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<title>まるぶろぐ@読書</title>
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<description>2014年10月より単身赴任で東京江戸川区に住み始めました。ヒマな時間が増えたので読書なんかすることも増えたので、備忘録として感想文をブログにしたいと思います。</description>
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<title>（9）ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文著</title>
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<![CDATA[ 堀江貴文氏、通称ホリエモン。<div>彼の印象は頭脳明晰でどこかトンがっていて、物事の本質は突いているけどなかなか理解しにくい。そんな取っ付きにくい別世界の住人、であった。</div><div>この本を読むまでは…</div><div><br></div><div>以前から何冊かホリエモンの本は読んでいるが、シンプルで分かりやすい考え方である反面、凡人が3ステップくらい必要なことを1ステップで答えにたどり着く才能がこの人にあるかのようで、近づきがたい存在であり、突然変異的に現れた天才的な人物なんだろうなというのが私が持っていたイメージである。</div><div><br></div><div>なのでこの本は読みたかった。</div><div>どうしたらこんな人が生まれるのか…</div><div><br></div><div>その期待は良い意味で砕かれた。</div><div><br></div><div>ホリエモンは人間だった。</div><div>それも普通の。</div><div>まぁ地頭は良いのであるが。</div><div><br></div><div>ゼロに小さなイチを足していく。</div><div>シンプルだが当たり前の誰しもが出来ること。</div><div><br></div><div>基本的にはこれまでの彼の著作にはなかった子供時代から学生の頃の話が中心だ。</div><div>この頃の彼はフジテレビ買収騒ぎの頃や収監された頃、そして今の彼の世間的なキャラクターからはかなり離れたものであり、</div><div>それは彼にとってもどちらかといえば隠しておきたいような過去。</div><div>そのような彼の過去の中でいかに彼は時代の寵児になり得たのか？</div><div><br></div><div>難しいことは言ってない。</div><div><br></div><div>成功へのテクニックとか、近道とかそんなものではないんだと何度もホリエモンは繰り返す。</div><div>身近な事柄から得られる経験を一つずつ自分の中に蓄えながら、その経験を糧に自分が働けるフィールドを広げていく。</div><div>中身はなんだって良いのだ。</div><div>そうやって働くこと、</div><div>働くことを最も大真面目に地道に捉えているのがこの人なんだということがわかった。</div><div><br></div><div>一つこの本の中で成功へのテクニックと呼べるかなと感じた部分がある。</div><div><br></div><div>それは「ノリの良さ」が大事なんだということ。</div><div>これは共感した。</div><div><br></div><div>目の前のチャンスにどう飛び乗るかとかではなく、面白いと思った瞬間に無意識的に飛びつく勢い。</div><div>損得とかではなく、仕事も女性もインスピレーションが大事なんだな。</div><div>それをしたからといって全員が全員ホリエモンになれるわけではないけれど、きっとそうやって選んだ選択肢は幸せにしてくれていると私自身のことを振り返ってもそう感じる。</div><div><br></div><div>ホリエモンよりも2年ほど年上なのに、収入はホリエモンの爪の垢程度のこの私であるが、ここがゼロと思ってイチを足していくことは何のリスクでもないから、もっとノリの良さを意識していろんなものに飛び込んでいく、そうありたいと思った。</div><div><br></div><div>ビジネス書として読むと拍子抜けだが、良い意味で肩の力が抜けるので良い気分だ。<div id="{175821D1-70F0-4C85-A975-EC4B6FCEF443:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150816/21/funazushi10/c2/39/j/o0480064013397920075.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150816/21/funazushi10/c2/39/j/o0480064013397920075.jpg" border="0" width="300.000000" height="400.000000" alt="{175821D1-70F0-4C85-A975-EC4B6FCEF443:01}"></a></div></div><br></div>
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<pubDate>Sun, 16 Aug 2015 20:06:19 +0900</pubDate>
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<title>（8）知らないと恥をかく世界の大問題６  池上彰著</title>
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<![CDATA[ いろいろ本は読んでいるものの最近はなかなか頭に残らない。<div>そのために読書感想文なるものをブログで書いてるのに…(^_^;)</div><div><br></div><div>池上彰さんの本は初めて読んだ。</div><div>テレビの池上彰特番は比較的よく観るほうだ。</div><div><br></div><div>今回の本もテレビの池上彰さんの語り口調同様のわかりやすく親しみやすい言葉で軽快に解説されていく。</div><div>本当テレビを見ているかのような気分で読める。</div><div><br></div><div>「知らないと…６」は2015年5月の初版なのでかなり最新の国際状況を過去から遡って解説してくれている。</div><div><br></div><div>現在世界各地で起こっている出来事をアメリカ、ヨーロッパ、イスラム、アジアのそれぞれの成り立ちから考えることで、なるほどと思わせる。</div><div><br></div><div>戦後70年の節目と言われる。</div><div>間も無く安部総理の談話も発表されるだろう。</div><div><br></div><div>今参議院で議論されている集団的自衛権についても我々国民自身が関心を持ち、少しでも正しく状況を理解すべきと考えている。</div><div><br></div><div>日本はまだまだ敗戦国としての代償を背負っているし、アメリカ・ロシアが争った戦後のパワーバランスも冷戦が終わったと言いつつもまだそれによる争いはなくなっていない。</div><div>なおかつそこに中国までも。</div><div><br></div><div>大戦前に世界の大国が引いた国境線が結局は争いの元になっている。</div><div><br></div><div>我々はそのような環境の中で世界で唯一の被爆国として、どう生きていくか。</div><div>無関心ではいられない。</div><div><br></div><div><div id="{02D35FE4-30E4-461D-9ED6-E83B407A86DC:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150812/08/funazushi10/8a/29/j/o0480064013393413365.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150812/08/funazushi10/8a/29/j/o0480064013393413365.jpg" border="0" width="400" height="533" alt="{02D35FE4-30E4-461D-9ED6-E83B407A86DC:01}"></a></div></div><br><br></div>
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<pubDate>Wed, 12 Aug 2015 08:03:10 +0900</pubDate>
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<title>⑺夢をかなえるゾウ 水野敬也著</title>
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<![CDATA[ 先日この「夢をかなえるゾウ」の第2弾を読んだので元に戻って第1弾を。<div><br></div><div>第2弾は主人公は売れない芸人だったが、今回はサラリーマン。</div><div>今更ながらこの本はビジネスマン向けのハウツー本だったのだ…。（オイオイみんな知ってるって）</div><div>ストーリーは一応あるが、第2弾の時よりもややハウツーの方に重きが置かれている感じ。（本の最初の方にガネーシャからの課題を毎日実践するように勧める但書きがされている。）</div><div><br></div><div>ただやはりここでもこのシリーズのメインキャラクターである「ガネーシャ」というゾウの姿をしているくせにベタベタの大阪弁を話すインドの神様のキャラクターが、コメディ小説のような軽快感を出し読み物として肩肘張らずにスラスラ読める。</div><div><br></div><div>このガネーシャ、神様としても人間だとしてもカナリダメな方のキャラなんだが、そんなガネーシャが主人公の売り言葉に買い言葉のように話す、言い訳なのか自己弁護としてなのかわからない流れで言う一言が主人公を成長させるキーワードにおり、これが日々の課題として読者にも提示されるのだ。</div><div><br></div><div>読んでいるほうも、主人公と同じ目線でガネーシャの言う一言を怪しいなと思いながらも納得させられてしまう。</div><div>それがこの本の面白いところ。</div><div><br></div><div>・靴を磨く</div><div>これが主人公が最初にガネーシャから与えられる課題であるが、要は自分を支えてくれる物を大切にするということであると。</div><div>これはもちろん自分の仕事道具や職場環境などもありますが、家族や同僚、友人、知り合いといった周りの人々も含まれるものであると言っているのだと思う。</div><div>この後出てくる課題も結局はこのことに集約されるのではないかな。</div><div><br></div><div>こういうことはホントは若いうちに知っておくと良いのだろうな。</div><div><br></div><div>わかっているようで改めて言われると出来てないなと思う課題ばかり。</div><div>もう一度今の自分を見つめ直し、ガネーシャの課題にチャレンジしようっと(^_^;)</div><div><br></div><div><div id="{22381BC7-7949-4214-A49D-C58B45DF71FE:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150705/12/funazushi10/b1/b1/j/o0480064013356961539.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150705/12/funazushi10/b1/b1/j/o0480064013356961539.jpg" border="0" width="400" height="533" alt="{22381BC7-7949-4214-A49D-C58B45DF71FE:01}"></a></div></div><br><br></div>
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<pubDate>Sun, 05 Jul 2015 11:36:18 +0900</pubDate>
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<title>⑹ひとにぎりの未来  星新一 著</title>
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<![CDATA[ 20歳も年下の後輩がいるのだが、この後輩、私の3カ月後に京都の本社から東京に異動になり、何故か私の住んでいる隣の駅に引っ越してきた。<div><br></div><div>そんな後輩と帰りの電車は当然同じなので一緒に帰ることに。</div><div>なんとなく本の話になり、その後輩の好きな作家が星新一って言う。</div><div>私も星新一の本は何冊か読んで大好きだが、こんな若い子が知っているのだと感心した。そして貸してもらったのがこの</div><div>「ひとにぎりの未来」</div><div><br></div><div>この本昭和44年に書かれたものなのだ。</div><div>なんと私も生まれる前…(^_^;)</div><div>いやー星新一自体そんな前から活躍されていたとは気にしたことがなかった。</div><div>（そんなことも知らない奴が大好きなんて言うなって言われそう…）</div><div><br></div><div>この「ひとにぎりの未来」は40編の短編集。</div><div>以前星新一を読んだのは高校生か大学生くらいだったかと思うが、今読んでもまったく古臭さを感じさせない。</div><div>元々星新一作品はSFショートだが、これはその題名通りチョット先の未来の空想が主題となっている。</div><div>確かに技術的な用語は出来るだけ具体的な表現は避けられているものの、記憶装置にテープなんかが出てくることはあり、やや時代感が出ている部分はある。しかし読み終えたときにはその未来感が怖いくらい今ではリアリティを持って感じられ、どの作品でも感じるようなゾワゾワ感に包まれる。</div><div><br></div><div>逆に商業主義やIT全盛の今だからこそ時代のアンチテーゼとして読まれるべきと感じた。</div><div><br></div><div>後輩のような若い世代がこれを読んでどう感じているかは定かではないが、きっと良い本にはなっているんじゃないだろうか…</div><div><br></div><div><div id="{C18DE0A0-B4D6-402A-942E-B1988AD6AEC6:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150607/10/funazushi10/3a/c7/j/o0480064013329820249.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150607/10/funazushi10/3a/c7/j/o0480064013329820249.jpg" border="0" width="400" height="533" alt="{C18DE0A0-B4D6-402A-942E-B1988AD6AEC6:01}"></a></div></div><br><br></div>
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<pubDate>Sun, 07 Jun 2015 09:44:10 +0900</pubDate>
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<title>⑸夢をかなえるゾウ２ 水野敬也著</title>
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<![CDATA[ 堀江貴文さん「ネットが繋がらないので…」に紹介の本より、<div>今回は夢をかなえるゾウだ。</div><div>シリーズは全3作になっている。</div><div><br></div><div>当然シリーズの最初から読みたかったのでだが、図書館では貸し出し中になっていて唯一借りれたのがこのシリーズの２番目になる「ガネーシャと貧乏神」というサブタイトルがついたもの。</div><div><br></div><div>大まかなあらすじは、売れない芸人（西野勤太郎）という主人公が、神様達（ガネーシャ:このシリーズのメインキャラ、釈迦:ガネーシャの友達、貧乏神の金無幸子さん:今回の新キャラ 結構美人という設定）</div><div>のハチャメチャな行動や言動に巻き込まれつつ、自分の殻を打ち破り生きる道を見出していくというもの。</div><div><br></div><div>今回のテーマは「誰かを喜ばせることは自分の喜びになる」ということだろうか。</div><div>主人公:西野はお笑い芸人として日々頑張ってはいるものの8年間芽が出ないままであり、いつも先輩芸人からいびられている生活を続けていた。</div><div>そんな時西野の面白くないステージを見ていた観客の中にいたガネーシャは西野に声をかけ一緒にコンビを組もうと誘う。</div><div>家に帰るとなんとそこには貧乏神:金無幸子が居座っていた。彼女は実は8年前からそばにいたと言う。</div><div><br></div><div>貧乏神は悪さをするわけではなく貧乏になりそうな人間が大好きなので、貧乏になりがちな人の行動を喜び、成功する人の行動には元気が無くなるという、ある種のバロメーター的役割となっている。</div><div>そんな暗い雰囲気ではあるが実は美人の金無幸子さんに何故か西野は恋心を抱く。</div><div>一般人とは正反対の幸子さんの反応に戸惑いながらも何かを学び取っていくのだ。</div><div><br></div><div>誰かを喜ばせるためと言って単なるボランティアではただのいい人、かといってお金が目的だけで頑張っても他人は評価しない。</div><div>喜びを他人に提供することで自分も幸せを感じることができるようになる、また提供してくれた人にも感謝の気持ちを伝えられるようになることで、どんどん幸せになれる。お互いの欲求をぶつけながら最良の道を見つけていく、それがサービスと対価の基本的な考え方であるということであろう。</div><div><br></div><div>そのような話がセリフ中心の文体でガネーシャのベタベタの関西弁とともに軽快にストーリーが進む。</div><div>まるで絵のない漫画のようで半日程度で読めてしまった。</div><div><br></div><div>確かこれってドラマをやってたよな、古田新太がガネーシャ役で。</div><div>ほとんど見たことないけど、チョット見てみたくなってしまった(^_^;)</div><div>あと2巻探しに行こうっと。</div><div><br></div><div><div id="{2F66885F-DD19-40BE-B7D3-4C94937DE3E5:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150531/09/funazushi10/af/7b/j/o0480064013322953189.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150531/09/funazushi10/af/7b/j/o0480064013322953189.jpg" border="0" width="400" height="533" alt="{2F66885F-DD19-40BE-B7D3-4C94937DE3E5:01}"></a></div></div><br><br></div>
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<pubDate>Sun, 31 May 2015 08:02:44 +0900</pubDate>
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<title>⑷「反原発」の不都合な真実  藤沢数希著</title>
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<![CDATA[ 物事は常に一方の話が正しいとは限らない。今自分たちが与えられている情報は果たして真実なのか？<div>それとも誰かにとって都合のいい考え方を押し付けるものなのか？</div><div>少しでも真実に近づくにはやはり自分から求め、考え、判断するということが必要なのだ。</div><div>これはこれまでの歴史本を読んできてわかったことでもある。過去も現在も自分がその場に居ないことで誰かの情報を得るしかない場合、常にその誰かというフィルターを通したものしか手に入らない。</div><div>それを少しでも影響の少ないものにするためにはできるだけたくさんの誰かの意見を知ることだ。</div><div><br></div><div>私は3.11の当時は民主党派の人間だった。その後の民主党政権の体たらくを見て民主党自体への期待は全く無くなったが、原発については技術的にコントロールが難しく核廃棄物の処理方法すら決まっていないような発電方法がなぜこんなにも沢山作られてきたのかと否定的であった。</div><div>そんな中ソフトバンクの孫さんがメガソーラーへの出資や電気事業の自由化を求めて国や既得権者たちと渡り合っているのを見て、やはり行くべき方向は原発ではなく、ソーラーパネルや風力、地熱などの自然エネルギー技術への投資であると。</div><div><br></div><div>そんな考えを改めないといけなくなった。</div><div><br></div><div><br></div><div>筆者はエネルギーの危険度を発電できるキロワットあたりの死亡者数という形で我々に提示する。</div><div>なぜならエネルギーはどういう形であれ現代社会に欠かすことのできないものであり、その必要とされるエネルギー量をいかにして手に入れるかという視点抜きでは語れないからだ。</div><div><br></div><div>例えば原発を止めることでベース電源として稼働を増やさなければならなくなっている火力発電は石油や石炭といった化石燃料が必要だ。</div><div>火力はこれらを燃やすことで発電するが、結果その排気は大気を汚染しco2を増加させるなど、原発の放射能以上により広範囲の人間や自然環境へのリスクを高めている。</div><div>先の大戦も元はと言えば日本への石油をストップさせられたことが開戦のきっかけとなったように、化石燃料は常に戦争の原因の一つとなっている。</div><div>そういったことも含めて一体自分たちにとって本当に適したエネルギー政策とはなんなのか？と考えなくては正しい判断はできない。</div><div><br></div><div>今の反原発ムードが実は戦前の開戦ムードと同じように国民的な盲目状態によるものだとしたら目を覚まさなければならない。</div><div><br></div><div>一方的な雰囲気が危ないことは誰しもが理解しているはずなのに、なぜかこんなにも自然にそういったことは起こるのだと思い知らされた。</div><div><br></div><div>思い込みは思考の敵だ。</div><div>より多くの考えをみんながシッカリ手に入れてそれぞれがもっと考える機会が必要ではないか。</div><div>マスコミや国・政党はそのための材料や情報をもっと公開すべきだし、国民もそれを求めないと成熟した民主主義の国にはなれない。</div><div><br></div><div>この本を読んで一旦は原発の良さを見直すキッカケになった。おそらくこれまでと新聞やニュースの見え方も変わるだろう。</div><div>ただここでまた盲目的に原発推進となっては意味が無い。</div><div><br></div><div>より良い選択は何か？</div><div><br></div><div>さあ、本を読もう！</div><div><br></div><div><div id="{C23C6B1F-AB6C-4B43-B40F-78F874E0EF72:01}" style="text-align:left"><div id="{49D97474-052F-409B-A586-2AB65EC2AE8C:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150524/14/funazushi10/a3/96/j/o0480064013316448024.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150524/14/funazushi10/a3/96/j/o0480064013316448024.jpg" border="0" width="300.000000" height="400.000000" alt="{49D97474-052F-409B-A586-2AB65EC2AE8C:01}"></a></div></div><br><br></div></div>
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<pubDate>Sun, 24 May 2015 12:36:52 +0900</pubDate>
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<title>⑶家康、真骨頂「狸おやじ」のすすめ  小林一哉著</title>
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<![CDATA[ 今年2015年は徳川家康の没後400年目にあたる年だそう。各地で家康に関するイベントが行われるようだ。<div><br></div><div>江戸川区の図書館でも家康特集のコーナーがあったりして、さすが家康お膝元の東京だなという感じ。滋賀では多分そんなに意識されてないと思う。なにせ信長、秀吉の方がゆかりが強いので。(^_^;)</div><div><br></div><div>先日は「歴史に学ぶな」という本を紹介しておいて、またまた歴史ものである。</div><div>オイオイと思われるかもしれないが、やっぱり歴史物は素直に面白い。</div><div>なんというかリアルな人生を描いた小説とか読み物としてね。</div><div>ただ「歴史に学ぶな」からも学んだように過去の歴史を盲信するのでなく、歴史から何を学ぶかというバランス感覚が何かを知る上では重要なんだということ。</div><div>とはいえ読書は娯楽なので…(^_^;)</div><div><br></div><div>今回の「家康、真骨頂」は家康像を【暴君】【腹黒】【狡猾】【強欲】といった一般の人が描く家康像を表す4つの視点から、実際はどうだったのかを検証していくという筋立てのものである。</div><div><br></div><div>おそらく読み物や伝記としては信長のような戦国時代を圧倒的なカリスマ性で切り開いた姿や、秀吉のような立身出世伝が人気だと思う。実際に家康が主体となった読み物を読んだのは私自身初めてだ。</div><div>しかし、家康は戦国時代時代という混乱の世の中の勝利者であり、また統治に成功し江戸時代という平和な安定政権を作り出した人物という意味では、最も学ぶべきところの多いはずのヒーローだ。</div><div>ただ家康は4つのキーワードにあるイメージから3人の中ではあまり人気がない。</div><div>いわゆるヒーロー的な人物には人間的にハチャメチャだったりする部分が多いので、現実的な勝利者には家康のような地味でしたたかなところが必要だと「歴史」は教えてくれる。</div><div><br></div><div>先日の大関ヶ原展に実物が展示されていたが、60歳前後の家康の肖像画がある</div><div><div id="{1DA4BA1C-15AA-40C8-8321-E65FD3961FF7:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150510/11/funazushi10/f9/67/j/o0480064013302500898.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150510/11/funazushi10/f9/67/j/o0480064013302500898.jpg" alt="{1DA4BA1C-15AA-40C8-8321-E65FD3961FF7:01}" width="300" height="400" border="0"></a></div></div><br>我々がよく知る教科書に載っていた家康の肖像画とは違うが、これも家康である。</div><div>スリムでいかにも武将らしく緊張感のある肖像画である。</div><div>こういった肖像画だけでもイメージは変わるもので、人の記憶の中でいかに人物像とは曖昧に作られるものかということがわかる。</div><div><br></div><div>さて江戸時代の日本は鎖国していた。</div><div>この本は関ヶ原の合戦の数年前からの家康を検証しているが、当初家康は外国人に寛容でキリスト教の布教も認めており外国の技術受け入れにも熱心と極めて懐が深かった。</div><div>家康が信長や秀吉のような他の武将とは違いここまで成功できたのは、自分にとって嫌な意見や違う意見を言うものを意識的に周りに置いたということだそうで、そんな姿勢があったからか当時日本にカトリックの布教に来ていたスペインの本当の目的や、当時の世界で起こっていたカトリックとプロテスタントの宗教上の争い、または各地の植民地化などをイギリスやオランダからも情報を仕入れることができ、その結果家康は鎖国に至ったのであると説いている。</div><div>当時の日本の状況から考えると、できたばかりの国家の脆弱な基盤と戦力を考えるとスペインのような世界規模の大国には到底及ばないと悟らねばならなかった。</div><div>せっかく内戦を終わらせたのに自国が大国によって植民地化される危険性があるならば、例え鎖国によって進歩を遅らせることになっても背に腹は変えられないという至って現実的な判断が家康にはあったのだと思う。</div><div>それによって明治新政府に倒されるまでの265年間の日本の平和を守ることができ、今や将来にわたって日本人の財産となる日本独特の文化を発展させることができたことを考えると家康という政治家はヒーローどころかとんでもないスーパーマンに思える。</div><div><br></div><div>【強欲】の章のあたりからは家康の埋蔵金伝説っぽい話が中心となって少し下世話な読み物となっていくが、それはそれで歴史ロマン的にはサラッと楽しく読めるので良いと思う。ただ本格的な家康検証の本としてはチョット胡散臭さが出てしまうが…(^_^;)</div><div><br></div><div>この本の中で度々登場し、作者もしきりに現地へ行くことを勧めている「久能山東照宮」。</div><div>おそらくこの本の資料の大半がこの場所にある博物館所蔵のものなんではないかと思われるくらい“久能山推し”している。(^_^;)</div><div><br></div><div>場所は駿河湾を望む静岡県の日本平にある。</div><div><br></div><div>今度滋賀に帰るタイミングで一度途中下車してでも立ち寄ってみたい。</div><div><br></div><div><div id="{B49898B6-3E96-4420-8477-831EC677D68A:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150510/11/funazushi10/e7/65/j/o0480064013302500912.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150510/11/funazushi10/e7/65/j/o0480064013302500912.jpg" alt="{B49898B6-3E96-4420-8477-831EC677D68A:01}" width="300" height="400" border="0"></a></div></div><br><br></div>
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<pubDate>Sun, 10 May 2015 10:18:54 +0900</pubDate>
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<title>⑵歴史に学ぶな 鈴木邦男著</title>
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<![CDATA[ この本は先日読んだ「逆説の日本史」を江戸川区中央図書館に返却に行って、シリーズの続きを借りようと書棚を見ていた時に目にとまったものだ。<div><br></div><div>私は歴史物のドラマが好きで、よくNHKの大河ドラマを見るし、司馬遼太郎の小説なんかも読む。</div><div>先日は東京の江戸東京博物館で開催中の「大関ヶ原展」にも行ってきた。</div><div>とはいえ、歴史マニアっていうほど知識豊富な人間というわけではなく、単に歴史物を娯楽としている程度である。</div><div>ただ最近は特にある本にあった言葉をキッカケに意識的に歴史物に触れる機会を増やしていた。</div><div>その本に書かれていた言葉とは、</div><div>ビスマルクの「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というものだ。</div><div><br></div><div>この本のタイトル「歴史に学ぶな」はそのまんま全く逆の事である。</div><div>本でもネットの情報でも同じだが、よっぽど意識的に過ごさない限り人間というものは自分に都合の良いものや気持ちの良いものを自然と選んでしまう。</div><div>幅広く知識を集めていると思っても興味がわかないものはやっぱり手に取らないだろう。ただでさえそんなだから、少しでも興味のある範囲で良いから、逆の意見を書かれているものに触れるのも大事かなと思う。</div><div>という事でこの本を借りる事になった。<br></div><div><br></div><div>さて、この本の作者は早稲田在学中には学生運動の委員長、その後新右翼団体「一水会」を結成するなど筋金入りの偏った思想家と言えるプロフィールの持ち主だ。</div><div>歴史に学ぶなどころか、むしろ歴史大好き、日本の誇りある歴史、先人の功績を讃えよというイメージではないだろうか。</div><div><br></div><div>ところが歴史に学ぶなである。</div><div><br></div><div>しかし本文を読み進めていくとなるほどこの作者だからかける歴史観とその理論の説得力が、歴史好きでない人にも非常に読みやすくわかりやすい言葉でスーッと入ってくる。</div><div>作者はそれまで右翼として歴史に学び、その思想を持って革命運動の中に身を投じた。しかしそういった運動は結局暴力を肯定し、犯罪者を生み出し、あるものは北朝鮮などの外国へ、あるものは牢獄へと、</div><div>歴史に学んだがばっかりに数奇な運命に翻弄される結果となった。そういった人をたくさん見てきた作者にとって「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」は決して真理ではないよという事なのである。</div><div><br></div><div>歴史は誰かが書き残した物の集積であり、必ずそこには書いた人間の虚飾が発生する。つまりは小説と大差ないのである。</div><div>作者も紹介していたが、坂本龍馬は司馬遼太郎の小説の主人公になるまでは無名の人物だったそう。</div><div>それを司馬遼太郎が取り上げた事で有名になり、またこの小説が坂本龍馬のイメージそのものを作り上げ、まさに歴史は事実そうであったかのように人々に植えつけられた。かく言う私もその一人。</div><div>先日読んだ「逆説の日本史」の時も思ったが、私の織田信長のイメージは津本陽の「下天は夢か」で出来上がった。</div><div><br></div><div>小説はあくまで娯楽なので美化するようなストーリー出会ったり、勇ましい話などになりがちである。そういった物に真実があるように感じてしまうのは危険とは言わないまでも、誤っているのかもしれない。</div><div><br></div><div>また最近の日本の自虐史観にも触れられているが、本来なら右翼的感覚からは自虐史観には反対の立場であろう。</div><div>しかし作者は日本は元々自虐史観の国だと主張する。</div><div>確かに日本は常に昔から異国や大陸に憧れ、このままでは我々はダメだという視点を持ち続けてきたのかもしれない。</div><div>そういう意味では自分達の歴史よりも常に外の物に対する自虐があったというのも腹に落ちる。</div><div><br></div><div>何れにしても歴史を知るのは楽しいし、そこから何かのキッカケとなる気持ちの高ぶりを覚える事もあるが、それとともに今の時代の中でどう活かして、そして未来に向けた幅広い思考を持つ事が重要である。</div><div><br></div><div>「賢者は他者の経験に学ぶ」</div><div>ありきたりだが、作者が本の最後に提案しているこの言葉が今風で良いのではないか。</div><div><br></div><div><div id="{1E0AE447-58AB-43EB-90FC-966DDE148FB8:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150424/11/funazushi10/2d/46/j/o0480064013285351816.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150424/11/funazushi10/2d/46/j/o0480064013285351816.jpg" alt="{1E0AE447-58AB-43EB-90FC-966DDE148FB8:01}" width="300" height="400" border="0"></a></div></div><br><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/funazushi10/entry-12018180855.html</link>
<pubDate>Fri, 24 Apr 2015 10:16:18 +0900</pubDate>
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<title>⑴逆説の日本史10 戦国覇王編 井沢元彦著</title>
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<![CDATA[ <div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">&nbsp; 単身赴任でヒマな時間がいっぱいあるが金もない。<br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">ただ幸いなことにここ江戸川区は図書館が区内で10箇所もある。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">何処で借りて何処で返しても良い。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">えらく図書館事情が充実してるのである。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">なので本でも借りて読もうかとなるのだが、せっかく読んでも流し読みしてると最近は大して頭の中になんとなくしか残らなくなってきた。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">そこで読書感想文を書いてみようと思った次第である。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">読書感想文なんて小学校の夏休み以来書いたことなんて無いが、この歳になると読んで得たものを自分なりに整理しておくことは重要と考えられるようにようやくなったってこと。(^_^;)</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">またツールとしては手書きでノートにとも考えたが、なんとなく世間の目に晒す環境の方が長続きするんでないかという根拠のない理由でブログ化してみたいと思う。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">長くなったが今回読んだのは、「逆説の日本史」シリーズの10巻。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">ホリエモンこと堀江貴文さんがその著書「ネットが繋がらないので本を1000冊読んだ」で紹介していたもの。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">読んでみたい本を私はこの本で紹介されているものを元に探し始めた。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">かれこれ3冊目である。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">初めてこの本を読んだ印象としては著者には失礼ながらやや著者の論に対する説明付けがうるさく感じられるものの、歴史に対する新たな視点を私に教えてくれたものになった。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">この本では歴史を語るときにその民族性や民族性の土台となっているその時代の宗教観を重視することの重要性を説いている。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">考えれば当たり前のように思えるが、従来の義務教育の中での歴史教育などといったいわゆる受験用の勉強ではこういった視点が少なく、歴史の事実と宗教はそれぞれ関連付けされずに別々の事象として覚えていく。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">しかし実際は現代も同じく、その時代を包む考え方や雰囲気抜きに歴史を語ることはできないので、その土台である宗教との関わりから論じることは非常に重要なんだと理解できる。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">この編の主人公は織田信長である。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">この本を読んだ後で信長の私の中でのキャラクターが大きく変わったわけではないが、より一層現実的な戦略家であり、新しい物好きのイノベーターでもあり、天才だったのだという印象が強くなった。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">津本陽氏の「下天は夢か」シリーズを読んでからの信長ファンではあるが、そこに出てくる信長の破天荒で冷徹なイメージがいつしか信長のキャラの土台になっていたが、この本を読むことによって小説とは違った素顔の信長に近づけたような気がした。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">信長は古いものを壊して新しい秩序を作り上げることのできる数少ない日本人の一人であったのだと感じる。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">彼がいたからこそその下で信長の考え方に浸って過ごした秀吉や家康は成功したのだと思う。まさに明治維新期の吉田松陰のような革新的な世界観を人々に植え付け広めることができるカリスマ性を併せ持つ人物だったのだろう。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">その世界観を理解できた生徒が秀吉と家康</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">であり、彼らは信長の敷いたレールを走って行ったのだとこの本を読んで思った。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">同じ時代に3人の英雄がたまたま居合わせたのではなく信長という師匠が秀吉と家康という優秀な生徒を見抜いて引き抜いて育てたのだと思いたい。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">確かに非道なことも信長は沢山やっただろうが、時代背景とこの時代背景を壊して新しい秩序を作るには穏やかな方法では無理であり荒治療は必要悪だったであろう。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">この本はそういった時代背景についても様々な資料を下に論理的を説明してくれる。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">例えば比叡山焼き討ちは信長の非情性を物語るエピソードとしてよう引用されるが、当時は同じ仏教徒の違う宗派同士で殺しあうことも沢山あったことが紹介されている。信長の比叡山焼き討ちの以前にも、もっと酷い虐殺が宗教間で行われていたということを知ってから考えると、信長の行ったことは天下を平定する上では至極当たり前に思える合理的な作戦と感じることができる。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">同じ事象を仏教徒側やそういったものを大事にする人々からの見る歴史も多分違った見方になるし、</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">また既得権益を守りたい足利将軍家末裔や天皇、公家など様々な勢力をどのように扱うかによって天下統一への戦略が大きく影響することも、この本を読んでまさに信長の気持ちになったかのような錯覚さえ覚えることができた。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">現時点も、戦後の歴史も常にそういった立場を角度を変えて見ていかないと正しく情勢を見極められないのだということが得られた面白い本であった。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">あっ、大事なポイントのことについて書いてなかった(^_^;)</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">著者が信長の功績として最もアピールしているポイントとしては、現在の日本人が無神論者の人が多かったり政教分離を当たり前のように受け入れている民族になったのは信長の功績？だとしている点だ。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">石山本願寺との対立の果てに政治の場から彼らを退場させながら弾劾せずに信仰自体は認めるといった巧みな戦略によって、一向宗など宗教のために殉教も厭わないといった密接な関係性を持ったそれまでの宗教から牙を抜くことに成功したからだ。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">その後の日本人は宗教のとこで相手を否定したり偏った考えに走ることを良い事とは考えなくなったという。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left">この点についてはホンマかいな？と思いながらも興味を持って読む事ができた。</div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" style="text-align:left"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150419/14/funazushi10/c3/51/j/o0480064013280579102.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150419/14/funazushi10/c3/51/j/o0480064013280579102.jpg" alt="{9C9CBD06-56BE-40E3-990B-52393ADCB146:01}" width="300" height="400" border="0"></a></div></div><div><br></div>
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<pubDate>Sun, 19 Apr 2015 12:53:41 +0900</pubDate>
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