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<title>月下の調べ♪のステージ</title>
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<description>エッセーと小説を随時連載します。主に将棋と競馬について。将棋好きな方は、将棋小説と旅行記がオススメ。</description>
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<title>第十九期　竜王決定七番勝負</title>
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 将棋界は羽生七冠達成以降、羽生、佐藤康、森内の３強と言われて久しい。後続のニュースターは出てきたものの、タイトル奪取にいたるのは同世代の棋士ばかりで、「羽生世代」と言われる壁を作った。いわゆる「１０年に一人の天才」が中原誠以降、谷川、羽生と続いたとするなら、その次の１０年の世代に一人の天才棋士が渡辺明だという意見には多くの人に同意していただけると思う。渡辺はプロデビューが中学生と早すぎて、羽生と比較されてかえって活躍が目立たない時期が続いたが、二十歳を過ぎてそれまでの取り組みが目立った成果を上
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<dc:date>2007-06-17T01:19:45+09:00</dc:date>
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<title>お知らせとお詫び</title>
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皆様お久しぶり、月下の調べ♪です。 しばらくの間、体調を崩してアウトプットを出せない生活を送っていたのですが、それもようやく復活しつつあります。自分というものを見つめなおし、どうやって生き抜くべきかその術を少し身に付けることができたように思っています。 文章を書くという行為そのものにしばし思考活動の場を求めていた私ですが、書くことを辞めている間もいろんなことが頭をよぎりました。小説とは何か？という広辞苑を調べても帰ってこない問いは、やがて文化とは何か？芸術とは何か？というとめどない概念に広がり、
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<dc:date>2007-04-20T18:02:30+09:00</dc:date>
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<title>「ステイゴールド女」　最終話</title>
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最終話「気まま」２００１年暮れの有馬記念（ＧⅠ）は、その年の菊花賞馬マンハッタンカフェが完勝、世代交代を印象付けて５歳のテイエムオペラオーに引導を渡した。その頃になると、ショータの後遺症はようやく癒えてきたが、「奇跡の末脚」の謎がわからないままだ。仕事納めも終えたある日、ふと思い立って、手元の香港レースのビデオを見返しはじめた。何かを忘れるかのように、一心に。何度も、何度も。注目したのは「奇跡の末脚」にギアチェンジする瞬間。残り２００ｍでエクラールまで５馬身差に追い詰めたところ、ここまではいい。
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<dc:date>2005-11-04T22:33:48+09:00</dc:date>
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<title>「ステイゴールド女」　第十話</title>
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第十話「奇跡の末脚」決戦の金曜日は、遂に幕を開けた。場所がわからなかったら電話して、という言葉は結局必要なかった。時間通りにチャイムが鳴る。こういうところはいつも几帳面だ。「よっ」と軽く言って入ってきた彼女は、しかしいつもより言葉少なげだった。ただ、質感のいい上着に、赤紫の鮮やかなロングスカートの格好はそれだけで、この部屋のじっとりとした雰囲気をかき消してしまうほどの眩さを放った。あらためて見とれている場合ではない。早速ワイドテレビ正面のＳ席にご案内する。彼女は左側を空けてちょこんと座り、そのス
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<dc:date>2005-11-03T22:05:47+09:00</dc:date>
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<title>「ステイゴールド女」　第九話</title>
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第九話「決戦前夜」　ジャパンカップの着順だけで判断したショータは早計だった。日経新春杯以降、海外やトラブルのレースばかりでステイのデータ分析ができなかったのだが、このジャパンカップは久々のまともなデータを残してくれたレース。これを振り返って分析しておけば、非常にレベルの高いレースであり、ステイは衰えてなどいないことがわかったはずだ。メイショウドトウに先着していることだけからも、うかがえたはずだ。 　ステイが勝ってしまうなんて！最後の最後に香港のＧⅠで勝ってしまうなんて！日曜日の夜に速報を知らされ
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<dc:date>2005-10-31T22:01:51+09:00</dc:date>
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<title>「ステイゴールド女」　第八話</title>
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第八話「ムチ」「今度ね、群馬の乗馬クラブで働くことになったんだ。」半年振りの再会の冒頭、いきなり、そして楽しそうにマチコはこんなことを告げた。温泉旅館の仲居はもう辞めたのだという。「やっぱりあたし、お馬さん好きだし。」この人の動機はいつも単純だ。素直というべきなのか、直感に正直とでもいうのか。深く考え込んでいるところはとても想像もできないが、その割には行動力のあることをやらかす。そういや、まだ会社にいた頃、夏休みに自転車で北海道の牧場巡りをしたこともあるって言ってたっけ。いちいち、どうしてと聞く
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<title>「ステイゴールド女」　第七話</title>
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第七話「砂漠の夜の夢」ＵＡＥ（アラブ首長国連邦）の一つの首長国であるドバイ。その頭首であるモハメド殿下は競馬界に対しての巨額の支援を続けていることで有名であり、その一環として企画されてきた競馬の祭典「ドバイワールドカップデー」が遂に１９９６年に創設された。それ以降毎年３月に、「砂漠の中の人工オアシス」ナド・アルシバ競馬場で開催されているこの祭典は、プログラムが７つの高額賞金レースで構成されており、特にメインレースでもある「ドバイワールドカップ（国際ＧⅠ、ダート２０００ｍ）」は一着賞金３６０万ドル
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<title>「ステイゴールド女」　第六話</title>
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第六話「不遇」２０００年の中長距離のＧⅠレースは、次なるステップとしてＧⅠ勝利を目論むステイゴールド陣営にとっては、不遇なものであった。結果を言ってしまえば、「横綱」テイエムオペラオーの独壇場。春の天皇賞以降、その年の２０００ｍ以上の芝ＧⅠレース５つ全てを勝利してみせた。この馬の全盛期の走りは、着差こそさほどではなかったが、先行、差しと自在な位置取りから、直線ではライバルに並びかけては必ず競り落とすという、勝負に徹した強い内容であった。圧巻だったのは有馬記念で、最後の直線で前が壁になった大ピンチ
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<title>「ステイゴールド女」　第五話</title>
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第五話「拍手」２０００年が明けても、ステイゴールドは休むことなく毎月レースをこなした。ＡＪＣＣ、京都記念、日経賞と３つのＧⅡレースを２着、３着、２着。着順は相変わらずに見えるが、レースを観た者には、それまでとのレース内容の違いがハッキリと見て取れた。タイミングぴったりのスタート。差しにこだわらない積極的な位置取り。たとえスローペースであっても、早めの追い出しに鋭く反応して先頭をうかがう。瞬発力と結果さえ伴えば、最強馬の横綱相撲、そのものであった。「強かったですね、今日のステイゴールド。」「あはは
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<title>「ステイゴールド女」　第四話</title>
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第四話「あたし見たもん」ステイゴールドが勝てない原因のひとつがその「ジリ脚」にあることは、関係者の間だけでなく、すでにファンの間でも有名な話になっていた。自身が小柄だったからであろうか、ラストスパート時の一時的な最高スピード（つまり瞬発力）がない馬であり、スローペースからの直線勝負のレースともなると他馬との差が歴然としていたのだ。一流馬の魅力が、直線で発揮されるその豪脚にあるとしたら、確かにステイは逆に「イマイチ」であった。それゆえ、彼が勝つには、ハイペースが必須条件とも言われていた。‘９９年秋
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<dc:date>2005-10-09T20:41:31+09:00</dc:date>
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