<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>午前2時のホラーショー</title>
<link>https://ameblo.jp/fear/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/fear/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>貴方は何に恐怖を覚えますか？</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>起動　はじまり2。</title>
<description>
<![CDATA[ <p>祐実は自宅のコンビニを手伝っている。高校卒業して早2年。大学に行けばよかった・・・。そんな後悔からやっと立ち直り、今は笑顔も取り戻した。それは仕事の笑顔ではなく、本当の笑顔を。何より最近始めたインターネットが面白い。彼女はお気に入りのノートパソコンを毎晩のように立ち上げる。友達からインターネットで彼氏ができたことを聞き、私もできるかな？そんな気持ち、好奇心があったのだ。そしてメッセンジャーで会話をする。それが楽しかった。</p><br><p>「雅人、今日も来るかな？」</p><br><p>祐実の気になるインターネットの男性。彼の顔が知りたい。本当の彼を知りたい。祐実の好奇心は高ぶっていた。</p><br><p>「今夜こそ、写メ交換するんだからぁ～。」</p><br><p>それまで何回取り直しただろう。祐実の一番のお気に入りの顔が映るまで、何度となく取り直していた。もう夜中の12時を回っている。祐実はノートパソコンの電源を入れる。少しお腹のすいた祐実は、手にスナックを抱えていた。</p><br><p>「あぁ～ぁ」</p><br><p>ノートパソコンにスナックをこぼしてしまった。慌てて息でスナックを吹き飛ばす。</p><br><p>「大丈夫かしら？」</p><br><p>ノートパソコンはカタカタカタと音を立てて立ち上がる。</p><br><p>「おかしな音がするわ。まぁ、買ったばかりだから大丈夫ね。」</p><br><p>ノートパソコンは、通常通り立ち上がった。祐実は急いでプラウザを起動する。もう雅人が待っているかもしれない。彼女は携帯からパソコンに自分の写メを転送する用意を始めた。勿論、雅人との写メ交換のためだった。</p><br><p>「ひっ！」</p><br><p>彼女は悲鳴にならない声を上げる。</p><br><p>僕ト死ンデクレマセンカ？</p><br><p>パソコンに詳しくない祐実は、何がなんだかわからない。いつも現れるはずのポータルサイトがそこにない。黒い背景に、白い小さな文字で、</p><br><p>僕ト死ンデクレマセンカ？</p><br><p>と表示されている。</p><br><p>「も～なんなのよ。どうしたらいいの？これ。取説にあったかしら？」</p><br><p>彼女は本棚のノートパソコンの説明書を取り出す。</p><br><p>「え～と。」</p><br><p>ノートパソコンの前で取説を読む祐実。トラブルのページを探してみる。パソコン設定まで全て業者に任せ、取説を読む事など初めてだった。</p><br><p>「もぅ～」</p><br><p>祐実はプラウザの起動ボタンをまた押した。あの文字が消えた。</p><br><p>「よかった～。これでだいじょう・・・。」</p><br><p>「誰？誰なの？」</p><br><p>かすれた声で祐実は後ずさりする。男の顔が画面に広がっている。ぼんやりと現れた男の輪郭。徐々にはっきりと現れる。口が見え、鼻が見え始める。でも祐実はその画面から顔を背けることができない。そしてついにその顔ははっきりと祐実を見据える。</p><br><p>「・・・。」</p><br><p>男と視線が合った。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/fear/entry-10005218713.html</link>
<pubDate>Tue, 18 Oct 2005 02:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>起動　はじまり</title>
<description>
<![CDATA[ <p>弘美はとある地方都市でホステスをしている。最近風営法の取締りが厳しく、午前一時の閉店の日が続く。それは弘美にとっては嬉しいことだった。彼女は余りお酒に強くない。そんな彼女の楽しみはインターネット。メッセンジャーで誰とも知らない男と話すことで寂しさを紛らわせていた。</p><br><p>今夜は土曜日。彼女は閉店の時間になり急いで帰宅する。日曜日が休みということもあり、明け方までメッセンジャーを楽しむ。そんな生活のリズムだった。インターネットの世界では、自分がアイドルになれる。ちやほやされる。美人といわれる弘美には彼氏がいなかった。寂しさから彼女はメッセンジャーをはじめ虜になった。大勢の男性が彼女の事を必要とする。快感を覚えていた。</p><br><p>マンションに帰り着くと、ノートパソコンの電源の入れる。パソコンの明かりに弘美の整った顔が照らされる。彼女はノートパソコンの明かりだけで、部屋の明かりをつけない癖があった。</p><br><p>「たまにはビールでも飲もうかな？」</p><br><p>今夜はお客が少ない事もあってあまり飲んでいない。なんだかビールを飲みたくなった。プシュと鈍い音が響く。ビールの泡がこぼれた。</p><br><p>「大変！パソコンにこぼれたわ！」</p><br><p>彼女は急ぎティッシュを探す。暗がりでもたついたが、キーボードが少し濡れた程度で済んだようだ。</p><br><p>「よかったわ。でもパソコン壊れていないかしら？」</p><br><p>プラウザを起動する。</p><br><p>「あれ？」</p><br><p>登録してあるいつものポータルサイトが表示されない。</p><br><p>「変ね・・・。」</p><br><p>ハードディスクからカタカタと乾いた音がする。</p><br><p>「やっぱり・・・ビールのせいね。」</p><br><p>ノートパソコンが一瞬暗くなる。</p><br><p>「きゃ」</p><br><p>弘美は小さな声でノートパソコンを見つめる。暗い画面に文字が浮かんでいる。</p><br><p>僕ト死ンデクレマセンカ？</p><br><p>弘美は驚いた。なんでこんな文字が勝手に浮かぶのだろう。弘美は怖くなっていく。</p><br><p>「どうしよう。電源・・・そうだわ。電源を落とさなきゃ。」</p><br><p>パソコンの終了の準備をする。目にはあの文字が浮かぶ。</p><br><p>「嫌だわ。早く終了しないと。ひゃぁ！！」</p><br><p>彼女の目には、パソコンの文字が消え、男性の顔が徐々にはっきりしてくる様がわかった。弘美はパニックになっている。早くパソコンを切らないと・・・。</p><br><p>「電源・・・コンセントから抜かないと！」</p><br><p>慌てて電源コードを抜く。振り返った弘美は、パソコンの画面が薄暗く照らされている事に気付く。</p><br><p>「あぁ、ノートパソコンはバッテリーを外さないと駄目だわ。」</p><br><p>そう気付いた弘美は、ノートパソコンに近づく。画面はただボーと薄暗い。男性の顔は消えていた。ノートパソコンに近づいた弘美は動きが止まった。ノートパソコンに突然に、しかもはっきりと浮かぶ男の顔。さっきの男の顔。その目と弘美の視線が合ったのだ。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/fear/entry-10005207188.html</link>
<pubDate>Mon, 17 Oct 2005 02:00:00 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
