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<title>それでもやっぱり北海道が好き</title>
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<description>北海道の大自然と戦う人工授精師のブログ</description>
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<title>北海道酪農の理想と現実</title>
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<![CDATA[ <p>北海道の酪農</p><br><p>都会の喧騒から解放され、地平線の見えるような大草原でウシがのんびり草を食べてる。</p><br><p>時間は止まったかのようにゆっくり流れ、聞こえてくるのは動物たちが戯れる声だけ。</p><br><p>わずらわしい人間関係もないし、天気がいい日は草原で昼寝でもして過ごせる。</p><br><br><p>・・・・・・・・・・・・と、思ってる人は確実に打ちのめされます。</p><br><p>酪農のタイムスケジュールはかなり慌ただしいです。</p><br><p>場合によっては分刻みという芸能人ばりの忙しさになります。</p><br><p>ちなみに俗に言う３K（汚い、臭い、キツイ）は本当です。酪農家を目指したものの、途中で挫折したという人は多いと思いますが、大抵の理由はこの３つのどれか（もしくは３つ全部）です。</p><br><p>ある程度の都会で育って小学校から高校まで普通科、大学も文系・・・という人は実際の酪農現場を見たときの第一印象は最悪といっても過言ではないと思います。</p><br><p>これが第一関門ですが、しばらく我慢して働いていると人によっては慣れてきます。</p><br><p>第一関門をクリアした人に待ち構えている次の関門は、『田舎の人間関係』です。</p><br><p>性格にもよりますが、第一関門よりこっちの方が辛いという人もいると思います。</p><br><p>簡単にいうと、集落全員が親戚のような親しさ、みんなが自分を知っていて自分もみんなを覚えてないといけない。みんな自分の家の場所を知ってるし、噂はあっという間に広まる。</p><br><p>噂の広まるスピードは本当に早いのでおかしな行動をとると自殺行為。ほんと、光回線かっていうくらい。</p><br><p>これが第二関門です。第一、第二関門をクリアしてやっとスタートラインになります。</p><br><br><p>こういう風に聞くとかなり嫌な感じですが、慣れてくるといい面も結構あります。</p><br><p>近所の人や酪農家さんから野菜や肉、卵などをいただくことも多々あります。</p><br><p>気づいたら今日の食事の材料費が０円だったってこともしばしば。</p><br><p>何か困ったことがあってもすぐに近所の人が助けてくれる。</p><br><p>などなど、都会ではありえないことが日常の風景として存在します。</p><br><br><p>では、次回はスタートしてから越えなきゃいけないハードルをご紹介したいと思います。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/higeblood/entry-11733723390.html</link>
<pubDate>Sat, 21 Dec 2013 20:55:50 +0900</pubDate>
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<title>家畜人工授精師という職業</title>
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<![CDATA[ <p>10数年前、漠然と北海道に来た私ですが、今はこれぞ北海道という仕事をしてます。</p><br><p>職業名『家畜人工授精師』</p><br><p>簡単に言うと、牛に種付けをする仕事です。</p><br><p>酪農に関わったことがない人はほとんど知らないと思いますが、現在の日本では乳牛の9割以上が人工授精によって繁殖しています。</p><br><p>私自身、北海道移住前には全く知りませんでした。</p><br><p>酪農業に携わっている人にとって常識であっても、一般の人は全く知らないということがたくさんあります。</p><br><p>一般の人から言われてビックリしたことのひとつが、</p><p>『ホルスタイン(乳牛)って、勝手に牛乳を出すと思ってた。』</p><p>です。</p><br><p>いやいや、一応哺乳類なので出産しないとおっぱいは出ません・・・。</p><p>どんなに品種改良されているとしても、『子供にあげるためにおっぱいを出す』という哺乳類の鉄則は変わりません。</p><br><p>というわけで、人間が牛乳を飲んだりチーズを食べたりするためには牛が出産をする必要があります。</p><br><p>牛が出産して皆さんに乳製品をお届けするために我々家畜人工授精師がいます。</p><br><p>牛の人工授精については色々と法律で決められており、獣医師もしくは家畜人工授精師がおこなうことになっています。一応、国家資格です。</p><br><p>この仕事がなかなかハードでして、牛に蹴られることなんて日常茶飯事です。ちなみに牛のキックは破壊力抜群で、みぞおちとかにヒットすると一瞬死ねます。</p><br><p>ちょっと脱線しましたが、仕事の内容を少しだけ紹介します。</p><br><p>牛は21日周期で発情が来ます。</p><p>酪農家さんが発情してる牛を見つけたら、人工授精師に連絡が来ます。</p><p>そしたら現場に行って人工授精をおこないます。</p><br><p>現在、牛の種(精液)は採取された後、ストローに詰めて凍結保存されています。その凍結されたストローが我々の元に配送されてきます。</p><br><p>現場で牛の発情を確認したら、凍結されているストローをお湯で融解して専用の注入器に装填します。</p><p>あとは発情中の牛に精液を注入して終了となります。</p><br><p>北海道移住前は、将来自分が牛の種付けをするなんて夢にも思ってなかったな・・・。</p><p>今でも、こんな北海道らしい仕事をしてる自分にビックリするときがあります。</p><br><p>漠然と、北海道で酪農をやりたいな～と思っている人は結構多いと思います。</p><p>まぁ、私がそうでしたけど・・・。</p><br><p>北海道の酪農に関して、漠然とした理想を持ってくるとこういう壁にぶつかるという注意点を次回ご紹介したいと思います。</p><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/higeblood/entry-11718433516.html</link>
<pubDate>Thu, 05 Dec 2013 20:07:02 +0900</pubDate>
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<title>吹雪くと本気で死を感じる</title>
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<![CDATA[ <p>ただ漠然と北海道の大自然に憧れて移住して早10数年。</p><br><p>実際そういう人は多いし、これから移住を考えてる人も多いと思います・・・・・・・が！</p><br><p>理想の大自然と現実の大自然のギャップは半端ないですヨ。</p><br><p>確かに夏は涼しいからいいかも。</p><br><p>ちなみに北海道に来てから『秋』という季節を感じたことがほとんどありません・・・。</p><br><p>お盆を過ぎたらストーブやらスタッドレスタイヤのCMが流れ始めるので気分は一気に真冬モードになります。</p><br><p>あんまり馴染みがないかもしれないけど、北海道では雪が降る季節になってくると『雪虫』と呼ばれる白くて小さな虫が飛び始めます。</p><br><p>これを見た途端に北海道民のテンションは急降下していきます。『あぁ、あの季節がやってくるのか・・』と。</p><br><p>そう、冬です。</p><br><p>『白銀の世界』と聞いてテンション上がるのは観光客だけです。</p><br><p>毎年ホワイトクリスマスですが、下手すると視界がホワイトアウトします。</p><br><p>吹雪の中、車を運転してると何も見えなくなります。目をつぶってるのと一緒。ひどいときは自分が運転してる車のボンネットが見えなくなったりします。ワイパーって何？みたいな。</p><br><p>毎年2～3回は本気で死ぬかもって思います。</p><br><p>これから移住を考えてる人は冬の北海道に滞在してみてから決めた方がいいですヨ。</p><br><p>あ、ちなみにこれだけイメージダウンさせてしまってるけど、いまだに北海道は好きです。</p><br><p>最近、某酪農マンガなどの影響もあって酪農業が脚光を浴びつつありますね。</p><br><p>でもね、実際の酪農はホントに大変ですよ。</p><br><p>その某酪農マンガにも出てきますが、私は『人工授精師』という仕事をしています。</p><br><p>牛の人工授精や受精卵移植などをやっています。仕事のことについてはまた次の機会にご紹介しますね。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/higeblood/entry-11717775704.html</link>
<pubDate>Wed, 04 Dec 2013 20:51:04 +0900</pubDate>
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