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<title>乾日出雄の揺蕩うクラシック音楽の臥床</title>
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<description>クラシック音楽好きなおっさんが、勝手気ままに何度も咀嚼、反芻を繰り返し、日々精進している牛歩のように書き綴る個人的な備忘録的ブログです。</description>
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<title>プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ 第3番 イ短調 作品28《古いノートから》</title>
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ロシアの作曲家、プロコフィエフが16歳の時に書いたソナタを、自ら改作した作品といわれるこの第３番。タイトルにある『古いノートから』とは、それを意味しており、作曲活動が軌道に乗っていたプロコフィエフの作品に対する、ある種の「言い訳(笑)」じみた命名ともとれる。作品は単一楽章の構成だが、強烈な運動や相反する叙情、古典と前衛など、スムーズな音楽の流れの中で目まぐるしく変容する憧憬は、若かりしころの草稿が既に彼の音楽的成熟を成し得ていたともいえ、その草稿を見事なまでに10年後の自分のスタイルに嵌め込んだ
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<dc:date>2012-05-09T07:14:11+09:00</dc:date>
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<title>吉松隆：ピアノ協奏曲《メモ・フローラ》作品67</title>
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吉松隆(1953～)が作曲したピアノ協奏曲は、その名も『メモ･フローラ』･･･「花についての覚え書」という邦訳が。花びらがだんだん開き、水面を花びらが漂い揺れ、満開の花が春の爽やかな風に吹かれる。各楽章の風景は目を閉じると自然と想起させられるほどに美しさに満ち溢れている。これほどまでに美しい曲は他に無いであろう、と思いたくなる位にこの曲は、ただ只管に美しい。FLOWER（花）、PETALS（花びら）、BLOOM（花）と題された3つの楽章からなっており、「花たちへの賛歌」と作曲者は表現している。ど
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<dc:date>2012-04-18T15:32:36+09:00</dc:date>
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<title>ベートーヴェン：祝典劇《献堂式》のための音楽</title>
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劇場のこけら落としのために書かれたベートーヴェンの祝典劇《献堂式》は、昨今はほとんど演奏される機会が無い。しかしながら、この祝典劇は実に美しくも華やかな、まさに祝祭の雰囲気に富んだ壮大な構成になっている。ソプラノとバリトン、合唱を伴い、何故に今日演奏されないのか、疑問に思えるほどに聴きどころ満載である。壮麗にして華麗な合唱に、ソプラノとバリトンの二重唱。「さすが、ベートーヴェン」と言いたくなるような作品といえる。ちなみに第4曲は、かの有名な「トルコ行進曲」。それだけでも興味が湧いてくる人もいるか
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<dc:date>2012-04-11T14:54:42+09:00</dc:date>
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<title>ドヴォルザーク：交響曲 第7番 ニ短調 作品70</title>
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ドヴォルザークの交響曲といえば第８番と第９番であるが、この第７番も侮れない魅力に溢れた作品である。ブラームスの交響曲第3番を聞いた後に書かれたといわれており、全体的に重厚な趣ではあるものの、それまでに書いた6つの交響曲に聞けるボヘミア色はそんなに色濃くはない。ここで紹介するジュリーニの録音で聞くと、そのブラームスから受けた影響は明晰に表出してくる。特にを悲劇的な雰囲気に包まれた第1楽章と第4楽章では、「ジュリーニ節」が全快しており、どっしりと構えた演奏は安定感に満ちている。叙情的な第2楽章は、ゆ
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<dc:date>2012-04-09T06:51:51+09:00</dc:date>
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<title>中国人民解放軍軍楽団集体創作（呉光瑞／李明秀／賈双）：運動員進行曲</title>
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「運動員進行曲」の名で中国では知られ、その中国で出版されているスコアの表紙には英語表記で「Athletes&#39; March」と書かれていることから日本では「スポーツマン行進曲」とも訳される事が多い中国を代表するマーチを紹介する。「中国人民解放軍軍楽団集体創作」とスコアの表紙には書かれ、人民解放軍の軍楽隊の創作組に所属する3名（呉光瑞（ハウ・クァンレイ）／李明秀（リ・ミンショウ）／賈双（ジャ・ショァン））の名前も記されている。1952年に創設された人民解放軍の軍楽隊は指揮者、作曲者、教育者の育成にも
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<dc:date>2012-03-28T10:24:50+09:00</dc:date>
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<title>伊福部昭：日本狂詩曲</title>
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日本を代表する作曲家、伊福部昭(1914～2006)を代表する作品でありデビュー作でもあ、『日本狂詩曲』を紹介する。伊福部の名は、とりわけ『ゴジラ』に代表される映画音楽において知られているものの、残した作品は多岐にわたっている。その彼が世に初めて送り出した作品が『日本狂詩曲』である。曲は『夜曲』と『祭り』と題されて2つの曲から成っている。『夜曲』では、ヴィオラの独奏が酒盛り歌の様に奏でられる主題が侘しさに溢れている。その後に展開される音楽は、タイトルの通りの夜の音楽であり、暗澹たる空気に包まれて
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<dc:date>2012-03-25T12:34:38+09:00</dc:date>
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<title>チャイコフスキー：バレエ音楽《眠りの森の美女》作品66</title>
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チャイコフスキーが作曲したバレエの最高傑作『眠りの森の美女』の全曲版を紹介する。名盤といわれると意外と少ないのがこの『眠れる森』であるが、その作品の長大さがゆえか否かは定かでないが、「これ」といわれる全曲盤の名録音が無いといえる。そんな中で個人的に愛聴しているのがこのプレトニョフ盤である。個人的にロシアの音楽はロシアのオーケストラで聞くことをモットーとしている自分であるが、この録音もまたその思いを強くさせられるものだ。全体的にメリハリを効かせ、ワルツに代表されるように、予想以上に重厚に音楽を紡ぎ
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<dc:date>2012-03-19T07:46:38+09:00</dc:date>
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<title>J.S.バッハ：シャコンヌ（齊藤秀雄編曲）</title>
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バッハの作品は後世の多くの作曲家が手を加えて、編曲版を残している。オーケストラに編曲されたバッハの作品としてはストコフスキーやシェーンベルクの作品が有名だが、ここで齋藤秀雄が編曲したオーケストラ版のシャコンヌを紹介したい。弦楽器と管楽器の調和と均衡が保たれたこの編曲版は、オルガンの響きにも通ずるようなオーケストラの響きがあり、美しさと荘重さに包まれている。自然と感涙に咽んでしまうかもしれないほどに、美しく感動的である。今日紹介する映像は齋藤秀雄の没後30年のメモリアルコンサートの模様だ。小澤が奏
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<title>グローフェ：組曲《グランド・キャニオン》</title>
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アメリカを代表する作曲家、ファーディ・グローフェ(1892～1972)は音楽史上において二つの大きな仕事を成し遂げたといえる。まず一つは、ガーシュウィンが残した『ラプソディー・イン・ブルー』のピアノ・スケッチをオーケストレーションした事。もう一つが、組曲『グランド・キャニオン』の作曲である。今日紹介する作品はその組曲『グランド・キャニオン』である。その名の通り、アメリカ・アリゾナ州にある国立公園「グランド・キャニオン（大峡谷）」の憧憬を音楽によって表現している、さながら、「アメリカ版アルプス交響
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<title>バグリー：行進曲《国民の象徴》</title>
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誰もが耳にしたことのあるアメリカのマーチといわれると、スーザの作品が数多く挙げられだろう。そのスーザをして、「自分の作品以外で最も気に入っている作品」と評したのが、このバグリーの「国民の象徴」である。 アメリカ国内ではスーザの「星条旗よ永遠なれ」と人気を二分するほどに親しまれている。曲は「アメリカ国歌・星条旗」のフレーズが巧みに引用され、アメリカ人のハートを射止めるに難くない魅力的な旋律とリズムに富んでいる。マッコイの『消燈』の翌年に作曲された「国民の象徴」、２０世紀初頭のアメリカの軍楽隊の豊富
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<dc:date>2012-03-01T07:25:54+09:00</dc:date>
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