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<title>ささみのノート</title>
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<title>亡彼との時間の話</title>
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<![CDATA[ <div><div>「おなかすいた。何食べよー。」</div><div>「む」</div><div>「なんにもないや。ごはんいかないー？」</div><div>「いーよー」</div><div>「なんじ」</div><div>「7時」</div><div>「おけ。場所○○でいい？」</div><div>「うん。」</div><div><br></div><div><br></div><div>てな感じで亡彼とはご飯によく行ってました。最初の連絡が18時ごろとかですね。</div><div>近ごろなぜだか思い出すのは、中でもよく行ってたお店の光景。会話。気持ち…なんかです。</div><div><br></div><div><br></div><div>「ごめん、10分遅刻」</div><div>「うい。先入ってる」</div><div><br></div><div><br></div><div>まだ私は研究室に通っていた。実験後の片付けをして荷物まとめて早足で歩いていたのでした。</div><div>なんでだか楽しくない。実験もしてるけど、さして重要なことに思えなくて身が入らない。本当は調べものしてから実験デザインする方がいいに決まってる。……けど、PCの前で時間だけが過ぎていってしまう。せめて手を動かしている方がマシかなぁ。かったるい。</div><div><br></div><div>体調も良くない。帰る頃には頭を殴られたみたいなクラっとするめまい？が起こる。動悸がする。身体がだるくて、3階分下りるのに階段を使うのもだるい。けどなんとなく人に会いたくなくて、ゆーっくり上り下りするほうを選ぶ。</div><div><br></div><div><br></div><div>またクラっとしながら足早に向かうけれど、10分超えて遅れてしまった。ごめんね。</div><div><br></div><div><br></div><div>彼はいつも壁側の席を私に譲ってくれた。彼なりの配慮なのだと思う。だから私も、彼が体調悪そうな時は壁側を譲った。</div><div><br></div><div><br></div><div>遅れてごめんって言いつつ、挨拶しつつ、注文して腰を下ろす。つかれたぁ。</div><div><br></div><div>けれど、おつかれー。とか、今日はどうだったー？とか言ってるうちに、なんだか和んだ気持ちになってくる。あのひとの方がずっと身体を重たそうに振舞ってるから。よく頑張ったね、と思う。健気さに癒されるんだろか。疲れてるのはふたりとも一緒。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>美味しくてリーズナブルなごはん。そいつを食べながら、話題は深い方へゆく。</div><div><br></div><div><br></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">研究室のことで悩んでた時期はよくそのことを話していた。</span></div><div>先生と話をしたけれど、やっぱり要領を得なくてもやもやする。このままじゃ研究だめかもしれない、けれど、ここで辞めたとしてもきっといつか後悔する。修士をだましだまし頑張るのがいいのかな、でももうこんなことしてたくない。ほかの道なんてあるのかな。</div><div>研究のことより音楽のことで頭がいっぱいで、だけど音楽じゃ食べてはいけないから、どうしたらいいかわかんない。</div><div>もう行きたくない。学校に行きたくないよ。</div><div><br></div><div><br></div><div>弱音を吐ける唯一の場所だった。それを受け止めて、私には思いつけないアイデアをくれたり、たまには笑いに変えたりしてくれる。本当に助けられた。</div><div><br></div><div><br></div><div>彼の悩み……卒論の内容を聞いてあーでもないこーでもないと言ったり、仕事のことだったり。聞いた。でもなんだろう、あまり自己開示したくないタイプではあるけれど、それにしても触れていない話題が多いななんて思った。</div><div><br></div><div><br></div><div>互いに溜まった悩みを吐き出せる場所だったから、ごはんに行けないとストレスがたまる。自覚してた。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>つらかった。</div><div>あのつらかった時の感覚と、ごはんの場での会話の和やかさがふと蘇る。懐かしくなる。</div><div><br></div><div>もう帰ってこない。もうないんだとは分かっていても、やっぱり寂しさは拭いきれないんですね。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>実は彼氏ができました。</div><div>その人とはその人との付き合い方があって、違う形で癒されてる。</div><div><br></div><div>他にどんなことがあろうと、きっと懐かしい時間を想って寂しくはなってしまうんだと思う。</div><div><br></div><div>わたしは、わたしが今お付き合いしている彼を亡彼の代わりにしてしまっていないかがすごく不安です。</div><div>まだまだ付き合いが浅いのもあって、亡彼と比べてしまうとどうしても不満？感が出てしまうのは当たり前のこと。比べちゃうのは良くない。まー比べても違う人なんだから、良いところも良くないところもそれぞれある。</div><div><br></div><div>亡彼よりずっと優しくしてくれる。応えてくれる。自己開示もしてくれてる。磨けば光る原石みたい。もう光ってる部分もあるのにあんまりそれが活かせてないのかも。</div><div>好きでいてくれているのがうれしい。</div><div><br></div><div>まだまだ会話がうまく噛み合わないことがままある。もう少し私のこと見てほしい。のかな。</div><div>やっぱり、亡彼とのあの楽な会話にくらべたらスムーズにいかないことは多いです。そりゃそうだ、6年かそのくらい一緒にいた人と比べたってしょうがない。</div><div><br></div><div>いま目の前の人との関わりを大事にしたいな。こうやっていまのお付き合いを大事にしたいと思う意思があるから、付き合ってられるのだと思う。</div><div><br></div><div><br></div><div>過去の幸せな時間はとっておこう。</div><div>それとは別にいまを生きればいい。</div><div><br></div><div><br></div><div>それにしても、本当に懐かしくて愛おしい、けれど毎日が苦しいあの感じが蘇るこの頃です。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12405957133.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Sep 2018 01:06:24 +0900</pubDate>
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<title>みんないつか死ぬっていう話</title>
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<![CDATA[ <div><div>人間だって生きものです。</div><div>生きものはいつか死ぬことになっているらしいです。</div><div>だから人間はいつか死ぬ。(ことになっているらしい。)</div><div><br></div><div>こんなことを念頭に置いて生きている人はどれくらいいるだろう。精神科のお世話になっているとか、希死念慮を抱えたことのある人の中でなら多いのかな。</div><div>けど一般的には死ぬなんて禁句みたいなもので、みんないつか死ぬってことをわすれて暮らしているように見える。エンディングノート書いてる人ってどれくらいいるかしら。自分がいなくなったら困ること、自分しか知らないことをまとめてあるかしら？</div><div><br></div><div><br></div><div>いつか死んじゃう。それはこのあとすぐかもしれないし、100年後かもしれない。</div><div>若いうちは終わりを考えないこともあるかもしれない。大抵の人がまだまだ生きるから、死ぬことなんて忘れていたっていい。</div><div><br></div><div>けれど、歳をとって、死のリスクが高い状況にあるにも関わらず、死を受け入れられていないのはどこかかなしい。</div><div>そんなに長い間生きてきて、他人の死も経験したろうに、自分の生に終わりがあることをまだ受け入れられないの……？</div><div><br></div><div>そして、ぽっくりお亡くなりになっても後の人たちがなるたけ困らないように準備しておかないのかしら。</div><div>葬儀代とかそういうことじゃない…お金は誰かが代わりに払えることがある。そじゃなくて、その人しか知らない歴史や価値あるものの由来や技術、そのほか色々。。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>うちは祖父が亡くなって、稲作の仕方がわからないから父が一からやった結果、1年目は米粒が小さくなった。小米ってやつだ。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>わたしは死にたかったときがあるから遺書のような何かを部屋に置いています。</div><div><br></div><div>わたしには財産がほとんどないから大した内容でもない。諸連絡先は誰に聞いてくれとか、楽器はここへ預けたいとか。</div><div>あとスマホとpcとハードディスクを物理的に破壊してほしいとか。</div><div>葬儀は好きなようにしてくれ、しなくてもいいとか。</div><div>延命治療はするなとか。</div><div>臓器提供・検体提供してねとか。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>なんだか、生にしがみつくのも、死を恐れすぎるのも愚かだなぁと思うこの頃でした。</div><div><br></div><div>死に際になって慌てて冷静な判断を欠くようなみっともない真似はしたくないという意地です。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12405348992.html</link>
<pubDate>Sun, 16 Sep 2018 14:30:09 +0900</pubDate>
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<title>大事なはずのものが愛せない</title>
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<![CDATA[ <div><div>家族はいますか？</div><div>家族のこと好きですか？</div><div>家族がいなくなったら悲しいですか？</div><div><br></div><div><br></div><div>こないだ母と他愛もない話をしてた。</div><div><br></div><div>会話の流れをここに再現できないんだけど、確か飼ってる動物が死んだらそいつを捌いて食べられるか？って話をしてたんだと思う。</div><div><br></div><div>私はたべれるって言った。</div><div>母は無理だって。</div><div><br></div><div>情が移るってやつだそうだ。わからんでもないけれど、いや、共感はできない。</div><div><br></div><div><br></div><div>それから母、母が死んだらそれも解剖したり食べたりできる？って聞いてきた。</div><div>ヒト食べると健康を害すって話があるからあれだけど、うーん、できるな。</div><div><br></div><div><br></div><div>なんでこんなにも違うのだろう。</div><div><br></div><div><br></div><div>飼い犬のことも嫌いじゃない。けど他の家族みたいな接し方はなんだかできない。</div><div>いぬが夜寂しくて鳴いてパニックになってたらすぐに側に行く。しつけだと言って蹴られている犬はあまりに不憫だから、やめてもらうように口を利く。ごはんもあげるしおしりの世話もする。</div><div><br></div><div>けれど、別に彼は私のいぬじゃない。両親が引き受けた子だ。そもそも私個人では到底引き受けられない。</div><div><br></div><div>これだけ接していて、世話もしていて、それなりに信頼関係のようなものができている。</div><div>けれど別れるとしても惜しくはない。</div><div>どうして。</div><div><br></div><div>犬のこと、愛おしいと言える？</div><div>……いいえ。</div><div><br></div><div>見た目、仕草、行動もみんな可愛い。顔だちも整ってるいい子だけど。</div><div><br></div><div><br></div><div>なぜだろう、他の家族の皆みたいに、犬のこと愛せてない気がする。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>うつだから、かしらね。</div><div><br></div><div><br></div><div>いくら調子悪くても、虐待衝動と放置はやばいのでいったん責任を手放します。</div><div><br></div><div>生きもののお世話すらできないのか。</div><div>ほかに何ができるだろう。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12403609847.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Sep 2018 00:00:40 +0900</pubDate>
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<title>言動であなたを伝えてください</title>
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<![CDATA[ <div><div>何やら叱ったり褒めたり忙しい。</div><div>お犬様の相手をしてると自ずとそうなってしまう。そういう風に振る舞いたいわけではないのだけどな。子どもってしょうがない生き物だ。</div><div><br></div><div><br></div><div>眠気が頭の上にのしかかってる。</div><div>既読がついてないメッセージをちらっと見て、少しだけしゅん、として、またとろとろと眠ろうかと考えてる。</div><div><br></div><div>自分が思うように他人をコントロールすることなんてできない。しゅんとした気持ちはあるけれど、かといって相手を責める理由にはならないかな。とはいえ、自分のほうが相手よりこのLINEの画面に思い入れがあるのだろうというのもまた正しいかもしれない。あくまでかもしれないの領域。それは頭の片隅で覚えておこう。</div><div><br></div><div>その相手さんが何を望んでいるかが分かりにくくて少々戸惑っている。だいたいしばらく話をしたらなんとなくその人の望むものが、望む方向性が見えてくるのだけど、なかなかこいつが上手に掴めない。そこが面白いから私はこの画面に思い入れてしまうのかしらね。</div><div><br></div><div><br></div><div>ちょっとだけ頭痛みたいな感覚がある。久しぶりにお酒飲んでほろ酔いのまま寝たからね。美味しかった。あと、これは贈り物だったからそれが嬉しかった。</div><div>そう、嬉しかった。相手さんもこういうことを伝えてくれたらなぁ……。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>人に何があったのか出来事を聞くのは比較的簡単だと思う。でも私が興味があるのは出来事そのものよりも、出来事をうけてその人がどう感じたかだ。</div><div><br></div><div>嬉しかった？悲しかった？虚しかった？悔しかった？安心した？</div><div><br></div><div>それで、何を考えてたかしら。</div><div><br></div><div>過去の出来事や気持ちを想起したり、この先のことが頭をよぎったり、好きな物語の場面が思い浮かんだり、相手の思惑の手がかりをつかんだりする。あるいは何にも思いついていないかもしれないね(笑)それもいい。</div><div><br></div><div><br></div><div>私のどんな言動にどう感じたか、</div><div>相手の言動から何を感じ考えるか、</div><div><br></div><div>それがわたしの知りたいことです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>……これをストレートに聞いちゃうと趣やら色気やらと言われるものがなくなってしまって無粋ですね。無粋だのなんだのって言ってられなくなったら聞いちゃう。</div><div>伝えてくれるといいな。そしてわたしの知りたいこれは、仕草ひとつでも伝わりうるものである。</div><div><br></div><div>言動であなたを伝えてください。相手に、わたしにわかるように。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12401141132.html</link>
<pubDate>Wed, 29 Aug 2018 09:15:09 +0900</pubDate>
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<title>いのちを大切にすることの話</title>
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<![CDATA[ <div><div>アイガモ農法ってのがあります。</div><div>アイガモのヒナを飼って、水田に放って雑草を食べてもらい、水を抜く頃には連れ帰って秋頃に食べる。半年かそこら飼ったアイガモを最後は鴨鍋かなんかにしてしまうんです。</div><div><br></div><div>私はこれやろうって言った。</div><div>家族にはありえない、って反応された。飼ったカモたちを殺して食べちゃうなんて酷だって。</div><div>私は、酷なのは私たち人間にとってそう感じられるのであって、カモたちからしたら悪くない境遇なんじゃないかと思った。それに、草とりは人の手じゃキリがないし、鴨鍋は美味しい。鳥類はやったことないから腑分けもしてみたい。</div><div><br></div><div>こんなにメリットのが大きいのに、酷だという一点で跳ね除けられたのは癪だった。普段食べてる鶏肉のことをなんだと思っているんだ。他人の手にかけられているならそれでいいんだ。ふーん。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>魚釣りをした。元気な子をバケツで持ち帰ってしばらく観察していた。体の構造や、外部刺激への反応、行動なんかをよくよく眺めた。でも、流石に数時間と持たずに死んでしまった。かわいかっただけに、残念。最後まで生きててほしくて分からないなりに世話をした。でも死んじゃったね。</div><div>その後、捌いた。正確には肛門から腹側を切り開いて丁寧に内蔵を取り出して観察してみた。解剖ですね。これは発見が多くて楽しい。</div><div>そして、食べれるお魚なので内蔵だけ取り出して、あとは塩焼きで食べました。美味しかったです。とても。</div><div><br></div><div>しかし……</div><div>しばらく可愛がって、数時間だけど飼った魚をこんな風に扱うことが家族には理解しがたいようだった。私としては、これ以上ないくらいにその子のことを大切にしたつもりだった。どうして？そのまま火葬しろとでもいうの？殺すことが分かっているなら可愛がってはいけないの？</div><div>生きている間はその生を見つめ、死んじゃったら解剖して食べれるところは食べる。骨格標本つくってみるのもいいよね。この上ないくらいに大切にお魚の命を扱えたのではないかと思ってる。</div><div><br></div><div><br></div><div>人は、死んだら多くは火葬されてしまう。</div><div>人肉は食べれないから、せめて解剖のための検体として提供したり、できるなら生きている臓器は移植の可能性を検討したらいいのにと思う。</div><div><br></div><div>亡くなった命の遺体がそんなに尊いか？</div><div>死んで物体となったそれに、そんなにも人として、生きものとしての価値を見出すのか？</div><div><br></div><div><br></div><div>遺体を見てはじめてその人の死を実感できることもあるでしょう。それが必要な遺された人たちもいる。</div><div>けれど、たとえば遺骨になったその人だったものを後生大事にしたり、お墓参りをしたり、そういうことにあまり価値を見いだせずにいる。</div><div><br></div><div>だって、死んじゃったらもう戻らないのだから。</div><div><br></div><div>どんなに暮石の前で手を合わせても何もないよ。なんならお墓なんていらない。わたしの死後の身体はほかの生きている命に捧げたい。煮るなり焼くなり拝むなり好きにしとくれよ。</div><div><br></div><div><br></div><div>亡くなった人の残骸を抱きしめていたい人はそうしていたらいいと思う。</div><div>けれど、亡くなった人がそのまま火葬されてしまうことやお墓参りする風習が歪だと感じるわたしも確かにいることをここに記しておきます。</div><div><br></div><div><br></div><div>この新盆に、亡彼の遺骨に手を合わせることはしませんでした。それでもあの人への気持ちは確かだし、それで充分と思っています。</div><div>(ご遺族との関係も難しいところだし)</div><div><br></div><div><br></div><div>ヒトだって、アイガモだって、うちのじゃじゃ馬わんちゃんだって、みんな生きものなんです。いつか死ぬんです。そして沢山の生と死の上に今の私たちの生活が成り立っている。</div><div><br></div><div>いまは、人の命だけが重すぎると感じています。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12399951343.html</link>
<pubDate>Fri, 24 Aug 2018 00:09:59 +0900</pubDate>
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<title>犬が家族になった話</title>
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<![CDATA[ <div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">しばらく前の話。知り合いが犬を拾って、動物禁止なのに10日間も大切にして匿っていたことが発覚しました。</span><br></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;"><br></span></div><div>母「わんちゃん、どう思う？」</div><div>我「どんな子が来ても嬉しい」</div><div>父「決まり」</div><div>我「……！！！！」</div><div><br></div><div>こうしてうちに犬がやってきました。</div><div>ジャックラッセルだと思われます。たぶん。</div><div>じゃん！</div><div></div></div><div><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20180820/09/grilledsasami/b2/89/j/o1056079214250974920.jpg" width="100%"></div><div><div><br></div><div><br></div><div>拾われた子なので正確な犬種や生年月日はわかりませんが、子どもです。だいたい2ヶ月過ぎたくらい、人でいうと乳歯が生えてごはんを食べ出す頃なのかな？3歳くらいなのかな？</div><div><br></div><div><br></div><div>ジャック一般的には非常に活発、賢くて、エネルギーに満ち溢れた犬種です。そしてそのエネルギーをうまいこと解消してあげないとストレスになります。</div><div><br></div><div>だだだだだだだだだっと飛び込んできて</div><div>「遊んで遊んで遊んで遊んで！！！」</div><div>とぺろぺろぺろぺろ舐めまわし、結構噛み(痛い)、めちゃくちゃ舐めまわし顔中を犬臭くされたと思ったら、もう他の人のところへ駆けてゆく。</div><div><br></div><div>食欲旺盛。めちゃくちゃ食べたい。ごはんの置いてある場所ならとっくに把握してる。音も。匂いはまだわかんないけど。</div><div><br></div><div>「くれ！ごはんごはんごはんごはん！！！」</div><div>「ほうら、こんなにいい子にしてるよ。おすわりしてたらくれるでしょう？ぼくって可愛いでしょ？だからちょうだい？」</div><div>（さっきめちゃくちゃな勢いで食べてたよね……？もういいよね？？？おなかこわすよ？？？）</div><div>我「はーーーいはいはい、遊ぼうnごはんはないから噛まない噛まないあそ痛っっ！」</div><div><br></div><div>そんなこんなでもう1週間くらい経つのでしょうか。</div><div><br></div><div>犬を迎えるということは家族がひとり増えることというのは承知していました。</div><div>けどこんなじゃじゃ馬の御子だとは……かぁいいです。寝不足だけど。可愛い。</div><div>トイレはようやく打率8割くらい。</div><div>健康面はばっちり、下痢もしてないし食欲はありすぎる。食欲の化身。</div><div><br></div><div>そうそう、拾われ子なので衛生面やらが心配だったのですが便検査も異常なく、ワクチン打ってきました。犬には健康保険がないので混合ワクチンだけで実費1万円弱かかります。これを最低2回は受ける。</div><div>狂犬病ワクチンだけは自治体の補助で毎年受けられるようです。寧ろ受けるのが義務化されています。</div><div><br></div><div><br></div><div>最後に、いぬ飼ったことあるor知っている人へ質問です。</div><div><br></div><div>①混合ワクチン、ノミダニフィラリア、寄生虫予防etc. はどこまで対策したら良いでしょう。高いのでぶっちゃけみんなどうしてるか、これしないとまずいのか知りたいです。</div><div><br></div><div>②子犬のうちに最低限しつけたほうがいいことを教えてください。小さいうちにこうしていればよかったなど。</div><div><br></div><div>③そのほか犬初心者のささみへひとことあれば</div><div><br></div><div>よろしくお願いします。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12399094088.html</link>
<pubDate>Mon, 20 Aug 2018 09:20:14 +0900</pubDate>
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<title>ひとりじゃないほうがいい</title>
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<![CDATA[ <div><div>ひとりと、ひとりじゃないことは大きく違うみたいです。</div><div>ひとりじゃないほうがいい。</div><div><br></div><div><br></div><div>大前提として、何でも話せるような理解者が一人くらいはいた気がします。</div><div>かつては母で、N氏であった。</div><div><br></div><div>でもいつもその人がいてくれるわけじゃないし、その人とのことを話したり、多面的な意見がほしいときもあります。そんな時は友達などに頼る。</div><div><br></div><div>最近色んな人と話をして、色んな人と繋がれていて、相談も話題によって違う相手にできるような体勢になってきました。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>それに、これまではうすーく広い繋がりだったのが、最近ではもう少し濃くて狭い繋がりになってきています。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>かつて、N氏といたころはうすーく広い繋がりだった。</div><div>相談することができなかった。相談といえば相手はほとんどN氏で、それ以外の友人や同僚やなんかは遊びに行くことはあっても、重要なことほど相談ができないでいた。</div><div>恋愛相談は恥ずかしいし、進路のことは私のおかれた状況やこれまでを知ってくれてる人が少なかった(けどまだ相談できたほう)。</div><div><br></div><div>何よりN氏との関係に傷つきやすくて隠していたから、彼に関わることを話題にしづらかった。</div><div><br></div><div>こうして相談できずにいたことは、わたし自身にとって大きな負担だったのかもしれない。それに、N氏の様子を冷静に考えることができなかった原因のひとつでもあると思って、反省している。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>けど今はどうやら違う。</div><div>おかれた状況を話せる。自分の困っていることや迷いを話してみる。伝えてみるだけでもいい。</div><div>意外なところから意見をもらえたり、助けてもらえたりもした。人によるけど(笑)</div><div><br></div><div>お陰様でか先のことが少し見えてきたし、よくしてくれる人も見つけられた。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>それからね、毎日じゃなくていいけど、定期的に人とじっくり話すことで元気をもらえているようです。</div><div>もちろん好きな人と話してるのがいちばんなんだけど</div><div><br></div><div>そうじゃなくても、誰かと話していないと、いつのまにか自分や同居家族の狭い中でものごとを考えるようになってしまう。孤立してしまう。</div><div><br></div><div>息苦しくなるし、どんどん内省的になって抑うつの沼にも嵌りやすくなっていく。</div><div><br></div><div>意識的に人と話そう。外の世界と繋がろう。</div><div>たぶん、お薬も大事なんだけど、私みたいな社会的引きこもりには人との繋がりもものすごーく大切なものだと思うのだ。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<pubDate>Fri, 10 Aug 2018 15:54:00 +0900</pubDate>
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<title>死への無力、でも決して諦めないということ</title>
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<![CDATA[ <div><div>人を見送ってきました。病状悪化が原因で故郷へ帰ることになった。</div><div><br></div><div><br></div><div>以前にも似たことをしたーー。</div><div><br></div><div>朝早く出かけて当人と会う。話す。</div><div>病院へ付き添う。荷支度を手伝って、家族のところへ送り出す。家族の連絡先を交換する。</div><div><br></div><div>前に一度こういう日々を過ごしたのはN氏の時でした。</div><div>その時はこんなに蒸し暑くない、冬のはじめの冷たい風が吹いていた。</div><div><br></div><div>それからN氏が緩慢に衰弱して、亡くなるまでにはひと月もかからなかった。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>今日、こうして送り出す。</div><div><br></div><div>N氏の時のことを思い出さずにはいられなかった。あの時実家へ帰してしまったことが良かったと言い切れない。彼は実家に帰りたがらなかったし、連絡も取りたがらなかった。彼の家族は彼の理解者たりえなかったのだと思う。</div><div>それでも最後にN氏は彼の父を頼り、それがきっと最期の会話となったんだろう。</div><div>生まれ育った家や家族の元にいることが当人にとってよいとは限らない。私はそれが社会的に妥当だと思われたから家族のもとへ帰した。その責はN氏本人を除けば私にある。</div><div>……帰したことを、後悔している。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>今度はどうだろう。似ている？似ていない？</div><div><br></div><div><br></div><div>でもまった。</div><div>過度の同一視は危険だと気づいたのが今さっきのことです。</div><div><br></div><div>私は私、N氏はN氏だし、その人はその人なのだ。みんな違う。</div><div>どうして光景が似てるからって、同じように郷里へ送り出すからって、こんなにも怖くなるんだろう。それぞれ違う人だし、状況だって違うのに。</div><div>全然違う。ひととひとだ。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>どうか生きていてほしい。</div><div>できれば苦痛なく。</div><div>できれば人に恵まれて。</div><div>できれば幸せに。</div><div><br></div><div>そしてできるならまたいつだって会いたい。会えたい。</div><div><br></div><div>そう強く願いながら、願うことの裏にはあらぬ危険性が頭をよぎっていることに気づいて、それでなんでもないふうを装おうとしながら、ばいばいしてきた。</div><div><br></div><div><br></div><div>正直なところ怖い。</div><div>けれど、関われないまま居なくなってしまわれたらと思うともっと怖い。何もできなかった後悔が自分を蝕むってことはN氏の時にも痛感してる。</div><div><br></div><div><br></div><div>できたはずなのにしなかったことへの後悔はとても重い。</div><div><br></div><div>電話口の人の声を聞いて終電で会いに行くか迷ったのに行かず、それを最期にもう二度と会えないとしたら。</div><div>もっと私に余裕があって、相手の言をよく考えられて、隠れた意味に勘づけていたなら。</div><div>もし、相手家族ときちんと連携が取れていて、夜中でも連絡がとれたなら。</div><div><br></div><div>相手の父母間の連携がなかった、私自身がたまたま大事な予定の前で疲れていた、相手の好意に確信がもてなくなっていた。</div><div><br></div><div>ほんの小さなリスクの積み重ねでも、起こってしまった死は取り返しがつかない。</div><div><br></div><div>いつどこで誰が亡くなるかなんてわからない。わからないけど、死は不可逆なんだ。無慈悲にも。</div><div><br></div><div><br></div><div>相手の話をよく聴くこと。</div><div>リスクをみつけて、減らすこと。</div><div>自分も大切にすること。</div><div>無力だけれど諦めない。</div><div>あなたの味方でいたいと思う。</div><div><br></div><div>そんなことしかできないんです。でも、するんです。もちろん相手のためもあるけれど、本当は、ほかでもないわたし自身のために。</div><div><br></div><div>あなたの姿を見ていたいから。みたいな感じ。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12396905149.html</link>
<pubDate>Thu, 09 Aug 2018 21:31:20 +0900</pubDate>
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<title>ささは勉強ができない</title>
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<![CDATA[ <div><div>どうでもいい感じの記事にします。</div><div><br></div><div>お勉強をしようとしています。</div><div>でもうまくいかないんです。</div><div><br></div><div>ホルモンて生体内を物質を介してシグナルの伝達が行われるあれだけど、血流にのるもの、近くの細胞間で起こるもの、分泌した細胞が自分で受容するものもある。それぞれエンドクリン、エピクリン、オートクリンという。</div><div>神経伝達も広い意味ではエピクリンです。</div><div><br></div><div><br></div><div>こんなことを今さら復習してる。</div><div>でも、なにか障壁でもあるかのようにもの覚えが悪くなっているように感じます。かゆいところにギリギリ手が届いていたはずなのに、届かない。一度でできていたことに三度かかる。</div><div><br></div><div>頭がわるいよう。</div><div><br></div><div>どうしてでしょう。</div><div>長期間勉強していなかったせいなのでしょうか。</div><div>うつと関係があるんでしょうか。</div><div>穴のあいたバケツに水を注ぐようなことをしてるとしたら、むなしい。</div><div><br></div><div><br></div><div>記憶が、計算が、思考が鈍い。</div><div>お勉強ができません。</div><div><br></div><div>挫折していない人たちの前では、力なくさよならを告げることしかできなさそう。彼らにはどうあがいてももう届かないような気がする。</div><div><br></div><div>学ぶことすら満足にできないとしたら？</div><div>かつて学んだことも曖昧だしもう知識が古い。</div><div><br></div><div><br></div><div>思っていた以上に、できない現実を突きつけられました。</div></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12393649866.html</link>
<pubDate>Fri, 27 Jul 2018 11:02:55 +0900</pubDate>
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<title>わたしの病気との向き合い方</title>
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<![CDATA[ <div><p>いつか書こう、書こうと思ってたことを書こう。</p><p>病気との向き合い方について。</p><p data-placeholder=""><br></p><p><br></p><p>今回の不調は初診が9ヶ月前、投薬治療を始めて7ヶ月ほどです。いまの生活になったのも7ヶ月前で、それから先は休養中ということになります。</p><p>この生活になる前、昨年秋までは大都会東京の片隅でパートナーとの関わりを楽しみにしつつ、不登校生活してました。復帰したこともあったけれど大学院は半分も通っていないと言っても差し支えなさそう。遊んだり勉強したりパートナー氏と一緒にいたり、寝込んだりしてた。</p><p><br></p><p>抗うつ剤を飲みはじめて、パートナーが自死して、実家に転がり込んだのが7ヶ月前のこと。<br></p><p>それから、少しずつ自分の状況を把握して、治療しようとしてきた。</p><p><br></p><p><br></p><p>最初はなにがなんだかわからなかった。</p><p>まずうつだのどうのと言う前に、死別のショックが大きくのしかかってきた。</p><p>感情がない。から元気と、その後の反動。なにも考えたくない。考えたら苦しくなる。</p><p>でもそれを話せるひとは、話したい相手はいなくなってしまった。これが一番こたえた。</p><p>年末年始をこの状態で迎えた。</p><p>このときはまだ自分に何が起こっていて、これからどうしたらいいかわからなかった。実家でひとりぼっちになっていく。これからなんてどうでもいい。どう生きていったらいいかわからない。私も一緒に逝ってしまいたい。</p><p><br></p><p>ひとつめのジェイゾロフトは効かない判定がなされつつあった。マイスリーはブロチゾラムに変更された。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>春。死別反応というものを知り、うつのこと、症状のこと、精神障害をもつひとがどんなふうに生きているのかを少しずつ知っていった。</p><p>この頃は周囲に対しても自分がうつだと言うことができなかった。だって、診断名が告げられていないもの。自分は病気なんだろうか？でも、うつ病の診断基準は満たさないんじゃないかしら。何が症状で、何に困っていて、診察に通うことでどうなりたいんだろう？治療のゴールは何なんだろう？</p><p>主治医に「わたしは何なんでしょうか、診断名というか......うつなんですか」と聞くと、「んー、診断をつけることは難しいんだよね。でも病気だとは言える。それから、周囲にはうつだって言っていいんじゃない」と言われた。わたし、病気だったんだってやっと確信が持てた。</p><p><br></p><p>それなら、いますべきことは「治療」だ。</p><p>復学でも就職でもなく休むことですらない。<br></p><p>自分の状態を知りたい。何をどう改善して、そのためにはどうしたらいいか知りたい。</p><p><br></p><p>自分の状態を把握するために生活記録をつけた。出来事と行動、気分や意欲の変化を明らかにした。</p><p>パキシルを漸増すると少し、全体的に調子は良くなった......のかな？ ただ、口渇といってやたら喉が乾いて水を飲んじゃう副作用が出た。</p><p>いま、夏。パキシルはサインバルタに変更してゆく。</p><p>ブロチゾラムはとっくにベンザリンにかわってた。眠れなくなる一方なのではないかというのが少し不安。</p><p><br></p><p><br></p><p>「薬でどこまで効果が期待できるんでしょうか。パキシルはだめだったってことなんでしょうか」</p><p>「うーん(曖昧な反応)。口渇も出てるし変えないことには仕方ないね。選択肢がいくつかあって、それぞれこんな感じだけど.......どれがいい？」</p><p>「それ、私が決めろってことですか笑」</p><p>「やー、だって、薬価も関わるし僕が決めちゃうことはできないよ」</p><p>（つまり、どれが一番いいか、薬効だけで判断できるほど確固たる根拠がないんだろうな）</p><p>私には時間が惜しい。いまこの時を死んだように横になって過ごすのはもう勘弁。やりたいことがたくさんある。(はず。元気な時限定だけれど。) それに、働けていたらここでの治療費なんて大した額じゃないはず。機会損失のほうがずっと大きいよ。それなら......<br></p><p>「じゃ、薬価は考慮しなくていいので、良さげなやつにしてください」</p><p>「よーしサインバルタいってみよう」</p><p><br></p><p>そうしてひと粒100円以上するカプセルに次を託すこととなりました。<br></p><p><br></p><p><br></p><p>こうして、病気であることを自認して、解決すべき問題を整理して、治療の対象とする。</p><p>いまは抗うつ剤の効果をじっと観察しつつ、少しずつ戻ってきたやりたいことを大切にしていこうと思っています。</p><p><br></p><p>もちろん、なにもしたくない、なにもできない時だってある。そうしたらまたデータが溜まっていくなと思う。どうして今回落ち込んじゃったんだろうか？ 余裕があるならそれは病気と向き合う時間にもなりやすい。</p><p>得てしてこういうときにうつ病研究のこと漁ったり、薬のこと調べたりしている。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>どこかで自分の精神の動きを観察して喜ぶ自分がいる。</p><p>もしかしたらお医者さんだって経験したことがないかもしれない。薬で精神がこんなに影響を受けるってすごいことだ。別人みたいにもなる。人が自分でできることってどれほどあるんだろうか。わたしというのはこんな神経伝達の集まりのことでしかなかったのだろうか。</p><p>おもしろい。</p><p>すっっごく、おもしろい。</p><p>稀有な体験ができているという意味でポジティブに捉えることにして、まだ鬱とは向き合っていくつもりです。</p><p><br></p><p>まだ7ヶ月。もしももっともっと長引いて、病気と向き合うのではなく、付き合わざるを得なくなったらその時また考えましょう。</p><p><br></p><p>うつは心のがんだ。わたしの思考を邪魔しないで。<br></p><p>頑張らないことを頑張りつつ、勁くしなやかに生きてやる。<br></p><p><br></p></div><br><div><span>via&nbsp;<a href="https://grilledsasami.amebaownd.com">ささみのノート</a></span><br><span>  Your own website,</span><br><span><a href="https://www.amebaownd.com">Ameba Ownd</a></span></div>
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<link>https://ameblo.jp/grilledsasami/entry-12393335951.html</link>
<pubDate>Wed, 25 Jul 2018 22:51:31 +0900</pubDate>
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