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<title>ひとひらの言の葉</title>
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<description>ふと思うこと</description>
<language>ja</language>
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<title>十六夜</title>
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<![CDATA[ <p>どこからだったのだろうか？<br>朝、駅に向かう道の途中、金木犀の香りがした。<br>周りに木は見当たらなかったのに不思議な話だ。<br>誰かの残り香だったのだろうか・・・<br><br>この家に来て2か月が過ぎようとしている。<br>場所との相性が良かったのか、以前より眠れるようになった。<br>何より、ここは窓からの眺めが良い。<br>月がよく見える。<br><br>「応援してます」と一生懸命探してくれた不動産屋さんに感謝しなければ。<br>それに、自分のことのように心配してくれた保険会社の人。<br>手続きを手伝ってくれた友人。<br>一歩外に出てみれば、味方になってくれる人はたくさんいた。<br><br><br>後遺症というのは一息ついたころに発症することがある。<br>長い間、威圧や不安にさらされ続けると、何もない時にふと不安になることがある。<br>起きてもいないことを想像しては、不安に押しつぶされそうになる。<br><br>医師が言うには、「〇〇さんの場合は原因が分かっているから、その原因から離れることが一番です」と。<br>それは重々承知ですけどね、そう簡単にはいかないものです・・・<br><br><br>あの日は朝まで一睡もせずに起きていたんだ。<br>でも、あの人は帰ってこなかった。<br><br>許せなかったんだ。<br>ずっと傷に苦しんでいる私の前で、何もなかったかのように平気で笑っているあの人が。<br>許せなかった。<br><br>いや、本当は、<br>許すことができない自分を許せなかったんだ。<br>何度も許そうとした。でも許すことができなかった。<br>その度に自分を責めた。</p><p>そんな自分を、許すことのできない自分を嫌いになっていった。</p><p>&nbsp;</p><p>でも許さなくても良かったんだよね。<br>許すかどうかを決めていいのは傷つけられた本人だけだ。<br>周囲の人間が無責任に「それぐらいのこと」と決めることではない。<br><br>もっとも、あの時許したふりをしてしまった私もいけないんだろうな。<br>ちゃんと辛かったって、悲しかったって言えばよかったのだろう。<br>「いい人」になんかならなければ良かったんだ。<br><br>でもそれも過去のこと。<br>もう、私を不安にさせる人はここにはいない。<br>安心して眠っていいんだ。<br><br>現実に起きていることと、自分の想像からくる不安。<br>切り離して考えることで少しづつ悪い方に考えてしまう癖を治していこう。<br>現実で、目の前で起きていることに意識を向けるようにしていく。<br><br><br>それにしても、<br>本当にここからの眺めはいい。<br>雨上がりのせいもあるのだろうか。<br><br>本当に、<br>月がきれいだ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12868082130.html</link>
<pubDate>Wed, 18 Sep 2024 22:53:27 +0900</pubDate>
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<title>腕時計</title>
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<![CDATA[ <p>腕時計の話がある。<br><br>ある老人が余命わずかの時、息子に時計を渡し、あちらこちらに買い取ってもらうよう持ち込むお話。<br>ほとんどの所は二束三文の値段しかつけなかったが、最後に持ち込んだ所では素晴らしい評価をされたという。<br><br>老人が教えたかったのは、自分を正しく評価してくれる場所に身を置きなさいということ。<br><br>笑ってしまった。<br><br>心身を脅かされない場所がある。<br>ただそれだけで涙が出てくる。<br>笑ってしまう。<br>自分がどれだけ追い詰められていたか気付けないほど鈍い人間だったとは。<br><br>ここのところ、ずっと眠りが浅い。<br>ほっと息をついた瞬間、後遺症が出るものだと聞いてはいたが・・・<br><br><br>『ありがとう』という言葉は『あなたの気持ちをちゃんと受け取りました』という意味でもある。<br>自分の感覚は見えなくていいものばかりが見えると言われ続けていた。<br>でもその感覚を長所だと言ってくれた人がいた。<br>その感覚に『ありがとう』と言ってくれた人がいた。<br><br>そういえばそうだったな。<br>どれだけ頑張っても『ありがとう』なんて言われなかったっけ。<br>身を置く場所を間違えていた。<br><br><br>エンディングノートを書こうと思ったのはネガティブな感情からではない。<br>自分のこれからの時間を大切に生きるため。<br>自分の気持ちを見つめ直し、整理するため。<br>そして残された者たちに少しでも悲しい思いをさせないため。<br><br>死ぬのを怖いと思ったことはなかった。<br>そもそも人間は生まれた瞬間から“死”に向かって生きているのだから怖がることでもない。<br>私が怖かったのは、残されること。<br>置いて行かれること。<br><br>そして置いていくこと。<br><br>残された大切な人たちがつらい思いをしないように。<br>少しでも痛みを和らげることができるように。<br><br>全ての思いが正しく伝わることはないのかもしれない。<br>それでも、少しでも伝えていこう。<br><br>不幸になるために生まれてきた人なんていないんだよ。<br>“あなた”が生まれてきたことで幸せになった人がいる。<br><br>それを伝えていく。<br>きっとね、私の眼はそのためにある。<br>小さなことからでいい。<br>自分に出来ることをする。<br><br>そうすれば、いつかは安心して眠ることができるだろうか？</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12789933285.html</link>
<pubDate>Sat, 18 Feb 2023 20:15:58 +0900</pubDate>
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<title>えん</title>
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<![CDATA[ <p>人の縁とは不思議なもので、本当に必要な縁は自分が何もしなくても引き寄せられるようになっているらしい。<br>誰に言われたわけでもないが、何故か小さい頃から自分の感覚がそう告げていた。<br><br><br>画像として残る記憶力の良さは時に自分を苦しめる。<br>確か小学校にも上がる前のことだったか。<br>「あなた達さえ生まれていなければ」そう言った母は、悲しそうな顔をしていた。<br>「お前達がいなければな」そう言う父は異物をみるような眼をしていた。<br><br>自分の存在が、生まれてきたことが罪だと言われた者はどうすれば良かった？<br>生き続けることが償いになるのか？<br><br>いい子であればと思ったのだろうな。<br>自分の感情に関しての記憶はあいまいだ。<br><br>周りに言われても恨むことさえできなかったのは、別にいい人だったからではない。<br>父も母も自分を変えることができないのを人のせいにするしかできないほど弱い人なのだと分かってしまったから。<br>でも、私は同じ弱い人間にはなりたくなかった。<br><br>身の回りで起きることの原因の一端は、自分にあると受け止めるようにしていた。<br>うまくいかないのは自分のせいだと、足りない部分を必死に補おうとしてた。<br>でもそれが仇になったんだろうな。<br><br>違うんだ。<br>欠けていても良かった。<br><br>どんなに尽くしても伝わらない人はいる。<br>誠心誠意尽くした後、どう受け止めるかは相手の問題だ。<br>すべてが自分のせいだと思うこと自体が烏滸がましかったんだ。<br><br>春先に体調を崩していた時、ふと目にした一文。<br>“人間は自分の分かれた半身を探している”<br>その瞬間、自分の中で何かがストンと落ちた。<br><br>分かれた半身であるから似ている部分も多く、また一つの球体が分かれたから互いの足りない部分を持っている。<br>ここ数年の間に急激に起きた伏線の回収。<br><br>私は欠けていて良かった。<br><br>夏頃、心配してくれた友人が占ってくれた時に言った言葉。<br>「あなたは人を救うためにいる」<br>正直「またか」と思ったが、以前より嫌ではなかった。<br><br>全て救えるほどのことはできなくていい。<br>私が何気ない言葉たちに救われてきたように、私もどこか繋がった先で誰かの支えになってる。<br>それでいい。<br>ほんの小さな力でも良かったんだ。<br><br>もしかすると私は、<br>いや、きっとずっと誰かに許されたかったのかもしれない。<br>ただ一言「いいよ」って言って欲しかったんだ。<br><br><br>今日目の前にいた人が、明日必ずいるという保証はない。<br><br>だから伝えたいことはちゃんと伝えておかないとね。<br><br>“私はあなたに逢えて幸せです<br>　出逢ってくれてありがとう”</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12713891170.html</link>
<pubDate>Sat, 04 Dec 2021 19:49:13 +0900</pubDate>
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<title>いい人</title>
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<![CDATA[ <p>今日の文章は毒が強めなので、毒にあてられやすい方は読むのをお控え下さい。<br><br><br>フラッシュバックが起きる時点で普通の状態ではないのだと気付くべきだった。<br>普段生活を送れているから大丈夫であろうと思ってしまったのだが・・・<br>今回ばかりは友人に「そんなになるまで我慢しちゃダメ！」とものすごく怒られた。<br><br>いえね、病院嫌いなのですよ。<br>付き添いとかならいいのですが、診察となるとね・・・<br><br>でもなぜだろう。自分を本気で心配して怒ってくれる人の言葉は嫌じゃない。<br>言葉に嘘がないからだろうか。<br>言葉と感情が一致してるからだろうな。<br><br>我こそは正義と信じて疑わない人の言葉には嘘も悪意もない。<br>なのになぜか“愛情”という言葉が薄っぺらく感じるから混乱する。<br>今なら分かる。<br>“愛情”という言葉を掲げた後ろに“支配欲”がチラついて見えていたからだ。<br><br>人間はいつもいい人ではいられない。<br>というより、いい人でいようと思っていたわけではない。<br>その場が嫌な空気になると具合が悪くなる。<br>頑張ろうとするのは自己防衛の為でもある。<br>だから過剰に“いい人”だと思われるのは私には重荷だ。<br><br>世の中で言う“いい人”というのは大抵自分にとって“都合のいい人”であることが多い。<br>だがほとんどの場合一方的に”いい人”のイメージを作り上げるから、少し違う部分が見えると“裏切られた””騙された”と言う。<br>本人は何も変わっていないのに勝手な話だ。<br><br>そのままであることを否定され続けると自分が迷子になっていく。<br>「私はどんな人だった？」<br><br><br>きちんと整理するため、都度専門の方に生い立ちから話さなければならなかったのだが、皆が皆、口を揃えたように「今までよく頑張って生きてきましたね」と言われる。<br>確かに、通常なら経験しなくても良いことだらけだったとは思うが。<br>世の中には“通常”ではないことって多くあったりするんだけどな。<br>まあ、そう言ってくれるならとりあえず自分を褒めておこうと思う。<br><br>追い込まれた時に極端に冷静になるのも一種の解離状態だったんだろうな。<br>痛みを受けているのが自分以外の誰かだと思うことで、芯の部分を守っていたのかもしれない。<br><br>ドッペルゲンガーが死に至るのも、もしかするとその原理なのではないだろうか？<br>他者のものであるはずの痛みが自分のものだと知った時、精神的苦痛に耐えられなくなり崩壊していく？<br>なんて、また余計な事に想像を膨らませては笑ってみる。<br>新しくするには既にあるものを壊した方が早い場合もある。<br>かなり無茶なやり方ではあるけどね。<br><br>彼だけを悪者にするつもりはない。<br>対人間の関係では10：0ということはありえないからだ。<br>私が彼の過ちを許せる人だったら、<br>私の“感覚”が過敏でなければ、<br>私が感情を抑えずもっとうまく伝えられる人だったら、<br>何か違ったのかもしれない。<br><br>どちらが悪いわけではない。<br>ただ分かるのは、私ではなかったというだけだ。<br><br>幸いにも私の周りには本気で心配してくれる人がいる。<br>否定され続けた“感覚”を肯定し、共感してくれる人がいる。<br>そういう人たちを大切にしていこう。<br><br>人間をおもちゃか何かのように「頑張れないならいらない」と悪意無く言えてしまう人のためにはもう頑張れない。<br><br>少しづつ、時間はかかるかもしれないが、自分を取り戻していこうと思う。</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12675488771.html</link>
<pubDate>Wed, 19 May 2021 19:35:44 +0900</pubDate>
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<title>整理</title>
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<![CDATA[ <p>過去を整理することは大切だ。<br>前に進むために行き詰った原因を探り、この先に進むにはどうすれば良いかを考える。<br>だが自分一人で迷う場合には、第三者の意見が必要になることもある。<br><br>今日の文章は少々まとまりがないかもしれない。<br><br>男女共同参画センターというものに行ってみた。<br>自分の中でずっと抱えていた違和感について、第三者の意見を聞きたかった。<br><br>抱えていた時点で本当は気付いていたのだろう。<br>認めたくなかったのかもしれない。<br><br>言葉の暴力は傷が目に見えないため見過ごされてしまう。<br>本人も気が付かないうちに蓄積され、気が付いた時には深い傷となっている。<br>目には映らないので、近しい人に理解してもらうのも難しい。<br>世間の言う「いい人」の基準が何と適当なことか。<br>良い勉強になった。<br><br>「あなたがいなければ生きていけない」という言葉は一見素晴らしい愛情のように思える。<br>「共に生きていこう」という風に進めば互いに支えあえる力になる。<br>しかし一方的に自分の命を背負わせる形になれば脅迫、支配になる。<br>実際に自殺脅迫をされたこともあった。<br>身動きが取れなくなった。<br><br>後で知ってみれば「死にたい人は勝手に死ぬからわざわざ脅迫はしません。そう公言している時点で死ぬ気はないから安心していい」だそうだ。<br>確かに。やはり第三者の目は大切だ。良い勉強になった。<br><br>理解しあうことはできなくても、協力することはできると思っていた。<br>でも、無駄だった。<br>彼は人に寄り添う心を持たない人だった。<br>全て無駄だった。<br><br>カサンドラ症候群という言葉も初めて知った。<br>声を発することのできない人が、私の知る以上に世の中に多くいることを知った。<br><br>おかしな話だが無駄だったと思えてかえってすっきりした。<br>自分のできることはやった。<br>やはり人間出来なかったことよりやらなかったことの方が後悔するものなのだろう。<br><br>感情的にならないよう話したつもりではあるが、きちんと伝わっていただろうか。<br>「今までよく頑張ってきましたね。あなたなら大丈夫ですよ」<br>相談員の言葉に私は泣いていた。<br>言われる側になったのは一体いつぶりだったろうか。<br><br><br>切り落とすようなことはしたくなかった。<br>彼もまた、ねじ曲げられた正義に当たり前を奪われた人だったから。<br><br>でもそういった共依存こそが危険らしい。<br>体に変調を来たしては本当に大切なものも守れなくなる。<br>ここは専門家の意見に従った方が良いだろう。<br>やはり私は自分のことに関してものすごく鈍いようだ。<br><br>ふと友人が「奉仕と自己犠牲は違う」と言っていたことを思い出す。<br>もしかすると既にあの時壊れ始めていたのかもしれない。<br><br>切り落とすようなことはしたくなかった。<br>でも、切り離すことは必要なのかもしれない。<br><br>私はまだ生きなきゃいけないから。<br>守るべきもののために。<br>守りたいと思う自分のために。</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12668926833.html</link>
<pubDate>Fri, 16 Apr 2021 18:18:30 +0900</pubDate>
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<title>炭鉱</title>
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<![CDATA[ <p>「人の3倍のスピードで生きてるよね」<br>何故か昔からよく言われていた。<br><br>3倍のスピードで生きてたら3倍年とってるのでは？<br>と言うより、その“3”という数字はどこから出てきたのか？<br>自分としては3倍どころか、体が3つ欲しいと思うぐらいなのに。<br>そう考えて、ふと思った。<br><br>そもそも自分の性質が人の10倍から100倍の情報を吸収すると言われているわけで。<br>仮に10倍だとして、体が3つあるなら3倍のスピードで生きればおおよそ処理できるか、少し余るぐらいか・・・<br>なんて、まったく意味のない計算をしては笑ってみる。<br><br>まあ計算したところで現実に一日は24時間しかなく、体は1つしかないので、処理し切れないことが溜まっていく日々である。<br><br>整理し切れない感情を開放するのに久し振りに映画館に行ったがやはり良いものだなと思った。<br>相変わらず一番後ろの席にしか座れないのは不便ではあるが・・・<br>これは今後の課題としよう。<br><br>前に進もうと思えば思うほど過去を振り返る。<br>過去ばかり振り返ってはいけないと、これまた色々な人に言われるけど、過去を整理しなければ前に進めない人もいる。<br>振り返ることで前に進めるなら、悪いことではないと思うのだけどね。<br><br>舞台をやっていた頃は未来の話ばかりしていた。<br><br>友人は「自分の名前を皆が知るぐらいビッグになりたい」と言った。<br>私は「多くの人が、皆が知らなくてもいい。何年かしてあんな人いたなって一人だけでもいいから思い出してくれたらいいな」と言った。<br>色々討論して、お互い難しいねと言って笑った。<br><br>そうなんだ。<br><br>「少しでもあなたが笑ってくれるなら、私はそれでいい」<br>私は何も変わってなかった。<br><br>表面上は変わっても芯の部分は同じ。<br>大人になって仕事も変わり、自分の立ち位置で変えなきゃいけないことがたくさんあって、<br>言えないことも、伝わらないことも多くなって。<br><br>それでもいつだって望むものは同じ、何も変わってない。<br>私が変わっていくのは変わらないでいるためなんだ。<br><br>先に何があるのかなんていつも分からない。<br>開けた道にたどり着けるのか、その前に毒ガスにのまれてしまうのか。<br><br>矢面に立つのはいつだって怖い。<br>いつも足が竦む。迷う。<br>それでも気が付けば「望むところだ」と思う自分を自分の中に見つけまた笑ってしまう。<br><br>自分で真逆のベクトルを扱いきれてないのだから、人が理解できなくても当然と言えば当然かと思い、また笑う。<br>アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感覚とはよく言ったものだ。<br>私は元々普通じゃなかった。<br><br>もっと上手に生きられたら良かったのにね。<br><br>それでも私は私と一生付き合っていかなければならないんだ。<br>どこまで行っても私は私であることは変わらない。<br><br>さて、<br>どこ行こうか？<br>どこまで行けるのかな？</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12644190017.html</link>
<pubDate>Tue, 15 Dec 2020 16:35:18 +0900</pubDate>
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<title>浄化</title>
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<![CDATA[ <p>田舎の空はもっと青かったな。<br>空を見上げるたびいつも思う。<br><br>帰る場所なんてとうの昔にないと思ってた。<br>それでも「いつでも返ってくればいい」と言ってくれたことは大きな支えになっていた。<br>今は難しいかもしれないが、いつかちゃんと挨拶に行こう。<br><br>気持ちの整理がつけられず、時間が空いた時には掃除をしていた。<br>これは高校2年生の頃だったろうか？<br>「銀河鉄道の夜」カムパネルラ役をやった時の写真が出てきた。<br>当時は小柄で細身だったこともあり、少年役がよく回ってきていた。<br>この時も皆に適役だねなんて言われていたが、大人になった今も周りにはそう見えているのかと思うと、不思議な偶然に笑ってしまう。<br>本当に、男の子に生まれてきたかったと何度も思った。<br><br><br>インナーチャイルドという言葉を聞いたのは3年ぐらい前だったと思う。<br>ずっと私自身が向き合うことを避けてきたのかもしれない。<br>でも、今だから向き合わなきゃいけないのかもしれない。<br><br><br>母親がいなくなった日のことは正直よく覚えていない。<br>気が付いたら帰ってこなくなっていたという感じだった。<br>当時はまだ幼く状況を理解するまでに時間がかかった。<br>寂しかったかどうかも覚えていない。<br>覚えているのは「置いて行かれたんだ」と思った記憶だけ。<br><br>恨んでいるかと聞かれることもあるが、今となってはどうでもいい。過去のことだ。<br>父親が酒癖の悪かったことも知っているし、その度に暴力を振るっていたことを知っているので逃げ出したかったんだろうと理解は出来た。<br>ただ子どもたちを置いていく心境だけは理解できなかった。<br><br>いい子でいればいいのだと思った。<br>でも『女は勉強したところで無駄だから』と言われた。<br>強くなればと思った。<br>でもどうしたって腕力では敵わなかった。<br>大人になってからもそうだった。<br>仕事で成績を上げても男の人に取られる。<br>お金でいいなりにさせようとした人もいた。<br>あまりにも頭にきたから目の前で投げ返してやった。<br>女性であることがプラスに働く今の仕事に就けたのは本当にありがたかった。<br><br>守ってくれる人がいなかったから守れる人になりたかった。<br>帰る場所なんてなかったから誰かの帰る場所になりたかった。<br><br>私はただ、普通に生きたかっただけだ。<br><br><br>次の満月、魚座の満月らしい。<br>魚座の満月のキーワードは癒し、浄化。<br><br><br>私、よく頑張ったよ。<br>もう、頑張らなくていいよ。<br>もう、許せなかった自分を許そう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12620716639.html</link>
<pubDate>Thu, 27 Aug 2020 20:10:59 +0900</pubDate>
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<title>リルート</title>
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<![CDATA[ <p>一人の時間が必要。<br><br>この状況下で贅沢だと言われると何も言えなくなってしまうが、一人の時間に感情や思考の整理をすることでバランスを保っている私には常に人の気配や物音がある環境は苦痛になる。<br>どんなに忙しい時でも、一人で整理する時間を作らないと潰れてしまう。<br>このブログも気持ちを整理する上で大事な時間だったんだなあと、改めて思ったりする。<br>やっぱり時々は書くとしよう。<br><br>今は車で用事があった時、遠回りして帰るのが落ち着ける貴重な時間だ。<br><br>人が嫌いなわけではない。<br>誰かがいることで安心することもある。<br>それでも常に多くの感情が近くにあると自分の中が情報で溢れてしまう。<br>人との境界線を引くのが難しく、言葉も感情もトゲのように刺さってくる。<br>感情を削ぎ落としていかないとバランスが取れない。<br><br>そんな状況なのに私はまだ優等生であることを要求されなければいけないのか？<br>私はそんなにできた人間ではない。<br>完璧を求められても応えられない。<br><br>無責任な“頑張れ”という言葉は好きじゃない。<br>その言葉に救われることもある以上全否定はできないが、ギリギリの状態で頑張っている人間には追い詰める言葉にしかならない。<br><br>頑張らざるを得ない状況なのは分かっている。<br>それでも・・・<br>そっか。<br>“頑張らなくてもいい”と本当は私が言って欲しかったのかもしれない。<br><br>皆が歩く道を同じ様には歩けない。<br>自分としては目的地には遠回りしても、違う道を通っても構わないと思っている。<br>でも多くの人は決まった道を通らせたがる。<br><br>カーナビはいつもそう。<br>“自分”を保つために遠回りしようとすると、決まった道に戻らせたがる。<br>今日も帰り道“この道を通れ”と何度もリルートされた。<br><br>嫌だな。<br>今の自分。<br><br>欲があるから苦しくなる。<br>人である以上は仕方ないことなのかもしれないけど、そんな自分を見る度に嫌になる。<br><br>休息が必要。<br>一人の時間が必要。<br>コーヒーを飲んでリセットと思ったけど、こんな時間に飲んで眠れなくなるといけないのでそのまま眠るとしよう。<br><br>おやすみなさい。</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12597973073.html</link>
<pubDate>Mon, 18 May 2020 23:24:43 +0900</pubDate>
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<title>再生</title>
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<![CDATA[ <p>花が嫌いだった。<br>正確には花が嫌いだった時期があったと言うべきか。<br><br>部屋に置くのも、育てるのも嫌だった。<br>枯れていくのを見たくなかった。<br>人の“死”を連想してしまうから。<br><br>いつのことだったか、花が枯れていくのは人の邪気を吸い取ってくれているからと聞いた。<br>周囲の色々なものから影響を受けやすい私には守ってくれる存在なのかもしれないと思った。<br>それからだろう、身の回りに花を置くようになったのは。<br><br>自分がHSPだと知ったのはそんなに昔のことではない。<br>その人は「あなた、みんなが“良い人だ”っていう人の裏の顔が分かっちゃう人でしょ」と言った。<br>急にそんな話をされてびっくりしたのだが、よくよく話してみるとその人もHSPだった。<br>HSPの人はHSPの人が分かるらしい。<br>そう言われてみれば思い当たる節も無いではない。<br><br>びっくりはしたものの、ショックは受けなかった。<br>色々な事に説明が付いたから。<br>1cmの違いが見えるのも、大きい音が苦手なのも、強い匂いで具合が悪くなるのも、辛いものが苦手なのも、レースで肌がかぶれてしまうのも、嘘を付いてる人の声音が気持ち悪いのも、<br>すべて納得がいった。<br><br>理由が分かれば対処法も分かる。<br>自分だけの強みもわかる。<br>多角的に見られる目は自分に与えられた才能だと思っている。<br>現在もけして楽観視出来る状況ではないが、驚く程に冷静な自分が自分の中にいる。<br><br>自分を強いと思ったことはなかったが、追い込まれた時には案外強いのかもしれないとこんな状況に陥って初めて思った。<br>一度どん底まで落ちた人間は這い上がり方を知っている。<br>守るものがあれば人は強くなれる。<br>人は一人では生きていけない。<br>守っているつもりで、本当は守られているのだろう。<br><br>数日前、玄関先の桔梗の新芽が出てきた。<br>桔梗は宿根草の種類なので、花が枯れたあとは地上部は全てなくなる。<br>だが根の部分が生きていれば、春には新芽が出てくる。<br>人間も同じ。<br>心が死ななければ何度でも再生する。<br><br>大丈夫。<br>きっと大丈夫。</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12585768122.html</link>
<pubDate>Mon, 30 Mar 2020 00:36:56 +0900</pubDate>
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<title>プロローグ</title>
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<![CDATA[ <p>毎年届いていたクリスマスカードが今年は届かなかった。<br>そんなことで友人がもういないのだということを思い知らされる。<br><br>形あるものはいつか壊れる。<br>当たり前のものなど何一つとして無い。<br>分かってはいることだが・・・どうしたって慣れるものではない。<br><br>人の縁とは不思議なもので、本当に必要な縁は自分が何もしなくても引き寄せられるようになっているらしい。<br>仲違いしたわけではなかったが、大人になり、生活の違いで疎遠になった時期もあった。<br>でも何年か経ち、何気ない時に再開した。<br>変わったようで、何も変わっていなかった。<br><br>性格的に“いい人”とは到底言えなかったが“いいヤツ”だった。<br>私のズレた視点を、『面白くていいんじゃない？』とよく笑っていた。<br>お互い変わり者同士だったからもあるのだろう。<br>『楽しいことを嗅ぎ付ける才能』だとも言っていた。<br>犬じゃあるまいし・・・<br><br>人の一生を物語として書く事もあるが、殆どの場合は日常の一部を切り取ったもの。<br>どこからかが始まりで、どこかで終わりとする。<br>今ブログを書いているこの瞬間も、後で振り返れば何かの序章になる。<br>時間は前にしか進まない。<br><br>二度と会うことのできなくなった人の事を考えても、会いたくても会えない人のことを嘆いても、<br>過去を変えることはできない。<br>人の気持ちを置き去りにするかのように、時間の流れは非情なほどに早い。<br><br>だから今は自分に出来ることを、<br>目の前の現実を受け入れることを、<br>ただ日々を“生きる”ことを。<br><br>プロローグ。<br><br>今年もあと数時間で終わる。<br><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/flowerlanguage-diary/entry-12563589665.html</link>
<pubDate>Tue, 31 Dec 2019 18:29:18 +0900</pubDate>
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