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<title>ガンバレ俺！</title>
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<description>人生で1番の、恋愛挫折から立ち直る？までと、その先？までの日記です。</description>
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<title>自信？</title>
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<![CDATA[ <p>それから数日たった火曜日、その日は彼女の仕事が休みなので、会う約束をした。</p><p>彼女は若いながらも、ショップではかなり立場が上らしく、仕事がある日は早くても22時を過ぎないと帰る事はなかった。</p><p>なので、彼女の休日は早い時間から会う事が出来る、少ないチャンスだった。</p><p>俺は仕事をさっさと終わらせると、待ち合わせの池袋へと向かった。</p><p>20時の約束には、十分に間に合う時間だ。</p><p>電車を乗り継ぎ、池袋へ到着した。</p><p>いつもの喫煙所へ。</p><p>もう、100m先からでも彼女を見つける事ができた。</p><p>彼女はいつもの様に、地下からの出口にもたれかかって、煙草を吸っていた。</p><p>今日は一段と目を奪われる。</p><p>普段彼女は、白っぽい服にデニムを合わせる事が多かったが、今日の彼女は黒で統一されていた。</p><p>足元を飾るシルバーのスニーカーがとてもクールで、スニーカーマニアの俺の心をくすぐるコーディネートだった。</p><p>それに対する今日の俺は、濃いピンクのTシャツに白のショートパンツ、足元はレザーのサンダル。（オイオイいくつだよ！）</p><p>まったく対照的な二人だった。</p><br><p>俺は彼女の後ろから近付き「愛してるよ」と声をかけた。</p><p>彼女は驚いて振り向き、俺の事を確認すると「本当キモい、バカなんじゃないの？」と、笑いながら言った。</p><p>「だから、バカだ！っていつも言ってんじゃん！」と、俺も笑いながら答えた。</p><p>「楽しい方が、いいでしょ。」と言うと、「まぁね。」と彼女は微笑んだ。</p><br><p>彼女の手を引いて、駅へと向かい電車へと乗り込んだ。</p><p>明るい所で見ると、ホントに今日の彼女はオシャレで美しかった。</p><p>黒い服が彼女の透けるような白い肌をより一層際立たせていた。</p><p>俺は思わず「今日のオマエは可愛すぎて、メチャメチャ緊張するよ。」と言った。</p><p>「は？何言ってんの？相変わらず上手いね。」と彼女は本気でとりあってくれなかったが、俺は本気でそう思っていた。</p><p>「そんな事よりさっきの雨、凄くなかった？」と彼女。</p><p>「あぁ。メチャメチャ凄かったな。オマエ駅まで大丈夫だった？」と俺が聞くと、</p><p>「タクシー呼んだから平気だったけど、ヤバかったよね。」と彼女は答えた。</p><p>他愛もない会話を続けていると、自宅の駅へと到着した。</p><p>今日は寿司屋に行く予定だったので、一つ前の駅で降りるつもりだったが、愛犬マーキュリーの夕飯をあげる為に、一度自宅へ戻ってきたのだった。</p><p>自宅に着くと、マーキュリーが俺ら二人を迎えてくれた。</p><p>ここ最近、よく泊まりに来る彼女にマーキュリーもすっかりなついていた。</p><p>マーキュリーに夕飯を与え、彼女がマーキュリーとじゃれている間に、俺は掃除機をかけた。</p><p>短毛のマーキュリーだが、1日自宅で暴れ回っていると、かなりの毛が落ちていた。</p><br><p>一通りの掃除が終わり、出かける事に。</p><p>一駅隣なので、散歩がてら歩いて行こうと思ったが、また雨が降りそうな気配だったので、電車で行く事にした。</p><p>電車に乗り改札を出ると、外は土砂降りだった。</p><p>「やっぱ、電車で正解だったな。」と俺が言うと、「そうだね。」と彼女もいった。</p><p>コンビニでビニ傘を２本買うと、１本を彼女に渡し、寿司屋へと向かった。</p><br><p>店に着き、引戸を開けると改装したばかりの真新しい店内は、豪雨の平日だと言うのに結構混雑していた。</p><p>いつも出前が多いので、店に来るのは久ぶりだった。</p><p>本格的に身体を鍛え始める前は、地元の友人と毎週のように通っていた。</p><br><p>カウンターの席に座り、ウーロンハイとカシスウーロンを注文する。</p><p>ツマミも刺身を中心に、揚げ物、焼き物など、それぞれ注文した。</p><p>久しぶりの寿司屋は、かなり美味しく二人とも大満足だった。</p><br><p>ほろ酔い加減で「もう、いい加減俺の女になれよ。」と言うと、</p><p>彼女は、「オヤジは嫌だ！」と、笑った。</p><p>俺は「29から、歳をとるのを止めてるから、大丈夫。」と訳のわからない事を言ったが、</p><p>「ムリ！」と一蹴されてしまった。</p><br><p>彼女と出会って２週間以上経つが、色々わかった事がある。</p><p>今まで俺が付き合った女は、１０歳以上歳の差があっても、あまり気にするヤツはいなかったし、どちらかというと年上好きが多かった。</p><p>さすがに、１０歳以上は・・・というヤツもいたが、俺自身２０代後半から３０代前半に見られ、結構ガキな部分も多々ある人間なので、年齢が付き合う時の障害になる事は無かった。</p><p>しかし彼女の場合、俺の年齢がかなりネックになっているようだった。</p><p>元々、同級生の彼氏としか付き合った事が無く、男性経験も俺が２人目、（彼女曰くだが）まわりにの友達にも、１０歳以上歳の離れたカップルはいない様だった。</p><p>だから彼女自身、俺に対して好意は有るが、どう対処してよいのか戸惑っている様だった。</p><p>彼女のそんな気持ちが、俺には何となく解っていたので、あまり焦って答えを求めるのはやめていた。</p><p>「今の状態を、１ヶ月でも２ヶ月でも、もしかしたら半年でも続けてもいい」と思っていた。</p><p>最終的に彼女の一番近くに、俺がいればいいのだから・・・</p><p>それに、俺には自信があった。</p><p>俺の事を好きにさせ、付き合ったら彼女を絶対幸せにする自信が。</p><p>いつも彼女に「何でそんなに自信マンマンなの？」「その自信はどこから来るの？」と言われていたが、俺自身何故だか解らなかった。</p><p>だだ一つ、いつも思っていた事は、最初に出会った時に感じた運命・・・自分の直感、それだけだった。</p><br><p>自宅に戻ると、二人とも明日仕事なので早めにベッドに入る事にした。</p><p>考えてみたら、彼女が俺の家から仕事に行くのは、初めての事だった。</p><p>彼女の方が、家を出る時間が遅いので合鍵を渡し、「返さなくていいから。」と言ったが、「ポストに入れておくよ」と、サラリとかわされた。</p><p>彼女に、「何時に起きる？」と聞くと、「９時」と言う答えが返ってきた。</p><p>「んじゃ、９時にモーングコールしてやるよ」と、俺が言うと「宜しく」と彼女。</p><p>こんな何気ない会話が、とても幸せだった。</p><br><p>そしていつもの様に、彼女を抱いた。</p><p>今夜俺は、彼女の愛を確かに感じた・・・・</p><p>彼女は俺の様に「愛してる」と口に出して言わないが、俺の心には伝わった・・・・</p><br><p>翌朝、７時・・・</p><p>けたたましい目覚ましの音で、俺は目覚めた。</p><p>「そっか。今日は二人とも仕事なんだ。」</p><p>ふと横を見ると、彼女があどけない表情で、眠っていた。</p><p>傍らには、愛犬のマーキュリーが寄り添うようにくっついて寝ていた。</p><p>「まったく。こいつら、この目覚ましの音でも、全然おきねぇな。」と思いながらも、起こさないようにそっと寝室から抜け出した。</p><br><p>身支度を整え、マーキュリーの朝食を用意すると、寝室へ戻り熟睡している１人と１匹にキスをして、家を出た。</p><br><p>「こんな毎日が、続けばいい。」俺は心の底から、そう思った。</p><br><p>会社に着くと、早速彼女にモーニングコールをした。</p><p>すぐに彼女がでた。</p><p>「起きてる？」と聞くと、「うん。」半分寝ぼけた声で彼女が答える。</p><p>「ちゃんと、起きて仕事行けよ。」と言い、電話を切った。</p><p>隣の席の後輩が、何か言いたげな表情でこちらを見ていたが、俺は気が付かない素振りでパソコンのキーボードを叩き始めた。</p><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10323792041.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Aug 2009 00:03:53 +0900</pubDate>
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<title>大きな幸せと少しの不満</title>
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<![CDATA[ <p>車が池袋に到着すると、急いで待ち合わせの場所へと向かった。<br>この間もそうだったが、「彼女に会える」と思うだけで、胸が高鳴った。<br>そして、東口の喫煙所へ。<br>スラリとしたシルエットの彼女が、タバコを吸っていた。<br>俺は「お待たせ。」と声をかけ、彼女の手をとり歩き出した。<br>相変わらず可愛すぎて、まともに見ることが出来なかった。<br>俺はタクシー乗り場ではなく、駅の改札へと向かった。<br>「電車？」と問う彼女に、「うん。」と答えた。<br>いつもは車なのだが、今日は彼女と一緒に、どうしても電車に乗りたい気分だった。<br>それに俺のマンションは、駅に直結していて、徒歩０分の場所にあるので、下手にタクシーで帰るよりも確実に早かった。<br>彼女と電車に乗り込み、ドア付近の壁にもたれかかるとすぐに発車した。<br>座席は空いていたが、１０分も乗っていないので彼女の腰を抱き立っていた。<br>彼女は「酔ってるの？」と聞いてきた。<br>自分では、そんなに酔っているつもりはなかったが、店を出るとき「こんなに早く帰るなら」と強引に飲まされたテキーラのロックが、今頃効いてきたみたいだった。<br>俺は「少しね」と答え、彼女を支える腕に力を入れた。<br>彼女は「地元でしょ。知り合いに見られるよ。」と言ったが、俺は力を緩めずに「見せたいんだよ」と笑いながら答えた。<br>彼女は「ホント、バカだねぇ」と一緒に笑った。<br><br>自宅に着き、いつもの居酒屋へ。<br>彼女はいつもカシスウーロンを頼む。<br>俺は熱燗。<br>適当にツマミを注文し、 酒を飲む。</p><p>ただそれだけの事なのだけれど、彼女と一緒だと全てが楽しかった。</p><p>熱燗を三合空けたところで、自分がかなり酔っている事に気が付いた。</p><p>そのことを彼女に告げると、「解ってるよ。だって顔が完全に36だよ。」と、笑いながら言われた。</p><p>「マジ！それは、完全にオッサン面って事？」と俺が聞くと。</p><p>半笑で「うん。」と彼女。</p><p>俺は「オマエと一緒だから、リラックスしてるんだよ！」と強がったが、「もう帰ろう。」という彼女の提案を素直に受け入れた。</p><br><p>家に帰り熱いシャワーを浴びると、ますます酔いがまわってきた。</p><p>時計を見ると、深夜2：00をまわっていた。</p><br><p>そして、彼女とベッドに横になる。</p><p>俺がキスをして抱き寄せると、彼女は素直に身をゆだねてきた。</p><p>お互いが激しく求め合い、抱き合った。</p><p>俺はアルコールと彼女に酔いしれながら、深い眠りへと落ちていった。</p><br><p>翌朝。</p><p>いつものように、昼過ぎに起床。</p><p>昨日飲みすぎたアルコールもすっかり抜け、気分は爽快だった。</p><p>ま、彼女がいてくれれば、いつでも最高なのだ。</p><p>今日彼女は、ネイルの予約を入れているので、遅いランチのラーメン（彼女に何を食べる？と聞くと必ずラーメンになる）を食べ、ネイルショップのある駅まで送って行く事になった。</p><p>本当は、昼のデートを楽しみたかったのだが、あまり多くを望むのも・・・と思い我慢した。</p><p>駅へ着き、キスを交わすと彼女は車を降り、駅のエスカレーターへと消えていった。</p><p>俺は、彼女が見えなくなるまで見送っていたが、彼女が俺の方を振り返る事はなかった。</p><p>俺は少し寂しい気持ちになったが、「よく考えたら出会ってまだ2週間。こうして会っているだけでも、幸せだ。」と思いなおし、車を走らせた。</p><br><p>よく晴れた6月の土曜日は、日の光がとても眩しく、俺の小さな不安や不満をどこかへ消し去ってくれるような感じがした。</p><p>俺は「そう、まだ2週間。」と自分に言い聞かせる様につぶやいた。</p><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10322493406.html</link>
<pubDate>Mon, 17 Aug 2009 07:41:00 +0900</pubDate>
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<title>朗報</title>
<description>
<![CDATA[ <p>翌日。<br>仕事に行こうと、８時過ぎに家を出たところで、携帯が鳴った。<br>昨日会った、親友からだ。<br>何かあったのかと思い、急いででてみると、「大丈夫かぁ？」と全然大丈夫そうじゃない声が、電話の向こう側から聞こえてきた。<br>「何が。」と俺。<br>彼は辛そうな声で、こう答えた。「いや、昨日結構飲んだから、寝坊しないかと思って・・・」<br>「おう。少し寝不足だけど、全然大丈夫だよ。オマエは？」と俺が聞くと、「メチャメチャ二日酔い。かなり具合が悪いよ。」と、声から察するに予想通りの答えが帰ってきた。<br>俺は「お大事に。」と告げ、電話を切った。<br>自分の具合が悪いのに、わざわざ起きて電話をくれるなんて。相変わらず、優しい男だった。<br>・・・何で、女にはあんなに冷たいんだ？と、少し疑問に思いながら、仕事に向かった。<br><br>朝から気分の良い電話で、寝不足気味の身体が、少し元気になった。<br><br>それからの数日、彼女と毎晩の電話とメールを繰り返し、心地よい時間が流れた。<br><br>そして週末の金曜日。<br>彼女との会話の中で、彼氏との予定がキャンセルになった事を告げられた。<br>俺は、「マジ！じゃ、金、土と会おうよ！」とすぐに聞いてみた。<br>彼女は「もう予定入れちゃったよ。それに、今日飲み会でしょ。」と言った。<br>・・・あ！そういえば、今週の水曜日に代々木でバーをやっている友人から連絡があり、「金曜日、大学生兼タレントの卵の女の子に合コン頼まれているんだけど、男四人集められないかなぁ」との連絡を受けた。<br>たまたま一緒にいた後輩三人に聞いてみると、「行きます。」と即答だった。<br>彼女から、「週末は彼氏と会う」と聞いていた俺は、少しでも気が紛れるならば、とＯＫしたのだった。<br>さすがに、この状況では、俺が行かない訳にはいかなかったが・・・<br>「大丈夫。一時間位顔出して、すぐ帰るから。会おうよ。」と、懇願したが。<br>「ムリ」と一蹴されてしまった。<br><br>がっかりしながら、自宅へと車を走らせていると、彼女からメールがきた。<br>「今日、会えるかも。もう予定入れちゃった？」との文字が！<br>俺は「大丈夫。一応、顔は出すから22時位に待ち合わせしよう。」とすぐに返信した。<br><br>自宅に着き、身支度を整え、代々木へと向かった。<br>20時の約束だったが、15分位遅れそうだったので、店と後輩に連絡をしてから家を出た。<br>タクシーを拾おうと思ったが、この時間は電車の方が早いので、駅へと向かった。 </p><br><p>代々木駅からタクシーで店に向かうと、丁度後輩達がチャリンコを止めているところだった。</p><p>彼らは都内の移動には、全てチャリンコを使う。</p><p>飲酒の取締りもないし、（厳密には、自転車にも飲酒はあるのだが・・・）駐車料金はかからないし、とても楽なのだそうだ。</p><p>俺も一度、乗らせてもらったが、ブレーキも無く車輪と直結しているペダルは、とても扱い難く「よく酔ってあんなのに乗れるなぁ～」と感心した。</p><p>事実彼らは、よく転んだり車に突っ込んだりと、常に怪我をしていた。</p><p>前に「ブレーキくらい付けろよ。」と言った事がある。（法律上はブレーキを付けなければならないらしい）</p><p>すると、「かっこ悪いじゃないですか。」と、答えがかえってきた。</p><p>・・・そんなもんかなぁ～。</p><br><p>時計を見ると20：25を指していた。</p><p>俺は、「先に言ってるぞ」と後輩達に告げると、店内へと続く階段を駆け下りた。</p><p>店に入ると、店主の友人が笑顔で迎え入れてくれた。</p><p>「久しぶり。」と挨拶を交わし、握手とハグをした。</p><p>彼は「女の子達、お待ちかねだよ。」と言いながら、奥の席に案内してくれた。</p><p>席へ着き、彼女達を見ると、なるほど皆事務所に入っているだけあって、とても可愛かった。・・・が、以上にテンションが低い。</p><p>そりゃそうだ。三十分近く待たされているのだから・・・</p><p>俺はとりあえず、一人一人に謝った。</p><p>そこへ後輩達も到着し、それぞれのドリンクで乾杯した。</p><p>少々のアルコールと、料理を食べながら少しずつ会話も弾んできた。</p><p>驚いた事に彼女達は皆二十歳で、超有名私立大学の現役の学生だった。</p><p>「何で、この子達合コンやりたかったんだろ？」と疑問に思っていたが、話す内に段々と解ってきた。</p><p>ようは、30代に興味があるらしい。</p><p>周りにいる同年代の男よりは、金もあるし色々知っているからだそうだ・・・</p><p>・・・若いなぁ～。</p><p>彼女より、一つ年下なだけの女の子達だったが、話す内容全てが幼かった。</p><p>退屈な時間が過ぎ、時刻は21時30分を過ぎようとしていた。</p><p>「そろそろ、帰ろうかな。」と思った矢先、女の子の１人が用事があるので、もう帰ると言い出した。</p><p>俺は「ナイスタイミング！」と思い、一緒に店を出ることに。</p><p>一応、ずっと話していた女の子に電話番号を教えると、会計を済ませ後輩達に「金は払っておいたから後、宜しくな」と告げ、店を後にした。</p><p>店主の友人が見送りにきて、「どうしたの、こんな早く？」と、聞いてきた。</p><p>俺は軽い酔いも手伝って「これから、一番好きな女に会いに行くんだよ」と、答えた。</p><p>友人は笑いながら、「では、今度は二人でのご来店、お待ちしています。」と、お辞儀をした。</p><p>俺は「了解」と答え、丁度止まったタクシーに乗り込んだ。</p><br><p>タクシーから彼女に電話を入れた。</p><p>丁度彼女も、家を出るところだったらしい。</p><p>一応、22時20分に最初に待ち合わせした場所でと約束し、電話を切った。</p><p>新宿方面からの明治通りは工事で渋滞し、「電車にすればよかったな。」と少し後悔した。</p><br><p>彼女に会うのは、まだ3日ぶりくらいだったが、一秒でも早く会って抱きしめたかった。</p><p>こんな感情になったのは、ホントに久しぶりで、自分でも少し戸惑っている。</p><p>好きになればなるほど、上手くいかなかった時のダメージが強すぎて、自分自身少し怖かった。</p><p>まさか、俺が・・・</p><p>しかし車の窓に映る自分の顔を見ると、とても幸せそうだった。（そりゃそうだ。これから、大好きな彼女に会うんだから。）</p><p>その顔を見ながら、「絶対、上手くいく！いかせてみせる！」と、固く心に誓った。</p><p>車は、彼女の待つ池袋に到着しようとしていた。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10322091346.html</link>
<pubDate>Sun, 16 Aug 2009 15:40:02 +0900</pubDate>
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<title>親友</title>
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<![CDATA[ <p>その日の夜。</p><p>スポーツジムから帰ると、早速彼女に電話した。</p><p>「目の調子はどお？」と聞くと、「メチャメチャ腫れてるよぉ」と返事が返ってきた。</p><p>「んじゃ、見せてよ。」と俺。</p><p>「絶対見せない！」と彼女。</p><p>「じゃあ、早く可愛い目になったオマエに会いたいよ。」と言うと、「今までもアイプチしてたから、変わらないよ」と素気なく言われてしまった。</p><p>なるほどね。</p><p>他愛もない会話をして、電話を切った。</p><p>明日彼女は、友達の家に行くらしい。</p><p>最初に出会った時に一緒にいた親友の子らしい。</p><p>社会人になった今でも、彼氏と同棲しているその子の家に、月に4日は泊まっているらしい。</p><p>まったく、そんな腫れた目でよく行くなぁ～。</p><p>まぁ、そうゆう俺も明日の夜は、高校時代の悪友と久ぶりに会う約束をしていた。</p><p>さすがにこの歳になると、家庭を持たない気ままなシングルライフを満喫？している同級生は彼と俺を含めても数人しかいない。</p><p>やはり、結婚すると奥さんに気を使い、段々と疎遠になってしまうので、気兼ねなく誘える貴重な友人だ。</p><p>ただ彼は、某有名アウトレットモールでアパレルショップの店長をやっている為、仕事で東京に帰ってきた時しか会うことが出来ない。</p><p>10代後半から20代前半にかけては毎週末一緒に遊び、クラブや街でよくナンパしたものだった。</p><p>あの頃の俺達は、最高で最低な人生を満喫していた。</p><br><p>そして翌日。</p><p>池袋で悪友と待ち合わせ。</p><p>久々に、肉が食いたいとのリクエストに答えて焼肉屋に行く事に。</p><p>普段の俺は、肉と炭水化物（米や麺類）は殆ど食べない。</p><p>まぁ、付き合いで食べざる負えない時以外、自分で食べる事はまず無い。</p><p>いつもは、刺身などの和食が多いのだが、たまにはホルモンをツマミに生ビールも中々おつなものだった。</p><br><p>暑さも手伝い、生ビールがとても美味い。</p><p>昔話や仕事の話を終え、ほろ酔い加減でお互い最近の女性関係へと話がいく・・・</p><p>彼もまた、アパレル関係の仕事の為か、付き合う彼女が皆若い。（俺も人の事は言えないが・・・）</p><p>最近の彼は、特定の彼女はいないが、たまに会う女性は何人かいるらしい。</p><p>「さっさと彼女をつくって、結婚しろよ」俺が言うと。</p><p>「ここまで独身なんだから、理想通りの女じゃなきゃ、結婚はしないよ」と彼。</p><p>・・・こりゃ、結婚は当分先だな。</p><p>「そんな事より、オマエはどうなんだよ。あの23歳の彼女と上手くいってるのか？」</p><p>・・・23歳の彼女？？？</p><p>あ！そういえば今年のGWに前の彼女とアウトレットに行き、ついでにコイツの店に寄って、紹介したんだっけ。</p><p>すっかり忘れてた！</p><p>「ああ～。別れたよ。」と俺。</p><p>「何で！勿体無い！」と彼。</p><p>そう言えば紹介した後、電話で話した時「あの子メチャメチャカワイイな！」とべた褒めしてたっけ。</p><p>確かに、前の彼女は○○○や△△の読者モデルをやっているだけあって、男受けは良かったし、モテたのかもしれないけど・・・俺のテンションが上がらなかった。（何様だよ！）</p><p>正直言って、今の半分にも満たなかったかも。</p><p>でも、嫌いな訳ではないし、好きだったと思う。</p><p>けど別れた2、3日後、美容院で前の彼女が載っている雑誌を見たけど、全然胸は痛まなかった。</p><p>上手くいかない訳だ。</p><br><p>「なんだよ～。友達紹介して貰おうと思ってたのに～。」と、文句を言う彼をなだめ、彼女の話をした。</p><p>彼は、久々に熱く女の話をする俺に、少々面食らいながらも、親友らしく親身になって話を聞いてくれた。</p><p>一通り話し終えた後、彼は「オマエがそんな風になるなんて、珍しいな。いい事だ。」と、静かに言ってくれた。</p><p>「でも、15も年下の女に振り回されるなよ！」と、忠告を受けた。</p><p>・・・（もう、十分振り回されてます。）とは、さすがに言えなかった。</p><p>そして、同じアパレル業界らしく、直ぐに彼女の働いているブランドを聞いてきた。</p><p>俺が答えると「マジ！あそこは店員ほ皆可愛いんだよ。友達紹介しろ！」と要求するのも忘れなかった。</p><br><p>満腹になり、彼がよくに行くショットバーで飲み直す事にした。</p><p>落ち着いた雰囲気の、お洒落な店だ。</p><p>彼はここで、よく合コンをやるそうだ。</p><p>・・・ここでぇ～！！！絶対他の客に迷惑でしょ！っと思ったが、コイツならやるだろうなぁ～。と思った。</p><p>気が付くと、時計の針は午前2：30をまわっていた。</p><p>彼は明日休みだが、俺は仕事なので帰る事にした。</p><p>久しぶりに心の底から笑い、大好きな彼女の話も聞いてもらい、最高な夜だった。</p><p>いくつになっても、変わらない友情は最高の宝物だった。</p><p>ああ～。今夜は彼女の声を聞いてないなぁ～。と思いながら、タクシーで帰路についた。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10321158676.html</link>
<pubDate>Sat, 15 Aug 2009 07:04:59 +0900</pubDate>
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<title>夢から現実へ</title>
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<![CDATA[ <p>翌朝・・・</p><p>昼過ぎに目が覚めた。</p><p>目を開けると、隣では彼女が静かに寝息をたてていた。</p><p>夢じゃない。</p><p>俺は大きく深呼吸をした。</p><p>彼女の寝顔を満喫した後、キスで彼女を起こし強く抱きしめた。</p><p>日の光に照らされた彼女の四肢はとても美しく、まだあどけなさの残るスッピンの顔とは対照的で全てが魅力的だった。</p><p>「明るすぎぃ～」と恥ずかしがる彼女の唇をキスで強引に塞ぎ、彼女を抱いた。</p><p>幸せが俺を包み込む。</p><br><p>俺がシャワーを浴びベッドルームに戻ると、まだ彼女は下着姿のまま、まったりしていた。</p><p>俺は横に寝転がり、彼女の目を見ながらこう言った。「俺は、もうヤバイ位お前が好きだよ。これから、俺がお前を幸せにする為にメチャメチャ頑張るよ。たとえ男がいようが、歳が離れていようが、お前がNOって言わないかぎり、ずっと側に居るから。2番目でも3番目でもいいよ。ただもし、お前にNOって言われたら、一瞬でお前の前から消えるから」と。</p><p>彼女は黙って頷いた。</p><br><p>その後、小1時間ほど二人でまったりした。</p><p>二人きりで、じゃれあっている時の彼女は本当にガキで、たまらなくキュートだった。</p><p>俺は何度も「愛してる」と囁き、キスをした。</p><br><p>午後2時を過ぎた頃、空腹に耐えかねて二人揃ってベットルームから這い出した。</p><p>とりあえず、身支度を整えて外へ出た。</p><p>車を走らせて三宿へ。</p><p>昨夜、酒を呑んだ事もあり、サッパリ「うどん」を食べようと思った・・・が、ランチタイムは終わっていた。夜は6時からの営業だった。</p><p>そりゃそうだ。今は3時過ぎ。普通の店は、休憩時間だ。</p><p>彼女に「何が食べたい？」と聞くと、「ラーメン」と答えが返ってきた。</p><p>「了解」</p><p>塩ラーメンが好きだ、という彼女のリクエストに答えて、渋谷へ向かった。</p><br><p>渋谷でラーメンを食べた後、俺の強引なお願い？で、東京タワーに行く事になった。</p><br><p>東京タワーに着くと、早速展望台へ。</p><p>そして、更に上の展望フロアへと上がった。</p><p>あいにくの曇り空だったが、薄くモヤがかかり、東の空から少しずつ夜になっていく様は、とても幻想的な景色だった。</p><p>「超～綺麗！」弾ける様な笑顔を浮かべ、彼女は何度も俺の横で呟いた。</p><p>その度に「お前の方が綺麗だよ」と、ベタなセリフを繰り返し、二人でケラケラと笑いあった。</p><p>昔から、大好きな女性と東京タワーに行く事が夢だった。</p><p>何故か、今まで何人もの女性と付き合ってきて、ディズニーランドは何十回も行ったのに、東京タワーは外から見るのが専門だった。</p><p>昔、六本木のスクエアビルにあったクラブの窓から、午前0時になると東京タワーのライトが消える瞬間をいつも見ていた。上下同時に消えたり、上が早かったり下が早かったり・・・</p><p>その頃から、「いつか行こう。」と思っていた。もう、15年位前の思い出だ。</p><p>今日、その夢が叶った。</p><p>薄暗い、少し照明を落とした展望フロアは眼下に広がる、けたたましい都会の雑踏とは別の、ゆっくりと時間の流れる素敵な空間だった。</p><p>何よりも、彼女と二人でそこにいる事が、幸せだった。</p><br><p>展望台を下り、蝋人形館やら何やら、しょぼいアトラクションを堪能して、東京タワーを後にした。</p><br><p>変な時間にラーメンを食べてしまったので、二人ともあまりお腹は空いていなかった。</p><p>帰り際に、軽くファミレスに寄る事にした。</p><br><p>ファミレスに入り、軽めの夕食を済ませた。</p><p>本当は、このまま彼女を送る筈だったが、どうしても帰したくなかった。</p><p>「今日も、家に来ないか？」ダメ元で聞いてみた。</p><p>・・・少し間が空いてから・・・「いいよ。」彼女が答えた。</p><p>俺の下がりかけていたテンションは、一気にメーターを振り切った。</p><p>ただ、彼女は明日昼からプチ整形の予約（二重の手術らしい）をとっていたので、それまでには病院へ送って行く約束になった。</p><p>でも、まだ12時間以上、一緒にいられる。</p><br><p>ファミレスを出て自宅へ向かった。</p><p>自宅に着くと荷物を置き、近所の居酒屋へ向かった。</p><p>二人とも、お腹はいっぱいだったので、軽く酒を呑んだ。</p><p>ここでも色々話をした。</p><p>彼女の夏休みは、あと5日。</p><p>「次は、いつ会える？」と聞いてみた。</p><p>彼女は「解らん。休み中は、もう予定があるからムリ」とそっけなく答えた。</p><p>その予定とは、火曜日はオペ。水曜日はオペ翌日の為、一日中家にいるらしい。木曜日は友達とディズニーランド。金曜は彼氏と遊び。土曜は彼氏とディズニーランド。</p><p>・・・・聞かなきゃ良かった・・・・</p><p>俺が「俺ともディズニーランドに行こうよ」と誘うと、「ムリ」とあっさり却下された。</p><p>・・・・ホント。女心って解らない。</p><br><p>軽く凹みながら自宅へ。</p><p>でも、今朝「2番目でも3番目でもいい」と言った手前、しょうがないかぁ～。と、自分を納得させた。</p><p>男のいる女を好きになったんだ、今は彼氏の方が好きでもしょうがない。</p><p>でも、俺だってNOって言われた訳じゃないんだ、一ヶ月で俺が彼氏になってみせる。固く心に誓った。</p><br><p>そしてまた彼女を抱いた。</p><p>抱くたびに、どんどん彼女にはまっていく自分がわかった。</p><p>麻薬の様に、限度なく求めてしまう。</p><p>身体だけでなく、未だ手に入らないからこそ、彼女の心が欲しくなる。</p><p>どんなに強く抱きしめても、何度も身体を重ねても、俺の心は満たされない。</p><p>こんなに近くにいるのに、何故か遠くに感じてしまう。</p><p>切ないよ。</p><p>今日も、何十回も「愛してる」と言い、キスをした。</p><br><br><p>翌朝。</p><p>10時過ぎに起きて、身支度を済ませる。</p><p>彼女はオペの為、スッピンでサングラス。</p><p>朝食にヨーグルトを食べ、彼女を病院まで送り届けた。</p><p>彼女が車を降りる時キスをせがむと、半分困った半分はにかんだ笑顔で、素早くキスをすると、夜電話する約束を残し、病院のビルの中に消えて行った。</p><br><p>夢の様な時間は終わり、俺は現実へと舞いもっどった。</p><p>けれど、幸せな未来が、俺の手の中に握られている気がした。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10320398666.html</link>
<pubDate>Thu, 13 Aug 2009 23:30:31 +0900</pubDate>
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<title>再会（後）</title>
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<![CDATA[ <p>西麻布に着くと、店の前でタクシーを降り店内へ。</p><p>俺が、たまぁ～に行く和食の店だ。</p><p>さすがに日曜日の夜中なので、店内は空いていた。</p><p>いる客といえば、外国人や職業不審な人ばかり。</p><p>そうゆう俺らも、そうとう怪しい。</p><p>俺といえば、白いスウェードの靴を裸足で履き（石田純一か！）グレーのショートパンツにグレーのジャケット。</p><p>彼女はデニムのショートパンツに白いカーディガン。</p><p>おまけに二人ともデカイサングラス・・・・怪しすぎ。</p><br><p>爽やかな感じの店員に席まで案内される。</p><p>深夜という事もあり、軽くツマミ程度の料理とアルコールを注文する。</p><p>酒を呑みながら、色々話をした。</p><p>お互いの恋愛観や、仕事の話も結構深くした。</p><br><p>やはり、二人きりで落ち着いて話をすると、弾けた最初の印象とは少し違っていた。</p><p>まず、彼女は仕事に対して非常に真面目だった。</p><p>外見と（こんな事を言ったら、怒られてしまうかもしれないが・・・）年齢からはちょっと想像出来ない位だった。</p><p>自分の15年前と比べると、とても大人だ。</p><p>彼女の働いているブランドが、売れている理由が解った気がした。</p><p>「あれぐらいの意識を持って一人一人が働けば、そりゃ会社はでかくなるわ！」と感じた。</p><p>また、かなりクールだった。「大人」とゆう事に通ずるのかもしれないけれど、冷めた感じだった。</p><p>ただ、クールな表情から時折みせる、少しはにかんだ笑顔がとても印象的だった。</p><p>本当の彼女は、多分最高にキュートな笑顔の持ち主なんだろうなぁ。</p><br><p>お互い４杯目のグラスが空いたところで、チェックをして店を出た。</p><p>彼女は「いくら？」と財布を出しながら聞いてきた。</p><p>俺はビックリして彼女を見た。</p><p>１５歳も年下にそんな事を言われたのは初めてだったし、真意はどうであれ、とても嬉しかった。（男って単純ですね）</p><p>勿論、お金なんか貰えません。</p><p>俺は「万が一、一緒に住む様な事にでもなったら、たまに奢ってよ。」と笑いながら答えた。</p><br><p>少し夜風を浴びながら歩き、俺が１０年以上前から通っている、週末はクラブで平日はバーという店に行く事にした。</p><p>昔は週の半分はその店に入り浸っていたが、ここ数年は年に数えるほどしか訪れていなかった。</p><p>店に入ると、若い店員が迎えてくれた。</p><p>知らない顔だ。</p><p>最近は、知らない顔だらけだ。</p><p>ま、年に数回しか来ないのだから、当然といえば当然なのだが。</p><p>俺は「○○か○○いる？」と声をかけた。</p><p>店長とマネージャーの名前だ。</p><p>若い店員は「○○さんは休みですけど、○○さんは奥に・・・」と言った瞬間、奥の個室から泥酔のマネージャーが・・・</p><p>「久しぶり～！」とマネージャー。</p><p>「どうしたの、そんな酔っ払って！」と俺。</p><p>「今日、俺の誕生日！」とマネージャー。</p><p>・・・そういえばそうだ！思い出した。昔は何かしら理由を付けちゃ、呑んでたっけ。</p><p>彼は俺ら二人を、奥のソファーに案内してくれた。</p><p>とりあえず、彼の誕生日を祝って三人で乾杯した。</p><p>「女連れなんて珍しいじゃん。」と彼女に聞こえないよう、小声で彼が囁いた。</p><p>確かに。</p><p>この店に、二人で女性を連れて来たのは殆どない。</p><p>「今、必死に口説いてるんだよ」と笑いながら答えた。</p><p>たわいも無い会話をした後、気を使ってかパーティーの主役が長時間席を外ずしている事を思い出したのか、彼は奥の個室に戻って行った。</p><p>彼女に「ああ見えて、俺の１つ年上だよ」と言うと、メチャメチャビックリしていた。</p><p>俺もかなり若く見られるが、彼はそれ以上だった。</p><p>元々、10代の頃からモデルをしていたので、驚くほど整った容姿はまだ20代でも通用した。</p><p>事実、彼の本当の年齢を知っている人間は、あまりいなかった。</p><br><p>ここではアルコールの酔いも手伝って、色々くさいセリフで口説いた。</p><p>彼女は「会ったばかりで、何でそんな事が言えるの？」と言ったが、自分でも解らなかった。</p><p>ただ一つ解った事は、今日改めて二人で話しをして、やっぱり俺の直感に狂いは無かった。と思うと同時に、本気で彼氏のいる21歳に惚れてしまった事だ。</p><p>俺は「絶対、俺の女にしてみせる。絶対、俺が幸せにしてみせる！」と宣言し、彼女にキスをした。</p><p>彼女は嫌がる素振りも見せず、素直に俺を受け入れた・・・</p><br><p>いい雰囲気のまま、席を立ちエントランスへ。</p><p>若い店員が、奥からマネージャーを呼んできた。</p><p>「また来てよ。今度は、ゆっくり呑もう。」と彼が言った。</p><p>俺はハグをしながら「また二人で来るよ」と答えた。</p><br><p>店の外に出てタクシーを拾い、俺のマンションへ。</p><br><br><p>・・・久ぶりの愛のあるSEX。</p><p>彼女はどうか解らなかったが、少なくとも俺には、溢れるばかりの愛があった。</p><br><p>人を愛するのに、時間は関係ないという事を、改めて痛感した。</p><p>今まで、散々女遊びをしてきたけど、本気で「コイツが最後でいいや」と思った。</p><p>愛しくて愛しくて、自分自身よりも大切だと思った。</p><p>彼女は「最初だけだよ。そのうち変わるよ。」って言っていたけど、変わらない自信が俺にはあった。</p><br><p>俺は彼女の長い髪を触りながら「色々あると思うから、直ぐにとは言わない。でも、いつかはキチンと俺と付き合ってくれ。その為の努力なら、俺はいくらでもするから。」と言った。</p><p>彼女は少しハニカミながら「考えとくよ」と、悪戯っぽく笑った。</p><br><p>俺の人生で、一番好きになった女性が出来た夜だった・・・・・</p><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10319734242.html</link>
<pubDate>Thu, 13 Aug 2009 00:08:21 +0900</pubDate>
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<title>再会（前）</title>
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<![CDATA[ <p>日曜日の朝。</p><p>今日もいつもの休日と同じ様に、正午過ぎに目が覚めた。</p><p>昨日は、ゴルフから帰って友達と西麻布で呑んで朝方帰宅したので、七時間位寝た計算だ。</p><p>軽くだるい体を無理やりベッドから起こし、遮光カーテンで閉めきった寝室からリビングへと入った。</p><p>ぬける様な初夏の青空が、窓の外に広がっていた。</p><p>愛犬のマーキュリーが、ベランダで日向ぼっこをしていた。</p><p>やっぱり寝る前に、少し早い朝ごはんを与えて正解だった。</p><p>でなければ丁度寝入った頃に、朝ごはん頂戴攻撃を受けるところだった。</p><p>顔を洗いサプリメントを飲んだ後、コーヒーを飲みながら掃除を始めた。</p><p>今日は天気が良いので、布団を干してシーツや布団カバーも洗おう。</p><p>・・・1時間後。</p><p>掃除は殆ど終了。</p><p>後は洗った布団カバーやシーツを乾燥機で乾燥させて終わりだ。</p><p>まだ約束の夜までは、タップリ時間がある。</p><p>マーキュリーを連れて、公園のドッグランへ向かった。</p><p>楽しそうに走り回るマーキュリーとタップリ遊び、3時間ほどで帰宅。</p><p>次は自分自身、軽く汗を流そうと、スポーツジムへ。</p><p>休日の為20時で営業終了なので、1時間位のトレーニングで帰宅した。</p><p>さて、起きてから何も食べていなかったので、ヨーグルトと冷やしトマトを食べた。</p><p>時刻は21：00。</p><p>一応、用事が済み次第、彼女から連絡が来る事になっていた。</p><p>結構、遅くなるとの事だったので、22時か23時かなぁ～と思っていた。</p><p>リビングのソファーでテレビを見ながらくつろいでいると、22時過ぎに携帯が鳴った。</p><p>！！！彼女だ！！！</p><p>それまで、ゆっくりと流れていた休日の時間が、一気に速くなった気がした。</p><p>「もしもし。」</p><p>携帯の向こうから、彼女の声。「おそくなって、ごめんね。大丈夫？」</p><p>「全然問題無いよ」俺は答える。</p><p>お互いを気使う会話の後、彼女は家まで迎えに行くという俺の申し出を断り、池袋での待ち合わせとなった。</p><p>そりゃそうだ。よくよく考えたら、彼女には地元に彼氏がいるんだった。</p><p>万が一、見られたりしたらね。</p><p>俺の家から池袋までは15分位なのだが、車で行くかタクシーで行くか、真剣に悩んだ。</p><p>車で行くと、移動は便利だが酒は呑めない。タクシーだとその逆。</p><p>・・・タクシーを拾い池袋へ向かった。</p><p>待ち合わせより15分も早く、到着してしまった。</p><p>・・・どんだけ張り切ってるんだよ！</p><p>一応、彼女に到着のメール。</p><p>彼女は電車なので、少し遅れるとの返事。</p><p>俺は時間を有効利用しようと思い、池袋の街を散策に出かけた。</p><p>よくよく考えたら、ここ数年池袋で呑んだ事なんか一度も無い！</p><p>とにかく店が分からない。</p><p>昔は地元から一番近い繁華街が池袋で、高校生の頃はデリバリーのバイトまでやって、裏道や風俗店やヤクザの事務所まで全て分かってた街だったのに。</p><p>東口、北口、西口、散策を始めて分かった事は、あまり女を口説く事に向かない居酒屋が多い事と、その居酒屋すら日曜日の深夜の為、営業を終了する間際という事だ。</p><p>一通り散策し終えた頃、彼女からの電話が鳴った。</p><p>「ごめんね。何処に行けばいい？」と彼女。</p><p>「池袋は大体分かるから、言ってくれれば行くよ」と俺。</p><p>「じゃ、東口の喫煙所に居るよ」</p><p>「了解。速攻行くよ」</p><p>俺は電話を切ると、北口の線路際から｢地下道を抜け、東口へと向かった。</p><p>喫煙所に近つくにつれて、俺の心臓はバクバクと音をたて始めた。</p><p>期待と不安が交差するこの感覚。</p><p>もう何年も忘れていた。</p><p>喫煙所の丁度地下からの出口の横に、スラリとしたシルエットの女性が立っていた。</p><p>彼女だ！・・・一瞬目を奪われていた。</p><p>始めて会った時は、髪をアップにしていたが、今日はおろしていてサングラスをかけていた。</p><p>・・・ヤバイ。可愛すぎてまともに見れないよ。</p><p>と、とりあえず「こんばんわ」と声をかけた。</p><p>彼女も「ぎょ」っとした表情・・・</p><p>あ、俺も始めての時はハットをかぶってたけれど、今日は普通に髪をおろしてサングラスをかけていた。</p><p>直ぐにサングラスをとり、キュートな目を見せた。</p><p>彼女の表情が安堵へと変わった。</p><p>「一瞬誰か分からなかったよ。サングラスかけてるし、ハットの印象が強かったから・・・」と彼女。</p><p>「でも俺はすぐ分かったよ。それにあんだけ泥酔してたら、絶対分からないでしょ。」と笑いながら俺が言うと。</p><p>「そんな事ないよ。酔っていても記憶は無くならない」とムキになる彼女。</p><p>「はいはい」適当な返事で、やり過ごす俺。</p><p>会話や仕草、一つ一つがメチャメチャ可愛い。</p><p>と、立ち話もなんなので、彼女にも何処かいい店がないか聞いてみたが、やはり分からないらしい。</p><p>考えてもしょうがないので、西麻布に移動する事にした。</p><p>あそこら辺の街は、よく訳の分からない職業の人間が多い為、平日も休日もあまり関係の無い店が多く在るからだ。</p><p>すぐにタクシーを拾い、西麻布へと向かった。</p><p>俺は未だ、すぐ横に座る彼女をまともに見る事が出来なかった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10318476561.html</link>
<pubDate>Tue, 11 Aug 2009 01:30:08 +0900</pubDate>
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<title>一喜一憂</title>
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<![CDATA[ <p>そして翌日。</p><p>今日も朝から考えるのは彼女のことばかり。</p><p>一応、昨日のメールで今夜電話すると言ってあったので、寝る準備を整えてから電話・・・数回の呼び出し音の後、留守電に。</p><p>・・・もう寝たのかな？</p><p>俺も翌日は仕事でゴルフに行く為、朝5：00起き。</p><p>オヤスミメールをして眠りについた。</p><p>翌朝も、少ししつこいかなぁ～と思いつつ、オハヨウメールをした。</p><p>そして、ゴルフをラウンド。</p><p>山奥なので、携帯が圏外だった。</p><p>帰りの車の中で、早速メールのチェック。</p><p>・・・1件2件3件・・・全部で6件のメール。</p><p>・・・でも、彼女からのメールは無かった。</p><br><br><br><p>やっぱり、この間の電話は無理に話してくれた、だけだったんだ。</p><p>それに、毎日の電話やメールはひくよなぁ～。</p><p>・・・彼女の気持ちを察して、もう諦めよう。</p><br><br><p>それから数日。</p><p>何の連絡もせず、また連絡も来ず、悶々とした日々を過ごした。</p><p>そして土曜日の夜。</p><p>一応、明日約束をしていたので、ダメ元で最後の電話をかけた。</p><p>数回の呼び出し音の後、留守電に・・・なる筈だった。</p><p>が、「もしもし」！</p><p>何と！彼女の声！</p><p>俺は思わず開口一番「大丈夫？」と、意味不明な事を言ってしまった。</p><p>「別に大丈夫だけど・・・」怪訝な彼女。</p><p>あまりにも予想外の状況に、明日の確認をしてすぐに電話を切ってしまった。</p><p>だだ、電話を切ってから冷静になってわかった事は、彼女はメールや電話を驚くほどしない事と、明日の夜のデートの約束は活きていたって事だった。</p><p>・・・この数日の俺のテンションの浮き沈みはいったい・・・</p><p>何か俺が、こんなに女性に振りまわされるなんて・・・（俺がかってに思っているだけだけど）</p><p>そして、運命の日曜日がやってきた。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10317629489.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Aug 2009 22:54:31 +0900</pubDate>
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<title>ハッピーの予感</title>
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<![CDATA[ <p>大体彼女が家に到着する時間を予想して、早速電話。</p><p>数回の呼び出し音の後「もしもし」彼女がでた。昨日から、待ち望んだ瞬間だ！</p><p>今日は、出会った時と違いお互いシラフなので、スムーズに会話ができた。</p><p>一応、昨日の事を聞いてみると、二日酔いで死んでいたそうだ。</p><p>避けられていなかった事に、一安心。</p><p>この日の俺のトークは、かなりヤバかった。いかに自分が彼女に一目惚れしたかを、延々話た。</p><p>彼女はオッサンの戯言と、笑いながら聞いていた。今考えると、ギリギリOUTな感じだ。</p><p>とりあえず、お互いの地元や仕事、遊びの話をした。</p><p>彼女は某有名アパレルショップの店員だった。</p><p>男の俺でも知っている、レディースブランドだ。</p><p>どおりで、最初見た時「オシャレだなぁ～」と思った訳だ。</p><p>早速、デートの約束をしようと思ったが、休みがあわない。</p><p>俺の休日は週末の土日。彼女はシフト制の不定休。</p><p>基本的に俺は、平日に出かけるのが苦手だ。</p><p>睡眠不足で仕事をするのが、嫌だから。（誰でも嫌だと思うけれど、俺は特に苦手）</p><p>ただ、今回はそんな事を言っている場合ではない。</p><p>よくよく話を聞いてみると、今度の日曜日から1週間の夏休みだとの事。</p><p>これは！と思い日曜の予定を聞くと、「夜は空いている」と彼女。</p><p>しかも、俺は土曜日ゴルフコンペで、日、月、火曜日と有給をとっていた！</p><p>「やっぱ運命だ！」</p><p>有無も言わさず、日曜日の夜のデートの約束をした。</p><p>30分位話た後、電話を切った。</p><p>本当はもっと話したかったけど、最初からガンガン攻めても・・・と思い切ったのだが、今考えると十分キモかった。</p><p>一応、明日メールする約束をした。</p><p>電話を切った後、テンションが上がりすぎてしまい、AM3：00位まで眠れなかった。</p><p>翌朝、かなり寝不足だったが、全然問題無し。</p><p>基本的に俺は、恋をすると極端に睡眠時間が短くなる。</p><p>まぁ、今まで本気で好きになった女性は、ホントに少ないけれど・・・</p><p>通勤の電車の中で、早速おはようメールをした。</p><p>いつもの俺なら女性を口説く時、あまり自分から電話やメールはしないし、したとしても色々考えてしていたけど（駆け引きってやつね）今回は、自分の気持ちに素直になる事にした。</p><p>声が聞きたければ電話して、好きだと思ったらちゃんと口に出して伝える。</p><p>彼女には、プライドとか年齢とか関係なく、素の自分で接していきたいと思った。</p><p>後悔したくないから。</p><p>少しして、彼女からの返信メールがきた。</p><p>俺が彼女に送った「昨日の電話はここ数年で、一番嬉しい電話だったよ」のメールに対し「大袈裟過ぎ。仕事頑張ってね」的なものだった。</p><p>電車の車窓から見える景色が、キラキラ輝いて見えた。</p><p>何か最高にハッピーな日々が始まる予感がした。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10315497662.html</link>
<pubDate>Thu, 06 Aug 2009 20:15:09 +0900</pubDate>
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<title>細い糸</title>
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<![CDATA[ <p>さてさて、そんなこんなでバタバタな感じになり、彼女はセキュリティーに連れられ、泥酔者がごろ寝する別室へ・・・</p><p>俺も、必死に口説いた反動かテンションが下がり、女といちゃつく友人に別れを告げ、東の空が薄っすらと白くなり始めた西麻布の街に出た。</p><p>権八の前でタクシーをひろうと、そのまま自宅への帰路についた。</p><br><p>翌日・・・昼過ぎに起床。</p><p>一応、彼女には今日の夜12：30に電話するから、と伝えておいたけれど、果たしてあの状態で覚えているか・・・一抹の不安。</p><p>まぁ、12時間後の事を今から考えても仕方がないので、とりあえず掃除＆洗濯。</p><p>その後、愛犬をドックランに連れて行き、帰ったらスポーツジムへ。</p><p>悠々自適な独身生活ですが、結構忙しい。</p><p>特に、愛犬とトレーニングにはタップリ時間をかけます。</p><p>愛犬は2歳の女の子mix犬のマーキュリー。</p><p>出会いは二年前のGW。一人身の寂しさに耐えられず犬を飼おうと思い、仕事中にインターネットでペットショップを検索しまくり、アップしてあった写真に、一目惚れ。</p><p>すぐショップに連絡を入れて、会社の帰りに、即購入。</p><p>以来、独り暮らしで生き物を飼う、大変さを骨身に沁みつつ、俺が辛い時、悲しい時、病気の時、嬉しい時、幸せな時、いつも側に居て癒してくれます。</p><p>そして、トレーニング。</p><p>俺は、自称健康オタク。</p><p>特に30歳を超えてからは、食事はローカロリーの物を自分で作り、足りない栄養素等はサプリメントで補い、週3日以上は、なるべこジムに行き・・・</p><p>今は体脂肪率9ﾊﾟｰｾﾝﾄです。</p><p>目標は、5ﾊﾟｰｾﾝﾄなんだけどね。なかなか・・・</p><p>今は、夏なので集中的に胸筋と腹筋をトレーニング中。</p><p>と、大分話が逸れてしまいました。元に戻しましょう。</p><br><p>忙しく休日を過ごしている内に、夜中の12：30に・・・</p><p>何十年ぶりかに、電話する時に緊張した。</p><p>昔、携帯が未だ無い時代。</p><p>女の子の実家に電話する時の様な、緊張感。</p><p>彼女の番号を表示して、発信ボタンを押す。数回の呼び出し音の後、留守電に・・・</p><p>もう一度、電話してみる・・・結果は同じ。</p><p>緊張の後の脱力感を身体に感じ、彼女の言った言葉を思い出していた。「かけて来てもでないよ」と。</p><p>数分間、電気を消してアロマポットを焚いたリビングのソファーで、ボーとした。</p><p>運命を感じたんだけどなぁ～。</p><p>いつもの俺なら、この時点で絶対諦める。</p><p>長年付き合っている彼氏がいて、15も年下、電話は出ない。</p><p>面倒くさい事だらけで、諦める理由は山ほどある。</p><p>そして、俺のプライド的に一度電話に出なかった相手に対して、もう一度電話するのは、しつこいし空気読めてない感じがして、とても嫌だった。</p><p>・・・でも・・・「彼女を一目見た時、何か感じた」</p><p>「明日の夜、もう一度だけ電話してみよう。それで出なければ、諦めよう。」そう考えて、ベッドに入った。</p><br><p>そして翌日の夜。</p><p>いつもの様にスポーツジムへ。</p><p>たっぷりと汗を流し、徒歩での帰宅中に電話・・・昨日と同じように数回の呼び出し音の後に留守電。</p><p>これで、諦めがついた。故意的に出ないんだなぁ～と理解した。スッキリした。</p><p>ipotの音量をMAXにして、星を見ながら歩いた。</p><p>家までの5分間、夜風が心地よかった。</p><p>自宅に着くと、ジムで着たウエアを洗濯機へ、ミネラルウォーターを入れているボトルとプロテインのシェイカーを流しに。</p><p>財布と携帯をカウンターに。</p><p>さっさと洗い物を終わらせて、ビールを呑もうとシンクで洗い物開始。</p><p>ふと、キッチンのカウンターに置いた携帯を見ると、メールが受信されていた。</p><p>でも、いつもこの時間にメールマガジンやら、ヤフオクのメールやらが配信されるので、特に気にしなかった。</p><p>洗い物を終え、そういえばと思い携帯を開いた・・・彼女からメールがきていた。「ごめん、今電車だから出れない」</p><p>俺はすぐに返信した。「返事が来たことが、メチャメチャ嬉しい。電車降りたら、電話しても良い？」</p><p>彼女からの返事は「ええよ」</p><p>俺は心の底から嬉しかった。</p><p>たった電話して、声が聞けるだけなのに、ここ数年の女性関係の中で、一番テンションが上がった。</p><p>俺と彼女の運命は、まだまだ細い無色の糸だけど繋がった。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hata-830/entry-10314954625.html</link>
<pubDate>Wed, 05 Aug 2009 22:38:41 +0900</pubDate>
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