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<title>にっこのブログ</title>
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<description>てんやわんやの英国留学奮闘記、その後のその後</description>
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<title>一年経ちました。</title>
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<![CDATA[ <p>ご無沙汰しています。</p><p>&nbsp;</p><p>顔面神経麻痺になって今日で一年経過しました。</p><p>&nbsp;</p><p>いまは日本で、元気にしています。</p><p>&nbsp;</p><p>ロンドンでいきなり発病して、その後そのまま静養生活に入り半年間。</p><p>&nbsp;</p><p>帰国フライトを躊躇させていた謎の後頭部の痛みと右手の痺れは、帰国後に後頭部神経痛と尺骨神経痛だろうと診断され、いまではほとんど出ていません。</p><p>&nbsp;</p><p>今夏、少々長めの上京の折にお世話になった方にお出会いしたら、その方も尺骨神経痛の経験者で「ダメージを受けた末梢神経が少しずつ伸びてくるまで治るのに時間がかかった」とおっしゃっていて、「そ、それは顔面神経麻痺のケースと同じ！(そりゃ、そうだ)」と新鮮な発見でした。</p><p>&nbsp;</p><p>顔面神経麻痺発症の当初、お医者さまに「頭の後ろが痛くて、右手の小指側が痺れるんです」と伝えても、「う〜ん、それは(顔面神経麻痺と)関係ないと思う」といわれて、脳の血管かなにかの異常が原因かしら、と不安だったのですが、いまとなってみれば、おそらく１年前の今日、いろんなストレスやら旅の疲れやら、長年溜まりに溜まったものが、バチーン！と弾けて、体の末梢神経の一部がそれぞれの場所でショートしてしまったようですね。</p><p>&nbsp;</p><p>以来、一日１ミリずつ、修復して再生し、いまココという感じです。</p><p>&nbsp;</p><p>病気になって変わったこと。</p><p>&nbsp;</p><p>いままでは勢い任せで、熱意だけで推進させていた我が「人生丸」は思いもよらぬかたちで「寄港」を余儀なくされ、停泊しました。</p><p>&nbsp;</p><p>その間にね、「軸」をみつけなくてはいけない、と痛感させられました。</p><p>&nbsp;</p><p>こういう病気になるまでは、わたしはあまり「明日」を考えないタイプだったんです。でもいまは、一年後、あるいは数年後にどうありたいか、を強く意識しています。</p><p>&nbsp;</p><p>だから、無責任なことはできない。</p><p>&nbsp;</p><p>自分を大切にできなければ、結局、周囲も大切にできない。</p><p>&nbsp;</p><p>自分を見失うと、結局、どの道も照らせない。</p><p>&nbsp;</p><p>本能のままに赴くタイプのわたしは、顔面神経麻痺という、この代償がなければそのことに気付けなかったと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>この病気になったことが良かったとはいえないけれど、あのとき英国に行ったことを後悔はしていません。</p><p>&nbsp;</p><p>いずれにせよ、いつかは突きつけられたことだと思うから。</p><p>&nbsp;</p><p>「軸」さえできれば、またどこにでも行くわたしになれる。</p><p>&nbsp;</p><p>そう信じながら、特別な一年間を振り返っています。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12203811709.html</link>
<pubDate>Mon, 26 Sep 2016 18:51:53 +0900</pubDate>
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<title>いーよぉ〜</title>
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<![CDATA[ 最近ハマっている口ぐせ。それは「いーよぉ～」。<br><br>７０年代生まれの関西育ちのあるあるですが、週末のお昼といえば、吉本新喜劇か松竹新喜劇をテレビで視聴していたものです。土曜日に学校が終わって帰宅すると、チキンラーメンとお笑い。そんな感じです。<br><br>さて、久々に実家で暮らし、基本的には家事、とくに料理を担当しています。休日、腹時計が正確な父が自宅にいるときは、お昼ご飯をちょっとお酒のアテになるようなものに拵えて、わたしもお相伴。そして、テレビを観る。<br><br>数週間前、ある土曜日の昼下がり、何の気なしに吉本新喜劇の放送にチャンネルを合わせました。もう何十年ぶりのことです。新喜劇のメンバーも、数名の大ベテランの方を除くと知らない顔ばかり。ただ、お話の展開は安心の定番ストーリーで、この日も借金取りたちが「ちょいと、ごめんよぉ～」と登場しました。<br><br>その借金取りの中に黄色い背広を着たちょび髭の男性がいて、細身ながら強面なんですが、仲間とおじいさんには、人が変わったように、なんともやさしいんです。決め言葉が、「いーよぉ～」。<br><br>座長の辻本茂雄さん演じる、トラブルメーカーのアクの強いおじいさんが、何かのきっかけで素直に謝ると、間髪入れず、「いーよぉ～」。周りのメンバーが、「えっ、いいんかい？！」とずっこけると、「いーよぉ～、だって謝ってるじゃん。こんなおじいさんが謝ってるんだよ。いーよー。長生きしてね」と包み込むようにフォローするんです。このやり取りが、いままでわたしが知っていた吉本新喜劇の笑いと違っていて、とても新鮮で。<br><br>それは父も同じだったらしく、この日の夜の食卓で外出先から帰宅した母に、わたしとふたりで盛んに口真似していました。<br><br>わが家に笑顔と新風を運んだ、「いーよぉ～の人」のことを調べてみると、名前は水玉れっぷう隊のアキさん。先週の土曜日も放送もあったのですが、その回は「アキコ」という女性役で「いーよぉ～」もマイルド。身が軽く踊りも上手で、芸達者な方です。<br><br>以来、「いーよぉ～」が口ぐせのようになっているのですが、セラピー効果もあるのでしょうか。自分自身、さらに人間が丸くなったような気がします。<br><br>外国にいて知らなかっただけなのですが、アキさんはもうかなり新聞や雑誌で取り上げられていて、ご自身のSNSでも、大勢のファンがついた「いーよぉ～」の意味について、「誰にでも悪気がなくてもやってしまったことや失敗がある。そういうときは素直に謝ろう、そして許そう。許すことが明日への一歩になる」という趣旨のことを語っておられます。<br><br>謝ること。許すこと。それも大切ですが、「いーよぉ～」を口ぐせにしてみると、人生でどうしてもこだわらなくてはいけないことはひと握りなんだなあ、と実感させられます。裏返してみれば、こだわらないから、気持ち軽やかに「いーよぉ～」がいえる。日常の些細なことでもイライラせずに、口先だけでも「いーよぉ～」といってしまえば、ラクになるものですね。<br><br>もちろん、各々の人生観に繋がる「こだわりたい」部分は、なかなか「いーよぉ～」で片付けることはできません。ここで折れてしまうと、心まで折れてしまいますから。<br><br>舛添さんが辞職を決めてから、都民に対して謝罪の場を設けないのは彼なりの強い「こだわり」なんでしょう。もちろん、いまさら謝まったとしても、この問題に関しては、都民の多くは受け入れることができないと思いますが。<br><br>舛添さんが選択した「謝罪の回避」については、後をひく問題になると思います。<br><br>英国の友人から、「エコノミストでMasuzoeの記事読んだよ」とメールが届きました。「なぬっ、The Economistまで！」とオンラインニュースに目を通す。「Sekoi」の文字は踊っていませんでしたが恥ずかしい！<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12172462027.html</link>
<pubDate>Mon, 20 Jun 2016 04:18:36 +0900</pubDate>
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<title>かなわん電話。</title>
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<![CDATA[ 母宛ての固定電話を取りつなぐと、<br><br>「娘さん、帰ってきてるの？」<br><br>という話題になり、母が積極的にわたしの個人情報をだだ漏らす。<br><br>風変わりなバックグラウンドがけっこうなネタらしく、母の友人は「いい人いるよ。紹介しようか」といい、母も「わあ、きゃあ、どうしましょう！」的な感じで勝手に盛り上がるので困る。<br><br>昨年は初めて婚活真っ最中な殿方と「ちょっと会ってみるだけだから」と引きあわされ、<br><br>先方の「専業主婦希望だけど、犬・猫などのペットは飼うつもりなし」という条件に面食らい、「え、それって奥さんはおうちで一人ポツーンじゃ……」とガクブルでありました(ちなみに寝室は別が良いそうです)。<br><br>ということで、母経由のお話は遠慮させていただきたいのが本音のところ。<br><br>先の電話のお話もやんわりと聞き流した数日後、両親が不在中に一本の電話が鳴りました。<br><br>「ハイ」と出ると、落ち着いた女性の声で、<br><br>「こちら結婚相談所ですが、お宅に２５歳以上の独身の方はいらっしゃいませんか？」<br><br>……母よ、個人情報、広まっとるよ。<br><br>このタイミング。きっとお世話好きの母の友人が業者に漏らしとるのではと睨んでいるのですが、<br><br>とりあえず、わたしもしれっと、受話器の向こうに、<br><br>「はあ、こちらにはおりませんが」と返答したところ、<br><br>一瞬、なんともいえない間があって、<br><br>「大変失礼しました」<br><br>と静かに電話を切られました。<br><br>絶妙な暗黙の了解でございます。<br>
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12170393976.html</link>
<pubDate>Mon, 13 Jun 2016 21:28:39 +0900</pubDate>
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<title>Wifi通りました！</title>
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<![CDATA[ お久しぶりです。数週間前のことですが、ようやく無線LANを導入しました。おかげで実家でiPad miniが使えます。<br><br>とっても面倒くさかったんですが、意外とするすると設定できるものですね。ただ、ルーターとわたしが寝起きしている部屋は一番離れているので、接続は安定せず…。アンテナよくて2本です。う～む。<br><br>日本に帰国して２か月経ち、実家も変わってきましたよ。いま流行りの「老前整理」というやつでしょうか、かなりスッキリして動線も良くなりました。<br><br>整理整頓しながら、「いま、この時期にこのことに集中できるのはありがたいなあ」と思いました。勤めていたときならばそんな時間は取れませんでしたし、人生のモラトリアムだからこそ向き合えた大切な機会だと思います。<br><br>もちろん、「解決！ ビフォーアフター」のようにバーンとリフォームをしてしまえば話は早いですが、お互いに話をしつつ、納得しつつ、両親が今後生きる住処を快適に過ごせるよう、ミニマムに合理的に知恵を出し合う作業は有意義なものです。<br><br>これは昨年、いろいろなお宅に間借りしたり、ゲストハウスで共同生活を経験して得た知恵もあると思います。<br><br>ご縁といえば、英国の日本語や日本文化のエキスパートの友人たちから時々連絡があり、サポートやアドバイスをさせていただいています。そんなに大したことではないですし、プロの翻訳とまでのスキルはありませんが、解釈やバックグラウンドの説明などは少しは役に立てているかな？ 拙い英語ですが、繋がっているなと感じる瞬間です。<br><br>あとは、空いた時間にローマ史の勉強をしています。 昨年は、ギリシア史とエジプト史関連を読みふけっていましたが、いつかこんなところでご縁が！ みたいなことがあるかもしれませんね。以前、数学者や物理学者の伝記にはまっていたことがあって、よいつながりにもなりました。<br><br>焦らず、のんびり、逞しく。<br><br>いざ、というときのために充電中です。<br>
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12166791765.html</link>
<pubDate>Thu, 02 Jun 2016 23:33:23 +0900</pubDate>
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<title>ご無沙汰です。</title>
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<![CDATA[ おひさしぶりです。<br><br>あっという間の一か月。まだ実家にWifi通っていません！あ！<br><br>プロバイダとコースの契約変更をして、高いルーターも用意して、あとは本人のやる気次第なんですが、ついつい。<br><br>実家では、主に食事当番。朝５時半に起きて父の弁当づくり。<br><br>ロンドンでの半年暮らしは、ほとんどがシェア生活だったので調理スピードが速くなっていました。あと食材の使い回しで料理のバリエーションも広がったような。とくに春が旬の魚や山菜を使って、和洋中あれこれ試しています。<br><br>実家の整理はまだまだ。いまはキッチン周りの断捨離と、動線を考えて必要な用品などを買い足してもらったりしています。いま習得したいのは、「捨てたくない」という母の気持ちを尊重しつつ、「捨てられた」と思われないようにばっさり「捨てる」技術です(笑)。<br><br>体調のほうは帰ってしばらくは小康状態でしたが、暖かくなるにつれ、良くなってきました。心配していた頭のほうもMRI検査で脳内に異常なし、とのこと。年齢にしては血管も綺麗だそう。ときどき右耳の後ろが痛むのは、きっと回復中の神経のほうだと思って、そんなに気にしないことにしました。<br><br>基本は家におりますが、先日は午後ちょっと散歩といいながら家を出て、気がつけばフェリーに乗って島に渡ったり。そろそろ動き回りたくなってきたのかもしれませんね。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160430/13/gusukagu66/67/5e/j/o0800059813632837033.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160430/13/gusukagu66/67/5e/j/o0800059813632837033.jpg" alt="" border="0"></a></div> 島から望むふるさとです。
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<pubDate>Sat, 30 Apr 2016 12:29:32 +0900</pubDate>
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<title>無事帰国しました</title>
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<![CDATA[ <p>無事帰国しました。</p><br><p>数日間ぐっすり寝て、すっかり疲れが取れました。</p><br><p>半年ぶりの日本は桜の開花宣言の直後でしたので、さぞあたたかい小春日和だろうなあと思っていたのですが、ここ数日、見事な寒の戻りです。</p><br><p>そうそう、実家の底冷えってこんな感じですよ、</p><br><p>と英国から持ち帰った湯たんぽも大活躍です。</p><br><p>最後の二か月間で後頭部痛もなくなっていたので今回フライトに対する不安はまったくなかったのですが、ヒースロー空港でアムステルダム行きの便に搭乗した同じ時間帯でブリュッセルではテロアタックがあり、「無事に帰ること」についていろいろな意味で考えさせられました（チェックインして搭乗しなかった人々はおそらく直前にインターネットなどでニュースを知って取りやめたのでしょうね）。</p><br><p>今後ますます「移動すること」が難しくなる時代になるかもしれませんが、わたしは、それにためらいたくない。だからこそ、情報を自分でできるかぎり集めて、判断して、心に自由を持っていろいろな場所に行き来したいな、と思います。</p><br><p>が、当面は実家ぐらし。しかもインターネット陸の孤島。</p><br><p>Ｗｉｆｉ通ってません。優先ＬＡＮはリビングにある父のパソコン一台のみ接続。ブログ更新しがたし。</p><br><p>ということで、まずはWifiを飛ばすことが急務であります。</p><br><p>次に、わたしの力がもっとも期待されている、実家の荷物の断捨離、整理整頓です。</p><br><p>家族の歴史とともに蓄積されている年季の入った、さまざまな物たちを、わたし自身の体力が衰える前に見直して、両親がさらに生活しやすいように動線を考え直すことができるのは、ラッキーなタイミング。体調を整えながら充実した日々にしたいなと思っています。</p><br><p>しばらくブログの更新は滞るかもしれませんが、ご安心ください。</p>
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<pubDate>Sun, 27 Mar 2016 01:38:13 +0900</pubDate>
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<title>いよいよ日本へ。</title>
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<![CDATA[ うう英国へ再びやってきたのは、ちょうど半年前。滞在は二週間の予定でした。<br><br>それからすぐに原因不明の顔面神経麻痺を発症し、日本には帰らず静養に専念することを決めました。<br><br>そして今日、英国を出国しました。いま乗り継ぎで日本行きの便を待っています。<br><br>長かった…長かったなあ！<br><br>決してあっという間だったとはいいません(笑)<br><br>いちばん精神的にしんどかったのは完全麻痺で容貌がすっかり変わった急性期ではなく、発症から四か月後の後遺症が出てくる時期でした。<br><br>わたしの場合はなぜか健常側の軽い顔面痙攣が出ました。１日1ミリずつ伸びる末梢神経が顔面筋にどのように到達するかは個人差があって、「次はなにがくるんだろう？」という不安があり、同時にいつまでもこうしてはいられないという焦りを覚えました。病人扱いされるのは嫌だし、かといって不調は消えたわけでなく。<br><br>もし身近にこの病気にかかった人がいたら、この時期に一度、「自分を大切にできているかどうか」をさりげなく思い出させてあげてください。発症当時に比べると見た目にはずいぶん改善しているようでも本人はけっこう自暴自棄的な「もうどうでもいいや」な精神状態になっていると思います。<br><br>両親からの説得もあり、土壇場で方針転換して静養を二か月延長しました。贅沢な話ですが、そう決定しておきながら「これから二か月もどうすればいいんだ」と途方に暮れました。<br><br>思い切って環境を変えてみた海街でのひと月は悲喜こもごものエピソードの連続で、その癒やしと刺激が少しずつ、少しずつ、快方に向かわせてくれたように思います。<br><br>これから１２時間ほどの長時間フライトが待っています。一月に感じていたような不安はもうありません。<br><br>旅先の英国で半年間の静養が実現できたのは、いろいろな方々の理解や協力があったからこそです。このご縁と幸運に心から感謝します。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160322/20/gusukagu66/22/4d/j/o0800059813599234672.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160322/20/gusukagu66/22/4d/j/o0800059813599234672.jpg" alt="" border="0"></a></div><br>【追記】いま英国の友人からブリュッセルの空港や地下鉄駅で爆発テロがあったと報せを受けました。今朝、搭乗機がヒースロー空港から離陸するとき、「チェックインした乗客で搭乗していない者が６、７人います。トルコ空港のアタックがあったばかりなので彼らの機内預け荷物を一旦降ろします。出発が遅れるがご理解ください」というアナウンスがありました。さらに、しばらくしてまたアナウンスがあって「預けびとがわからない黄色い荷物があるのでそれも降ろします。左手の窓をみて荷物に心当たりがある方は申し出てください」と。対応が慎重なような、ざっくりしているような…。いまは他のＥＵ国の空港ですが、とくに緊急警備強化などものものしい雰囲気はありません。テロの脅威はどこにでもあり、万全を尽くしても防ぎきれるものではありません。世界はどんどん小さくなるのに、命を預ける覚悟で旅しなければいけないとは。
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12141867347.html</link>
<pubDate>Tue, 22 Mar 2016 11:35:43 +0900</pubDate>
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<title>映画「HIGH-RISE」</title>
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<![CDATA[ 思いがけず、封切り初日にブラッドフォードのナショナルメディアミュージアムで観ることになった映画「HIGH-RISE」。<br><br>「あ、これ、最近よく取り上げられてる映画だわ」と気づくのが遅かったのは、おそらく地下鉄駅構内に貼られているポスターがパッとしないからだと思います(すみません)。でも、辛口でいわせてもらうと、なんだか妙に「００７」を意識したようなデザインで、てっきり二番煎じのスパイものだと思いこんでいたのです。スーツ姿のトム・ヒドルストンがダニエル・クレイグにみえないこともない。だから新聞の先行コラムも目を通さずにいたのですが……、<br><br>ちょっと、ちょっと、おもしろいじゃないですか！！<br><br>原作は１９７５年に発表されたJ.G. Ballardのディストピア小説です。ブルータリズム建築の高層住宅ビルを舞台に「階層化」される住人たちの抗争と混沌、頽廃と覚醒が描かれています。全体を通してファッショナブルで、さらにセックス&amp;バイオレンスもたっぷりなのですが、それが単なる挑発ではなく、物語を推進する説得力となりえているのは、緻密な演出とカメラワークの賜物といえるでしょう。ワンシーン、ワンシーンが計算しつくされている点でいえば、「バードマン」に通じるものがあります。<br><br>ともすれば下品に堕ちてしまうシーンの連続に清涼感すら漂わせてしまうのは、主演のトム・ヒドルストンのキャラクター造形によるものだと思います(急にダンスシーンが挟まれるのですが、妙に上手くて軽やかステップで。あとで調べたらご本人もダンス好きみたいですね)。<br><br>主人公は決してモラリストではなく、人間的な弱さもあります。急激な周囲の変化にときに戸惑い、感応しながらも、わかりやすい狂気にはぶれず、心惹かれる対象への敬意を持ち続け、しかし環境へは淡々と順応していくーーその姿は現代社会を生き延びる人々の姿に重なります。<br><br>ゴールドフィンガーの建築がモデルとなった架空の高層ビルの外観が映るたびに湧き上がる「なぜ逃れられるのに逃れないのだ」という根源的な問いは、そのまま私たちに向けられているのかもしれません。<br><br>難解といわれる原作を哲学的な映像でスタイリッシュに甦らせたこの作品。メディア・ディスコース分析の教材にもなりそうで、まさに英国ならでは。あと二、三回は観たいところです。<br><br>加えて興味深かったのは、エンディングでスタッフクレジットをみていたら、この映画のヘアメイクスタイリストが「Wakana Yoshihara」さんと、おそらく日本人の方のよう。劇中のファッションとヘアメイク、とてもとても良かったので、嬉しい発見でした。
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12141806904.html</link>
<pubDate>Tue, 22 Mar 2016 07:39:47 +0900</pubDate>
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<title>ユートピアから遠く離れて。</title>
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<![CDATA[ B&amp;Bにて、たっぷりの朝食をいただいている最中、おかみさんに「今日はこれからどこへ行くの？」と問われたので、<br><br>「ブラッドフォードのナショナルメディアミュージアムに行くつもりです」<br><br>と答えると、「まあ、いいわね」とニコニコされたので、<br><br>「あ、その前にサルタイユに行こうと思っています！」<br><br>と答えると、「ん？」と首を傾げられました。<br><br>「観光案内所でもらったパンフレットで初めて知ったんですけれど、ブラッドフォードの手前に世界遺産の街がありますよね？」<br><br>とたずねると、<br><br>「ああ、わかったわ。ソルテアね！」<br><br>といわれました。あれ？<br><br>わたしがサルタイユと呼んでしまったその街の綴りは、<br><br>「Saltaire」。<br><br>フランス語っぽい。だから勝手にフランスに影響を受けた街並みがあって、世界遺産になったんだろうなぁと思い込んでしまっていたのです。<br><br>部屋に戻ってパンフレットをよく読んでみると、１９世紀中旬に建設された工業村の原型が残っているとのこと。地名は、毛織り物産業と貿易で成功した実業家タイタス・ソルト(Titus Salt)氏の姓と、エア(Aire)川沿いに建てられたための造語だとか。当時としては斬新な感覚ではないでしょうか。<br><br>父親を除くブロンテ一家が次々に倒れたヴィクトリア時代は、産業革命が英国内を席巻し、各地方都市で人口過密と公害問題が深刻化した時代でもありました。ブラッドフォード一帯もしかり。大気汚染や不完全な汚水処理、また劣悪な住環境で、結核やコレラ、チフス、赤痢などの集団感染によって平均寿命は２５歳前後にまで低下しました。ブラッドフォードに工場を持つソルト氏は敬虔なクリスチャンで労働者の福利厚生に関心を持つ人物で、彼は工場と労働者を緑豊かで新鮮な空気が望める郊外へ移転させることを思いつきます。そこで地元の建築家に依頼して工業村を計画させ、四半世紀をかけて実現させていったのがソルテアというわけです。<br><br>ヴィクトリア建築真っ盛りの時代に、突如出現したイタリアのルネッサンスをイメージした新しい村。パンフレットの表紙の写真がヨーロッパを思わせたのはそのためだったのです。労働者の幸福、健康、そして生産性を重視した村づくりは、彼らが職住接近でいられるように教会、学校、商店街、公園など機能を充実させました。いわゆる「社宅団地」もそのひとつ。各戸に上下水道、ガスを供給し、リビングルームとキッチンを独立させ、複数のベッドルームと裏庭を備えた快適なものでした。とはいえ、そこは英国。階級社会を踏襲したのか、職階級によって住環境に差をつけていて、住んでいるエリアも区分され、家賃もそれぞれ違っていました。<br><br>労働者の堕落をおそれたソルト氏は村にパブを置くことは断固として許しませんでした。が、当然のことながら、パブでの飲酒とそこでの自由な意見交換を求めた労働者たちは村外へ出掛けていったようですが。またいくら当時としては画期的な福利厚生の充実をはかっても、実際にはソルテアでも労働争議は起こっていたそうです。<br><br>ちなみに１８７２年には岩倉具視使節団がこの英国の工業村の先駆けを見学、理想的な「職工市街」であると記録に残しました。<br><br>理念に基づいた都市計画や建築がまずそこにあり、後から人々が入っていってコミュニテイに順応、あるいは反発していく。その近代的な生態変化自体がとても興味深いものですが……、<br><br>ソルテア、素通りしちゃいました。<br><br>ハワースを早朝に出発し、まずキースリーに向かい、ブラッドフォード行きのバスに乗り換えてソルテアで途中下車、というのが当初の予定でしたが、お天気が悪かった。そして気温が低かった(１度)。<br><br>帰国を数日後に控え、注意すべきは風邪およびインフルエンザ。そこから中耳炎になったりでもしたら飛行機に乗られません。雨がポツリポツリと降る寒空の下、１時間でも歩き回って熱でも出すとこの半年間の静養はパァーです。<br><br>泣く泣くバスの車窓からの見学で諦めたソルテアは、遠目にも独特な美しさがありました。機会があれば今度はじっくり訪れてみたいです。<br><br>午前１０時２０分頃、ブラッドフォードのナショナルメディアミュージアムに到着。ロンドンへの電車の出発時刻は午後２時３０分すぎ。ソルテアをスキップしたので時間が有り余っている…。<br><br>どうしようかな、とふと目に留まったのは、館内に併設されている映画館の上映作品のチラシ。<br><br>う、うわ、うわ、あわわわ。<br><br>そこには、わたしが一時期ハマって調べていた建築家エルノ・ゴールドフィンガーのポートレートが！そしてキャッチに「Brutalist Britain」となっ。<br><br>これはきっとブルータリズム建築を追った社会派ドキュメンタリーに違いないっ。さすがメディアミュージアム、いいところ突きますねえ！<br><br>ロンドンを旅すると街のあちこちに、厳めしく、陰気で、不吉で荒々しい、コンクリートの巨大な建造物を目にすることがあると思います。<br><br>ノッティングヒルのレジデンスに住んでいたとき、少し遠回りをして散歩をしていたら、トレリックタワーという1970年代初頭に建てられた高層集合住宅の異様な威容にぶつかって、その禍々しさに立ちすくんだことがあります。<br><br>夕食時にダイニングルームで仲の良い入居者に「今日すっごいの、みちゃったんだけど」といったら「ああ、それはね…」とタワーの来歴を教えてくれました。<br><br>「もともとはカウンシルフラットなんだけれど、一時はかなり荒れてスラム化したのよね。でもいまはリノベーションが進んですごくお洒落になったのよ。アーティストも住んでるわよ」と。<br><br>このトレリックタワーを設計したのが、ゴールドフィンガー氏だったわけです。<br><br>正直言ってブルータリズム建築は好みではありません。けれど英国らしい文化のひとつとしてずっと興味がありました。<br><br>まさか、そのドキュメンタリー映画に出会えるなんて！ しかもゴールドフィンガー！なになに上映は1日1回、しかも１０時４０分からですと！<br><br>ソルテアを諦めたのは、こういう縁が待っていたからなのね。<br><br>ゴールドフィンガー‼︎<br><br>テンションが高いまま、チケットを買い、入館し、長ーいＣＭや予告編にお付き合いしたのち、現れたタイトルを観て、「あ！」。<br><br>「HIGH-RISE」。<br><br>トム・ヒドルストン主演の新作映画なのでありました。
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12141101423.html</link>
<pubDate>Sun, 20 Mar 2016 08:50:53 +0900</pubDate>
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<title>ちょっとヨークシャーへ。</title>
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<![CDATA[ ドタバタバタと一泊二日でヨークシャーを旅してきました。<br><br>一番の目的は、Haworthのブロンテ姉妹の博物館を訪ねること。『嵐が丘』や『ジェイン・エア』は10代の頃に読んだきりですが、どちらの作品も濃厚で、幸薄い物語だったことが強烈に印象に残っています。<br><br>教会へ続く坂を昇ると現れる、かつてのブロンテ家のお屋敷が博物館になっていて、ヴィクトリア時代に女流作家として耳目を集めたシャーロット、エミリー、アンの三姉妹の日常が偲ばれる丁寧な展示になっていました。<br><br>三姉妹とも早逝していたことは知っていたのですが、ファミリーヒストリーはさらに熾烈でした。母親は6人目の子供をこのお屋敷で産んだ後すぐに３８歳で亡くなっていて、三姉妹の上にいた長女と次女は母の死後送り込まれた管理の劣悪な寄宿学校で栄養失調になり、結核のため１０歳と１１歳で相次いで死去。唯一の男兄弟は画家を志すも挫折し、家庭教師先の奥様と関係を持ち、夫にバレて失業。アルコールとドラッグ中毒になり、１８４８年に息絶えました。享年３１歳。<br><br>死の影はどこまでもこの一家につきまとい、同年四女エミリーが、翌年五女アンがそれぞれ結核により絶命。三女のシャーロットもその６年後に妊娠中毒症で３９歳でこの世を去りました。屋敷にたったひとり残されたのは家長である父親で、当時としては異例の８４歳まで生き長らえました。<br><br>ブロンテ姉妹にとっては創作の現場であり、またつらく哀しい今生の別れを幾度となく繰り返した屋敷。なんたる偶然か、訪れた日はブロンテ家の父親の誕生日でもある聖パトリックデーで、特別に夜８時まで開館していたのですが、『嵐が丘』ではないけれどうっかり彷徨う何かをみてしまうかも…と日没前においとましました(まあ、昔は家で息を引き取るというのが一般的な亡くなり方なのですが)。<br><br>屋敷を出て、ブロンテ家の父親の強烈なキャラクター(アイルランドの貧農出身で徒弟奉公などを経て、ケンブリッジ大学に奨学生入学し、詩人に憧れた果てに牧師になり、子供たちに独自の芸術教育を施した人物)を何度も思い返しつつ、<br><br>「時代が時代とはいえ、虚弱体質の妻との間にほぼ毎年のように６人もの子供をもうけ、妻に先立たれたあとは再婚にかなり前向きで三度縁談を試みるもことごとく失敗していたとは…。そのくせ、部下の副牧師がシャーロットに結婚を申し込むと猛反対。父親に底知れない歪さを感じるなあ」<br><br>と坂道を下りながらぶつぶついっていたら、<br><br>「ミャー」<br><br>……ま、さ、か、、、<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160320/05/gusukagu66/af/2f/j/o0800059813596753755.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160320/05/gusukagu66/af/2f/j/o0800059813596753755.jpg" alt="" border="0"></a></div><br>「そろそろ来る頃だと思ってたばい」<br><br>猫はわたしの前に現われる。<br><br>失礼のないようにたっぷり相手をして辞去したあと、駅近くのB&amp;Bに投宿。<br><br>翌朝は受賞歴を持つヨークシャー・ブレックファーストに舌鼓を打ちました。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160320/06/gusukagu66/71/60/j/o0800059813596755590.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160320/06/gusukagu66/71/60/j/o0800059813596755590.jpg" alt="" border="0"></a></div><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160320/06/gusukagu66/3f/64/j/o0800059813596755589.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160320/06/gusukagu66/3f/64/j/o0800059813596755589.jpg" alt="" border="0"></a></div><br><br>お供はやっぱりヨークシャーティー。本当にお腹いっぱいになりました。
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<link>https://ameblo.jp/gusukagu66/entry-12140983471.html</link>
<pubDate>Sat, 19 Mar 2016 21:48:14 +0900</pubDate>
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