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<title>fukurowのブログ</title>
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<title>星空</title>
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<![CDATA[ 冬の夜空は澄みきっていて<br>どこまでも見渡せる<br>月明かりに照らされて<br>遥か遠くの星たちが瞬いている<br><br><br>静かな時の中で<br>止まったように見えるこの景色は<br>何千年何万年と変わらぬままで<br>僕らの一生など瞬きにも満たないほどの果てない世界<br><br><br>命は儚いと云う<br><br><br>そんな当たり前の事実を現実と受け止める気概もなくただ漠然と暮らして来た日々に風穴を空けるような<br><br><br>闇<br><br><br>ずっと明日が続くわけではないことを<br><br><br>今日と明日は確実に違っていて<br>今日という日は<br>明日にはもうなくなる<br><br><br>そうやって人はどんどん何かを失い、代わりの何かを得ようとする<br><br><br>でもそれも、いつかはなくなって<br><br><br>すべてを失う恐怖と闘い続けてる<br><br><br>人は皆孤独だ<br><br><br>だからこそ支え合う<br><br><br>新たな命を生み続ける<br><br><br>紡いだ命が今ここにあり<br><br><br>星と共に燃えている<br><br><br>それでも人は生き続ける<br>
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<pubDate>Sat, 27 Dec 2014 17:52:04 +0900</pubDate>
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<title>上を向いて歩こう</title>
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<![CDATA[ 福島の海はキレイ<br><br>なんてもう、言えなくなってしまったのかな<br><br>久々の海は相も変わらず、美しい景色を魅せてくれていた。青い空に青い海、そして遠くに見えるのが塩屋崎灯台。そしてそこにはボランティアの人たちが描いた絵が華を添えていた。<br><br>この堤防のすぐ後ろには学校がある。家もある。長閑で穏やかな風景は今も変わらずそこにある。でもそこに人はいない。一見普通に思える景色でも、近づくと油絵みたいに粗が出てくる。夏なのにプールは空っぽで、学校の時計は止まったままだし、体育館の入り口はぐねっと曲がってる。家は一階のガラスがないし、コンクリートで塞がれている。打ちあげられた船は魚みたいに横たわって、死んでいた。<br><br>悲しい記憶は、いつでもどこでもあちこちに転がっている。他人事では決してない。夢ではない確かな現実の世界。楽しかった夏の思い出、見慣れた景色。何度も行ったあの堤防は波で流され途中がなくて行けなくて、大事な場所だったことに今頃気づく。たまにしか来なかった僕なのに、こんなに苦しくなるのなら。ここにいた人たちはどうしているのだろう。<br><br>前を向いて歩くことは出来る。でもつまづく、<br>こんなに沢山転がっていたら、そりゃぁつまづくよ。下も向いて歩かないとつまづく。足下を見てないと痛い目にに遭うから。安易に上を向いてなんて歩けない。いつまでもと言うけれど、そんなに簡単なことではないんだ。その気持ちだけでもわかって貰えたらきっと慰めになると思います。それでもみんな元気だよ。頑張っている。あちこちに描かれた絵が心を照らしてくれている。<br><br>湿った潮風が肌を包み、強烈な陽射しが頭を焦がす。やっぱりここは変わらない。静かに流れる時間の中で僕はまたこんがり焼けて行くんだ。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140727/02/fukurow3/f0/00/j/o0800045013015364531.jpg"><img width="400" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140727/02/fukurow3/f0/00/j/o0800045013015364531.jpg"></a><br>
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11900411491.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Jul 2014 02:39:46 +0900</pubDate>
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<title>チャップリン</title>
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<![CDATA[ 人生は近くで見ると悲劇だが、遠くからみれば喜劇である。ｂｙチャップリン<br><br>うーん実に深い名言だ<br><br>中学の頃、先生が視聴覚室でチャップリンを見せてくれて、クラス中で大笑いしてたのを今でもときどき思い出す。<br><br>なんであんなに笑ったんだろう。<br><br>歴史的に貴重な映像をそれが誰かなんて気にせずに、素直に画面に見入っていたあの頃<br><br>おバカすぎてドジすぎて、まぬけだなぁとか思ってたけど、言語も違う外国の子供達をこんなにみんな笑わせるなんて実はとってもすごいこと。あんな昔の、ヒトラーなんていた時代だよ、戦争や飢饉で生きていくのもやっとの時代、そんな時代にお笑いやっていたなんて、実はめちゃめちゃありえないこと。<br><br>悲劇が喜劇に変わるだなんて、そんなこと<br><br>ありえるんだなぁこれが<br><br>実は今日、あんなに嫌だったあの場所に、十年ぶりに行ってみた。自分の気持ちはよくわからない。心臓がバクバクしたり、どんよりした気持ちになるかと思ったけれど、それが不思議と穏やかで懐かしい空気が僕を包んでいて、思い出すのはなぜか楽しかった記憶ばかりで、<br><br>不思議だな、どうしてなのかな<br><br>思い出は美化されて、届かないほどかすか遠くに映る。今ある現実と過去の自分は全然違っていて、そこに繋がりがあるとは到底思えぬ存在に成り変わった気がして<br><br>それでも、チャップリンの言葉を信じるならばこの現実もまたやがて喜劇のような楽しい記憶になり変わってゆくのだろう。<br><br>本当はもっと遠くから見れればいい、けど今は近くからしか見ることが出来ない。時が人を癒やすのか、遠くから見るにはやはり時間が必要だ。<br><br>そんな難しいことは、考えても仕方がない。大切なのは笑うこと、楽しくなること<br><br>チャップリンはきっと、そう云いたかったに違いない。<br><br>戦争さえも喜劇に変えて、愛と勇気で立ち向かったヒーローは、僕の中でまた美しく輝き続ける。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11849326385.html</link>
<pubDate>Tue, 13 May 2014 20:48:54 +0900</pubDate>
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<title>ゴールデンウイーク</title>
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<![CDATA[ ゴールデンウイーク<br><br>なんと素敵な響きだろう<br><br>連休は数あれど、本当に休みを満喫出来るのは忘年会も新年会もないこの黄金に輝く週なのだ。<br><br>みんなこの連休を楽しみにしてた。<br><br>そういう雰囲気が伝わってきて、なんだか僕も楽しかった。<br><br>みんな今頃楽しんでるんだろうな。<br><br>日本中の人達の笑顔や笑いが浮かんでくる。<br><br>みなさん、お疲れさま、どうぞゆっくり休んでください。<br><br>僕の分まで・・・<br><br>な、なんて卑屈なことかくつもりは全然ないのだけれど、さりげなくこの羨ましい気持ちを伝えたいのだ。<br><br>そんなに休んで何すんの？<br>どっか行くの？<br>海外旅行？え、本当に行くの？<br>楽しそうだなぁ<br>羨ましいなぁ<br><br>いいなぁと思うこの気持ちも<br>僕にはなんだか心地が良くて<br><br>今日は素直に祝福するのです。<br><br>みんなおつかれさま<br><br>それだけみんな頑張っていた。<br><br>毎日が忙しくて、楽しみなんて休みだけ<br>成果よりお金より休みのために働いている気がする<br><br>そんな人結構いるんじゃないかな<br><br>そんな人達が今幸せそうにしているのだから、それは僕にとっても嬉しいことなのです。<br><br>みんな、おつかれさまでした。<br><br>ゆっくりゆっくり休んでください。<br><br>でもね<br><br>休みなんてあっと言う間なんだよ。<br><br>休みって、その前が一番幸せ<br><br>だから僕は今、一番幸せ者なのです。<br><br>いいだろう<br><br><br><br>言ってしまった<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11840939859.html</link>
<pubDate>Sun, 04 May 2014 10:46:55 +0900</pubDate>
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<title>小枝</title>
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<![CDATA[ <div><div id="{1AA3EB07-6639-48B3-8BF3-9D691E1EDC2A:01}" style="text-align:left"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131118/15/fukurow3/a3/7b/j/o0480064012753209923.jpg" alt="{1AA3EB07-6639-48B3-8BF3-9D691E1EDC2A:01}" width="300" height="400" border="0"></div><div><br></div>皆が光を求め</div><div>上昇して行くその下で</div><div>戦い敗れた者たちは光失い心折れ</div><div>やがて枯れ果て堕ちて行く</div><div><br></div><div>誰もが夢に希望に満ち溢れた若葉の頃</div><div>我れが先にと押し合いへし合い肩を並べ笑っていたあの時代</div><div><br></div><div>そこに光は平等に注がれていた</div><div><br></div><div>皆が成長するにつれ</div><div>いつしか光と影ができ</div><div>そこに闇が生まれた</div><div><br></div><div>我々は光がなくては生きて行けない</div><div><br></div><div>そこから僕らの弱肉強食が始まった</div><div><br></div><div>広かったはずのこの世界には</div><div>目には見えない呪縛があり</div><div>とてもこの場から逃れることなど出来ない</div><div>自分を縛るこの根っこたるや</div><div>自分を支える命そのものなのだから</div><div><br></div><div>それに</div><div>ここから踏み出す勇気もない</div><div>アスファルトのような硬い岩盤などなくとも、根っこの張れない弱小者は風に流され路頭に迷う。そこに運良くオアシスでも見つけねば、とても生きてはいられまい。</div><div><br></div><div>やはり、光を目指して突き進むしか道はないのだ。</div><div><br></div><div>しかしそれは</div><div>誰かを踏み台にするということ</div><div>誰かの光を奪ってしまうということ</div><div><br></div><div>すでに下の者たちは枯れ果て、草木すら見つけることが出来ない。</div><div><br></div><div>それが生きるということなのだと言う。</div><div><br></div><div>それが生きる者の権利なのだと言う。</div><div><br></div><div>そこに考える余地はない。</div><div><br></div><div>もしそれをやめてしまえば、ここに自分はいなくなる。</div><div><br></div><div>だからと言って、許されはしまい。</div><div><br></div><div>生きることとは十字架を背負うこと</div><div><br></div><div>そしてそれを忘れてはならない</div><div><br></div><div>ゆえに自分は、ここに留まろう</div><div><br></div><div>光を浴びる者たちの片隅で、ひっそりと生きる小さな幸せで、自分は十分満足する。</div><div><br></div><div>そこにあるかもしれない大きな幸せは、より多くの仲間を救うのだ。</div><div><br></div><div>そう思えば、幸せになれる。</div><div><br></div><div>僕はそんな小枝が好きだ。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11701743227.html</link>
<pubDate>Mon, 18 Nov 2013 15:14:09 +0900</pubDate>
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<title>殺意</title>
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<![CDATA[ <div><br></div><div>突然、刺された…</div><div>犯人の顔は見てはいない。けど、おおよその見当はついている。ストーカーのあいつに違いない。</div><div><br></div><div>「あいつめ、刺し違えてでも殺してやる！」</div><div><br></div><div>物騒な台詞。でも確かに自分が抱いた殺意だった。そうは言ってもこれは蚊の話である。法的にはもちろん、社会的にも問題視されることはなく、むしろ、"蚊とは殺すもの"というのが常識の世界。綱吉を除いて、蚊を守ろうとした者などいまだかつていない。だからと言って正当化するつもりはないが、人の生き血をすすり、温厚であるこの僕に殺意まで抱かせた蚊は、成敗するに余りある存在なのである。</div><div>&nbsp; &nbsp;まず蚊は、世間で言われるような"かよわい存在"などではない。非常にしたたかで、狡猾な生き物なのである。でなければ、人の寝込みを襲うような卑怯な真似はしないし、刺す前に耳の周りを旋回するような嫌がらせをしたりしない。そもそも蚊は血を吸わなくとも子どもは産めるのだ。より元気な赤ちゃんを産むための母心と言えば聞こえはいいが、そのためなら誰が犠牲になっても構わないという鬼子母神的考え方はけっして容認できるものではない。彼らは明らかにハントを楽しんでいる節がある。そこに特攻隊のような決死の覚悟は感じられない。あの、人をあざ笑うかのようなモスキート音は戦闘機とは似て非なるもの。彼らは自分の飛行技術にどれほどまでに自信があるのか。いくら危険な目に遭おうとも彼らはけっして諦めることなく、ターミネーターのように何度も何度も襲ってくる。それは自分の食欲が満たされるまで、自分の体重の何倍にもなるまで、卑しく、貪欲に、むさぼり続けるのだ。</div><div><br></div><div>「やらなければやられる」</div><div>戦争とはそういうものだ。</div><div><br></div><div>蚊取り線香、虫よけスプレー、ブタちゃん。これは、長年にわたる戦争の歴史。今週は網戸にスキマテープ、引窓にもすべて網をつけた。戦争を回避するための努力は徹底してやってきたつもりだ。難攻不落、鉄壁の要塞。ああそれなのにそれなのに昨日の蚊は一体どこからやってきたのか。いとも簡単に、あざ笑うかのように…</div><div><br></div><div>たしかに僕は、蚊も殺せないような奴だよ。迷ってるうち逃げられる。電気つけるといなくなる。手あたり次第で痛くなる。悲しかった。本当は情けない自分に怒っているのかもしれない。この屈辱を、はらせる日は来るのだろうか。そうだ、今日もまた、帰るとあいつが待っている。</div><div><br></div><div>ようこそ我が密室の要塞へ &nbsp;&nbsp;</div><div>いぃひっひっひ<br></div>
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11586693356.html</link>
<pubDate>Mon, 05 Aug 2013 10:52:21 +0900</pubDate>
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<title>おさるについて思うこと</title>
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<![CDATA[ <div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130704/11/fukurow3/c6/7f/j/o0480036112598010289.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130704/11/fukurow3/c6/7f/j/o0480036112598010289.jpg" alt="photo:01" width="300" height="225" border="0"></a></div><br clear="all"><br>  おさるは人間とほとんど違わないと思う。おさるだって眺めの良いところを見つけて、景色を楽しむのだ。そして、遠くの山を見てたそがれたりもする。このとき、雨上がりの空には虹がかかっていて、心地よいそよ風がお猿を包んでいた。<br><br>  おさるは意外にも大人だった。こんな絶景を前にしてはしゃぐことなく、ただただじっと山を見つめていた。そして目の前にクルマが来ても、おさるはけして動じることなく、振り向くと再び山を見つめ始めた。どのくらい経っただろう。静かに流れる時間、動かない猿。ぜんぜん振り向いてくれない…<br><br>  しかし、物言わぬ後ろ姿は雄弁に語り、そこから漂う哀愁からはため息にも似た何かを感じた。きっとおさるの世界でも、人間と同じようなしがらみや足かせがあるのだろう。<br><br>  「はぁ、鳥になって飛んで行きたい」<br><br>  そんなことを思ったかどうかは定かじゃないが、今ふと、あの時のお猿とシンクロしてるような気がした。<br><br>  人とサルのDNAの違いは1%～4%、人よりちょっと体毛が濃くて、ちょっとだけお尻が赤くて、鼻の下だけびっくりするほど伸ている。けどたったそれだけの違い。そのくらい、個性で片付けられないか。あれは完全に人間の佇まいだった。もう一度振り向いてくれたときも、おさるは自分をチラ見しただけ。こういう人いるからわかる。ぜんぜん興味ないらしい。悲しい。でももしかしたら、うわのそらだったのかも。<br><br>  友よ、もう一度会ったら、目で口ほどに物を言ってやる<br>
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11566161350.html</link>
<pubDate>Thu, 04 Jul 2013 11:45:43 +0900</pubDate>
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<title>対話</title>
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<![CDATA[ どうしたのですか？あなたは何をそんなに、悩んでいるのですか？明日は死ぬ、とでも言われたのですか？それとも何ですか、何かを失ったのですか？悲しいのですか？それとも、悔しいのですか？<br><br>そうですか。あなたは、悩むことが出来るのですね。あなたは、羨むことが出来るのですね。わたしはあなたが羨ましいです。考え、悩み、絶望しているあなたが。たとえすべてを失って、親も兄弟も失ったとしても、わたしはあなたが羨ましいです。<br><br>はい？私ですか？私は誰でもありません。存在すらしていません。話すことも出来なけなければ、考えも抱きませんし、悩むこともありません。<br><br>あなたは私を羨みますか？それとも私を憐れみますか？私が今話しているのはあなたであり、聴いているのもまた、あなたなのです。<br><br>そうです、これは妄想だと、消し去ろうとしますか。存在もしない私のことなど、聞く耳を持ちませんか。それもいいでしょう。私は存在しないのですから。私に出来ることは何もありません。あなたを諭すことも、思い煩わせることもないのです。もちろん、羨むことも出来ません。<br><br>それでも私は、あなたが羨ましいのです。
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11540419504.html</link>
<pubDate>Wed, 29 May 2013 15:09:52 +0900</pubDate>
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<title>かがみ</title>
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<![CDATA[ 鏡が破壊されている。いったい誰がこんなことを。無惨に割られたその鏡には四つに割れた自分が映っていた。憎き犯人の顔である。思わず目を背けてしまう。なんだろうこの罪悪感は。大体、わざと割ったんじゃないんだし、それに自分で買った鏡、まして捨ててもいいような鏡のはずなのに。そこに自分が映ってしまうことにこんなに恐怖するとは、もう手に取ることさえ抵抗がある。おかしい、どうかしている。知らぬ間に愛着でも湧いたのか。いや違う。もったいなくなんてない。それほど使った記憶もないし、大事にしていたわけでもない。鏡は他にもいいのがあるし、なくても困らないのに、こんなに凹んでるのはなぜなのだ。この無惨に割れた鏡が何かを訴えているとでも言うのか。確かに、どんな言い訳をしようと、加害者は自分であり、この鏡はもう二度と元の姿には戻れない。それをこのビジュアルは示しているのだ。<br><br>いっそのこと、謝ってみようか。口に出して「ごめんな」とひとこと言えば、楽になれるのだろうか。いや、それも違う。鏡に感情があるとは思っていないし、生き物でもないのだから。だとすると、たぶんこれは、あれだな。不注意で鏡を壊してしまう自分に凹んでるんだ。実は壊してきたのはこれだけじゃない。大事にしてたプラモデルは自分の尻で潰した。子供の頃、玄関で割った瓶のポカリスエットは風邪の弟に届けるものだった。他にも数えきれないくらい。その情けなさ加減を決定づけたのがこの鏡なんだ。これは突き付けられた失敗の記録。壊れている自分を現す鏡に見えたのかもしれない。<br><br>燃えないゴミの日まで、この鏡と共に住まなくてはならない。それまでにこの気持ちを整理しておこう。「鏡よ、探しもしないでほっといて、新しいの買って、そして踏んづけるまで気づけなくて、ごめんな」<br>
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11519643176.html</link>
<pubDate>Sun, 28 Apr 2013 00:25:07 +0900</pubDate>
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<title>さくら</title>
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<![CDATA[ 桜前線やっときた。さっきまで蕾しかなかったのに、いきなり咲いてた。<br><br>テンション上がる。<br><br>桜が咲いたと言うだけでこんな浮かれてるのは、日本人たるDNAの仕業だろうか。<br>いや、考えてみれば当然かな<br>あの仄かなピンクに視界を奪われ、あの優雅な薫りにほんろうされたなら、大抵の人間は平静ではいられまい。<br><br>さくらは昔から、人を魅了してきた。たとえ花びらは儚くとも、さくらの寿命は何百年何千年レベル。一瞬で散っていく僕らとは、年季も格も違うのだ。<br><br>花が咲くタイミング、花びらの色あい、その舞い散り方からつけ根の強度に至るまで、すべては計算し尽くされているのだろう。<br><br>春に咲くという、しかもいちばん心地よい温度になってから咲き始めるという、さんざんじらしまくられ、その、なんとも高飛車で女王様的態度は、けして人間に媚びへつらうことがなく、どうすれば大切にしてもらえるか、どうすればちやほやされるのか、そんなとこを全部わかってる感がビシビシ伝わってくる。<br><br>けどさくらは、お花見の大騒ぎまでは想定していなかったんだろう。<br><br>さくらを見ていれば、おのずと静かに楽しみたくなる。じっと見つめたり、深呼吸したり、きれいだねと話し合ったり。クラシックが人の心を鎮めるように、さくらもそのノウハウを蓄積し今の地位を築き上げてきた。<br><br>浮かれて、ピョンピョン跳ねるくらいはいいけれど、枝を折って鉢巻にさすようならば、さくらもきっとまた対策を考える。きっと怖いお仕置きが待っているはずだ。<br><br>私たちはさくらが大先輩で、女王様だということを忘れてはならない。<br><br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130429/15/fukurow3/46/ef/j/o0480048012518349109.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130429/15/fukurow3/46/ef/j/o0480048012518349109.jpg" alt="photo:01" width="300" height="300" border="0"></a></div><br clear="all">
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<link>https://ameblo.jp/fukurow3/entry-11513003329.html</link>
<pubDate>Wed, 17 Apr 2013 11:08:30 +0900</pubDate>
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