13+09:00</dc:date>
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<title>「縁の力」とは？</title>
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不思議なことに著者が紹介してくれる人は、売れる著者になる可能性が非常に高い。あくまでも経験則ではあるが、著者を発掘するための黄金則だと思う。先週も、サマンサタバサの寺田和正社長から一人のフードコーディネートの方を紹介してもらった。（ちなみに寺田さんは『３年に一度は「勝利の方程式」を変えなさい』の著者です。）話を聞くとおもしろいので、ほぼ即決で出版することに決めた。じつは、寺田和正社長を紹介してくれたのは僕が心から尊敬しているつんく♂さんだ。（つんく♂さんは『一番になる人』の著者です。）つんく♂さ
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<dc:date>2009-10-31T00:47:09+09:00</dc:date>
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<title>企画を見る目：秋元康さんが教えてくれたこと</title>
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「いま、どんな企画に興味があるのですか」たまにこう訊かれることがある。じつは、いつも返事は決まっていて、「とくにこれといって、ないんですよ」と答えることが多い。もちろん編集者をやっているわけだから、好奇心は旺盛なほうだと思う。でも、勉強法とか仕事術とか話し方とか、ある特定のテーマに興味があるわけでなく、自分の場合、まず「人」に興味がいく。極端な話、この人の話はおもしろいと心から思えれば、どんなジャンルの本だってつくれるのだ。エッジの立った企画は、強烈なエネルギーを持った個性からしか生まれないと思
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<dc:date>2009-10-30T00:28:09+09:00</dc:date>
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<title>走る男になりなさい　その２</title>
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朝８時に代々木公園に到着すると、すでに本田直之さんら５、６人の男女がすでに準備体操をしていた。まさかボクがやってくるとは想像していなかったらしく、本田さんは意外そうな顔をしている。「じゃ、走りますか」本田さんの声を合図に総勢８名ほどで代々木公園をゆっくりと走りはじめた。ボクの隣には、かつてバイク競技でオリンピックを目指していた湯本優さんが伴走してくれている。「タカトモさん、もっと肩胛骨を後ろに引くように」「足は蹴るんじゃなくて、自然に前に出して後ろに押し出すようにね」「あごをちゃんと引いて。でも
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<dc:date>2009-10-29T22:51:16+09:00</dc:date>
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<title>走る男になりなさい　その１</title>
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今年は、これまでやったことのない新しいことに挑戦しようと心に決め、年始を迎えた。それが何かは特に決めていたわけではない。だが、「それ」は突然やってきた。「タカトモさんも来る？　じゃあ、来週、代々木公園で待ってるから」声の主は、本田直之さん。打ち合わせが終わり、オフィスを出ていこうとするボクに本田さんは軽いノリでランニングしようと誘ってくれたのだ。「あ、ええ、まあ、予定があいてたらいきますね」そう答えつつ、婉曲に断ったつもりだった。本田さんもそう受け取ってくれたように見えた。だから実際、当日、ボク
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<dc:date>2009-10-26T23:55:02+09:00</dc:date>
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