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<title>horiy28のブログ</title>
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<title>首</title>
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<![CDATA[ <p>スコア：80点</p><p>主題：他人を蹴落として成り上がろうとすると他人に蹴落とされるんだよ、この野郎。</p><div>あらすじ：傍若無人な織田信長を、全家臣がぶっ殺したいと思っていたが、問題はいつ誰が殺すか…というお話。</div><div><br></div><div>武将の首は、人生一発逆転のラッキーアイテム。首＞＞家族＞仲間＞正義。</div><div>利害で繋がった人間関係が利害で潰される、が延々と続くだけの無限地獄。</div><div><br></div><div>こんな所業が今もどこかで行われてるんだから笑えない（と同時に現代日本に生きている有難みを実感する）けど、虚構だから野蛮過ぎて笑える。</div><div>因果応報を受け入れている、武将たちの果てっぷりもよかった。</div>
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<link>https://ameblo.jp/horiy28/entry-12973030340.html</link>
<pubDate>Sat, 18 Jul 2026 06:54:55 +0900</pubDate>
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<title>ヴァチカンのエクソシスト</title>
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<![CDATA[ <p>点数：80点</p><p>主題：不安になったら念仏を唱えて祈ろうぜ。</p><div>あらすじ：高名なアウトロー祓魔師が超強い悪魔を倒しに行ったら酷い目にあって…</div><div><br></div><div>夜一人で何もしていない時、不安になるのがひとの心理。</div><div>何もしていないから、暇だから不安に注意が向きます。暇じゃないと注意が向かない程度の、緊急性も重要性もさほど無い不安に。</div><div><br></div><div>そんなとき効果的なのが、マインドフルネスです。</div><div>それは、何かすることで暇な状態を脱し、不安への無意味な注目を逸らす、心の操縦法。例えば、深呼吸とか運動とかを用います。</div><div><br></div><div>祈りには、マインドフルネスの効果があります。経文を唱えることに集中すれば、不安に向いていた気が散るからです。</div><div><br></div><div>もう一つ、祈りには浄化作用があります。</div><div>「すみませんでした、俺が間違ってました。これから心入れ替えます。」という、意識改革宣言による罪悪感の解消、いわゆる懺悔の効能です。</div><div><br></div><div>それを独りでできない人の代わりに、祈ってくれるのが祓魔師です。誰よりも不安から解放されてるから他人の不安も平らげちゃう、メンタル最強の人というわけです。ただ、実は最強のメンタルとは、真っ直ぐな鋼ではなく、のらりくらりいい加減なのれんの如き性質で…。</div><div><br></div><div>とかそんな話なんですが、豚化したラッセル・クロウが豚を撃ち抜いたり、脂ぎった顔から汁撒き散らしたりして、スカッとするＢ級ミステリーアドベンチャー。</div><div>ジュリアス・エイヴァリー監督は、真面目と不真面目のバランスがいい感じで好きです。</div><div>あと、教皇がフランコ・ネロで吹きました。</div>
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<link>https://ameblo.jp/horiy28/entry-12970686587.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 20:11:32 +0900</pubDate>
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<title>夜明けのすべて</title>
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<![CDATA[ <p>点数：80点</p><p><br></p><p>主題：負け犬？孤独？そんな自分でいいじゃん。人と比べるのやめて、自分ができることをできる範囲でやってれば、幸せになれるんだから。</p><p><br></p><p>あらすじ：精神症状が災いしてエリートコースを外れた藤沢は、新しい職場で同じ苦しみを抱える山添と出会って…</p><div><br></div><div>どの登場人物も、真に優しい。社長も、辻本さんも、黒人の嫁さんも、みんな人生の夜を知ってるから人に優しくできるんですね。</div><div><br></div><div>「私にだけ訪れたこの夜は、死ぬまで明けないんじゃないか。」という思いを誰かに話すのは、傷の舐め合いではなく自己の受容。すなわち夜明けの第一歩。</div><div><br></div><div>下品なお涙頂戴は乏しいのに、深めに、しかも広めに刺さる映画だと思います。</div><div>そりゃまあ、栗田科学みたいな、全員が思慮深いコミュニティはこの世に無いでしょうけど。</div><div><br></div><div>風が気持ち良いとか、家族で鍋囲むとか、何かに没頭して時間忘れるとか、この辺に勝る喜びなし。</div><div>快楽や成功が、幸せの必需品ではないことを理解するのは難しいけれど、分かった人から夜は明け始めるのかもしれませんね。</div>
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<link>https://ameblo.jp/horiy28/entry-12970260264.html</link>
<pubDate>Sat, 20 Jun 2026 16:44:39 +0900</pubDate>
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<title>ベネデッタ</title>
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<![CDATA[ <p>点数：80点</p><p>主題：ブレないやつはくたばらない。</p><div>あらすじ：奇跡を起こしがちな少女ベネデッタは、10歳で修道院に入り名声を高めていったが、目ざとい院長に睨まれていた。そんな折、毒親から逃げてきたバルトロメアに出会い…</div><div><br></div><div>ある日、マリア像の下敷きになったのに、ベネデッタは無傷で回避します。その時、彼女は周囲の反応をみて悟ります。</div><div>「私はこの聖女キャラを乗りこなせば、のうのうと安楽な生活が得られる」と。</div><div><br></div><div>彼女は、誰よりもリアリストでした。</div><div>病と飢餓が蔓延する混沌において唯一人、（皆が信じるところの無差別無条件に人を救う）神はいないと確信していたから、「神を信じている連中が私を守ってくれるペシアにいる限り生き残れる」という、異常に冷静な計画を立てられました。</div><div>ストレスに潰されて自分に鞭打つ憐れな信仰者や、感情に振り回される恋人や、私利私欲に左右される権力者たちとは違って、ブレなかったのです。</div><div><br></div><div>道徳のネジが抜けていて、他人を利用してはいるが、迷惑をかけたり搾取したりはしていない。</div><div>それどころか、何にも縛られない軽やかさや不動ゆえの安心感が、不安や恐怖に支配された人心の拠り所になった。</div><div>だから物質主義者たちが、彼女の生き方を認めると共にその“嘘”を求め、皮肉にも救われたりする。</div><div>この善悪定かならぬカリスマを、どう評価するか。それが、この映画の一番の醍醐味ではないでしょうか。</div><div><br></div><div>エロとか胸糞（拷問シーンは見るに耐えず倍速にしました）とか、ポール・バーホーベンのねっちょりとした演出は健在ですので人を選びはしますが、後味は何ともスッキリとしている、不思議な一本。</div><div>シャーロット・ランプリングやランベール・ウィルソンなど、惨劇が似合う名優のゲス芸も見ものです。</div>
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<link>https://ameblo.jp/horiy28/entry-12968977881.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Jun 2026 20:10:39 +0900</pubDate>
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<title>人生はローリングストーン</title>
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<![CDATA[ <p>点数：100点</p><p>要約：人生は孤独だが、孤独を共有することで、孤独から救われるね。</p><p>粗筋：新鋭作家ウォレスの取材に来たのは、売れない作家兼記者のリプスキー。ウォレスの才能に嫉妬しながらも、その垢ぬけなさを見下している。一方のウォレス、モテるリプスキーに嫉妬しながらも、売れてるマウントをとる。取材の行く末やいかに…</p><p><br></p><p>上からじゃないと、気持ちよく会話ができないのは、わりと普通のことだと思います。特に男は。</p><p>理由は、自信が無いから。自分の価値を説明して、認めてもらって、安全を確保したいから。</p><p>だから他者と話すときは、まずマウントを取ってから。分析し、採点し、攻略しようとします。</p><p><br></p><p>でもそれだと、お金以外の大切なものは、何一つ手に入らない。</p><p>だって、誠実も親切もない人を、ひとは愛さないからです。</p><p><br></p><p>さて、リプスキーにとってウォレスは格上作家。でも自分の方がコミュ力あるしモテる。</p><p>他方、ウォレスにとってリプスキーは三下。でも自分よりイケててモテるのが気に入らない。</p><p>台詞上は褒め合っているけど、心中でけなし合っている。それは次第に露見してきます。</p><p>溜まりに溜まった互いへのフラストレーションはついに爆発し、二人は激突。仁義なき「言っとくけど間違ってんのはお前！」の言い合い、まさに泥仕合です。</p><p><br></p><p>しかしクライマックス、ウォレスは自ら胸襟を開きます。</p><p>プライドを捨て、自身とリプスキーが似た者同士であることを認め、自分の最も惨めな部分をさらけ出して歩み寄ります。</p><p>その表情は、「お前がいかに辛い思いをしているか、俺だけは分かってるよ。」と語りかけ、この狭くて深い同情が、リプスキーの心を救います。</p><p><br></p><p>そうしてわだかまりが氷解してから終幕までは、夜明けの晴れ渡った雪原のように、静かで優しい15分。</p><p>部屋のレポート、お座りしない犬、神様と踊るディスコ…全てが勝ち負けと無関係で、記事ネタにならなくて、この上なくあたたかです。</p><p><br></p><p>取材の約10年後、46歳の若さでこの世を降りてしまったウォレス。</p><p>その心の最深部は、リプスキーだけが知っています。だから彼は、ウォレスの語り部になりました。まだ一人で暗闇を歩く誰かを、あの日ウォレスが自分にしたように、救いあげるために。</p><p><br></p><p>長く深く傷ついて、もう先が真っ暗に見えて、息苦しくて仕方ない人の「誰もわかってくれない」に、寄り添い抱きしめてくれる傑作。</p><p>最後に、噛み直すたび目頭が熱くなるリプスキーの台詞をご紹介して、乱文を締めたいと思います。</p><p><br></p><p>「出来るなら彼に伝えたい。あの旅が、人生の辛さを教えてくれたと。そして、それを共感することで…私は、孤独を感じなくなった。」</p>
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<link>https://ameblo.jp/horiy28/entry-12967191030.html</link>
<pubDate>Sun, 24 May 2026 21:03:31 +0900</pubDate>
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