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<title>映像と音楽の記録</title>
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<title>FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM 桑田佳祐「がらくた」特集　Part 4</title>
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<![CDATA[ <h3><span style="font-weight:bold;">FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM&nbsp;</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">桑田佳祐「がらくた」特集　Part 4（2017.09.25&nbsp; OA）</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">DJ　田家秀樹<br>ゲスト　渋谷陽一</span></h3><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>桑田さんは普通であるっていう事を常に意識している。</p><p>それはポーズでも何でもなく彼は本当にそう思ってると思うんですよ。</p><p>だからすごく特種な事を感じたり特種な事を歌ったりって云う、</p><p>ある意味アーティストであったりエキセントリックな人であったりというところには居ない・・・</p><p>と、常に彼自身は自分の事をそう思っている・・・</p><p>側から見たら全く間違いで彼は非常にエキセントリックだし</p><p>・・・</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/1c/e6/j/o0800060014048314468.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/1c/e6/j/o0800060014048314468.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>今週のゲストは音楽評論家、編集者、DJ、株式会社ロッキング・オン代表取締役、音楽ファン憧れのカリスマ経営者、渋谷陽一さんであります。</p><p>1951年ロックの日の生まれ、桑田さんの学年で4つ年齢で5つ先輩であります。</p><p>ロッキング・オンが制作している日本最大の夏フェス「ROCK IN JAPAN」に、今年の夏、桑田さんが15年ぶりに出演された時には「デビュー当時からお世話になったと言いつつ、惜しい人を亡くしました」とカマしておりました。</p><p>アルバム「がらくた」をより楽しもうという1ヶ月締めくくりに登場していただきました。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>どうもこんばんは、伝説の音楽評論家、渋谷陽一でございます。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>伝説になってしまいましたか（笑）</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>伝説の音楽評論家じゃないですか田家さんも（笑）</p><p>伝説同士で歴史上で惜しい人を亡くしましたと言われながら亡霊のように活動を続けましょうお互いに・・・</p><p>音楽評論家なんて言葉はだいたい無くなってきてるじゃない・・・</p><p>お互い大丈夫ですかねこの仕事（笑）</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>僕音楽評論家ってあんまり自分で言わないですから（笑）</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>言わなきゃあ・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>大貫憲章や伊藤政則とよく話をするんだけど「みんな音楽評論家っていわなくなったよねぇ」って、田家さん言うのはずかしい？</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>そんな事ないですけど・・・</p><p>渋）いわなくちゃあ・・・</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>言いましょうか、じゃ音楽評論家田家秀樹です（笑）</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>僕も音楽評論家の渋谷陽一ですって言わないと（笑）</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/80/03/j/o0710047314048314705.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/80/03/j/o0710047314048314705.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>今年の夏ですね15年ぶりに桑田さんが「ROCK IN JAPAN FES」に出演されたわけで、ご覧になって感想はいかがでしたか？</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>すごいですよね、やっぱ桑田さんて</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>降臨とブログに書かれてましたけど</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>そうですね、15年ぶりなんだけどサザンオールスターズでは、もうちょっと後に出ているんで桑田君自身はそんな15年とか空いてないんですけどね・・・</p><p>でもソロとしては15年ぶりで出て・・・</p><p>なんて云うのかな・・・とにかく現役でいる！　最前線でいる！</p><p>例えば同世代のミュージシャンがほとんど居ない現場ですけどね「ROCK IN JAPAN」って、でもそこでちゃんと対バン張るって云うか、ガンガン行くと云うか・・・</p><p>そのへんの覚悟と・・・それから豪ですよね・・・</p><p>そこが凄いですよね桑田佳祐って人は。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>それで桑田さんが、「出て下さい」じゃなくって「出ろよ」って言われたって（笑）</p><p>それで出る事になったら短くしろと言われたと・・・</p><p>確かに2002年は14曲で今回は11曲だって思いましたが・・・</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>むかし桑田さんが出ていた時には、ウチのフェスの持ち時間がだいたい90分だったんですよ。</p><p>その後アーティストがどんどん増えて60分になって、その60分、桑田佳祐といえどもその枠の中で演ってもらわなきゃ困るって言ったら彼は、昔の90分パターンが頭の中にすり込まれていて、それでセットリストを作ってきて、僕が90分じゃなくて60分だって言ったら「な～んだよ、な～んだよ　短くしろとか言って」とかブツクサ・・・言っていましたけど（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>でもちゃんと60分の中にドラマを作ってきてくれて、素晴らしい演奏をしてくれて、すごく良かったですよね。</p><p>自分でいろんな所・・・　セットリスト間違えたって・・・</p><p>空気を読み間違えたって、いろんなところで発言しておりましたけど、話したらロックフェスだから彼としてはもっとディープでヘビーな空気感を想定していたわけですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>で15年前の「ROCK IN JAPAN」は、そう云う場所だったのかもしれないですけど、今のロックフェスっていうのは、もっと寛容でハッピーで、とにかくみんな楽しみに来る、で色々なアーティストが出ているそう云う状況だったんで彼が想定した空気感とはちょっと違った。</p><p>それでなんか失敗したって言っていたけど（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>まあ、それを心に留めるのでなく、すぐに口に出してしまうのも凄いし・・・</p><p>本当に失敗していたらそう云う事ペラペラ喋らないし・・・</p><p>でも、それなりに自分が遣りきれた事があると云う自信があるから。</p><p>&nbsp;</p><p>やっぱ世代によってロックフェスのイメージって違ってきてまして、一番面白かったのが坂本龍一さんが久しぶりにウチのフェスに出て、その時にステージから降りてきて「おー渋谷、喧嘩はどこでやってるんだ、喧嘩」って</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>あははは・・・（爆）</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>「坂本～、喧嘩なんかやってないよ～」　坂）「フェスは喧嘩だろー！　おい」</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>７０年代じゃないんだから・・・</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>「何言ってんだよ～」って　　坂）「喧嘩とかなくって全然平和だなぁ」</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>「たのむよぉ」って・・・</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>さて、今日は話がどこまで広がってゆくのでしょうか<br>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/63/30/j/o0800045014048314928.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/63/30/j/o0800045014048314928.jpg" width="420"></a></p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>渋谷さんは洋楽・邦楽・若いバンドまで色々ご覧になってますが、「過ぎ去りし日々（ゴーイング・ダウン）」の歌詞の中に「ONE OK ROCK」の事が出てるでしょ・・・<br>ワンオクにジェラシーを感じている桑田さん・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>同じことを・・・　ミスチルの桜井さんが・・・</p><p>ワンオクと一緒に大学のライブでやった時に「僕はワンオクの背中をいつも追っております」って、桜井さんにしても桑田さんにしてもそう云う事が言えるってのが凄いですよね。</p><p>&nbsp;</p><p>とにかく最前線で戦って行く、そこの中で自分は勝負して行くんだって思い。</p><p>だからこそフェスにも出るんだし、そこで若いバンドと一緒のステージ・・・</p><p>&nbsp;</p><p>ひょっとすると桑田佳祐っていうのは、まさにこの番組のではないですけど伝説のミュージシャンとして知っているだけで、本当に音源をしっかり聞いていたり、あるいはライブを見たりって人は要らないかもしれない。例えば今年のロッキンジャパンは一番最後にエクスプレッシブとして桑田さんの出演が発表されたんですが、ほとんどその段階ではチケット売り切れてたんですね。</p><p>言ってみれば桑田佳祐目当てでチケットを買った人は、ほとんど居ないワケです。</p><p>&nbsp;</p><p>だから究極のアウェー状態。</p><p>でも当たり前ですけど、そういう状態でもフィールドは人でいっぱいなわけですから。</p><p>&nbsp;</p><p>で・・・その人に向かって新曲で勝負するという・・・</p><p>自分としては間違いだったって言ってたけど（笑）</p><p>間違いかもしれないけど新曲で勝負するって、そういう姿勢がすごいですよ！</p><p>やっぱりそこで吸うことの出来る空気、つまりワンオクロックが吸っている空気を自分もちゃんと吸いたい・・・</p><p>&nbsp;</p><p>もっと突っ込んっでいえば「吸わなければいけない！」</p><p>じゃないとPOPアーティストとして現役感を持てないという、その辺の発想というか・・・</p><p>&nbsp;</p><p>で、実際にそれをやってしまう・・・　体力と云うか・・・</p><p>田家さんもフェスに来なけりゃ～</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>ははは・・・　３０年前のBeat Childには居ました（笑）</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>Beat Childよりは、どんなフェスも過酷じゃないですよ（笑）</p><p>あれを経験すればどんなフェスも怖くない！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;">[ 若い広場 ]を聴いて</span></h4><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>渋谷さんにアルバムの中で触れたい曲を選んでもらいました。<br>まずはアルバムの2曲目「若い広場」。　これを選ばれたのは？</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>まぁ、ひとつの代表曲というか、リードシングルナンバーでもあるんですけど、桑田佳祐の魅力が非常に凝縮されている・・・　まぁ、どの曲もそうなんですが逸曲だと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>この曲の中で流れているちょっとレトロ感というか昭和感というのがいかにも桑田佳祐らしいなって気がします、ビデオクリップなんかもそんなレトロスペリクルな空気というものを徹底して追求されていて、まぁその辺に桑田さんが自分自身のアイデンティティを感じているっていうのが面白いいですね。</p><p>で、「若い広場」ってタイトルもすごく面白いんですけど・・・</p><p>あの・・・　間違えたんですよね！ 桑田さん・・・</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/d8/ce/j/o0353050014048970847.jpg"><img alt="" height="500" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/d8/ce/j/o0353050014048970847.jpg" width="353"></a></p><p>&nbsp;</p><p>若い広場って昔、NHK教育テレビでやっていて、彼は「若者たち」をやりたかったんです。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>若者たち・・・ザ・ブロードサイド・フォーの</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>むかし「若者たち」ってテレビがあった訳ですよ、青春ドラマだったんです。本当はああいう空気を出したかったんだけど。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>僕はザ・ピーナッツの若い季節かと思いました・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>直せばいいじゃんって思いますが、直さないところが凄いですよね桑田佳祐。</p><p>でも、「若者たち」って言ってもちょっとピンとこないけど、言葉として持つ「若い広場」ってものの響き、それは面白いですよね、だって今時言わないじゃないですか。「若い広場」って（笑）</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>ロッキンジャパンに集まる若者には「若い広場」って言葉はピンと来ないかもしれないですね（笑）</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>でも、ピンと来ないところを狙ってますよね、明らかに意図的に。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>渋谷さんと桑田さんは学年で四つ年齢で五つ違いますよね。</p><p>渋谷さんが桑田さんを最初に意識したのはどの辺なんですか。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/2d/98/j/o0300026314048315327.jpg"><img alt="" height="263" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/2d/98/j/o0300026314048315327.jpg" width="300"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>あの～　　往年の伝説的なディレクター、ビクターレコードの高垣さんってサザンオールスターズの初代ディレクターで、ずーっとそのあと桑田君と共に音楽活動を続けてきたディレクターで、当時はめちゃくちゃ若かったんですけど、僕のところにやって来て「すっごい新人を発見したんだよ」って「これが、すっごいんだよ！」って。</p><p>それで、そのとき聴いた「勝手にシンドバッド」の衝撃は凄かったですね！！</p><p>&nbsp;</p><p>「すごいね垣ちゃん金庫掘り当てたね」って・・・</p><p>&nbsp;</p><p>これはもの凄いことになるねって・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>その時の掘り当てたねってある種の根拠というほど具体的なものじゃなくても、なんか凄いものがあったんですか？</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>もう単純にメロディーメーカーとしての才能それから一種独特の・・・</p><p>明らかに洋楽の匂いがしたんですけど、それをひじょうに歌謡曲にちゃんと着地させている身体能力というか反射神経というか、それは彼自身の天性のものだと思うのですが、</p><p>やっぱり当時・・・今でこそ桑田佳祐・サザンオールスターズ影響下にある、なんちゃって桑田佳祐なんちゃってサザンオールスターズって沢山いるし、あるいは彼が作り上げたJ-POP文脈の中において圧倒的な優れたミュージシャンさん達って沢山いて日本の中で歌謡曲ではない、でも洋楽でもない独特の文化を築いた訳ですけど、当時は無かった訳ですよ。</p><p>まさにオリジネーターとしての革命的な音がそこで鳴ってた・・・　それはもう凄かったですよね！</p><p>なんか・・・　ついに来たか！！　って、日本のPOP ミュージックシーンにおいてもこう云うものが鳴るんだって、こう云う時代になったんだって・・・</p><p>RCのライブを観た時にも腰抜かしましたけどね・・・</p><p>だから・・・　そう云う事が起きた驚きがありましたよね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>さっき歌謡曲ってのが出ましたけど、渋谷さんの生まれの1951年と桑田さんの1956年て、やっぱり昭和の時代の希望の感じ方とか・・・　歌謡曲の影響の受け方なんかもちょっと世代的な差もあったりするのかなって思ったりもしたんですが・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>それはちょっと解んないんですが、僕の中の桑田佳祐っていう人は、すっごい年下ってイメージがあって（笑）<br>なんだ学年で四つしか違わないんだって、今初めて気づいて・・・</p><p>彼がいくつであるって事は十分知っていた事で当たり前の知識としてあったんですけど、イメージ的には１０歳くらい世代が下ってくらいのイメージがあるんですよ。</p><p>それで実年齢がそれしか違わないっていうのが驚きだったんですけども・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>それは何だったんでしょうね・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>それを今聞いて思ったんですけど、やっぱり今、田家さんがおっしゃったように大衆音楽の中における位置というか、あるいは社会の中における位置・・・　世代というのが高度成長時代において1年2年というのが大きかったのかなと・・・　そんな気がしますよね。</p><p>&nbsp;</p><p>1951年生まれのミュージシャンって清志郎からなにからやたら多いんですけど、そこにちょうど小学校6年の時にビートルズのデビューを体験したっていうのが決定的な事だと思ってるんですけど、だってこの世代にやたらロックミュージシャンが多いっていうのは・・・</p><p>&nbsp;</p><p>まぁ、そこから5年経ってビートルズがひと回りしてまた何か変わったのかなって感じもしなくはないですけどね・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>そういうのが当たり前になってるというか・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>当たり前でもないんでしょうけど、なんかファーストインパクトではないセカンドインパクトになってきているか・・・　　僕たち世代の物で無くもうちょっと自然な空気の中にそういうものが存在していたのかもしれない。</p><p>まぁよくいう事ですが、我々はほんとビートルズ世代で中学2か3年の時にビートルズが来日した訳ですけど・・・　まさにビートルズ世代ど真ん中ですけど、というとなんか世間はクラスの女の子たちがビートルズに熱中したかのように思いますけどクラスでビートルズを聴いていた人は誰もいませんでしたね！</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>RCのチャボさんもよく言ってますもんね・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>クラスでビートルズファンは僕一人でしたから、だからほんとに・・・　そんなものですよ。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>桑田さんは、お姉さんがいましたからね。</p><p>&nbsp;</p><p>渋）だから、そういう人たちと比べれば、まだ桑田佳祐世代はちょっと・・・</p><p>僕は佐野元春君と一緒の世代観を感じますけど・・・</p><p>&nbsp;</p><p>もうちょっとっかわってきているんだなぁって気がひじょうにしますね・・・</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;">[ 簪（かんざし）]を聴いて</span></h4><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>流れているのはアルバムの4曲目、簪（かんざし）</p><p>渋谷さんが選ばれた2曲目がこれなんですが・・・</p><p>&nbsp;</p><p>この曲と杜鵑草が対になっていると・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>まぁひじょうに和風テイストな楽曲でバラードで・・・</p><p>と云うよりも桑田佳祐の天才性、メロディーメーカーとしての天才性がひじょうに明確に出ていて、これはキーボードとある意味アンプラグド状態で唄われていているんですけど、そうなると彼自身の言葉の力、メロディーの力っていうのがものすごくリアルに聴き手に伝わってくる訳ですよね・・・ここのサブなんかホントにもう・・・　「恐れ入りました」って感じで・・・</p><p>&nbsp;</p><p>彼にすれば一種適正で作っているような所もあるのかも知れないですけど、言っちゃ悪いですけどある意味、力んで作る曲よりも、ちょっとキーボーディストとスタジオに入って鼻歌的に歌った、そういう風に作った曲にむしろ桑田佳祐の凄さという様なものが表筆されるその代表曲が簪であり杜鵑草であるという気がします。</p><p>だから本当に桑田佳祐って人が持つメロディーメーカーとしての腕力この物凄さとんでもないですよね！</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>あの・・・簪ってこの文字を見た時に何て読むんだろうって・・・</p><p>僕もそう思ったんですけど、言葉の感覚・・・</p><p>&nbsp;</p><p>1曲目の「過ぎ去りし日々（ゴーイング・ダウン）」は、謂わば日本語英語、彼が得意中の得意の独壇場的なあのスピード感、で・・・この簪と杜鵑草はそうでは無く本当に綺麗な日本語にいってるって云うのは、なんか新しいところに到達したなって曲だという印象がありました。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>独特ですよね、桑田君の原稿感覚って・・・　もはや©️（Copyright・著作権マーク）が付いている訳ではないですが桑田佳祐しか歌詞に使わない言葉、例えば「ふらちな」なんて言葉やたら使いますけど、桑田佳祐以外に、もう「ふらち」なんて言葉は歌詞で歌えないですよね・・・　恥ずかしくて（笑）</p><p>もう何なんだって事になっちゃっている・・・</p><p>&nbsp;</p><p>だから、そういう言葉を持っているって云うのは凄いし、本来POPミュージックの歌詞に登場する様な単語では無いものを見事に歌ってみせる、そう云う感覚凄いですよね！！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/99/ae/j/o8293466714048974645.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/99/ae/j/o8293466714048974645.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>この前インタビューでも言ったんですけど、今回のアルバムにはブックレットが付いているじゃないですか、ここで桑田君自身が色々な原稿書いているんですけど。</p><p>「ホント困りますよね（笑）我々同業者は」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>困りますよ（笑）</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>こんなうまい原稿書かれて・・・</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>文章家としても天才的な・・・</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>もう、やんなって・・・　</p><p>「やめろ」って言ったんですけどね（笑）　業務妨害だって（笑）</p><p>だけど本人は何の苦痛もなく、やっぱりなんか文字で書きたいからって・・・</p><p>もぅ・・・巧さが半端ないですよね。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>ほんとに肝心な事がそのまんま話になっているって感じですよね。</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>書かれている事も凄いし、文章テクニック的にも凄いですし、自分はなぜアーティストって言葉にすごく抵抗感を感じているかって・・・　彼自身のアーティストとして、ミュージシャンとしての本来的な在り方みたいな事もすごく的確に自身の言葉で書いていますよね。</p><p>&nbsp;</p><p>俺はもぅ・・・　我々の仕事な訳で「なぜ桑田佳祐がアーティストではないのか」みたいなこと書きたいのに、本人が書いてて、それを「そうですよね」ってそれを追従するしかないって云う・・・</p><p>営業妨害です（笑）</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>簪のところでバラードについて書いていて、あっ、そうだったんだと思ったのが「いとしのエリーなんて切羽詰まってお葬式の様なつもりで歌っていた」ってのがあって、よく僕らは桑田さんの中の緩急みたいな事をいう・・・　意図的にそういう緩と急を使い分けているじゃないかって・・・</p><p>でも、そんなもんじゃないんだってブックレットの中にいとしのエリーのことが出てたんですよね。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>だから、いとしのエリーでもシンドバッドでも、ものすごく大ヒットして、そして次もアッパーな曲で・・・　まぁなんか変えなくちゃって云うところでバラードを要求されたんじゃないかなって気がするんですけど、そこで彼としては色々考えて切羽詰まって・・・</p><p>切羽詰まってエリーが出来るんだったら、ずっと切羽詰まってて欲しいですけど（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>もぅ、ホントすごいですよね・・・</p><p>&nbsp;</p><p>だから彼の中においては、すごく大変な曲だったのかもしれないですけど、結果できた曲は、我々には全く切羽詰まった状態と逆で、すごく幸せで開放的な気分にさせてくれる・・・</p><p>やっぱりアーティストの苦しみを我々は喜びとして感じることが出来るって云う。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>切羽詰まらなくてもこう云う曲が書けるという例でしょう。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h4>それでは簪（かんざし）と対だと渋谷さんがおっしゃていた　</h4><h4><span style="font-weight:bold;">[ 杜鵑草（ほととぎす） ]</span></h4><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/a7/74/j/o0700039814048971703.jpg"><img alt="" height="239" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/a7/74/j/o0700039814048971703.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>私の前の三週どんなゲストの方がお話になったのかチラッとお聞きしたら、茅ヶ崎物語の宮治さんが・・・　あれはひじょうに素晴らしいドキュメンタリーで、ほんとに良い映画だったと僕は思いますけど、その中で中沢新一さんが日本における芸能の在り方みたいなものを文化人例的に語ってらして・・・　大きいテーマとして桑田佳祐と同時に日本の芸能とは何であるのか・・・そういう話で桑田佳祐は芸能の本質を非常に理解していると、それは何であるのか「究極のサービス業である」それを理解していると非常に的確な事を中沢さんがおっしゃていて、ホントに桑田さんは究極のサービス業であるっていう事を理解していて、だからこそサービス業・・・　アーティストとは言わない訳で・・・自分をアーティストと言うことは究極のサービス業というPOPミュージシャンの本来的な在り方となにかしら、ちょっと齟齬（そご）を感じる。</p><p>&nbsp;</p><p>それで桑田さんは「なんでアーティストって言うんだろう」と思われたとおもうんですけれども。</p><p>そのすごく正しい整理感覚というか素晴らしいと思うし、常に究極のサービス業で在ろうとしている彼だからこそ、これだけ素晴らしい作品を作り続けらえれるんじゃないかなぁと・・・</p><p>&nbsp;</p><p>ある意味ポール・マッカートニー。</p><p>桑田さんも僕の人生も変えちゃった凄い人がいますけどポール・マッカートニーって人もそれを本質的に解っていたんじゃないかなぁと云った感じがしますよね。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>小林克也さんは文豪という言葉も使ってましたが、この杜鵑草はそんな一曲だなと改めて思いました。</p><h4>&nbsp;</h4><h4><span style="font-weight:bold;">[ ヨシ子さん ]を聴いて</span></h4><p>&nbsp;</p><p>流れているのは渋谷さんが選んだ4曲目、アルバムの12曲目のヨシ子さん</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>僕はこれにPOPミュージックの前衛性というか暴力性というかを感じて、大衆的であるサービス業に徹すると云う桑田佳祐の在り様、と同時にPOPミュージックていうのはすごく・・・</p><p>そう云うものとは矛盾するかもしれませんが前衛性も在り実験性もあり・・・</p><p>それは誰もが例に出す・・・　ビートルズがどれだけ前衛的だったか実験的だったかと言えば明白な訳ですけど、そう云う事においても桑田佳祐は常に挑戦をし続けるアーテイストで、このヨシ子さんて変ですよね！</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>変です（笑）</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/b9/2b/j/o1200067514048315805.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/b9/2b/j/o1200067514048315805.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>そして、どうしてもヨシ子さんを現実に出そうとしている桑田さんは必用になんかヤル訳ですよ（笑）</p><p>あのこだわりは周りから見て「なんで」っていう位なんですけど、どうしても彼は出したいんだと思うの、それが凄くヘンテコリンなものな訳ですよ、そして彼の中においてこのヨシ子さんって云うのは・・・このコーラスやなんかも結滞なものな訳ですど、なんかこの匂いがどうしても彼の中においては必要なんですね。</p><p>それは時代性という事でもあるし・・・　ものすごく大衆的ではあるけれど何か変なところがある・・・　変なところがあって日常の異化作業といった機能を持っている・・・　そこがまた素晴らしいんですね。</p><p>だから、そういうPOPミュージックの前衛性、実験性みたいなものに対しても貪欲である桑田佳祐。で音楽だけではなくてイメージトータルで何かヤリたがるという・・・</p><p>ときどき暴走しますからね桑田佳祐は（笑）　そこがイイですよ！</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>特にライブでではね（笑）</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>周りは困っちゃいますよね・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>ロックインジャパンもこの曲やりましたよね、若いお客さんが一緒に踊ったりしてました？</p><p>渋）演りました。みんな面白がっていましたね。</p><p>ある意味若いファンにとっては・・・　時代の空気感というのがあるならば、この曲が一番近いかもしれないですね逆に。</p><p>&nbsp;</p><p>田）そして、桑田さんの中の反骨心といいましょうか・・・　新しいものであるとか流行であるとか、みんながイイって言っているものだとか簡単に世の中が認知しちゃったものに対しての反骨心みたいなものもこの曲の中には結構あるのではないかと思うのですが。</p><p>EDMとかR&amp;Bとかっていうように・・・　まぁ言葉だけが一人歩きしているかの様な、ある種の流行に対しての・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>なんて云うのかな・・・　すっごく流行に敏感だと思いますよ。</p><p>流行好きだとおもう！　</p><p>というか基本的には、そう云うものに対しては貪欲だと僕は思いますね。</p><p>そうでなければ常にPOPミュージックの先端にはいられない訳で、行ってますけれど、すごく時代の空気には対しては常に敏感であろうと桑田佳祐はしていると思います。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>フェスなんかでも他の若いバンドや若いアーティストなんかもちゃんと見ている訳ですね。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>そうですね。</p><p>見てるし・・・　これが適当な表現か解りませんが気にしてますよね。そこがイイと思うんです。</p><p>「知るか・・・　俺は桑田佳祐なんだから、どんな野郎と演っても自分自身の音楽やってりゃいいんだ」じゃなくって、「若いバンドは何やってんの・・・　今の流行りの音楽って何なの？みんなが聴いてるものってなんなの？」って・・・　そういうチェックや気にしているっていう姿勢がやっぱり桑田佳祐にはありますね。すばらしいと思います。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>渋谷節が次々と出てくるそんな時間です（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;">再度　[ ヨシ子さん ]　を流して</span></h4><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>アルバムのブックレットで桑田さんが「人生でいちばん記憶に残るレコーディング・セッションとなったのは間違いない。」と書いていますね・・・</p><p>この曲のパーカッションの成田昭彦さんとキーボードの片山敦夫さんが如何に凄かったか。ブックレットのこの文章を読みながらこの曲を聴くと、また違った情景が視えて来るのではのではないいでしょうか。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;">[ あなたの夢を見ています ]　を聴いて</span></h4><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>流れているのはアルバムの14曲目「あなたの夢を見ています」渋谷さんが選ばれた5曲目がこれでした。そしてこの曲とアルバムの最後の15曲目「春まだ遠く」が対であるとおっしゃてるので、その解釈といいますか・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>このアルバムは正にアルバムだったって気がするんですね。</p><p>いまや一曲一曲が配信でも何でもいいですけど消費されている世の中で、それはそれで素晴らしいと思うし・・・　要するにYouTubeでミュージックビデオを見て、それでその一曲のインパクトでそのアーティストを好きになったりっていうのはPOPミュージックの消費の仕方として・・・</p><p>&nbsp;</p><p>それこそ40年代50年代６０年代の黄金時代も、まさににそれだった訳で、それはそれで復活させるってのも素晴らしいんですがそれと同時に７０年代のアルバム文化ってのがあって、それを田家さんも僕もどっぷり浸かった世代ですけど、それはそれの良さが有る。そのアルバム感って云うのがこの14曲目15曲目まさにアルバムがクロージングして行く物語の大団円として存在している感じがするんです。だから一曲一曲のPOPミュージックが消費されてゆく世の中の最前線にいるケントリック・ラマーでもいいフランク・オーシャンでもいいし、まあビヨンセでもいいですけど彼らは物凄く物語性のあるアルバムを作っている訳ですよね同時に・・・</p><p>&nbsp;</p><p>そうした意味でもアルバムにすごく拘っている桑田佳祐の在り方っていうのが、まさに今のPOPミュージックの世界的な基準とリンクしている、そういう感じがしますね。</p><p>&nbsp;</p><p>そしてこの曲はいい曲ですよね。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>この2曲の中にある桑田さんのヒューマニティーっていうんでしょうか・・・</p><p>温ったかさ・・・　とってもウエットな温ったかさが、これはなかなか若い時には・・・　もちろん有るんでしょうけど・・・　なかなか素直に出てこなかったテーマでもあるんだろうなって聞いてましたけど・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>この肯定感がいいですね・・・</p><p>&nbsp;</p><p>21世紀の希望の轍というか・・・　ある意味EDM感もありますけどね・・・</p><p>これが最後にやって来る事の開放感・・・</p><p>このアルバムを聴いていて、その物語性非常にすばらしい。</p><p>まあ、意図的にやったって桑田さんインタビューで言ってましたけど・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>「春まだ遠く」が入った事によってフィナーレが全く変わったという感じがありますもんね・・・</p><p>&nbsp;</p><p>まあ「あなたの夢を見ています」でって終わり方もあったんでしょうけど、このあたりエンディングテーマのように・・・　クロージングテーマのように「春まだ遠く」が入っている。</p><p>しかも、この一曲の中に春夏秋冬の季節が歌われているというのが、これがなかなかある種の大人というのでしょうか・・・</p><p>季節感ていうのは若い頃はなかなか感じないですよね・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>これはすごく重い事なので慎重に言葉を選んで言わなければいけないと思うのですけど・・・</p><p>桑田さんはもう一枚一枚が最後のアルバムだと思って作っていと僕は思うんです。</p><p>だからその覚悟と潔さみたいなものが、どの作品にも、どのライブにも感じられて、それは聴く者、見る者の心を動かしますよね。</p><p>このアルバムの物語観て云うのも、そういうものに通じるなって感じがひじょうにします。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>田）ではこのアルバムの最後の曲、この曲で終わったっ事、この曲が最後に入っている事の意味みたいなものを感じながらお聴き頂けると嬉しいなと思います。</p><p>渋谷さんが選ばれた6曲目</p><p>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;">[ 春まだ遠く ]</span></h4><p>&nbsp;</p><p>エンディング　[ 静かな伝説（レジェンド）竹内まりや ]　を聴きながら</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/3a/8c/j/o0640064014048972376.jpg"><img alt="" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171015/01/friday8033/3a/8c/j/o0640064014048972376.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>渋谷さんはブルーノートスケールって本もお出しになられてますけど、あれから３０年経つ訳で、あの頃の桑田さんと・・・とくに今年フェスなんかでご覧になったりアルバムを聴いてお感じになった桑田さんて渋谷さんの中では変わってきてるものがありますか？</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>変わらないですよね！</p><p>&nbsp;</p><p>これは色んなところで書いたりしている事なんですが、桑田さんが盛んに言ったのが「僕は普通ですから・・・普通ですから」って普通だからって事を必用に言い続けて、桑田佳祐が普通ならば普通じゃないってどういう事なのか（笑）って突っ込みたくなったんですけど。</p><p>桑田さんは普通であるっていう事を常に意識している、それはポーズでも何でもなく彼は本当にそう思ってると思うんですよ。だからすごく特種な事を感じたり特種な事を歌ったりって云うある意味アーティストであったりエキセントリックな人であったりというところには居ない・・・</p><p>と、常に彼自身は自分の事をそう思っている・・・</p><p>側から見たら全く間違いで彼は非常にエキセントリックだし非常にユニークだし、全く普通では無い・・・</p><p>でも彼の立ち位置、常に普通で在ろうとしているその姿勢それは倫理的や道徳的にそう思っているんではなくて、そう想ってるから思うだっていう彼の豪ですよね。</p><p>つまりPOPミュージシャンであろう、特殊な人ではなくてPOPミュージシャン、サービス業の実行者で在ろうとしている自分、それは普通で出なければ普通の人の事は解らない訳で、その理屈抜きの中で自分の作品活動や演奏活動をやっていくんだ、それこそ３０年の間・・・　前に桑田佳祐に言った事があるんですけど「桑田君、君は落ち目を体験していない、ものすごく珍しい人で・・・　それは良いんだか悪いんだか・・・　普通どんなビッグなアーティストだって必ず落ち目を体験しているんだよ」って言ったら、すごく怒ってですね「何言ってんだ、渋谷さんは知らないだろうけど、俺なんかねぇ、デビューして何年め地方の何とかコンサートに行って空席が10とか20とかあるのを経験してるんだ」って・・・</p><p>なにを言ってんだね君って・・・それは落ち目だって何でも無い、「それを言ってる事自体、君はおかしいよ」って言ったんだけど、彼としてみれば普通であろうという・・・　普通であるんだって想いが何十年にわたって変わらない・・・</p><p>で今になってもそう想い続けている・・・　　桑田佳祐って凄いですよね！</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>それが失われていないから今回のアルバムが出来たって事もあるんでしょうね。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>そうだと思いますよ。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">田）</span>この先の桑田さんに思うことってどういうことですか？</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">渋）</span>ずっと作品活動をやってもらえたら嬉しいなって思います。</p><p>桑田佳祐ってアーティストと僕らは何十年にも渡って時代を共有してきた事が幸福だと思いますねぇ。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/59/c6/j/o0550076314048314482.jpg"><img alt="" height="583" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20171014/02/friday8033/59/c6/j/o0550076314048314482.jpg" width="420"></a></p>
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<pubDate>Sat, 14 Oct 2017 02:34:46 +0900</pubDate>
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<title>追記　ザ・ナンバーワンバンドについて</title>
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<![CDATA[ <p>ザ・ナンバーワン・バンド「六本木のベンちゃん」「My Peggy Sue」「ブルース だ〜れ！」[桑田佳祐Songbook]</p><p>1981年3月、桑田佳祐さんはサザンとは別に「桑田バンド」として渋谷Eggmanのこけら落とし公演に登場、肩の力を抜いた洋楽カバーのみのライブを行ないます。</p><p>同年12月にも再度Eggmanに「桑田バンド」は登場するのですが、その際にMCを務めたのが同年春から当時テレビ朝日系「ベストヒットUSA」を始めていた小林克也さんでした（この模様は82年3月に桑田さんの変名ライブ盤『嘉門雄三&amp;Victor Wheels Live!』として発売されます）。<br><br>ちょうどその頃、小林さんがラジオ仕事でよく一緒になっていた番組ディレクターの佐藤輝夫さんに声をかけ、レコード録音のために結成されたバンドがザ・ナンバーワン・バンドです。</p><p>バンドのメンバーは佐藤さんによって召集され、過去に佐藤さんが及川伸一さんとガンバー座名義で出したレコードでもバックを務めていた成田昭彦さん、深町栄さん、小室邦雄（＝琢磨仁）さんによる安定のリズム隊による演奏です（このお三方も、琢磨さんが86年KUWATA BAND、成田さんが02年『ROCK AND ROLL HERO』、深町さんも同年のライブから、それぞれ桑田さんの活動に深く関わることになります）。<br><br>82年6月にサザンと同じビクターのinvitationからリリースされたアルバムが『もも』でした。基本的にカバーもの以外は佐藤さん作の楽曲で占められていましたが、そこに桑田さんが嘉門雄三名義で2曲を提供（歌詞は小林さんとの共作）・編曲、録音にもしっかり参加しています。ただし、桑田さん楽曲は演奏メンバーは異なり、村上“ポンタ”秀一さん、杉本和弥さん、森村献さん、萩谷清さんというフュージョン寄りのリズム・セクションによるもので、他の楽曲と比べタッチは異なります。<br><br>「六本木のベンちゃん」はVentures調のエレキ歌謡で、小林さんと嘉門雄三のデュエットで、男色（「I Love Youはひとりごと」に続き）の切ない恋模様を軽いタッチで描いています。桑田さんはこのお遊び風エレキ歌謡路線に手応えを感じたのか、この後中村雅俊さん「ナカムラ・エレキ・音頭」、サザン「そんなヒロシに騙されて」と続いていくこととなります。ギター・ソロは嘉門雄三がKeiichi's Fender（ってのは鈴木慶一さんでしょうか）で弾いています。LPリリースから3ヶ月後の9月に、ナンバーワン・バンド2枚目のシングルとしてもリリースされました。<br><br>「My Peggy Sue」は小林さんがLouis "Satchmo" Armstrongになりきった、ジャズ・ヴォーカルものです。桑田さんもよくサザンの「アブダ・カ・ダブラ」「ジャズ・マン」、原さんの「いにしえのトランペッター」などでサッチモになりきってましたが、芸達者な小林さんはサッチモともう1人分と、1人2役で、終盤はデュエットとして歌っています。サッチモといえばどうしても出てくるトランペット・ソロは伏見哲夫さん、またサザンから毛ガニさんがパーカッションで参加しています。作者がつとめるバンドマスターの「Oh, yeah, yeah, one more time!」の声も終盤で聴こえます。<br><br>また、提供曲とは少し異なりますが作曲に桑田さん（これは桑田佳祐名義で）が「ブルース だ〜れ」でクレジットされています。これはスネークマンショーでおなじみ「だ、だ〜れ？」を聞くことが出来る、桑田さん・世良公則さん・鈴木慶一さんが順番にギター・ソロを繰り広げる非常に珍しい曲です。これはそうる透さん、杉本和弥さんが参加しています。<br><br>ちなみにこの『もも』用に嘉門雄三こと桑田さんが用意したものの、小林さんから難しいと言われボツになった曲が、数ヶ月後に原由子さんヴォーカルで世に出ることになるサザンの「流れる雲を追いかけて」でした。なんというか、本当に多彩な曲を『もも』用に持っていったものです。<br><br>小林さんは特にアミューズ所属というわけではありませんが、この後ナンバーワン・バンドはアミューズの勧めでツアーを行なうことになり（ここで斎藤誠さんがメンバーに加わるのでしょうか）、翌年以降もアルバムを出し続けることになります。桑田さんとも、サザンの小林克也讃歌「D.J.コービーの伝説」で本人登場、その後年末にリリースされ超ロングセラー・カセットとなるベスト盤「SUPER BEST バラッド '77〜'82」でジャケット文字の担当（小林嘉亭名議）等、交流が続いていき、ナンバーワン・バンドの次作で再び嘉門雄三が楽曲提供することになります。</p>
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<pubDate>Mon, 25 Sep 2017 21:46:29 +0900</pubDate>
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<title>FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM 桑田佳祐「がらくた」特集　Part 3</title>
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<![CDATA[ <h3>FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM</h3><h3>桑田佳祐「がらくた」特集　Part 3（2017.09.18&nbsp; OA）</h3><h3>DJ　田家秀樹<br>ゲスト　小林克也</h3><p>&nbsp;</p><p>克）桑田君が、僕が異民人の洋楽奴隷を解放したリンカーン大統領だって、日本人の・・・</p><p>「洋楽は洋楽に限るよ!」って居たじゃないですか！　僕を含めそうなんだと思いますが。</p><p>華々しいんだ僕の言い方だと！　「ボブディランいいね！」って言った時、例えばLike a Rolling Stone</p><h4>どこがイイのよって言った時に、まぁ・・・　言えないと・・・</h4><h4>&nbsp;</h4><h4><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/f5/06/j/o0640049014035243038.jpg"><img alt="" height="322" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/f5/06/j/o0640049014035243038.jpg" width="420"></a><br>&nbsp;</h4><h4>&nbsp;</h4><h4>オープニング<span style="font-weight:bold;">[ 過ぎ去りし日々（ゴーイング・ダウン）]</span></h4><p>田）今週のゲストは、なんと小林克也さんです。デビュー以来桑田佳祐さんと親交があり最大の理解者のひとり。　大先輩!!<br>1941年生まれ音楽DJのパイオニア・ヒーロー・カリスマ・巨人・ラジオ業界、音楽業界の生きた伝説・スーパーレジェンド・ゴッドオブDJ、いくらキャッチコピーをつけても足りないという方であります。<br>言わずと知れたＤＪコービー！！<br>ＤＪコービーの眼から見た桑田佳祐さんという人物はどんな存在なのか、そして今回のアルバムをどんな風にお聴きになったのかじっくりと伺って行こうとお思うんですが・・・</p><p>&nbsp;</p><p>克）いやぁ、今・・・　聴いていたんですが「ぜんぜん変わってないなぁっていうのと同時にね・・・僕はアルバムを購入して手にとって見てラジカセで聴くんですよ。<br>田」ラジカセで・・・<br>克）ラジカセだと、すごく正直にわかるんで！！</p><p>他のステレオもあるんですがラジカセでだいたい聴いちゃうんですよ。</p><p>それで2回目に聴いた時にね・・・これ歌詞聞き取れないでしょ・・・（笑）<br>田）あの日本語英語ですからね（笑）　得意のパターンというか独壇場といいますか・・・</p><p>克）まぁ最近では聞き取れるようにはなってきてるわけですけど、歌詞カードを見ながら桑田君の音楽を聴いてて「あっ　これがアルバムの聴き方なんだな」って</p><p>特に桑田佳祐みたいに詞が深かったり、詞が裏切るような人は、しっかり歌詞カードを持って音とともにビジュアルからの刺激を受けながら・・・</p><p>これがアルバムの聴き方なんだなって。</p><p>今はそういう聴き方をしている人はいないだろうなって・・・</p><p><br>田）1曲目はこれでなくてはいけない！って始まってますからね！</p><p>克）そうそうそう<br>田）そういう意味では頼もしいアルバムでもあったと・・・</p><p>で、そもそも・・・　これは後でゆっくりお伺いするんですが・・・</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>初めてお会いになったのはいつだか覚えてらっしゃいますか？</p><p>&nbsp;</p><p>克）覚えていますよ、いつだかは覚えていないですけど・・・</p><p>おそらくTFM・・・今のエフエム東京、当時新宿のKDDビルの・・・</p><p>あの30階に来た時があって、僕が一番隅の方にいて「あっ来てる」って、そん時誰かが紹介してくれて「あっ、こんにちは」って、それが初めてですね。<br>田）そういう話も後で振り返りながらお聞き出来たらと思っております。</p><p>&nbsp;</p><p>田）克也さんが「これいいね」と言っていましたアルバムの2曲目<br>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;">[ 若い広場 ]</span></h4><h4><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/a4/d3/j/o0600033814035246255.jpg"><img alt="" height="237" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/a4/d3/j/o0600033814035246255.jpg" width="420"></a></h4><div>&nbsp;</div><p>克）アルバムを2〜3回聴くようになると好きな聴き方するようになるでしょ・・・</p><p>そうすると違う事考えたりするようになるわけ・・・　</p><p>この曲なんかは多分アルバムを作り始めてどれくらい掛かったかわからないけど想像するんだよね僕は・・・　これは初期に作ったなとか、間違っててもいいんですよ（笑）</p><p>田）この曲はアルバムの2曲目に入っています、やっぱり2曲目でなくてはいけないタイプの曲なんでしょうね。</p><p>克）あはは、そうなんだろうね・・・　早いうちに来るような曲なんじゃないんだろうかなぁ・・・</p><p>&nbsp;</p><p>田）このアルバムは桑田さんが自分でブックレットを書いていまして、「若い広場」の中ではですね「アーティストさんて呼びかたは私は腑に落ちない」って書いているんですよ・・・　未だに（笑）</p><p>克）そのアーティストって言葉も嫌い？</p><p>田）歌い手なんじゃないかなって・・・</p><p>克）それは彼が昔からずっと言ってる気持ちですよね。だけどそれは嫌いでもいいと思うんですよ・・・</p><p>田）そんな偉くなりたくないみたいな・・・</p><p>克）そうそうそう、でも僕らから見たらアーティストっていうのは・・・　ふつう誰でもアーティストって陶芸作家だってアーティストだから、アーティストって普通名詞にこだわる必要ないんじゃないかって・・・</p><p>だから彼の場合はねアーティストって、誰がアーティストって言うかによってアーティストって言葉が自分をどういうふうに突き刺したり、どういうふうに・・・　すごく敏感な人だから・・・</p><p>田）この人が言ってくれるのはいいんだけど、誰もがおんなじようにように口を揃えて言うのは俺はいいよ的な・・・</p><p>克）だから言葉にすごい感受性の強いものを持っている人だなぁって</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ お願いD.J ]</span></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/6c/b2/j/o0410027914035247600.jpg"><img alt="" height="279" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/6c/b2/j/o0410027914035247600.jpg" width="410"></a></p><p>&nbsp;</p><p>田）流れているのは1979年4月発売サザンオールスターズ２枚目のアルバム「10ナンバーズ・からっと」の1曲目「お願いD.J」であります。　これは「いとしのエリー」が入ったアルバムなんですが、この曲にはウルフマン・ジャックのモノマネがサンプリングされているって曲なんですが（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>さっきエフエム東京のスタジオでっておっしゃたのは、ほんとデビューした直後ぐらいでしたよね？</p><p>克）そうだね、直後だね。それで次は青年館で・・・　その後すぐウチに来たんですよ。</p><p>田）（笑）ご自宅へ・・・　その時にウルフマン・ジャックの話とかは出ましたか？</p><p>克）あんまりしてないですね・・・　したかもわかんないけど・・・　　</p><p>&nbsp;</p><p>彼（ウルフマン・ジャック）はね、とにかく曲の事を徹底的に聞いて「この曲はこういう曲だ！」っていうのをわかって、その曲がどういうふうな絵を見せるかって拘るわけ、その絵の前に、その絵を見せる前にちょこっちょこっとあの声で・・・彼はライターを雇っていてね５秒のジョークとか１０秒のとか・・・　イントロってだいたい５秒とか１０秒とか１５秒とかあるじゃないですか、それ用のジョークを書かせていて、自分で選ぶんですよ「これダメ、これダメ、これダメ・・・この曲とこれは合う」って</p><p>&nbsp;</p><p>田）みなさんは目を輝いたかどうかわかりませんが、ほんと僕はワクワクしながらウルフマン・ジャックの話を克也さんから聞いていたんですが・・・</p><p>&nbsp;</p><p>桑田さんは克也さんにこういう話を聞いた事はないんですか？</p><p>克）いやぁどうだろうなぁ・・・　</p><p>いろいろ、「何がいいと思っているの克也さんは」とかって事はよく話ししてたよね、で同時に彼は音楽はあんまり語らないんですよ。語らないって言ったらおかしいですけど「こうして、こうして、こうなって、こうなんだよ」とかそういう事はあんまり言わないんですよ。</p><p>「いいねぇ」くらいで、それって誰でもいう事ですよね、どちらかというと彼は自分がものすごく興味がある事は他人と話しても無駄だって思っているじゃないかな・・・　自分の事だから。</p><p>だからそういう意味ですごくマイペースな人だから、例えば「これ面白いよ」って見ているのが女子プロレスリングの雑誌だったり・・・それ本気で読んでいるのかどうかはわかんないですけど・・・</p><p>で、僕にプレゼントでくれたのが赤胴鈴之助のビデオだったり・・・</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>次の曲も克也さんが「この曲いいね」ってことでアルバムの3曲目</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ 大河の一滴 ]</span></p><p>&nbsp;</p><p>田）この曲の中には渋谷の情景が出て来ます、その頃の桑田さん原さんも浮かぶかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>田）自分の青春なんでしょうけどねこの曲は<br>克）とにかくこのアルバムはレジャー文化がいっぱいですよ</p><p>田）どっかで見たような、どっかで聞いたような・・・</p><p>克）これもだからみんなが聴いて・・・　年代によって違うかもしれないけど、それぞれの違う絵を思い出したり・・・　青春時代を思い出すとか・・・入っていてる筈ですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ DJ・コービーの伝説 ]</span></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/51/1e/j/o0600060014035249009.jpg"><img alt="" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/51/1e/j/o0600060014035249009.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>田）流れているのは1982年サザンオールスターズ５枚目のアルバムNude&nbsp;Manの1曲目「DJ・コービーの伝説」</p><p>DJ・コービー　　小林克也さんであります。</p><p>克）この曲は、えっとねぇ・・・　僕は小林じゃないですか、外国の方だとコバヤシって覚えられないみたいで・・・　で。KORBY、コービーって名前って外国だとチラッとあるらしくてコービー、コービーって、僕が言ったわけじゃないんですが誰かが言ったのがDJコービーでありがたい事だなって。</p><p>そして桑田君が曲作ってるってんで「えーっ」ってびくりしました。</p><p>田）それは作っている時にお聞きに・・・</p><p>克）今作ってる、これが「DJ・コービー」ですって聴かされて、そんな事できるんだって思っちゃった。</p><p>知っている人間のこと曲に出来るんだと思って、そんなこと簡単に出来ちゃうんだって・・・</p><p>俺のこと・・・どんな曲になるんだろうって・・・</p><p>&nbsp;</p><p>田）それでこのNUDE MANが1982年に発売になって、克也さんがおやりにになっているベストヒットUSAは81年の4月からでしょ、でアメリカでM-TVが始まったのって81年8月、ベストヒットUSAはM-TVより早かったんですね。</p><p>克）早かったんだね。<br>田）そして80年代に入って、もちろん克也さんの功績であると思うんですが、洋楽がほんとに日本の若い人たちに広まって洋楽と邦楽っていうのが・・・　それまで洋楽邦楽って別だったものが民衆の中で一緒になって来たようなここからなんで、その先鞭を付けたのが桑田さんだろうなって思っていたんですよ。洋楽も歌謡曲も邦楽も全部一緒でいいじゃん的な。</p><p>克）桑田君が、僕が異民人の洋楽奴隷を解放したリンカーン大統領だって、日本人の洋楽奴隷・・・</p><p>「洋楽は洋楽に限るよ!」って居たじゃないですか！　僕を含めそうなんだと思いますが。</p><p>華々しいんだ僕の言い方だと！　「ボブディランいいね！」って言った時、例えば「Like a Rolling Stone」</p><p>どこがイイのよって言った時に、まぁ・・・　言えないと・・・<br>おまえ「Like a Rolling Stone」ってインストルメンタルと同じように聴こえているんだろって・・・</p><p>「とにかく舶来はイイ」っていうようなのがあったときに、桑田君の音楽が聴こえた時に、そう言った人たちは「あー」って思うわけ・・・　洋楽の方法論を使ってたわけですよ。</p><p>だけど歌詞の内容はよく聞けば日本の良さみたいなすごい香りがする音楽だったわけですよ。</p><p>それに、その洋楽奴隷はやられたわけですよ!</p><p>&nbsp;</p><p>田）なるほど・・・　日本の音楽の中のいくつかの額面の中に「はっぴぃえんど」が先ずその日本語のロックの原型を作ったとしたら、それをさらに変えてしまった・・・</p><p>克）ポップ、ポップスですよね、「はっぴぃえんど」はアート的な所がありましたからね・・・芸術的な。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>田）今回のアルバム「がらくた」の中ではこんなに美しい日本語の曲も書いています。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ 簪（かんざし）]</span></p><p>&nbsp;</p><p>克）これはいい！！　　桑田君でしかできない。</p><p>&nbsp;</p><p>克）僕いつも思うんだけど・・・　僕は10年ぐらい役者みたいなことをやって・・・　そうするとカメラの割り振り、ここではこう云うような映像が絶対必要だし、ここでこう云うふうな演技って事を学ぶわけですよ。そうすると桑田君の音楽は見事におそらく映画監督だとか役者でも相当年期の入っている人たちは、ここで、ここでアップしてるな！とか・・・　なんとかの街では生きてはいけない・・・この時はロングの街が・・・街が映るわけ。</p><p>そして頬紅で、どアップ！「ぅわー」っとアップの・・・女の子にアップしてその女の子の生きかたみたいなものが、そこで唄われるんだけど、そうすると女の子の演技で・・・顔を見て最初キレイな人だなって思うじゃない、だけど背景にはこんな苦労などあるだろうって・・・</p><p>&nbsp;</p><p>３分だけど、ビデオ・クリップは要らないってって言ったらオカシイですけど絵を作ってくれているんですよね。<br>田）間奏になるとカメラがスーッと引いていくような・・・</p><p>克）そうそうそう、それはホント見事だと思いますよ。</p><p>それから彼の特徴は時々僕いうんですが「今何時！！」って突然のカットインがあったりするわけ、それでビックリするわけ、それは違うキャラクターが言ってたりするわけですよね・・・</p><p>田）あれは映画の手法じゃないんですよね、ビデオの手法なんです。いきなり関係ないカットが入ってこれちゃうのがビデオで映画はそれが出来ないっていうのが多分あるんだと思うんですよ・・・</p><p>それがM-TV世代の監督さんってそれがやれるんですよ。</p><p>桑田さんは、それを歌の中でもやっちゃう・・・って人なんでしょうね。</p><p>克）まぁ映画の手法って云っても映画だと前衛っぽい手法なんでしょうね。</p><p>田）オーソドックスなやり方ではなく・・・　小津安二郎ではないと・・・</p><p>克）そうそうそう。</p><p>&nbsp;</p><p>田）このアルバムを改めてですね、このインタビューこの番組の終わったあとお聴き頂けると嬉しいです。こう云うそういう情景がですね浮かんでくるような聴き手であってほしいなって。</p><p>克）みんなデリケートっていったらなんだけど浮かんでるんですけど・・・</p><p>言われて「あっそうだよ、そうだよ！」って思っている人が多いと思いますよ。</p><p>田）アルバムというのは、そういう深い聴き方も出来ます。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ 六本木のベンちゃん]</span></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/e1/99/j/o0300029214035249497.jpg"><img alt="" height="292" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/e1/99/j/o0300029214035249497.jpg" width="300"></a></p><p>&nbsp;</p><p>田）流れていますのは小林克也＆ザ・ナンバーワンバンドの1982年発売１枚目のアルバム「もも」より「六本木のベンちゃん」、曲は嘉門雄三（桑田佳祐）さんで作詞は嘉門雄三さん小林克也さん両名でクレジットされております。で、この1枚目のアルバム、ナンバーワンバンドはですね「六本木のベンちゃん」とか「ブルース　だ〜れ！」とか「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00BW6C9IW/ref=pm_ws_tlw_trk12">My Peggy Sue</a>」とか嘉門雄三で参加されていますが。</p><p>&nbsp;</p><p>克）あれ必要ですかね、他流試合だとかコラボとか・・・</p><p>&nbsp;</p><p>コラボひとつさせてもらったんですが「六本木のベンちゃん」っていうのは、「曲を書いてよ」っていったらチャンチャチャチャンチャラチャンチャン・・・寺内タケシとブルージーンズみたいな曲を（ベンチャーズみたいな・・・）</p><p>「これ、いいでしょう」って「イメージとしては克也さんが六本木かなんかのディスコでさぁ、みんなを煽ってるんだよ」って言って・・・</p><p>それで思ったんだけど、コラボっていうのはそこで、「はいはいありがとうございました」ってもんじゃないと感じて、それはちょっとって・・・</p><p>彼はそう考えるかもしれないけど、俺はちょっと違うなって思って色々考えて僕書いたんですよ・・・詞を、「このメロディーに沿って歌うっていうのはどうですか」って、そんな事って本当はやらないじゃないですか・・・</p><p>&nbsp;</p><p>実は桑田君が30分間の間にそれを書き直しちゃったんです・・・</p><p>それを僕は間近で見ていて、またその偉大な才能を・・・</p><p>だから「ふたり（中目黒の）きゃーめぐろの」ここでまた一発食らって「アパートの窓電信柱が見えた！」と「秋がぶとんじゃって・・・（ここで春夏秋冬が過ぎてて）　冬春はぶいちゃって　いきなり夏が来た」冬と春がぶっ飛んじゃって、いきなり夏が来ちゃうわけですよね。</p><p>それが僕の書いた詞だと順番にして夏になったって・・・なんて云うんでしょうね・・・　</p><p>普通に人間が書くような詞じゃなくって、ここでスピードがパーンと上がったり、ここでパッと省いたり、ここでインパクトのある音がボーンと聞こえたり・・・　そう云うことが即座に出来ちゃうって彼の才技を能をまざまざと目の前で見せてもらって「ぅわー仕事できて良かった」って思いましたね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>田）それではアルバム「がらくた」の中の9曲目「百万本の赤い薔薇」を、そう云う方がこう云う大人のラブソングを・・・</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ 百万本の赤い薔薇 ]</span></p><p>&nbsp;</p><p>克）これ僕聴いた時に、あーあそこら辺は桑田佳祐リズム＆ブルースの世界が続いているなって・・・</p><p>原坊も参加してるし、アレンジも本当いい・・・（歌い出し直前までしゃべり続ける克也さん）</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ 声に出して歌いたい日本文学 ]</span></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/ea/bd/j/o0234017214035253809.jpg"><img alt="" height="172" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/ea/bd/j/o0234017214035253809.jpg" width="234"></a></p><p>&nbsp;</p><p>田）流れてますのは2009年にシングル「君にさよならを」のカップリング「声に出して歌いたい日本文学」から1曲目「汚れちまった悲しみに」中原中也さんの詩に曲をつけております。</p><p>何かのインタビューで克也さんが桑田佳祐は文豪であるっておっしゃていたのがすごく印象的で、この「声に出して歌いたい日本文学」が出た時に、ある音楽の文学の領域みたいなものを超えたって、音楽がここまで出来るんだって云うのを桑田さん見せたのかなって思ったんです・・・</p><p>克）僕は、本能的に感じてたのは桑田佳祐の作詞の言葉遣いが・・・普通の人じゃないなって思ってて・・・僕はどっちかって云うとね・・・　</p><p>&nbsp;</p><p>例えばプレスリーとかビートルズとかストーンズなんかに魅せられて英語を志して・・・その英語を上手くなるためにはと思ってね自分の修行のために英語の本を読むんですよ、そうして日本語から離れれば英語上手くなるんじゃないかって時期があった。</p><p>だから中学生とか高校生の大事な時期に日本の古典を読んでない・・・</p><p>その代わり変な探偵小説だとか・・・向こうのやつだとか・・・英語で読むと英語は印象薄いじゃなですか、英語を習う人間だから・・・</p><p>そうするとね、日本語の良いものに接していないから、そして桑田さんの歌詞にする日本語っていうのは、今までなかったやり方だったなって思って、入っていくうちに、さっきの絵が浮かぶって・・・</p><p>&nbsp;</p><p>これは音楽で小説を書いているって感じなんだよってのがすごくあって・・・</p><p>例えば「我輩は猫である」って僕読んでいないんですよ。そうすると文豪って言うしかないんですよ。</p><p>「桑田は文豪である」って言い方しかなくて（笑）</p><p>田）でもすごく言い当ててる感じがしますもんね。</p><p>克）そうしたら「えー」って言われたんですよ有名な評論家の人にね、どうして？説明してよって、でも説明できない・・・今みたいに説明するとイイ説明にならないじゃないですか、例えば谷崎がどうであった中也がこうであったとかこの世代はこうであっただろうとか比較できないけど本能的にそう云うふうに感じたんですよ。</p><p>だから、それが結論じゃないけど・・・やっぱり味わいがあるんだよなぁみたいな・・・　世界が見えているんだよなぁって云うのがあって、そう思っていた時にこれ（声に出して・・・）が出て、「あっやった」って思ったね（笑）</p><p>桑田って人はこういうふうなのを勉強しているんだなって思った。</p><p>あっそうかーって思って・・・これ本気で聴くとちょっと歌詞が詰まり過ぎているのよね。</p><p>田）小説ですからね。</p><p>克）小説だからね・・・　それを音楽だと、どういうふうにするんだろうって、ここは大丈夫かなって通じたかなって心配しながら聴くんですよ・・・</p><p>で、一種の長編メドレーみたいになっていて、あー言いたい事は判ったって思いましたね。</p><p>&nbsp;</p><p>田）音楽が全部表現できるんだって、全部表現するんだって腹の決め方みたいなものも含めて文豪って云うのが凄くしっくり来たんですよ。音楽は文学を超えるんだぞって所がありながら俺は音楽やってるんだぞって、堅苦しい事は絶対言わないんでしょうけど・・・</p><p>克）超えるんだろうって事よりも自分には自分の道があるっていうふうな感じ方でしょうね。</p><p>田）自分の言葉があるって事も含めて</p><p>克）そういう気持ちだと思う。</p><p>田）音楽の文豪（笑）　文豪的ミュージシャン</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>そう云う中でですね克也さんが今日最後に選ばれたのは「ヨシ子さん」なんですよ。</p><p>これはそう云う意味では文豪的ですよね。</p><p>克）それはありますね（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>文豪だけどメチャクチャ遊んでるじゃないコレ！　</p><p>メチャクチャ遊んでるし身体動かして笑いながら聴いて、あと「なんか残るよねぇ」って所がありますよね。</p><p>音楽もパロってるし・・・　で、本質的にはパロディーを超えるじゃないですか彼は・・・桑田佳祐の偉大なところは・・・（オリジナルになってる）</p><p>パロディーを超えるって・・・　誰もパロディーを超えられないんですよ、パロディーはパロディーのままなんですけど、それをオリジナルにしちゃうって所は凄いパワーだと思いますよ。</p><p>改めて思う。</p><p>田）この「声に出して歌いたい日本文学」と「ヨシ子さん」を並べて聴くと、どんなふうになるかって云うのも面白い試みだと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">[ ヨシ子さん ]</span></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/29/c4/j/o0800045014035264464.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170925/21/friday8033/29/c4/j/o0800045014035264464.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>克）これ、言葉ばっかじゃなくていきなり音楽聴くとおかしいところに連れて行かれるね（笑）</p><p>それでこれはパロディーっていうにはちょっと軽過ぎて、なんか彼の批判精神みたいなものが凄い入っていて、このアルバムにはもう1曲メッセージソングとして電脳社会を皮肉った曲が・・・「サイテーのワル」</p><p>あの「サイテーのワル」ってのはこの曲と比べたら、まだ初歩編ですよ。</p><p>田）入り口<br>克）そう入り口、初心者用の・・・これは奥行きがすっごい深い。</p><p>田）こんな凄い世界があるんだぞって・・・</p><p>パロディーって言葉で、ふっと思い浮かべたのが、そういう本気でパロディー・・・ただのパロディーで終わらないんだっていうのを大瀧詠一さんが70年代にやろうとしていた事ぐらいかなって思ったんですよ日本で・・・</p><p>克）本質的にはね、桑田のパロディーはこういう・・・　彼はビデオで演技をするでしょ、演技をする時に今コマーシャルの中で電車で女性の隣で寝ているじゃないですか、あれ演技なんだけど・・・</p><p>演技で悲劇とかパロディーだとかコメディーの一番深いものっていうのは、悲しいから悲しい顔をするんじゃないんですよね、まぁやさしく説明するとチャップリンだとかマスターキートンが笑わないじゃない、桑田佳祐も芝居で笑わないんですよ。</p><p>で、ああいうふうなのをコメディーの世界では英語では「デッドパン」って言うんですよ、要は悲しい時も嬉しい時もおんなじ顔をする、それが出来る役者っていうのはね・・・　大役者なんですよ。</p><p>その「デッドパン」っていうのはね死に顔って意味なんですよ、死んだ顔なんですよ。</p><p>桑田佳祐は死んだ顔するんですよ演技の時に、本気でその中に入っているから演技者としても・・・テクニックは彼は使ってないかもわかんないけど、演技者としても何か掴んでいるはずですよ。</p><p>田）どんな音楽をやっても全部本気な感じがしますもんね。</p><p>たとえなになに風と人から言われようが全部本気で入ってそこでやってる。</p><p>克）だからコメディーだからおちゃらけ的なコメディーじゃないんですよ・・・まぁそれもコメディアンですけど、だけど本当の人間のコメディーっていうのは悲しみも凄くあるわけですよ。</p><p>だから冗談じゃない世界を演じる事ができる人が・・・桑田佳祐はそれをちょっとチラチラ絵で見せていますよね。　音楽ばっかりじゃなくってね。</p><p>田）このアルバムの中で「ヨシ子さん」が全然浮いていないのは、他の曲が他のものを全部引き受けるぐらいの本気の曲がいっぱいあるからなんでしょうね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">エンデイング</span></p><p>&nbsp;</p><p>田）桑田さんの影響力っていうのは克也さんからご覧になってて、どんなものがありますか？</p><p>日本の長い歴史の中でポップ・ミュージックの中での桑田さん</p><p>克）それを受けてとる人は最大限にとってると思う、でも本当にこの世界でやってる人はとってもそれをおくびにもにも出さない、それが本当のとり方だと思う・・・</p><p>まぁ影響はカラオケルームに行けば、桑田佳祐になって歌ってる人いますがそういうのも影響かもわかんない。本当の影響は桑田の影響をおくびにもにも出さないでやる人だと思います。</p><p>田）はじめの方で克也さんのお宅に行った時にって話がありましたけど、その頃の桑田さんていうのは今・・・</p><p>克）基本的には変わっていないと思いますけど・・・</p><p>ただ歳とともに変わるんじゃなくて・・・なんていうのかなぁ・・・僕、懐メロが嫌いなんですよ。懐メロってなんか思い出す事がすごく多くて思い出すたびに、その時の評価を、あの時はこうだったけど本当は・・・</p><p>だから・・・　あの人はもっと若い時にそういう事が出来てたんじゃないかなって思うんですよ。</p><p>俺たちはホント歳とってからじゃないと解んない事色々あるじゃないですか・・・</p><p>田）大人・・・大人って言ったら変ですけど・・・</p><p>桑田さんに継承してほしいことってありますか？</p><p>克也さんがご覧になってきた洋楽文化だったりポップ・ミュージックの流れの中で、こんな所は桑田さんに継いで欲しいなとか・・・</p><p>克）もう十分継いでいるよ思うよ。　あの・・・彼みたいに伝えている人いないんだよね、昔のものを・・・</p><p>田）自分の消化して今のものとして日本のものとして</p><p>克）彼は継承して・・・　だからビートルズがそうじゃないですか昔を継承しているじゃないですか。</p><p>だから継承して欲しいって烏滸がましいよね。</p><p>&nbsp;</p><p>僕は本当はね悪口を言ったりね茶化したりするのが好きなんですよ（笑）</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/friday8033/entry-12313962558.html</link>
<pubDate>Mon, 25 Sep 2017 21:43:22 +0900</pubDate>
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<title>FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM 桑田佳祐「がらくた」特集　Part 2</title>
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<![CDATA[ <h4><span style="font-size:1em;">FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM 桑田佳祐</span></h4><h4><span style="font-size:1em;">「がらくた」特集　Part 2（2017.09.11&nbsp; OA）</span></h4><h4><span style="font-size:1em;">DJ　田家秀樹<br>ゲスト　宮治淳一　（茅ヶ崎物語 ～MY LITTLE HOMETOWN～　発起人・立案者）</span></h4><h4>&nbsp;</h4><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">僕とか桑田さんが通ってた茅ヶ崎一中って海の際にあるんですよ、僕の頃はまだ鉄筋もあったんですが・・・　古い校舎もあったんですよ。ホント砂嵐になって休校になったことあったんですよ！！　　砂で休校なんてありえないでしょ・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">そんな茅ヶ崎が芸能にとって・・・</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/60/de/j/o1280080014029044157.jpg"><img alt="" height="263" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/60/de/j/o1280080014029044157.jpg" width="420"></a></span></p><p><br><br><span style="font-size:1em;">今週のゲスト宮治淳一さんは、桑田佳祐さんの小・中学校の同級生、そしてサザンオールスターズの名付け親、さらにワーナーミュージック洋楽部勤務、POPミュージック研究家でもあります。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">映画茅ヶ崎物語そして桑田さんと茅ヶ崎、今回じっくりとお聞きしていこうと思います。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">田）9月16日から公開されます映画「茅ヶ崎物語」宮治さん主演でもあります。</span><br>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">そもそも桑田さんにプレゼントした映像があって、それが発端だったとか・・・</span></p><p><br><span style="font-size:1em;">宮）桑田さんは1956年2月生まれなので2016年の2月に還暦を迎えるということで、そのちょっと前に桑田さんのスタッフの方に呼ばれて話を聞いたんです。</span></p><p><span style="font-size:1em;">「桑田さんに還暦祝いのプレゼントを作ろうと思ってるんだ」と、事前に桑田さんからくれぐれも６０歳の誕生日に盛大なパーティーや赤いチャンチャンコはやめて「スーッと60になりたい」と、牽制球が既に入っていたらしいんですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">でも、ふだん一緒に仕事をしていてやっぱり何かをしてあげたいじゃないですか・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">そこでどなたが発案したのか、</span></p><p><span style="font-size:1em;">桑田さんが恋してやまない茅ヶ崎そして音楽に関する映画を桑田さんのために作ろうと。<br>とにかくサプライズなので桑田さんに茅ヶ崎のことは聞けない、ということで相談されまして</span></p><p><span style="font-size:1em;">それだったら身を粉にしてでも全面的に協力しますよ了承したんですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">とくに音楽と茅ヶ崎、桑田さんの幼少期・中学校・高校の話を知る限り・・・周りの友人などに「あの時どうだったっけ」とか聞きながら話が進んで行ったんですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">で、現実に桑田さんが見たら懐かしくなるような小学校や中学校・・・　グランド、ここが防砂林でとか茅ヶ崎の名所を練り歩くそんな映像も撮って・・・</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">そして実際に、桑田さんのお誕生日の2016年2月26日に聞いたところによると簡単な食事会をして、さぁそろそろって時に「実は観てもらいたいものがあるんです」と告げファミリーヒストリーかのように桑田さんと奥さんの原由子さんの2人だけが座って「さぁ見ていただきたいと思います」ってやったらしいんですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">それで僕は最初３０分ぐらいのショートムービーだと思っていたんですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">ところが尺でいうと1時間半超え!!<br>その気合の入りぶりには驚きましたよ。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/0d/0f/j/o1500133214025387232.jpg"><img alt="" height="373" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/0d/0f/j/o1500133214025387232.jpg" width="420"></a></span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">田）今日は映画の話と、もう一つこのアルバム「がらくた」の話があるんですが・・・　　このアルバムはどう思われましたか？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）いやぁ・・・　最初からあっという間に聴けちゃったというか・・・　　すごく流れがいい!!</span></p><p><span style="font-size:1em;">桑田さんが持っている守備範囲の広い音楽がうまい具合につながっている。</span></p><p><span style="font-size:1em;">で・・・なんかねぇ、曲のひとつひとつが凄くイイんでベスト盤聴いているみたいな感じなんですけど、ちゃんと起承転結になってるんですね。<br>田）先週の番組で片山さんがおっしゃていたんですが曲順はホント悩んでたみたいで・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）判るわかる、判りますよ！！</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）見事な曲順ですよね！<br>宮）それと一曲一曲がホントいい！！　素晴らしいほんとベスト盤だと思う!</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">田）これは、桑田夫妻の前でお披露目した時にもうタイトルは付いていたんですか？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）たしか「茅ヶ崎物語」ってタイトルは付いていたと思うんですが・・・サブタイトルみたいなものは無かったです。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）では、サブタイトルは・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）この映画を見た桑田さんが「ひじょうに良かったありがとう」と、「それでさぁ、これってちょっと作り変えれば一般の人も観れる映画にならない？」と言われてスタッフの人、目が丸くなちゃったんですよ（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">嬉しいけど、えっこれを作るわけって・・・　　それから第二幕のスタートですよ！</span></p><p><span style="font-size:1em;">当然プライベートと一般公開用が同じな筈ないわけで、スピリットは継承するにしても、ひとつひとつのディテールは変えていかなくてはいけないわけで、それから私が再度登板いたしまして・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">もう終わったかなと思ったらダブルヘッダーだったって（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）最初のプライベートなものはドキュメンタリー的なものだったんですか？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）あのファーストバージョンは、今公開されようとしているものとそんなに構成は変わっていないんですよ。再現フィルムもあったりとか・・・　　ドキュメンタリーとの合体とか・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">ただ少しずつディテールは撮りなおしたりとか茅ヶ崎のお祭りの浜降祭の映像を撮ったりとかはありました・・・　　構成自体は大きな違いはないですね。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">田）この映画は監督・脚本が熊坂出さんですが、そのとき熊坂さんは関わっては・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）関わってましたよ。<br>田）では、最初から熊坂さんにお願いしていたと・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）でも初めて桑田さんと茅ヶ崎に行ったって言ってました。</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">宮）最初は、この映画って商用ベースにのるものなんですかねって思いましたよ・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">ところが試写会のような映画祭が茅ヶ崎でありまして、僕は試写会的なものを全く観ないでこの映画祭で始めて客席で観たんですよ。それまでギリギリまでやってたんですが、それまでずっと疑いを持っていたんですよ、これって映画として成立するのって！？</span></p><p><span style="font-size:1em;">でも、あっという間に観れてしまいまして、熊坂さんの構成能力には舌を巻きましたね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）この映画には幾つかの要素がありまして、そのひとつが再現映像で桑田佳祐さんを野村周平さん。宮治淳一さんを神木隆之介さんが演じていると・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）（笑）そうですね・・・　<br>田）この再現映像は最初のプライベート版からあったんですか？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）入っていましたね！</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）それじゃあプライベート版も大変だったんでしょうね・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）３０分ぐらいのショートムービーなら分かりますが、ある人をある人が演じてるなんて、それをひとりの人に見せるために普通やりますか!?</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）野村さんにする神木さんにするっていうのは桑田さんのスタッフの方が・・・<br>宮）そうですね、だからみんな友情出演ですよね。<br>田）また中沢新一さんが重要な役割を・・・　中沢さんも最初っから入ってられたんですか？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）入ってましたね。<br>田）中沢さんを起用さえれたのは・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）プロデューサーの方だと思うんですが・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">中沢さんが入って凄いなと思ったのは僕は近代の自分の生きてる時代の事しか解らないわけですよ、歴史的な事実は調べれば解るんですけど・・・　それを展開するダイナリズムっていうのが僕には無かったんです。</span></p><p><span style="font-size:1em;">そこに中沢さんが来られて地形とか土地の成り立ちとか神社仏閣・祭り、その他諸々の具象的なものをああやって展開して、僕って茅ヶ崎って60年ぐらい住んでいるんですが、初めて知ることばっかりでした。</span></p><p><span style="font-size:1em;">だから、たまたま僕が知っている事と歴史的なことが両輪になって凄く上手くいったんじゃないかなと思います。</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/5d/4b/j/o0640036014029029350.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/5d/4b/j/o0640036014029029350.jpg" width="420"></a></span></p><p><span style="font-size:1em;">田）で、ゲストインタビューで萩原健太さんと加山雄三さんが出ていますが・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）もう・・・加山さんに関しては自分の小学校の頃からのヒーローですからね。同じ茅ヶ崎に住んでいた時代も何年かあるんですが、いつか町をブラついていると会えるんじゃないかなって思ってたんですが会えなかったんです・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">それが今回初めて会うことができて、もう緊張しまくりでした。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）インタビュアーは宮治さんがなさったんですよね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）ほんと・・・　声が出なかったですよ・・・</span></p><p>&nbsp;</p><p><br><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/f3/44/j/o0450033014029029380.jpg"><img alt="" height="308" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/f3/44/j/o0450033014029029380.jpg" width="420"></a></span></p><p><span style="font-size:1em;">田）で。萩原健太さんはアマチュア時代のバンドのメンバーだったと</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）そうですね、桑田さんに萩原さんを紹介したの僕だったんです。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）あっ、そうだったんですか<br>宮）そう、桑田さんが新しいバンド始めて凄くいいなって思ってて、僕の中ではプレーヤーとしては彼がナンバーワンだったんですね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">そして僕が大学に入って放送研究会ってところに入って、その1年先輩に萩原さんがいて（歳は僕が浪人したんで一緒なんですけど・・・）、彼は聴くプロとして物凄くよく知っているんですよ、僕は高校にいるときは自分が一番音楽は知ってるなって思ってたんです。ところが大学入ったら違うなと、やっぱり凄い人がいるわと・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">聴くというか音楽に対してこれだけ造形を描いている人が世の中には居るんだなって。</span></p><p><span style="font-size:1em;">それで自分が井の中の蛙だって思い知ったんですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">その時に、ふと閃いてプレーヤーとして最高だと思う人と聴き手として最高だと思う人を引き合わせようと!!</span></p><p><span style="font-size:1em;">それで藤沢のアマチュアコンサートみたいなのを僕が主催していたんですが、それに萩原さんをわざわざ東京から呼んで合わせたら意気投合して、ほんの数ヶ月だったんですが萩原さんを入れて桑田さんバンドをやっていたんですよ。</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/a3/ed/j/o0300026314029029418.jpg"><img alt="" height="263" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/a3/ed/j/o0300026314029029418.jpg" width="300"></a></span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">田）1978年6月25日発売サザンオールスターズのデビュー曲「勝手にシンドバッド」</span></p><p><span style="font-size:1em;">砂混じりの茅ヶ崎っていう歌詞の意味って・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">それを映画茅ヶ崎物語を観て改めて感じましたね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）なんせ彼のデビュー曲の最初の歌詞ですからね、茅ヶ崎の住民としては凄いなと・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">でも確かに言われてみれば砂混じりなんですよ・・・　砂と松・・・　それしかない</span></p><p><span style="font-size:1em;">それしかないんだと思うんです、特に海側に住んでた人間からするとホント砂・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">だから台風とか大雨が来たって水が溜まんないんです、そういう良さもあるんですが作物とか全然育たない・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）いわゆる湘南の茅ヶ崎の綺麗な海水浴場のイメージとは全然違うんですね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）砂場ですね。　僕とか桑田さんが通ってた茅ヶ崎一中って海の際にあるんですよ、僕の頃はまだ鉄筋もあったんですが・・・　古い校舎もあったんですよ。ホント砂嵐になって休校になったことあったんですよ！！　　砂で休校なんてありえないでしょ・・・　砂で休校になった学校なんてなかなか無いと思いますよ・・・</span></p><p>&nbsp;</p><h2>&nbsp;</h2><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/c9/53/j/o1355090714029052306.jpg"><img alt="" height="281" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/c9/53/j/o1355090714029052306.jpg" width="420"></a></span></p><p><span style="font-size:1em;">田）そういう茅ヶ崎が芸能にとってとても所縁が深い町だったって事が映画のひとつの発見だったそうで、中村八大さん平尾昌晃さんその前には添田啞蟬坊（そえだあせんぼう）さんとか「オッペケペー節」の川上音二郎さんとか開高健さん小津安二郎さんクロイツァーさん（ピアニスト）さん、そして最近のSuchmosなど、そう云う人たちも茅ヶ崎なんですよと見せられると「そうなんですか（驚）」って発見もありましたね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）僕なんかが生まれて物心ついた時には上原謙さんがいらっしゃって、あそこの通りは上原謙の通りって言ってたんですウチの親父の世代は、その後「加山雄三通り」に替わって、だからそのくらいの人しかいないかなと思っていたんですが、そこからちょっと色々触れてゆくと、友達が平尾昌晃さんに呼ばれたから行こうよとか（怖気付いて行かなかったんですが・・・）、歩いてすぐそばの場所に尾崎紀世彦さんの実家があったとか、そう云う物を積み重ねて来て、</span></p><p><span style="font-size:1em;">ふとなぜ茅ヶ崎が多いんだろうかなって・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">理由はわからないんですけど事実を積み重ねると、なんかそう云う芸能とか無から有を生み出すクリエイティブな人が多く出る土地ってなんなんだ思ったんです。<br>田）それは前からも・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）10年ぐらい前からねぇ・・・　それで図書館に通いだして色々な本を読んでいったら面白い事実がさらに解ったりとかね。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">田）茅ヶ崎の崎って言葉がどう云う意味があるのかとか・・・<br>宮）だって崎が無いわけですよ今の地形でいったら！　それでいろいろ聞いていったら崎があった時代もあるって</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）縄文時代の</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）縄文時代の事実って誰が書いたんですかって言いたくなりますがね（笑）</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/11/friday8033/59/29/j/o1336088614029052972.jpg"><img alt="" height="279" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/11/friday8033/59/29/j/o1336088614029052972.jpg" width="420"></a></span></p><p><span style="font-size:1em;">田）で、その烏帽子岩の成り立ち・・・シンドバッドの歌詞にも出て来ますが、烏帽子岩にもそう云う成り立ちがあるんだって。</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）びっくりしましたね・・・　僕は海に出ると烏帽子岩は必ずあるもんだから逆になぜここにあるんだろうとか、どのくらい経っているんだろうって思わないわけですよ、当たり前のようにあるから・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">でも今回映画に参加させて頂いて、そう云う事をよく知ってる人に聞いたら、そんな昔からあるんですかって（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）何十万年前とか<br>宮）千二百万年前とかだって（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">要は人類が誕生する前からあるわけですよ。だから今までの人間がが誕生してから今までずっとあそこから見ているわけですよ、どう想ってるのかなって思いますよね（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）そう云う茅ヶ崎にある神社、どう云う神様が祀られているかって云うのも、そうやって芸能と結びつくんだって感想もありましたし・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）そう、僕はあれ全く判らなかった、なんかねぇモヤモヤってしてたものがパーっと晴れたような気がしますね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）そう、それが晴れる映画ですよね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）基本的には高等向けの話なんですけど、そっちの方が近代以降の事実を積み重ねるられるよりも説得力があるんですよね、僕には・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）そして、そう云う流れの中で桑田佳祐って人が出て来たんだって「うーん、そうか」ってありましたよね。<br>宮）それをずーと見たうえで、現役で、いまだに新しい音楽を作り続けるクリエイティビティーを発揮できている人がいるって事がすごく面白いって・・・　途切れているわけでなく、ちゃんと継承されているって、これは本当に面白い事実だなって。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）芸能の不思議て言うのも感じましたしね。</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/11/friday8033/d9/bd/j/o0750053514029054356.jpg"><img alt="" height="300" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/11/friday8033/d9/bd/j/o0750053514029054356.jpg" width="420"></a>「</span></p><h4><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1em;">簪（かんざし）」を聴いて</span></span></h4><p><span style="font-size:1em;">田）艶っぽい曲ですよね<br>宮）すごくいい曲ですね</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）勝手にシンドバッドの後に流れると・・・<br>宮）同じ人がねぇ・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）そういう要素って当時からお有りにあったんでしょうか？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）どうなんだろう、でもそういうものを当時から持っていたとは思うんですよ、でも年齢から来るもので、こういうのって20代の人が言ってもちょっと嘘くさいっていうか・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">でも、ちゃんとこういうものが出て来てそれが実際聴いたうえで説得力を持つようになって来たって事ですよね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">でも、その歳になったからって、こういう曲書ける訳ではないですからね。</span><br><br>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1em;">「茅ヶ崎に背を向けて」を聴いて</span></span></h4><p><span style="font-size:1em;">田）斎藤誠さんがこの曲はアマチュア時代から有ったって言ってましたね・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）これはね、まさにアマチュア時代にサザンオールスターズって名前になって最初の頃から演ってましたよ。おそらくこれはね本人に聞かなきゃわかんないですが・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">おそらく人前で初めて演奏したオリジナル曲じゃないですか！？　　そうとう古いですよ。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/b4/55/j/o0700039814029029325.jpg"><img alt="" height="239" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/b4/55/j/o0700039814029029325.jpg" width="420"></a></span></p><p><span style="font-size:1em;">田）それで今回の映画「茅ヶ崎物語」でですね、ひとつの大きな柱・ハイライトが再現ドラマ、高校の文化祭でのライブハウスシーンというのがありまして、宮治さんが鎌倉高校そして桑田さんが鎌倉学園、片や共学、片や男子校、その両方の高校の高校生同士の話になってまして・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）まあ僕はポップミュージック、ポピュラーミュージックっていうのが大好きでビートルズとか好きだったんですけど、東京にちょこちょこっと行くようになってから、まだライブハウスって名前になっていたかわからないんですけど、初めて生の演奏を聴いたんですね。それでレコードでないものを初めて聴いて、生演奏を聴くっていうのもいいなって想ったりして・・・　それで高校三年になって文化祭で何かやろうって話になった時に（1973年9月29・30日）その時ライブハウスやろうって、それでいろいろ貸し切って・・・　だけど自分の高校にバンドが無かったんですよ。（あったかもしれないけど知ってる人がいなかった）</span></p><p><span style="font-size:1em;">フォークシンガーはいましたが・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">それで自分の中学時代のネットワークを使っていろんな所に聞いたら数バンドあって、その人たちに来てもらったんです。そのひとつのバンドが鎌倉学園の桑田さんが連れて来た4人組のバンドだったんです。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）その時バンド名は？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）思い出そうとしているんですが、確か無かったような・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">おそらく桑田佳祐さんのバンドって言ったんじゃないかと・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）で、やっぱり最初はウケなくて・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）演ってる側の緊張感がお客にも伝わるっていうか、ひじょうに気まずいとは言わないけど凍った雰囲気がある訳ですね・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">でも彼も歌い始めて吹っ切れたんですかね、大声で歌い始めたら結構「あっ、こいつ面白そうだなって」、人が集まって来ましたよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）で、宮治さんも桑田さんがそうやって歌うのを・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）初めて観ましたよ（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">中学時代ですね放課後掃除をしている時にですね、よく教壇で内山田ひろしとクールファイブを歌うのを聴いたことはありましたけど。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）なるほどね、ROOTS〜偉大なる歌謡曲に感謝〜で歌う感じが・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）まさにアレですアレ（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">その余興でしか観た事ないから、ましてギターを弾きながら歌うって初めて観ましたよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">でー、アマチュアなんですが・・・　ピッチが合ってる合ってないなんて度返しして、とにかく人を惹きつけさせるだけのボーカル力（ぢから）って凄いなって思いました。</span></p><h2>&nbsp;</h2><h2><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/11/friday8033/2c/2c/j/o1400105014029055149.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/11/friday8033/2c/2c/j/o1400105014029055149.jpg" width="420"></a></span></h2><p><span style="font-size:1em;">田）で、高校の文化祭の再現映像と実際に映画の中で桑田さんが斎藤誠さんと河村カースケさんと角田俊介をバックに海辺で演奏するシーンがありますが、あれ曲が一緒ですが当時もあの曲をやったんですか？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）そうですね、MONEYとBlue Suede Shoes</span></p><p><span style="font-size:1em;">だから彼らはジョンレノンとプラスチック・オノ・バンドが69年にトロントで演ったロックンロールショーのあれを再現しようとしたんですね当時、大胆にも！</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）クラプトンですからねギター！</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）それを、ライブだからあれがいいんじゃないかって急遽集めたメンバーでそれぞれの家に行ってですね、暗くして練習して、必ず怒られてそこでは二度と出来ないんでみんなの家を順繰りに回って3回くらい練習したって行ってましたね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">そのお手本としたのがジョンレノンだったんで曲がMONEYとBlue Suede Shoesになってるワケですね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）なるほど、で，その73年の文化祭で演奏した曲を、あれ、今年・・・今の桑田さんで演ってるわけですよね。　何年ぶりに・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）40数年ぶりですね（笑）</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h4><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1em;">「君への手紙」を聴いて</span></span></h4><p><span style="font-size:1em;">田）この「君への手紙」の君っていうのは・・・　具体的な人物像っていうのがあったのかなっておもって・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）まぁー・・・　なんでしょうね、自分と関わりのあった人、AさんBさんもあるでしょうけど全ての人にと、最後に「よく　まぁ馬鹿があつまったな」って・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）（笑）誕生日に100何分ものプライベート映像を作ってくれた人達もそういう馬鹿の中に含まれているんでしょうか（笑）</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/4a/42/j/o0640036014029029399.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/4a/42/j/o0640036014029029399.jpg" width="420"></a></span></p><h4><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1em;">「マンピーのGスポット」を聴きながら</span></span></h4><p><span style="font-size:1em;">田）映画を拝見していてですね、そうなんだよな我が意を得たりだったからこのマンピーのGスポットのくだりだったんだなって・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）なるほど　そうですね</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）このある種の民族的なアプローチといいましょうか・・・　これは宮治さんの中にもお有りになって？</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）いやぁ、全然無かったですね。　中沢さんのアプローチを見てなるほどと、結局別に茅ヶ崎だけじゃなくって日本にあるありとあらゆる、いわゆる祭礼と言われるようなものって毎週あるワケでなくって晴れの年に一度とか、そういう時にある意味無礼講になるような・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">それって、だいたい男女の話になるでしょ、要するにいかに自分の遺伝子を残すかって行為。</span></p><p><span style="font-size:1em;">動物ですよね言ってみれば、それを祭りと昇華して、そしてそれを伝統として残そうとする人間のものすごい業みたいな感覚が・・・</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/5f/1e/j/o1280072014029029299.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170917/10/friday8033/5f/1e/j/o1280072014029029299.jpg" width="420"></a></span></p><p><span style="font-size:1em;">田）茅ヶ崎には浜降祭という、いろんなお神輿がみんな海に帰っていくというお祭りがあって・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）あんな海際でいいんですかね・・・　潮風いちばん良くないと思うんですが・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">お神輿一つ作るのに１千万くらい掛かるんですよ・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">いつもハラハラして見てるんですけどね（笑）</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）そういう海に帰るっていう、海がある種の女性・・・　そこにお祭りとして帰ってく祭礼感・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">桑田さんの音楽感ライブの中にある祭礼感ってこれなんだって感じがしましたね！</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）サザンの活動再開ツアーの時に「マンピーのGスポット」で男性器と女性器が出てくるのがあって、あれがねぇ僕は衝撃って言葉ではなくてPOPミュージックが民俗学の対象にある領域を初めて超えた例だったと思ったんですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）だから言ってみれば彼の場合、コンサートなんですがある意味何年かに一度の祭礼に近い、それは晴れの舞台、やっぱり男女の行為っていうのは基本的には表裏一体なんだと、それは江戸時代よりもっと前からそうなんですよ・・・　それを現代的にアレンジするワケですよ。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）あのシーンは物凄く意味がありますよ!</span></p><p><span style="font-size:1em;">日本の大衆音楽、大衆芸能の歴史を変えるんじゃないかって、そんなシーンだと思いました。</span></p><p><span style="font-size:1em;">それの答えがこの映画の中にあったんですよ・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）びっくりしましたね、僕も今おっしゃられているのを聞いて確かにそうですねって。</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）で、そういう中でですね今回のアルバムを改めて・・・　さっきもちょっとおっしゃいましたけど桑田さんの歴史の中でもとても意味のある・・・<br>宮）かなり意味があるんじゃないでしょうかね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">まぁ、長いお休みもあったりとか・・・病気もされて、途中でやりたい事をやれない時代もあったとは思うんですけど、78年にデビューしてほぼ休みなく働いてきた訳ですよね、だけどやっぱり物事には終わりがある訳で、だいぶ変わってきたなって感じがしますね。</span></p><p><span style="font-size:1em;">そして僕よく言うんですけど僕はレコードのマニアなので・・・　人生もB面になったっていうか、でもB面はB面なりの良さがあると思うんです・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）B面の環境のが高い時もありますからね</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）だから人生B面に入ってもB面でもAを凌駕するものがあって・・・　少ないんですが無い事はない・・・　歳から言ってもB面に入ったと思うんですけど、すごくいいB面を作ったなと思います。</span></p><p>&nbsp;</p><h4><span style="font-size:1em;">田）それではアルバムの最後の曲で終わろうと思います<span style="font-weight:bold;">「春まだ遠く」</span></span></h4><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">手紙でいうと追伸みたいな感じですね、これで言いたい事自分の気持ちは全部伝えましたって・・・</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）いいエンディングですね</span></p><p><span style="font-size:1em;">田）B面の最後</span></p><p><span style="font-size:1em;">宮）まだB面は続くんですけどね<br>田）大全集の最後のようでもありますけど・・・<br>宮）いやぁ、これからですよ。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/friday8033/entry-12311497700.html</link>
<pubDate>Sun, 17 Sep 2017 11:11:37 +0900</pubDate>
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<title>FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM　桑田佳祐「がらくた」特集　Part 1</title>
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<![CDATA[ <p>先日のラジオ番組がとても良かったのでレポートを書いてみた</p><p>&nbsp;</p><p>FM COCOLO J-POP LEGEND FORUM &nbsp;</p><p>桑田佳祐「がらくた」特集　Part 1（2017.09.04&nbsp; OA）</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/70/1b/j/o2048153614025383021.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/70/1b/j/o2048153614025383021.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>DJ　田家秀樹<br>ゲスト　片山敦夫　斎藤誠</p><p>&nbsp;</p><p>片山さん誠さんに3曲ずつ、そして番組からもセレクトしてその曲について語ってもらう。</p><p>&nbsp;</p><p>誠）マッカートニーに　Junk　って曲がありますけどねぇ、なんかそんな印象もあったのかな・・・<br>傷心っていうふうに自分でも言ってましたから・・・「がらくた」ナイスなタイトルですよね!&nbsp;</p><p>とっても・・・　宝箱みたいな「がらくた」ですよ!!</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/0d/0f/j/o1500133214025387232.jpg"><img alt="" height="373" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/0d/0f/j/o1500133214025387232.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>田）「ただの歌詞じゃねえか　こんなもん」つて自分の詩集にタイトルつけた人ですからね。</p><p>&nbsp;</p><p>こんなくだりからスタート</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><br>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[ &nbsp;過ぎ去りし日々（ゴーイング・ダウン） ]（番組select）</p><p>&nbsp;</p><p>オープニング　トーク<br>１９８４年の斎藤誠デビューライブから一緒にやっているなど少々二人の歴史なども</p><p>&nbsp;</p><p>誠）このアルバムは７曲参加でVictorの全曲試聴会で初めて全貌を知ったんですw<br>この曲でスタートだ　!　　どうなるんだろう　！　ってワクワクした。</p><p>片）みんなでリズム録りしてね・・・ ¢ ⌘ ≒ ☆ ∝ の・・・（声が低くてわからない（笑））</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/07/1f/p/o0850046914025390165.png"><img alt="" height="232" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/07/1f/p/o0850046914025390165.png" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>[　若い広場　]（片山select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）片山さんがこの曲を選ばれた理由は</p><p>片）好きなんです!　　　</p><p>時代的にも世代的にも（笑）</p><p>誠）僕たちもこういう昭和歌謡的な曲好きなんですが桑田さんはそれを表現できる凄さですよ!</p><p>片）デモテープ前の日にやって、みんなスタジオで、「せーの」でやって出来上がるのものすごく早かったです。<br>手応えがあったんでしょうね桑田さんも。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　大河の一滴　] (番組select）</p><p>&nbsp;</p><p>片）最初は中島みゆきさんみたいな、なんてキーワードから、デジタルっぽい感じもどうかなってやりはじめたら一気にそっちの方向に、そこからはあっという間に出来たんですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>田）この曲は舞台が渋谷ですが、誠さんが青学で桑田さんと出会った場所</p><p>誠）それでこの前、桑田さんに「桑田さんもう出会って４０年なんですね」って言ったら「あ、そうか昨日の事のようだけどな」って言ってそこで会話が終わった・・・渋谷ってすごく変わってる、そうゆう所で桑田さんは、こんな風に面白く渋谷って街を見つめているんだって事が歌詞をみて初めてわかったんです。</p><p>&nbsp;</p><p>☆　最初の企画書、何が書いてあったか</p><p>片）面白かったのがそこに書いてあったのが「桑田佳祐ソロアルバムやりたい、または東森栗人」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>東森栗人・・・</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>なんだろうな・・・・・　</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>クリント・イーストウッド（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/78/8f/j/o1200079514025388290.jpg"><img alt="" height="278" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/78/8f/j/o1200079514025388290.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>[ かんざし（簪）]　(片山select）</p><p>&nbsp;</p><p>片）最初。弾き語りのような雰囲気だったんですよ。</p><p>田）和モダンって感じですよね、フリューゲルホルンとかウッドベースとかは片山さんが？</p><p>片）いえ・・・桑田さんと相談しながら徐々にって感じですか・・・<br>最初、桑田さんの歌とピアノだけで作ったのがそのまま残ってるって感じです。</p><p>&nbsp;</p><p>※（実際完成した作品は、コントラバスのソロは片山さんがシンセで弾いたものがそのまま残り、フリューゲルホルンのソロフレーズは全て決まっていたものを西村氏（ちびちゃん）になぞってもらい、ソロ以外は全て片山さんのシンセフリューゲルによるものだそうです。）</p><p><br>桑田さんも、自分のなかでこういったタイプの曲ってあんまり無いって言ってたんで・・・<br>あと出来上がって歌詞ですよね、歌詞がものすごく文学的っていうか、歌い出しから「赤い雨の子守唄」なんて、出だしから始まって・・・引き込まれますよね。</p><p>&nbsp;</p><p>※（余談、桑田さんが後のMステのリハで成田さんに「あのブラシやらしいよね」（ドラム用のブラシの音の事）って、かなり気に入ってたらしい‼︎）</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　愛のプレリュード　]（番組select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）2015年11月にこの曲からレコーデイングがスタート・・・<br>で、その時は片山さんと角谷カワチョーさんそしてエンジニアの中山よしのりさん、そして桑田さんの4人ではじめられたそうですね。<br>４人のユニットのような形でやろうとしたと桑田さんは書かれてましたが・・・</p><p>片）そうだったんですね・・・なんてね（笑）<br>わりといつもそんなような形で始まるんで、改まった気持ちは僕の中ではなかったです。</p><p>田）企画書の中にはそういう内容って書いてあったんですか?</p><p>片）内容に関しては、どうだったかなって（笑）　あまり覚えてないです（笑）</p><p>田）そうゆう企画書みたいなものって割と作られるんですか？</p><p>誠）俺は初めてだった!</p><p>片）僕も初めてだった!!</p><p>誠）最初はちょっと歌謡曲の方向に行こうかなって話もあったよね・・・　　一番最初の頃は・・・<br>途中でRootsがあって、あれが歌謡曲に集中して、それが同時進行だった時期もありましたから・・・<br>桑田さんは、よくそれを頭の中で切り替えながらやってるなって思いましたね。</p><p>田）やっぱり、あれをやったことによりアルバムが整理されたり明確になったって事もあるんでしょうか？</p><p>誠）そうかもしれませんね。<br>片）ふむふむ</p><p>田）今回のアルバムは前作のサザンオールスターズの「葡萄」と、とっても対照的な、「葡萄」はバンドの総力を結集した感じで、「がらくた」は僕の周りの人で作りましたって書いてましたね。</p><p>誠）バンドサウンドですよね、葡萄はもちろんサザンオールスターズですから!</p><p>そう言われてみるとスタジオの中で、桑田さんがどんどん頭の中で広げていくって作業だけは一緒ですが、それ以外の演奏するバンドサウンドに関しては全く違うと思いますね。</p><p>片）切り替えていたんでしょうね。</p><p>田）この少人数で自分たちのユニットのような形で温度感みたいなものをそこに込めたりとか・・・</p><p>片）そうでしょうね・・・　この曲だったら誠くんが必要だとか、いろいろ浮かんだ人を増やしていく・・・</p><p>誠）始まりが少ない方が設計図を描きやすいんじゃないんでしょかね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/89/b8/j/o1041066914025392378.jpg"><img alt="" height="270" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/89/b8/j/o1041066914025392378.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　愛のささくれ　]（片山select）</p><p>&nbsp;</p><p>誠）個人的には、コレ好きなんですよ!!<br>この揺れかた!!</p><p>片）気持ちいいですよね、この揺れかた!!<br>歌詞もすごいですよね・・・</p><p>田）これは最初は・・・</p><p>片）これは夜けっこう遅くにセッション始めたんですよ、なんか桑田さんのギターとやってるうちにリフが出来たんですよ・・・イントロの。<br>そのリフが出来たことによって転がって行ったような・・・<br>それで、このサビ、ユニゾンしたら面白いなって言ってたら角谷がループを出してきたんですよ。それがちょっと跳ねループだったんで、この横ゆれ!! そこで一気に来ましたね!!</p><p>誠）僕このアルバムの中でこの曲一番好きです!! 　それと一曲目のゴーイング・ダウン・・・　簪もね!<br>（いちばんが３曲、しかも3曲とも誠さんが不参加の曲・・・　そんなところが誠さん（笑））<br>桑田さんてこういうリフ作りの名手でロックンロールって、やっぱりリフって大事だと思うんです。それが湯水のようにいくらでも出てくるってかっこいいですよね!!</p><p>田）そこに、こんな不埒な歌詞が<br>片）不埒な歌詞が</p><p>田）その時って歌詞はあったんですか？</p><p>片）その時はもちろん無いです。　びっくりですよ!!<br>びっくりっていうか最高ですよ!!</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[&nbsp; サイテーのワル　] （番組select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）バンドでやってますよね、このバンドが片山さん・誠さん・そして河村カースケ智康さん・パーカッションの成田昭彦さん・コーラスTigerさん。</p><p>カースケさんは片山さんが白井貴子とCrazy Boysで一緒だったんでしょ、それで成田さんは斎藤誠さんのバンドだったんですよね。<br>&nbsp;</p><p>誠）ずっと一緒です!!　今もみんなでやってます!!</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/59/09/j/o0521034714025399948.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/59/09/j/o0521034714025399948.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>田）このバンドのメンツって、そうやって考えると、いろんな意味がありそうですね。<br><br>誠）時代を感じますし・・・　　いろんな８０年代の音楽もやっていましたし・・・</p><p>そんな中で桑田さんからこういうふうに振られた時に、どういうふうに消化していくか、なんかこのメンツだとそれなりに答えられるかなって意識はありますね。<br><br>片）で、うまく行った時はやっぱり嬉しいんですよ！！　</p><p>&nbsp;</p><p>それをデジタルな形にして・・・<br>&nbsp;</p><p>誠）だってこの曲、最初に出来上がった時ドラム入ってなかったよね!<br>片）しかもこの曲、バンド・・・　　一応バンドサウンドなんですけど・・・<br>誠）「じゃぁ、明日カースケ呼ぶか」みたいな、そんな感じだったよね。<br>片）全部ダビングなんですよね。</p><p>田）それじゃあ頭の中で積み木細工のように・・・</p><p>誠）少しずつ1個一個組み上げていくような・・・</p><p>&nbsp;</p><p>バンドサウンドのように聞こえるんだけどそうではないんですよね・・・<br><br>片）ベースもシンセだったりしますし・・・<br><br>片）歌詞は、これ、ホント凄いですね!!<br><br>田）こういう詩のジャーナルなテーマ大抵ちょっとずつ入ってますね・・・</p><p>誠）毎回入っていますよね。<br>田）前作のMUSICMANでいうと現代人諸君!!　1曲目からそうでしたしね・・・</p><p><br>田）MUSICMANの時で今思い出すことはありますか？<br>誠）MUSICMANの時は、途中で桑田さんが病気をして中断になって・・・</p><p>で、その中で桑田さんが残りの歌詞を書き上げるってのがあったりとか、僕らも緊張しながらレコーディングしたりってことがありましたし・・・そこが思い出されるいちばん大きな事なんですけど、そういう意味で印象がちょっと違いますよね。<br>片）歌詞も変わった感じがありますね。<br>田）やぱり6年半ぶりのソロアルバムって言ってしまいますけど内容的なものですとか桑田さんが望んでいた心境とか姿勢とか全く違うんですか？<br>誠）よりのびのびしている印象を受けますね！！<br>片）等身大の桑田さんって感じがしますよね。</p><p>&nbsp;</p><p>田）で、この曲の前にですね「君への手紙」がありまして「君への手紙」は片山さんではなくって桑田さんのアレンジですが、「エンヤートット」が入っていたのは、アレなんだったんですか？</p><p>片）なんででしょう（笑）<br>誠）時々桑田さんの中から「エンヤートット」が出てくるんですよね。</p><p>片）ライブでも「エンヤートット」って・・・<br>誠）あるんですよ・・・</p><p>ライブでも「きみへの手紙」歌うことがあるんですが、この「エンヤートット」が気持ちいいんですよ!!<br>「エンヤートット」って歌っている自分が、日本人だ俺わって（笑）</p><p>田）本能的なものがあるんでしょうかね？<br>片・誠）あります　あります（笑）<br>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　百万本の赤い薔薇　]（誠select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）斎藤さん、これを選ばれたのは・・・<br>誠）この曲のHappyな、パーって花咲いたみたいな感じが大好きで・・・</p><p>私もこの曲参加させて頂いたんですが・・・<br>「そういえば今日このスタジオに来る前に、車で来たんですが、この曲聴きながら来たんですよ。ちょうど横断歩道のところでね、JKがね・・・（笑）　女子高生が横断歩道をすこし小走りに笑顔で渡ってたの見たの、なんて合うんだこの曲はって思ったの。<br>しかもこの曲は「サイテーのワル」後に入っているんですよ。</p><p>「サイテーのワル」ですこしちょっと想いが重たくなるじゃないですか。その後に花ひらいちゃう様な、この曲順の見事さ!!<br>細かいこと言うとね、「サイテーのワル」と「百万本の赤い薔薇」の間にね、長めの無音のところがあるの!?</p><p>田・片）あー、そうなんだ</p><p>誠）わざと長くしてるんだと思うの、気持ちを変えるために、そういうところも流石だなって</p><p>田）この曲順は桑田さんが？</p><p>片・誠）もちろん桑田さんが</p><p>誠）たぶん曲間も考えていると思う。<br>&nbsp;</p><p>田）なるほどねぇ<br>これはアレンジが原由子さんと曽我淳一さん</p><p>で、誠さんがギター、原由子さんがキーボード、バイオリンがグレート栄田さん</p><p>片・誠）グレートですからね（笑）</p><p>田）とってもHappyなレコーディングでしたか？</p><p>誠）そうでしたね、わりと小ぢんまりしたスタジオでやってても、そういうこと関係なくHappyで、なんか青空が見えて来る様な曲になちゃうんですよね。</p><p>&nbsp;</p><p><br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/c9/22/j/o1280072014025411947.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/c9/22/j/o1280072014025411947.jpg" width="420"></a></p><p><br>[　ほととぎす（杜鵑草）　]（誠select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）ほととぎすっていうのは漢字がちゃんと載っているんですが鳥のほととぎすではなくて草なんですね。<br>片）草です、これは・・・　　可愛い花なんですよね。<br>誠）片山知ってたの？<br>片）知ってましたよ。</p><p>誠）ほんとに〜　ホントかなぁ〜</p><p>片）調べたもん!!</p><p>&nbsp;</p><p>田）これは桑田さんと片山さんとカワチョーさんと原さん、そしてアレンジは片山さん・・・　　　最初は？</p><p>片）これもやっぱり弾き語りの様な形で、ピアノで仮のコードを弾きながら歌を聴きながら徐々に重ねていくというやり方だったんですよ、桑田さんの中では、これは普通のバラードにしたくないっていう想いがあったみたいで、その辺を繊細に色々重ねていったって感じですね。</p><p>歌詞の中に「ほととぎす」って言葉が出てこないんですよ、それもね、すごく引き込まれるものがありますよね・・・<br>田）この歌い方もなんか思い入れをって感じじゃなくて・・・<br>誠）すごいナチュラル</p><p>片）裏声を使ってね・・・</p><p>田）いま片山さんが言われたバラードってことに関して桑田さんがブックレットの中で自分にとってバラードとは、という事を延々と色々な形で書かれていて・・・　　答えが出ていないってところもあるんですが・・・</p><p>片）桑田さんも、たくさんバラードありますしね、どういう想いで作られたのか・・・</p><p>田）でも、そういうバラードの中でもこの曲はテーストが違う感じがしますね。</p><p>田・片）静かですね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　オアシスと果樹園　]（番組select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）これも片山さんのアレンジで、誠さんも参加されております。</p><p>誠）この曲は最初デモの状態で聞いた時に、なんて構成力、AがあってBがあってサビが来て、だんだん盛り上がっていく感じがね、こんなに訴えかけるPOPロックはあるかってくらい桑田さんならでわの、そしてサビになると原さんのコーラスも入るんですよ、「これがサビです!!!!!」って感じの、これが大好きでギター弾いてても、どいう風にギターを入れていけばって事が明確にわかって来るんですよ、だからすごく楽しくレコーディングしたの覚えていますよ！<br>田）しかもこの曲は歌詞から書いたって珍しいパターンで・・・</p><p>誠）最初から「遥か旅路へ国際航路は」って歌詞があったんですよ、聴きながらレコーディングしたのを覚えています。</p><p>田）歌詞があったんですね。　　歌詞があると違いますか？<br>誠）そうですね、歌詞があるとハッキリわかってきますから、あ、そういう事なんだなってわかりますから。</p><p>これはCMのことが既に決まっていたんだと思うんですよ「ハワイに行きたかった」って・・・</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/90/65/j/o0615034514025385987.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/90/65/j/o0615034514025385987.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>田）ブックレットでも「ハワイに行きたかった」て書いてましたね（笑）</p><p>誠）だからビジョンはハッキリしてたわけで、それが僕らにもハッキリ伝わったし、それが繋がってると思います。</p><p>片）ちょっとなつかしいサウンドだしね。</p><p>田）歌詞があるものって、そんなに珍しい事なんですか？<br>片・誠）桑田さんの中では少ないかもしれないですね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>片）日本文学とかどうだっけ・・・</p><p>&nbsp;</p><p>あれは最初から詩がありましたから（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>誠）でも僕らもそれが慣れていて、オケが終わってこの後どんな歌詞が来るのかが楽しみってところもあるし、最後の桑田さんの独り作業がそれなんですよね。<br><br>※（余談　この曲のドラムは成田昭彦さんですが、</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/0d/99/p/o0348028014025403898.png"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/0d/99/p/o0348028014025403898.png" width="348"></a></p><p>桑田さんに呼ばれ、プリプロ（レコーデイング前の準備段階）だと思って演奏していたらOKが出てそのまま使われたと笑っていました。）</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/50/3b/j/o0254019814025401073.jpg"><img alt="" height="198" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/50/3b/j/o0254019814025401073.jpg" width="254"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　ヨシ子さん　]（番組select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）桑田さん60代になってからの第一弾シングル</p><p>これだったっていうのは改めて<br>片）攻めましたよね。</p><p>田）守りに入らないぞって一曲ですね！　　これシングル用にってレコーディングだったんですか？</p><p>片）いや、全然・・・　　いや、まったく（笑）</p><p>だから全く信じられなかったですよ最初聞いた時、そしたらこれシングルに「するんだよ〜」って</p><p>え〜！って感じで（笑）</p><p>誠）でもこれは僕らだけでなくってスタッフの人もびっくりしたでしょうね（笑）</p><p>これシングルにしたらどうおもうって聞かれた時に・・・</p><p>片・誠）えっ！　言っただろうね！！<br>誠）でも大成功じゃないですか〜　　こんな面白い展開って他にありますか！？</p><p>&nbsp;</p><p>田）これ、仮タイトルが「夢の島」だったそうですが。</p><p>片）そうそう、桑田さんが・・・夢の島あるじゃないですか、そこにゴミが舞っている映像が浮かぶって、フワァって風で飛んでる様な、結局ぜんぜん違うものになったんですが（笑）</p><p>田）じゃあ、これはやっているうちに中近東風にしようかと？<br>片）これはスタッフがYouTubeでインドの映画を見ていて、大勢でダンスするシーンがあるじゃないですか、それを見てた時、やっていた成田さんのオケが（クンダンという東南アジアのパーカッション）シンクロしてハマってどんどんそっちの方向に行っちゃったんですよ（笑）</p><p>田）片山さんカワチョーさん成田さん、コーラスの方もいろいろ見てたらビクターのスタッフの方の名前まで出ていましたね（笑）<br>片）成田さんまで歌っていますからね。</p><p>&nbsp;</p><p>田）で、この「ヨシ子さん」の仮タイトルが「夢の島」だっていうのを見た時に「がらくた」っていうこのアルバムタイトルはそこに繋がるかなって思ったりもしたんですが・・・</p><p>&nbsp;</p><p>深読みかもしれないですが、そうかもしれないですね・・・</p><p>&nbsp;</p><p>田）「がらくた」っていつ頃からタイトルきまったんですか？</p><p>片）ほとんど曲があがってからだと思うんですよね。全部出てからだと思いますよ。</p><p>&nbsp;</p><p>誠）マッカートニーに　Junk　って曲がありますけどねぇ、なんかそんな印象もあったのかな・・・<br>傷心っていうふうに自分でも言ってましたから・・・「がらくた」ナイスなタイトルですよね!&nbsp;</p><p>とっても・・・　宝箱みたいな「がらくた」ですよ!!</p><p><br>田）「ただの歌詞じゃねえか　こんなもん」つて自分の詩集にタイトルつけた人ですからね。</p><p>&nbsp;</p><p>田）この曲は、この夏のフェスなんかでもやってるんでしょ。ロッキンジャパンフェスとか・・・<br>やぱっりライブで盛り上がる感じですか・・・<br><br>片・誠）盛り上がりますね！！<br>あれ（ロッキンジャパンフェス）６万人位だったっけ・・・</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/58/89/j/o0620041314025401643.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/58/89/j/o0620041314025401643.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>６万人が「ヨシ子さん」で揺れるんですよ！！！　　ぐんにゃりと（笑）　凄いんです！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　Yin Yang　]（誠select）</p><p>&nbsp;</p><p>田）この曲を選ばれたのは？</p><p>誠）この曲は、アルバムがいよいよ佳境だなって・・・この曲入れて後3曲ですか（アルバムの曲順で）</p><p>そこにこの・・・　ある意味これ一番古い曲じゃないですか・・・（2013年の曲ですね・・・）</p><p>それをここにガバーンって持ってきた感じが僕ものすごく好きで、ロックでありR&amp;Bであり、ちょっと７０年代歌謡曲「ハァー」って感じ、どっかに和田アキ子さんが見え隠れする感じがたまらない桑田さんの世界ですよね！</p><p>田）この曲も片山さん・カワチョーさん・誠さん・角田俊介さん・河村カースケさんそして西村浩二さん<br>これをレコーディングした時にアルバムの話は？</p><p>片）まだ全然ないですね・・・</p><p>誠）シングルとしてレコーディングしたんだよね。</p><p>おっぱいイヤンですよ（笑）<br>片）さわっちゃイヤンですから（笑）<br>誠）そこをライブではコーラスするんだからね・・・<br>片）イヤンって気持ちいんですよ（笑）</p><p>これもリフ・・・　　このリフも桑田さんが作ってきたんですがそれが元になって・・・　素敵ですよね！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>[　静かな伝説（レジェンド）竹内まりや　]（番組エンデイングソング）</p><p>&nbsp;</p><p>田）この曲のコーラスには桑田夫妻も参加されております。</p><p>&nbsp;</p><p>先ほどの「Yin Yang」の後に「あなたの夢を見ています」「春まだ遠く」の2曲が続いて終わるわけですが、この2曲について・・・<br>&nbsp;</p><p>片）「あなたの夢・・・」は歌詞やスピード感すごいですよね。なんか80‘sぽい感じを残しつつ・・・</p><p>田）そして歌詞はパーソナルな感じで・・・</p><p>この曲はお二人とも参加されていますが・・・＿<br>誠）僕がストラトキャスターってギターを持っていったんですよ、この曲のレコーデイングに、普段はテレキャスターってのを使っているんですが・・・<br>「おっ誠がストラトキャスター持って来たってことは、結構気合入ってるな」っていわれまして、この曲に合うギターってんで前の晩にいろいろ考えまして・・・</p><p>田）ストラトキャスターにする理由があったんですか？</p><p>誠）なんか軽やかな感じでドライブ感出すためにこっちのギターの方がいいんじゃないかなって思ったりしましてね。</p><p>片）これソロが桑田さんのスライドギターじゃないですか、このメロディーがね、ほんとグッとくるですよ！<br>誠）スライドの名手ですからね桑田さんは！</p><p>田）とってもあたたかいスピード感のある歌になりましたが・・・<br>&nbsp;</p><p>で、最後に「春まだ遠く」</p><p>これは島健さんのオーケストラで二人とも関わっていらっしゃらない・・・</p><p>片）これはクロージングにピッタリっていうかね、島さんのサウンドで素敵な曲だぁーって思います。<br>誠）3拍子っていうのが、またいいんだよね。</p><p>こんなに振り幅のある人っているかーって話ですよね。</p><p>田）それが今回改めて思われたことですかね？</p><p>片・誠）そうですね</p><p>片）これを聴き終わった後に、またアタマに戻るっていうのが・・・<br>誠）ジャジャジャジャーンジャーンってゴーイング・ダウン！</p><p>田）曲順も桑田さん相当悩まれたんでしょう・・・<br>片）うん、それは思います！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>田）そしてツアーが始まりますが、このアルバムを聴いてライブをこんな風に楽しもうって話で終わりましょう。</p><p>誠）そうですね・・・　まぁ今の時点でまだリハにも入っていませんし、桑田さんからどんなアイデアが出てくるかヒヤヒヤしながら<br>片）ヒヤヒヤじゃない楽しみでしょ（笑）<br>誠）ヒヤヒヤじゃない（笑）ドキドキしながら待ってるんですけどね！</p><p>片）ホント楽しみなんですよ。</p><p>田）リハ予定まだ出ていないんですか？</p><p>片・誠）まだです、これからです。</p><p>誠）この時期いちばん緊張感漂う我らなんですよ・・・</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/dd/c9/j/o0600033714025402917.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170911/23/friday8033/dd/c9/j/o0600033714025402917.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>おわり</p>
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<link>https://ameblo.jp/friday8033/entry-12309944425.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Sep 2017 23:54:34 +0900</pubDate>
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