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<title>家庭で直せる色盲・色弱　　浅利式色盲矯正法のすべて。</title>
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<description>浅利篤先生が教育の現場で、50年以上前に完成させていた、家庭で直せる色盲矯正法について綴っていきます。</description>
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<title>ドールトンの目　４　色覚異常の検出と矯正の問題点-5</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">電気刺激</font></strong><br><br>　誤報であっても、電気刺激によって色盲を治そうと努力した人々のあることは事実である。　先に述べた「サンビスタ」がそうである。<br>　ニュートンが、その著『光学』の中でプリズムを使って太陽光が七色の色光になり、光の拡散や屈折などについて発表すると、ワイマール市長となっていたゲーテが大著『色彩学のために』<br>（ZurFarbenlehre.1810)の中で、多くの実験を示しながら「ニュートン光学理論を暴く」<br>（Enthullung der Newtonischen Theorie）と題して強烈な批判を行った。　その要点は、ニュートンは光の性質についてのみ研究しているが、その性質を導き出すために使用した用具の性質を無視しているのは納得できない」というものであった。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/1b/aa/j/o0320097612647171773.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/1b/aa/j/t02200671_0320097612647171773.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="671" border="0"></a></div><br><br>　色盲について言えば、色光の研究と色覚の研究との両面の研究が必要だというのに等しい。　色光という物理的な存在と、生きている眼球との関係の中に研究課題があるというわけである。<br>　こめかみに電極を当てて通電すれば色盲が治るかもしれない、という考えが有望なものとされるまでには、そういう期待が生まれるような電気生理学的実験が行われている。<br>　電気生理学の確立に最も貢献のあったのはシェリントン卿（Sir Charles Scott Sherrin-<br>gton 1861～1952）とイギリスの王室科学研究所長エイドリアン（Edgar Douglas Ist　Baron Adrian.1889～）で、ノーベル医学賞の受賞によっても明らかである。<br><br>　生理学研究においてベル音と食事を組み合わせて条件反射を形成するパブロフの条件反射学のように外界からの刺激が内界に与える影響の研究が一般的な気運となっていた当時、感電死や落雷氏による死亡事故が多く、また重罪犯の逃走を防ぐためや、秘密物件の盗難予防のために高圧電流を流すサクなどを設けるように、電気と人間の関係において、人体への有害な面を医学の領域で研究する必要に迫られていた。　筋肉に通電して、その収縮や士官が電気の強弱に関係あることを発見したり、感電して意識を失うことを応用して精神病者を感電失神させ、意識が戻るときに精神病が治るかもしれないという試みが、世界中の精神科医によって日常的に繰り返された。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/f6/1a/j/o0800112512647171772.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/f6/1a/j/t02200309_0800112512647171772.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="309" border="0"></a></div><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/eb/4f/j/o0528056412647171774.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/eb/4f/j/t02200235_0528056412647171774.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="235" border="0"></a></div><br><br>　エイドリアンは上図のように、光と視覚の電気生理的関係を実験によって明らかにした。<br>　暗室の中で光を断続的に見せると、視覚野のある後頭部の皮膚の上から脳波記録が得られる。<br>その記録と光の刺激が同じリズムとなることをエイドリアンは確認することに成功した。　<br>　このことは、光を受け取った視覚が大脳後頭部の視覚野に電気信号を送ったことになる。　これは眼球・視神経・視放繊、視覚野を結び付けている神経が電線に似た役割を負っていて、そこを微弱な電流が流れるということを意味している。　物理化学的に言い換えれば、光電変換が行われているということである。<br>　エイドリアンの研究から導き出されるアイデアは、当然のことながら、色光に対してどんな脳波が得られるだろうかということであろう。　１９５０年、チャングは色光を見せて、その反応を知ろうとした。　だが、色の光の刺激は、あまりにも微弱で、後頭部に脳波として記録できなかった。<br><br>　大脳を保護するために、皮膚は厚く、頭蓋が覆い、膜に包まれた、その内側に視覚野がある。<br>そこに起こる極微弱な静電気を記録するためには、もっと直接的な方法が必要とされることが判明した。　このような諸家の実験に、かねてから強い関心を持っていたのが、東北大学医学部教授で後に学長となった本川弘一博士である。　本川教授の考え方は、エイドリアンが光が受容されて電気を記録するのであれば、これを逆にして、眼球を電気で刺激したならば、どんなことになるだろうか、極めて微弱な３ボルトの電流をマブタの横から流す。　そして周波数を変えてみたらどんな結果が得られるのだろうか！？<br><br>　この実験に必要とされる器機は、低電流を使うということ、ダイヤルで周波数を変えることができるものであること、の２つの条件が必要とされた。<br>　実験の結果、人間の色覚を微弱電流の周波数を変えることによって、色を知覚させることができるものだという結果を得ることとなった。　この研究によって色覚研究は点火され、本書<a href="http://ameblo.jp/gunboy107/page-6.html" target="_blank"><font color="#FF0000">９４ページ</font></a>にある発言のように、どこの医大眼科教室でも本川氏の実験をまねることが一気に広まり、色覚研究の一夜漬けが眼科学会にあふれ、また、３年もたたぬうちに再び上げ潮のこない干潮のように、「色覚研究をやっております」と言う者は消え去ってしまった。<br><br>　この本川教授の実験用具で色を感じさせることができるのであるから、この原理を利用したならば、色弱も色盲も治すことができるかもしれない。　どうなるか、やってみよう！！<br>　本書９５ページのＴＶ記録に出ていることを再録すると・・・・高橋博士は次のように言っている。<br><br>高橋　「それはですね、今のもの、サンビスタと称する器機はですね、それを逆に使えば色盲が治るんじゃないかという考えで今村という先生がそれをやられました。　しかし今はどうも、たぶん、関教授ですね、自治医科大ですか、そこの教授であられる関教授が追試されているかも知れませんが、今の時点では効果は、公式には否定されております」<br>　すると本川教授の実験用具とサンビスタとは同一設計か、類似のもので、原理も形態も本川教授の仕事を今村博士が使ったもので、今村博士の業績だとは言いがたい。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/f1/63/j/o0572161212647172710.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/f1/63/j/t02200620_0572161212647172710.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="620" border="0"></a></div><br><br>前ページに、視覚系に関する図を掲げた。　上から順に「眼球縦断面図、左眼眼筋図、視神経束と視覚野、眼球と交叉と視放繊、を示す頭部横断図」である。　これ等の図は解剖学の挿絵であるから、この外側は頭蓋骨と頭皮に包まれており、耳介が省略されている。　色盲を治すために種々な方法があり、それらの方法の中で、どんな方法が、これらの図に照らして合理的であろうか、その判断のために、欠くことのできない視覚機構なのである。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/81/66/j/o0464064012647172708.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/81/66/j/t02200303_0464064012647172708.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="303" border="0"></a></div><br><br>　本川・今村両博士の用具は全く同一の原理と方法であるから、図のようにこめかみに両極を当てて、通電するものである。　この治療器機の商品名は「サンビスタ」と言う。　レシーバー状の両極を左右のこめかみに当て、箱形についているダイヤルを回して、自分で適切だと思う位置を探すというわけである。　後述するが、この器機は全国の医科大学の推薦が取り消され、おそらく数万台の売れ残り商品となってしまったものと推測される。　すべての色覚異常者が一台ずつ買ってくれるだろうと見込んだが、倉庫入りとなったに違いない。　製造会社存亡の大損失である。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/9f/50/j/o0668080812647172709.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/16/gunboy107/9f/50/j/t02200266_0668080812647172709.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="266" border="0"></a></div><br><br>　では、色覚研究で著名な２博士の予想したような好結果が得られなかったのは、なぜなのだろうか。　「治るかもしれない」と考えて発売した側と「治ってほしいものだ」と希望した買主（色覚異常者側）の需要と供給が成立したということである。　だが考えてみると不思議な商取引である。　売り手は「治った前例がありませんが夢があります」という商品であり、買い手は欠陥商品であってもヒョッとして治るかもしれないという期待を買っている。<br>　 <u>こめかみ</u>から電流はどう流れるだろうか。　眼球は眼筋によって眼窩内に宙吊りとなっている。　だから眼球まで到達するには骨を通過し、眼筋を伝わって流れなければならない。<br>ばからしい！！　巡航ミサイルのように方向と高低を変えながら前進して求める地点で爆発できる装置をセットされているなら、皮膚上からの通電で色盲の原因となっている網膜の視細胞や顆粒に到達できよう。　だが、事実は導体を伝わるが宙吊りの眼球の内部に選択的に影響することは３ボルト程度の弱い電流では不可能である。　解剖学上、人眼の眼窩と眼筋の構造は側面からの衝撃に強い保護機構を示している。<br><br><br>※<strong>神秘的な針</strong>・・・・・・・・・・に続く<br><br><br>（ドールトンの目　家庭で直せる色盲色弱　　浅利　篤著　　　竹井出版より）
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11605119364.html</link>
<pubDate>Mon, 02 Sep 2013 14:27:20 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　４　色覚異常の検出と矯正の問題点-4</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">多色刺激</font></strong><br>　八色の色光を使って色盲を治す。　というのが牛尾氏の方法だと新聞が伝えている。　<a href="http://ameblo.jp/gunboy107/image-11596213528-12647170624.html" target="_blank"><font color="#FF0000">１１２ページ</font></a>の図版を見てもらいたい。　写真は正面が白く、円形の穴がある。　これが正面である。<br>右側面下段に六個の円形が見られよう。　右端が電源に接続する。　<br>　右側壁に扉があり、これを開くと円盤に赤・緑・黄・青のガラスが、あたかも劇場の照明灯のように取り付けられていて、回転させることができる。　この四色は正面の穴に投影されて任意の色光が得られる仕組みとなっている。　前掲の新聞記事では八色使用と微弱電流を流すとあるが、それは誤報で、愛媛大学医学部眼科教室の氏名不詳の医師が新聞記者に語ったものと推測されよう。<br><br>　ここに昭和５５年１月４日「読売新聞」の特集連載（たかりの構造５）によると愛媛大学医学部が製薬会社から協賛金という名目で莫大な賄賂をとっていて、収賄罪でゴタゴタしている、と７段約３０００字の「黒い巨頭」という記事がある。　牛尾氏が逮捕されたころ、愛媛大学医学部自体が悪事発覚直前だったのである。<br><br>　<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/ff/d1/j/o0620098412647170625.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/ff/d1/j/t02200349_0620098412647170625.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="349" border="0"></a><br><br>　人間、だれでも無作為に起こる事件の中から原因を推理、推測する能力と自由を持っている。<br>すでにあげた２つの新聞記事が、無関係なものではなく、愛媛大学医学部内のＸ氏が画策したであろうと推測されるものだ。<br><br>　同じようなケースが、既に本書の中にもある。　昭和５３年１月１７日の岩手放送ＴＶの題名を見よう。<br><br>　『色盲は治せるか？浅利式矯正法を診断する！？』<br><br>３回にわたっての放送の全内容では、二人の眼科専門医は、眼科医の代表であり、世界の色盲研究の情報を知悉していると自分で発言して、全世界の眼科学者の代表だと自己評価していた。<br>二人は博士号を持ち、岩手医科大学眼科教室内に研究室を持っているという。　対立するに定年退職した元小学校長・浅利である。　しかも美術についての論争ではない。　色盲という眼球や視神経に関する問題である。　放送は実証と矯正成功の事実に味方されて、視聴者にも浅利が優勢であることが知られた。　さらに浅利式矯正法使用された用具は明らかに薬事法上の医療器具でないことも明白であった。<br><br>同年３月、岩手医大学長が文部省に出頭を命ぜられた。　入学試験の結果、同点となった受験者の親権者に寄付金を出せば合格させるから、〇千万円寄付をしないかと電話を多数の家庭にかけていた事実が暴露されたのである。<br>　この愛媛県の事実と岩手県での事件は、まるで一卵性双生児のようである。<br>　<br>　こういう事件の中からも正邪、虚実を鋭く見分け、生活の知恵を得ることが必要であろう。　可能な限り、色盲・色弱についての生理学上の知識と、治療や矯正の現状を知る努力をすること、さらに治療や矯正の方法を比較し、どんな方法が合理的であるのか、有効であるのかを知らなければ、色覚異常のために前途を阻まれる人々を救うことはできない。　<br><br>　盲目の異邦人に、自分の目を与えたルチア<br>　神はルチアに目を与へ、人々はサンタ・ルチアを讃える。<br><br><br>※<strong>電気刺激</strong>・・・・・・・・・に続く<br><br>（ドールトンの目　家庭で直せる色盲色弱　　浅利　篤著　　竹井出版より）
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11605114501.html</link>
<pubDate>Mon, 02 Sep 2013 13:31:11 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　４　色覚異常の検出と矯正の問題点-3</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">色彩療法</font></strong><br><br>　患部に赤外線を当てるとか、紫外線で滅菌するなど医療面での利用が行われていることは、Ｘ線を取り扱うことで体内の病巣を透視して早期治療の役割を果たすのと同様、病気と人間の戦いに光線との関係は深い。　アメリカのニューヨーク市にある著名なコダック本社の研究員フェーバー・ビレン氏は可視光線のそれぞれの色光が動植物にとって、時に有効であり、時には有害であることを研究対象として、永年の研究とし利用蒐集を続けてきている。　著者の「紫色の研究」を入手したいと連絡があったのは昭和２９年のことであった。　フェーバー・ビレンの場合には色光を組み合わせて照射することによって、いろいろな病気やけがに治療効果があるという。　薬物の混合によって病状に適した投薬をする西洋医学や、種々の薬草を組み合わせる東洋医学、漢方と同様に色光による治療を目指している。　<br>　<br>　<div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/ec/31/j/o0800064412647170624.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/ec/31/j/t02200177_0800064412647170624.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br><br>　昭和３０年に愛媛県新居浜市の中学校で理科と美術の教師であった牛尾邦香氏が勤務校の生徒を対照として色盲矯正の研究をしていた。　その年の１２月、著者は松山市道後小学校で図画の授業をやり、児童画の色彩について講演を行い、同日、新居浜市内の旅館に着いた。　その夜、牛尾氏の来訪があり、色盲矯正について１時間ほど研究情報を交換した。<br>　その後上図のような「牛尾式色盲矯正器」を発売し「国際色覚研究所」を開設して、中学校を退職したとのことであった。　<br>　<br>　昭和３３年２月２日号「週刊朝日」が牛尾氏の矯正法を２ページにわたって紹介していた。　ところが、昭和５４年１０月４日付の各紙が、<br>「『色盲・近視治る』と荒稼ぎ、無許可の器具売る」という見出しで５段抜きの特ダネ扱いである。　中国新聞・広島バン（昭和５４年１０月４日）の全文を記してみる。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/a3/e5/j/o0588063212647170626.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/a3/e5/j/t02200236_0588063212647170626.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br><br>「松山」愛媛県警保安課と新居浜署は３日までに新居浜市坂井１、国際色覚研究所社長牛島邦香（４８）と羽入電子企画経営者羽入昭（２６）の二人を薬事法違反の疑いで逮捕した。　調べによると牛尾らは共謀し、昨年８月から今年８月にかけて、牛尾が研究考案した色盲矯正器、近視治療器と称する医療器具２２台を、厚生大臣の医療用具製造の許可を受けずに羽生の自宅で製造した疑い。　同署は無許可の治療器が出回っているとのうわさから捜査を始めたが（中略）、牛尾が治療行為をしたり、医学博士と印刷した名刺を持っていることから医師法違反などでも調べる。　色盲矯正器は赤、青など８色の光を交互に注視、こめかみに微量の電気を流して眼球を刺激することで色盲を矯正しようというもので、３０年当時、牛尾の研究がマスコミに大きく取り上げられたことがある。　しかし、愛媛大学医学部眼科教室は『色覚異常は網膜の先天的な機能欠陥によるもので、危機で容易に治療できるとは考えられない』といっている。」<br><br>　この記事の中にある８色の光を交互に使って、こめかみに微弱電流を流す、という方法が牛尾式だと伝えている。　また、この矯正器は原価４万円で売価４０万円だ。　これが昭和５４年の値段。　９４ページに示した<a href="http://ameblo.jp/gunboy107/image-11585654490-12620020466.html" target="_blank"><font color="#0000FF">「サンビスタ」</font></a>は昭和４１年に２万８千円である。　１０年の物価上昇を、景気後退の中で概観して１０倍してみれば、「サンビスタ」は２０万程度になるであろう。　この計算で行くと、昭和６０年には「サンビスタ」は４０万円、「牛尾式」は８０万円で市販されることになろう。<br><br>　色盲判定用機器「アノマロスコープ」は現在輸入品で６０万円程度である。　これは色盲を治すものではない。　「サンビスタ」「牛尾式」は色盲治療器なのである。　本当に治せるものであれば、ぼろ儲け、と批難される値段ではあるまい。　例えば歯並びを矯正歯科で矯正した子供が前歯に針金をかけられ、治療代として６０万円も請求されたり、金冠１本５０万円が通り相場であったことを考え合わせれば、牛尾氏の危機が不当だというのはやや酷であろう。<br><br>※<strong>多色刺激</strong>・・・・・・・に続く<br><br>（ドールトンの目　家庭で治せる色盲色弱　　浅利　篤著　　竹井出版より）
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11596213528.html</link>
<pubDate>Tue, 20 Aug 2013 14:06:22 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　４　色覚異常の検出と矯正の問題点-2</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">太陽と生活</font></strong><br><br>　地球上の生物が、生まれ育ち、成長から死に至るまで、聖書に「はじめ光ありき」とあるあるように、我々は太陽光によって生命を維持している。　でも、酷暑と極寒の中での生活は生存に危険である。　太陽光の量によって生存が支配されている。　ニュートンのプリズムを使って光が色を呈することが提示されてから、赤や紫に隣接する赤外線や紫外線が、人体に有害な性質を持っていることが知られてきた。　人間の目で見ることのできる赤から紫までの可視光線の両側が有害な性質を持つのであれば、<br>　<br>　１　すべての可視光線（色光）は人体に有害である。<br>　２　すべての可視光線（色光）は人体に無害である。<br><br>　右の２つの仮説を立てることが可能であろう。　これは可視光線の両外側が有害だから、その内側の色光も有害と推測するか、両外側に危険があるとしても、人間が７０年もの長期にわたって生存できるのであるから内側の色は無害に違いないと推測するか、の２つの見方を意味している。<br><br>　色光と人間の心身の関係についての研究は古来より盛んである。　本書では色彩の心理・生理的研究については巻末の児童画による研究に譲って論述を進めることにする。<br><br>色光のすべてが生存に有害とすれば、人間は死を無為無策で迎えることになろう。　だが可視光（色光）の中に生存を助ける色があると仮定すれば、それはどんな色なのだろうか？<br>　<br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/e4/21/j/o0800075512647137991.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130814/15/gunboy107/e4/21/j/t02200208_0800075512647137991.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br>※原書にはありませんが、浅利先生の著書「色盲矯正と教育」より転載しました。<br><br>　４２ページに示した（１２色心理色環・オスワルド色環）は円形に色を配色しているが、物理学的には赤と紫を両端とする一線上に色が置かれる。　この図の１１と１２のところから左右に開くと、中心にあるのは「緑色」となる。　１２色に分けられる色名に番号を付け、時計のように表示して色に何かの意味を求めようとすれば、６時から７時に起床し、８時に会社や学校に行くため家をです。　１２時に昼食をとる。　「３時」と言えば、「オヤッ」と誰でもが思うように、午後４時は下校と同じ意味を持っている。<br><br>　いま、１１・１２の赤紫と赤を危険を意味しているのだと定義したならば、１から１０の、それぞれの色は、どんな意味を持つだろうか、「危険」と「安全」のいずれかを当てはめるとすれば１から１０のすべてが「危険」ならば、危険な色光の束である太陽光の照射の中で暮らしている人間にとって「災いの光」である。　逆に「安全」だとするならば「恵みの光」ということになろう。　この問題の研究結果を示すと、次のようになっている。<br><br>（危険）←（やや危険）←（危険ではない）←（安全）→（危険ではない）→（やや危険）→（危険）<br>この（安全）は時計６、７の位置「緑色」となる。　古来からの色彩観でも緑色は（休息）（安全）（回復）という意味があると解釈されてきている。<br><br>※<strong>色彩療法</strong>に続く<br><br>（ドールトンの目　家庭で治せる色盲色弱　　浅利　篤著　　竹井出版より）
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11592469321.html</link>
<pubDate>Wed, 14 Aug 2013 14:54:25 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　４　色覚異常の検出と矯正の問題点-1</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130813/14/gunboy107/8f/9a/j/o0800129212645856361.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130813/14/gunboy107/8f/9a/j/t02200355_0800129212645856361.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br><br><strong><font size="2">色についての異論</font></strong>　　　<br><br>結婚して子供を産み、男児であれば後継ぎができたと喜ばれ、母となったうれしさに女であることの幸福を一心に味わう、それが全世界の女性の姿であろう。　だが、特に日本のように競争社会では、学力による出身校によって就職時に差別があるように、「先天性色覚異常」があると、色の認知に誤りを生ずるので、就職が制限される。　したがって、就職資格の前提条件となる大学・高校の入学も制限されている。　<br>　子供は健康ですくすく育ち、親の期待も大きく、幼稚園や小学校の入学が待たれる。　学校では「学校健康法」の定めるところに従って（身体検査）が行われ、「身体の記録」の中に身長・体重・座高などが計量、計測される。　その際に視聴力は学習能力を計る基盤となるので、学校医を配して、耳鼻科、眼科を特に重視している。<br>　最近のようにメガネ産業の過剰生産に促されて、小学校のメガネ使用も多い。　近視補正のためである。　だが、「色神』欄に（色盲）（色弱）と記載された子供は、たった二文字で示された色覚異常を意味する術語が、その子供の前途に巨大な暗雲となり、社会生活を根底から拒否される呪文となるのである。<br><br>　『二度目のさよなら』という山本陽子と沖田博之共演のテレビ・ドラマは、２０代の沖田が４０代の山本陽子と親密だということで芸能界を沸然とさせたときに放映された。<br>　このドラマの中で母親役の山本陽子が子供を連れてデパートでジャンパーを買い与えようとするとき、店員が「赤いのがよいか、緑のが良いか、どっちがほしいの？」と問う。　子供は答えない。　すると母親が「この子は色がわからないので・・・・・。」と答える。　<br>　子供が色盲だと気が付いたのは「赤いリンゴを黒く描いた時からです」という。　<br>　沖田博之の役も色盲者である。　その職業は物品配達。<br>　これはドラマだ。　だが現実の、色盲児を持つ母親の苦悩ははかることのできない深刻なものである。<br><br>　「私の目は色を間違うことがありません。　この子の目と取り換えてください」<br>と告げる母親もある。<br>　「私は色盲や色弱が治る方法を完成して、もう３０年も、たくさんの子供たちが正常色覚になりました。　でも医者ではありません。　ですから目を交換するようなことはできませんし、取り替えなくても、訓練によって治りますよ。」<br>と答える。　心臓移植、腎臓移植、眼球移植というように、人間の臓器移植が可能となって、人間の部品交換を電気製品の部品交換のように安易に理解しているように思われる。<br>　眼球銀行に死後、眼球を預け、白内障の人に与えると登録している人も多い。<br>　だが、眼球を視神経束のところで継ぎ足すものでもなく、左右の眼球を交換することもほとんど不可能である。　だから眼球の一部、角膜を移植するのが目的であり、白内障のために白濁した角膜の交換手術のためのアイ・バンクなのだ。<br><br>　ところが、色覚以上によって赤と黒、赤と緑の区別を誤るという症状を研究する人たちはテレビ放送の中でも明らかにされたように、色を分光器によって光を分散させて得られた色光を基準として検査の基準とし、紙の上に印刷された検査表を基準とするのは誤りだというのであった。<br><br>　<div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130813/15/gunboy107/1a/74/j/o0800040612645898157.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130813/15/gunboy107/1a/74/j/t02200112_0800040612645898157.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br>※原書は、白黒印刷です。　浅利先生の著書「色盲矯正と教育」より転載しました。<br><br>　この分光器を応用して赤と緑の光を混合させて色覚異常の程度を判別しようとするアノマロスコープ（アブノーマル鏡の意味）も１００パーセントの信頼ができないものだと高橋博士が証言している。　学校での身体検査でアノマロスコープを使用し、信頼できる結果を出したという例は絶無であり、どこの医大付属病院でもこれを使って検査することはない。　もし、アノマロスコープを使う医師があったとすれば、色盲児が来院したことを幸いに、色盲研究をやろうとし、判定よりも実験を目的としていることは明らかなのである。<br><br>　病院が、診察や手術を実施すると、基準表に従って支払いを求める。　その際に、アノマロスコープ使用は「１点」つまり１０円なのである。　ほとんどの眼科医はアノマロスコープを持ってはおらぬ。　高橋博士は言う、「大変面倒なものですから・・・・」と。　<br>　アノマロスコープの取り扱いが難しいものであり、料金も安く採算がとれぬばかりか、絶対確実な診断を下すことができない。　しかも、最新型<a href="http://ameblo.jp/gunboy107/entry-11569977772.html" target="_blank"><font color="#0000FF">（※1）</font></a>のものでさえそれは隻眼視するようになっていて、左右同時に検査をするようにはなっていない。　これは検査に時間がかかり、被験者をいたずらに披露させるものなのだ。　<br><br>　もっともアノマロスコープ<a href="http://ameblo.jp/gunboy107/entry-11585536715.html" target="_blank"><font color="#0000FF">（※２）</font></a>の欠点がある。　<br>　それはこの器機を使用するときには、<br>　「あらかじめ、石原式色盲検査表によって色盲と判定されたものを数名選び、その共通点を持って判定の基準とするのが良い」<br>　と使用説明書に記してある。<br>　つまり、アノマロスコープで色盲と判定するための前提条件として「石原式色盲検査表」が必要とされている。　このことは「石原式色盲検査表」があればアノマロスコープを必要としないということなのである。<br><br>　色盲・色弱と医師が判定するときに「石原式検査表」が印刷された色素色によるものだから基準にならぬという。　また、分光された色光でなければならないというのが、医師の共通した理論だとするならば、これもまた笑止千万である。<br>　自然光も反射光も、色光も、ともに人間の目に入射し、識別されるもので色素色は反射光となって入射する。　これも色光である。　だから、印刷されていようが、分光器によって作られた色光であろうが、眼底に像を結ぶ、つまり網膜を刺激することに差があるものではない。　このことは判定基準の設定に重要な意味を持つ。<br><br>  アノマロスコープを判定基準とする根拠は、石原式色盲検査表の信頼性、簡便性、普遍性に比べてすこぶる低く、評価するに値しない。<br>　分光器によって光を分散させ、色光を作り出すことによって色光を研究したニュートンの光学は物理学上の価値は高く、その恩恵は深い。　しかし、１８１０年、このニュートンの光学に対して正面から批判の旗を揚げ、ニュートンの学説の根幹となっているスペクトル実験では果たして色光が太陽の光そのものなのか、あるいは、分光器そのものの物質から発したものか、どちらとも判定できぬではないか、という疑問が投げかけられた。　つまり分光のために使われているプリズムによらなければ太陽光が色を出さないのであれば、プリズムの物質としての化学的性質が色を作り出しているかもしれぬ。　これが、ゲーテの色彩学（Ｚur Farbenlehre）に述べられた要旨である。<br><br>　今日では、プリズムの物質としての性質が色を現すものではなく、太陽光そのものの中に色を示す性質があるとしたニュートン説が正しいとされているが、ゲーテの時代には、プリズムの物質としての性質を分析することも避けてはならない命題であった。<br>　このゲーテによる批判の経緯に似ているのが、印刷された検査表とアノマロスコープとの比較である。<br><br>※<strong>太陽と生活</strong>に続く
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11591847065.html</link>
<pubDate>Tue, 13 Aug 2013 14:19:17 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　　３　テレビ放送・TVカメラの実験-4</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">夢と希望!?</font></strong><br><br><strong>前田</strong>　　現代医学の中で色盲を完治することはできないのかということですね。<br><br><strong>浅利</strong>　　著名なのはですね、東北医科大学の学長であった本川弘一という先生が色盲の研究をやりました。　　その結果、こういうレシーバーのようなものをかけて、こっちの耳からこっちまで電気を通すということをやったんです。　そうすると周波数が強いと赤がパッと目に映るんですね。　そういう実験をやりましたね。　これはね、ここに書いてある「通電法」ですね。　こめかみから・・・・・。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130723/18/gunboy107/10/82/j/o0800047512620020466.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130723/18/gunboy107/10/82/j/t02200131_0800047512620020466.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a><br><br>　（画面スタジオに戻る）<br><br><strong>高橋</strong>　　これは私もやったんです。<br><br><strong>前田</strong>　　先生が開発された？<br><br><strong>高橋</strong>　　いえいえ、違います。　この実験はですね、私も岩手医大でやりました。　今も出ましたけれども、これはですね、ちょっと誤解があるようですが、あのお、特定の周波数で頭に電流を流しますと、赤に見えるんじゃないんです。　赤の感覚細胞が、それに、特定の周波数で興奮することがある、ということを別の面から証明するという方法で、その時代、我々は網膜の中にこういう３つの過程があるということを客観的に証明しようという試みでやった実験です。　で、本川教授が始まりで、我々も岩手医大で三田学長の指導の下でやりました。<br><br><strong>前田</strong>　　で、結果としては、その矯正、つまり色盲者を治すということに効果を上げたんでしょうか。<br><br><strong>高橋</strong>　　それはですね、今のもの、サンビスタと称する器械はですね、それを逆に使えば色盲が治るんじゃないかという考えで、今村という先生がそれをやられました。　しかし今はどうも、今は多分、関教授ですね、自治医科大学（註・現在は獨協医科大学眼科教授）ですか、そこの教授であられる関教授が追試されているかもしれませんが、今の時点では効果は、公式には否定されております。<br><br><strong>前田</strong>　　そうですか、まあ、売り出されたのは、今から１５，６年前のようですが、昭和４１年（１９６６年）ですね。　そのときは、まあ。「色盲の人々に希望と夢を」ということで、こうなれば、これを使えば治りそうだなという感じがしてまいりますが、指導医は岩手医科大学眼科教室と、こうなっております?<br><br><strong>高橋</strong>　　それは、私は関知しておりませんから・・・・・。<br><br><strong>前田</strong>　　そうですか？<br><br><strong>高橋</strong>　　はい・・・・・。<br><br><strong>前田</strong>　　と、現在は、これは治る器械だということにはなっていないと。　そうしますと、先ほどのお話ですが、治るという段階には、今の医学ではきていないんだという・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　残念ながら、そう答えざるを得ません。　ただ救われるのはですね。　色弱というのは非常に門戸が広くなっているということ。　で、現実にですね、色盲・色覚異常の子供さんをお持ちのお母さん方でもお子さんが図画を描いたりした場合ですね、非常におかしいと感じられたことはおそらくないと思うんです。　現実にですね、それほど、言われるほどですね、色覚異常者の生活は不自由がないらしいです。　これだけは確かです。<br><br><strong>前田</strong>　　なかなか難しいな、ということは、高橋先生が大変くだいてお話してくださるんですけれども、やはり素人にはわからないのかなと、そんな気持ちが少ししながら、でも、結果として、今の、今のお医者さんの手では色盲・色弱を治すことができないんだという、つまり、その色盲・色弱っていう判定はお医者さんがして下さるけれども、治すことをお医者さんはして下さらないんだ、というところが、今の段階だということになってくるわけです。　とすれば、色盲の子供たちはどうしたらいいんだろうかということが１つございます。　あの、前回のＶＴＲをちょっとご覧ください。<br><br>　（第一回放送のＡ君、Ｂ君、Ｃ君が画面に出る。　重複するので省略する）<br><br><strong>前田</strong>　　現在、色盲であるがために入れない職業、そういう壁があるわけですね、それについて先生はどうお考えですか。<br><br><strong>浅利</strong>　　それはね、東京医科大式という、この検査表ですね、これの中にはね、色盲者がやってもいいだろうという職業が何百も書いてあるわけ、ところが、家に来る子供たちに見せるとね、どれも希望しません。　どうしてかっていうとね、川に入ってね、ゴミを取れだとか、あるいは山の中に捨てられた空カンを集めろとかね、早い話が乞食になれと言ってるようなもんなんですよ。　だから子供らは何といっても色盲は治さなければ希望のある生活は望めないわけなんです。<br><br><strong>前田</strong>　　先生、色盲なら色盲のまま、今の制限を撤廃したら、その差別がなくなるんじゃありませんか。<br><br><strong>浅利</strong>　　それはね、やっぱりダメです。　今のようにですね、文化生活が進んでくれば、進めば進むほど、色彩によって危険や安全を区別するとか、そのほか製品の良し悪しも色に出てきます。　だから商業、農業、工業、士農工商のほとんど全部が色に関係ありますから、色を間違われたのでは子供の将来に良いことはないでしょう。　やっぱり治す以外にない。<br><br>　（画面、スタジオに戻る）<br><br><strong>前田</strong>　　先生、あの色盲検査表が読める程度になっていれば、社会生活上は正常なんだと考えていいんじゃないかと素人考えで思うんですが、どうなんでしょうか。<br><br><strong>高橋</strong>　　大変難しい問題だと思うんですね。　というのは、あの今、我々の考えでは、色盲であるけれども色盲者はそれなりの色を見ていると思いますから、それなりの色を見てる。　ただし正常からズレているはずです。　正常の状態からズレてる。<br><br><strong>前田</strong>　　そうすると社会生活問題になってくる・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　やっぱりですね、とっさの場合なんかですね、問題になるかもしれません。　たまたま浅利先生もおっしゃっていらっしゃいましたけれども、ただ、しかし先ほどから申し上げているように、色弱というのはですね、いろいろ幅がありまして、色弱の軽度のものはほとんど差支えないんだろうと考えますし、現在、日本の眼科学会でもそういうことを数年前から調べてですね、キャンペーンをですね、その進路指導の制限の現状と対策ということを強力に進めています。　あの、日本眼科学会の色覚研究グループが・・・・・。　それで、事実、先ほどから申し上げている通り、色覚異常者というのは実際の生活に不自由を感じていないし、色盲者であってもそうなんですね。　ですからその・・・・色盲の人は幸いにして非常に少ないんです。　色弱が多いんですね。　ほとんど色弱が多い。<br><br><strong>前田</strong>　　ということになりますと、たとえば岩手県ではどのくらい?<br><br><strong>高橋</strong>　　ちょっと、私、今、数はわかりませんけれども、おそらく１％くらいじゃないかと思います。<br><br><strong>前田</strong>　　そうですか、はい、ええと、先生は、もしも色盲であったとすれば、やはり現在程度の制限は必要だろうと・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　色盲者に対しては、私は前田さんが言うようにかなりフリーにね、まあ現実にそうなってますから、たとえば岩手医大ででもですね、色弱者であれば、成績さえ良ければ、いくらでも入れます。　　<br><br><strong>前田</strong>　　そうですか、はい、浅利先生の意見をもう一度聞いてみたいと存じます・・・・・。<br><br>　（画面、ＶＴＲとなる）<br><br><strong>前田</strong>　　制限は、社会生活をしていく上に、当人、また社会のためにも、これは止むお得ないと考えていらしゃるわけですね。<br><br><strong>浅利</strong>　　制限は当然ですね。　色盲がある限り、色彩のない世界はありませんから、どうしても制限があるのは当然です。<br><br><strong>前田</strong>　　そこで先生のところでですね、実際に色盲が治ってですね、そして現在制限のある世界で活躍している人っているわけですか・・・・・。<br><br>　（画面は矯正記録が積み上げてあり、対談している情景）<br><br><strong>浅利</strong>　　ああ、います。　　それはですね。　　治っちゃったのですから、いわゆる、正常な状態なのですから、いろいろなところで活躍しています。　これは熊本県の人ですね、石川県の人ですね、神奈川県の人、岩手県ももちろんあります。　これらに人たちはですね、これ皆、それぞれの職業についてごく普通の生活をしています。<br><br><strong>前田</strong>　　例えば・・・・・。<br><br>浅利　　鉄道に勤めています。　医者になっている者もいます。　そして女子で看護婦（※原文まま）になっている者もいますよ。　<br><br>　（画面スタジオに戻る）<br><br><strong>高橋</strong>　　よろしいですか、それでですね、時間がないようですから、その、浅利先生に３つばかりお願いがあります、で、せっかく、貴重な研究をされておりますので、そのトレーニングをしてからですね、ある一定の時間、例えば５年後とかね、そういう時期にもう一回ですね、十分色覚内容を検討されて、特に浅利先生、アノマロスコープは一番大事なのです。　ただ県内に少ないからといって、おもちゃといわれると非常に困るんで、そこいらあたり、もう少し御理解いただきたい。　最後に日本でも色覚の研究家が、専門家がたくさんおられます。　そういう人たちとよく討論されるようにして研究を進めていただきたい。　そういう人たち、もしお知り合いでなければ、我々の方から、あの、ご紹介申し上げますので、ぜひ、基礎的に研究を進めていただきたいと思います。　<br><br><strong>前田</strong>　　医学界の方向も、ぜひ色盲・色弱が治るという方向でこれから研究が進んでいくものだと、こう理解してよろしいですか。<br><br><strong>高橋</strong>　　ええ、私はそう思います。<br><br><strong>前田</strong>　　はい、どうもありがとうございました。　　（テーマ音楽）<br><br><br>　こうして放送は終わった。<br>　この放送から重要な教訓を得ることができる。　眼科学・色覚研究者のだれ一人として「色盲・色弱」を治せないという証言を得たこと。　もう一つ明らかになったことは、取材に訪れたテレビ局のスタッフが実見したように「色盲・色弱を３０年前から矯正に成功し、日本各地に完矯、完治者があり、浅利式色盲矯正法には普遍妥当性がある」ことが証明されたことだ。　さらに、色盲を治そうとする努力は多くの人々によって試みられたが、それらのすべてが、成功していない。　　放送中に示した「サンビスタ」（９４ページ）のように、この器械が発売された当時（したがって今日でも）「色盲を治すことができるかもしれない」という夢と希望を込めて発表されたものである。　当時、色盲・色弱者がこの器械によって正常色覚になれたという事実は一例もなかった。　それでも日本中の公私立医大の眼科教室や、著名な眼科医たちはこの器械を（推薦）した。　<br>　著名な眼科医や眼科学者、色盲研究者が（推薦）すれば、一般社会の常識として、この器械によって「色盲を治す」ことが可能だと信頼する。　だが、一年後には、各地の医大は推薦を取り消している。　放送中（９５ページ）に高橋先生が言うところでは、昭和４１年発売、翌年各大学により推薦取り消されたこの器械を、昭和５５年になっても追試研究している自治医大教授（現独協医大）関亮博士が検証中であるという。<br>　医学界での（推薦）という言葉には、本来の意味が失われていて、確実性のないものでも推薦したり、効果がなくても、あるかもしれないので推薦する、という例があり、医大などで薬品業者からの収賄教授、寄付金が多ければ合格させる医大など、一般社会の常識に反し信頼を失う土壌のあることは否定できない。<br><br><br>※　<strong>４　色覚異常の検出と矯正の問題点</strong>・・・・・・へ続く<br><br><br>（ドールトンの目　家庭で治せる色盲色弱　　浅利　篤著　　竹井出版より）
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11585654490.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Aug 2013 18:05:35 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　　３　テレビ放送・TVカメラの実験-3</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">最高にして最低</font></strong><br><br><strong>前田</strong>　　最初に診断されたのは第二色覚異常第二度とありますね、これはある盛岡市内での病院の結果です。　これが１２歳の時にこういう診断をもらいました。　そして５３年１月、今年１月９日に別の病院に行きましてですね、色盲検査をしましたところ「正常」と書いてございます。　つまり正常な目であるという診断が出ているわけですね。<br><br><strong>浅利</strong>　　これはね、前の色盲だという診断書を隠してしまえば、こっちの診断書で治っているということで、治ったということも言わないで生まれつき正常だと言えば、それで済むことです。<br><br><strong>前田</strong>　　どういうふうに検査したって色盲のデータは出てこないんですからね。<br><br><strong>浅利</strong>　　ただ私としてはですね。治るんだという証拠としてこれを示すわけです。　これはこの子供だけが治ったのではなく、すべての・・・・<br><br>　（画面スタジオに戻る）<br><br><strong>前田</strong>　　１２歳の時に色覚異常という診断をされた子が１５歳の時に、今年の１月なんですが、別の病院では正常だと、まあその間に矯正が行われていたわけなんです。さて私、この取材をしてびっくりしたんですが、色盲であるかないかということを学校段階で判断する、あるいは眼科医で判断するのに、こういう検査表、石原式と東京医大式と、それから石原・大熊式というのと３種類しかないわけですね。<br><br><strong>高橋</strong>　　そうです。　その通りです。<br><br><strong>前田</strong>　　で、その３種類が、全部読めてしまえば、それでも色盲である、あるいは色弱であるということは全く判断することができない・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　そうじゃないですよ。私の見解はそうじゃなくて、色盲表は色素色であって、大量の人の中から異常のある人をスクーリングする、ふるい分け検査をするための道具ですから、本当の意味の色覚をですね、正確に調べるのはアノマロスコープという昔から使われた正確な機械があるんですけれども、それは各波長の色をですね純粋に出して、そして色合わせをする機械です。<br>それでもって判定しない限りダメですね。<br><br><strong>盛内</strong>　　アノマロスコープだと１００％確実なんですか！？<br><br><strong>高橋</strong>　　そういうわけにいかないんです。　そこが非常に困る点があります、というのはですね、色感覚というのは主観内容ですから、客観的に十分判定する基準がないんです。　それからもう一つですね、色弱というのがありましてですね、これは正常に近いものから、色盲に近いものまでありましてですね、そういうところでやはり混乱の可能性があります。<br><br><strong>前田</strong>　　アノマロスコープという機械はどこどこにあるんですか？<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130723/18/gunboy107/49/30/j/o0510050612620020465.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130723/18/gunboy107/49/30/j/t02200218_0510050612620020465.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="218" border="0"></a></div><br><br><strong>高橋</strong>　　岩手県ではですね。　そうですね。　３，４か所の病院ではないでしょうか、全部が持っているというわけではないと思います。<br><br><strong>前田</strong>　　岩手医大はじめ、あと３，４カ所と・・・・・<br><br><strong>高橋</strong>　　そうだと思いますね。　よく調べてみたことありませんけど、私の方にもあります。<br><br><strong>前田</strong>　　一般に使われていない・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　大変面倒なものですから。　ただ検査表でピックアップするとかなりよくピックアップできますから、そこで混乱が出てくるのです。　これが読めたら治ったというようにやられますと、大変、今の私らの色覚学説では非常に納得できない。<br><br>　（画面にヤング、ヘルムホルツの３色説表が出る）<br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130723/18/gunboy107/25/02/j/o0598042012620020467.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130723/18/gunboy107/25/02/j/t02200155_0598042012620020467.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br><br><strong>高橋</strong>　　この表を説明いたします。　お母さん方ご覧になっているかと思いますから、我々の目の中にはですね、こういう赤のものと緑のものと青のものと３つの色をですね、感覚できる細胞があります。　視細胞というのがありまして、この３つの色がですね、受容器といって色を感覚する細胞が適宜働いていろいろの色を見ている。　たくさんの色を見ている。<br><br><strong>前田</strong>　　赤と青と緑と・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　そうです。　３原色といって、３原色説と昔から言われました。　これは模型ですけれども、あれなんですね。　今から１０年くらい前、アメリカでコンピュータで純客観的に正常人と猿から証明された正しいデータを示してあります。　ですからみなさんがご覧になっているテレビもですね、色が出るのはこの３つの色が十分働かなければならない。　いいですね。　そして赤の色盲というのは赤がなくなります。　緑の色盲というのは緑がなくなります。　それから青の色盲というのは青がなくなります。　細胞がないかもしれません。　ないかあるか証明されてませんけれども、そういうものがなくなります。　だから色覚っていうのは２色型色覚っていいます。　<br>　ところで色弱はですね、例えば赤の色弱は、青と緑は正常で、赤がチョコッと、いくらかあるんですね。　いくらかある。　　異常３色型色覚っていいます。　色弱と色盲というのは全然本質的に違ったものです。<br><br><strong>前田</strong>　　と、色盲となりますと!?<br><br><strong>高橋</strong>　　色盲は、この赤の感覚細胞が全然欠落する。　ない。<br><br><strong>前田</strong>　　その場合は赤がないんですか、緑とか青とかじゃなくて・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　緑はあります。　青もあります。　ただし赤のものがない。　そういうことになります。<br><br><strong>前田</strong>　　赤が・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　はい、そういうことになります。<br><br><strong>前田</strong>　　そうなれば赤は訓練によって発達させることは、もう・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　私は不可能だと思います。　不可能だと思います。　実際にそういう人をね、主観的スペクトルムを見せますと、この正常で赤に見える部分は真っ暗に見えるんです。　これはもう確実です。<br><br><strong>前田</strong>　　真っ暗に見えるということは、何によってわかるのですか?<br><br><strong>高橋</strong>　　本人と正常の人と比較しながらやってみるとわかる。<br><br><strong>盛内</strong>　　赤を見てると・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　いや、いや、赤といっても、赤のスペクトルを見せる。　暗く見えます。　そして実際問題としてですね。　これは誤解を招くかもしれませんが、橙色の部分がありますね。　それが赤として感じるんじゃないかと思われます。　その程度のものです。<br>　<br><strong>前田</strong>　　そこで、アノマロスコープの原理もここにございますか。<br><br><strong>高橋</strong>　　いや、アノマロスコープの原理じゃないです。　ちょっと、これ映していただきますと、ここに、こういうスペクトル（印刷されたスペクトル図を示す）、これ実際にスペクトルムといいまして、ここに赤が見えますね。　こっちが青、ここらあたりが緑、太陽光線によってですね、波長が、色がみんな違って見える。　<br><br><strong>前田</strong>　　そうですね、つまり虹がそういうかたちになりますね。<br><br><strong>高橋</strong>　　虹の七色です。<br><br><strong>前田</strong>　　プリズムに当てれば太陽光線が、そうですね。<br><br><strong>高橋</strong>　　そうです。　このように見える。　ところがですね。　赤の部分が暗く見えてくる。　真っ暗です。　ね。　真っ暗になりますから、そして、実際にですね、色盲の人の色の見え方と色弱の人の主観的な色の見え方というものをですね、絶対的な評価をする方法ができないんですね。　感覚内容ですから、あくまでも比較的にしかできないんです。<br><br><strong>前田</strong>　　それを程度の差だと考えてはいけないんですか、色盲も色弱も。<br><br><strong>高橋</strong>　　程度の差というより根本的な違いがあります。<br><br><strong>前田</strong>　　しかし、そこで分けられないんですね。<br><br><strong>高橋</strong>　　色盲と色弱はアノマロスコープという機械を使いますと完全に分けることができます。　そして、色弱の程度も完全に分けることができます。<br><br><strong>前田</strong>　　社会的に差別があるのは、まあ、色弱であっても同じように差別されてしまう。<br><br><strong>高橋</strong>　　だけどみなさんがおっしゃるよりも最近は、この前、教育委員会の先生がおっしゃっていましたように、かなり色弱の人は、むしろ入学試験の成績次第で、とくにだいがくけいとうはほとんどはいっているはずです。　色盲の場合は別ですけれどもね。<br><br><strong>前田</strong>　　質問３にはいっていきたいと思いますが、現代医学ではですね、現在の段階ではですね、そうしますと色盲も色弱も完治する方法はないんですか!?<br><br><strong>高橋</strong>　　カンチするってことは?<br><br><strong>前田</strong>　　完全に治る。<br><br><strong>高橋</strong>　　ああ、完全に治る。　テレビをご覧のお母さん方には誠に申し訳ないんですけれども、今のところ、悲観的とお答えするより仕方がないんですけれども・・・・・。<br><br><strong>前田</strong>　　現在の段階では悲観的であると・・・・・。　そういう研究に取り組んでいるお医者さんもいるわけですか。<br><br><strong>高橋</strong>　　ええ、この色覚学者というのは、日本にかなりおられまして、そして、実際、コツコツと・・・・・・。<br><br>　（画面ＶＴＲとなる）<br><br><br><strong>※夢と希望!?・・・・・・に続く</strong><br><br><br>（ドールトンの目　家庭で治せる色盲色弱　　浅利　篤著　　竹井出版より）
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<pubDate>Sat, 03 Aug 2013 13:30:59 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　　３　テレビ放送・TVカメラの実験-2</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">妄説を衝く</font></strong><br><strong>前田</strong>　　今、お話の出ました色には色自体に明るさがある、その明るさを活用することによっても区別がつくんじゃないかと、お話がありましたが、これも浅利先生からお借りした資料なんですけれども、例えば、この色盲検査表がございますね。　もちろん、これは色の判別ができるかどうか見るわけですけれども、例えば、この字は「や」と書いてあります。　この字は「ろ」とありますね。　これを明るさだけ、つまり白黒の状態に、ゼロックスでやったらどう出るかという資料があるわけです。　そうしますと「や」はなるほど、白黒に戻した時、明暗で「や」と分かります。　その隣の「ろ」はどうでしょう。　「ろ」は白黒にしてしまうと、明暗でも「ろ」とは見えない、というふうになりますね。　次のページを開けますと「ア」「ま」とありますけれども、この「あ」「ま」というのも、こういうかたちでご覧いただくと「あ」「ま」が、もう白黒では判読できない、まあこういう資料があります。<br><br><strong>高橋</strong>　　ええ、わかりました。　それはですね、その色というのは、こういう色盲表の色というのはですね、これは色素色といって印刷している色なわけです。　したがって、本当の意味の色合わせというのは色の光線でなければいけないんですよね。　ところが、そういうもので検査っていうと大変ですからね。　こういう便宜上、これ有名な石原式色盲表なんですけれども・・・・。<br><br><strong>前田</strong>　　こう印刷したものと本当のものと違うんだという・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　印刷してですね、この表面の色に光線が反射して返ってくる。　その過程で3つの色の属性がバラバラに壊されてしまう。　ですからゼロックスするということは、こういう表の本当の成り立ちの理論からすれば、全くこれは問題にならんです。　というのはですね。　こういう色盲表を人工照明じゃなくてですね、なんて言いますか、蛍光灯かなんかの下で読ませますと、かなり色弱の人でしたら非常によく読めますから、そういうような現象が出てくる。　で、あの色というものは印刷して、さらにゼロックスするということはですね、今申し上げた色の属性をすっかり壊してしまうことになります。　だからもうこれは比較対照にならんことになります。<br>　理論としては大変これはクリアーカットな照明で・・・・・。<br><br>（画面に石原式検査表が映る）<br><br><strong>前田</strong>　　カラーテレビでは色の調整ができます。　つまりこの中から電気的にですね、赤という色を脱落させます。　そうするとどうなるか、ええ見ててください。　赤という色を脱落させます。　するとこの状態ですね。　こうなりますと、皆さん方にも、正常な方にもこれが「４５」であるとは読めなくなる。　　つまり、こういう赤を感ずる力が未発達なんだというのが浅利先生の考え方、というか、色盲というのはそういうものなんだということなんだと思います。　今、浅利先生がおっしゃる色盲というものの説明と、それから高橋先生にうかがった色盲についての説明と２つありました。　で、高橋先生は赤と緑だけではなくて、つまり３原色、赤・青・緑という、したがって赤だけが脱落するのではなくて、青という要素もあるんだという説明ですね。　で、ひとまずこれを置かしていただきまして、次の質問に進めさせていただきたいと思います・・・・・。　浅利先生は次に、現在はこの色盲検査表を完全に判読できるようになっている。　それでもやはり色盲だと言わなければならないんだろうかというわけですね。　ひとまず先週のＶＴＲを・・・・・。<br><br>（画面に前週のＶＴＲが映る）<br><br><br><strong>最高にして最低・・・・・に続く</strong><br><br><br>（ドールトンの目　　家庭で治せる色盲色弱　　浅利　篤著　　竹井出版より）
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11578585284.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Jul 2013 16:43:31 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　　３　テレビ放送・TVカメラの実験-1</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130715/12/gunboy107/7d/6b/j/o0800133412610289279.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130715/12/gunboy107/7d/6b/j/t02200367_0800133412610289279.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br><br><br>　<strong><font size="2">自己紹介</font></strong><br>　昭和５３年１月２４日第２回目のテレビ放送は、「アサリ式色盲矯正法」がどんなものか、著者が戦前の昭和８年から教師であり、美術を担当し色彩の研究に画家の立場から強い関心を持ち、第１回独立美術協会展に入選したのは昭和６年のことである。　以来、美術に関する執筆活動が堪えたことがなく特に、「人間はなぜ、絵を描くのか？」を研究テーマとして多数の著書をまとめ発表してきた。（巻末著書一覧参照）<br><br>　研究の中心は色彩である。必然的に色盲への関心が高まり、矯正法創案に至った。　美術教師には他教科と同様に「評価」とはいかにあるべきかの課題がある。　教師の好みによって評価する時代は昭和２０年を境にして去り、教育的科学的な評価が求められる時代に入ってきた。　色盲の子供が描く絵を、色が間違っている、では教育によってその間違いを正しくすることができるのか！　ここに著者が解決しなければならない課題があった。<br><br>　第１回の放送で視聴者（読者）に理解された主要な項目を挙げると、<br>　１　眼科医は色盲色弱の判定をするが、これを治す方法を知らない。<br>　２　浅利は医者ではない。美術教師である。そして色盲色弱を治すことに成功した。<br>　３　よって、色盲色弱を治すのは医者の仕事ではない。<br><br>　第３回目の放送は１月３１日である。<br>　この時のオープニングは、ビデオ撮りしてあった著者の画面登場から始まる。<br><br><strong>前田</strong>　　おはようございます。１月３１日、どうやら冬将軍も待っちゃいないというわけで盛岡にも大きな雪を降らしております。　さて今日は、先週、先々週と２週にわたって論争されてきました、色盲は治るのか、治らないのか、という話、今日は最後のメドをつけたいと思います。<br>ええ、眼科医の高橋利兵衛先生においでいただきました。　よろしくお願いいたします。<br><br>（音楽、１月２４日のＶＴＲが映る。浅利が巻紙をほらいて読み上げる）<br><br><strong>浅利</strong>　　１つ、色盲者の色覚感覚について色盲者には正常な色は、はたしてどんな色に見えるんですか。　そういう研究をあなたはやったことがありますか。もしやったとするならば、その研究は成功しましたか？　第２番目です。　色盲の検査表が磁際に正しく読めるようになっている、かつての色盲者を、なぜ、読めると正しい評価をしないのですか？　第３番目、現代医学といわれている皆さん、最も遅れている皆さん、色盲の矯正ができるのですか。もしやったとすれば、成功しましたか？　私はこういう３つの疑問を突きつけます。　なぜかというと・・・・・。（画面、スタジオとなる）<br><br><strong>前田</strong>　　先週、先々週と２週にわたりまして火曜日に取り扱ってまいりました。　色盲は治るのか治らないのかという論争ですね。　最初の放送の日には色盲というものが社会的にどれだけ差別されているか、子供たちの将来にどれだけ暗い影を投げかけているかということをまず訴えたわけなんですが、じゃあ一体、色盲は本当に治るものか治らないのかハッキリしてほしいのだという声をたくさんいただきました。　浅利先生はお医者さんではありません。　永い間教育の畑におりまして、最後は雫石町の小岩井小学校の校長先生をやって５年ほど前に定年で退職なさった、勇退なさったのですね。　その後、色彩心理学の研究をなさるかたわら、色盲の人たちを治すということをずっと手がけていらっしゃるわけです。　で、今まで出てきた話と申しますと、まず、色覚異常者、色盲あるいは色弱といわれる人たちが大体２５人に１人ないし２人くらいの割合でいるんだということ、つまり１つの小学校で４０人のクラスですと１人ないし２人は色もうないし色弱者がいるということになるわけです。<br><br>　次に色覚の異常児に進路の制限がある。たとえば工業高校、技術関係などには入ることができないということがあるわけです。　農業高校にも入れないか、あるいは高等看護学校、ここにも入ることができないということがあるわけなんです。　次に浅利法という先週ご紹介しました、つまり矯正する方法がある。　浅利さんが開発なさったわけです。　そして浅利さんは２００人ほどの全国の子供たちをこの方法によって矯正していらっしゃいます。　しかし、なおかつ医学的には治ったのではないのだということで否定されている。　医学的には治らないとされているのが色盲色弱であるということです。<br><br>　今日は医者の立場から色盲について説明していただこうと思いまして高橋先生においでいただきました。　高橋先生は新日鉄釜石病院の副院長をしていらっしゃいます。　もちろん眼科のお医者さまです。　しかも学生の頃から、そしてしばらくの間、色盲についての研究をしていらっしゃったということです。　現在は、色盲そのものには取り組んでいらっしゃらない。<br><br><strong>高橋</strong>　　はい、現在はね。　それでなくて、電気生理ということで、この問題自体にはタッチしておりません。<br><br><strong>前田</strong>　　今日は一応、医者の代表といいましょうか、医者の常識としての立場からお話をするんだということでございますね。　そういうふうに理解して、よろしゅうございますか。<br><br><strong>高橋</strong>　　ええ、まあ、眼科医、専門医としての一般的な知識というのと、まあ、一般の眼科のお医者さんよりも私は、いくらか、まあ、電気生理、生理的なことをやってますから、いくらかお話しできるんじゃないかと思います。はい。<br><br><strong>前田</strong>　　それから、あの、世界の眼科医学会の中でですね。たとえば、先端のところが、この辺まで行っていると、まあ、特に色盲の矯正についてはこのへんまで行っていると、こういう情報は先生お持ちだというふうに理解してよろしいですか。<br><br><strong>高橋</strong>　　結構です。はい。<br><br><strong>前田</strong>　　それではですね。まず先ほど、浅利先生が読み上げていらっしゃた３つの質問状の第１点から聞いてまいろうと存じます。　その第１点は色盲者の目に一体客観的にはどういうふうに色が映っているんだろうか、例えば赤いという色があって・・・・・。<br><br>（画面はＶＴＲとなる）<br><br><strong>前田</strong>　　これが色盲の特徴なんだというふうに考えてよろしいですか・・・・・。<br><br><strong>浅利</strong>　　ええ、それが８０％以上、そういう症状を持っているわけです。<br><br><strong>前田</strong>　　じゃ、あらゆる色について識別ができないんじゃなくて・・・・。<br><br><strong>浅利</strong>　　そういうことはありません。<br><br><strong>前田</strong>　　緑、赤だけ、そうですか、これは先生が捉えていらっしゃる色盲の１つのあり方、それから、眼科医の方がとらえていらっしゃる考え方と、ちょっと差があるようですけどね。<br><br><strong>浅利</strong>　　ええ、そうです。眼科医はね。のちに実験もできると思いますが、網膜の中に、つまり目の奥のところにですね、赤を感ずる物質がないと言ってるんです。<br>　そこで遺伝子の、くっついている染色体ですね。クロモゾーメンですね。これを改造しなけりゃならん・・・・・。<br><br>（画面、スタジオとなる）<br><br><strong>前田</strong>　　・・・・・と、端的に浅利先生はそういうふうに説明していらっしゃるわけです。　高橋先生の側から１つ・・・・・。<br><br><strong>高橋</strong>　　ええ、今の、今というより昔から、現在も純客観的に確かめられているんですが、色を構成するのは赤、緑、青と３つの要素があります。　で、今皆さんがご覧になっているカラーテレビも、その３つの色を使って色を出しているわけです。　そのうちの１つ欠けてもこういう色は出ない。<br>　ですから赤緑物質だけの欠落というのは誤り、全然誤りです。<br><br><strong>盛内</strong>　　ということは青が抜けているということですか。<br><br><strong>高橋</strong>　　そういうことですね、で、私、我々はもう一つ大事なことはですね、色覚異常には色盲というのと色弱というのがあるんです。　ご存知のとおり、この色弱というのは正常のものから色盲に近いものまである。　後でまた説明します。　それからもう一つですね。この残像検査、これなかなか面白い検査法でもあるわけですが色盲者、色盲色弱を含めてですね。　残像現象が出やすいという事実がある。　昔から知られた退避というんですがね、生理学的には退避、色の退避。<br><br><strong>前田</strong>　　正常の人間にはもちろん出ますね。<br><br><strong>高橋</strong>　　出ます。出るけれども色盲者のの方がむしろ残像現象が出やすいという事実がある。　これは昔から知られた事実です。<br><br><strong>前田</strong>　　その残像がですね、浅利先生の方法では、自分に見えた通りの色を選んで塗るわけです。　はじめのうちは黒っぽい、だんだんそれが紫になってって、それが赤になっていく、そういう変化をしてまいります。　その変化の様子を私も見てまいりました。　赤くなるんだという知識があってですね、残像をどんなふうに見えようとも、赤って書いてある色鉛筆を持ってきて塗るんであれば、それは知識がそうしてしまう。　けれども何も書いてない、自分が見えたと同じ色を選んで塗る。　結果として赤になってくるんであれば、やっぱり赤が見えてくるんだなあと、つまり赤という色が最初は見えない状態だったものがだんだんと見えるようになるんだなというふうに私は理解しました。<br><br><strong>高橋</strong>　　ふー、なるほど、それにまだ説明していませんが、先ほど申し上げたように色弱というものはですね、赤の過程がいくらかあるんです。　ですからある程度判別が可能になると思います。　ただしですね。　色としてでなしに、私は色としてではなくてね、色でなくて判別できると思います。　それはですね。　いいですか、時間的に色というものはですね、色の色調と、色には明るさというのがある。　各色には固有の明るさというのがある。　例えば赤よりも緑の方が明るく見えますね、それと同じように飽和度といいまして、純粋度といいますかね、白っぽい赤から本当に濃い赤までいろいろある、というようにですね、色といいましても、その３つのものがあります。<br>　色相・明るさ・飽和度とこの３つがあります。　その３つのいずれかでも判定できるんです。色というものはある程度判定できるんです。<br><br><br><strong>妄説を衝く・・・・へ続く</strong><br><br><br>（ドールトンの目　　家庭で治せる色盲色弱　　浅利　篤著　　竹井出版より）
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11577892570.html</link>
<pubDate>Mon, 22 Jul 2013 14:30:40 +0900</pubDate>
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<title>ドールトンの目　２　テレビ放送・色盲矯正法　発見者は常に権威と戦って勝つ   　理解を深めるため</title>
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<![CDATA[ <strong><font size="2">理解を深めるために</font></strong><br><br>放送が終わって著者は、心中愉快を禁じ得なかった。高橋氏と志和氏が発言した内容は、一般論であって新しい発見も着想も含まれているものではなく、時代遅れなものである。だから対話中に著者が示した証拠書類は、いくら弁解しても否定することのできない死命を制するものである。つまり、著者の実証を提示すれば、(色盲を治したことのない医者たち)は必ず、どんなへ理屈を付けてでも否定しようとするだろう。その時には、相手の立場が論理や事実をも否定したことになるのは必至である。<br><br>３０年前に矯正に成功したＦ君が、岩手医大眼科教室にいた高橋氏からアノマロスコープによる検査を受けた。「この生徒は小学校からずーっと色盲と判定されていたのですが、浅利先生の方法で一昨日、学校の色盲検査表を三冊とも全部正しく読めるようになったのです。クラスに新聞記者の子がいたものですから、毎日新聞と産経新聞に昨日出たわけです」と本人に付き添った養護教諭藤原房先生がＦ君を紹介した。<br><br>　毎日新聞と産経新聞の記事を見た高橋氏が藤原養教に電話で申し入れた結果、藤原養教から著者に伝えられ「本人も矯正が完成されていると医者からも認められるのは励ましになるし、私としても眼科医の検査で合格すれば、他の子供たちにとっても励ましになる。ただし、先方からの希望なのだから費用は医大の負担だよ」と、検査を受けることをすすめることにした。Ｆ君はこうして高橋氏の検査を受けたのである。<br><br>　高橋氏は、こうしてＦ君が色盲であった事、浅利式によって完治していることも知っていて、アノマロスコープではどんな結果が得られるかに興味があって、検査をさせてくれ、と申し入れたのであろう。学校側から依頼したものでない。<br><br>Ｆ君がアサリ式矯正法を受ける以前は、どんな状態であったか、次ページに示す石原式学校用検査表の第１ページと１０ページの２枚が正答でほかの八葉は読めなかった。だが、一か月後には全ページ正答できるようになった。前年から約３０人の子供たちが、色の残像について興味本位の体験を繰り返していた。著者も美術教師として色覚異常の子供には戦前から深い関心を持っていたから、生徒を放課後集めて、座談会形式で子供たちの発現を録音テープにとっていたりしていた。　昭和２９年に録音したテープなど今日も保存してある。約３０人の子供のうちＦ君以前に約１０名の完矯者があり、工業高校に進学した子もあった。　だがマスコミの知るところとなったのがＦ君であり、家族の承認も得られて新聞に載ることになった。　他の子供の場合には評判になることを恐れていやがったが、教育委員会に勤めていたＦ君の父親は了承したのである。<br><br> <a <a<div align="center"></a><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130715/11/gunboy107/28/54/j/o0800038512610259667.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130715/11/gunboy107/28/54/j/t02200106_0800038512610259667.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" width="220" height="106" border="0"></a><br><br><br>　高橋氏がＦ君をアノマロスコープで検査した結果、色盲の結果は出なかったが、疲労が甚だしいので再度検査してみたいというのであった。そして高橋氏はその紙に署名している。　Ｆ君に対して予備知識がなかったら「正常」と書いたであろう。<br><br>　毎日新聞での記事は高橋氏の談話を次のように伝えている。<br><br>「岩手医大眼科高橋講師談　<br>　色盲というものはその人だけの色感の相違であって、客観的にどの程度の色盲であるかは測ることができず、したがって色盲が治ったかどうかの判定はなかなか難しい。医学的にあらゆる角度から研究が進められているが、まだ色盲の根拠がわかっておらず、そう簡単に治るものかどうか疑わしい。　ただ眼を訓練することによってある程度の色感の相違を治すことができるかもしれないが、しかし無理な方法ではないだろうか。　しかし、研究を行うことは結構なことで、そのうちお会いして話をうかがいたいと思っている」<br><br>　昭和３２年のこうした記事は、当時の色盲に対する医師や研究者の水準を物語っているもので、研究史の事実を明らかにするために新聞の果たす役割は大きい。　同紙はさらに浅利の発表に次の論評を寄せている.<br><br>「東大付属病院眼科室長萩原朗博士の話<br>　色盲は眼球の血管から起こるのではなく、網膜の構造が普通人と違うために起こるもので、現代の医学では治らない。２０年ほど前金沢医大で矯正練習によって治ると発表され、一時学会を騒がせたことがあったが、結果をよく調べると思わしくないことが分かった。　現行矯正練習によって多少良くなる場合もあるが、これとても練習時だけのことであって、日常生活に応用されず実際には治ったということではない。岩手県の場合もおそらく練習時だけに多少良くなったということであろう。」<br><br>テレビで前田アナウンサーが紹介したように高橋、志和両博士が色盲の研究で岩手県を代表するような眼科医であるとしても、「色盲を治したという業績」を持っていないならば、「色盲矯正の専門家」ということにはならない。いわば門外漢というべきである。<br><br>さらに問題となるのは、学校医の任務についてである。テレビ局側がＫ中学校に取材に行き校長と面会して得た情報によると、この中学校の眼科校医である志和健吉氏はいったん診断し判定した（色弱）という記載を訂正できないと学校長に伝えていることである。　この問題はテレビの冒頭に出ていたＡ君をめぐって起こったゴタゴタを意味している。　Ａ君は昭和５０年に著者が岩手放送テレビで３０分間出演して「色盲は治せます」と題してスタジオから生放送をした後に父親と著者を訪ねてきた中学一年生である。Ａ君は２年生になって夏休み中に完矯し、父親と共に志和健吉氏の「志和眼科」に診断書をもらうために行っている。<br><br>　Ａ君の父親の考えではＫ中学の校医である志和氏の診断書を提出すれば、色神欄の記載を訂正してもらえるものと判断していた。<br><br>　ところが志和氏は「私は色盲は治らないという論文を書いたことがあります。治るものではありません」と父親に告げ、東京医大式の色盲検査表を出し「石原式は印刷もので本当の検査ということにはなりません。学校で荒選りのための物です」<br>　東京医大式色盲検査表をＡ君に読むように命じた。<br><br>　Ａ君は、これを完読した。<br><br>　ところが、志和氏は「これは一時的なものです。色盲は治るものではありません」<br>　Ａ君の父親は眼前で正しい答えを言っているのを確認している。それを認めようとしない志和氏に腹を立てた。「あんなでたらめな医者ってあるものだろうか」と著者に語っている。<br>　志和氏が、それは一時的に治ったように見えるだけのことだと言ってから２年が経とうして、再び進学のために父親は不安を感じ始めた。　放送の一か月前、Ｋ中学校に校長を訪ねて、その眼前でＡ君は数種の検査表を正しく読んで見せた。　その校長は「たしかに正しく読んでいます。よくわかりました」と答えてくれた。父親は著者に報告のため来訪した。<br><br>　「校長先生が正常だと認めてくれました。よかった！　おかげさまでした」<br>　だがどうだ。放送中に局側がこの校長にあって得た情報では・・・・・・。<br><br>　『色弱、ただし読める』<br><br>　これを聞いた著者が放送中にどなるように・・・・・<br>　『それは不当だ』といったのは、二重の意味がある。　<br>　一つは、校医の精神状態に怒りを感じ、二つには、そんな記載は前代未聞で、明らかに虚偽の記載にあたる違法なものであるからだ。<br>　神聖なるべき学園に、こうした無法が公然と行われていることへの怒りである。<br><br>東京医大式の検査表の正答を本書５２ページに、５３ページに色抜きで示してある。この検査表は昭和３１年に初版が発行されて、石原式や大熊式に比べると普及度は極端に低い。　石原式については２２ページに示したように元来が徴兵用の目的で作成されたものであることは石原忍博士が陸軍軍医少将であり東京大学医学部教授であったことも明らかである。　だが第二次大戦が終わって軍備が否定されるとともに、国民感情の中で石原式を嫌悪し、これに変わる検査法を待望する機運を生じ、旧帝大医学部系に対立する眼科医の胎頭が芽生えてきた。　いわゆる、学閥によって使用する検査表を異にするのである。<br><br>　テレビ局の調査によると、眼科医が使う検査表は統一がなく、すべての検査表を備えている医者はゼロに近いのが実情だというのである。<br>　著者は岩手放送テレビ局内に、かつての教え子が数名いる。重要なポストに教え子の父親もいるのだ。研究発見はこうした土壌の上で成し遂げたものだ。<br><br>　アサリ式矯正法で岩手、秋田、青森、北海道の子供たちが次々と完治して眼科医の検査を受けに行く。そして眼科医は「君は色盲じゃないよ」といわねばならない。<br>　学校の養護教員は「身体の記録」を訂正しなければならなくなる。<br><br>　岩手放送のプロデューサー及川行夫氏が再び色もう問題を電波に乗せることを決心する。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130715/12/gunboy107/5c/ae/j/o0800132412610289278.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130715/12/gunboy107/5c/ae/j/t02200364_0800132412610289278.jpg" alt="$色盲はなおせるか。　浅利式色盲矯正法のすべて。" border="0"></a></div><br><br>（放送時の画面）<br><br><br>※３　テレビ放送・ＴＶカメラの実験・・・・・に続く
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<link>https://ameblo.jp/gunboy107/entry-11572856987.html</link>
<pubDate>Mon, 15 Jul 2013 10:49:42 +0900</pubDate>
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