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<title>ハードボイルド小説さえ読んでいれば、とにかく幸せだ</title>
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<description>～80年代の探偵たちへの私的な思い入れ</description>
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<title>「眼を開く」　マイケル・Z・リューイン　13年ぶりのシリーズ復活</title>
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<![CDATA[ <p>書店で本書を見つけた時、何がびっくりしたかと言うと、</p><p>久々のアルバート・サムスンシリーズの刊行、ということよりも</p><p>帯に書かれていた「13年ぶりの登場」の文字。</p><br><p><strong>おいおい、13年かよ...。</strong></p><br><p>前作「豹の呼ぶ声」は刊行された翌年に読んでいたかと</p><p>記憶しているので、個人的には12年ぶりの再会とは言え、</p><p>この年月を考えると、自分も年を食ったなあ、とつくづく思う。</p><p>子供もできるし、髪も薄くなるさ。</p><br><p>------------------------------------------------</p><br><p>アルバート・サムスンシリーズは、おそらく他の探偵シリーズと</p><p>比して、「覚えていなければならない細々とした設定」が少ないシリーズ</p><p>なのだろう。娘がいて、母ちゃんがいて、別れた恋人がいて、</p><p>親友の警官の名はジェリー・ミラー、くらいはさすがに覚えていたし、</p><p>あとは「豹の呼ぶ声」のラストをおぼろげに記憶していれば、13年の</p><p>年月を必要とせずに、読み進めていくことができた。</p><br><p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150017921?tag=amebablog-a36715-22&amp;link_code=sp1&amp;camp=2025&amp;dev-t=D3A0EVSPCPV0FK" target="_blank"><img height="160" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fimages-jp.amazon.com%2Fimages%2FP%2F4150017921.09.MZZZZZZZ.jpg" width="91" border="0"></a> </p><dl><dt>マイクル・Z. リューイン, Michael Z. Lewin, 石田 善彦</dt><dt><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150017921?tag=amebablog-a36715-22&amp;link_code=sp1&amp;camp=2025&amp;dev-t=D3A0EVSPCPV0FK" target="_blank">眼を開く―私立探偵アルバート・サムスン</a> </dt></dl><p><br>＜感想＞</p><p>80年代後半に読んでいた時は、マット・スカダーシリーズほど物語にカタルシスは</p><p>ないし、スペンサーに比べては軟派だし、プロットならジョン・マーシャル・タナーもの</p><p>の方が緻密だし、かと言ってウィットでもジェイコブ・アッシュほどアクは強くない。</p><p>そんな印象だった。</p><br><p>しかし、今回の新作で「変わらない」あるいは「さらに情けなさを増した」サムスンの物語</p><p>は、多少の贔屓目があったとしても、好ましく思った。</p><br><p>おそらく硬質な「ハードボイルド小説」を期待せずに、「シリーズものの私立探偵小説」と</p><p>して読めばサムスンのユーモア、あるいはペーソスみたいなものが素直に楽しめるので</p><p>はないだろうか。</p><br><p>残念な点は、「13年ぶり」はあくまで読者側だけであって、物語的には数ヶ月～数年</p><p>しか時間が経っていないこと。「沢崎」シリーズでも感じたことだが、あまり「シリーズ再開」</p><p>に対する読者の期待を活用はしていない。これが2年ぶりの新作だったとしても驚かない。</p><br><p>とにかく「正統派私立探偵小説」がセールスに結びつかない現在の出版業界の中で、</p><p>翻訳されただけでも感謝すべきなのかも知れない。</p><p><br></p><p><strong>＜5点満点＞</strong></p><p>翻訳してくれて有難う度：<font color="#0000ff">★★★★★</font></p><p>読んでいる間は幸せ度：<font color="#0000ff">★★★★</font></p><p>シリーズ未読の人へのお勧め度：<font color="#0000ff">★☆</font></p><br><p>これを機会にサムスンシリーズを読み直したい。</p><p>あと、恥ずかしながら未読だった「探偵家族」シリーズも。</p><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Sat, 11 Nov 2006 23:35:58 +0900</pubDate>
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<title>はじめまして</title>
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<![CDATA[ <p>80年代後半～90年代の始め、まだ学生だった頃、貪るようにハードボイルド</p><p>と呼ばれる探偵物の小説を読んでいました。</p><br><p>これまで読んできた小説を振り返るのも良いかなあ、と思い、ブログに</p><p>していくことにしました。</p>
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<link>https://ameblo.jp/hardboiled/entry-10019625185.html</link>
<pubDate>Thu, 09 Nov 2006 01:51:51 +0900</pubDate>
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