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<title>水門の夢に向かって…</title>
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<description>初めましての人もまた来ましたの人もどうも！水に門と書いてみかどです。私には作家になりたいという夢がありますそのためにこのブログの場をお借りして書かせていただきたいと思っていますどうぞﾖﾛｼｸお願いします週１更新！</description>
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<title>事件のまとめ-Ⅲ</title>
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<![CDATA[ <p>えーっと…よくわかりませんが、私がまとめることになりましたね。では、お仕事はちゃんと果たしたいと思います。</p><p>被害者ですが、川井君は、<strong>腕にブレスレットをつけていた</strong>のですが、それをつけていなかったそうですね。そのブレスレットをどうしたんでしょうか…。</p><p>武藤君の情報だと、<strong>楽器管理室の鍵が握り締められており、血のついたトランペットが落ちていて、ゴムひもが1本、さらに、鍵と、それから棚にも両面テープが貼ってあった</strong>そうですね。本当なのかは現場を見ていないのでわかりませんが…それにしても、何であの時、あんなに都波さんは怒ったんでしょうか…謎ですよね…。そういえば、指で何か空中に書いてましたね…。何か…<strong>棚のようなものを置いてから、そこをスタートで線を引いて…って、説明しても何のことやらですね。</strong>とにかく、あのあと私を引っ張った癖して、どこかに勝手に行っちゃいますし、本当に…。でも、そんな気まぐれな彼に惹かれてるところもあるんですけど…。</p>
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<pubDate>Mon, 04 Jul 2011 22:13:14 +0900</pubDate>
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<title>Ⅲブラスオブデス-3捜査編②</title>
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<![CDATA[ <p>尾崎は都波に引っ張られ、部室に戻ってきていた。</p><p>「何でこんなことするんですか！？」</p><p>「そんなことより、今おれがすることは事件のまとめなんだよ」</p><p>「それになぜ私が？」</p><p>尾崎はやや不機嫌そうに都波のことを見つめる。</p><p>「長野から聞いたことを教えてくれ」</p><p>尾崎はいやいやながらも、都波にそのことを教えた。</p><p>「ブレスレット…？」</p><p>「はい。ブレスレットです」</p><p>「ということは…」</p><p>都波はソファに座って<strong>ペンを持ち、空中に線を何度か描く</strong>。</p><p>「都波さん何してるんですか？」</p><p>「いや…ちょっとな…」</p><p>都波は色々と考えた。</p><p>「…？」</p><p>「もう一度、事件を振り返るか……」</p><p>「え？意外ですね…」</p><p>「ほら、早く事件のまとめに進むぞ」</p><p>「え…それって私たちの仕事じゃ…」</p><p>「いいんだよ」</p><p>都波はぐいぐい尾崎を引っ張り出した。尾崎は不思議でたまらなかった。なぜ長野と話したら、都波はあんなに変な態度を取ったのか…。武藤の謎は？やっぱり犯人は武藤なのか…。それとも…。尾崎はさまざまな不安を抱えながら話を始める。</p><p>「えっと…じゃあ、事件のまとめをしますね…って…なんで私が…」</p><p>尾崎は愛用の黒い手帳を取り出し、説明を始めた。</p>
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<pubDate>Sun, 03 Jul 2011 22:54:42 +0900</pubDate>
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<title>お久しぶりです！</title>
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<![CDATA[ <p>２ヶ月ぶりですね～</p><br><p>まったく申し訳ない！</p><br><p>これからもブログは書きますので</p><br><p>ええ。死にません。残念でした（^ω^）</p><br><p>というわけで小説は書いていきます</p><br><p>ちなみに全部で５つ。完結するはずだったんですが</p><br><p>なんとこんなに間が開いて話しがいくつも浮かんでいます。</p><br><p>なので、Ⅲの謎解明編が終わるまでに今日から100アクセス以上あれば</p><br><p>ちょっと延長しようかなと…思っております…</p><br><p>どうぞﾖﾛｼｸお願いしますね</p><br><p>一応言っておきますが</p><br><p>捜査編②で何を書こうとしていたのか忘れていますので…（・_・；）</p><br><p>捜査編②は適当になっています（笑）</p>
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<pubDate>Sun, 03 Jul 2011 22:42:00 +0900</pubDate>
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<title>Ⅲブラスオブデス-2・捜査編①</title>
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<![CDATA[ <p>部室にて尾崎はおおよその訳を、都波に説明した。</p><p>「へぇ～、なるほど？殺されたのか…」</p><p>「はい。事件です。急ぎましょう！」</p><p>尾崎が走ろうとしたときだった。</p><p>「ちょっと待った」</p><p>とそれを都波が制した。</p><p>「お前、本当に殺してないのか？」</p><p>「あなたまで僕を疑うんですか？」</p><p>武藤は怪訝そうな表情で、都波を見る。</p><p>「明らかにできすぎている。何でそんな正確に時間を覚え、周りを見ることができた？そんでもって、午前1時頃からって、何してたんだよ」</p><p>「それは…探し物です」</p><p>「そんな時間に学校に来てか？何で？」</p><p>「いや、それはその…」</p><p>都波はチッと舌打ちをした。しどろもどろになる武藤が、さらに怪しくなってくる。</p><p>「僕は、時計を見るのが癖なんです。それに、最初に言ったのは川井君だったんですよ」</p><p>都波は顔を武藤のほうに直す。目だけは真実を語っているように見える。</p><p>「川井君には、12時30分ごろ呼ばれましたよ？間違いないです。『探し物の手伝いをしてくれないか』って。快く引き受けたんです。そしたら、こんなことになって……」</p><p>武藤は俯いた。都波は面白くもないといった表情を浮かべ、尾崎にこういう。</p><p>「待たせたな。行くぞ」</p><p>「え？武藤君はいいんですか？」</p><p>尾崎はきょとんとした表情で言う。</p><p>「こいつだって容疑者の一人に過ぎない。もしかしたら、最大の敵であるおれらを味方にして、容疑者リストから外れようとしているのかも。正確すぎる情報は逆に信用できない」</p><p>武藤はごくりと唾を飲む。</p><p>「行くぞ。手がかりは武藤からいやというほど得た。今回はおれも聞き込みに回ろう」</p><p>「了解です」</p><p>都波は武藤のほうを見ず、尾崎をついていかせた。</p><br><br><br><p>「とにかく、川井は自分で死ぬような奴なんかじゃないし、他殺と見て間違いないと思う。それと、怪しい人もいる…」</p><p>咲本はそう話す。</p><p>「武藤君かな？」</p><p>都波はちらりと咲本を見て言う</p><p>「そう。武藤」</p><p>「私たちは、その武藤さんから依頼を受けて今回の捜査に乗り出しました」</p><p>「無論、武藤を容疑者リストから外したわけでもないし、むしろ怪しさが増している。といった感じかな」</p><p>咲本は息を短く吐いた。都波は咲本を睨む。</p><p>「武藤が犯人だと思いたくはないけど、だからといって川井の無念が晴らされないのは悔しいしね」</p><p>咲本はそういう。</p><p>「プラス、私に付きまとうよりもさ…」</p><p>ちらりと泣いている長野を見る。</p><p>「川井見つけたときからずっとああなんだよねぇ」</p><p>困ったように咲本は笑う。</p><p>都波は長野のところへ行く。尾崎が話を聞いていた。</p><p>「川井？……ああ、うん。……いい人だったかな。私はそう思うよ？うん」</p><p>「いや、そうじゃなくて―――」</p><p>都波の言葉を尾崎がさえぎる。</p><p>「あなた馬鹿ですか？尊敬します」</p><p>フンと鼻を鳴らし、都波は黙って後ろを向き、帰ろうとした。そのときだった。</p><p>「ただ、<strong>川井の手</strong>が問題だなぁ…」</p><p>「川井さんの手ですか？」</p><p>尾崎が身を乗り出す。都波も足を止める。</p><p>「実はね？いつも川井が手につけてた物がなくなってたの…。それ、何でなんだろうって思ってさ…川井、あれ気に入ってたから、はずす筈ないとは思うんだけど…」</p><p>「それはなんだったんですか？」</p><p>「私のあげた<strong>ブレスレット</strong>だよ…私は川井のこと、ちょっと…ううん。かなり好きだったからさ」</p><p>長野はそういってから俯いてしまった。</p><p>「尾崎。行くぞ」</p><p>尾崎は何でなんだという顔を都波に向ける。</p><p>「ここにいても、もう情報はなさそうだ」</p><p>「あなた、本当に馬鹿ですね」</p><p>「どっちがだ！」</p><p>いつもと違う真剣な口調で都波は言った。</p><p>「早くしろ。犯人は武藤じゃないかもしれない。それに、今おれたちがしなきゃいけないことは何だ？犯人探しだろうが」</p><p>「…なんでですか？突然…」</p><p>尾崎は手を握り締め、唇をかみ締めた。</p><p>「いや、ちょっとな。おれの私情だよ」</p><p>都波はその後、口を開かなくなってしまった。</p>
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<pubDate>Wed, 18 May 2011 14:54:01 +0900</pubDate>
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<title>Ⅲブラスオブデス-1・事件の始まり編</title>
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<![CDATA[ <p>「川井！」</p><p>また長野の叫び声が部室にこだまする。</p><p>「またあんた、こういうことしたでしょ！！あんた吹奏楽部だよ？自覚あるの？」</p><p>川井は面倒くさそうに頭をかく。この前持ち出した録音機器のせいだ。無論、あれを持っていかなかったら、ダイイングメッセージのことも解決しないことにはなるのだが、悪いことをしたのは事実だった。</p><p>「はいよ。今度から気をつけますわ」</p><p>川井は両手を後ろに組んで、だるそうにそういった。</p><p>「本当に？」</p><p>毎度の事ながら、長野は疑いの目を川井に向ける。</p><p>「本当、本当。リアリーリアリー」</p><p>「ふざけてるの！？」</p><p>川井のその態度に、長野は怒りの態度をあらわにする。</p><p>「ふざけてないよ」</p><p>これも毎度のこと、川井がこう反論する。</p><p>「まあまあ、そう熱くなりなさんな」</p><p>そう口を挟んできたのは、川井と同じトロンボーンのパートリーダーの咲本だった。</p><p>「そういってもさ…いいの？」</p><p>長野は咲本に尋ねる。</p><p>「これが1度目や2度目じゃないんだよ？」</p><p>「知ってるよ。だから、こいつにはなに言っても無駄」</p><p>手厳しい咲本の一言に、川井は少し動揺した。</p><p>「でも、こいつがこの学校１楽器がうまいのも事実。くやしいけどね」</p><p>河合はこの言葉で笑顔になる。</p><p>「だからって調子に乗らないこと」</p><p>咲本がそういって川井は笑顔で何度も頷いた。長野はなんだかなぁという気分であった。部長として、何度も彼に入ってきているが、本当に大丈夫だろうか…。</p><br><br><br><p>そんなときに事件は起きた。</p><p>練習が終わり、長野が帰ってくる。川井が、楽器管理室で姿勢を低くし、何かを必死に探している。</p><p>「何を探してるの？」</p><p>「あ、いや、<strong>鍵を落としちゃって</strong>さ」</p><p>川井は手を後ろに組んで、申し訳なさそうに言う。</p><p>「え？川井はキーマスターなんでしょ？」</p><p>キーマスターとは、川井がやっている部活の係で、楽器が入っている部屋などの鍵の管理をしている。</p><p>「どこかになくなっちゃったんだよね」</p><p>そういいながら川井は周りをゆっくりと見回す。その様子を見て、長野は何故か苛立ちが収まらなくなってきた。</p><p>「もう！ちゃんと探してよ！？あれなかったらどうするの？ここ閉められないじゃん！！ここ閉められなかったら、ここの最高管理人者の武藤くんも、私も帰れなくなるじゃん！！また迷惑かけるの！？」</p><p>川井はその言葉に珍しく冗談で返すこともなく、俯いて黙っていた。その様子を武藤は見ていた。午後6時27分のことだった。</p><p>「確かに、ここの扉を閉めることは出来ないかもしれないですが、ここの棟の鍵をしっかり閉めたら、誰もはいって来れませんよ。だって、あの鍵にだけではなく、先生だってあの鍵は持っているはずです。それに、ここは3階なんですから」</p><p>武藤が得意気にそういって、長野を落ち着かせようとする。</p><p>「うーん…そうかもしれないけど…」</p><p>長野は少し悩んでいるようだ。</p><p>「なので、もう遅いですし、今日は先生にそのわけを説明してと…」</p><p>武藤は鞄を持ち、長野の分と川井の分を渡した。</p><p>「帰りましょうよ」</p><p>そう武藤は言った。午後6時42分のことだ。</p><br><br><br><p>武藤は倒れた川井を真っ青の顔で見つめた。血のついたトランペットを地面に落とす。時計を見る。暗くてよく見えなかった目も、長時間いたせいで慣れてしまった。午前1時32分のことだった。武藤は走った。今のままだと自分が犯人としか思われなくなる。</p><p>ごめんなさい。本当にごめんなさい。こんなことになるとは思わなかったのです。本当にごめんなさい。</p><p>ひたすら心の中でその言葉を繰り返す。走った。とにかく走った。ただ、ひたすらに、闇雲に、いつも通る以上に暗い道を、走れ、走れ。家に着いたのは、午前2時11分のことだった。武藤は家に帰っても眠れなかった。とにかく、この状況をどう説明するかで頭が一杯だった。</p><br><br><br><p>警察が来ていた。午前9時31分のことだ。武藤は楽器管理室に急いだ。そこにはすでに先客がいた。咲本と、長野だ。咲本が尋ねる。</p><p>「ねぇ、何で血のついたトランペット？トランペット、武藤が吹いてるよね？」</p><p>「は、はい…そ、そうですが…」</p><p>まずいぞ。このままではまずい。自分が犯人にされてしまう。長野はその場にへなへなと座り込んだ。</p><p>「川井…ねぇ、変わるんじゃなかったの？変わるんだよね？」</p><p>川井はもちろん、何も答えない。武藤は周りをよく見る。<strong>死後硬直して、硬くなった手に、しっかりと、楽器管理室の鍵が握り締められており、血のついたトランペットが落ちていて、ゴムひもが1本、さらに、鍵には両面テープが貼ってある。棚にも両面テープが貼ってあった</strong>。</p><p>「川井！私は認めないよぉ！！」</p><p>長野は目を真っ赤に腫らし、川井を揺さぶる。</p><p>「そんな風にして、川井が逃げるなんて、そんなの許さないよぉ！！ばかぁ！ばかぁ！」</p><p>長野はそういって、川井の胸を叩く。</p><p>長野の「バカ」という声がずっと響いていた。</p><p>咲本が武藤を問い詰める。</p><p>「ねぇ、あんたがこれで殴ったのは違う？」</p><p>「え、えーっと…」</p><p>どう言い訳するべきか…、武藤はそればかり考えていた。</p><p>「何で何も言い返せないの？長野さんが泣いてるよ？あんた、長野のこと、1年のときからずっと好きだったんじゃないの？」</p><p>咲本がそういったとき、武藤は俯く。</p><p>朝練習が終わると、武藤はすぐにある場所を目指して走った。2－D―――扉を開けて、武藤は叫ぶ。</p><p>「尾崎さん！！僕を…どうか僕を助けてください！」</p><p>尾崎がびっくりして振り返った。</p>
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<pubDate>Tue, 10 May 2011 22:06:34 +0900</pubDate>
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<title>あとがき-Ⅱ</title>
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<![CDATA[ <p>すみません…勉強とかで更新頻度遅れました。これからも遅れまくると思います。このネタはただ、次のトリック何にしようかなって考えてたときに、DSIサウンドいじってひらめいたものです。そして犯人の名前は浮草にしてみよう。お、明日聞くになる。ダイイングメッセージにすればいいじゃん！で、浮草をイケメン設定にして、ちょっと切ない感じに…。</p><p>で、できたのがこれですね。宍倉と杜若は適当です。杜若なんて、凝ったの名前だけです（笑）で、都波が尾崎をかばうっていうのも、下書きにはなかったもので、尾崎と都波って一緒にいるし、都波のキャラ作りはもうⅠでやったから、尾崎のキャラ作りをちょっとずつもりこんで行こうってことで。今回は、責任感の強い人って所を。あと、恋愛事情とかにやたら首を突っ込むとか、そういう情報屋特有の特性を入れましたね（笑）まだまだあの二人は味のあるキャラクターです。これからもちょっとずつつくっていこうと思います</p>
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<pubDate>Sat, 07 May 2011 18:19:02 +0900</pubDate>
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<title>Ⅱ残されたメッセージ-５・その後編</title>
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<![CDATA[ <p>その次の日、尾崎は都波の家を訪ねていた。</p><p>都波は学校を休んだ。宍倉にパイプ椅子をぶつけられた部分の治療に行ったのだ。</p><p>それを自分の責任だと思っている尾崎は尚更ばつが悪かった。だから、一応謝りを入れておこうと思った。</p><p>インターホンを押す。都波が出てきた。</p><p>「何だ、お前か」</p><p>「何だとは何ですか！！」</p><p>尾崎は少し元気そうな都波を見てほっとした。だが、頭にネットをかぶり、傷口に張ってある白いガーゼについている赤い点々が、都波のその傷の痛々しさを物語っていた。</p><p>「まあ、入れや」</p><p>都波はそういって親指をだし、後ろに持っていった。</p><p>「はい」</p><p>尾崎は言われたとおり家に入る。1つの部屋に入れられた。かなり片付けられてある。いや、そうじゃない。出せるものがないというほうが正しいかもしれない。生活に必要な最低限の家具、電化製品しか置かれていないのだ。</p><p>尾崎はその理由を知っていた。都波の家は一度全焼したことがある。それで家具と両親をなくしたのだ。</p><p>都波が持ってきたのはプリンと砂糖だった。</p><p>「まず、今回の事件のことなんですが…」</p><p>「ん？ああ、逆再生の」</p><p>都波は少しわざとらしく言った。</p><p>「あれ、ちょっときつかったですよね」</p><p>「何が？」</p><p>都波はきょとんとした表情だった。</p><p>「いや、だって吉野さんと交際関係だったんですよ？幸せだったのに…しかも、浮草さん自身も、山田先生は恩師だって。何でこんなことが起きてしまったんでしょうか…」</p><p>尾崎は俯き言うが、都波は「それがどうした？」という顔で、あきれた顔でこう言う。</p><p>「そんなこと考えてんのか？人って言うのは不思議なものなんだぞ？いつ人のことを嫌うかもわかんないし、あれは衝動的な殺人だろ？あたりまえのことじゃん」</p><p>都波はそういいながら、プリンに持ってきた砂糖をかけて、スプーンですくい始める。尾崎はその都波を見て何も言い返せなかった。確かにそうだと思う。尾崎はずっときになっていることを言ってみる。</p><p>「あの…怒ってますか？」</p><p>「やっと本題か？お前、最初からそれを言うためだけにここにきてるんだろ？」</p><p>都波はあきれた表情でそういった。</p><p>「凄いですね…」</p><p>「誰かに気づかされた才能だよ」</p><p>都波はそういって、尾崎のほうに目線を合わせる。</p><p>「怒ってないよ。正直、守らなきゃいけないって言うのもあった。宍倉がああいう風になるのもなんとなくわかってからさ。だけど、尾崎があそこでよけられなかったのは意外だったけどな」</p><p>尾崎はあのときの状況を思い出した。</p><p>「責任、感じるなよ？」</p><p>都波はそういってプリンをすくう。尾崎はきょとんとしてしまった。</p><p>「あ…ありがとうございます」</p><p>都波は小さく頷いたところで、尾崎の携帯電話がなった。尾崎は相槌しか打っていなかった。</p><p>「わかりました。すぐ行きます」</p><p>そういって携帯をきった。</p><p>「用事ができました。そっちにいってきます」</p><p>「おう」</p><p>都波は片手を上げて手を振る。尾崎は、都波に好意を抱いているのを秘密にしているままだった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/fren-sifo/entry-10884394573.html</link>
<pubDate>Sat, 07 May 2011 17:53:29 +0900</pubDate>
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<title>Ⅱ残されたメッセージ-４・謎解明編</title>
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<![CDATA[ <p>放課後、いつものように浮草は部活に励んでいた。今日は練習試合の日であり、そして…山田が死んでから1週間が経つ。</p><p>今まで辛いことも乗り越えられてきた。どんなこともだ。それは山田がいたからこそだ。</p><p>だからこそ折れは犯人をゆるさない、いや、許してはいけないんだ。</p><p>そう決意を固めたときに2つの影が運動場に見えた。一人は前から来てる新聞部だが、もう一人背が小さいほうは…</p><p>「浮草」</p><p>吉野が浮草を呼んだ。</p><p>「部員を全員ここに集めろって、あの男が」</p><p>そういって吉野は小さなほうの陰を指差す。浮草は男の名を知っている。いや、知らないほうが珍しいのではなかろうか。</p><p>「都波みなと…だったっけ？」</p><p>浮草は小さな声でそうつぶやいた。</p><br><br><br><p>サッカー部の全員が呼ばれた。尾崎は改まってこういった。</p><p>「先日、山田さんが殺されたのは皆さんご存知ですよね？」</p><p>部員全員が尾崎に視線を向ける。</p><p>「犯人、わかったんです」</p><p>部員たちがざわめく。</p><p>「まず、この写真をお見せします」</p><p>そういって尾崎は一枚の写真を取り出す。例の3枚目の写真だ。</p><p>「ダイイングメッセージです」</p><p>部員たちのざわめきは増す限りだった。尾崎は気にせず続ける。</p><p>「まず、『repeat reverse』これは逆再生を表します。次に、『tomorrow here』…英訳すると明日、聞くになります。皆さんは、逆再生の法則って知ってますか？」</p><p>この言葉で周囲のざわめきが止まる。</p><p>「逆再生って不思議ですよね。『ありがとう』っていったら『うとがりあ』とは帰ってこない」</p><p>尾崎はそういいながら地面に適当な木の枝を拾って『ありがとう』とかく。</p><p>「ローマ字にするんです。ローマ字にしたら『ARIGATOU』になります。これを右から左に呼んでいくんです。『UOTAGIRA』。これが逆再生です。おなじようにやってみますね」</p><p>原理を説明し終わった尾崎は、『ASUKIKU』と書いていく。</p><p>「これ、都波さん、逆から読んでください」</p><p>都波は指示通りにそれを逆から読む。</p><p>「『UKIKUSA』…浮草だな」</p><p>「そう、犯人は浮草さんです」</p><p>部員の視線が浮草に向けられる。</p><p>「ですが、納得しないでしょう。一応訳を説明しておきます。まず、あなたは山田先生にこういわれました。『お前と、宍倉と杜若を屋上に呼べ』と。そしてその後、『お前だけ、ちょっと俺と来い』みたいな事を言われたのだと推測しています。そして、何か深いになることを言われ鈍器で殴殺したのでしょう。衝動的な殺人だったのです。」</p><p>そこで</p><p>「ちょっと待って」</p><p>と吉野が制した。</p><p>「今までの聞き込みとかで、アリバイなんて証明されてるでしょ？宍倉と杜若はずっと一緒にいたんだよ！？」</p><p>「全員嘘をついている。そうおれは判断した」</p><p>都波はそういった。吉野が黙り込むのを見て、都波は尾崎と目をあわし、頷く。</p><p>「そしてあなたは、宍倉さん、杜若さん、吉野さんの4人で協力し、バスケットゴールの網を使って山田先生の止血を図った。ですが、何を思ったのか立ち上がっている先生を見て、あなたは先生の首を絞めたんです。ダイイングメッセージには誰も気づかなかった。それをやって見せたのが、浮草さんなんです」</p><p>尾崎の言葉に都波がさらに付け加える。</p><p>「その証拠だってあるぜ、女子更衣室で発見したんだ」</p><p>尾崎はその言葉を聞いてようやくわかった。自分が都波の捜査についてきてほしくなかった原因が。彼はあのとき、女子更衣室にいったのだ。</p><p>「入ったの！？最低ね」</p><p>吉野のこの言葉が都波に刺さった。</p><p>「うるせぇな！とにかくあったんだよ！」</p><p>都波がそういって取り出したものは血のついたダンベルと、バスケットゴールの紐だった。</p><p>「浮草さん、あなたは男子更衣室で先生を殺した。だから犯人は男と考える…それを利用して吉野さんのロッカーにこれを隠させた。ですよね？」</p><p>そういって尾崎は浮草のほうを振り返る。しかしそこで、</p><p>「ふざけんな！！」</p><p>という叫び声が上がった。宍倉だった。顔を鬼のように赤くして、手にはパイプいすを持っている。あまりの唐突なことに尾崎は声を失い、金縛りに合ったような気分になった。動けない。いや、動いてはいけない気がしていた。走行している間に、宍倉はパイプいすを自分の頭上まで持ち上げた。</p><p>「バカ野郎！」</p><p>都波はそういって、尾崎の体を後ろに倒し、自分が一歩前に出た。そのとき、都波にパイプいすが落ちてきた。</p><p>鈍いおとがグラウンドに響き渡る。</p><p>尾崎は口に手を添えて顔を青くした。自分のせいで都波を傷つけてしまった。罪悪感を彼女が襲った。</p><p>都波の頭からは少量の血が出ていた。尾崎だけではない。都波以外の全員が唖然としている。</p><p>都波は振り返り、尾崎のほうを見た。</p><p>「平気か？」</p><p>「あ…はい…って、都波さんのほうが」</p><p>「たいしたことないって言ったら嘘になるかな…」</p><p>それは都波の頭の血液が物語っていた。宍倉はさらに叫ぶ</p><p>「証拠はどこにあるんだよ！！その…ダイイングメッセージだってでたらめかも知れねえじゃねぇかよ！」</p><p>都波は体を宍倉に向きなおし、冷酷な目をしていった。</p><p>「確かに、証拠はねぇよ」</p><p>宍倉はにやりと笑った。</p><p>「だけど、お前はずいぶん血相変えて怒ってるよな？」</p><p>と、都波が付け足す。宍倉の赤い顔から血の気がうっすらと引いていった。</p><p>「そんなのただのこじ付けじゃねぇかよ」</p><p>といった宍倉に</p><p>「もういい。やめにしろ！暴かれたらやめるって最初に言っただろ！？」</p><p>といったのは浮草だった。</p><p>「殺したのは俺です」</p><p>浮草は改めてそういった。吉野は両手で顔を抑えている。</p><p>「俺が、先生を殺しました」</p><p>浮草はもう一度はっきり言った。</p><p>宍倉は泣き叫びながら地面を強く、何度も叩いた。浮草は、吉野の肩に手を置いてやさしい口調で言った。</p><p>「悪いな。大会終わったら遊園地行くって約束、守れそうにない…本当にゴメン」</p><p>吉野は顔を覆ったまま、悲痛な叫びを上げた。</p><br><br><br><p>男子更衣室で、彼の言った言葉は俺にとっては衝撃すぎだった。</p><p>「お前はAメンバーからおろそうと思う」</p><p>Aメンバー。すなわち、大会に出る人のことである。</p><p>「何でですか！？」</p><p>そう俺は反論した。</p><p>「たしかにお前の走るスピードやフォーム、シュートの成功率…どれをとってもいい出来だとは思う」</p><p>「じゃあ、尚更…」</p><p>俺は泣き出しそうだった。というよりないた。</p><p>「お前には足りないものがある。それを見つけない限り、Aメンバーに戻すことは難しいだろうな」</p><p>その後、俺には記憶がない。気がついたら、先生から血が出てて、手にはダンベルがあって…。後は、お前の推理どおりだ。</p><br><br><br><p>宍倉は落ち着きを取り戻し、</p><p>「出頭はさせる。冬季大会まで待ってくれ」</p><p>といった。都波についた血を、尾崎がハンカチで拭いた。浮草は大きく首を横に振った。</p><p>「それじゃあ遅い」</p><p>浮草は携帯を取り出した。部員は視線を浮草に向けている。そして1を2回、0を1回だけ押した。</p><p>「ある事件の犯人です」そういって、浮草は電話を切った。</p><p>浮草には今、足りないものがわかった気がした。それは、『ダイイングメッセージ』に気づかなかったこと。つまり、周りを見なかったことなんだなと。やがて、白と黒の、赤いランプをワンワンと鳴らした車がやってきた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/fren-sifo/entry-10880976254.html</link>
<pubDate>Wed, 04 May 2011 12:17:15 +0900</pubDate>
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<title>事件のまとめ-Ⅱ</title>
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<![CDATA[ <p>はい！まだわかってない人のために、ヒントです！事件を1から振り返ってまとめてみましょう！</p><br><p>1・被害者・山田潤について</p><p>山田潤は英語担当で、サッカー部の顧問だった。その日、浮草と杜若、宍倉の3人を呼んだが、<strong>3人が山田に指定された場所に行っても山田は来なかった。</strong></p><p>山田潤は、体育館内の男子更衣室にて死亡が確認。山田の死体については、3枚の写真があり、<strong>山田の絞殺痕、山田の頭部の殴打のあと</strong>、そしてもう一枚には「<strong>repeat riverse tomorrow here</strong>」と書かれたダイイングメッセージが書かれてあった。</p><br><br><br><br><p>２・捜査まとめ（都波編）</p><p>男子更衣室で死亡していたのだが、男子更衣室には、<strong>凶器はまったくなかった</strong>。だが、体育館では<strong>バスケットゴールの網が、片方だけなくなっていた</strong>。</p><p>さらに、1週間後、録音機器を使い、新たな推理法、<strong>逆再生</strong>を発見。しかし、ここで、「<strong>トゥモロー　ヒアー</strong>」といって逆再生ボタンをおした都波だったが、言葉とはいえない状態だった。しかし、尾崎が言ったある<strong>逆再生の法則</strong>により、すべての謎が繋がった。</p><br><br><br><p>３・捜査まとめ（尾崎編）</p><p>尾崎さんの場合は話したことをならべてみます（とはいっても一つですけどね）</p><p>浮草：「<strong>山田先生に呼ばれたのが、確か、3時過ぎ…で、俺が死体を見つけたのは3時半くらい</strong>かな」</p><p>しかし、都波はこれについては<strong>矛盾が生じる</strong>といって真っ向から否定している。</p><br><br><br><p>まだわかりませんか？それでは、最終ヒントです。それは、凶器の場所。なぜ、都波は<strong>尾崎には捜査についてきて欲しくなかった</strong>んだなどといったのでしょうか？尾崎さんについてきて欲しくなかった場所ってどこでしょうか？それって尾崎さんだけが対象なのでしょうか？</p><p>それでは、待望の謎解明編は、次回！</p>
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<link>https://ameblo.jp/fren-sifo/entry-10876075544.html</link>
<pubDate>Fri, 29 Apr 2011 18:55:05 +0900</pubDate>
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<title>Ⅱ残されたメッセージ-3・捜査編②</title>
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<![CDATA[ <p>事件発生から1週間が過ぎていた。都波の推理にも、尾崎の聞き込みにも進展は全くといっていいほどなかった。</p><p>そんなとき都波は、推理小説からヒントを探してみた。結果、メッセージを別の言い方にするというものだった。</p><p>それでも、<strong>「再生、逆、あす、聞く」</strong>となり、何一つ見えてこなかった。</p><p>だが、一人の男のおかげで、謎が解けることとなる。男の名は川井。川井は吹奏楽部に入っているが、吹奏楽部とは思えぬほどの生活面の悪さで仲間を困らせていた。彼は、録音機器を持ち込んでいた。</p><p>「学校に持ってきちゃいけねぇもんだろ？」</p><p>都波はあきれた顔で川井に言った。それを無視して、録音機器をいじっていた。</p><p>「逆再生っておもしろいよな！かわいっていっても、いわかじゃなくて、もっと別の変な言葉になるんだ」</p><p>川井は笑顔で都波に語りだした。</p><p>そのときだった。都波の頭にひとつの言葉が舞い込んできた。</p><p>「逆…？再生？」</p><p>都波は繰り返す。聴いたことのある言葉…。写真に目を戻す。</p><p>「<strong>逆再生</strong>ってことか？」</p><p>都波はその録音機器を奪い取った。</p><p>「一度貸してくれ」</p><p>川井は「しょうがねぇなぁ」といって満足そうに貸してくれた。</p><p>すぐに、「<strong>トゥモロー　ヒアー</strong>」といって逆再生ボタンをおした。しかし、その言葉は言葉ともいえないものとなっていた。</p><p>「な？面白いだろ？」</p><p>と笑顔でいう川井の前で、都波は何かをつかめた気がしていた。</p><p>その後、やってきた先生に録音機器は没収された。</p><br><br><p>屋上にやってきた尾崎にそのことを話した。</p><p>「逆再生…ですか？」</p><p>「ああ、だがうまくいかなかったし、それを突き止める録音機器も没収された」</p><p>風が都波の乱れた髪と、尾崎の金髪を揺らす。</p><p>「<strong>逆再生の規則性</strong>って知ってますか？」</p><p>「え？」</p><p>唐突にいったことに都波は驚いた。だが、意外な言葉を尾崎から聞くことになった。</p><p>「…なるほど…」</p><p>「どうですか？わかりましたか？」</p><p>「ああ、わかった。ばっちりだ…とすると、<strong>今までの証言は洗いなおさなきゃな</strong>」</p><p>「どうしてですか？」</p><p>「<strong>何個も矛盾が生じている</strong>」</p><p>都波はあごに右手をやり、目を閉じて考えた。</p><p>「手当たり次第に探すぞ。尾崎は再び5人に聞き込みを、俺はその間に調べ物をして、部室で待ってる」</p><p>「わかりました」</p><p>そういって二人はまた分かれた。</p><br><br><br><p>都波は調べ物を終えて部室に帰ってきた。手ごたえは大有りだった。鼻歌を歌ってご機嫌な都波に、一人の女が目を輝かせてこういった。</p><p>「都波って尾崎先輩といつも一緒だよね」</p><p>「ん？そうか？」</p><p>「そうだよ」</p><p>いやな予感を感じながら、都波はコーヒーを口に運んだ。</p><p>「好きなの？尾崎先輩のこと」</p><p>その質問に、コーヒーをソファに吹いた。ついでに2回咳をしてから、口を急いで服で拭いた。</p><p>「もう、汚いなぁ」</p><p>女は怒り気味だった。別の部員がタオルを運んできた。都波はそれを受け取り、ソファを拭きながら、</p><p>「いきなり何だよ！」と尋ねた。</p><p>「だってぇ～」</p><p>「ただの助手だよあの人は」</p><p>そういうと、女はチッと面白くなさそうに舌打ちをして去っていった。</p><p>入れ替わりに尾崎がやってきた。</p><p>「どうだった？」と聞く都波に尾崎は、</p><p>「手がかり無しです。しかも、もう来るなって怒られちゃいました…」</p><p>と、涙目で言った。</p><p>「気にすることはないさ、それと、そういう風に言うことはわかっていたことだからな。ただ…<strong>尾崎には捜査についてきて欲しくなかった</strong>んだよな」</p><p>「何ですか？それ」</p><p>と尾崎は言った。すこし怒っていたが、都波は恥ずかしげだった。</p><p>「そんなことより、謎が解けたぜ。お前のおかげでな」</p><p>「だれですか？」</p><p>「心して聞けよ？キット驚くぜ」</p><p>と、都波は得意げになぞのことを話した</p><p>「あくまで推測だけどな」</p><p>「でも、全部つじつまが合います！さすがです！」</p><p>「ん？そうか？」</p><p>と、都波は照れくさそうに小さな鼻をかいた。</p><br><br>
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<pubDate>Fri, 29 Apr 2011 18:22:35 +0900</pubDate>
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