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<title>エムサポートのオフシャルサイト</title>
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<description>TV職人。エムサポートのスケジュール、仕事の内容などを見ることが出来ます。</description>
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<title>北から来た男１４　～まとめ～</title>
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<![CDATA[ <br><p>平成25年8月27日の社員・パートの全員解雇から、T通信がどうなったか。</p><br><p>私が1人で電話番したのが一日あったが、その後社長の奥さんやら、</p><p>専務の奥さん、工事部隊の奥さんまで来てくれました。</p><br><p>翌週には、私の古い知り合いの女性。そして募集で来てくれた奥さん。<br>女性5人。男性４人で再出発したのでした。</p><br><p>事件の火消しに、取引先を回りに回った結果、仕事をたくさん頂いて</p><p>この事件で失った数千万を、取り戻す事はできないまでも、なんとか、</p><p>なる位までもっていけたそうです。</p><br><p>赤字になるのは確定ですが。</p><br><p>忙しい中、西新井の事務所の後処理もしました。<br>駐車場の解約、事務所の解約。</p><p>駐車場は、なんとか早期解約できましたが、事務所は難航しました。</p><p><br>もともと駐輪所だった場所を、事務所に改装。現状復旧も無しで解約</p><p>しようってことですからね。</p><p>同じ不動産屋がそのまま引き継ぐような話があったのですが<br>大家さんが、ヘソ曲げてしまって「不動産屋には貸さない！」とか<br>言い出す始末。悪いのは　I であって不動産業界じゃないのに。</p><br><p>ま、年明けて平成26年。なんとか飲食店が借りることになったようです。<br>ラーメン屋とかだったら、食べに行ってみよう。</p><br><p>そんなこんなで、ちょこちょこ事務所に行っては片付けをしていた私。<br>行く度に。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/25/4e/j/o0800060012818913218.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/25/4e/j/t02200165_0800060012818913218.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p>こんなのあったり。</p><p>何度のも開けた納戸の棚の奥に。こんな！なに！？</p><p>方正？</p><br><p>フリーメーソンを調べると、コンパスと定規。そして目のデザインが多い</p><p>ことに気がつきます。</p><br><p>見てるぞ！裏切るな！</p><p>って、ことでしょうか。</p><br><p>10月の終わり頃、だいぶ事件の事が落ち着いた頃。<br>朝の清掃中に、軽く悲鳴のような声が聞こえました。<br>外で、掃き掃除していた私が事務所に入ると、パートの女性がコピー機の</p><p>前で、かがんで床を見てます。</p><p><br>どうやら、コピー用紙が無くなったので補充しようとしていたようです。</p><p>西新井から引き上げた、コピー用紙を。</p><p>「開けたら、中が赤くて、もうひとつは、サラサラ音がするんです！」</p><p>私は、外に持っていって開けました。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/ec/ec/j/o0800060012818913219.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/ec/ec/j/t02200165_0800060012818913219.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/66/dc/j/o0800060012818913220.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/66/dc/j/t02200165_0800060012818913220.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/51/fd/j/o0800060012818916261.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/51/fd/j/t02200165_0800060012818916261.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/d8/5f/j/o0800060012818916262.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/18/emusupport/d8/5f/j/t02200165_0800060012818916262.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p>「あっちゃ～」</p><p><br>ひとつは、血のりがべったり。</p><p>ひとつは、なんか白い粉がサラサラ出てきました。</p><p>「ねんですか？この白い粉」<br>「しらん」</p><p>「フリーメーソン」私は言いました。</p><p>「フリーメーソン」「フリーメーソン」</p><p>口々につぶやくと、解散しました。<br>もはや、なにが起きても、「フリーメーソン」の一言で片付けることが<br>できるようになってました。</p><br><p>さらに、季節が進み。<br>さらに、事件の事を忘れかけていた頃。</p><br><p>季節はずれの大雨が降った時の事。<br>マンホールから水が噴出したり、凄かったのですが。</p><p>その日、専務が警備会社から連絡があたそうです。</p><p><br>「西新井の電源が落ちてるようです」</p><p><br>専務は、警備会社の人と西新井事務所に行きました。<br>事務所の床は水に濡れていたそうです。<br>トイレの水が逆流してブレーカーにかかったようでした。</p><p>警備会社の方が、鍵束を縛っている紐が切れずに</p><p><br>「すいません、何か切るものはないですか？」<br></p><p>事務所は真っ暗です、専務は携帯の明かりを頼りに<br>台所に行ったそうです。<br>流し台の扉に、果物ナイフが刺さってました。</p><p>サヤを抜くと・・・</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140119/19/emusupport/1b/ae/j/o0800060012818930454.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/19/emusupport/1b/ae/j/t02200165_0800060012818930454.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p><br>「-------!!!!!!」</p><br><p>真っ暗な中、携帯の明かりで見たコイツには、さぞかし驚いたでしょう。<br>なんたって、専務は初めての第一発見者！でしたから！</p><br><p>「いや～、びっくりしました。これかー！って、感じで」</p><br><p>「フリーメーソン」</p><br><p>私は一言で、片付けました。</p><br><p>平成25年12月13日。その日は、忘年会でした。<br>9月から11月にかけて、かなり売り上げを上げたので、外注の私達も</p><p>招待されました。</p><p><br>しかし、その日の午前中。社長は体調不良により早退。<br>夜には、戻ると言ってましたが戻ってきませんでした。</p><p><br>LINEで、浅草のドジョウ鍋を撮って送りました。金曜日のことです。</p><br><p>日曜の朝、社長からLINEが入りました、仕事の事で。<br>さらに１時間後、今度は専務から電話がきました。</p><br><p>「社長が入院することになり、緊急手術することになりました」</p><br><p>「さっき、LINEきてたよ！？」</p><br><p>私は言いました、専務も見ていたはずです。<br>しかしその後、容態が急変。救急車を呼んでる間に、社長は意識を</p><p>失ったそうです。</p><br><p>最悪の事態を考えました。</p><br><p>これが、結末になってたまるか！私は現場に向かいながら祈りました。<br>もしもの事があったら、あの野郎、絶対許さん！</p><br><p>その日の夕方、専務から電話があり、手術は成功。年内は入院。<br>とのことで、最悪の結末は避けられました。</p><br><p>無事、社長と専務と私で、新年のあいさつ回りをしていた頃。<br>久々に、西新井事務所関係の電話が入りました。</p><br><p>「事務所に誰か入ったようです」</p><br><p>警備会社からでした。<br>警備会社が急行し、事務所に居た人間に聞いたところ。</p><br><p>「私が新しい、借主だ」</p><br><p>と、言い放ったそうです。<br>不動産管理会社に聞いたところ、新しい借主に鍵とカードを<br>渡したようでした。</p><br><p>いくらゴタゴタしてるからと、酷い話です。<br>事務所にはパソコンとコピー機があります。<br>早急に引き上げなくては、もしもの事態もあります。<br>事実、行ってみたら、事務用の棚が無くなってました。</p><br><p>ふと見ると、机の上にこんな物が。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140119/19/emusupport/10/ff/j/o0800060012818930455.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/19/emusupport/10/ff/j/t02200165_0800060012818930455.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p><br>棚を運び出すときに出てきたのしょう。さぞかし気味が悪かったでしょうね。</p><p>ネタは以上です。</p><br><p>最後に、最近気になった事をひとつ。</p><br><p>平成25年3月末に、初めて I と会ってから、成り行きで電話番号を</p><p>交換してました。LINEを始めたばかりの私に、使い方をおしえてくれた</p><p>のは、 I でした。</p><p><br>実は、今も私のLINEのともだちリストには、I のアイコンがあるのですが。<br>その、名前が。</p><br><p>”I　”</p><br><p>に、なってるのです。<br>前は、ちがった気がします。</p><p>見てるのでしょうか？このブログ。</p><br><p>アイコンは、ニワトリが暗い電球の下で1人寂しく一杯やってる、なんとも<br>さみしげなアイコンです。今の心情でも表現してるのでしょうかね。</p><br><p>なんの接触もありませんが、このブログにたどり着く可能性はあります。<br>まめなヤツです。</p><br><p>年が明けて、T　通信は次の目標に向かって走り出しました。</p><p>忘年会は、福島のハワイアンズで！</p><p>もっと成績が良かったら！グアムとか！</p><p>うまくいったら、また書きます。</p><br><p>最後まで読んでいただき、ありがとうございました。</p><br><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11753492575.html</link>
<pubDate>Sun, 19 Jan 2014 18:31:30 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男13～怒涛の後処理２～</title>
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<![CDATA[ <p>平成25年8月27日、 I に一銭も渡さず、西新井の職員全員を解雇した</p><p>日の夕方。</p><p><br>本社の３F会議室。<br>この日まで、気を張り詰め神経を使い、ホッとしていいのか、まだまだ<br>そんな気分じゃないような、微妙な空気の中。</p><br><p>「すいませ～ん。○○の置き薬ですけど～」</p><br><p>「はぁ？」</p><br><p>「集金に来ました～」</p><br><p>「はぁ～？」</p><br><p>「西新井の支店の方が、こちらに集金に来るように言ってまして～」</p><br><p>「いくら？」</p><br><p>「８０００円です」</p><br><p>「はい！？」</p><br><p>西新井の人たち、置き薬を契約してて、しかも全部無くなってました。<br>事情を説明して、I の所に集金に行くように言いました。 </p><br><p>これが始まりでした。玄関マット、有線、浄水器、パソコンなどなど・・・<br>携帯電話は会社契約としても、細かい備品とか、なにからなにまで</p><p>リースでした。<br>その集金が次々と来たのです。</p><p>翌日から、手分けして電話、水道、電気、新聞、携帯電話・・・解約して</p><p>まわりました。</p><p><br>その日の夕方。あの決闘から２日後、社長が飛び込んできました。</p><br><p>「やられた！こんな物が銀行に！」</p><br><p>以下、原文のまま書きます。</p><br><p>------------------------------------<br>関係企業各社　様</p><br><p>参考資料</p><br><p>T　通信は８月２７日をもって全社員を整理解雇致しており<br>ます。</p><br><p>解雇の理由」としては、売上の低迷および資金不足によるものである。</p><br><p>銀行用・税務署用の決算書が存在しており、明らかにずさんな経営計画</p><p>を立てていた。</p><br><p>今後、受注はとうてい見込めるものではない。</p><br><p>従って、密告ではないが参考資料として提出致すところであります。</p><br><p>T　通信に関連する企業様への参考資料も提出致します。</p><br><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上</p><br><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　匿名</p><br><p>--------------------------------------</p><br><br><p>もちろん、事実無根の怪文書である。</p><br><br><p>あの日から、２日後。あらかじめ用意されてたのしょう。<br>いったいどれくらいバラ撒かれたのか予想もつかない、というか。<br>どこから、取引先と住所を？</p><br><p>この怪文書を教えてくれたのは銀行でした。<br>社長は、すぐに取引先銀行４行に飛びました。<br>幸い、銀行はまったく信じてませんでした。<br>T 通信の３０年の信用が勝ったのです。</p><br><p>よくよく考えたら、取引先銀行は社員手帳に書いてあるし。<br>物件別のファイルには、管理会社の物件担当名刺が張ってありました。<br>西新井にＴＶ関係のファイルを持ち出したのは、このためだったのです。</p><br><p>となると、１００っ箇所ほどに怪文書が送られた可能性が出てきました。<br>重要な取り引き先には、電話で対応後、直接伺って説明して周ったの</p><p>でした。</p><br><p>社長が説明に、取引管理会社を周ると、なんと、仕事を持って帰ってくる</p><p>ようになりました。</p><p><br>１人では、手が回らず。私も半分社員になって、営業にまわりました。</p><br><p>不幸中の幸い。と言うか。災い転じて福となす。と、言うか・・・。</p><p>社長の奥さん。専務の奥さんも事務所に来て事務仕事をやりました。<br>私の古い知り合いにも来てもらいましたし、同業職人の奥様まで、</p><p>来てもらいました。</p><br><p>それでも、いままで居た人員の半分くらいです。<br>仕事は、次々と始まり、次々と請求されていきました。</p><p>私の予想通りでした。</p><br><p>この会社は、大丈夫。これからも、存続し続けるのです。</p><p><br>I はどうなったのでしょうか。</p><p><br>怪文書事件で、弁護士先生の怒りに触れ。内容証明付き呼び出しで、</p><p>こってりと絞られたそうです。<br>怪文書の証拠はありません。I 自身、弁護士を立てて訴えてやると、</p><p>出て行ったようですが。</p><p><br>そんなことしてる暇はないでしょうね。</p><br><p>怪文書から、指紋を取って、証拠にするか！って、話にもなりましたが。<br>１通、５万円。しかも、送られた銀行の関係者全員の指紋採取が条件です。<br>そんなことできるわけありません。</p><br><p>これも、計算づくだとすると、恐ろしい限りです。</p><br><p>あれから３ヶ月。I の目的はなんだったのでしょうか。</p><p>金でしょうか。</p><p>だったら、怪文書は、ただの嫌がらせで、腹いせだったのでしょうか。</p><p>しかし解雇の２日後には怪文書が送られていることを考えると。<br>用意されていた確立が高いです。</p><br><p>Ｔ 通信を潰すつもりだったとしたら、依頼主がいるとか？</p><br><p>解雇された人たちは、今どうしてるでしょう。</p><p>逆恨みで、襲われる可能瀬はあると思ってます。</p><p>電車通勤が増えた私は、今でも周囲を警戒しながら通勤しています。</p><br><p>以上、このお話は終わりです。</p><br><p>長い間、読んでいただいて、ありがとうございました。</p><p>こんなに長い文章を書いたのは、初めてだったので<br>文体が、ときどき変わったりして、いろいろ勉強しながら書きました。</p><p>再度、添削し今度は、私のプライベートブログの方にUPしたいと思います。</p><br><p>さてさて、あと１話書きます。</p><p>フリーメーソン事件の続きです。</p><p>よろしくお願いいたします！</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11753492575.html" target="_blank">北から来た男14</a></p>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11715877879.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Dec 2013 20:48:47 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男１２～事務所探検２～</title>
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<![CDATA[ <div class="plainMail">無事、鍵の交換も済み、私は事務所探検に戻った。<br><br>よくよく見ると、本当に髪の毛が多くて、部屋の角、角に置いてあるように</div><div class="plainMail">思える。</div><div class="plainMail"><br>明らかに、髪の毛が落ちたとは表現できない場所にあったり。</div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/88/48/j/o0800060012751717673.jpg"><img border="0" alt="エムサポートのオフシャルサイト" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/88/48/j/t02200165_0800060012751717673.jpg" width="220" height="165"></a> </div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/5b/55/j/o0800060012751717442.jpg"><img border="0" alt="エムサポートのオフシャルサイト" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/5b/55/j/t02200165_0800060012751717442.jpg" width="220" height="165"></a> <br></div><div class="plainMail">髪の毛の量に驚きつつ。</div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail">私は神棚に視線を向けた。<br><br>『あれは、なんだ？』<br><br>神棚の上になんか張ってあった、A4くらいの紙に、なんと表現して</div><div class="plainMail">いいのか、神仏にはふさわしくない感じの、むしろ洋風。<br><br>私は、とりあえず写真を撮った。<br><br>そして。神棚に何か置いてあった。くしゃくしゃに丸めた<br>紙袋を広げたような入れ物に何か入ってる。<br><br>ビデオテープだった。<br><br>背中のシールは雑に剥がされていた。<br><br>神棚を片付けるように言われてたので、榊の刺さってる白い花瓶の</div><div class="plainMail">ような物を持ち上げた瞬間。<br><br>水がこぼれた！<br><br>なみなみ、花瓶の縁まで水が入っていたのだった。<br>袖口を濡らし、軽く舌打ちしながら台所で水をあけた。<br><br>『！？』<br><br>中から、ボールペンが出てきた。<br>それは、T工業が３０周年記念で配ったボールペンだった。<br>それを取り、持ち上げてみると。<br><br>『！！！？』<br><br>私は、声にならない悲鳴を上げた。<br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/ec/e7/j/o0800060012751717850.jpg"><img border="0" alt="エムサポートのオフシャルサイト" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/ec/e7/j/t02200165_0800060012751717850.jpg" width="220" height="165"></a> <br><br>ボールペンに金色で書かれた、T工業３０周年記念の文字が<br>釘のような物でギタギタに引っ掛かれ、真ん中でへし折られてたのだった。<br><br>『恨み？』<br><br>そこまで恨んでたのか？それとも、何かの儀式か？<br><br>私は早々に、持てるものを持って事務所を出ました。<br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail">本社に戻って、専務には西新井事務所であったことを話しました。<br>ボールペンの話は、とりあえず社長には内緒で。<br><br>そこに通りかかった社長に、別の事で声をかけました。<br><br>『社長～、神棚の上に張ってあるあの紙は、なんですか？』<br><br>『ん～、あれは、”雲”って言って神棚の上には何もない、空が広がってる、</div><div class="plainMail">って意味で。雲って書いてあるのだよ』<br><br>『ほら、ここの神棚にも書いてあるだろ？』<br><br>確かに、雲って書いてありました。しかし。<br><br>『西新井に貼ってあるの、これなんですけど』<br><br>私は、社長と専務に携帯画面を見せました。</div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/aa/22/j/o0800060012751717672.jpg"><img border="0" alt="エムサポートのオフシャルサイト" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/aa/22/j/t02200165_0800060012751717672.jpg" width="220" height="165"></a> <br><br><br>『何これ？オレこんなの貼ってってないぞ！』<br><br>社長は、ビックリしてます。<br><br>専務は、画像くれと言うのでメールで渡しました。<br>その後、弁護士の所に行った専務からメールが来ました。<br><br>弁護士の打ち合わせの前に、西新井での事を話、例の画像を<br>見せると、弁護士は言ったそうです。<br><br>『フリーメーソンですね。』<br><br>フリーメーソン事件の始まりでした・・・。</div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11715877879.html">北から来た男⑬</a></div><div class="plainMail"><br></div><div class="plainMail"><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11698462863.html</link>
<pubDate>Sun, 17 Nov 2013 08:56:54 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男１１～事務所探検１～</title>
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<![CDATA[ <p>話は少し戻るが。<br><br>平成２５年８月２７日の西新井事務所全員解雇事件のその後。<br>嵐のすぎた事務所で私は、１人事務所の中を見回していた。<br><br>事務所の鍵を交換するためだ。<br><br>ま、そうだよね、鍵は返却されていたが、なにされるかわからないし、</p><p>高価なパソコンとかある。</p><p>現に I は事務所の物を売ったりしている事は、興信所の報告書にも</p><p>あった。事務所用の折り畳み自転車も無くなってた。<br><br>この事務所に来るのは３回目。<br>初めて来たのは、開店してすぐだったが、まさかこんな事になるなんて</p><p>夢にも思わなかった。<br>２回目が昨日で、今日が３回目。<br><br>昨日、来た時から気になっていた事がある。<br><br>”床に髪の毛が落ちてる”<br><br>１本２本じゃない、２０cmくらい、１０本から２０本くらいの<br>束で、落ちているのだ。<br>ちょっとした棚の上にもあった。<br><br>内装はキレイに張り替えてあるし、白くて清潔なイメージの事務所なのに、</p><p>床のあちこちに髪の毛が落ちてる。<br><br>誰も居ない事務所で、鍵屋さんが来るまで、持って帰れそうなものを</p><p>まとめることにした。<br><br>ジュースやゼリーなど、子供向けに用意されたであろう食品関係を中心に。</p><p>不要な電源も切った。<br><br>事務エリアから冷蔵庫の中を見て、トイレに行く途中に扉があった、</p><p>開けると物置になっていた。</p><br><p>が。</p><p><br>私の目線の高さ、まさに目の前にあったのは！</p><br><br><br><br><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/a8/09/j/o0800060012751717440.jpg"><img border="0" alt="エムサポートのオフシャルサイト" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/a8/09/j/t02200165_0800060012751717440.jpg" width="220" height="165"></a> <br><br>私は、頭をフル回転させた、が、解らないし、その奥に何が<br>あるのかすら考えたくなかった。<br><br>いやーな、汗をかいた私は片付けを続ける。<br><br>男子トイレ、女子トイレ。キレイでカワイイ小物が置いてあった。<br>台所に戻り、食器棚の引き出しを開け小物をどんどん袋に積めていく。<br><br>台所のシンクタンクの下を開けたとき。</p><br><br><br><br><br><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/dc/d1/j/o0800060012751717849.jpg"><img border="0" alt="エムサポートのオフシャルサイト" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131117/09/emusupport/dc/d1/j/t02200165_0800060012751717849.jpg" width="220" height="165"></a> </p><p><br>私は、声が出そうになった！。</p><p><br><br>『オーケー、オーケー。だんだんルールが分かってきたぜ～。』<br><br>私は、わけのわからない独り言を言いながら、事務所の探検が始まったのだった。</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11698462863.html">北から来た男⑫</a><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11698460421.html</link>
<pubDate>Sun, 17 Nov 2013 08:55:06 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男１０～怒濤の後処理１～</title>
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<![CDATA[ <div id="message1849641506" class="undoreset clearfix" role="main"><div class="plainMail">平成２５年８月２７日。I と決別した翌日の２８日。<br>私は、本社で受付嬢をしていた。</div><div class="plainMail"><br>と、言うのも。社長と専務、コンサルタントの社長は今後のことについて、</div><div class="plainMail">弁護士と打ち合わせに出ていったのだ。</div><div class="plainMail"><br>週末まで、なんとか乗りきってくれ！的な申し出だった。<br>私も一応、個人事業主で、仕事の予定があったりしたが、他のサポート</div><div class="plainMail">メンバーでなんとか乗りきるスケジュールを組んだ。</div><div class="plainMail"><br>今後の事を考えるとかなり厳しい。<br>本社に居た３人の事務方も、昨日の西新井解雇と同時に自宅待機。</div><div class="plainMail">追って解雇通告する予定だった。</div><div class="plainMail"><br>大量の引き継ぎ資料。実行中の現場。掛かってくる電話の対応。<br>まさにお先真っ暗。だった。<br>しかし、そんな状況を察したのか、自宅待機予定の男性社員が</div><div class="plainMail">やって来た。<br><br>「引き継ぎだけはきっちりやります。」<br><br>ちょっとホッとしました。まったく事務処理のことは分からなかったので。<br>彼は、物件別に進捗状況をまとめてくれました。</div><div class="plainMail"><br>そこに、本日最初の電話！<br><br>「はい！T 工業です！」<br><br>彼が出ました。私は、受付嬢として本日勤務しておりますが、<br>彼も、いつものクセで出てしまったのでしょう。<br>そもそも、知らない人と喋ることが好きでない本日の受付嬢は、</div><div class="plainMail">「ま、いいか」くらいにおもってました。が。<br><br>「無言電話でした」<br><br>「・・・」<br><br>その日、３回の無言電話がありました。<br>３回目の無言電話のあと<br><br>「電話は、オレが出るから、いいよ」<br><br>私は、言いました。<br><br>「無言電話、なんなんですかね？」<br><br>「そ、そりゃ確認だろ・・・」<br><br>「え！？」<br><br>「会社がどうなってるか、誰が出てるか確認だろ・・・」<br><br>彼は固まりました。<br><br>「ばれたな、お前が会社に居るの。居ないはずのお前が。」<br><br>「お前、帰り気を付け方がいいぞ・・・」<br><br>「ホームの先頭に立たない方がいいぞ・・・」<br><br>「・・・」<br><br>彼は定時に帰りました。入れ違いに社長達が帰ってきて、無言電話の事と</div><div class="plainMail">、彼とのやり取りを報告すると。<br><br>「脅かしすぎじゃ！」<br><br>と、コンサルタントの社長に叱られちゃいました。<br>さすがにやり過ぎたと、反省し彼にメールしました。<br><br>「大丈夫？」<br><br>「ホームの真ん中を歩いてます」<br><br>なんとか大丈夫そうでした。<br>翌日、気丈にも彼は出てきました。電話には出ずに引き継ぎ資料を作ってます。</div><div class="plainMail">そこにコンサルタントの社長が来て、今後の話をしているなかで。<br><br>「今回の事でひとつ問題なのは、社内の個人情報が公開され過ぎってことじゃ！」<br><br>「 I は、西新井のメンバー個人個人の家に行ってる」</div><div class="plainMail"><br>「居留守を使うと、表で待ってたそうじゃ！」<br><br>社員の電話、住所が住所録として印刷され、データはPCにあった。<br><br>「腹くくらんとな！家族もおるし！」<br><br>その日の午後、引き継ぎの為に来ていた彼は何の挨拶もなく、帰ってしまいました。<br><br>一番脅したのは、コンサルタントの社長でした。<br></div><div class="plainMail"><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11698460421.html">北から来た男⑪</a> <br></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11666782966.html</link>
<pubDate>Sun, 03 Nov 2013 18:35:46 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男⑨</title>
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<![CDATA[ <p>平成２５年８月２７日火曜日。<br>私が今回の事件に気がついてから１ｯｶ月弱。<br>いよいよ、I に引導を渡す瞬間がやってきました。</p><p><br>社長は、６kg体重が減ってました。<br>私は、I が豹変してから話をしたことがなかったので<br>どんな態度で、どんな口調で話すのか注目してました。<br>I は、浅く腰掛け、足を伸ばし腕を組んで背もたれに体を預けて</p><p>いました。</p><p><br>今まで通りの事務手続きが始まりました。<br>支給品の返却で、ICレコーダのことを言うと、I は大胆にも<br>胸のポケットから出してきました。</p><p><br>あと２台あります。<br>１台は、あの愛人がもってて、I から連絡を受けた愛人が<br>持ってきました。しかも、対応した社長に向かって、投げつ<br>けたのです！</p><p>追っかけていって、殴ってやりたかった！<br>残りの１台は、自宅にあるから宅急便で送るといいだしました。</p><p><br>事務手続きは進んで行きます。<br>８月１３日に、自ら辞表を書いた I は。<br>一週間以上、西新井の事務所に立て込もったあげくに<br>４月から８月まで休日出勤していたと、代休を有給で<br>払えと、めちゃくちゃです。</p><p><br>そもそも、６ヶ月以上勤務しなけてば有給は発生しません。<br>たしか。</p><p><br>I が辞表を書いた時点で、８月の給与は日割り計算で</p><p>支払われています。<br>I は、なんだかんだで、１５０万追加で払うように要求してきました。</p><p><br>しかし、答えはノーです。</p><p><br>I は、予想範囲内だったのか、声も荒げず淡々と話します。</p><p><br>「私の解雇日は、いつですか？今日ですか？８月１３日ですか？」</p><p><br>なんでそんなとこにこだわるのか不思議でしたが、解雇日が今日なら、</p><p>籠城していた日数の給与を要求する流れに持っていく気だったかも</p><p>しれません。</p><p>現に、後でわかったことですが、籠城していた間の交通費を、西新井の</p><p>事務所内で処理してました。</p><p><br>弁護士先生は、持ち帰って検討すると言いました。<br>「なんでー！？」<br>もう、I のペースになりつつありました。</p><p><br>社長サイドは、例のサッシの事故の件を聞きました。<br>工事費は、本当に自分で払ったのか！？</p><p>後で請求がくるのではないかと。</p><p><br>I は、「請求はこない！自分で払った！」と、はっきり言いました。</p><p><br>西新井事務所は、不動産事業としてはまだ機能していません</p><p>でしたが、建築部門は２件の工事を受注をしていました。<br>１件はすでに完了していて、残りの１件は、まだ終わっていません。</p><p>その入金が近々あるから、下請け業者にちゃんと払うようにしつこく</p><p>言ってました。</p><p><br>あたかも、自分は不本意にも辞めさせられるが、責任は果たしたい！</p><p>みたいに言ってるつもりかもしれなが、チョー怪しいから！と<br>私は、思ってました。</p><p><br>「で？どうするです？私も忙しいんで、今後の話し合いは。」</p><p><br>「追って連絡いたします」と、弁護士。</p><p><br>私は気分悪いし、疲れてたので気にもしませんでしたが、あの時。</p><p>I が「今後の話し合い」と、言ったとき。</p><p><br>「今後の話し合いは、そちらの弁護士が決まったら、連絡ください！</p><p>お疲れ様でした。！」</p><p><br>って、弁護士先生言ってくれたら、それで終わりだしカッコ良かったよね！</p><p>って、みんなで言ってました。</p><p><br>思ったよりも、あっさり終わりました。</p><p><br>I は今頃、解雇されたメンバーのところでどんな話をしているのでしょう。</p><p>みんなこれから、どうするのか。この日を境に、誰とも会うことは有り</p><p>ませんでした。</p><br><p>これで、終わり？終わったの？</p><p>翌日から、怒涛の後処理が始まったのです。</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11666782966.html">北から来た男⑩</a></p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11655221248.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Oct 2013 22:31:20 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男⑧</title>
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<![CDATA[ <p>平成２５年８月２７日。昨日に引き続き、西新井の喫茶店で社長と</p><p>コーヒーを飲んでいた。<br>そこに、専務の奥さん。コンサルタントの社長。社長の親戚。</p><p>弁護士が１人。</p><br><p>昨日は二人だった弁護士が、今日は１人。しかも、なんか気の</p><p>弱そうな感じだ。</p><p><br>私は、「大丈夫かな～」と、若干不安になりました。</p><br><p>昨日と同じように、ぞろぞろと事務所に向かい、事務所に入ると、</p><p>いつもの事務スペースで談笑してるヤツら。</p><p>なんで、そんなにヘラヘラしてられるんだ？</p><p>私は、イラっとしましたが、おそらく相手方も私を見て、イラっとしていた</p><p>ことでしょう。</p><br><p>社長と弁護士、専務の奥さん。テーブルを挟んで一人ひとり、対応</p><p>していきます。<br>私は、柱の影から、ヤツらの背中を見てました。</p><br><p>最初は、I が連れてきた女性でした。</p><p>社長の話では、日本人じゃないらしかった。<br>I の愛人らしいとか噂の人です。ようは、給料を盗るための頭数要員で、</p><p>給料を I に渡してるんじゃないかくらいに、思ってました。</p><br><p>解雇通知書の内容を説明して、携帯などの支給品の返却。<br>淡々と事務手続きは、進んでいきました。</p><p>７人居るから、どれだけ時間かかるかな～、最後の I で、どんだけ時間</p><p>かかるかが問題だな。</p><p>なんて、考えていると。なにやらざわついている事に気が付きました。</p><br><p>「今日の交通費をください。」</p><br><p>I の愛人と思われる女性は、言ったようでした。I からレクチャー的な事を</p><p>受けているんだろうなと、私は、思いました。</p><p>社長は自分の財布から小銭を出して、手渡しました。</p><p>なんだかんだで、２０分かかってます。２時間以上かかりそうだと、腹を</p><p>くくりました。</p><br><p>１人終わると、そのまま退場していただき、次々と解雇していきます。</p><br><p>元、私の仕事のｻﾎﾟｰﾄをしてくれてた女性の番が来ました。後姿しか</p><p>見えませんが、彼女はどんな顔をしているのでしょう。<br>I の右腕となってしまったらしいですが。そう言えば昨日、事務所に</p><p>居なかった。すぐ戻るという話だったが、戻ってこなかった。<br>なにか隠蔽するために動いていたか。昨日は、本社には会社側の人間が</p><p>居なかったから、ICレコーダの回収にでも行っていたのか。<br>昨日、本社にあの２人を、残してきたのは失敗だった！<br>私は、ぼんやり彼女の背中を見てました。<br>声が小さくて、何を話しているか、わかりませんでしたが、彼女も最後に</p><p>小銭を受け取り、出て行きました。</p><br><p>最初に出て行った女性の後をつけていった、コンサルタントの社長が</p><p>帰ってきました。</p><br><p>「西新井駅の喫茶店で、合流しとる。」</p><br><p>ま、そんなことかなと、思っていましたが。最後の最後で、金を手にでき</p><p>ない I は、なんてヤツらに言うのでしょう。<br>ヤツらは、I からなんて言われて、結束してるのでしょうか。職を失って</p><p>までも、結束しているその原動力はなんでしょう。</p><p>きっと、I は、大きな話をしたに違いありません。みんな、まだ若い。うまい</p><p>話なんて、あるはずがないのに。</p><br><p>I 以外の人たちに同情していると、あの４月に入ったばかりの新人男性</p><p>社員の番が来ました。</p><p>おとなしい性格の彼は最後に言いました。</p><br><p>「就職情報サイトの、僕のコメントを削除してください！」</p><br><p>彼の性格からすると、おもいもよらない強い口調です。</p><br><p>「いますぐ！この場で、削除してください！」</p><br><p>社長は、なんの事かすぐにはわからなかったようですが、事情を聞いた</p><p>弁護士先生が、今すぐには無理だが、速やかに削除する。と伝え、彼は</p><p>出て行きました。</p><br><p>私は、唖然として彼を見送りました。私服の彼は、ほんとに子供のようで</p><p>したが、なにが彼をあそこまで動かしたのでしょうか。</p><p><br>I の懐柔手口を、見てみたかった気がします。</p><br><p>そして、いよいよ I の番がやってきました。</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11655221248.html">北から来た男⑨</a><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11654321460.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Oct 2013 08:26:38 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男⑦</title>
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<![CDATA[ <p>篭城発覚から１週間ほど、社長とコンサルタント社長は、材料集め</p><p>をしたそうです。</p><br><p>まず、I の住んでる所。履歴書の住所から、googleマップで</p><p>確認したところ、ﾏﾝｼｮﾝであることがわかりました。</p><p>しかし履歴書の住所には部屋番号が書いてなかったそうです。</p><p><br>次に、履歴書の電話番号に電話してみました。</p><p>子供の女の子が、「　I です」と、出たそうです。</p><br><p>娘が居るのは、話に聞いてましたが、ホントだったとは。<br>ちょっと複雑です。子供には罪はありませんし。</p><br><p>西新井で購入した営業車が、行方不明になってました。<br>興信所をつかって３日間、３０万円で I の行動を調べたところ。<br>車は、本来の駐車場の割と近くのコインパーキングに駐車していた</p><p>そうです。</p><p><br>ﾏﾝｼｮﾝの部屋番号もわかりました。洗濯物を干す、I　の奥さん</p><p>らしき人の写真もあったそうで、３日間の行動が動画で撮影されて</p><p>いたそうです。</p><p><br>専務は、「隠し事はできませんね」と、浮気がバレた旦那さんのような、</p><p>微妙な感想を言ってました。</p><br><p>これらの材料と、北海道の前回 I の餌食になった会社の社長と</p><p>連絡を取った事を I に告げると、さすがに動揺したようすで、</p><p>交渉に応じたそうです。</p><br><p>平成25年8月26日の早朝3時、私は目を覚ましました。</p><br><p>私は、思ったのです。あの、壊したサッシの修理費は、</p><p>本当に払われているのか。<br>後から請求が来るのではないだろうか。<br>私は、珍しくメモを書いて、忘れずに社長に言ってみる事にしました。</p><p>午前７時、いつものように会社に行くと入り口で専務と会いました。</p><br><p>「やー！元気？」</p><br><p>「ご無沙汰です。」</p><br><p>思ったよりは、元気そうでした。そしてその後ろには。</p><br><p>「初めまして」</p><br><p>社長の娘さんであるところの、専務の奥様でした。<br>２階の事務所に上がり、専務と話をしていると。</p><br><p>「西新井で、ＩＣレコーダを３台買っています」</p><p><br>専務は、西新井の金の入出金を調べていたようでした。</p><p>私は、ドキッとしまいた。やはり本社の中に運び屋がいたんだ！と。</p><p>私は、３階の社長の所に行きました。</p><br><p>「社長、私思ったのですが、あのサッシを修理しにした業者は、知ってる人ですか？」</p><br><p>「知らない、I が手配してた」</p><br><p>「ここの会社の名前で手配してたら、後で請求が来るのではないでしょうか？」</p><br><p>「ほんとだ！そうかもしれない！弁護士先生にメールする！」</p><br><p>社長は、メールを打ち始めました。</p><br><p>「あと、専務に聞いたのですが、西新井でICレコーダ買ってたそうですね、しかも３台」</p><br><p>「そうなんだよ、そんなに必要かな？」</p><br><p>「ま～、商談とかで必要かも知れませんが、３台は要らないでしょうね～。」</p><br><p>たぶん、I が１台。本社に２台、交互に置いてたのかもしれません。<br>さりげなく、社内を調べてみましたが、ICレコーダは見つかりませんでした。</p><br><p>平成２５年８月２６日月曜日。</p><p>いつものように本社には、２人の社員が出社してきました。</p><p><br>勤続１０年の事務方の長、社長と同じ年と聞きました。女性。<br>大学のバイトから社員になった営業の男性。既婚。子供あり。</p><p>専務より少し年上。</p><p>パートの３０台前半の、女性は今日もお休みでした。</p><br><p>この中に、運び屋がいる。かもしれない。私は、信じられない気持ちでした。<br>そんな人たちを残して、私と社長は西新井に向かったのです。</p><br><p>西新井の駅の中にある喫茶店で、社長と２人コーヒー飲みながら</p><p>打ち合わせ。</p><p><br>そこに社長の娘さん。社長の親戚の方、経営コンサルタントの先生。</p><p>そして弁護士先生が２名。</p><p><br>専務は、居ませんでした。やはり、もう西新井のメンバーには</p><p>会いたくないのでしょう。</p><br><p>そろったところで、午前１１時。私達は、国税局の査察官の様に</p><p>西新井事務所に向かいました。</p><br><p>入り口の近くでこちらに気が付いた I　は、腕組みをして右足体重で、</p><p>こちらを一瞥し、奥に行きました。<br>パーテイションで囲われた事務所エリアには、西新井のメンバーが</p><p>居ました。<br>本社サイドと西新井サイド、野球やサッカーの試合開始前のように、</p><p>一列に並び対面しています。</p><br><p>あの人が居ない。</p><br><p>以前に私の仕事のｻﾎﾟｰﾄをしてくれていたシングルマザーで、 I の右腕に</p><p>なってしまった女性が居ませんでした。</p><p><br>話では、ちょっと用事で出ていて、すぐ戻る。とのことでした。</p><p>本社サイドから社長と弁護士先生が、今日ここに来た趣旨と明日の予定</p><p>を告げました。</p><br><p>平成２５年８月２７日火曜日。この日をもってここに居る人たちに</p><p>解雇通知書と、月給＋ひと月分の給与を渡します。</p><p>と、言った感じの内容でした。すると I が。</p><br><p>「有給と代休分も入ってるでしょうか？」</p><br><p>とか、言い出しました。</p><br><p>「４月から代休みを取ってませんでしたので」</p><br><p>とか言って、資料を出してきました。<br>社長は、困惑した顔で受け取り、持ち帰って検討すると告げました。</p><p>私は、西新井で買った営業車を確保し、持ち出された書類関係を</p><p>その車に乗せ、本社に戻りました。</p><br><p>本社では、明日の話をしていました。</p><br><p>「しかし、今になって有給とか代休とか、よく言うよな～！」</p><br><p>社長は少し興奮気味にいってました。<br>しかし、有給はある程度勤めないともらえないことくらい、</p><p>私でも知ってます。<br>ICレコーダをアスクルで買ったり、駐車場の位置をちょっとかえたり、</p><p>住所の末尾を隠したり。</p><p>意外と、雑だな。すぐに足が付くことばかりだ。</p><p>私は、そんな感想を持っていました。</p><br><p>「明日が、山場です！よろしくお願いします！」</p><br><p>と、社長は言いました。</p><p>おそらく、一番最後に I と直接対決になり、金を渡さない事を告げ</p><p>られた I　が、どう反応するか。</p><br><p>「明日も、一緒に行ってくれ、人数は多いほうがいい。」</p><br><p>どうやら、俺は武闘派要員だったらしかった。</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11654321460.html">北から来た男⑧</a></p><br>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11645087460.html</link>
<pubDate>Sun, 20 Oct 2013 21:29:42 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男⑥</title>
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<![CDATA[ <br><p>事務所に篭城って・・・。</p><p><br>私は、何がなんだかわかりませんでした。<br>もはや、私の知ってる常識では図りえない事態が起こっていると</p><p>感じ始めてました。</p><br><p>弁護士先生以外に、心強い助っ人が登場しました。<br>社長が経営塾で知り合いになった、コンサルト会社の社長さんです。<br>一度、講演会用の話を聞かせていただきましたが、もの凄いバイタリティを</p><p>持った社長さんです。</p><p><br>全国をコンサルタントして回る社長さんの情報網は凄くて。独自に</p><p>調べ上げたそうです。</p><br><p>「ヤツはプロの詐欺師じゃ！」</p><br><p>コンサルタントの先生は言いました。<br>話によると、北海道で譲ってきた会社とか嘘で<br>北海道でも、まったく同じ事をして、ばれて、逃げてきたとの事でした。</p><br><p>西新井との折衝は、少しずつ進んで、条件が提示されてきました。</p><br><p>I を解雇したいなら、</p><p>社員、パートの全員解雇。<br>月給＋ひと月分の給料。<br>以上を現金手渡し。</p><br><p>という、条件でした。</p><p>全員解雇って、西新井の連中はいいとしても、本社は関係ないじゃん！<br>私は、思いました。しかも、４月に入った新人くんは、何も知らず、</p><p>かわいそうです。</p><br><p>ところが。よくよく話を聞くと、西新井に行った人たちは、I 側に完全に</p><p>懐柔されてました。<br>あの、新人君ですら話し合いに好戦的になり敵意を向けてくると。<br>社長は、かなり精神的にダメージを受けてました。元私の仕事の</p><p>ｻﾎﾟｰﾄ担当だったシングルマザーの豹変振りには、驚かされるばかりで、</p><p>完全に I の女になっているようでした。</p><p><br>さらに、本社の社員二人。勤続10年の女性と大学生のころからの</p><p>男性社員。この二人も、完全ではないにしても<br>心が、I の方に揺れているようだ。と、社長は言いました。</p><p><br>話し合いをすると、こっちの情報が筒抜けになってるらしく。<br>盗聴器の存在を、疑いました。</p><p>盗聴器の捜索は、私が持ってた、レシーバーでスキャンしてみましたが、</p><p>それらしい電波は出てませんでした。</p><p><br>秋葉でも、聞いてみましたが、電波はそんなに遠くに飛ばないし、</p><p>録音した物を、回収するやりかたは成功しないと言ってました。</p><p><br>事務所中、探してみましたが、怪しいものは何も出てきませんでした。</p><p>中堅女性パートの女の子は、休みがちになってました。</p><br><p>盗聴を意識しつつ、本社社長陣営は弁護士とコンサルタント社長と</p><p>作戦を練ってました。</p><p><br>そして、いよいよ方針が決まりました。</p><br><p>全員解雇する。金銭面の条件も受け入れる。<br>しかし、I には一銭も渡さない！<br>というものでした。</p><br><p>8/26（月）西新井に乗り込むので、私に同行してほしいと、社長に言われたのでした。</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11645087460.html">北から来た男⑦</a><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11642431660.html</link>
<pubDate>Fri, 18 Oct 2013 22:22:41 +0900</pubDate>
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<title>北から来た男⑤</title>
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<![CDATA[ <br><p>本社３Fの打ち合わせスペースで行われてた、専務に対する吊るし上げ。<br>私は、その場に居なかったので詳細はわかりませんが、社長の話では。</p><br><p>西新井の I を中心に、西新井メンバーが専務が会社の売り上げに<br>いかに貢献してないか、役に立ってないか、といった糾弾だったようです。</p><p><br>I の他にも本社から行った、元私担当のシングルマザーの豹変した糾弾は<br>酷かったようでした。</p><p>翌日、私との打ち合わせをドタキャンして専務は、社長の家に泊まったそうです。<br>そして朝まで、社長と話し合ったようでした。</p><br><p>徹夜明けで社長は出社して、私と話をしています。</p><p><br>私は、聞きました。</p><br><p>「 I は、本当に会社を譲って、出て来たのでしょうか！？」</p><br><p>興信所を使えばわかるが・・・と、社長は弱く言いました。</p><br><p>「最初のあの、シングルマザーは、本当に子供が理由でやめたの</p><p>でしょうか！？」</p><br><p>わからない、と社長は言いました。</p><br><p>専務は、会社に来なくなりましたが、本社のメンバーは、いつもの</p><p>様に仕事してました。</p><p><br>8/8。専務と行く予定だった現場の下見に、私1人で行くしかないと</p><p>思いましたが、思い切って4月に入った新人君を同行させました。</p><p><br>下見は、順調に終わり、車の中で少し話ししてみることにしました。</p><br><p>「明日から、西新井に行くみたいです。僕」</p><br><p>彼は、言いました。</p><br><p>「誰の指示？」</p><br><p>「 I さんです」</p><br><p>私は、駄目だ！行っちゃ駄目だ！と、言いたかったが、ただの</p><p>外注業者が口を挟む問題ではないので、言えませんでした。</p><br><p>「大人って、怖いですね」</p><br><p>彼は、言いました。私は、思考をフル回転させましたが、</p><p>彼にかけてやれる言葉が見つかりませんでした。</p><p><br>それっきり、彼と話す機会はやってきませんでした。</p><p>お盆の休暇が近づいてました。私は可能な限り朝、社長と話をしました。</p><p><br>私は、いつのもお盆休みを、2日短縮させました。</p><p>専務が来なくなった週の週末には、社長と西新井陣の直接対談が</p><p>あったそうです。</p><p><br>明けて、8/12の朝、社長は私に言いました。</p><p>西新井の要求は、専務の解雇。社長は会長になってもらい、</p><p>I が社長になる。ってものでした。</p><br><p>「人のふんどしで、相撲とりやがって！！」</p><br><p>私は、怒りに震えました。</p><p>社長の話によると、I は、私が社長になったら、年内に3億</p><p>売り上げます。そして、社内の環境整備活動は、止めてもらいます。</p><p>とのことだった。</p><p><br>社長1人に、西新井全員で攻撃してきたそうで、社長は。</p><br><p>「のどまで、出かけたよ。要求を呑もうと。」</p><br><p>社長は、心底疲れ果てたようです。私は、言いました。</p><br><p>「弁護士を頼みましょう、I を辞めさせるには、一筋縄では行けそうに</p><p>ありません。」</p><br><p>社長もそのつもりだったようで、同意してくれました。<br>そこから、3日ほど休暇をとり、8/16（金）早朝もどった私は、</p><p>その足で本社に行きました。</p><br><p>「どう、なりました！？」</p><br><p>私は、聞きました。社長の話では、弁護士を交え、I と話あった結果、</p><p>その場で辞表を書かせたそうです。</p><br><p>私は、ホっとしました。これで何とかなりそうだ、と。</p><p>しかし、事態は収まりませんでした。</p><p><br>辞表を書いた I は、西新井の事務所に普通にやってきて、</p><p>西新井メンバーと仕事をしてました。<br>本社からの問いかけはには答えず、事務所にも入れません。</p><br><p>篭城されてしまったのです。</p><br><br><a href="http://ameblo.jp/emusupport/entry-11642431660.html" target="_blank">北から来た男⑥</a>
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<link>https://ameblo.jp/emusupport/entry-11637078383.html</link>
<pubDate>Mon, 14 Oct 2013 18:07:04 +0900</pubDate>
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