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<title>ぐわっぱのできるかな</title>
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<description>考えたことや表現したいこと、活動の履歴。</description>
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<title>トースト</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 18px;">例のごとく、一年近くぶりの更新です…</span><span style="font-size: 18px;"><img src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif">とはいえブログ更新に命をかけているわけでもないので、これからも同じくらいのペースでぼちぼちやっていきたいと思います。<br><br>最近引っ越しました！<img src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif">まともな形で引っ越したのはこれが初めてなので、なかなか色々なことに慣れていけず困っているところです。とくに、今までの暮らしで当たり前だと思っていた物がない、というのはストレスですね！ただそういったストレスから、自分のこだわりがわかるのも確かです。<br><br>今回はトーストについて。つい最近まではトースターがあったので、がしゃんと入れてしばらく待てばおいしいトーストができる、というのは当たり前でした。ところが今持っているトースターは、そんな生易しい物ではなかった…どうしても、中はカリカリ、外はガリガリなトーストになってしまって困っています。今にして思えば、「外はカリカリ、中は（多少）ふかふか」というのは、自分にとってのトーストの黄金比なのだなと思います。<br><br>恐らく問題は、焼くときの外側の温度（あとは熱容量か）と焼く時間なのではないかと思います。カリカリにするにはパンをそこそこ熱してやる必要がありますが、おそらく時間がかかりすぎる（そしてトースターの熱容量が大きすぎる）と、内側の水分も逃げてしまって「中もカリカリ」になってしまうのでしょう。<br><br>そこで、外側の温度をできるだけ高くしておいて（温度MAX + 予め熱しておく）、できるだけ短い時間パンを入れる、ということをしたかったのですが…今回のトースターはタイマーがツマミになっているのですが、例によってこのツマミがいまいち言うことを聞いてくれない！ツマミを5分以下のところに持っていくと、5分後にうまくヒーターが切れてくれないのです。しかも、どうも「予め10分にしておいて、あとから5分にする」方法でもうまくいかないようで…困った。<br><br>やはりタイマーを別に買って、うまく自分で出し入れするしかないのでしょうかね。まあフライパンで焼くのに比べれば、ずっと見ていなくてよい分確かに楽なのですが。トースターとの押し問答はしばらく続きそうです。</span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-12022127031.html</link>
<pubDate>Sun, 03 May 2015 20:44:38 +0900</pubDate>
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<title>三歩進んで二歩下がる</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">相変わらず、仕事も生活も「三歩進んで二歩下がる」という状態が続いています。最近は「暇つぶしの仕事」も増えてきたので、以前のようにメインの仕事が完全にストップしても無駄に苛立つことなく、良くも悪くも諦めの境地に達しつつある気がします。もちろん、色々自分でできるようになってきて、人に頼まないといけない場面が減った、という側面もありますが。<br><br>しかしそれはそれとして、「三歩進んで二歩下がる」以外の仕事の進み方が想像できない、というのも正直なところです。振り返ってみると「三歩進んで三歩進む」みたいなことが今までの人生で起こったことがないように思うし、実際に「三歩進んで三歩進む」みたいなことが起こると、逆に怖い気がします。「こんな簡単に物事が運んでしまってよいのだろうか、何かこの先にどんでん返しが待ち構えているのではないか」と疑心暗鬼にかられてしまうのではないかと思うのです。<br><br>そもそも「二歩下がる」場面も、たいがいは悪いことばかりではないように思います（もちろん、どうしようもなく悪い影響しか及ぼさないものもありますが）。少なくとも私が直面するものはだいたい、「今まで問題ないと思っていたところに実は問題があって、それが表面化した」ということが多いです。そういう意味では「三歩進んで二歩下がる」という状況は、自分の仕事のディテールを少しずつ掴んでいくというプロセスでもあり、自分の経験値の源になっているようにも思うのです。<br><br>というわけで、むしろ問題は「下がる」こと自体ではなく、そこで生じた問題を他人に任せざるを得ない状況の方ですね。自分のコントロールを離れる上、他人の仕事が自分の期待通りに進むわけでもないから焦るわけです。一番簡単なのは「全部自分でやる」ということですが、そういうわけにはいかない場合は、いったいどうするのが幸せなのでしょうね。</span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11917542362.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Aug 2014 21:21:26 +0900</pubDate>
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<title>さよなら、レーニン！</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">ずっと見たい見たいと思っていた映画を見ました。倒れてしまったためにベルリンの壁を知らないお母さんのために、主人公のアレックスが「壁崩壊などなかった」かのような生活を演出していく、という話です。どんどん変わっていくベルリンの街に対してアレックスが固執する「東ベルリンの生活」のギャップがコミカルで面白い一方、「アレックスのこの行動はいったい何なのか？」という問いが常に頭をもたげてくる話でした。以下ネタバレになりますが、超真面目に感想文を書きます。<br><br>アレックスの「お母さんにショックを与えてはいけない」という主張、そしてそれを理由にした東ベルリン再現の「努力」は、姉夫婦や恋人、同僚など、色々な人との摩擦を引き起こします。とくに周りの人は「もういっそ真実を伝えたほうがいいんじゃない？」とアレックスを諭そうとしますが、彼は全く聞き入れずに自分の道を進もうとします。結局のところアレックスがやっていたのは、お母さんのことを口実にして、自分が引きずっている「東ベルリンの幻影」に形を与えることだったのではないかと思います。<br><br>そうこうするうちに様々な問題が起こってきて、最終的にはアレックスの東ベルリンも、彼なりの形で「統一」を果たすことになります。映画の中で本人が語っているように、それはアレックスが思い描いた「あるべきだった統一の形」だったのだと思います。そしてそうすることでやっと彼は、自分の中の東ベルリンの思い出を思い出として消化することができたのかな、と感じました。<br><br>なんていうアレックスの葛藤を、お母さんは最終的にはお見通しだったのではないでしょうか。精一杯自分なりに東西ベルリンの統合を描いてくれた息子の気持ちとその成長、そしてそれを含めた今までの自分の人生に対する満足感、そういったものが、最後のお母さんの表情に現れていたのかな、と感じました。最後のあの表情を見るためなら、もう一度見てもいいぐらいかもしれません。</span><span style="font-size: 16px; line-height: 24px;">そんな余韻の残る、よい作品でした。</span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11914817034.html</link>
<pubDate>Mon, 25 Aug 2014 05:31:39 +0900</pubDate>
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<title>眠くてだるい</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">最近忙しくて…久しぶりの更新です<img src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif"><br><br>今更ですが、ワールドカップ終わりましたね！私はメキシコ、アルゼンチン、オランダといった国を応援していたのですが、私の周りにはドイツ代表を応援する人が多くて、とても肩身の狭い思いをしていました。私にとっては不本意ですが、ドイツが優勝というのはまあ順当な気がします。実際、とても手堅くよいチームでしたからね<img src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif">日本もきっと、目指すとしたらああいうチームを目指すのがよいのですかね。何にせよ、これからは寝不足に悩まされずにすみそうです。<br><br>気づいたら、髪が伸び放題です。毎週末「今週こそは！」と思っているうちに、いつの間にか「来週こそは！」に変わってしまっています。さすがに鬱陶しいので、切りに行ってこようと思います。</span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11896674075.html</link>
<pubDate>Sat, 19 Jul 2014 19:55:30 +0900</pubDate>
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<title>組み立て</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">お陰様で最近はパスタソースを作るのにも慣れてきた気がします。実は美味しいトマトソースを作るのに一番重要なのは「市販のソースを買うこと」である、ということに気づきつつあり、少し凹んでいるところです。<br><br>何やら最近、また忙しくなってきました…今度こそ何らかの実りがあるとよいですね。ただここのところはコンピュータの組み立てみたいなことばかりしています。まあ実のところ、昔「パソコン自作」なるものにすごく憧れている時期があって、その熱は今でもプログラミング熱として続いているわけで、その意味では念願かなってけっこう嬉しかったりもします。<br><br>なんにせよ、今という日々は一度しか来ないわけです。今しか出来ないことを、骨の髄まで味わい尽くしたいと思います。</span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11619627570.html</link>
<pubDate>Mon, 23 Sep 2013 04:48:17 +0900</pubDate>
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<title>今日のコンサート</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">親が来たので、一緒にコンサートに行きました。プロコフィエフの6番と、チャイコフスキーの6番。チャイコフスキーの方が明らかに力が入っていました。まあしょうがないか。<br><br>やはりホールの響きが全然違う（音はクリアなのに、響きが柔らかい）し、舞台との距離も近くてとても楽しかったです。そして弦楽器の安定感も全然違い、さすがだと思いました。金管もしっかりと表現をしてくれていてよかった。木管は、他と比べるともう少しという感じでしたが、それでも悪くはなかったです。<br><br>あとは下手側に座ったのですが、中低弦のそれぞれが良い味を出していて、それも楽しかったです。無骨だがしっかりと仕事をするコントラバス、やんちゃだが表現豊かなチェロ、そして落ち着きがあって豊かな響きのビオラ、どれもよかったですが、とにかくチャイコフスキーではチェロが際立ってよかったです。どのくらいよかったかというと、チェロが弾きたくなったくらい。何にせよ、大満足な夜でした。</span><br>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11614028088.html</link>
<pubDate>Sun, 15 Sep 2013 06:40:01 +0900</pubDate>
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<title>生きる知恵なのか、滅ぶ知恵なのか</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">どうも人がまとまると、積極的にそう思うのではないにせよ「自分たち（だけ）が村八分にされるよりは、村すべてを巻き込んで滅んだ方がよい」という意識が出てくるように感じます。大概の場合、それは「仕組みには問題があるけれど、自分たちにそれをどうこうする立場にはないわけで、従って自分たちは自分たちの仕事をこなしていくしかない」という意識と組み合わさっているように感じます。「無意識的無責任」というべきなのかどうか。無意識な無責任と意識的な無責任とでは、どちらがましなのでしょう。責任をとれるのが一番だし、少なくとも数々の美談ではそのような人々が称揚されているわけですが、そうでない人々を見る場面が多いのも事実だと思います。<br><br>どのような道筋でこのような意識が生じるのか、私には今のところはっきりと整理できていません。色々な人の言葉を反芻してみると、もしかすると、自分の弱さを知っているがゆえなのかもしれないと思っています。「自分たちにはどうこうできない」という言葉は「どうこうしようと動いたら、今の自分の立場はなくなってしまう（そうしたら生きてゆけない）」という恐怖と結びついているような気がするのです。逆に言えば、このような意識が生じないためには、「今の自分の立場なしでも、自分はどうにかやっていける」という感覚が必要、ということなのでしょうか？<br><br>まあ逆に、無駄に自分に自信がある人たちばかりでも、生きにくい社会になるような気もするわけで、どこに落としどころがあるのか迷っています。<br><br>というようなことを、オリンピックのニュースを見ながら思いました。考えてみると、1ヶ月近く更新していなかったのですね。もう少し自分の状況が安定してきたら、週３更新を目指してまた頑張ってみようかと思います。</span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11609481613.html</link>
<pubDate>Sun, 08 Sep 2013 17:51:39 +0900</pubDate>
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<title>映画を見ました</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">ディズニー製作の"The Lone Ranger"を見てきました。最近のリメイクもののひとつなだけあって、基本のコンセプトは悪くなかったと思います。今の時代に「正義」をただ連呼しても、滑稽でしかありませんからね。「自分にとっての正義とは、真実とは何か」を問い直すような形になるのは、自然な流れなように感じます。<br><br>演出（というかカット割りでしょうか）も、私は好きでした。「古き良き映画」に対する敬意が感じられて、全体的に清々しかったです。ところどころに挟まれるユーモアも、悪意がなくてよかったです。最近、スカッとする映画はラピュタくらいしか観ていなかったので、それは悪くなかったと思います。<br><br>しかし、ストーリーの構成は壊滅的でした。観に行く前に、「ストーリーがなくても気にしない」と周囲に語っていた私でしたが、まさかこれほどとは…。「ストーリーがない」わけではなく、あまりに陳腐だったかなあという気がします。マッチョ感が抜け切っていないというか。<br><br>主人公の感情の動きだとか、考え方の揺れや変化だとか、そういうのがもっと丁寧に描かれていれば、だいぶ違ったのだろうと思います（その意味での見せ場があったのは、ジョニーデップだけでした）。今のままでも「何も考えずに楽しめる映画」かもしれませんが、その辺りがもっと丁寧なら、きっと「極上のエンターテイメント」になったのではないか、という気がします。<br><br>まあ、どうしたらそういうことができるのか私には見当もつかないので、人のことをどうこう言えた立場ではないのですが。</span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11592536903.html</link>
<pubDate>Wed, 14 Aug 2013 17:09:41 +0900</pubDate>
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<title>カレー</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">もう一昨日のことになりますが、カレーを作りました。それからは、ひたすらそれを消費する日々です。市販のカレールーは、本当に適当に作っても味が決まるのがすごい、ということをまざまざと思い知りました。<br><br>最近は夏バテのせいなのか、その他もろもろがまとめて悪さをしているのか、どうも疲れてばかりな気がします…。そして、周りの人にも迷惑をかけてばかりなような…。せめて積極的に迷惑をお願いできるならまだ諦めようがあるのですが、消極的に振る舞った結果として周りに迷惑をかけてしまう、という状況なのが始末に負えません。実のところ、同じことがもう何年も課題になっているのに、ほとんど改善されていないので、そういう状況になるたびに毎回へこんでいます…。<br><br>「今、大変だ！」という信号をうまく周りに発信できること、うじうじせずに周りに助けを求められること、何かあったときに早めに手を打てること、そういったことができていないように思います。ダメな自分を人に見せることにハードルを感じる、というか。鬱屈した状況を、うまく周りに発散していくことが苦手なせいなのかもしれません。<br><br>もちろんここ数年で少しずつましにはなっているとは思いますが、まだまだ道は長いです。うまくいくかいかないかの分かれ目の状況を、きちんと察知できるようになりたいものです。<br><br></span>
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<pubDate>Wed, 31 Jul 2013 06:43:11 +0900</pubDate>
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<title>夏への扉</title>
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<![CDATA[ <span style="font-size: 16px;">初Kindle読書として、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」を読みました。本当はちびちび読んでいきたかったのですが、けじめをつけることができず、ずるずると読み進めてしまい、気づいたら昨日今日で読み終えていました…。<br><br>それにしても、なかなか読後感が爽快なストーリーですね！好きな人が多いのも分かる気がします。私も好きになったので、他のハインライン作品も読んでみようかという気持ちになっています。<br><br>まあストーリーを振り返ってみると、小説のつくりとしては「そこまで面白いか？」という感じもあります。プロット自体は単純だし（1950年代の作品なので、当然といえば当然か？）ストーリーはけっこう強引、演出にしても「もうちょっとなんとかならなかったのだろうか…」という感覚が少しあります。それでも「面白い」と感じられるのは、いったいなにゆえなのでしょう？<br><br>私としては、「夏への扉」があくまで「ドラマ」であり、SF的（もちろんサイエンスフィクションです）要素は舞台装置に過ぎない、という点が重要なのではないかと思います。確かにこの小説は「ザ・SF」というくらいSF比率が高く、それなしには物語自体が成り立たないわけですが、一方で語られているストーリー自体は「ふつうのドラマ」と言って差し支えないくらいのドラマになっていると思います。少なくとも私にとっては、登場人物は「その辺にいそう」な感じの人たちばかりであり、（必ずしも善ではないけれど）それなりの個人的な信条に従って動くまっとうなキャラクターでした。描かれているトピックもけっこう普遍的なものばかりであり、おそらくそれが時代を超えた人気の理由の一つでもあると思います。<br><br>おそらく私は、そういう人間ドラマが好きなのだと思います。確かに普通のドラマとかノンフィクションに比べるとファンタジーとかSFとかの方が好きなのですが、それはあくまで「舞台装置としての」ファンタジー／SFなのだと思います。そしてむしろ、そういった「もしもの世界」で描かれる仮想の、しかし現実世界にも敷衍しうるような種類の問題に対して、リアルなキャラクターがどう考え、どう行動するか、ということに、私の興味はあるのではないかと思います。（なぜ「もしもの世界」なのでしょう？…よくわからないのですが、恐らくは「リアルな世界」だと「リアルな展開」以外があまりにご都合主義的に見えてしまうせいなのではないかと思います）<br><br>考えてみると、私は自分と同じかそれ以上にヘタレたキャラクターは嫌いです。少なくとも、「弱さを見せるにしても、それを見せてもしょうがないと『私』が納得できるような状況を描いてほしい」と思っています。それも恐らく、キャラクターの気持ちや行動をリアルに感じて、感情移入したいからなのではないかと思います。<br><br>「夏への扉」でもう一つ小気味よかったのは、文章の雰囲気です。比較的どうでもいいような地の文でもウィットに富んでいて面白かったし、最後の終わり方もけっこう好みでした。もちろんこれは、翻訳した人のやりかたもうまいのでしょうね（福島正実さんという方でした）。うまく元の文章の魅力を引き出せているように感じました。<br><br>しかし、Kindle版のハヤカワは、なんとも味気ないですね…。表紙もないし、最初のページに原題も書かれていない、「翻訳権独占」みたいな記載も出てこない（まあこれは単にこの本がそうでないだけ、という可能性が高いですが）。紙の本のときのような「本の世界への入り口」がなくて、なんとなく勿体ないと思いました。<br><br></span>
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<link>https://ameblo.jp/gwappa/entry-11579555304.html</link>
<pubDate>Thu, 25 Jul 2013 05:52:24 +0900</pubDate>
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