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<title>弦器堂</title>
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<description>色々様々な事柄を巡る往還記。</description>
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<title>27.たいした問題じゃないが</title>
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<![CDATA[ <p>前回の日付を見ると、2016年１月14日になっている。</p><p>３年以上の月日が経っている。</p><p>その間、体調を崩して医者に勧められて手術をした。</p><p>&nbsp;</p><p>閑話休題。</p><p>近頃、「定義」みたいなことを考える。</p><p>あんまり、最近やかましく言わなくなったのか。</p><p>例えば、「目的」と「手段」を一緒にしているとか。</p><p>２つの言葉があるということは、別々の意味がある。</p><p>ということだ。</p><p>&nbsp;</p><p>何かをするのに、必要な技術は手段で、目的はその技術を使って内容のある何かをする、あるいは作ることだと思う。</p><p>技術が目的になることは基本的にはない。</p><p>&nbsp;</p><p>デジタル技術が発達するのはいいことだろうが、目的は何だろう。と思う。よくわからない。というのが本当のところ。</p><p>CDが売れない。聴き放題の定額サービスが伸びる。</p><p>いや、LPが復活している。カセットテープも面白いらしい。</p><p>知らない世代にとっては、それは新しい事。新しい技術。</p><p>なんだかわからないが、そういうことだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>最近、ジャズをよく聴いている。</p><p>クラシックもよく聴いているのだが、また別の機会に。</p><p>CDで聴いている。</p><p>&nbsp;</p><p>ハービー・ハンコックの「HEAD HUNTERS」。</p><p>1973年録音。</p><p>「WATERMELON MAN」というタイトルの曲が入っているのだが、1962年録音のブルーノート・レーベル「TAKIN' OFF」がオリジナル。通常、ジャズをイメージするのはブルーノート版。</p><p>10年経つと、こうなる。</p><p>ファンクというものを理解するのに、すごく役立つ。</p><p>もっといろいろな音楽がミックスされているのだが。</p><p>&nbsp;</p><p>今、２つのアルバムを聴いていると、</p><p>録音からざっと50年経っているのだが、</p><p>何か進展はあっただろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>ミュージシャンには明確な目的と確かな手段があった。</p><p>すごく啓蒙的で、今でも新鮮で、偉い人だなぁと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Tue, 08 Oct 2019 23:16:51 +0900</pubDate>
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<title>26.訃報に接して続</title>
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<![CDATA[ 去年の後半は［アンナカレーニナ］を読むのに費やしていた。前回書いた通りである。こういう小説は読み飽きるという事がない。ロシアという国の全体が書かれている気がする。だから、ヒロインがあわてて登場しない。新潮文庫で上中下巻あるが、上巻をだいぶ読み進んでから、100ページほどだろうか、アンナが満を持して登場する。<div><br></div><div><br></div><div>19世紀帝政時代の知性、人々の外面と内面を深く広く、一人の作家がこれだけの物事を書く。今更ながら驚いたのは、ロシアに於けるフランス文化の浸透ぶり。会話もフランス語でされる。全く知らなかった。レーニンという人が耽読し、当時の大作家たちが芸術上の完璧とか、比肩しうる小説がないとか絶賛するのも当然かなと思う。</div><div><br></div><div>アンナカレーニナには言葉にできない、得体の知れない何かが、立ち代わり現れる登場人物たちの浮き沈みによって、ロシアの大地を背景に微かに感じられるのだ。<br><div><br></div><div><br></div><div>新年になって、正月らしくないなと思いながら、何か不穏な出来事もあったが、８日の新作は楽しみにしていた。早速買って連休の間ずっと聴いていたら、まさかと思った。しばらく茫然としていた。</div><div><br></div><div>70年代から聴いている者にとって、この人の存在は特別で、あまりに自由奔放で奇抜だから、敬遠する人は無視していた。ハンキードリーとジギースターは素晴らしい。何度聴いているか、今でも聴くから。ミックロンソンのギターもいい。この二枚のアルバムには、ボッブとロックの推進力というか前進力がある。アメリカとブリティッシュの間を普通往復するものだが、それに収まらないものがある。だからドイツだったのかな。服にしたって、誰も真似できない。初期こそ中性的だが嫌みというものがない。トラディションとレボリューションを同時に着こなせる。気取りがないのだろう。スーツもサラッとパリッと着る。やはりイギリス人だと思う。</div><div><br></div><div>要はデビッド・ボウイはかっこいい。何かしら裸の精神というもので、何を着たって様になるという事を考える。</div></div>
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<pubDate>Thu, 14 Jan 2016 00:43:20 +0900</pubDate>
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<title>25.訃報に接して</title>
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<![CDATA[ <div>ワイルダーやヒッチコックは綺麗な女優を誰よりも美しく撮ったが、小津安二郎監督が原節子を繰り返しヒロインに起用しなかったら、映画はまた違ったものになっただろうか。<br></div><div><br></div><div>英国の定期的なオールタイムの映画ベストランキングで［東京物語]が現在ベスト1位になっているが、この女優の美しさは、作品の社会的な変遷の中身に抵抗するかのように独特な品位を与え続けたように見える。<br></div><div><br></div><div>今年の訃報でついに亡くなられたかと、ある種の感慨を持って接したのは、他に野坂昭如氏である。［カメレオンのための音楽］の訳者だった。意外だったが何度も読んだ。その中の「うつくしい子供」というのはマリリン・モンローのことだった。この女優の実像に触れたように思った。恐らく原節子さんも虚像のまま画面に焼き付けられているだろう。だから女優なのだと思う。</div><div><br></div><div>今年もそれなりに読書したが、夏以降読んでいたのは次のような本だった。</div><div>ブロツキーの［watermark]、ヴァージニアウルフの［ダロウェイ夫人］、ミランクンデラの［無意味の祝祭］だった。それからトルストイの［アンナカレーニナ］。全て再読である。</div><div><br></div><div>どれも深い何かがあるし、すぐに感想が出て来ない沈黙させられる大きな小説である。あと面白かったのは［フランス人は10着しか服を持たない］だった。おかげでクローゼットの中身をだいぶ整理できた。確かにほとんど服を買わずに済んだ。本で実際的な行動の結果を生んでくれたのは珍しかった。</div><div><br></div><div>おかげで一つの規範的な言葉を得ることができた。つまり、こういう事である。</div><div>『たくさんの服が入っているクローゼットを開けて、着る服がない、と叫ばずに済んだ 」という事だ。ほんとに大量の不要な服を処分することができた。だから新たに服も買わなくなった。衝動に駆られることなく、自分は既に持っているのではないかと考える余裕ができた。ユニクロで下着を買い足したくらいである。</div><div><br></div><div>正月は、筒井康隆氏の［モナドの領域］を読もうと思っている。</div>
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<pubDate>Sat, 28 Nov 2015 23:22:36 +0900</pubDate>
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<title>24.本の値段</title>
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<![CDATA[ <div id="{B25D1620-D4FA-440F-90C3-D5AD4F844914:01}" style="text-align:left"><br></div><br>座右の書を持つことが人生の目的ではないにしろ、持つことは人生の目的の中で出て来たことは間違いないだろう。<div><br></div><div><br></div><div>四六時中読書している人が常に新刊を読んでいるわけでもないし、以前買った本を再読することもあるはずだ。そういう本に出会った人は何かしらの恩恵を受けていると思う。</div><div><br></div><div><br></div><div>ヘミングウェイの［何を見ても何かを思いだす］という本がある。1995年の5刷を持っていて時折読んでいる。値段を見ると1700円とある。20年間坐右に置いていることになり、細かいことを言うとほぼタダに等しい。</div><div><br></div><div><br></div><div>時折ふとその中の一編を読んでみたくなるというのは習慣の一つで、何かを知りたいわけでもなく、また知ったとも言えない。感想が浮かんでは消えしている。</div><div><br></div><div><br></div><div>こういう本ではカポーティの［カメレオンのための音楽］という本もある。昭和58年の初版。1500円。野坂昭如氏の訳。この中の、うつくしい子供、という話を読む。</div><div><br></div><div><div id="{EFB2502E-0EC2-4FA6-8F30-48AFA146BB9C:01}" style="text-align: left;"><div id="{368D3DDE-5835-48F6-8A39-FEF76181DA19:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150522/01/genkido-time/01/cd/j/o0480036513314163321.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150522/01/genkido-time/01/cd/j/o0480036513314163321.jpg" border="0" width="200" height="151" alt="{368D3DDE-5835-48F6-8A39-FEF76181DA19:01}"></a></div></div></div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);"><br></span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);"><br></span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">これまで何百冊という本を手放して、自然と残った本が手元にあるというわけだ。</span><br></div><div><br></div><div><br></div><div>本は外れもあるだろうが、永く付き合えるのもある。買った時点では高価かもしれない。ただし無限の価値をもたらすものかもしれない。</div><div><br></div><div><br></div>
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<pubDate>Fri, 22 May 2015 00:08:38 +0900</pubDate>
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<title>23.黄金の日々</title>
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<![CDATA[ 季節外れかもしれないがインフルエンザにかかり少し伏せっていた。あっと言う間にゴールデンウイークも終わり今、最高の時節になった。5月の半ばから２週間くらいは1年の内でも黄金の日々ではないか。真夏になる前のほんのひと時が何とも言えず快適だ。光が透明で爽快感がある。<div><br><div><br><div><div id="{BEEFC139-E51B-492A-AB36-DA9E85D08BDB:01}" style="text-align:left"><div style="text-align: left;"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150517/00/genkido-time/5f/42/j/o0480048013309136300.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150517/00/genkido-time/5f/42/j/o0480048013309136300.jpg" border="0" width="180" height="180" alt="{BEEFC139-E51B-492A-AB36-DA9E85D08BDB:01}"></a></div></div>コデマリ<br><div id="{19ED3443-5496-45D2-BB65-4665FDF73CA5:01}" style="text-align:left"><div style="text-align: left;"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150517/00/genkido-time/ed/1e/j/o0480064013309136278.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150517/00/genkido-time/ed/1e/j/o0480064013309136278.jpg" border="0" width="180" height="239" alt="{19ED3443-5496-45D2-BB65-4665FDF73CA5:01}"></a></div></div>ツツジ</div><div><br></div><div>トム・ウェイツのHeart of Saturday Nightを聴いていた。70年代初頭のアルバムだが何ら色褪せるものがない。その後の変遷を聴けば、ついていけない感じもあるのだが。いわゆる解体と創造の道程にならざるを得ないと思う。1stもいいのだが、この2ndが<span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">特に</span>素晴らしいのは<span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">drumが</span>ジム・ゴードンだという事ではないか。ウェイツの歌心をさりげなくサポートして決して出しゃばらない。</div><div><br></div></div></div>
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<pubDate>Sun, 17 May 2015 00:07:19 +0900</pubDate>
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<title>22.夜の影</title>
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<![CDATA[ BOB &nbsp;DYLANがカバーアルバムを出した。タイトルはSHADOWS &nbsp;IN &nbsp;THE &nbsp;NIGHT。自分の曲じゃないから、この人の歌唱というものが聴ける。と思って聴いている。70歳を超えてなお現役。中学生の頃から聴いているから不思議な感覚だ。BLONDE &nbsp;ON &nbsp;BLONDEやHIGHWAY 61 REVISITEDのジャケットを見返すと50年という年月が容易には信じられない。<div><br></div><div>季節が漸く春になって花が咲き出している。</div><div><div id="{5EDF07AC-3573-4B78-8289-F2506BB19FBC:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150410/00/genkido-time/50/f9/j/o0480064013271623744.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/00/genkido-time/50/f9/j/o0480064013271623744.jpg" alt="{5EDF07AC-3573-4B78-8289-F2506BB19FBC:01}" width="180" height="240" border="0"></a></div></div>スズラン</div><div><br></div><div><div id="{9CB3158F-9614-4F49-97D5-23F8B3CDCFE0:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150410/00/genkido-time/b2/85/j/o0480064013271623757.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/00/genkido-time/b2/85/j/o0480064013271623757.jpg" alt="{9CB3158F-9614-4F49-97D5-23F8B3CDCFE0:01}" width="180" height="240" border="0"></a></div></div>花にら</div><div><br></div><div>近づいて見るとその造形のある種の神秘さを感じずにはおれない。</div><div><br></div><div>春の夜に灯りがともるように咲いている。</div>
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<pubDate>Fri, 10 Apr 2015 00:07:31 +0900</pubDate>
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<title>21.マイルスの10年</title>
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<![CDATA[ <div>マイルス・デイビスを知ったのは［アガルタ］［パンゲア］というアルバムが家にあったからだった。大阪でのライブ録音。75年の事で、DeepPurpleの［LIVE IN JAPAN］もフェスティバルホールだった。こちらは72年の事。思えば貴重な録音を残すホールだった。</div><div><br></div><div><div id="{C8A9065F-B920-443E-8078-5C4AB9D900E7:01}" style="text-align: left;"><div style="text-align: left;"><div id="{75FF2316-3A94-403E-AB6F-77AB71917A94:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150303/09/genkido-time/15/ce/j/o0480045613233867007.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150303/09/genkido-time/15/ce/j/o0480045613233867007.jpg" alt="{75FF2316-3A94-403E-AB6F-77AB71917A94:01}" width="150" height="142" border="0"></a></div></div>1949年［BIRTH OF THE COOL］</div></div></div><div><div id="{DB667C98-0236-4D09-B536-33AC3221F514:01}" style="text-align: left;"><div style="text-align: left;"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150303/09/genkido-time/9c/e5/j/o0480046213233867013.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150303/09/genkido-time/9c/e5/j/o0480046213233867013.jpg" alt="{DB667C98-0236-4D09-B536-33AC3221F514:01}" width="150" height="144" border="0"></a></div></div>1959年［Kind of Blue］<br></div><div style="text-align: left;"><div id="{74921843-635F-4E42-B0BC-F82CA1BC2593:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150303/09/genkido-time/cc/a3/j/o0480048313233867021.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150303/09/genkido-time/cc/a3/j/o0480048313233867021.jpg" alt="{74921843-635F-4E42-B0BC-F82CA1BC2593:01}" width="150" height="150" border="0"></a></div></div>1969年 &nbsp;[BITCHES BREW］<br></div><div>を録音している。</div><div><br></div><div>次の10年はこれだよ。という具合に年代の終わりに作っている。偶然だろうか。</div><div><br></div><div>それで70年代は大阪のライブという事になる。79年はない。</div><div><br></div><div>70年代という10年は大変だったという事。何度か触れたが60年代が終わったのではなく50年代的なものが完全に終わった。という事だろう。</div><div><br></div><div>それでも時代を画すアルバムを３度出した。</div><div><br></div><div>89年もそういった録音は出なかった。<br></div><div>1991年にマイルスはこの世を去る。</div><div>残されたのは２つの10年代をまとめて90年以降を示唆するものになっていると思う。</div><div><div id="{3AC68926-9730-4922-9179-9F8D0F873B65:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{3AC68926-9730-4922-9179-9F8D0F873B65:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{3AC68926-9730-4922-9179-9F8D0F873B65:01}" style="text-align:left"><br></div><div id="{3AC68926-9730-4922-9179-9F8D0F873B65:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150303/10/genkido-time/a6/e8/j/o0480046913233905530.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150303/10/genkido-time/a6/e8/j/o0480046913233905530.jpg" alt="{3AC68926-9730-4922-9179-9F8D0F873B65:01}" width="150" height="146" border="0"></a></div></div><br><br></div><div>［doo-bop］最後のアルバムタイトルは造語らしい。既存の言葉では表せない。という事だろうか。</div><div><div id="{0190EB90-E6DC-4440-9E17-68F7E64CDF7D:01}" style="text-align: left;"><br></div><br><div id="{A71BB25F-7F2E-47D9-B297-F3DD438ECC74:01}" style="text-align: left;"><br></div><br><br></div>
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<pubDate>Fri, 27 Feb 2015 01:26:01 +0900</pubDate>
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<title>20.北北西の進路</title>
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<![CDATA[ <div><div id="{6CE64743-3BF0-4D9B-9A01-B9C74A9E22A7:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150213/23/genkido-time/d5/d5/j/o0480064013217283247.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150213/23/genkido-time/d5/d5/j/o0480064013217283247.jpg" alt="{6CE64743-3BF0-4D9B-9A01-B9C74A9E22A7:01}" width="150" height="200" border="0"></a></div></div><br><br></div><div><br></div>DeepPurpleの［インロック］のアルバムジャケットは、ROCKに引っ掛けて岩山に自分達の顔を彫ったイラストだなと当時中学生の時は単純に面白いデザインぐらいに思っていた。<div><br></div><div><br></div><div>アメリカのラシュモア山という所に彫られた建国の父達の顔だと知るのはテレビの洋画劇場で見た映画だった。当時ほぼ毎日のように９時から曜日別に各チャンネルでやっていた。解説者は淀川長治、荻昌弘、水野晴郎さんらだった。</div><div><br></div><div><br></div><div>映画［北北西に進路を取れ］のラストの舞台。追手から逃げる2人は彫像の頭の上に来る。ワシントンかリンカーンかその顔と顔の間を下りるのである。笑う場面ではないのだが、エーッという感じ。巨大な顔は勿論スタジオのセット。<div><br></div><div><br></div><div>この映画がいいのは全編いいのだが。たとえばエヴァ・マリー・セイントの魅力もさることながら隠しきれない感情を台詞に頼らず表現している事。事態が飲み込めないケイリー・グラントは個性的でもなんでもないのにキャラクターを演じられる俳優。とにかく着こなしがカッコいい。ちなみにこの人はイギリス人。着ているスーツも英国製。小道具の紙マッチの使い方に意表をつかれる事。2人の列車の出会いから食堂車での一連の洒落た会話が素晴らしい事。紙マッチもここで使われる。そして何より見渡す限りの農場でのアクション。空からポツンとバスから降りるケイリー・グラントを映すシーンから始まる。</div><div><br></div><div><div id="{5596E38A-7709-4676-948A-EE44CDA4C9D1:01}" style="text-align: left;">ヒッチコックの傑作中の傑作じゃないだろうか。1959年の作品。</div><div id="{5596E38A-7709-4676-948A-EE44CDA4C9D1:01}" style="text-align: left;"><br></div><div id="{5596E38A-7709-4676-948A-EE44CDA4C9D1:01}" style="text-align: left;"><br></div><div id="{5596E38A-7709-4676-948A-EE44CDA4C9D1:01}" style="text-align: left;"><div id="{E87EAB51-409F-4184-9B95-5B6518A99323:01}" style="text-align:left"><div id="{3A8E8F58-ABF4-4CA5-88EF-697648A2BF91:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150214/02/genkido-time/17/88/j/o0480046713217387794.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150214/02/genkido-time/17/88/j/o0480046713217387794.jpg" alt="{3A8E8F58-ABF4-4CA5-88EF-697648A2BF91:01}" width="180" height="175" border="0"></a></div></div><br>このアルバムは1970年の作品。<br><div id="{E16A3E83-15A4-4274-9A63-2D758EC7EE8C:01}" style="text-align:left"><br></div><br></div><br><br></div><br><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div></div>
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<pubDate>Fri, 13 Feb 2015 23:17:56 +0900</pubDate>
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<title>19.ロックオブエイジス</title>
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<![CDATA[ <div><div id="{6AA85395-A5F8-4860-BB90-E05E9BF40510:01}" style="text-align: left;"><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150205/13/genkido-time/27/84/j/o0480064013209224185.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150205/13/genkido-time/27/84/j/o0480064013209224185.jpg" alt="{6AA85395-A5F8-4860-BB90-E05E9BF40510:01}" width="180" height="240" border="0"></a></div></div><br><br></div><div><br></div>自転車でレコード屋通いをしていたのは70年代半ば頃の事。記憶違いもあるだろうが思い出してみると。<div><br></div><div><br></div><div>キタは阪急東通商店街というのがあって今でもそう呼んでいるはずだが、ちょうど真ん中辺りに「LPコーナー」という名の店があった。ここは量が凄まじくて少し気合いを入れないと見きれないし見落とすと思って行っていた。LPはミカン箱のようなケースを上から見て立てて入れてあるから、両手を交互に1枚ずつ掴み出しては離しつつジャケットを一瞬でチェックする。何かの技ではないが、それなりのスピードで片っ端から見た。</div><div><br></div><div>近くの角にも店があったのだが名前を覚えていない。タバコ屋さんの陰だったかな。<div><br></div><div>阪急グランドビルの最上階？には「大雅」と書くのだったか、タイガかダイガか、この店もかなり通った。広いL字型のフロアで行けば買って帰らない日はなかったと思う。</div><div><br></div><div>太融寺のそばの路面にも一時小さな店があった。自転車だとこういう所が目に入るから油断ならない。</div></div><div><br></div><div><br></div><div>ミナミだとアメリカ村のそばにあった、確か「キングコング」という名前だったと記憶するがよく行った。今でもあるのかしら。ここは時間をかけてもいい見応えのある選び応えのある店だった。当時でも言うのかいわゆるセレクトショップが軒を連ねていたような。ファッションというものに疎かったというかジーパンしか知らないから、そっちの方は素通りして、次はナンバへ。</div><div><br></div><div>今は○I○Iになったが当時は南街会館というビルだった。映画館が幾つか入っていてフェリーニを見た記憶があるが、リバイバル上映の名画座のような建物だった。その一階にちょうど高島屋の真正面に輸入レコード屋があった。横長の店舗で入りやすかった。</div><div><br></div><div>このまま日本橋の方へ抜け谷町筋を天満橋まで北上して京橋方面に帰宅していた。</div><div><br></div><div>自転車はどこも店の前に置いていた。大らかな時代だった。</div><div><br></div><div>［ロック・オブ・エイジス］</div><div>最終的に500枚くらい持っていたがほとんど手放して、今でも持っているのはわずか。ジャケットのお面のようなものは未だに何なのか知らない。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/genkido-time/entry-11985826962.html</link>
<pubDate>Thu, 05 Feb 2015 00:34:59 +0900</pubDate>
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<title>18.漱石、その前</title>
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<![CDATA[ <div><div id="{9EC41D34-3BE0-4A45-9239-D4906E8040FA:01}" style="text-align: left;"><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150202/01/genkido-time/69/fd/j/o0480064013206089632.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150202/01/genkido-time/69/fd/j/o0480064013206089632.jpg" alt="{9EC41D34-3BE0-4A45-9239-D4906E8040FA:01}" width="150" height="200" border="0"></a></div></div><br><br></div><div>夏目漱石の写真は誰でも一度は見たものだと思うが、スーツを着てどこか憂いを帯びた表情は文豪に相応しい風格を漂わせているが、漱石はそれから４年後には亡くなる。49歳だった。滞英以来作家活動は わずか10年ほどしかなく、よくあれだけの数の小説を書いたものだと思う。生まれ年は1867年維新前夜。<br></div><div><br></div><div>維新大傑の西郷隆盛も49歳だった。岩倉使節団には伊藤博文や大久保利通も同行しているから新政府首脳が丸々留守にしている。というのも西郷が一人残っていたからとも言える。</div><div><br></div><div>［遺訓］というのは東北戦争の時に互いに理と義があったにしろ、西郷の計らいでお咎めなしという事で庄内藩士らが鹿児島まで行き教えを乞うたその内容を記したものだ。</div><div><br></div><div>米欧の国の在り方に触発された使節団が帰国すると西郷の立場が怪しくなる。このあたりの事情は数々の本があると思うので興味のある方は何か読まれたい。ちなみに講談社現代新書から出ている坂野潤治氏の［西郷隆盛と明治維新］がある。オマージュだと思う。同氏のちくま新書から出ている［日本近代史］も感銘を受けた。</div><div><br></div><div><br></div><div>［遺訓］には長い遠島流刑に耐えた人物の巨大で太い精神が貫かれている。例えば次のような言葉。</div><div><br></div><div>二五 &nbsp;人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己れを盡て人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。</div><div><br></div><div>100頁ほどの薄い文庫本である。少しずつ文字を追ってもさほどの労力ではない。</div><div><br></div><div><br></div><div>開国の扉を開ける大業を成し遂げ早々と歴史の舞台から去った傑物と同時に「何か大切なもの」も失われたかもしれない。1877年。維新からわずか10年の事。</div><div><br></div><div>開国以来のある種の混乱の只中に、21世紀の今もいるのではないか。</div><div><br></div><div><br></div><div>漱石の写真は大葬の礼の時に写されたものである。</div><div><br></div><div><br></div><div><br><div><br></div><div><br><div><br></div><div><br></div></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/genkido-time/entry-11984114534.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Feb 2015 01:06:58 +0900</pubDate>
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