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<title>CAFE PANDA ── 本と音楽とマーケテイングと</title>
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<description>読書や音楽鑑賞、マーケテイングプランナーとしての仕事を通じて感じたことや思ったこと、気付いたことや学んだこと、そして嬉しかったり心動かされたことを、とりとめなく綴ります。</description>
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<title>「お・も・て・な・し」のためには…──「世界は宗教で動いてる」橋爪大三郎</title>
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<![CDATA[ <div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;"></div><span><div>猛烈な嵐が通り過ぎて、これからはようやく、一日一日、春めいてくるのでしょうか？春めくといえば、久しぶりのベースアップに踏み切る企業が出てきたり、街角景気も上向いたり、日本経済にも春の兆しというわけで、アベノミクスの成果を伝える報道が後を絶ちませんが、その一方で、お隣の韓国や中国との緊張関係を伝える報道も一向に減る気配がありません。特に昨年末の安倍首相の靖国参拝が大きな引き金になったことは誰もが知るところですが、この本は、この「靖国問題」にも目を開かせてくれました。</div><div><br></div><div>「世界は宗教で動いてる」橋爪大三郎</div><div><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=26521384" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">世界は宗教で動いてる (光文社新書)/橋爪 大三郎<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31HJF-YKtmL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥798</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></div><span style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;">橋爪大三郎さんは、確か新書大賞にも輝いた大ヒット作「ふしぎなキリスト教」の共著者です。同書の面白さに味を占めて本書を手にしましたが、宗教と文明の成り立ち方の関わりを、わかりやすく、また面白く伝える著者の語り口に、またまた脱帽しました。</span><div><br></div><div>「ふしぎなキリスト教」は、表題通り、あくまでもキリスト教と西洋文明との関係がテーマでしたが、本書では、キリスト教に止まらず、イスラム教とイスラム文明、ヒンドゥー教とインド文明、中国文明と儒教や仏教の関わり、そして神道を中心とする日本人にとっての宗教…といった具合に、さまざまな宗教と文明の成り立ち方の関係を、対比的に紐解いていきます。そして、たとえばアメリカの個人主義や中国における現行の共産党体制などの背後にある、文化圏によって異なる人々の根本思想の違いと、そのさらに背後にある宗教上の教義の違いや神と人間の関係性などが次々と浮き彫りにされ、「なるほど」と腑に落ちることしきりです。</div><div><br></div><div>日本人にとっては実感しにくいかもしれないけれど、宗教の違いが、さまざまな文明を形作っている、あるいはその逆も真であり、確かに表題通り、世界は宗教で動いているという面もあるのだろうなぁ…と深く納得しました。そして、世界で起こっているさまざまな出来事に対するものの見方が１つ増えたようでもあり、少し嬉しかったりします(笑)</div><div><br></div><div>本書では、さまざまな宗教と文明の関係を取り上げながら、最後は、日本人と宗教との関わりの中で、国家神道の誕生や靖国神社創建の経緯などにふれています。これらの経緯には純粋に宗教的とはいえない多分に政策的な意図が絡み、さまざまな問題を孕んでいることが窺えます。本書は問題提起で締め括られていますが、僕たちは、安易なナショナリズムに陥ることなく、より深く学び、考えることが大切と感じました。</div><div><br></div><div>安易なナショナリズムといえば、今夜のニュースで、浦和レッズサポーターによる“JAPANESE ONLY”の垂れ幕を試合終了まで撤去しなかったことで、球団が重い処分に処せられたという報道がありました。「おもてなし」の心でオリンピック開催地に選ばれたこの国でです。とても残念な気持ちになりました。僕たちは、もっと世界とともに生きなければいけない…<br><br>こういった意味では、この本は、日本の片隅に暮らす僕にも、世界に目を向けさせてくれる、世界と日本の関わりについて考えさせてくれる、そんな楽しい読書体験でした。おすすめです。<span tag="span" style="font-family: 'MS Mincho'; font-size: 14px; line-height: normal;"></span></div></span><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;"></div>
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<pubDate>Thu, 13 Mar 2014 22:42:05 +0900</pubDate>
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<title>新しい自分に旅立つ春？──「GIVE&amp;TAKE 「与える人」こそ成功する時代」アダム・グラント</title>
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<![CDATA[ <div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;"></span></font><span style="font-size: 10px;"><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;"></span></font></span></div><div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;"></span></font></div><div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;"></span></font></div><span><div style="font-size: 14px; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;"></span></font></div><span><div></div></span><span style="font-size: 14px;">我が家の周りにも再び雪が舞ったり、一向に春めいてくる気配はありませんが、早や3月。甥が大学に合格した報せが届いたり、わが社での会話にも「来期に向けて…」という枕詞が増えたりと、新年度がすぐそこまで来ていることを実感できるようになってきました。僕自身の身の回りの環境はもう何年も大きな変化はなく、今年も特になさそうですが、不思議とこの時期は、新しい年への期待や、新しい自分自身に対する意気込みで、何だかソワソワしがちです。大方は空回りで終わるのですが、こんな風に気持ちが前向きになる今の時期は、決して嫌いじゃありません。そして、こんな時期にうってつけの本に出会うことができました。<br><br>GIVE&amp;TAKE 「与える人」こそ成功する時代/アダム・グラント<br><br>啓発本にありがちな何だか軽いタイトルだなぁ…と疑いの眼差しを向けつつ手に取ったところ、わが愛読書“スト競”の著者、楠木建さんの監訳とわかり、いきなり180度方針転換、これは買いでしょ！となった次第です。<div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"></div><div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"></div><div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"></div><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=26484254" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">GIVE &amp; TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)/アダム グラント<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51zlMpFCCSL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,890</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></span><span><span style="font-size: 14px;">で、どんな本だったのか…　一言で言えばタイトル通りです。「情けは人のためならず」、「与える人」こそ成功する時代なんだ…と著者は説きます。こういってしまうと何だか身も蓋もないような話ですが、帯の楠木さんの言葉の通り、「世の“凡百のビジネス書”とは一線を画す一冊」なのです。言わずと知れた道徳倫理を蒸し返すような内容でなはく、これからの働き方、生き方に、力強いメッセージと具体的な指針を与えてくれる…僕にとってはそんな読書になりました。<br><br>著者は一流ビジネススクールで教鞭をとる、注目の組織心理学者。人のタイプを「ギバー」「テイカー」「マッチャー」に分け、「ギバー」が成功を手にする経緯を各界の「ギバー」への豊富な取材に基づいて紐解きます。また組織心理学的、あるいは社会学的アプローチによるさまざまな研究成果を交えて「ギバー」の意思決定の特性を洗い出し、ギバーの成功要因に対するより強固な裏付けを随所で提示していきます。こういった実証的なアプローチが、本書のメッセージをきわめて骨太なものにし、読者の心を動かす迫力をまとわせているように思います。<br><br>読み進めながら、まず気になってくるのは、自分は果たしてギバーなのかテイカーなのかマッチャーなのか‥という疑問。ギバーのように振る舞っていることもあれば、テイカーのように自分の利益に囚われていることも多々あるような…結局、ややどちらか寄りのマッチャーということになるのでしょうか…まあ正直よくわかりません。でも、読後には、もう少し意識的にギバーになっていきたいと思いました。そうすれば、仕事も人生も、もう少し豊かなものなるかも知れない。そんな気持ちに満たされました。<br><br>よろしければぜひご一読を。</span><div></div></span><div style="font-size: 14px; font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"></div></span><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"></div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"></div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;"></div>
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<link>https://ameblo.jp/gourmetpanda/entry-11791662368.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Mar 2014 13:08:11 +0900</pubDate>
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<title>春に心寄せる調べ──グリーグのピアノ協奏曲</title>
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<![CDATA[ <div>首都圏に三度大雪か!?と不安が高まっていましたが、いい方に予想が外れ、事なきを得た週末でしたね。これでようやく異常気象にも別れを告げ、これからは着実に春めいていってくれればいいのですが…。二度の大雪は、僕が暮らす静岡県の東部地域の平野部を、おそらく何十年かぶりに雪国の景色に変えました。それだけに今年は、春を心待ちにする気持ちがひとしおだったりします。</div><div><br></div><div>春を待つ…といえば、作曲者の意図とは全く関係なく、僕にとって、勝手に「春の訪れを感じる」ための音楽があります。グリーグのピアノ協奏曲です。かれこれ30年以上！も前に、ロックと破れたジーンズをこよなく愛していた少年とクラシック音楽との出会いをとりもってくれた曲でもあります。（ここらへんのことは前回の記事に書きました。）</div><div><br></div><div>何かの記事では、後期ロマン派3大ピアノ協奏曲の一つ（残りはチャイコフスキーの1番とラフマニノフの2番だったような…）にも数えられていたほどの名作なので、専門的な解説は（無理なので）当然専門家に譲るとして、僕にとってどんな風に聞こえるかというと、いきなり印象的な、凛としたカデンツァから始まる第1楽章は、まだ雪深く、氷に閉ざされた山河です。第2楽章アダージョの優しいメロディは、雲間からようやく届いた早春の日差しの、ほのかな温もりのようです。そして第3楽章。主題に導かれて春の日差しがはっきりと大地を照らし始めると、川の水が流れ始め、大地の雪を溶かし、草花に再び生命を与えていきます。そして終結部では、大地一面に生命の彩があふれるのです。<br><br></div><div>グリーグが北欧ノルウェーの人で、「ノルウェー」＝「寒い」＝「みんな春を心待ちにしている」的な安直なイメージ連鎖が、僕にとってのこの曲のイメージを大きく左右していることは否めませんが、グリーグ特有の清涼感あふれるリリシズムが拍車をかけていることも確かです。</div><div><br>そして、心の琴線にふれる、まさにリリシズムあふれる演奏で「春の訪れ」を告げてくれるのが、ラドゥ・ルプーの演奏です。あるブログで紹介されていたルプー独奏／プレヴィン指揮／ロンドン響（1973年）は、僕にとって、目下のところこの曲の演奏のNo1です。本質的な音楽の表現からかけ離れたコンサートや録音を嫌った孤高の天才が奏でる、この1音1音の瑞々しさは何だろう…!?</div><div><br></div><div>この原稿を書きながら、今夜もこの曲を聴きました。不思議なものです。春はもうそこまでやって来ているように感じます。<span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=26445377" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">グリーグ&amp;シューマン:ピアノ協奏曲/プレヴィン(アンドレ),ロンドン交響楽団 ルプー(ラドゥ)<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61etgDO0cRL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,600</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></div>
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<pubDate>Tue, 04 Mar 2014 23:28:42 +0900</pubDate>
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<title>浅田選手のラフマニノフ</title>
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<![CDATA[ <div>毎晩日本中を寝不足にしてきたソチオリンピックが終わりましたね。最終的には日本も、外国で開催された冬の大会では史上最多のメダル数を獲得したし、いろいろあったけどよかったよかった、選手のみなさんお疲れさまでした…という、なんだかあったかい雰囲気に日本中が満たされている感じですが、この雰囲気を決定づけたのは、まぎれもなく浅田真央選手のフリーの演技ですよね。まさに一人で重圧を背負ってきた浅田選手の会心の演技には、僕も泣きました。ほんとうに素晴らしかった。<span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=26377768" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第２番、≪音の絵≫から 他/エレーヌ・グリモー<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51M6edIaA7L._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,050</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></div><div>で、その浅田選手の演技に使われた音楽が、ラフマニノフのピアノ協奏曲第２番。クラシック音楽でも屈指のロマンチックメロディ。そして僕の青春の音楽です。</div><div><br></div><div>小学生の時にビートルズと出会って以来、中学生から高校生までロックに夢中。そんな、カルロス・サンタナの哀愁のギターに泣いていた高校２年生の時に出会い、多感な(？)男子校の高校生の心を鷲づかみにしたのが、この曲です。確か駅前の中古レコード店「ハンター」で500円で買ったチャイコフスキーの１番のカップリング曲だったと思います。ピアニストの名前はちゃんと覚えていて、ルビンシュタインでした。ということは管弦楽はオーマンディ指揮・フィラデルフィア管だと思います。</div><div>ロック三昧の日々にはクラシック音楽との接点はほとんどありませんでしたが、たまたまNHKの「名曲アルバム」でグリーグのピアノ協奏曲を聞いてとても気に入り、「ピアノ協奏曲」というのはロマンチックでいいなー、などと短絡的に考え、どうも有名なものにチャイコフスキーの１番というのがあるらしい…ということになり、くだんの出会いになった訳です。</div><div>最近は、このルビンシュタイン演奏のCDも買い直し、懐かしさを感じつつ楽しんでいますが、このラフマニノフの２番に関しては、今、一番気に入っているのは、エレーヌ・グリモー独奏・アシュケナージ指揮・フィルハーモニア管(2000年)によるものです。</div><div>グリモー嬢（といってもたぶん今年45歳）はフランス出身の美人演奏家。昨年来日しクラシック愛好家の間では大いに話題になりました。力のある眼差しが特徴の美貌の持ち主は、狼の保護活動や共感覚の持ち主としても知られます。</div><div>で、このグリモー嬢の演奏、美人だからひいき目に…ということでは（決して！）なく、とてもいいのです。もともとブラームスなどのドイツロマン派を好み、また得意とする、やや男性的な指向の持ち主だけに、その凛とした演奏スタイルが、とかく情感のうねりに流されがちなラフマニノフ作品の演奏にベストマッチという感じなのです。</div><div>グリモーの演奏に感じられる特徴的なところは、強靭なタッチとその周りにまとわりつく細かなニュアンスです。その持ち味がとても生きていると感じます。強く凛としたタッチが、美しいメロディの輪郭をしっかりと際立たせ、そこに華やかなニュアンスがまとわりつく…ちょうど、樹の枝が伸び拡がり、拡がった枝にパッと花々が咲き、蝶が羽を広げる感じです。圧倒的に美しいラフマニノフのメロディをしっかりと味わう上で、うってつけの演奏だと思います。自身名ピアニストでもあるアシュケナージの好サポートも光ります。</div><div>浅田選手が使った録音が誰の演奏なのかは、駆け出しクラシックファンの僕には残念ながらわからないのですが、浅田選手の演技自体が、グリモーの凛とした演奏のような、逞しい美しさにあふれていたように感じます。本当にお疲れさまでした。</div><div>…クラシックファンとしてはまだまだ初心者マーク付きの割には、結構、生意気なことも書きましたが、これからも懲りずに、自分が気に入った曲や演奏、少しずつ紹介していけたらと思います。</div><div><br></div>
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<pubDate>Tue, 25 Feb 2014 23:10:49 +0900</pubDate>
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<title>読書LOG／「未来は言葉でつくられる～突破する１行の戦略」細田高広／ダイヤモンド社</title>
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<![CDATA[ <div><span style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">２回目の投稿も読書LOG。激しく共感した良著です。<br><br>「未来は言葉でつくられる～突破する１行の戦略」細田高広／ダイヤモンド社<br><br>「ストーリーとしての競争戦略」の著者、楠木建さんの推薦文に惹かれて購入して、一気読み。</span><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">著者は、博報堂や同社系列クリエイティブエージェンシーに所属しながら、内外の数多の広告賞を受賞してきた最前線のコピーライター。でも、この本で語られている“言葉”は、一般的にコピーライターの仕事の範疇ととらえられてきた、商品や企業のイメージに「化粧」を施す言葉ではなく、物事の本質を設計する、いわば「骨格」を形成するための言葉。著者は語ります。「広告の仕事を本気で考えるほど、優れた言葉が必要なのは、広告をつくる段階ではないことに気がつきます。経営者が未来を語る言葉や、開発者が商品を生み出す言葉。それぞれが新鮮な響きを持って、人に新しい可能性を見せるものでなければならない」。そして、著者が米国出向中に上司に言われた言葉、「見たこともない風景には言葉が真っ先ににたどり着く」</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">──本書の序章にちりばめられたこれらのメッセージに触れただけで、激しく共感し、この本に出会えたことがとても幸運に思えました。自分自身がマーケティングや広告の世界に身を置く中で、まさに“化粧”としての広告の限界を感じながら、経営や統合マーケティング、ブランディングといった事業のより本質的な仕立て方に関心が移り、拙い言葉を武器にアプローチを続けている日常にあって、そんな自分の仕事のありようにも意味がある、価値があるということを本書が教えてくれました。</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">哲学者ヴィトゲンシュタインが言うように「言葉の限界が思考の限界」。その言葉通り、まさに言葉による発想革新がイノベーションを引き出した事例など、本書には、数多くの“ビジョナリーワード”が紹介されています。その１つひとつが共感を引き出す迫力に満ちていて、魅力的です。</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">○ポケットに入るラジオをつくれ／井深大・盛田昭夫</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">○女のからだを自由にする／ココ・シャネル</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">○僕たちはエンジニアじゃなくてアーティストなんだ。／スティーブ・ジョブズ</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">○第三の場所／ハワード・シュルツ</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">○家族全員に触ってもらえるゲーム／任天堂</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">などなど…</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">どれも有名なフレーズですが、バックストーリーと併せて読み返すと、“ビジョナリーワード”の力を改めて感じます。</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">超一流のコピーライターによる著作なだけに、本書自体が、わかりやすく説得力あふれる言葉で綴られていると同時に、後半ではビジョナリーワードを生み出すための技法も提案され、あくまでも実践のための書として締め括られます。広告やマーケティングという範疇を超えて、さまざまな立場で事業に携わる人たちに“明日”を意識づける、良著だと思います。</div><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=26299986" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略/細田 高広<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51e0T8jDPzL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,575</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></div>
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<pubDate>Sun, 16 Feb 2014 16:24:39 +0900</pubDate>
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<title>「明日のための『余談の多い』経営学～新しい市場のつくり方」三宅秀道／東洋経済</title>
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<![CDATA[ <div><div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;">どんな風に転がっていくのか皆目見当がつきませんが、何はともあれブロクを立ち上げてみました、あまり力まずにやってみようと思います。よろしければおつきあいください。</span></font><br><br><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;">最初の記事は読書logです。</span></font><br><br><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;">読書log2014-1<br>「明日のための『余</span></font><span style="line-height: normal; font-family: 'MS Mincho'; font-size: medium; text-align: -webkit-auto;">談の多い』経営学～新しい市場のつくり方」三宅秀道／東洋経済</span><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=26260013" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">新しい市場のつくりかた/三宅 秀道<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51XnYOPTTmL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥2,100</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></div><div style="orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2;"><br><font face="MS Mincho" size="3"><span style="line-height: normal;">新進気鋭の経営学者の手による本書は、ものづくり研究の第一人者といわれる東京大学の藤本隆宏先生の推薦文にあるように、「イノベーションの王道を行かんとの志を持つ人々のための本」との評が、まさに的を得ていると感じました。</span></font></div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">帯に記載された文言は一瞬、中身の薄いハウツー本を思わせますが、実際の内容は骨太。とはいえ豊富な事例が時としてユーモアを交えながら軽妙な語り口で紹介され、読み物としても相当楽しく読めます。あの名著、楠本建さんの「ストーリーとしての競争戦略」を思わせます。</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">本書の最大の論点は、新たな市場の創造のためには、その製品やサービスを使う「文化」自体の開発が先立たなければならないというもの。こうして要約してしまうとあたりまえのことのようですが、過去の成功体験と技術神話にすがる多くの日本企業がこの市場創造プロセスを顧みないことが、今日の日本のものづくりの停滞を招いているとすれば、深淵なテーマといえます。</div><div style="font-family: 'MS Mincho'; line-height: normal; orphans: 2; text-align: -webkit-auto; widows: 2; font-size: medium;">とはいえ、本書で紹介される「文化」開発アプローチを起点とするさまざまな企業の市場創造物語は、ものづくりやマーケティングのわくわくするような可能性を示唆してくれます。今日のマーケティングの重要な概念ともリンクし、発想のベースとして繰り返しよりどころにしたいと感じました。</div></div>
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<pubDate>Tue, 11 Feb 2014 21:50:06 +0900</pubDate>
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