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<title>ゴキゲン★バード</title>
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<description>Ⓒ　Yu Mizushima</description>
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<title>index &amp; update news</title>
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<![CDATA[ <p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090324/11/gokigen-bird/89/1d/g/o0015001210156345000.gif"><img width="15" height="12" border="0" alt="gokigen bird-王冠" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090324/11/gokigen-bird/89/1d/g/t00150012_0015001210156345000.gif"></a> 　<strong><font size="2">update news　02/27</font></strong></p>・月曜日の魔法使い－<a href="http://ameblo.jp/gokigen-bird/entry-11176958246.html">２．影</a><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090324/11/gokigen-bird/89/1d/g/o0015001210156345000.gif"><img width="15" height="12" border="0" alt="gokigen bird-王冠" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090324/11/gokigen-bird/89/1d/g/t00150012_0015001210156345000.gif"></a> 　<strong>index</strong></p><br style="color: rgb(153, 102, 0);"><p style="color: rgb(204, 0, 51); font-weight: bold;"><font size="4">・月曜日の魔法使い</font></p><br>　<a href="http://ameblo.jp/gokigen-bird/entry-11176273998.html">01－境界線</a><br>  <a href="http://ameblo.jp/gokigen-bird/entry-11176958246.html">02－影</a><br><br>
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<pubDate>Mon, 27 Feb 2012 14:40:09 +0900</pubDate>
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<title>２．影</title>
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<![CDATA[ <span style="color: rgb(250, 128, 114); font-weight: bold; text-decoration: underline;">月曜日の魔法使い　　　　　　　　　２：影<span style="color: rgb(153, 102, 51);"><br><br><br></span></span><span style="color: rgb(153, 102, 0);">熱を放つ一瞬　そこに生まれる<br>交わった剣先で、静かに、チリチリと空気を燃やす<br><br>動き始めたときには　もう　決まっていて<br>気付いたら　もう　落ちている<br><br><br><br>善は、相変わらず自転車を押しながら、前を歩いていく。<br>「善は、いいなー」<br>と呟いた私に、「頭も良くて、イケメンで、剣道も強いから？」とからかう様な口調で返す。<br>国道まで戻ってきたから、車のテールランプが勢いよく通り過ぎて、残像を残して行く。<br>「は？　バカじゃない」<br>背中をバシっと叩いてやると、痛っと小さい声を上げる。全然痛くないのに。<br>「威弦のどこがそんなに良いかねー？　俺の方が背も高いし、顔も頭も良いだろ。こんなに優しいし？」<br>けしてこちらを振りかえることなく、途中からふざけるように口調に変わりながら言う。<br>「大坂先輩カッコいい～、とか言われて調子に乗ってる顔のどこがカッコいいんだかねー。<br>　宮城くんの型、すごい綺麗なんだよね。善も見習った方が良いよ？」<br>アハハと笑いながら、答えると、善はムッとした表情を浮かべた顔でこちらを振り向いた。<br>立ち止まって、片手をデコピンの形にするので、うわっヤバい、と思ってキュッと目をつぶった。<br><br>柔らかな感触が、額に触れて、一瞬で離れた。<br>明らかに指じゃない、その感触にビックリしたまま、目も開けられないでいた。<br><br>何やってんだよ、置いてくぞー　という声が聞こえて、やっと目を開けると、５メートルくらい先に背中が見えた。<br><br>－何やってんだよ　はこっちのセリフだ！　バカ！<br><br>視線で批難を浴びせるけれど、彼が振りむくことは無い。<br>そのあと、取りとめの無いことを話しながら、家の前まで送ってくれた善は、<br>「じゃぁな。」と言って、自転車を私に渡してから、走って帰って行った。<br>ふざけた態度ばっかりだけど、このあと、道場で稽古に打ち込む。<br><br>－善が宮城くんのことばっかり意識してるから、気になるようになったんじゃん！<br><br>遠ざかっていく善の後姿に文句を言った。<br><br><br><br><br>「ただいまー」と玄関の扉を開けて中に入ると、パタパタとリビングから母が駆けてきた。<br>「遅かったじゃない！」と非難を口にするから、ごめんなさい、と言って２階の自室に逃げるように急いだ。<br><br>どこ言ってたの！　もう！　と、階下からは母の小言が続いていたけれど、　おかーさん　という弟の声に、優しい母に戻ったようで、自室の扉に背中をつけて座り込んでいた私は、のろのろと立ちあがって制服を脱いだ。<br><br>TシャツとGパンに着替えて、窓を開け、空気を入れた。<br>カーテンが夜風にさらさらと揺れる。<br>扉の横の姿鏡に映った自分を改めて見てみると、夏なのに白い腕が、<br>さっきまで見ていた善の健康的に焼けた肌の色に比べて、不健康そうに見えてならなかった。<br><br>鏡の前で、スッと姿勢を正して、剣を構える姿勢を取る。<br>鏡の中の自分と視線を合わせて、見えない剣先を見つめた。<br>上段に構えれば、相手も上段に構えて、こちらを睨むように静かに見つめていた。<br><br>コンコン　と扉がノックされ、「はい」と答えると、遠慮勝ちに扉が開いた。<br>上段に構えていた腕を下ろした私を見て、「夕飯」と一言だけ呟いて、妹は扉を閉めた。<br>ふぅっと息をついて、私は、部屋の電気を消して階下へ向かった。<br><br><br>「環ちゃん、おかえりなさい」<br>いつの間にか帰ってきて、すでにダイニングテーブルについていた義父が、穏やかな顔で言った。<br>「おかえりなさい」と私も返す。笑顔を浮かべたつもりだけれど、きっとぎこちない。<br>同じ食卓を囲んでもう５年になるのに。<br>お互いに、なんとなく踏み込めない境界線があることに気づいている。<br><br>まだ５歳の弟を膝に乗せた義父は、優しい人で、嫌いなわけじゃない。<br>母が父とはまったく違うタイプの義父を選んだ理由は何となく分かるような気もしていたけれど<br>やっぱり私が父と呼べる人は、父だけしかいなかった。<br><br>食後、義父と弟がお風呂に入った頃、母はTVを見ていた私に言った。<br>「環、あなた、あの人のところに行くのはやめさない」<br>意思の強さをにじませるような声で言う母は、私の返事を待つようにこちらを見ているけれど、<br>私は何も答えないまま、TVのリモコンを取って電源を落として立ち上がった。<br><br><br><br>１２月の寒い日に、私と妹は、母に手を引かれてあの家を出た。<br>私は置いてきた荷物を取りに行きたいと必死に頼んだ。<br>母は繋いでいた手を離して、頭に巻いた包帯を隠すように深めに被っていたニット帽の上から、私を優しくなでた。<br>「ごめんね」と涙を浮かべながら。<br>１１歳の私には、意味が分からなかったけれど、泣いている母の涙を拭ってあげたことを覚えている。<br><br><br><br>「お母さん、ごめんね」<br>と言って、リビングを後にした。<br><br><br><br>次　　|　　|　　<a href="http://ameblo.jp/gokigen-bird/entry-11176273998.html">前</a><br><br></span><span style="color: rgb(250, 128, 114); font-weight: bold; text-decoration: underline;"><span style="color: rgb(153, 102, 51);">&nbsp;</span></span>
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<pubDate>Mon, 27 Feb 2012 12:06:33 +0900</pubDate>
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<title>１．境界線</title>
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<![CDATA[ <span style="text-decoration: underline; color: rgb(250, 128, 114); font-weight: bold;">月曜日の魔法使い　　　　　　　　　　　1：境界線<br><br><br></span><span style="color: rgb(250, 128, 114);"><span style="color: rgb(153, 102, 0);"><br>その剣先を見つめる目が、こっちを向いたらいいのに・・・<br>その熱が少しでも、こっちに注がれたらいいのに・・・<br>きっと、その瞬間、私は、この境界線を越えられる。<br><br><br><br><br>「そんなに見たいなら、マネージャーやれっつーの」<br><br>剣道場の鉄格子を挟んで中にいる剣士が言う。こちらをチラリとも振りかえることもなく。<br><br>「別に、あんたを見たいわけじゃないっつーの」<br><br>と、私も軽く返す。視線は外さないままで。<br><br>ふっと小さく笑って、「もの好きやねー、おまえも」とあきれたように小さく言って、<br>背筋をぴんと伸ばして正座した剣士が、額に浮かぶ珠の汗を使いこんだ手ぬぐいで拭う。<br>そして、スッと横に置いてあった面をかぶり、紐を結んでいく。<br>ゆっくりと力強く結いあげると、顔を、立ち上がると「じゃーな」と小さく言って、練習に戻って行った。<br><br>体育館の下にある剣道場の横は、午後からは日陰になって風が吹き抜ける。<br>それでも、午前中の熱を貯め込んだコンクリートの地面は、まだ熱い。<br>陽が落ちはじめるまでには、もう少し時間がある。<br><br>絶えず聞こえてくる「やー」、「めーん」の叫び声と、パーンッと打ち込む竹刀の音、ダダンと踏み込む力強い足音に耳を傾け、静かに目を閉じた。<br>風がすーっと吹き抜けていくのを感じる。<br>高校のすぐ隣の藪から、夏の緑の匂いが、運ばれてくる。雨の日ほどの濃さはない。<br>相変わらず蝉は煩く鳴いていて、夏の熱を増して感じられる。<br><br>打ち込み稽古に励む剣士たちの後姿に、ふぅーっと小さく息を吐いて、<br>足元に置いてあったカバンの紐を肩に掛けた。<br><br>近くで練習していた吹奏楽部の友達が「カンちゃん、帰るん？」と声をかけて来て、「うん。また明日ねー」と返して、駐輪場に止めてある自転車の元へ向かう。<br>生温いサドルに腰をおろして、坂道を下っていく。<br><br>学校に来るときはこの坂を上るのがちょっと辛い。<br>でも、帰るときは、風を切って下っていくのが気持ちいい。<br>街路樹の桜も、緑の葉を風にさわさわと揺らして、蝉の声に負けないように歌っていた。<br><br><br>特に何かを考えていたわけでもないのに、ふっと気付くと、もうここまで帰って来ていたのか・・・というところまで来ていた。<br>信号で止まった瞬間に、思い立って、帰り道から外れた道へと曲がった。<br>そのまましばらく自転車を漕いだ。<br>国道から1本外れた県道は、車の量も減るので少しだけスピードを上げる。<br><br>しばらくして到着した目的地で、自転車を降りた。<br>・・・何も持ってきてないや。<br>と一瞬思って、「ま、いいや・・・」と呟いて、中に入った。<br><br>入口で靴を脱いで道場に上がり、膝をついて、靴を揃えた。<br>つま先と膝に当たるひんやりとした床の感触が、気持ち良かった。<br><br>中に入って、隅の方にカバンを置いた。<br>それから、靴下を脱いで、道場の前方中心にある掛け軸を正面にして正座し、目を閉じた。<br><br><br>どれくらい経ったのか分からなかったけれど、人の気配がして、少し背中に力が入った。<br>ゆったりと道場に入ってきた人は、何も言わずに、正面に静かに腰を下ろした気配がした。<br><br>風の音と、傾いてきた日差しの熱と、窓から差し込む光。<br>それを感じているだけで良い。<br>煩わしいことなんて、ここには何もない。<br><br><br>それからしばらくして、外から、小学生の幼い声が、ワイワイと近づいてきた。<br>「先生、こんばんわー」と元気よく挨拶をして、中に入ってくる。<br><br>正面に静かに座っていた人も、立ち上がって、扉の横に立って立ち「こんばんわ」と落ち着いた声で返している。<br>やってきた面々は、それぞれの場所で、道着に着替えて行く。<br><br>私も静かに立ちあがって、荷物をとり「帰るね」と声を掛けて、靴をはいた。<br>小さく頷き「気をつけて帰れ」と言いながら、特に私の方を見るわけでもなく、入れ替わるようにやってくる生徒たちに挨拶を返すのに忙しくしている。<br><br>私もそれを気にするわけでもなく、顔見知りになっている生徒さんたちとすれ違う際に、こんばんわ、と会釈を交わしながら出て行った。<br><br>「おぅ、また来とったんか。」<br>私の自転車の横に並ぶようにして自転車を止めながら、私に気付いてそんなことを言うのは、先ほどの剣士。<br>私は頷いて、自転車のかごに荷物を入れた。<br>「送っちゃるけん、ちょっと待っとって。荷物だけ置いて来るけん。」<br>と彼は言って、門をくぐって行った。<br>私は返事をするわけでもないのに、それが答えになっている。<br><br>彼を待っていると、また、顔見知りの人がやってきた。<br>Tシャツにハーフパンツで、サンダルを履いて、道具の入った大きな荷物を肩にかけて、歩いて来る。<br>逆光ではっきりとは見えないけれど、黒ぶちのメガネの奥の瞳はいつも優しい。<br>「環ちゃん、来とったん」<br>兄弟そろって、同じことを言うんだな・・・と思って小さく笑うと、<br>なに？　俺、なんか変？　と、自分の服装を気にして、少し困ったように頭を掻いた。<br>「なんでもない。廉さん、まだ稽古に来よるん？」<br>「まぁねー。先輩たちに負けてられんけん、もっと練習せないかん。」<br>と言って、ニッと白い歯を見せて気持ち良く笑う。大学生になっても、少年っぽさが残っている人だ。<br>「そっか。代表選手も大変やね。今年も応援しに行くけん。」<br>そう言ったところで、彼が戻ってきて「兄ちゃん、早く行かんと、稽古始まるよ」と言った。<br>「あー、善。環ちゃん、送って来ると？」<br>「うん」<br>「早く送ってやりー。おばさんが、また心配してしまうけん。」<br>と、軽く言葉を交わして、「またね」と言ってお兄さんの方は中に入って行った。<br><br>「おい、帰るぞ」<br>少しぶっきらぼうに言いながら、自転車を押してくれる。<br><br>「帰る」か。<br>と彼の選んだ単語に、「ここは、もう、私が帰る場所じゃないんだな」という思いが込み上げてきた。<br><br>彼の後ろを歩きながら、影を踏んでやろうと遊んでいると、ぴょんぴょん跳ねる格好になった。<br>「何しよるん、アホ。」<br>と彼は苦笑する。<br><br>いつの間にか引かれてしまった境界線。<br>ここが私の帰る場所じゃなくなって、彼が私の身長を追い抜いて、私はいつの間にか弱者の枠に括られる。<br><br>越えられないのか、越えようとしないのか。<br>目に見えない境界線が、いつも、勝手に出来上がって、私の世界を狭めていく。<br><br><br><br><br><a href="http://ameblo.jp/gokigen-bird/entry-11176958246.html">次</a>　　||　　前</span></span><span style="text-decoration: underline; color: rgb(250, 128, 114); font-weight: bold;"><br></span><br>
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<link>https://ameblo.jp/gokigen-bird/entry-11176273998.html</link>
<pubDate>Sun, 26 Feb 2012 18:27:12 +0900</pubDate>
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<title>きみにキス　Story＆Cast</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Wed, 17 Jun 2009 01:03:41 +0900</pubDate>
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