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<title>妄想、空想、菠薐草</title>
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<description>テキトーな日記</description>
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<title>勘違い</title>
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<![CDATA[ モテてるんじゃねぇ？と勘違いすることがけっこうある。<br><br>でも勘違いが実を結ぶこともあったりする…。
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<pubDate>Wed, 09 Mar 2005 22:29:20 +0900</pubDate>
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<title>オレの息子、オレの弟</title>
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<![CDATA[ オレの息子はもうすぐ5歳。今は幼稚園の年少組。<br><br>体はデカいし態度もデカい。年長まで含めても1番威張ってるらしい。まあ年長並に運動なんかもこなすので誰も文句言えない状態。<br><br>イバッテるけど気管支が弱く、激しい運動をした後はゼイゼイ言って、クラスメイトのお嬢ちゃん方に背中をさすってもらってるらしい。<br><br>「ケンちゃんは良い子ね」とご近所や幼稚園でも評判が良く、女の子からもモテモテ（背中さすってくれる女の子が2人や3人じゃないらしいから。バレンタインデイのチョコもまだ食い切れてねえよ！）。<br>年少さんとは思えないモテぶりは、羨ましいを通り越してもはや尊敬に値するところまで来ている…。<br><br>これはウチの血筋、外面の良さ。外での評価はすこぶる高い。でも家ではめちゃくちゃ。オレのオヤジから、オレの弟、オレ自身は通り越してオレの息子にきっちり引き継がれてる…。<br><br><br><br>ケンはオレのことを「お父さん」、二人っきりの時は名前（ショウ）で呼ぶことが多い。<br><br>ある日、お母さんがお友だちと美容院に行くというんでケンと二人で留守番してた。トイレに入ってるとリビングからケンが呼ぶ。<br>「ショウ！！」<br>「何や、うるさい、お父さんはうんこ中！！」<br>「ショウ、大事な話がある！」<br>「4歳児が何の大事な話や！？」<br><br>「ショウ、オレが誰か分かるか？」<br><br><br>オレのオヤジの血を引いて、外面の良さと家での滅茶苦茶さでは歴代№1と言われた（誰に？）弟（リュウ）は10年前、24歳の時死んだ。自分で事業をおこして資金稼ぎでトラックに乗ってたりしてた（この頃は就職してたオレに会うたび、「人に雇われて何が楽しいや、オレといっしょに仕事しょう」って言ってた。オフクロに言わせると口は悪かったけど信頼できる人間は兄貴であるオレだけで、オレといっしょに仕事することを切望してたらしい。）けど、雇ってた若者が朝家に起こしに行ったらベッドに寝たまま死んでた<br><br>家で死んでたってフツーあんまりないので、警察やらいろいろ来て事件じゃないだろうかって家中調べたり検死とかやってた。<br>生まれたときから体が弱く、近所でも有名なくらい重い喘息持ちで、しょっちゅう入院したり、普段から吸入器でシューシューやってたし、家族もそれまで何回か「今度はもう助からん、覚悟しよ」という場面を経験してきてた。けっきょく主治医の診断で長年に渡る闘病で心臓もかなり弱ってたみたいなカンジで因は急性心不全と診断された。<br>この日オレは当時の婚約者（今のカミさん。ケンのお母さん）とドライブに行ってて一人暮らしの家に戻った夜遅くに「リュウが死んだけ、帰ってこい」というオヤジの乾いた声の留守電にあわてて実家に帰った。<br>揺すっても叩いても、もうカタくなって色も変わってきてたリュウはウンともスンとも言わず、いなくなった実感もわかないうち燃やされ、白い乾いた固まりと粉になって、壺に入れられ湿気の多いお墓の中に入れられた。<br><br><br><br>10年前に別れも言えずに別れた弟がリビングにいた。<br><br><br>オレはケンが成長するに従って「リュウに似とるな～」という思いを強くしていた。思わず「リュウ」と呼んだこともある。<br>女にモテる、外ではものすごく評判がいい、カンシャク持ち、気管支が弱くてしょっちゅうゼイゼイいってる…。<br>あいつと同じやん。<br><br>ケンが告白しなくてもオレは分かってた。<br><br>自営をしてた両親の代わりにオレは3つ下のリュウのおしめを替えたり寝かしつけたり、メシをつくってやったり…、ずっと世話をしてきた。ケンが生まれ、育児をしてても初めての気がしなかった。しゃべれないケンがいいたいことが手に取るように分かった。カミさんもそのうち夜中に泣いたりワケが分からないときはオレに任せるようになってた。<br><br><br>「リュウか、お前と思っとった。思い当たる節はありすぎるくらいや。でも何で今頃言うん？」<br>「お母さんには言わん方がいいと思って。」<br>「そうじゃなくてお前1歳ちょっとからしゃべりだしたやん、もっと早く言えばよかったのに。」<br>「言ったらイカンち言われとったけ…。」<br>「誰に？」<br>「分からんけど、神さまみたいなモンかね」<br>「お前が神さまっちゅうガラか！（笑）じゃあ何で今頃言うん？」<br><br>「最近自分が完全にケンになってきよる。リュウの記憶がもうほとんどなくなってきた。忘れる前にショウ、お前とはちゃんと話しときたいと思って。」<br>「言ったらイカンち言いよった神さまみたいなんは何ちいいよるん？」<br>「最近見らんけ知らん。前は部屋によく来よったけど。」<br><br>そういえば小さい頃、空間を見つめワケの分からんことをつぶやきよったなあ…。1回とか2回じゃねえぞ。<br><br>「お前ベッドで寝たまま死んどったんぞ。10年前。生まれるまで6年くらい何しよったん？」<br>「フツーに寝て目が覚めたら、老けたお前の顔がガラス越しにあってニヤニヤしとるけ、何や！と思ったよ。6年とかじゃなくてオレにとっては一晩よ。まあ覚えてないだけかも知らんけど。」<br><br>オレは今でも時々リュウの夢を見る。リュウと話したいこともたくさんあった。<br><br>「リュウ、いつまでリュウでいられるん？」<br><br><br>「リュウって誰、ぼくケンちゃんよ。ショウ、お母さん帰ってこんね～」<br><br><br><br><br>～うそ日記<br>
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<pubDate>Sun, 06 Mar 2005 01:26:06 +0900</pubDate>
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