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<title>天外れ（てんばれ）</title>
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<description>鯉の釣堀についてのお話。</description>
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<title>昔の釣堀の鯉竿（箱竿）</title>
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<![CDATA[ <p>　新型コロナウイルスの脅威で釣りに行けないですね。昔の釣堀の鯉竿、通称箱竿のお話でもしますか。</p><p>&nbsp;</p><p>　十数年前、和竿の親方がいる下町の釣具店で出合ってしまいました。それは「針庄」という焼印の和竿。尺５寸切で４本継、３本仕舞。長さは５尺３寸ほど。繋いでみると、かなり硬い。いや、硬いってもんじゃない。まさに天秤棒。「これが箱竿ですか」。親方はいくつかの箱竿を見せてくれました。短いのは２尺くらいから長いのは６尺くらい。同じ塗りで焼印のない竿もありました。</p><p>&nbsp;</p><p>　親方によると、針庄は芝大門の問屋（職人）の屋号で、汀石（島田一郎）の親戚筋にあたるという。汀石といえば、『汀石竿談義』が有名ですが、そこには「針庄こと上田清之助も、親が手打ちの釣針を作っていた因縁から竿師となり、ハコ（釣堀）の鯉竿では名人といわれました。しかし経営していた芝大門の釣道具の問屋の方が繁盛したため、残念ながら作った竿の数は余り多くありません」とあります。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200408/21/hakoshi209/2c/38/j/o2016151214740710574.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200408/21/hakoshi209/2c/38/j/o2016151214740710574.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>　これが初めて箱竿を手にとった瞬間でした。短いのですが、やや重みが感じられます。これは２番、３番、手元は身入りの女竹を使用しているため。手元はお約束の根掘でした。松岡文翁の『釣狂五十年』によると、穂先は、真竹あるいは孟宗竹の節のびの部分を削って千段巻にするか、矢竹の素性のいいものを使うそうです。箱竿は穂先が肝心。</p><p>&nbsp;</p><p>　針庄の隣の箱竿は「竿政」（吉野政次郎）。初代「竿栄」（吉野栄一）が戦前、墨田区本所で釣具店兼工房を構えたときに修行したお弟子さんです。兄弟弟子に「竿準」（中村準一）がいます。鮒竿のほか、都内にまだたくさんあった釣堀の鯉竿が人気だったようです。なぜ箱竿がこんなに硬調になったのかは過去（2017・7・15）の記事をご覧ください。</p>
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<pubDate>Wed, 08 Apr 2020 21:47:49 +0900</pubDate>
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<title>移行</title>
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<![CDATA[ <p>　Yahoo!ブログのサービスが終了するので（2019年12月15日）、こちらに移行しました。最近はまったく更新してませんし、内容自体もあまりないのですが、江戸の鯉箱（釣堀）についての情報はネットでも見かけませんので、とりあえずという感じです。事前に移行ツールというものが用意され、作業そのものはカンタンでした。過去の記事、よかったら覗いてください。よろしくお願いいたします。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/14/hakoshi209/9a/39/j/o2118159014484932656.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/14/hakoshi209/9a/39/j/o2118159014484932656.jpg" width="420"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/hakoshi209/entry-12487679161.html</link>
<pubDate>Sat, 29 Jun 2019 14:23:15 +0900</pubDate>
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<title>切り組み</title>
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<![CDATA[ <div class="p1"><font size="3">　久しぶりの投稿になってしまいました。ホームグラウンドにはたまに訪れていますが、先々週くらいに新しい魚が入ったようです。サイズは鯉っ子で、スレていないのでよく喰らいつきます。ただ、大きい鯉より先に喰ってしまうので、しばらく釣ると飽きてしまいます。子供でもすぐ釣れるので、初心者の方は今がチャンスです。</font></div><div class="p2">&nbsp;</div><div class="p1"><font size="3">　釣堀用の鯉竿を作ってもらっている正勇作こと太田親方から、切り組みができたと連絡があり、工房に伺いました。尺７寸３本継ぎをお願いしています。塗りはシンプルに黒。調子を見てほしいと言われるので、壁に穂先をあててみると、以前作ってもらった尺５寸４本継ぎとほぼ同じ調子。さすがです！</font></div><div class="p1">&nbsp;</div><div style="text-align:center;"><font size="3"><img alt="イメージ 1" class="popup_img_1024_768" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/a7/ef/j/o1024076814466200835.jpg" width="560"></font></div><div class="p2">&nbsp;</div><div class="p1"><font size="3">　和竿で一番肝心なのは、この切り組みです。いくら塗りが良くても、竿の調子、バランスがイマイチでは話になりません。またパーツでは、穂持ちが機能の要で、ここから始める竿が多いようです。鯉箱竿の穂持ちは、節を３つにして強度をもたせてもらい、穂持ち下から下は節２つです。</font></div><div class="p2">&nbsp;</div><div class="p1"><font size="3">　切り組みの段階で、調子が思ってたのと違ったり、何かがお願いしていたものと違う場合は修正してくれます。また、竿をお願いすると、同じものを２本作ってくれていて、どちらか選ばせてくれます。竹なので表情が微妙に違いますし、手元はお約束の根堀り。当然、違います。どちらもいい感じなので迷います。糸巻きも終わっていたので、仕上がりまであと２０日ほどだそうです（はやい！）。</font></div><div class="p2">&nbsp;</div><div class="p1"><font size="3">　しばらく世間話をしていると、他のお客さんに釣堀用の鯉竿のことを話したそうで、その方も尺７寸４本継ぎを作られたそうです。これは、嬉しい話です。しかも、早速、都内の釣堀に行かれたそうで、たくさん釣れて楽しめたと。いずれどこかでお目にかかるかもしれませんね。その時はよろしく。</font></div>
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<link>https://ameblo.jp/hakoshi209/entry-12480887025.html</link>
<pubDate>Sun, 13 May 2018 09:59:21 +0900</pubDate>
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<title>初釣り</title>
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<![CDATA[ <div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　あけましておめでとうございます。いつも行く釣堀は元日から営業していましたが（ラインで知らせてくれます）、諸般の事情により４日の初釣りとなりました。天気は良かったのに気温が上がらず、厚着の中にハクキンカイロを忍ばせて行きました。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　40代以上の方なら、使い捨てカイロが世に出る前、ハクキンカイロが主流だったことを覚えているのではないでしょうか。考えてみると、地球にやさしいし、経済的だし、使い捨てより温かい。それなのに、近所のドラッグストアには置いているところがありません。なぜでしょうね。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　僕はこのハクキンカイロを首の後ろの下にある大椎（だいつい）や風門などを温めるため、コートの掛け紐やタグにぶらさげて使用しています。風邪のひきはじめに温めるとよいと言われるツボです。ここを温めると、体中がポカポカして、寒空の下でもわりと平気です。ベンジンの香りもなぜか好きですし。</div><div style="text-align:center;">&nbsp;</div><div style="text-align:center;"><div><img alt="イメージ 1" class="popup_img_1512_2016" height="747" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/bf/d5/j/o1512201614466200822.jpg" width="560"></div></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　さて、釣果です。やはり、しぶい。アタリがほとんどありません。アタリのようなものがあっても、ほんと小さい。周りを見回しても竿を曲げている人もいません。冬の時期、鯉はほとんど回遊しませんので、場所が一番大切です。鯉にも居心地のいい場所があり、そこを狙うのが最善の手段となります。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　この日は一番入りたい場所に先客がいたので、次の釣れる場所へ。竿を継いでいると、常連客と思しき人に声をかけられました。「いい竿ですね」「昔の釣堀用の鯉竿です。硬いでしょ」「これなら大鯉でもあがりますね」。和竿に興味をもってくれる人がいてちょっと嬉しい。１投目から早速、小さいけれど、アタリがありました。合わせると、根がかりのような手応え（眠ってたのを起したかな？）。冬場の鯉はあまり暴れませんが、かなりの力で楽しませてくれました。</div>
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<link>https://ameblo.jp/hakoshi209/entry-12480887019.html</link>
<pubDate>Thu, 04 Jan 2018 13:07:47 +0900</pubDate>
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<title>昔の釣堀のスレ釣り</title>
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<![CDATA[ <div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　寒くなってきました。厚着をして出かけますが、小一時間もすると、手がかじかんで、言う事をききません。そこで、この季節は防寒手甲です。これはフィンガーレスの防寒グローブで、内側にボアが付いていてあたたかかく、竿は素手で握れます。昭和な感じですね。これをかっこいいと思う僕は、どういう感性なんでしょう。</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　魚のほうも活動が鈍くなっています。とくに鯉はあまり喰わなくなるので、昔の釣堀では、だいたい12月から３月までスレ釣り専門になるところがありました。ただ、水深が１メートル20センチ以上で、わき水のあるような釣堀は例外。そういうところは１年中餌釣りが楽しめます。</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="text-align:center;"><img alt="イメージ 1" class="popup_img_2016_1512" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/d4/29/j/o2016151214466200804.jpg" width="560"></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　今ではほとんどなくなった釣堀のスレ釣り。底すれすれに泳ぐ鯉を、餌なしの針で引っかけます。餌釣りと異なるのは、より硬い鯉箱竿を使用します。合わせに力を要するからです。仕掛けは、ハリスを30センチくらいとり、合わせたときに広範囲を探れるようにします。また、針先が上向くように腰曲り部分に細い銅線（ヒューズと呼んでました）を巻きます。針は餌釣りより大きめ、ウキは小さめ、錘はやや重めです。</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　これを沖に投げ、ひきずるようにして、針が鯉の体に触れば、ウキにアタリが出るので合わせます。さらに、鯉がいるアナを狙い、空合わせを繰り返す釣り方もあります。これはしょっちゅう合わせますから、スレ釣りをやっているのが傍目から見てもよくわかったでしょう。当然、針はどこにかかるかわかりません。残酷な釣りです。魚も痛みを感じますから（『魚は痛みを感じるか？』紀伊國屋書店刊）。</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　スレ釣りの鯉は体が傷だらけになりますので、昔の釣堀でも、スレ釣り禁止のところがありました。そういう場所では、半ズレと称して、餌でも釣るけれど、釣れないときはひきずってスレ釣りをする人がいました。スレ釣りは、個人的にはやりたいとは思いません。致命的な傷を与えかねないからです。そんな釣り方があったというお話でした。</span></div>
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<pubDate>Sun, 17 Dec 2017 12:16:55 +0900</pubDate>
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<title>へら侍の季節</title>
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<![CDATA[ <div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　ホームグラウンドの釣堀は、鯉専門ではなく、へら鮒も放流しています。こちらは鯉狙いなので、たまにへら鮒が釣れると、「なんだ、へら侍か（※釣堀用語２を参照）」という感じ。これからの季節、へら鮒も水温の高い深層を回遊しますのでよく釣れます。季節限定の外道ですね。</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　アタリはゆっくりしていて、かかった瞬間、力が弱いので、すぐ鯉ではないとわかります。しかも、へら鮒は群れをつくって回遊していますから、１つ釣れると立て続けに同じくらいのサイズが釣れます。「また、へら侍か」です。</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;"><div style="text-align:center;"><img alt="イメージ 1" class="popup_img_1512_2016" height="747" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/c2/d2/j/o1512201614466200789.jpg" width="560"></div></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　僕は生まれが関西なので、釣りはへら鮒で鍛えられました。だから、関東で初めて真鮒釣りに行ったとき、中層で釣れないことを知って驚きました。しかも真鮒はミミズや赤虫など生餌を好むのに対し、へら鮒は練り餌が基本。同じ鮒でもぜんぜん違うのです。そうそう、真鮒（ギンブナ）はほとんどが雌で、無性生殖というのもびっくりしました。雄（ギンブナ以外でもOK）の精子は刺激を与えるだけで遺伝しない、つまり真鮒の子供は母親のクローンなんです！</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0.0px;">　それはさておき。冬場、鯉はほとんど補食しないか極端に小食になります。へら鮒でも釣れないよりは釣れたほうがいい（なんて言うと、へら師に怒られそうですが）。ということで、へら鮒狙いです。この時季は日当りがよく風の影響を受けない場所で、同じポイントに餌を打ち込むのが常道。これは撒き餌（寄せ餌）と同じ効果になります（撒き餌は釣堀によって禁止のところがあります）。</span></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';"><span style="letter-spacing:0px;">　打ち込みによって、魚が寄ってくると、競いあって補食するようになるので、ウキのアタリが明確になります。あまり慌てないで、魚が集まってきたところで合わせるほうが確実です。寄ってきたら、餌を喰わせ用のうどんにかえてみるのも手ですかね。</span></div>
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<pubDate>Sun, 12 Nov 2017 13:12:14 +0900</pubDate>
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<title>新調＆メンテナンス</title>
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<![CDATA[ <div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　正勇作こと太田親方から竿が出来たとの連絡。尺５寸５本継ぎの釣堀用の鯉竿（鯉箱竿）をお願いしていました。僕が一番使うのは４本継ぎですが、深場用に長めを新調。長めといっても７尺ないくらい。よく行く釣堀の一番深いところを狙うには、このくらいの長さが必要なんです。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　それにしても寒い。秋をすっとばして冬将軍のお出ましでしょうか。親方は仕事場のストーブをつけ、その上に薬缶をのせ、温かいお茶を淹れてくれました。鯉箱竿は身入りの矢竹を使うので、少し重い。でも、短いのでそれほど気にはなりません。手元はお約束の根掘りです。資料で見た鯉箱竿５本継ぎと同じ４本仕舞いに、口塗りは前と同じ朱にしてもらいました。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　朱といえば、縄文時代の土器には赤漆がよく塗られています。日本人のルーツであろう縄文人が赤を好んだのです。顔料はベンガラや水銀朱。黒漆も見つかってますが、ほとんどが赤漆です。しかし、縄文の時代から漆の技術があったのは驚きですね。世界最古の漆の装飾品は、現在のところ日本で見つかったものだそうです。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="text-align:center;"><img alt="イメージ 1" class="popup_img_2016_1512" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/e9/4f/j/o2016151214466200774.jpg" width="560"></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　広い仕事場の隅に電熱器が置いてありました。これは矯めに使うのかと聞くと、矯めには使えないけど簡単な癖直しに使うという。せっかくなので、持参した４本継ぎの癖直しをしてもらいました。癖はなかったと思いますけど。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　いま発売中の「ビーパル」11月号に竿貴さんが出ています。竿貴さんといえば、江戸和竿界のホープ。四代目竿治さんが師匠で、塗りが美しいと評判です。注文しても２年待ちと言うから順調なんだろうなと思っていたら、実情は極貧で大変みたいです。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　なぜ今の時代、竹竿なのか。明らかに時代に逆行している。重いし、高いし、手入れが必要だし。それでも、その美しさ、職人の技に魅せられてしまったなら、仕方がない。心も入ってるし。親方はいつも「使ってどうだったか知らせてください」とおっしゃる。売ったらおしまいではない。そういうのもいいな、と思うのです。</div>
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<link>https://ameblo.jp/hakoshi209/entry-12480886999.html</link>
<pubDate>Mon, 16 Oct 2017 21:58:46 +0900</pubDate>
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<title>鯉のことわざ</title>
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<![CDATA[ <div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　鯉に関連したことわざを集めてみました。思ったより、たくさんあります。それだけ、昔から親しまれてきた証拠でしょう。他にもあるかもしれませんが、集めたぶんを記しておきます。五十音順。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【浅みに鯉】　手づかみで鯉がとれそうなことから、思いがけない幸運をつかむこと。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【生贅（いけす）の鯉】　死ぬべき運命にある身のたとえ。いけすに飼われている鯉は、いずれ料理される運命にあるということ。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【江戸っ子は五月（さつき）の鯉の吹き流し】　江戸っ子は言葉づかいは荒っぽいが、腹の中はさっぱりしていて悪気がない。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【及ばぬ鯉の滝登り】　（多く鯉を恋にかけて）かなう望みのない恋についていう。また、いくら望んでも、とても目的を達する見込みのないことをいう。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【牛蹄（ぎゅうてい）の?（しん）には尺の鯉無し】　牛の足跡にたまった水たまりには大きな鯉はいないことから、大物は、狭苦しいところでは手腕を発揮するわけにはいかないという意味。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【熊に山椒 鯉に胡椒】　食い合わせになるもの。同時に食べてはいけないもの。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="text-align:center;"><img alt="イメージ 1" class="popup_img_1136_1514" height="746" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/d8/00/j/o1136151414466200752.jpg" width="560"></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【鯉が躍れば泥鯖（どじょう）も躍る】　分不相応な者が立派な人の真似をするたとえ。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【鯉の滝登り】　中国の黄河の上流にある竜門の急流を上った鯉は、化して竜となるという伝説から、人の栄達、立身出世することにいう。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【鯉のー跳ね】　捕らえられた鯉が一度だけ跳ね、あとは観念することから、あきらめがよく、潔いことを意味する。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【俎上（まないた）の鯉】　（俎の上に載せられて料理されようとしている鯉は潔くじっとしているということから）相手にされるがままになっているよりほかにしかたがないこと。また、そうなって、いまさらじたばたしてもしかたがないと思う気持ち。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">【麦飯（むぎいい）で鯉を釣る】　わずかな元手で大きな利益を得るたとえ。高価な返礼品を貰ったときなどにも使う。海老で鯛を釣る、と同じ。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">※参考『故事ことわざ・慣用句辞典』（平成２２年発行・三省堂）ほか</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　食い合わせ、合食禁は、中国から伝えられた本草学などが元だそうですが、理由は、旬がずれていたり、贅沢を戒めるためのものだったりします。なかには科学的根拠もあるみたいです。鯉と胡椒はどうでしょうね。</div>
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<pubDate>Sat, 26 Aug 2017 01:41:22 +0900</pubDate>
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<title>鯉の針</title>
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<![CDATA[ <div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　釣堀用の釣り針は、スレが基本です。多くの釣堀は練り餌ですから、餌が落ちにくい丸形がよく、僕がいつも使用している針は、金尼スレ（鯉用）とへらスレ（鯉用）です。金尼スレがオーナーばり製、へらスレががまかつ製です。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　どちらも播州針ですが、播州というのは、現在の兵庫県北播磨地域、西脇市、丹波市、加東市周辺。すでに平安時代の書物に播州針が登場するようですが、これは縫い針で、釣り針が作られるのはそのずっとあと、江戸後期です。行商人の活躍により、釣り針を製造する職人が増えました。製造技術は、土佐（高知）や京都から伝わったと言われています。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　釣り針には、各部に名称があり、「針先」、その根元に餌や魚が外れにくいように付いているのが「カエシ（モドシ、アゴ）」、針先側の曲がった部分を「先曲り」、その隣の部分を「腰曲り」、そして「軸（胴）」、針先と軸の幅を「フトコロ」、結んだ糸が外れないようになった先端部分を「チモト（鈎元）」と言います。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="text-align:center;"><img alt="イメージ 1" class="popup_img_1386_1844" height="745" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/2d/9a/j/o1386184414466200742.jpg" width="560"></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　最近はハリス付きの釣り針が主流ですが、昔は、当たり前に釣り人が自分で結んでいました。昔の本には、ハリスが結べないと独り立ちできない、とまで書かれています。さすがに今はそんなことを言う人はいませんが、結べるにこしたことはありません。僕は、ズルをして、ハリス結び器を利用しています。簡単で、あっという間に外掛け結びができます。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　釣堀での針のサイズは小さめが基本です。これなら、鯉っ子や跳ねっ返りも難なく釣れます。いまの号数で言うと、５号、６号が釣堀での標準サイズ。ハリスは１.５号を使用しています。ちなみに鯉は、餌のサイズも小さめのほうが無難です。ひね鯉は警戒心が強いので、小さい餌で誘うのです。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　以前にも述べましたが、昔は、鯉が吸い込みやすいように、やわらかい絹の吸い込み糸を針に結んでいました。いまの吸い込み糸はナイロン製なので硬く、あまり意味がありません。代用品として使えるのがPEラインです。ナイロンより強く、しなやかなので、もってこいです。僕は、３センチくらいPEラインを付けています。あまり長いと絡みやすくなります。糸の端は、ライターなどで熱処理すると、ほどけたりしません。PEラインは鯉に見えるんじゃないかと心配しましたが、それは杞憂でした。</div>
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<pubDate>Sat, 19 Aug 2017 07:29:01 +0900</pubDate>
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<title>真夏の鯉</title>
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<![CDATA[ <div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　猛暑の影響で、釣りに行くのも億劫になってしまいますが、釣堀の鯉にとっては、酸欠になりやすい時期なので命がけです。釣堀では、対策として、水を吸い上げて高いところから落としたり、噴水のような装置を利用したりしています。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　鯉の適水温はだいたい25度くらいで、このくらいの水温が補食も一番活発になります。生存水温は０度から35度くらいまで。水温が上がると、水に溶ける酸素量が減るので、当然、酸欠になりやすく、鼻上げ（水面近くで口をパクパク）する鯉を見かけるようになります。食欲も人間と同じで減ります。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　この時期は、アオコも要注意です。アオコは、植物プランクトン（ラン藻など）が大量に増殖して起こる現象で、原因は、日光量、高い水温、鯉の糞や食べ残した餌などによる水質の富栄養化です。これらの条件が揃うと、アオコが発生します。アオコで困るのは、日中は光合成をして酸素を放出してくれるのですが、夜間は逆に呼吸して酸素を減らしてしまうことです。夜間から朝方にかけて酸欠状態になってしまいます。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;"><div style="text-align:center;"><img alt="イメージ 1" class="popup_img_2016_1512" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/22/hakoshi209/ca/2f/j/o2016151214466200726.jpg" width="560"></div></div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　うっすらと緑色になったアオコの水は、鯉の健康上、好ましいとも言われます。水清ければ魚棲まず、でしょうか。要は、程度の問題で、大量発生することが良くないのです。夏の間は、餌が余ったからといって、池に投げて帰るのは慎むべきです。釣堀には、残った餌を戻す場所がちゃんとありますから。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　餌については、夏場は練り餌が良いとされていますが、昔の本を見てみると、たにしや蜂の子、さし、キジ、うどんなど、何でも良く、落ち込みで喰う、とあります。コロッケで大漁、なんてことも書かれてます。コロッケはベースが芋ですから、確かに鯉の好みかもしれません。</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';min-height:24px;">&nbsp;</div><div style="font-size:16px;line-height:normal;font-family:'Hiragino Kaku Gothic ProN';">　さて、真夏の釣堀ではどのように過ごすのが良いか。当たり前すぎて怒られそうですが、朝夕が狙い目になります。日陰になっているところを中心にポイントを探ります。水の出入り口付近に寄る場合もあります。お昼間はお互い暑いので、休戦にしましょう。</div>
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<pubDate>Sat, 12 Aug 2017 07:44:00 +0900</pubDate>
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