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<title>001</title>
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<![CDATA[ <font color="#FF6699">　あの子を泣かせたのは、私だ。<br><br>　あの子はとても幸せそうに笑っていた。<br>「恋をすると女は可愛くなる。」そんな言葉を自ら証明するように、あの子はキラキラ輝いていた。<br>そんな眩しいあの子の隣に私はいた。<br>あの子が笑って、周りに幸せを撒き散らす度に、私はどんどん…。<br><br></font>
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<link>https://ameblo.jp/hana366/entry-11601302510.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Aug 2013 02:27:48 +0900</pubDate>
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<title>006</title>
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<![CDATA[ <font size="2"><font color="#FA8072">ガソリンメーターがそろそろEを指しそうだ。<br><br>やっと見つけたスタンドは営業しているのか怪しいくらい古びていた。<br>店員もやっぱりおじいさんだ。<br>ガソリンスタンドとは思えないくらいゆっくりした速度で近づいてくる。<br>わたしを見てちょっと変な顔をしたけど、気にしない。<br>こんなところで、こんな頭の小娘がひとりでいたんじゃ、そりゃ変な顔にもなるよね。<br><br>エンジンを切って、給油口を開ける。<br>「レギュラー満タン、現金で。」<br>それだけ言ってあとはおじいさんに任せた。<br>ゆっくりやってくれ。別に急いでないからさ。<br><br>おじいさんがガソリンを入れている間、窓から入ってくる風が変わっていることにきがついた。<br>さっきまでは、少しベタベタした港の匂いの風だったのに、<br>いまは、さらっとした冷たい風が吹き抜ける。<br>これから先は、山なんだ・・・。<br>左手でネックレスを擦る。<br>「レギュラー満タン入りましたぁ。」<br>おじいさんの声がして、自分がぼーっとしていたことに気づいた。<br>「ありがとうございます。」<br>そう言ってエンジンをかける。心なしか車に元気が出たような気がした。<br>ゆっくりアクセルを踏む。<br>来たときも誘導なんてしてくれなかったけれど、帰りの安全確認もセルフらしい。<br>まぁ、これだけのんびりしたところならそうそう事故なんて起きないんだろう。<br><br>左にハンドルをきって車道に出ようとしたとき<br>「お気をつけてぇ～」<br>おじいさんのか細い声が窓から入ってきた。<br>きっと毎日、毎日、言い続けて癖になっているんだろう。<br>それでも、わたしなんかにそう言ってくれたことがなんだか嬉しかった。<br><br>「ありがとう。」<br>おじいさんに聞こえる訳ないけれど、言ってみた。<br><br><br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/hana366/entry-11570345232.html</link>
<pubDate>Thu, 11 Jul 2013 00:49:18 +0900</pubDate>
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<title>005</title>
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<![CDATA[ <font color="#FA8072"><font size="2">翌日　AM１０：３６。<br>不思議な髪の色をした女は旅に出た。<br>小さな赤い車をひたすら海に沿って走らせる。<br><br>久しぶりにこんな明るい太陽を見た。<br>もう夏がそこまでやって来ているんだ。<br>普段なら明るい太陽やそれによってもたらされる暑さや紫外線を嫌ってしかめっ面をしているだろう。<br>しかし、わたしは窓を全開にして海沿いのドライブを楽しんでいた。<br>荷造りや身支度に時間がかかって、出発が小１時間遅れたことすらもなんだか笑えた。<br>不思議な色の髪。やけに高いテンション。普段は右手でするネックレスを擦る癖も今日は左手だ。<br>今のわたしは、わたしでは無いのかもしれない。<br><br>あぁ、喉が渇いた。そこら辺のコンビニに入る。<br>ペットボトルを掴んでキャップをひねる。<br>喉を冷たい液体が通る。ふんわり香る爽やかな花の匂い。<br>ジャスミンティーってこんなに美味しかったかな？<br>いつかの記憶ではなんだか不思議な味で、それからあまり好きではなかったけれど、<br>不思議な髪の色の女は、不思議な味が好みなのかもしれない。<br><br><br><br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/hana366/entry-11569747894.html</link>
<pubDate>Wed, 10 Jul 2013 02:02:32 +0900</pubDate>
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<title>004</title>
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<![CDATA[ <font color="#FA8072"><font size="2">Q:　「安っぽい金髪の女は周りからどんな目で見られるのか。」<br>期待はハズレたけれど、なんだか腑に落ちる答えが出た。<br><br>A:　「誰もわたしなんてみていない！」<br>そう。わたしの髪が金髪だろうが、黒髪だろうが他人には関係ないのだ。<br><br>自分の出した答えに勝手に満足して、1288円の買い物をして店を出た。<br>黄色いレジ袋の中身は、ブリーチ剤とヘアカラー剤。<br>37時間後には、不思議な髪色の自分になっていた。<br>２回のブリーチで大体の髪はブロンドになり、その後に使用したアッシュ系のカラー剤が色の抜けきらなかった毛先に入ってくすんだシルバーになった。<br>ある程度予想はしていたけれど、やはり鏡を見て驚いた。<br>普段のわたしを知っている人の反応は悪かったけれど、自分では結構気に入っていた。<br><br>まぁ、ともかく599円の安っぽい金髪の女から、<br>合計1887円かかった不思議な髪色の女に変わったことは確かだった。<br>なんだか無性に楽しくなってきた。<br>さぁ、次はどこへ出かけよう。<br><br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/hana366/entry-11568540306.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Jul 2013 01:56:05 +0900</pubDate>
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<title>003</title>
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<![CDATA[ <font color="#FA8072"><font size="2">少し気が大きくなったわたしは、外に出た。<br>行き先は最寄りのドン・キホーテ。<br>別に行き先なんてどこでもよかった。<br>ただ、安っぽい金髪の女が周りからどう見られるのか知りたかった。<br><br>実際に店内に入ると、誰もわたしなんか気に止めなかった。<br>すれ違いざま一瞬こちらを見る人はいた。<br>でも、それはただ、これから自分とすれ違う相手がどんなヤツなのか確認するために見る普段自然に目線をあげる。まさにそんな感じだった。<br>パッと店内を見た限り、金髪はわたしひとり。<br>けれど、午前２時のドン・キホーテでは金髪なんて珍しくもなんとも無いのだろう。<br><br>普段と何も変わらない周りの反応が面白くなかった。<br>「誰もわたしなんか気にしてない。」</font></font><br><br><font color="#FA8072"><font size="2"><font color="#FA8072"><font size="2">だけど、同時にいろんなことがどうでもよくなった。</font></font><br>髪の色、身に着けている服や靴やピアス。全部どうでもよくなった。<br>だって、誰もわたしなんか気にしてないんだから。<br>どんな髪の色にしたって、どんな服やピアスを身につけたって、わたしの勝手だ。<br><br>いつの間にかどこかの誰かの目を気にして生きていた自分に気づいた。<br>はじめからどこの誰にも見られてなんかいなかったのにね。<br><br><br></font></font>
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<pubDate>Sun, 07 Jul 2013 00:44:57 +0900</pubDate>
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<title>002</title>
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<![CDATA[ <font color="#FA8072">「あいつら」とは違う自分。<br>みんな同じような流行りの格好して、<br>みんな同じような話題で笑って、<br>みんな同じようなあいつら。<br><br>わたしは違う。<br>いい子なんかじゃない。<br><br>好きな服を着るし、<br>必死で話題づくりなんてしない。<br>わたしは、わたし。<br><br>そもそも流行りって何？普通って何？<br>みんなと違うことがそんなにいけないこと？<br>一人が怖いから、一人にならない為に、誰かが勝手に決めたことでしょう？<br>仲間はずれがすぐに分かるように。<br>「みんな一緒」の和を乱すヤツがすぐに発見できるように。<br><br>だったら、わたしは仲間はずれでいい。<br>わたしはあいつらとは違うんだ！！！<br><br>コンビニの駐車場の女の子たちが実際にどんなことを思っているのかなんて誰にも分からない。<br>でも、わたしには彼女たちがそう心の中での叫んでるように思えた。<br><br><br>鏡の中の金髪の私と目が合う。<br>なんだか、少し自分が強くなったような気がした。<br><br><br><br></font>
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<pubDate>Fri, 05 Jul 2013 02:57:19 +0900</pubDate>
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<title>001</title>
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<![CDATA[ <font color="#FF6666"><font size="2">　鏡の中に金髪の女がいる。<br>夜中のコンビニの前に座っていそうな安っぽい金色の髪の女。<br>実際ブリーチ剤は599円だったのだから、安っぽいのは当然といえば当然か。<br>眉も一緒にブリーチしたら、眉毛が有るのか、無いのか、パッと見ただけではもう、よくわからない。<br>眉が無いだけで、もともと中の中のだった顔が、下の中くらいにグレードダウンした。<br>眉って大事だ。<br>鏡の中のグレードダウンした顔を残念に思う反面、<br>コンビニの前に座っている安っぽい女の気持ちが分かった気がした。<br><br><br><br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/hana366/entry-11551141104.html</link>
<pubDate>Tue, 18 Jun 2013 01:57:38 +0900</pubDate>
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