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<title>お母さんのたからもの。</title>
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<description>妊娠24週 超低出生体重児で生まれ8日で亡くなった長男のことや、天使ママの日々のことを綴っていきます。</description>
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<title>前期破水～出産　③</title>
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<![CDATA[ あまり眠れないまま、3月25日の朝を迎えます。午前6時。<br><br>昨日までは、ごくごく普通の妊娠中期の妊婦だった、わたし。<br><br>ほんの15時間ほど前からの出来事が、<br>夢としか思えなくて、<br><br>「これは夢なんじゃないだろうか・・？」<br>と、何度も考えました。<br><br>しかし、目の前にある現実は残酷でした。<br><br>7時になると、朝食の時間のようで、患者たちに食事が運ばれますが、<br>わたしは朝食抜きのようです・・。<br><br>大部屋だったので、カーテン越しの隣人の食事をする音が響きます。<br>近くにいるけど、顔を合わせることもありません。<br><br>この人は、どうしてここに入院しているんだろう？<br><br>こんな状況になりながらも、そんなことが気になったりしました。<br>そういえば夜中にどこからかすすり泣く声も聞こえたっけな・・。<br>みんないろいろな事情を抱えてここに入院しているんだろうな。<br><br>8時半頃、M先生が来ます。<br>昨日、緊急搬送されたわたしを遅くまで診てくれていたのに今朝も早くから・・。本当にありがたかったです。<br><br>M先生は、わたしの陣痛のデータを見るなり、こう言いました。<br><br>「・・やはり、陣痛が治まらず、昨日よりも強くなってきています。昨日お話したように、このままだと、赤ちゃんが危険なので、今日午前中に手術して出してあげましょう。」<br><br>・・！！<br><br>向こう1週間の間に手術をするであろうという覚悟ではいたけど、<br>まさか今日手術することになるとは・・。<br><br>たしかに、昨日まであまり自覚のなかった陣痛も、今朝方には定期的にキューッと締め付けられるような感覚が出てきていました。<br><br>今出産すれば、赤ちゃんはわずか700gにも満たないといいます。超低出生児は主に肺や目などの機能が未熟で、今生まれるにはリスクが非常に高い。しかし、B郡溶連菌の感染リスクを抱えたまま、羊水の残り少ない子宮の中で育てる方がもっとリスクが高いという、M先生の判断なのでしょう。<br><br>M先生とはまだ出会ったばかりでしたが、信頼したいと思える人でした。<br>赤ちゃんにとって一番最良の方法を考えてくれたのだと信じることにしました。<br><br>「わかりました。」と答えます。<br><br>緊急帝王切開は10時に開始予定。<br>わずか1時間半後。<br>それだけ、緊急性を要しているとは・・。<br><br>あまりに急なので、今、家族に連絡しても、手術前に会うことは出来ないだろうと思いました。<br><br>手術に一人で臨むことになる。<br><br>しかし不安に浸る暇もなく、<br>わたしの周囲が慌ただしくなります。<br><br>看護師さんから手術の説明を受けます。<br>局所麻酔で帝王切開し、赤ちゃんを取り出すとのこと。<br><br>あたりまえのように自然分娩で出産するつもりでいたわたしは、帝王切開の知識は殆どありませんでした。<br><br>そして手術するにはいくつもの同意書が必要なようで、手術により、腸などの他の臓器が傷つく可能性があることを承諾する内容のものや、出血過多の場合に輸血を受ける承諾のもの、局所麻酔を受ける承諾のものなど、寝たままだったので急いで乱雑にサインをしました。<br><br>術後丸1日は寝たきりの状態になるそうなので、さっそく尿道カテーテルを挿れられ、アンダーの除毛もされます。<br><br>10時が近づき、手術室に移動します。<br>主人が来てくれることを淡く期待していたけど、やっぱり間に合いませんでした。<br>でも、LINEで連絡が取れ、励ましの言葉をもらいました。<br><br>そして、お腹に触れることで、安心することができました。<br><br>・・坊や、お母さんと一緒にがんばろうね。<br>そう思うと、不思議と心強く感じる自分がいました。<br><br>入院ベットのまま手術室に運ばれます。<br>大学病院なので、かなりの数の看護師さん、助産師さんがいるようで、手術前に、あらゆる人に介助してもらったり、声をかけてもらいました。<br><br>何だかんだで心細さはあったので、優しく声を掛けてもらったり、励ましてもらったりして、本当にありがたかったです。<br><br>手術室に移動すると、たくさんのスタッフさんがいました。<br>麻酔科の先生がキツめの印象で、手術室内はピリピリとした雰囲気に感じられました。<br><br>まもなく背中に麻酔を打たれます。痛かった。<br>しばらくして、胸から下のあらゆる箇所を手で押されて、麻酔が効いているか慎重に確認しています。<br>時間をおいて何度も何度も。<br><br>だんだんと胸から下の感覚がなくなっていきます・・。<br><br>麻酔がまわりしばらく経つと、主治医であり執刀医のM先生が来て、いよいよ手術が開始されます。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/happyouta/entry-12039769396.html</link>
<pubDate>Thu, 18 Jun 2015 21:03:00 +0900</pubDate>
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<title>前期破水～出産　②</title>
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<![CDATA[ <div>K大学病院に到着。<br><br></div><div>緊急外来の処置室のベッドで点滴を投与されながら、問診を受けます。</div><div><span style="line-height: 1.5;">横になっていても羊水が漏れ出てくるので、絶対安静です。</span><br></div><div><br></div><div>新しい主治医のM先生。ハキハキ物言うタイプの女医さんで、はじめはキツイ印象を受けましたが、きちんと症状の説明をしてくれました。</div><div><br></div><div>"<span style="line-height: 1.5;">「B郡溶連菌」という菌に感染したことが原因で破水した可能性が高い。まだその菌が子宮内にいるため、赤ちゃんにも感染する可能性が高く（すでに感染しているかもしれない）、そうなると赤ちゃんの身が危険である。</span><span style="line-height: 1.5;"><br></span><span style="line-height: 1.5;"><br>しかしながら赤ちゃんはまだ24週で、肺など未発達の機能が多いから、出来るだけお腹の中で育ててあげたい。しかし、羊水が1/3まで減ってしまっているので、このままだと赤ちゃんが苦しい。減ってしまった羊水は増やすことができない。破水に伴う陣痛をいつまで抑えられるか分からない、陣痛を抑えられなければ、出産するしかない。</span></div><div><br></div><div>赤ちゃんのことを考えると、まだ未熟でリスクもあるが、出産して、保育器の中で然るべき治療をしたほうがいいかもしれない。しかし、前述の通り、1日でも長くお腹の中で育てた方が発育上は良いから、しばらく様子を見ていくことにするが、1週間以内に帝王切開（超未熟児のため、自然分娩より帝王切開の方が児に負担がかからない）で出産することになると思ってください。"</div><div><br></div><div>そう、わたしは、破水したことにより陣痛がはじまっていたのです。</div><div>Nクリックでも投与された点滴「ウメテリン」は、陣痛の張り止めのお薬でした。</div><div><br>陣痛は、通常は大きく痛みを伴うものなのだろうけど、わたしの陣痛は、痛みを伴わなかった・・。</div><div>減ってしまった羊水も増やせないなんて・・。</div><div>もっと早くに病院に行っていたら・・・。</div><div><br></div><div>そして「B郡溶連菌」とは・・？</div><div>はじめて聞いた名前でした。</div><div><br></div><div>実は妊娠3ヶ月頃からカンジダによる膣の痒みに悩まされていました。</div><div>カンジタは10代の頃から、疲れて抵抗力が落ちるとたびたび発症していて、そのたびに塗り薬で治療していました。そのため妊娠中に膣が痒くなった時もおそらくカンジタだろうと思ったし、前Nクリニックでもカンジダとの診断で塗り薬を処方してもらい、大事だと捉えていませんでした。</div><div><br></div><div>処方された直後は一旦症状が治まったのですが、その後は痒みがぶり返し、破水直前まで痒みがありました。しかし、前Nクリニックの先生は少し相談しづらい雰囲気で、再び症状を訴えることはありませんでした。</div><div><br></div><div>そして破水・・・</div><div><br>M先生からは、現状カンジダが検出されなかったことを聞かされます。</div><div><br></div><div>そもそもの膣の痒みはカンジダの症状だったのか？</div><div>その「B郡溶連菌」の症状ではなかったのか？</div><div><br></div><div>今となってはわかりません・・。</div><div><br></div><div>しかし、自分がきちんと痒みを訴えていれば、防げていたのかもしれません。<span style="line-height: 1.5;">何よりも赤ちゃんの命を第一に考えていたら、おのずと行動や判断が変わってきたと思います。</span></div><div><br>激しく後悔し、自分を責めました。<br><br>何か異変を感じたり、引っかかることがあったら、医師に相談すべきだし、相談できる信頼関係を築くべきでした。やるべきことをやったのと、やらないのでは、たとえ結果が同じだったとしても全然違います。これは世の中の妊婦さんに伝えたいことの一つです。<br><br></div><div>減ってしまった羊水の中で、きっと坊やは苦しい思いをしているに違いない。</div><div>そう考えると、可哀想で仕方ありませんでした。<br><br><span style="line-height: 1.5;">処置室では、主人も付き添ってくれました。自分ではあまり自覚がなかったのですが、38度超えの高熱があったようで、張り止の点滴と一緒に解熱剤の点滴も投与されていたようでした。<br><br>高熱のせいか、解熱剤の点滴が原因なのか、しばらく体中大きな震えが止まらなくなり、ものすごくしんどかったです。後から主人に聞いた話だと、震えが酷く、大事に至るのではないかと思ったほどだそうです。<br><br>後から聞いたのですが、この高熱の原因は「B郡溶連菌」によるものだったようです。<br><br>熱が少し下がり体も若干楽になり、23時頃に主人が帰りました。<br>そして産科病棟の中でも、緊急性の高い妊婦さんが入院している棟に入院しました。<br><br>その日の夜はなかなか寝付けませんでした。<br>多少熱は下がったものの、引き続き熱があり、ひどく大量の汗をかきました。<br>汗をかいたことで喉が渇くので水分を摂りましたが、トイレに行くと羊水が漏れるので、禁止されました。しかしベッドで横になっているだけでも、引き続き羊水は漏れ出ています。<br><br>坊やが生きているのか不安で、看護師さんに心拍を確認できる機械を装着してもらいました。心拍が確認できたことで、少し安心できました。<br><br>一人きりのベッドで、坊やに対する愛情、不安な気持ち・・それらのあふれる思いの行き場がなく、携帯に書き留めたりもしました。<br></span><span style="line-height: 1.5;"><br></span></div><div><span style="line-height: 1.5;">お腹の中で育ててあげられなくてごめんね。<br>生まれてきたら、たくさん一緒にいてあげるからね。<br></span>坊やのことを心から愛してるよ。<br><br>お腹を撫でながら、坊やにたくさん語りかけました。<br><span style="line-height: 1.5;"><br></span>この時は、万が一のことも考えていました。<span style="line-height: 1.5;"><br>そして、少し眠りにつきます。</span></div>
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<link>https://ameblo.jp/happyouta/entry-12039165795.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Jun 2015 11:41:02 +0900</pubDate>
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<title>前期破水～出産　①</title>
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<![CDATA[ <div>ずっと子供が欲しかった私たち夫婦は、2014年10月に入籍後、まもなく妊娠しました。<br>喜びもつかの間、妊娠初期～中期の5ヶ月ほどはつわりに苦しんでいました。</div><div><br></div><div>つわりが落ち着いてきた2015年3月13日には念願の結婚式を挙げることができ、食事も採れるようになり、ようやく幸せなマタニティライフを実感していたところでした。</div><div><br></div><div>そして、まだ結婚式の余韻に浸っていた2015年3月24日。<br><br></div><div>その日は早番勤務の主人が午後に帰宅していました。</div><div><br></div><div>妊娠7ヶ月になっていたわたしは、来月からはいよいよ妊娠後期ということで、そろそろ名前を考えなきゃな～と名付け本を購入し、読み始めていた頃でした。</div><div><br></div><div>14時頃、大量におりものが出ていることに気付きます。</div><div>慌ててトイレに行くと、おりものというにはサラサラしすぎている水っぽい液体が、チョロチョロと流れ出てきていました。これは最近のおりものとは質が違う。</div><div><br></div><div>・・・何だろうね？と、ネットで症状を検索する二人。<span style="line-height: 1.5;">妊娠後期くらいになると尿漏れが増えるという話が多く出てきて、わたしもまもなく後期に入るし、おそらく尿漏れだろうと思いました。<br><br>しかしながら、破水の心配も頭をよぎります。でもまさか妊娠7ヶ月の破水なんて普通ありえないだろう、と。そして考えたくもなかったんです。<br><br>そして変わらず、坊やはお腹の中で元気に動いていてたし、胎動がわたしを安心させました。<br></span><br></div><div>そんな感じで1時間位は、不安を抱えつつ、あーだこうだ話しながら、<span style="line-height: 1.5;">多い日・夜用のでかいナプキンをあてて過ごしました。<br><br></span></div><div>しかしそのうち、その夜用のナプキンが水浸しになり・・、立つと床がビショビショになるくらい漏れてきたのです。もはやチョロチョロ出ているというレベルではなく、通常のおしっこのように流れ出てきました。</div><div><br></div><div>尿漏れだとしても、こんなに大量に出るものなのだろうか？・・これは普通じゃない。と、<span style="line-height: 1.5;">通院中のNクリニックに電話。16時頃、時間外診療で診察してもらうことになりました。濡れてしまったナプキンも持参し、「尿漏れだと思うんですけどね・・」と話しながら看護師さんに手渡します。</span></div><div><br></div><div>しばらく待ち、液体の成分検査が終わったようで、診察台に上がります。</div><div><br></div><div>そして医師からの一言。</div><div><br></div><div>「羊水ですね。破水しています。」</div><div><br>えっ・・・！？<br><br></div><div>主人が呼ばれ、医師から説明を受けます。<br>漏れでているのが羊水で、破水をしてしまっていること。<br>羊水もかなり減っていること。<br>そして、破水してしまうともうどうしようもないこと、当院では処置のしようがなく、助ける手立てがないということ・・。<br><br>「一応、大学病院に連絡してみますが、受け入れてもらえるかどうか・・もし受け入れてもらえなかった場合、どうすることもできません。」</div><div><br>主人とともに隣の個室に移され、横になります。<br><br>すると、こんな事態に陥っているのに、変わらず、お腹の中で、元気に動く坊やがいました。<br><br></div><div>・・・涙が溢れてきました。<br><br>こんなに元気に、たしかに今生きているのに、助けてあげられないかもしれないなんて。<br><br>ただ悲しくて、涙が溢れてきました。<br><br>そして、これは夢なんじゃないか？？と、<br>にわかには現実を受け入られない自分がいました。<br><br>大学病院が受け入れてくれるのを、<br>ただただ信じて待つしかありませんでした。<br><br>しばらくして先生が来ます。<br><br>「K大学病院で受け入れてもらえることになりましたので、救急車を呼んで搬送してもらいます」<br><br>ああ・・・<br>坊やを助けてあげらるかもしれない。<br><br>ひとまず安堵しました。<br><br>「ウメテリン」という点滴を投与され、<br>搬送用ベッドに自力で乗り、<span style="line-height: 1.5;">救急車で搬送されました。</span></div><div><br>搬送中、同乗してくれたNクリニックの看護師さんが、機械で坊やの心音を聞かせてくれて、とても安心できました。あの時付き添ってくれた看護師さんには感謝しています。<br><br>信じたくない現実をつきつけられて、でも、心音を聞くことで、何とか落ち着きを保てていたんだと思います。<br><br>そして、減ってしまった羊水の中で、坊やは頑張っている。<br>母がへこたれるわけにはいかない・・！と思いました。<br><br>K大学病院までは1時間ほどの距離があり、<br>それ以上に移動時間はとても長く感じられました。<br><br>坊や、どうか無事でいて・・・。<br><br>K大学病院に到着します。<br><br></div>
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<pubDate>Mon, 15 Jun 2015 10:47:29 +0900</pubDate>
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<title>はじめまして。</title>
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<![CDATA[ はじめまして！<br><br>くろちゃん、と申します。<br><br>それはつい2ヶ月半ほど前のこと、<br>2015年3月25日のことでした。<br><br>妊娠24週4日で突然の前期破水、<br>そして緊急帝王切開し長男を出産。<br><br>683gの超低出生体重児でした。<br><br>NICUの保育器の中で、先生、看護師さん、助産師さんに見守られながら頑張った長男でしたが、8日目にその短い生涯を閉じました。<br><br>まだまだ悲しみが癒えない今日ですが、大切な宝物である長男の記憶と記録、そして悲しみを抱えながらも前向きに生きようとするわたしの日々を綴っていきます。<br><br>このブログを通じて、どなたかと心の交流が出来れば嬉しく思います。<br><br>お付き合いのほどよろしくお願いします！
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<pubDate>Sun, 14 Jun 2015 12:42:03 +0900</pubDate>
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