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<title>ezu（エズ）｜桐生でつくる、記憶の器となる服</title>
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<description>群馬県桐生市の衣服ブランドezuです。一枚の絵から服をつくり、自然素材を職人の手でひとつひとつ染めています。新作やアトリエショップの営業のお知らせ、お洗濯やお手入れの話、ものづくりの日々を綴ります。</description>
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<title>たくさんつくれない服の話。ezuがモンゴルの草原まで会いに行く理由</title>
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<![CDATA[ <p>この冬、ezuにモンゴル生まれの作品が加わります。カシミヤのストール、フェルトの靴や帽子。いま草原の工房でひとつずつ形になっていて、最初のサンプルが桐生のアトリエにも届きはじめました。</p><p>今日は、その作品の話ではなく、その手前にある話をさせてください。なぜezuは、わざわざモンゴルまで行ってつくるのか、という話です。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260818/17/ezuezuezuezu/70/41/j/o5712428415813542575.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260818/17/ezuezuezuezu/70/41/j/o5712428415813542575.jpg" width="420"></a></p><h2>「安くつくるため」ではありません</h2><p>海外でつくると聞くと、コストのためだと思われるかもしれません。答えは逆です。手間も費用も、日本でつくるよりかかっています。それでもモンゴルなのは、あの土地でしか生まれない素材があるからです。</p><p>モンゴルの冬は、マイナス40度まで下がります。その寒さを生き抜くために、山羊やヤクは身体の内側に、ごく細い産毛をたくわえます。カシミヤのあのやわらかさは、あの寒さと乾きが育てたもの。あたたかい土地では、どうやっても育ちません。</p><h2>この毛は、増やせない</h2><p>それなら動物を囲って何千頭も飼えば、たくさん採れるのではないか。そう思われるかもしれません。ところが、そうすると草原が痩せてしまうのです。</p><p>モンゴルの人たちは3000年前から、草を食べ尽くす前に次の草地へ移り、群れの数を暮らしに見合うだけに保ってきました。その加減ごと、素材の一部です。だからこの毛は、工場を建てれば増える、という種類のものではありません。</p><p>「たくさんつくれない」。ものづくりの世界では、それはふつう、弱点と呼ばれます。けれどezuは、そこにこそ立ちたいと思っています。</p><p>限りがあるから、ひとつずつ丁寧につくられる。限りがあるから、手にした人が大切にする。ezuが桐生で、機屋さんや染めの職人さんたちと一着ずつ服をつくってきたのも、同じ理由です。桐生でしかつくれないものは、桐生で。モンゴルでしかつくれないものは、モンゴルで。場所が先にあるのではなく、「そこでしか生まれないもの」が先にあります。</p><h2>会いに行ってきました</h2><p>この夏は、フェルトをつくる女性たちの組合、革の工房、帽子づくりのご夫婦、創業33年のカシミヤ工場を訪ねて、ひとつずつ話をしてきました。どの仕事場にも、桐生の職人さんたちと同じ、自分の仕事に誇りを持つ手がありました。</p><p>草原の暮らしと素材のことは、公式サイトにくわしく書いています。</p><p>なぜ、モンゴルでつくるのか<br><a href="https://www.ezu.garden/blogs/activities/why-mongolia">https://www.ezu.garden/blogs/activities/why-mongolia</a></p><p>ウール、カシミヤ、ヤク、キャメル。4つの毛の違いのことは、こちらに。<br><a href="https://www.ezu.garden/blogs/thoughts_about_product/animal-fibers">https://www.ezu.garden/blogs/thoughts_about_product/animal-fibers</a></p><p>冬に、最初の作品をお披露目できる見込みです。桐生のアトリエショップにも並びます。またこのブログでも、お知らせしていきます。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ezuezuezuezu/entry-12976108445.html</link>
<pubDate>Tue, 18 Aug 2026 17:50:48 +0900</pubDate>
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<title>リップル洋品店から、ezuへ。名前にこめた想いの話</title>
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<![CDATA[ はじめての記事は、名前の話から始めたいと思います。<br><br>ezuは、群馬県桐生市で衣服をつくっているブランドです。いまの名前になったのは、2024年のこと。それまでの15年間は、「<a href="https://www.ezu.garden/pages/about-us" target="_blank">リップル洋品店（RIPPLE YōHINTEN）</a>」という名前で活動していました。<br><br>始まりは2009年。桐生の自宅敷地内のアトリエショップから出発し、百貨店やマーケットでも販売するようになりました。一点ものの服。手づくりの色。桐生のものづくり。やっていることの芯は、当時もいまも変わっていません。<br><br>■着る人からもらった言葉<br><br>15年のあいだ、着てくださる方から何度もいただいた言葉があります。<br><br>「わたしらしくいられる服」<br><br>服をつくって、お渡しして、また会いに来てくださって。そのやりとりを重ねるたびに、衣服が持つチカラを感じてきました。時に静かに包み込むように。時に背中を押して前に進めるように。時に、見えない未来への道標となるように。<br><br>この言葉が、新しい名前の種になりました。<br><br><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260818/15/ezuezuezuezu/37/7e/j/o5952396815813495036.jpg" width="420" height="280" alt=""><br><br>■ezuは「絵図」<br><br>ezuは「絵図」、絵で描いた地図のことばからきています。<br><br>身につけてくれる人に寄り添いながら、一人ひとりの絵図、つまりその人の地図となれるような衣服をつくりたい。その想いから、ezuと名付けました。<br><br>「絵」という文字は、糸へんに「会」と書きます。デザイナーの岩野久美子は、この文字の成り立ちを調べて、名前に「絵」の一字を含ませることを決めました。絵という文字の起源は、色とりどりに染め分けた糸を布に刺した、刺繍にあるのだそうです。糸が貴重で、布を織るだけでも途方もない時間がかかった時代に、大切な誰かを想って、祈りを込めて色を刺す。絵という文字は、そんなところから生まれた言葉でした。<br><br>岩野は、服づくりについてこう話しています。<br><br>「記憶は、服を着た状態で呼び起こされるのです。わたしは、誰かの忘れない景色のなかに入る一着をつくっているのだと、いつも思いながらつくっています」<br><br>このブログのタイトルにある「記憶の器となる服」は、この考えからきています。<br><br>ezuのロゴは、紙に手書きで描いたezuという文字を、鋏で切り出してつくった切り絵です。2つのezuの文字を、織物の経と緯が交じり合うように重ねて、ひととひと、ひととモノの交流を表しています。<br><br>■名前が変わっても、変わらないもの<br><br>名前は変わりましたが、変わらないものがたくさんあります。<br><br>リップル洋品店の頃から20年近く、布の裁断を担ってくれている職人がいます。同じ頃から、服を縫い続けてくれている縫い手がいます。一着の服に関わる人たちの手は、名前が変わる前から、ずっと同じです。<br><br>そして、お客さまのなかにも。<br><br>ブランドの前身と同じ「リプル」という名前の美容室を営む、ミサエさんという方がいます。出会いのきっかけは、お客さまから聞いた「同じ名前のお店があるよ」というひとことでした。以来10年近く、ezuの服を愛用してくださっています。<br><br>リップル洋品店からezuに名前が変わったとき、ミサエさんは「どうにかこの名前とつながっていきたい」と、新しく迎えた愛犬に「エズくん」と名づけてくださいました。<br><br>名前は、呼んでくれる人がいて、はじめて名前になります。リップル洋品店という名前を覚えていてくださる方も、ezuから知ってくださった方も、どちらもezuの絵図の一部です。<br><br>絵図の由来については、岩野本人が書いた随筆「<a href="https://www.ezu.garden/blogs/thoughts_about_product/brandlogo" target="_blank">絵という文字</a><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260818/15/ezuezuezuezu/37/7e/j/o5952396815813495036.jpg"></a>」を、公式サイトに掲載しています。<br><br>これから、このブログでは、新作やアトリエショップのお知らせ、お手入れの話、桐生でのものづくりの日々を綴っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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<link>https://ameblo.jp/ezuezuezuezu/entry-12976094517.html</link>
<pubDate>Tue, 18 Aug 2026 15:01:32 +0900</pubDate>
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