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<title>ガッツダイナマイトキャバレーの噂</title>
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<description>ガッツダイナマイトキャバレーの噂</description>
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<title>新井正人の噂</title>
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<![CDATA[ 夫人　よく存じておりますよ。昨日今日、今までも、お互に友と呼んだ人たちが、いかに殿の仰せとて、手の裏を反すように、ようまあ、あなたに刃を向けます。<br>図書　はい、微塵も知らない罪のために、人間同志に殺されましては、おなじ人間、断念められない。貴女のお手に掛ります。――御禁制を破りました、御約束を背きました、その罪に伏します。速に生命をお取り下されたい。<br>夫人　ええ、武士たちの夥間ならば、貴方のお生命を取りましょう。私と一所には、いつまでもお活きなさいまし。<br>図書　（急きつつ）お情余る、お言葉ながら、活きようとて、討手の奴儕、決して活かしておきません。早くお手に掛け下さいまし。貴女に生命を取らるれば、もうこの上のない本望、彼等に討たるるのは口惜い。（夫人の膝に手を掛く）さ、生命を、生命を――こう云う中にも取詰めて参ります。<br>夫人　いいえ、ここまでは来ますまい。<br>図書　五重の、その壇、その階子を、鼠のごとく、上りつ下りついたしおる。……かねての風説、鬼神より、魔よりも、ここを恐しと存じておるゆえ、いささか躊躇はいたしますが、既に、私の、かく参ったを、認めております。こう云う中にも、たった今。<br>夫人　ああ、それもそう、何より前に、貴方をおかくまい申しておこう。（<br>
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<pubDate>Thu, 11 Oct 2012 22:04:46 +0900</pubDate>
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<title>ホテルアピアの噂</title>
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<![CDATA[ 「いや、だめだ。しばってある貴様の手をほどいたりすれば、貴様はどんなにおそろしいことをやるかしれない」<br>「ああいた、いたい」<br>　と、怪塔王はしきりに身もだえをします。そんなに両手が紐にくいしめられていたいのでしょうか。<br>「それほどいたくもないくせに、いたいいたいなどとおどかすなよ」<br>「いえ、ほんとにいたいのだ。ああいたい」<br>「いくらいたくても、僕はけっしてほどいてやらないぞ。じゃあマスクは、ぼくが貴様の顔にはめてやろう」<br>「えっ、あなたさまがマスクを私の顔にはめてくださるというのですか」<br>　怪塔王は、わざとらしくながいため息をついた。<br>「なにをそんなに、ため息などをつくのだ」<br>「いえ、ため息というほどのものではありません。さあ、では一刻もはやく、私にマスクをかぶせてください」<br>「うむ、いまやってやる」<br>　と、帆村はマスクを手にして、風呂敷で覆面している怪塔王の前に近づきました。<br>「そうだ。まずその覆面をとらなくては。――」<br>　と、帆村はマスクを下におき、両手をのばして怪塔王の覆面に手をかけました。<br>　ああ、いまこそ怪塔王の覆面がひきむかれるのです。その覆面の下には、はたしてどんな顔があるのでしょうか。胸はおどる！　帆村の胸は、どきどきとおどります。<br>　それを早くも察したものとみえ、怪塔王は覆面の下からおどかすような調子で叫びました。<br>「さあ、はやく覆面をとってください。
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<pubDate>Thu, 04 Oct 2012 23:15:57 +0900</pubDate>
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