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<title>夏の心臓アイスとクリーム</title>
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<description>文章だらけ</description>
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<title>つれないこと言うなよ</title>
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<![CDATA[ <br><p>「俺を殺したのはお前だろうに」</p><p>「……悪いって、思ってる」</p><br><p>ああこれは夢か。夢であればいい。ぼんやりとした視界でぼんやりとした脳でぼんやりと考える。足を組み尊大に腰掛けるのは幼い自分自身。僕にまだかろうじて来ていない変声期をとっくに終えたのか、その声は僕の声の雰囲気を残しながら明らかに低くなっていた。僕は目頭が熱くなったのをこらえるようにぎゅっとまぶたを下ろした。</p><br><p>「いつか、もう一度きみと生きたいな」</p><p>「無理な話だ。俺はもう死んだんだろう」</p><p>「死んでない。きみは俺と生きている」</p><p>「感化されてんじゃねえよ、あんな男の綺麗事に」</p><p>「彼を悪く言うのはやめてくれよ」</p><p>「事実だ」</p><br><p>幼い僕は椅子の上に立ってくるりと一回転した。「危ないよ」と声をかけると「それもな」と笑われる。「それも綺麗事だ。お前はこれが夢だとわかっているのに」ああ、そのとおりだ。幼い僕はもう一度回り、さらに半回転して僕に背を向けた。</p><br><p>「可愛い可愛い女の子として生きて楽しいか？　……おっとォ、お前は馬鹿な姉のせいで中途半端なキャラクターで生きてるんだったな。かっこいい男勝りな女の子。楽しいか？　楽しいだろうな。だってお前が望んでやってるんだもんな。自分を捨てて、俺を捨てて」</p><p>「……僕は」</p><p>「そのくせ、あっという間に馬鹿に感化されて」</p><br><br><br><br><p>（途中）</p>
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<pubDate>Sun, 06 Jan 2013 13:29:00 +0900</pubDate>
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<title>あいたい</title>
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<![CDATA[ <p>「やっぱりさみしい？こんなところにいるの」</p><br><p>そんな問いに首を振る。結芽（ゆめ）はそっか、と不安そうに笑った。</p><br><p>「でもこんな田舎、閉じ込められてるようなものでしょ？」</p><p>「そんなことない。田舎、好き」</p><br><p>そう言っても結芽はやっぱり不安そうに笑った。</p><p>そういえば結芽はここを出ていきたいのだと言っていたような気がする。ここがあまり好きじゃないのかもしれない。だから、わたしがここを気にいってるはずないと思ってるんだ。良いとこなんて何もないただの田舎と思っているから。</p><br><p>「わたしはね、結芽」</p><br><p>大丈夫だよ、結芽。</p><br><p>「わたしはここ、好きだよ」</p><br><p>大丈夫、わたしはいなくならないから。</p><p>この場所に結芽を独りにすることはないから。</p><br><p>みんながここを田舎だと言ってはなれていく中、ただ一人になっていくのが寂しかったんでしょう。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11413252214.html</link>
<pubDate>Mon, 26 Nov 2012 03:13:55 +0900</pubDate>
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<title>いいよって言ってよ</title>
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<![CDATA[ <br><p>　白くぼんやりとした光がちらちらと視界を遮る。重い息を吐くと目の前がゆっくりと沈んでいくような錯覚に陥った。胸の奥が苦しい。目の奥が苦い。喉からあふれそうになったのは言葉にならない叫び声。</p><p>　いっそ叫んでしまえれば楽だったかもしれない。</p><p>　叫んでしまえばこんな視界不良も胸のつっかえも消えてなくなったかもしれない。けれどできなかった。声を出してしまえば、降りつもる異常を取り除いてしまえば二度と許されなくなるような気がした。ただでさえ許されないことをしたのに、自分ばかりが楽になってしまえば、もう、二度と。</p><p>　あー、と。</p><p>　息を吐くように声を吐きだした。</p><p>　あー、あー、あー。</p><p>　きこえますか、なんて言ってみる。届かない言葉を言ってみる。ゆるしてください。そう言おうとして、けれど何も言えず、空を仰いだ。満天の星にはほど遠い、汚い夜空だ。醜い夜空だ。す、と目を閉じる。</p><br><p>　死んだ人は星になるなんて、誰が言い出したのか。</p><p>　ならきみもそこにいるのですか。</p><p>　きみもそこにいるのなら、聴いてください。</p><p>　許される気なんてありません。</p><p>　ただ、聴いてください。</p><p>　きみが好きだった歌を聴いてください。</p><br><p>　ゆっくりと、息を吸った。</p><br><br><font color="#ccff00" size="6" face="ＭＳ Ｐ明朝"><p><font color="#003366"><font color="#003366">ま</font><font color="#666699">ど</font></font><font color="#996699">ろ</font><font color="#66cccc">み</font>に<font color="#ffcc00" size="7">歌</font>う</p></font><br><br><p><font color="#cccc00">（きみが好きだと言ったぼくが、きみに届きますように）</font></p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11404428960.html</link>
<pubDate>Wed, 14 Nov 2012 20:28:32 +0900</pubDate>
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<title>きみをつかまえにいきたい</title>
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<![CDATA[ <br><p>　こんなところでぐずっていたってなんにもならないことは知っていた。それでも動き出せないどうしようもない自分がいる。はやく動け、走れ。そう思いながら動き出せないどうしようもない自分がいる。</p><p>　遠い、遠いなあ。</p><p>　しずかにまばたきをすると紫がかった空にぽつぽつと浮かぶたくさんの星が目にうつった。けして満天の星空なんかじゃない、けれど美しいと言えるほどの星たちだ。彼らにかこまれた月は少しほこらしげに光を放っている。</p><p>　遠い。けれど、行かなきゃ。</p><br><p>　心臓を鳴り響かせ、俺はようやく走り出した。</p><br><br><br><p><font face="ＭＳ Ｐ明朝"><font color="#336699" size="6">そこで<font color="#ffcc66" size="7">待</font>ってて</font></font></p><p>（今すぐ行くから）</p>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11389795397.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Oct 2012 11:30:52 +0900</pubDate>
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<title>一生の中で何度人間は死ぬでしょうか</title>
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<![CDATA[ <p>「殺さないでください」</p><p>　すがるような目だった。</p><p>「殺さないでください。お願いします。助けてください」</p><p>　ふるえる唇をよく覚えている。</p><p>「殺さないでください。殺さないでください。殺さないでください」</p><p>　組まれた指と頬を伝う涙はとても醜かった。</p><br><p>　僕は彼女を殺した。</p><br><p>「天使にはなれないよ」</p><p>　ああそうかいと投げやりな相槌を打った。</p><p>「天使にはなれない。神様にもなれない」</p><p>　でもね、と彼女は笑った。すべてを見透かすような無垢な瞳で僕を突き刺しながら笑ったのだ。</p><p>「天使にも神様にもなれないなら、悪魔になってしまったって構わないと思えるの。だって人間は、醜いものね。人間でなんて、いたくないものね」</p><p>　今度は彼女の番なのだと、僕は悟る。</p><br><p>　いずれ彼女は僕を殺すだろう。</p><br><p>　彼女は何度でも死に、何度でも生まれ変わる。そのたびに僕は彼女とともに呼吸をし、心臓を鼓動させ、そして彼女を殺すのだ。だけどそれももう終わるらしい。今度は彼女が僕を殺し、僕が生まれ変わる番らしい。</p><p>　彼女は人間が嫌いなのだろうか。ふとそう思った。</p><p>　今回はたまたま、人間が嫌いだったのだろうか。それとも毎回人間が嫌いだったのだろうか。逡巡し、そして脳に新たな決めごとを一つ刻んだ。彼女が僕を殺す瞬間、彼女に聞いてみるとしよう。</p><p>　死ぬ瞬間にだって楽しみは必要だ。ゆらりと頭を振って口元を綻ばせると「どうしたの？」と彼女は天使のような笑みを見せた。僕は「なんでもない」とみすぼらしい笑みをつくった。</p><br><br><p><font face="ＭＳ Ｐ明朝"><font size="6"><font color="#99cccc"><font color="#336699" size="7">傷</font>つくたび<font size="5">に</font>生まれ<font color="#993300" size="7">変</font>わる</font></font></font></p><br><br><p><font color="#cccc99">つまりは紙メンタルたち</font></p><br>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11372751777.html</link>
<pubDate>Sat, 06 Oct 2012 17:54:43 +0900</pubDate>
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<title>ごめんなさい</title>
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<![CDATA[ <br><p>「そう思った瞬間に人間は退化するんだなって私は結論に至ったわけです」</p><p>「……退化」</p><p>「うん」</p><p>「進化じゃなくて」</p><p>「うん」</p><p>「退化」</p><p>「うん」</p><br><p>所詮人間なんて劣化していく生物なんじゃないかな。水重（みなえ）はそう言ってポテトチップスをばりばりと食べた。ふーんと相槌を打ちながらもなぜ進化ではなく退化なのかという疑問を消化できずに反芻させた。退化、退化……。あれ、そういえば何を思った瞬間に退化するんだったか。水重の話は突拍子もなく支離滅裂だ。だから文脈を追いにくく把握しにくい。</p><br><p>「自分が一人ではないと気づいた瞬間、だっけ」</p><p>「なにが？」</p><p>「退化する瞬間」</p><p>「そうだよ。もー、人の話はちゃんと聞きなさい」</p><p>「普通は逆だよね」</p><br><p>漫画やドラマなんかでは孤立してる人間は周囲の人に助けられて成長していくものだ。それを進化というんじゃなかろうか。</p><br><p>「でも、ゲームだったら敵だった孤高の戦士が主人公に仲間の素晴らしさを見せつけられて仲間になったらとてつもないほど弱くなるよね」</p><p>「言ってやるなよそれは」</p><p>「そのへん、漫画なんかよりゲームの方がリアルだなあって思ったりなんかするけど」</p><p>「あー、俺はよくわからんけど」</p><p>「自分の信念をつらぬいて孤立してる人がその信念を曲げて他人と慣れ合うっていうのはひどく落ちぶれた見るに見かねる行為だと思うし、つまりすっげーダサい」</p><p>「ばっさり言うなあ」</p><p>「自分の信念もつらぬけないような人間ダサすぎて笑い飛ばすこともしたくないよ」</p><br><p>そうかい、と相槌を打って水重の頭に手を置いた。すかさず逃げようと背をそらせた水重だったが完全に逃げられる前にわしゃわしゃと髪をかき混ぜてぽんぽんと軽く叩いてやると、もう逃げようとはしなかった。ゆっくり撫ぜてやると嬉しいとも嫌がっているともつかない複雑な表情を浮かべる。</p><br><p>「大丈夫」</p><br><p>水重が安心できるよう、できるだけ優しい声で言ってやる。</p><br><p>「大丈夫。俺はどこにもいかないから。お前だけといるから」</p><br><p>複雑そうな表情のまま顔を俯かせた水重は、そっと俺に身を寄せて「余計なお世話」とつぶやいた。もう一度「大丈夫」と言うと、少女は長く長く息を吐いて、ゆっくり目を閉じた。</p><br><br><br><p><font face="ＭＳ Ｐ明朝"><font size="6"><font color="#333333"><font size="7"><font color="#000000">懺</font><font color="#ff0000">悔</font></font><font size="5">も</font>できない</font></font></font></p><br><p>（私はずるいね）</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11372619302.html</link>
<pubDate>Sat, 06 Oct 2012 14:15:59 +0900</pubDate>
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<title>きみの声がする</title>
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<![CDATA[ <br><p>　天使みたいだ。</p><p>　那央（なお）はそう思いながら呼吸とともに上下するふわふわの金髪をながめた。その持ち主はまぎれもなく男ではあるものの、小柄で華奢な体つきはまだ男らしさにはほど遠い。街でたまに見かけるような背の高い外国人とハーフといえども遺伝子は同じであるはずなのに、世界的に見ると小柄な日本の男子高校生よりも小柄な体躯。</p><p>　いつだかに美術の教科書で見た、天使に似ていると那央は思ったのだ。</p><p>　ふと金髪の少年、ソウタがゆるりとした動作で机に伏せていた身を起こした。ぼんやりとした様子であたりを見回し、もごもごとしながら何かを口走ったが那央には聞きとることができない。流れるような耳慣れない音からしておそらく英語だったのだろう。</p><p>　ソウタが後ろを振り返ろうとした瞬間、ソウタの真後ろの席にいた張本人である那央は慌てて視線を外し不自然にならないように机のものを鞄へ詰め込んでいく。最後にペンケースをいれてチャックを閉めようとしたところで前方から声がかかった。流暢な英語は簡単な単語ですら聞きとりにくい。おそらく「Sorry」と言ったのだろうとわかったのは直後に「すみません」と少しずれたイントネーションで言い直されたからだ。</p><br><p>「あの、ぼく、ソウタです。あの、電車なんですけど、その、えっと」</p><p>「電車の時刻か？」</p><br><p>　首を左右に傾げながら言葉を詰まらせるソウタの言いたいことを那央が予想して問いかけるとふわふわの金髪は横に揺れた。「あの」ソウタがもう一度話そうとしたが、その前に一人の少女の声がそれを遮った。</p><br><p>「那央ちゃーん」</p><br><p>　教室の入り口で大きく手を振る少女。那央は少女とソウタに交互に視線を往復させた。何度か繰り返し、そしてソウタに向き直る。「な、那央ちゃん……？！」と悲痛な声を上げる少女は一つの間もおかず教室に入り那央とソウタのもとへと駆け寄った。それに目を遣ることすらせずに那央は「で、なんだって？」と話を戻した。</p><br><br><br><p>（もうダメだ三人称無理だ）</p>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11371191629.html</link>
<pubDate>Thu, 04 Oct 2012 20:09:16 +0900</pubDate>
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<title>【目次】たんぺん</title>
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<![CDATA[ <br><p>短編とか続きそうで続かないやつとか</p><p>要望があれば書くのでコメントで是非。<br><br></p><p>*ふるぼけた夏の話</p><p><a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11314928446.html">☆</a> → <a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11316617891.html">★</a> 　おまけ<a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11320919473.html">◎</a> </p><p><br><br><br><br>*内気な女の子とある男の子の話</p><p><a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11324977793.html">△</a> → <a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11326465656.html">▲</a> → <a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11326484482.html">▽</a> </p><br><br><br><p>*なりすましてきた子の話 <a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11347709463.html">○</a></p><p>*足の夢の話 <a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11361279053.html">●</a></p><p>*SBの遺書 <a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11364547817.html" target="_blank">○</a></p><p>*鏡と夢の話 <a href="http://ameblo.jp/heart70715/entry-11367620922.html">●</a> （中途）</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11324950597.html</link>
<pubDate>Sun, 30 Sep 2012 15:25:49 +0900</pubDate>
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<title>おいでシンデレラ</title>
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<![CDATA[ <br><p>　鏡が割れた。</p><p>それはもう勢いよく、綺麗に、ぱりんと粉々に割れてしまった。</p><p>原因は私が手を滑らせて落下させてしまったことだとわかりきってはいるけれど、どうにも不思議に思う気持ちが抜けていかなかった。（割れるはずがないのに）とすら思っていたかもしれない。</p><p>だけどしばらくすればそんなのもどこかへ行ってしまって、さて片付けるかとすぐに気持ちが切り替わった。カシャカシャ音を立てる破片を集めて、そして捨てた。</p><p>それからしばらくの間、その鏡のことをすっかり忘れてしまっていた。</p><br><p>　数日後、足の裏にぴりりと痛みが走りようやく鏡のことを思い出す。</p><p>ちろちろと流れ出す赤はまるで忘れられていた鏡の破片がその存在を主張しているようにも思えて少し痛かったけれどなんだか可愛らしく思えてしまった。</p><p>本当に小さな小さな欠片ではあったけれど、拾い上げて机に置いた。</p><br><p>　それが夢を見るための鍵だと知ったのは、その日の夜のことだった。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11367620922.html</link>
<pubDate>Sun, 30 Sep 2012 14:55:55 +0900</pubDate>
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<item>
<title>nemui</title>
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<![CDATA[ <br><p><font color="#999999">　ただちょっとだけ考え方がずれていたんだと思います。</font></p><br><p>　苦しいことも悲しいこともありませんでした。毎日は楽しかったりそうでなかったりまちまちでしたが、それなりの生活を送ることができたのはとても幸せなことだったと思います。</p><p>　それでもやっぱり、私はつまらなかったのです。</p><p>　この世のすべてが好きでした。大好きでした。きっと本当は愛していました。だけどそれを認めるにしては私はとても醜く、愚かで、小さすぎる人間です。愛していたのに拒絶してしまいました。嫌悪していました。心の底から愛しくて仕方ないというのに。</p><p>　そんな私が嫌いです。けれど本当は愛していました。私だってこの世の一部なのだから、愛してやまないものの一部なのだから。それでも私は小さすぎる人間です。拒絶し嫌悪しました。それはとても悲しくつらいことでしたが、それすらも本当は愛していました。</p><p>　ただちょっとだけ、考え方がずれていたんだと思います。</p><p>　それだけだったんだと思います。</p><p>　思い残したことはありません。私は精一杯生きました。良いことも悪いこともしましたが、私のすべてで生き抜きました。だから最後に一つの我がままをしたいのです。大きな罪を犯したいのです。</p><br><p>「その前に一つ、言っておくことがある。私はなんとまあ長いようで短いようで、やっぱり長い時間を生きてきたわけだからそれなりに思うところもある。だから言わせてほしいんだ」</p><br><p>　今まで責めてばかりきてごめん、愛してくれてありがとう。</p><br><p>「くだらない言葉ではあるけれど、受け取ってくれるだろう？」</p><br><br><p><font face="ＭＳ Ｐ明朝"><font color="#003399"><font size="5">つんざくように<font color="#666666" size="6">空</font>を<font color="#990033" size="7">裂</font>く</font></font><font color="#000000" size="6">音</font></font></p><br><p>（From <font color="#ff9900">Me</font> To <font color="#ff9900">Me</font>）</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/heart70715/entry-11364547817.html</link>
<pubDate>Wed, 26 Sep 2012 18:41:42 +0900</pubDate>
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