<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>ふぇふぇっっｇのブログ</title>
<link>https://ameblo.jp/ggrgregregre/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/ggrgregregre/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>ブログの説明を入力します。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>あれは</title>
<description>
<![CDATA[ <span style="WIDOWS: 2; TEXT-TRANSFORM: none; TEXT-INDENT: 0px; LETTER-SPACING: normal; BORDER-COLLAPSE: separate; FONT: medium 'Times New Roman'; WHITE-SPACE: normal; ORPHANS: 2; COLOR: rgb(0,0,0); WORD-SPACING: 0px; -webkit-border-horizontal-spacing: 0px; -webkit-border-vertical-spacing: 0px; -webkit-text-decorations-in-effect: none; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px" class="Apple-style-span"><span style="LINE-HEIGHT: 25px" class="Apple-style-span">で、座席から床に何度も振り落された。どうして、そんな処で降されたのか、おそらく彼が間違へて止めさせたのだらう、青白い瓦斯灯がぼツと煙つてゐる寂とした公園に彼は、立つてゐた。彼は、わけのわからぬ歌を、ブツブツと口のうちで呟きながら歩いてゐた。酔つてゐる頭が、軽くフワフワして、彼の胸には、変に暖く、賑やかな渦が、瓦斯灯の光りのやうに淡く点つてゐた。――また、家同志の話で、周子と醜い口論をした上句、カツとして飛び出したことなどは、すつかり忘れてゐた。<br>　暗い、夜更けの公園だつた。<br>「何も彼も懐しい、懐しくつて堪らない、照子、Ｆ……いや、周子だつて相当懐しいぢやないか！」<br>　彼は、そんなことを呟いだ。「親父だつて懐しいが、死んでしまつたんぢやお話にならないね。親父の印象も一日一日と遠ざかつてゆく、面白いぢやないか、お伽噺になつてくるんだもの。この冬が過ぎると、一年の喪といふものが明けるわけかな、一年、三年、七年……そんなことは、どうだつて関はないんだが、こんなにも脆く親父の印象が遠ざかつて行くかと思ふと、一寸彼に気の毒な気がするな、この分で行くと、春にでもなつたら、さぞかし俺の心は伸々として、朗らかに晴れ渡ることだらう……それにしても、今晩は、ばかに寒いな！」<br>　彼は、襟の中に頤を埋めた。ふところにこもつた酒臭く熱い息が、あかくなつた鼻を衝いた。――彼は、歩きながら、ふところの眼鏡に、そつと手を触れた。<br>「Ｆ……暫く、とても手紙は書けさうもないよ、お前の要求どほりな！　つまり、ヘンリーが死んだとなると、ＮとＮの母のことが、どんなに俺の心を不安にするか、お前には好く解るだらう、さうなるとお蝶といふ女の話もお前にしなければならないんだが、そんな話をするとヘンリーに対するお前の好意が薄らぎはしなからうか？　<a href="http://chatshiraberu.blog103.fc2.com/blog-category-22.html" target="_blank">imlive</a>ＮとＮの母が、どんなにヘンリーを憾むだらうか？　なんて、ヘンリーの、実は忠実な悴は心配するのさ、あの頃のヘンリーの家庭、つまり俺たちの家庭が、どんな風で、何故彼が放蕩者になつたか？　そのことも話さなければならないんだ、だから、どうかヘンリーを放蕩者だと思つてくれるな、お前のダツデイは、ヘンリーの親友ぢやないか、</span></span>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/ggrgregregre/entry-11288590189.html</link>
<pubDate>Wed, 27 Jun 2012 23:19:10 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>あれ</title>
<description>
<![CDATA[ 「ふむ！」「厭に感心したね、――汝、裸虫よ、嘆くなかれ、眼に太山を見よ、ハツハツハ。」　一寸感動すると、自信のない彼は、直ぐにその真似をするのが癖だつた。「真似とは何だ！　失敬な。」「阿父さんと一処に飲んでゐた頃は、阿父さんの口真似ばかりしてゐたぢやないの。この頃は、またあの藪医者の真似か――もう少し経つたら今度は誰の真似になるでせうね。」　周子は、そんなことを云つた。葉山氏ともだんだん遠くなつて来た、まつたくこの次はどんな種類の酔漢になるだらうか――彼も、ふとそんな馬鹿な気がすると、軽い好奇心を感じたりした。「藪医者とは何だ、失敬な。」と、彼は一刻前と同じやうに威張つた。「俺だつてそれ位ひの文句は知つてゐるんだ、即ち同じ裸虫と雖も……」「もう止して下さいな、折角子供が寝たところなんだから……」と、周子は慰なだめるやうに云つた。――彼は、無気になつて威張つたわけではなかつた。周子を、ごまかしたのだ。彼は、食膳の下のオペラ・グラスを、そんなことを喋舌つてゐる間に、そつと取つて懐中に忍ばせた。よかつた、と思つた。――十年も前にＦに貰つた遠眼鏡である。大火の時に運び出された荷物の間に、彼は中学の時に使つた手文庫を見つけ出したので、何気なく開けて見たら隅の方に、昔彼の父が幼少の彼に送つた手紙の束と一処に、入つてゐたのだ。原稿などを入れるに、鍵がついてゐるから都合が好いと思つて彼は、出京する時の荷物の中に箱を収めて来た。　芝居気のある彼は、そんな眼鏡を、この頃漫然と外出する時は、そつと内ふところに隠して出かける習慣をつくつた。そんな微かな秘密が、稚戯を喜ぶ彼の心に、仄かな明るさを宿した。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/ggrgregregre/entry-11288588941.html</link>
<pubDate>Wed, 27 Jun 2012 23:18:24 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
