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<title>ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</title>
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<description>ニュージーランド在住８年目を迎えた私がメタボ体型から脱却すべくはじめたランニング。 すっかりその魅力に魅了され、無謀にもUTMBを目指しちゃった自分の日々の様子をアップしていきます！                      　   　　　　</description>
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<title>シーカヤックジャーニー　NO.18 再出発</title>
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<![CDATA[ <p>浜に捨ててあった角材の釘を踏みつけて怪我をするという、降ってわいたようなトラブルに見舞われたテ・カハの集落。</p><br><p>結局、助けてくれたティンの実家には4日間も居候させてもらった(*ﾟ.ﾟ)ゞ</p><br><p>自宅が別にあるティンは実家には居らず、ティンの親戚が食事の世話などしてくれた。</p><br><p>家にはティンのじいちゃんもいたが、この方は近くの海でとってきたウニを肴に一日中ビールをあおり、親戚たちをあきれさせていた<img alt="えっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif" width="16" height="16"></p><br><p>怪我をしてから4日目に再びティンに病院に連れて行ってもらう。</p><br><p>マリオ先生<img alt="マリオ" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/th/th12o/4284.gif">の診断を受けたところ処置が早かったのが幸いして、思いのほか治りが早いといわれ、それを聞いて安心した<img alt="DASH!" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif" width="16" height="16">。</p><br><p>マオリ先生から出発しても大丈夫とのお墨付きを頂き、ようやく旅が再開できる目処がたった。</p><br><p>病室を後にする際、マリオ先生は防水の絆創膏やら消毒液を沢山くれて、最後は優しく僕を抱きしめて別れを惜しんでくれた。思わず、こちらも涙がホロリとこぼれそうになってしまった<img alt="しょぼん" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif" width="16" height="16"></p><br><p>この日も治療費の請求はなかった。</p><br><p>（色々と親切にしてくれたティンの親戚たち）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/77/4b/j/o0800060012516393632.jpg"><img style="WIDTH: 441px; HEIGHT: 298px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/77/4b/j/o0800060012516393632.jpg" width="441" height="298"></a><br></p><br><p>テ・カハ滞在5日目、ようやく旅を出発しようと思った矢先、ティンの実家にいたじいちゃんからビールを買うように強要された<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>じいちゃん曰く、「我が家で世話になったんじゃから、当然じゃろ！」とのこと。</p><br><p>突然の事に、思わず唖然<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><p>親切にした相手に対し、見返りを求めるのはマオリの社会では当たり前との事を、この旅を通して学んでいたので、しぶしぶ言うとおりにした。</p><br><p>しかし・・・世話を焼いてくれたのはティンや親せきのみんなだ。じいちゃんはただ酒を飲んでいただけじゃないか・・・なんだか腑に落ちない気持ちだった。</p><br><p>酒に酔ったじいちゃんが運転する車に乗せられ、近くの商店へ。</p><br><p>ビール2ダースをレジに持っていくと、「これもついでにいいか？」と、ちゃっかりタバコまでレジに差し出した。</p><br><p>あきれた表情でじいちゃんを見つつ、会計を済ませて車に乗り込む。</p><br><p>すると、さきほど「酒を買うのじゃ！」と高圧的だった態度が一変、上目遣いにこちらを見ながら、「もう君は家族の一員じゃ」とか「また、いつでも家に来ていいんじゃぞ」と、手のひらを返したような豹変ぶり<img alt="！？" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif" width="16" height="16"></p><br><p>これには、さすがに苦笑いをするしかなかった・・・</p><br><br><p>親戚に別れを告げて5日前に上陸したビーチへカヤックと荷物を運ぶ。</p><br><p>その時、車でやってきたティンと出くわした。</p><br><p>別れる前にちゃんと挨拶をしたかったので、最後に会えてほっとした。</p><br><p>彼に出会わなかったら、今でも途方に暮れていた事だろう。</p><br><p>心の底から感謝の気持ちを伝えた。</p><br><p>「旅の無事を祈っているよ。それから、旅を終えてたら必ずメールをしてね。」　そう言い残して彼は車で去って行った。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/3e/77/j/o0500040012526169681.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/3e/77/j/o0500040012526169681.jpg" width="445" height="345"></a><br></p><br><p>ティンと別れ、5日ぶりに海上に繰り出した。</p><br><p>時刻は10時半。じいちゃんとの買い物に付き合ったせいで、いつもより遅い出発となってしまった<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>天気は曇り。風はなく海は穏やか。久しぶりのパドリングだったが順調に前進していった。</p><br><p>入り組んだ海岸線を進んでいく事6時間、目の前に北に向かって大きく突き出した岬が現れた。</p><br><p>ランナウェイ岬だ。</p><br><p>ニュージーランド・コーストガードが設定している海域エリアは国内沿岸海域を18のエリアに区分けしている。</p><br><p>今まではプレンティーエリア（Plenty)を通っていたのだ。そして、あの岬を過ぎると新たにポートランドエリア(Portland)に入る。</p><br><p>いよいよ、この国の最東端であるイーストケープが近付いてくるわけだ。</p><br><p>新たな海域突入を前に、思わず武者ぶるい。(;°皿°)</p><br><p>この日はランナウェイ岬の根元に広がるワンガパラオアという湾のビーチに上陸。</p><br><p>牧場の牛たちに見守られながら一晩を過ごした<img alt="おうし座" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/213.gif" width="16" height="16"></p><br><p>（ワンガパラオア湾にて）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/33/03/j/o0800060012526173271.jpg"><img style="WIDTH: 444px; HEIGHT: 253px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/33/03/j/o0800060012526173271.jpg" width="444" height="253"></a><br></p><br><p>次の日は朝6時半に目が覚め、8時半には出発。</p><br><p>大きく北に突き出した岬を越えるために、山裾に沿って進路を北へ向ける。</p><br><p>最初は鏡のように静かな海面の上を滑るように進んでいった。</p><br><p>しかし、岬が近付くにつれて海は大きくうねりだし、カヤックは上下に揺れる。</p><br><p>こぶのようなうねりを一つ越えると、カヤックはガクッと波間に落ち込む。そしてすぐに、大きく持ち上げられる。この繰り返しだった。</p><br><p>予想外の荒波に気分が悪くなりそうだった<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><br><p>やがて岬の先端が見えてきた。</p><br><p>案の上、岬付近の岩々には沖から流れてきたうねりが轟音を立ててぶつかり、激しい白波を立てていた<img alt="波" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/025.gif" width="16" height="16"></p><br><p>陸に近づきすぎると波に巻き込まれて岩に打ち付けられる恐れがあるため、岬の先端は遠巻きに大きく迂回しながら越えようとした。</p><br><p>すると、今度は東から強烈な向かい風<img alt="台風" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/162.gif" width="16" height="16"></p><br><p>手を休めると途端に押し戻されてしまいそうになる。風に抗いながらパドルをこぎ続けた。</p><br><p>周りを見ると一艘の漁船が漁をしている。</p><br><p>しかし、うねりに遮られ、波間に見えたり隠れたりしていた。</p><br><p>「万が一、海に投げ出されても船がいるなら大丈夫だな」と、妙な安心を感じていた。</p><br><p>岬を越えると進路は北から東へ。</p><br><p>右手には海からそそり立った山々が、まるで巨人たちがスクラムを組んでいるかのように延々と続いている</p><br><p>波打ち際は浸食された崖になっており、上陸できそうな場所は見当たらない。</p><br><p>とにかく前進するしかなかった<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>（波が高かったランナウェイ岬周辺）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/8c/f3/j/o0800060012526173270.jpg"><img style="WIDTH: 441px; HEIGHT: 303px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/8c/f3/j/o0800060012526173270.jpg" width="441" height="303"></a><br></p><br><p>しばらく進むと、海面から顔を出す黒い物体の集団が遠くに見えた。</p><br><p>「なんだ、あれ？」</p><br><p>不審に思って見ていたら、呼吸音が聞こえてきた。</p><br><p>「イルカだ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">」　思いがけない出会いで興奮し、急いでカメラを取り出す<img alt="ラブラブ！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/186.gif" width="16" height="16"></p><br><p>パシャパシャと何枚もシャッターを切ったが、彼らは遠くへ行ってしまった。</p><br><p>それでも、予期せぬ遭遇に嬉しくなり、沈みがちだった気分が上向いた<img alt="アップ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif" width="16" height="16"></p><br><p>（イルカたちを激写！でも、遠すぎてよく見えない・・・）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/7e/8c/j/o0800060012526185635.jpg"><img style="WIDTH: 446px; HEIGHT: 306px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/7e/8c/j/o0800060012526185635.jpg" width="446" height="306"></a><br></p><br><p>イルカたちと別れてさらに前進を続ける</p><br><p>目の前にまた海に突き出た山が横たわる。</p><br><p>そのおかげもあってか、風は幾分和らいだ。</p><br><p>右手の陸地に奥まった湾が見える。何となく上陸できそうな浜もあったが、この日の目的地は先だったので、手早く昼食を摂ってからさらに進んだ。</p><br><p>しかし、岬を超えると再び激しい向かい風が吹きつけてきた<img alt="台風" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/162.gif" width="16" height="16"></p><br><p>抵抗を試みながらなんとか前進を続けようと頑張る！</p><br><p>しかし、風は衰えず、むしろ徐々に強くなってきた。</p><br><p>「こりゃ、かなわん<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16">」　結局、風に阻まれてこれ以上の前進は無理と判断。</p><br><p>先程、遠くに見えた湾へ上陸することにした。</p><br><br><p>湾の奥へ逃げ込むと、先ほどとは打って変わって静か(・∀・)</p><br><p>周りを山に囲まれているおかげで、風は全く感じなかった。</p><br><p>砂利の浜に上がると２，３組のグループが思い思いにくつろいでいた。</p><br><p>陸に上がって周囲をチョット探検。</p><br><p>すると、「NO CAMPING!」の看板を発見してしまった・・・<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ニュージーランドは人口が少ないくせに国土の隅々まで私有地になってしまってる。</p><br><p>入植時代に一財産築こうと、我先にと土地を奪い取っていった結果だ。</p><br><p>どうしよう、この場所をあきらめるか。でも、他に行くところもないし・・・( ￣っ￣)</p><br><p>「怒られたら素直に謝ろう！」　そう割り切ってここで野営することにした。</p><br><p>（NO CAMPING！だったビーチ）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/21/8e/j/o0800060012526173273.jpg"><img style="WIDTH: 441px; HEIGHT: 270px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/21/8e/j/o0800060012526173273.jpg" width="441" height="270"></a><br></p><br><p>野営の準備をしていたら一組の家族が声をかけてきた。</p><br><p>旅の事情を話したら、パンやらジュースやらを分けてくれる。</p><br><p>さらに、海でとったばかりのウニまで分けてくれた<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>思いがけず高級食材をゲットすることができ、大興奮<img alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ちなみにニュージーランドではウニのことを「キナ」と言う。これ、マオリ語。</p><br><p>英語名は他にあるのだろうけど、この国では一般的な固有名詞になっている。</p><br><p>生きたウニを貰うのは初めてで、捌くのに勇気が要ったが食欲がそれに勝った<img alt="にひひ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ナイフでガリガリと皮を割って中身を取り出す。</p><br><p>この日の晩は豪華ウニラーメンに舌鼓を打ったのだった<img alt="音譜" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif" width="16" height="16"></p><br><p>（生きたウニを頂いた！)<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/9e/3a/j/o0800060012526169683.jpg"><img style="WIDTH: 442px; HEIGHT: 293px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/9e/3a/j/o0800060012526169683.jpg" width="442" height="293"></a><br></p><p>(労力の割に取れる身の部分が少ない。なぜウニが高価なのか分かった気がした・・・）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/bb/4f/j/o0800060012526169682.jpg"><img style="WIDTH: 447px; HEIGHT: 293px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130505/10/hwqfs236/bb/4f/j/o0800060012526169682.jpg" width="447" height="293"></a><br></p><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Sun, 05 May 2013 09:30:27 +0900</pubDate>
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<title>シーカヤックジャーニー　NO.17　マオリコミュニティー</title>
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<![CDATA[ <p>歩きまわると右足に痛みが走るため、動く事も出来ずにずっと座ったまま数時間が経過した。</p><br><p>あたりはすでに真っ暗<img alt="星空" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/122.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ここで一晩過ごさなくてはいけない以上、テントを設営しなくてはいけない。</p><br><p>しかし、それをするのも億劫に感じるほど、足の痛みは大きかった<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>痛む足を引きずりながらカヤックから荷物を取り出し、野営の準備をする。</p><br><p>なんとかテントを設営し終わり、身体を横にした。</p><br><p>今後の事に思いを巡らせると、暗澹とした気持になってしまった・・・<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16"></p><br><br><p>突然、テントの裏からギターの音と、子供たちの歌声が響いてきた。</p><br><p>地元住民だろうか。</p><br><p>彼らの楽しそうな歌声をむなしい気持ちで聞いていた。</p><br><p>そのうち歌声が止み、「どうしたんだ？」と、ギターを弾いていた男性が声をかけてきた。</p><br><p>彼に旅の事情を話し、数時間前に自分の身に起こった出来事を話した。</p><br><p>「釘が刺さったのなら、感染症になる恐れがあるから病院に行かなきゃだめだよ。」と、先程のキウィ家族と同じ事を言う。</p><br><p>「そりゃ、病院に行きたいけど、何処に行けばいいかわからないし、この足じゃ、動けないんだよ」と、元気なく答える。</p><br><p>すると、「ちょっと待っていなさい。」　そう言って、彼は車で何処かへ走り去って行った。</p><br><p>20分後、再び戻ってきた彼は、「俺が病院まで連れて行ってあげるから、車に乗りなさい」と、僕を車に乗せて走りだした。</p><br><p>思いがけない好意に触れ、救われた気持ちになった<img alt="DASH!" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ティンと名乗った彼は、ここテ・カハで教師をしているマオリだった。彼は毎日夕方になると、あの岬へ親戚の子供たちを連れて歌を歌いに行くのが日課になっていると話してくれた。</p><br><br><p>車で10走ったところで村唯一の医療施設という小さなクリニックに到着。</p><br><p>先程、ティンに僕の事を聞いていた女医さんが中で待っていた。</p><br><p>抗生物質を注射され、傷口を消毒してもらう。</p><br><p>治療の様子を不安な気持ちで見守っていたが、「明日は出発できますか？」と、恐る恐る彼女にたずねた。</p><br><p>「だめよ。傷口が広がるし、感染症への処置も十分ではないわ。明日もここへ来るのよ。」</p><br><p>念を押すように女医さんから告げられる。その言葉を聞いて、僕は肩を落とした<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16">まさか、こんなところで足止めを食らうなんて・・・</p><br><p>15分程で治療は終了。再びティンの車に乗り込み、テントを張った場所まで連れて行ってくれた。</p><br><p>「明日は10時に迎えに来るから」　そう言い残してティンは車で去って行った。</p><br><br><p>翌朝、約束の時間にティンは迎えに来てくれた。彼の車に乗り込み、昨日のクリニックへ向かう。</p><br><p>中に入ると、昨日とは打って変わって待合室には10名程の人が順番を待っていた。</p><br><p>クリニックの建物は公民館のような感じ。比較的新しそうだったが、規模は小さかった。</p><br><p>僕は空いた席に腰をおろし、自分の順番が来るのを待った。</p><br><p>部屋の中を見回すと、中にいたのはみんな小麦色の肌に黒髪、そして顔に深い皺を持つマオリの人々だった。</p><br><p>隣に座っていたおじいさんが、僕が何処から来たのか興味深そうに訊いてきたので、日本人である事とカヤックで旅をしている事を伝えた。すると、「ホッホッホー」と、おじいさんは大きな笑い声をあげる。</p><br><p>逆に僕の方から、どこか御加減がわるいのか尋ねると、「いや、どこも悪くない」との返事。</p><br><p>「えっ？」　一瞬、目が点になった(￣ｰ￣;)</p><br><p>「ここは、村の人間がこうやって集まって、お互いの顔を見に来る場所なんじゃ」　そう言うと、おじいさんは再び「ホッホッホー」と、高らかに笑い声をあげた。</p><br><br><p>おじいさんとそんなやり取りをしていると、自分の名前が呼ばれた。</p><br><p>ティンに付き添われて病室に入ると、昨日の女医さんではなく背が低い初老の男性が待っていた。</p><br><p>僕に代わって、ティンが僕の旅の事情と怪我をしたいきさつなどを彼に説明する。</p><br><p>二人のやり取りを脇で聞きながら、僕はお医者さんの顔をまじまじと見てしまった。</p><br><p>あまりにも、スーパーマリオにそっくりなのだ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>暑くもないのにほっぺたとまんまるに膨らんだ鼻の頭が真っ赤に染まっている<img alt="晴れ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/022.gif" width="16" height="16"></p><br><p>鼻の下に髭を生やし、ぽっちゃりとした体形はまさにスーパーマリオにガン似だった<img alt="マリオ" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/th/th12o/4284.gif"></p><br><p>思わず噴き出しそうになるのを必死に堪えた( ´艸｀)</p><br><p>傷口を消毒してもらい、新しい絆創膏を貼ってもらう。さらに、塗り薬と予備の絆創膏をいただき、お礼を言って病室を後にした。</p><br><p>治療が終わると、ティンはそのまま外に出て行こうとするので、慌てて「お金は？」と、背中越しに声をかけた。</p><br><p>すると、「ここの村はみんながファミリーなんだ。だから、お金はいらないんだよ。」　あっけらかんと答えた。思いがけない返事にビックリ<img alt="えっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif" width="16" height="16"></p><br><p>病院で治療してもらったのにお金を払わなくていいなんて、オークランドではあり得ないことだ。</p><br><p>（怪我をした足）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130430/05/hwqfs236/0f/18/j/o0800060012519309741.jpg"><img style="WIDTH: 454px; HEIGHT: 266px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130430/05/hwqfs236/0f/18/j/o0800060012519309741.jpg" width="454" height="266"></a> <br></p><br><p>傷が癒えるのにまだ数日かかるということで、ティンは僕が上陸した岬のすぐ裏にある彼の実家へと連れて行ってくれた。</p><br><p>そこは、夏休みを利用して国内各地から集まった親戚たちで非常に賑やかな家だった。</p><br><p>僕は痛みが引くまで、彼の実家にお世話になることになった。</p><br><p>思いがけず、マオリのお家にホームステイすることになったのだ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>もっとも、家は狭く、寝室はすでに親戚たちでいっぱいだったため、家の庭にテントを張らせてもらい、そこで寝起きした。</p><br><p>（ティンの実家）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/d5/82/j/o0800060012516394009.jpg"><img style="WIDTH: 451px; HEIGHT: 278px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/d5/82/j/o0800060012516394009.jpg" width="451" height="278"></a> <br></p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Mon, 29 Apr 2013 03:50:11 +0900</pubDate>
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<title>シーカヤックジャーニー　NO.16 　トラブル発生！</title>
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<![CDATA[ <p>（延々続いたベイ・オブ・プレンティ砂浜エリア最後の野営地）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/c6/7d/j/o0800060012516394185.jpg"><img style="WIDTH: 443px; HEIGHT: 291px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/c6/7d/j/o0800060012516394185.jpg" width="443" height="291"></a><br></p><br><p>長く続いた単調な海岸線がようやく終わり、この日からイーストケープへと続く入り組んだ海岸線地帯に突入した。</p><br><p>いつも通り、9時くらいに海上へ繰り出し東へ向けて航海を始める。</p><br><p>天気は晴れ<img alt="晴れ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/022.gif" width="16" height="16">風も弱く、気持ちのよい天気だった。</p><br><p>海岸線に沿って国道が通っているものの、ここから先には大きな街が存在しないため行き交う車も少ない。</p><br><p>時折、小さな集落が現われたりしたが、陸上の大半は緑に覆われた山々が連なり、海岸には小さな岬がいくつも突き出している。</p><br><p>岬を通過するたびに移り変わる景色を楽しみながら先へ進んでいった<img alt="音譜" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif" width="16" height="16"></p><br><p>今までとは違い、浜に打ち寄せる波も場所によっては小さい。</p><br><p>そんなこともあって、普段はカヤックに乗ったまま済ませていた昼食も、この日は小さなビーチに上陸して、浜辺でのんびりとることが出来た。</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/02/42/j/o0500040012516393631.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130428/04/hwqfs236/02/42/j/o0500040012516393631.jpg" width="439" height="336"></a><br></p><br><p>夕方4時ころ、目的地だったテ・カハ岬を過ぎたあたりで今日の上陸場所を何処にしようか考えながらパドルを漕いでいた。</p><br><p>目の前に上陸できそうな小さなビーチを発見。カヤックを乗り上げ、陸に降りてみた。</p><br><p>テントを張れる適当な場所がないか、芝生の中を歩いていた時、突然、右足に激痛が走った<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>「えっ<img alt="！？" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif" width="16" height="16">」　何が起こったのか分からず、一瞬思考が停止する。</p><br><p>恐る恐る右足をみると、細長い角材にくっついていた太い釘が、サンダルの底を貫通して足の裏に突き刺さっていた<img alt="叫び" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif" width="16" height="16"></p><br><p>急いで釘を抜いてその場に投げ捨てたが、あまりのショックに血の気が引き、その場に倒れそうになった<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16"></p><br><p>怪我した足を引きずりながら、なんとか芝生を抜け出た。</p><br><p>恐る恐る足の裏を再度確認した。5ミリ程度の傷口からはわずかに血が流れている。</p><br><p>見た目にはそれほど大きな怪我ではなかった。しかし、かなり深いところまで釘が突き刺さったせいか、右足が徐々に熱くなり、痛みが膨らんでいった。</p><br><p>荷物の中からファーストエイドキッドを取り出そうとして、右足を地面につけた途端、再び激痛が走り、その場にへたり込んでしまった・・・</p><br><p>「なんてことだ、歩くこともままならないなんて・・・」</p><br><p>思いがけないハプニングに見舞われ、茫然としてしまった<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><br><p>何も出来ずにビーチで佇んでいたら、一組のキウィ家族が声をかけてきた。</p><br><p>先程、自分が釘を踏みつけた瞬間を遠くから目撃して、異変に気がついたらしい。</p><br><p>僕は旅の事情を話し、つい数分前に釘が足に刺さった事を伝えて傷口を見せた。</p><br><p>カヤックの中にファーストエイドキッドがある事を伝えると、中学生くらいの娘さんが「取ってきてあげる」と、言ってカヤックの中から持ってきてくれた。</p><br><p>「錆びついた釘を踏んでしまったのなら、化膿と感染症にかかる恐れがある。すぐに病院に行かなきゃいけないわ。」</p><br><p>傷口を水であらってくれながら、奥さんが言った。</p><br><p>「あそこにクリニックがあったけど、あなたも自分の荷物をここに残しておけないわよね・・・」と、僕と旦那さんの顔を交互にみた。</p><br><p>声をかけた以上、なんとかしてあげたいけど、私たちにも都合が・・・そんな、微妙な空気を感じ取ったので、これ以上この家族を巻き込むのは申し訳ない気がして、</p><br><p>「大丈夫、なんとかなるから安心して」と、二人に告げた。</p><br><p>「そう、気をつけてね。」そう言い残して、この一家は去って行った。</p><br><br><p>再び独りになり、この先の事を考えた。</p><br><p>この足で明日も今まで通りカヤックに乗れるのか？</p><br><p>いや、その前に怪我はすぐに治るのだろうか？</p><br><p>あの家族が言ったように、今すぐ病院に行かなければならないのか？</p><br><p>頭の中に浮かぶのは悪いことばかり。</p><br><p>色々と考えるものの、結局何もできず、無為に時間だけが過ぎて行った。</p><br><p>果たして旅は続けていけるのか？</p><br><p>前途が真っ暗になり、ただその場に座り続ける事しかできなかった・・・</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hwqfs236/entry-11519714623.html</link>
<pubDate>Sun, 28 Apr 2013 04:43:03 +0900</pubDate>
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<title>シーカヤックジャーニー　NO.15</title>
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<![CDATA[ <p>(前日、二人のちびっ子にからまれた<img alt="！？" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif" width="16" height="16">野営地）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/79/66/j/o0800060012514029735.jpg"><img style="WIDTH: 446px; HEIGHT: 284px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/79/66/j/o0800060012514029735.jpg" width="446" height="284"></a> <br></p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/11/4c/j/o0500030012514029851.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/11/4c/j/o0500030012514029851.jpg" width="444" height="263"></a> <br></p><br><p>朝、目が覚めると尿意をもようしたので外へ出る。</p><br><p>外は曇り空<img alt="くもり" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/027.gif" width="16" height="16">なんだか今にも雨が降りそうな空模様だった。</p><br><p>早朝というのに、ビーチでは釣り人の姿がチラホラ。</p><br><p>「こんなビーチで釣れるのかね～？」と、疑問に思いながら人目を避けて用を済ませた。</p><br><br><p>今日はワカタネという街まで10ｋｍほどの行程。</p><br><p>コロマンデル半島で立ち寄ったワンガマタ以来、一週間ぶりの街である。</p><br><p>食料の補給や休養をとる必要から、大体1週間ペースである程度の規模の街に立ち寄ることにしていた。</p><br><p>この日は移動距離が短いので朝10時に出発。</p><br><p>海に出ると風は弱く、波も穏やかだった。</p><br><p>出発から2時間弱でワカタネ川の河口に到着。</p><br><p>街は海に面しておらず、このワカタネ川沿いに広がっている。</p><br><p>そのため、河口から川を1kmほど遡った。</p><br><p>適当な上陸地点を探していたら、ヨットハーバーの隅っこに上陸出来そうな小さいビーチを発見。</p><br><p>カヤックを乗り上げた。</p><br><p>（ワカタネ川を遡る。街の裏側には崖が続いている）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/00/d8/j/o0800060012514029736.jpg"><img style="WIDTH: 442px; HEIGHT: 282px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/00/d8/j/o0800060012514029736.jpg" width="442" height="282"></a> <br></p><p>（ワカタネ上陸！）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/4b/22/j/o0800060012514029737.jpg"><img style="WIDTH: 445px; HEIGHT: 288px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/4b/22/j/o0800060012514029737.jpg" width="445" height="288"></a> <br></p><br><p>カヤックを降りて陸に上がりあたりを見回す。</p><br><p>目の前を何台もの車が行きかっている<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>それに、道路の向こう側には大型ホームセンターとスーパーマーケットが並んで建っていてビックリした<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>久しぶりの都会を前にして、思わず緊張Σ(ﾟдﾟ;)</p><br><p>どうしたものかと立ち尽くしていたら、通りすがりのおじさんに声をかけられた。</p><br><p>自分がオークランドから来て、南島を目指している途中だと伝えると、目を丸くして驚いていた。</p><br><p>目星をつけていたバックパッカーの場所を尋ねると、ケンタッキーのすぐ傍だと教えてくれた。</p><br><p>「ケンタッキー<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">」　思わず目が輝く<img alt="目" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif" width="16" height="16"></p><br><p>おじさんと別れた後、携帯電話でバックパッカーに電話連絡。</p><br><p>その場で予約を済ませると、カヤックにトロリーをつけて、ガラガラと街の中を引っ張って移動した。</p><br><p>中心地を抜ける時は通行人の視線が気になって、少々恥ずかしかった(・・。)ゞ</p><br><p>移動すること15分。ようやく目的の宿に到着。</p><br><p>シャワーを浴びてさっぱりすると、近くのスーパーで買い物。</p><br><p>ビールやお菓子類を買い込み、昼間から酒をあおる<img alt="ビール" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/077.gif" width="16" height="16"></p><br><p>酔っぱらって調子に乗り、何人もの会社の同僚へ悪乗りしたメールを送ってしまった<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>そんなこんなでワカタネには2泊滞在したのだった。</p><br><p>（規模は小さいが、気持ちのいい街だったワカタネ）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130426/07/hwqfs236/8b/f0/j/o0800053012514052101.jpg"><img style="WIDTH: 441px; HEIGHT: 282px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130426/07/hwqfs236/8b/f0/j/o0800053012514052101.jpg" width="441" height="282"></a> <br></p><br><br><p>ワカタネ滞在3日目の朝、出発の準備をする。</p><br><p>カヤックに荷物を詰め込んでいたら、なんと修理したデッキ部分の亀裂に再び割れ目が入っているのが目に入った。</p><br><p>これから出発だというのに・・・</p><br><p>嫌な物を見てしまった気がして愕然とした<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><p>粘着テープを取り出して2重3重に貼り付け、亀裂をふさいだ。</p><br><p>こんな状態ではたして最後まで持つのか・・・不安が尽きなかった。</p><br><br><p>人気のまばらな早朝の町中を、カヤックを引っ張りながら移動する。</p><br><p>二日前に上陸した小さなビーチへたどり着くと、潮が引いたためか、水面までちょっと距離があった。</p><br><p>しかも、泥の川底が露わになっており、カヤックを水に浮かべるのに何度も足を泥に取られる<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>どうにか、カヤックに乗り込む事ができ、ワカタネの街を後にした。</p><br><p>ワカタネ川を下って海へ。</p><br><p>街の裏にそびえていた崖の岬を回って進路を東に向けると、目の前に再び長い海岸線が広がっているのが見えた。</p><br><p>今までと違うのは遥か視線の先にはニュージーランド最東端の岬、イーストケープへと続く山並みが姿を現したことだ。</p><br><p>ようやく、長く単調だったベイ・オブ・プレンティーの終わりが見えたことで、なんだか安心した気持になれた。</p><br><p>（あの山々を越えた先にイーストケープが！）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/98/29/j/o0800060012514029739.jpg"><img style="WIDTH: 445px; HEIGHT: 290px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130426/06/hwqfs236/98/29/j/o0800060012514029739.jpg" width="445" height="290"></a> <br></p><br><p>ワカタネを出発してから順調に航海を続けていたが、突然、左舷からブレークした白波に襲われそうになった。</p><br><p>陸から距離があるはずなのに、こんなところで白波が経つのか？と、いぶかしく思ったが、冷静にバウの向きを変えてやり過ごす。</p><br><p>そんなことがしばらく続き、緊張を強いられた。</p><br><p>地図で確認したら、大きな内海が陸地のすぐそばにあるのが確認できた。</p><br><p>おそらく、遠浅の海底だったため、波が沖の方で発生しやすい状況だったのだろう。</p><br><p>早く、この危険地帯から抜け出したかったのだが、左手から波が来るたびに波の方へ進路を向けて乗り越えなければならなかったため、やたらと時間がかかった。</p><br><p>さらに、デッキコードにくくりつけていたペットボトルが波を超える時にさらわれてしまい、飲み水も失ってしまった<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>悪戦苦闘する事1時間、ようやく危険地帯から抜け出して先へ進む事が出来た。</p><br><br><p>しばらく進むと、前方から2艇のカヤックと遭遇。</p><br><p>そのうち一艇がこちらに近付いてきた。乗っていた女性だ。</p><br><p>「何処まで行くの？」と、聞かれたので南島を目指していると答えた。</p><br><p>彼女は驚いた様子を見せ、僕の名前を尋ねると、何も言わずにそのまま去って行った。</p><br><p>「やっぱり、普通は南島までカヤックで行く奴なんていないよね・・・(*ﾟ.　ﾟ)ゞ」</p><br><p>今更ながら、自分のしていることがとても無謀なのものに思えてしまった瞬間だった・・・<br></p><p>でも、今更後には引けない。行けるところまで行くだけだ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"><br></p><br><p>夕方になり、長かったビーチの終わりが見えてきた。</p><br><p>小さな岬のふもとにあるビーチを見つけ、上陸を試みる。</p><br><p>波は小さかったにもかかわらず、なんと沈<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>カヤッキングは最後まで油断ならないな・・・と、思い知らされた気分でビーチに上陸。</p><br><p>野営の支度を始めたのだった。</p><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hwqfs236/entry-11518500647.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Apr 2013 06:44:24 +0900</pubDate>
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<title>シーカヤックジャーニー　NO.14</title>
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<![CDATA[ <p>『すっかりご無沙汰してしまったため<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16">これまでのあらすじを簡単に』</p><br><p>（ニュージーランド最北端のレインガ岬を望む）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130425/08/hwqfs236/f9/ec/j/o0640048012512950314.jpg"><img style="WIDTH: 436px; HEIGHT: 268px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130425/08/hwqfs236/f9/ec/j/o0640048012512950314.jpg" width="436" height="268"></a> <br></p><br><p>30歳になり、節目の年となった2008年12月。</p><br><p>それまで抱き続けた「ニュージーランドをシーカヤックで旅する！」という夢を実現させるべく、この国の最北端、レインガ岬に降り立った。</p><br><p>12月7日、ついに旅の第一歩を踏み出す。</p><br><p>しかし、タスマン海の波は高く、出だしから旅は困難を極めた<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>出発4日目、ビーチから海へ出た際に大波にのみこまれ、海に投げ出されるというハプニングに見舞われる<img alt="えっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif" width="16" height="16"></p><br><p>命からがら海から生還した自分は、横たわるカヤックのラダーが折れ、船体に亀裂が入っているのを目にして愕然とする<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><p>旅を初めて1週間もたたず、早くも続行困難な状況に見舞われるも、応急修理で再びカヤックを使用可能状態にすることに成功。</p><br><p>再び海へと漕ぎ出したが、修理した箇所から海水が浸入し、操縦不能の状態に陥ってしまう<img alt="叫び" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif" width="16" height="16"></p><br><p>こちらの操作を全く受けつけず、流されるままに漂流を始めたカヤック。</p><br><p>絶体絶命の危機に見舞われるも、風が弱まった寸隙をついて、荒波ぶつかるビーチへ強制上陸<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>なんとか危機を脱することが出来た。</p><br><p>その直後、親切な地元のマオリに助けられ、なんと彼らに400kmも離れたオークランドまで車で送り届けてもらったのだった。</p><br><p>ニュージーランドの厳しい海の洗礼を浴び、旅の計画の再考を余儀なくされた。</p><br><p>会社の先輩宅に居候させてもらいながら、1週間の滞在で再出発の準備を整える。</p><br><p>計画を西海岸漕破から東海岸へ変更し、破損したカヤックの修理や装備の再検討を行った。</p><br><p>そして、12月20日。オークランドにあるコヒマラマビーチから旅を再スタートしたのだった・・・</p><br><p>（ここまでの旅の軌跡）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130425/06/hwqfs236/aa/e4/j/o0500050012512915506.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130425/06/hwqfs236/aa/e4/j/o0500050012512915506.jpg" width="401" height="400"></a> <br></p><br><br><p>『本編のはじまり<img alt="クラッカー" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/098.gif" width="16" height="16">』</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130424/17/hwqfs236/c0/4d/j/o0640050012512260411.jpg"><img style="WIDTH: 439px; HEIGHT: 289px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130424/17/hwqfs236/c0/4d/j/o0640050012512260411.jpg" width="439" height="289"></a> <br></p><br><p>2009年元旦はニュージーランド最大の港湾都市であるタウランガの目の前にあるマタカナ島で迎えた。</p><br><p>テントを揺らす風の音で目が覚め、いささか不安を感じた<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>「今日の海は大丈夫か？」</p><br><p>カヤックの旅を始めて以来、荒らぶる海の激しい洗礼を何度もうけて、海に対する恐怖心が根付いてしまっていたのだ<img alt="しょぼん" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif" width="16" height="16"></p><br><p>携帯サイトの天気予報を確認したところ、海のコンディションは「Slightly（おだやか）」と、表示されてほっとした。</p><br><p>荷物をまとめ、午前9時にカヤックに乗り込む。</p><br><p>空は快晴、夏日和。</p><br><p>海面を渡って吹く風は、思っていたほど強くなくてとりあえず安心した。</p><br><br><p>出発して間もなく、目の前にマンガヌイ山が現れた。</p><br><p>そして、マタカナ島とマンガヌイ山に挟まれた狭い水路に差し掛かる。</p><br><p>ふと、水中に目を向けると、海藻やらクラゲ<img alt="宇宙人" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif" width="16" height="16">やらが猛烈なスピードで進行方向から流れてきた。</p><br><p>一瞬、自分のパドルを漕ぐスピードが速いのかと思ったが、すぐに「はっ！」と、気がついた<img alt="えっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif" width="16" height="16"></p><br><p>満潮で、外洋から膨大な量の海水が湾内に流れ込んでいるのだ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>気がついた時にはすでに手遅れだったが、いまさら後にも引けない。</p><br><p>そのまま流れに向かって突っ込んでいった。</p><br><p>しかし、全力でパドルを漕ぐものの、カヤックは全く前に進まない。</p><br><p>悪戦苦闘する自分をしり目に、何艇ものボートが湾内から外洋へ出ていく。</p><br><p>「くそー、やっぱり機械の力はすごいな・・・」と、泣きそうになった<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>パドルを漕ぐ手を止めてしまえば、瞬く間に湾内へ押し返されてしまうので、全く休めない。</p><br><p>やむを得ず、前進することをあきらめてカヤックを横にスライドさせながら水路を横切った。</p><br><p>マンガヌイ山のすぐ下まで近づいたところで、ようやく流れが弱まった。</p><br><p>そのまま、山麓の海岸線をなぞるようにカヤックを前進させ、ようやく外洋へと抜ける事ができた。</p><br><p>（目の前に現れたマンガヌイ山。この山の麓は外洋に出るための水路。まるで川の急流を遡るような状況だった）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130425/17/hwqfs236/29/aa/j/o0640048012513351157.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130425/17/hwqfs236/29/aa/j/o0640048012513351157.jpg" width="447" height="304"></a> <br></p><br><p>外洋に出ると、進路を東南東へ向ける。</p><br><p>右手には延々と続く砂浜が、遥か水平線の彼方まで続いている。</p><br><p>長大なベイ・オブ・ブレンティー海岸。</p><br><p>景色が次々と変わる入り組んだ海岸線沿いとは違い、単調な海岸沿いを進んでいくというのは、いささか退屈だ<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16"></p><br><p>目的地が遠くに見えているその様子は、まるでエンディングを知ってしまった推理小説を読むようで、実に面白くないと思った。</p><br><p>変化の乏しい景色を見ながら、この日も30kmほどカヤックを漕いだところで上陸。</p><br><p>人影はちらほら見かけたが、周りに人家がない事を確認して、ビーチにテントを張った。</p><br><br><p>翌朝もいつも通り7時起床。</p><br><p>朝のお通じをすませるべくトイレを探したのだが、そんなものは見つからなかった。</p><br><p>やむを得ず、人の姿が周囲にないのを確認して、ズボンを脱いでテントの影にしゃがみこんだ。</p><br><p>すると、突然エンジン音を響かせながら1台のバギーが目の前を横切って行った。</p><br><p>思わず「はっ！」として、視線が釘付けになる(ﾟΩﾟ;)</p><br><p>載っていたのは二人組の男性。彼らもこちらに気がつき、一瞬表情が凍りついたように見えた<img alt="叫び" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif" width="16" height="16"></p><br><p>お互い固まったまま見つめあうこと数秒間。</p><br><p>バギーはエンジン音だけ残して去って行った。</p><br><br><p>2時間ほどで出発の準備を整え、カヤックに乗り込む。</p><br><p>しかし、なんとダンパーに阻まれ、海上に出る隙も与えられず、波打ち際で2回も沈してしまった<img alt="ドクロ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/152.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ダンパーとは、波打ち際でブレークする波の事。沖合から流れてきたうねりが海底の地形に左右されず、陸地のすぐそばまで近付き、ビーチの目の前で崩れるのだ。</p><br><p>3回目のランチングでようやくビーチから離れることが出来た。</p><br><p>沖に出る前からすでにびしょ濡れ<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>まったく、出発前から散々な目にあった・・・</p><br><br><p>この日も単調な海岸線沿いをひたすら進む。</p><br><p>変化のない海岸線を漕いでいると、目印になるものが何もないため、自分の現在位置を把握するのが難しい。</p><br><p>夕方近くになり、今日はどのあたりに上陸しようかと考えていたら、単調だったビーチ上の一点に、黒ゴマのような人影が沢山見えてきた。</p><br><p>何となく気になって上陸してみた。</p><br><p>カヤックから抜け出してあたりを歩いてみると、大きめの川の河口だった。</p><br><p>地図で確認すると、ランギタキ川というところだと分かった。</p><br><p>自分の現在位置がわかってほっとしたが、それにしても人が多い<img alt="むっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/146.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ビーチのすぐ裏にはキャンプ場が広がり、どうやら海岸にいる人たちはキャンプに来た行楽客のようだった。</p><br><p>人気の多い場所から離れた場所に移動してテントを張ることにした。</p><br><p>テントを設営していたら、６，７歳の男の子２人がやってきて、珍しそうにこちらを眺めていた。</p><br><p>最初は相手にしていたのだが、次第にしんどくなってきた(￣□￣；)</p><br><p>それとなく「あっちへ行けオーラ」を発してみたのだが、まったく通じない・・・</p><br><p>「どうしたもんか・・・」と、真剣に子供たちの扱いに困り始めたころ、父親の呼ぶ声が聞こえ二人は自分の元をさっていった。</p><br><p>子供たちから解放され、ようやくこれで休めるよと、思わず安堵のため息をついたのだった。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><p><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/hwqfs236/entry-11517885464.html</link>
<pubDate>Thu, 25 Apr 2013 04:10:41 +0900</pubDate>
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<title>シーカヤックジャーニー　ブログ再開！</title>
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<![CDATA[ <p>こんにちは。</p><br><p>突然ですが、5月に日本へ完全帰国することになりました<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>パートナーのブログを読んで既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、改めてご報告です。</p><br><p>2005年4月にニュージーランドに来て、8年もの歳月が経ちました。</p><br><p>月日が流れるのは早いもの・・・　</p><br><p>あっという間の時間でした。</p><br><p>一昨日、5年間勤めた会社も退職したため、現在無職(・・。)ゞ</p><br><p>ぷータローな日々を過ごしております。</p><br><br><p>ニュージーランドに住んでいたこの8年間、いろんな事がありました。</p><br><p>振りかえると、走馬灯のように様々な場面が思いだされて、感慨もひとしおです(●´ω｀●)</p><br><p>そんななか、先月達成した100マイルレース完走と同じくらい、強烈な思い出として記憶に残っているのが2008年12月から2009年3月にかけて行ったシーカヤックによる冒険旅行でした。</p><br><p>北島オークランドから出発し、東海岸経由で南島のピクトンという街まで1,600km、約1,000マイル旅したのです。</p><br><p>シーカヤックを始めたのは大学生のとき。以来、日本各地やアラスカなどにも出かけてカヤッキングを行ってきました。</p><br><p>そして、このニュージーランドでの旅は費やした日数も、漕破した距離も、それまでにないほど大きなものでした<img alt="目" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif" width="16" height="16"></p><br><br><p>しかし、旅は凪いだ海のように平坦には進みませんでした・・・<img alt="しょぼん" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif" width="16" height="16"></p><br><p>旅立ってからわずか3日目にして、大波にのみこまれてカヤックが破損してしまったこと。</p><br><p>上陸した浜で錆びた釘が足に突き刺さり、病院に運ばれたこと。</p><br><p>強風に見舞われ、４、５日もビーチで足止めを食らった事などなど、多くの困難に見舞われたのです。</p><br><p>その時の旅の記録は一冊の本にまとめ、自費出版して家族や、道中でお世話になった方に配りました。</p><br><p>しかし、より多くの人に知ってもらいたいと思い、昨年から少しずつブログに旅の様子をアップしていたのです。</p><br><p>そのブログがNO.13で止まったままになっていました。</p><br><p>最近になって、カヤック旅行のブログを読んでくださった方から感想を聞き、「最後まで書かなきゃいけないな」と、背中を押されました。</p><br><p>日本帰国を目前に控え、ニュージーランドから発信する最後のテーマとしてこのブログを再開してみようと思います。</p><br><p>またまた長いブログになるかと思いますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。</p><br><p>よろしくお願いします。</p><br><p>（旅の途中で地元新聞社の取材を受けた。記事はなんと1面に！こんな事は初めての経験だった）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130424/16/hwqfs236/35/55/j/o0480064012512224876.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130424/16/hwqfs236/35/55/j/o0480064012512224876.jpg" width="391" height="496"></a> <br></p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hwqfs236/entry-11517497000.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Apr 2013 15:55:44 +0900</pubDate>
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<title>ノースバーンステーション160km完走記　まとめ</title>
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<![CDATA[ <p>初の100マイルレースとなったノースバーンステーション100から、早くも2週間以上が経過。</p><br><p>レース後もニュージーランド南島を車で旅してまわり、一昨日ようやくオークランドへ帰って来た<img alt="飛行機" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/129.gif" width="16" height="16"></p><br><p>長かった休暇も終わり、昨日からいつも通りの日常生活に戻った<img alt="かお" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/142.gif" width="16" height="16"></p><br><p>今考えると、100マイルレースを走っていたことが、ものすごく遠い昔の出来事に感じる・・・</p><br><br><p>旅の間に立ち寄った街々で綴ったブログ。記事を書きながら、「そういえば、あんな事があったな<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">」とか、「ここでは、こんな事を思ったっけ・・・<img alt="えっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif" width="16" height="16">」など、忘れかけていた記憶が鮮明に蘇ってきた。</p><br><p>初めて経験する事がたくさんあって、それをうまくブログにまとめるのは楽しい作業だったが、同時に大変でもあった。</p><br><p>気づけば記事は１４話にもなり、予想以上に長いブログとなってしまった<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"><br></p><br><p>それでも、ブログ本編で書き切れなかった事が色々あることに気がつき、「まとめ」としてレースを振り返る最後のブログを書こうと思った次第。</p><br><p>また、お付き合いいただければ幸いです(〃∇〃)</p><br><p>（今年最大のチャレンジだった）<br><a id="i12490235289" class="detailOn" href="http://ameblo.jp/hwqfs236/image-11507473729-12490235289.html"><img style="WIDTH: 375px; HEIGHT: 570px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/b1/77/j/o0800120212490235289.jpg" width="375" height="570"></a> <br></p><br><p>レースに臨むにあたって、まず心配だったのが160kmという途方もない距離を走ったら身体がどうなってしまうのか<img alt="はてなマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif" width="16" height="16">ということだった。</p><br><p>100マイルランナーの多くが、虚血状態による胃腸のトラブル、または筋断裂による脚力の喪失、そのどちらか一方、あるいは両方に苦しめられている。</p><br><p>おそらく、自分の身にも同じことが起こるということは予め想定していた。<img alt="得意げ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/189.gif" width="16" height="16"><br></p><br><p>胃腸のトラブルを避けるため、レース2週間前から冷えた飲み物は口にせず、主に湯ざましなどでウォーターローディングすることで、胃腸を弱めないようにした。</p><br><p>南半球の暑い夏にあって、何度も冷たいビールを飲みたい衝動に駆られたが、忍の一字で我慢した(￣＾￣)</p><br><p>それから、出来るだけ足を長く残すために、レース中に定期的にアミノヴァイタルを飲んで破壊された筋肉の速やかな修復をはかった。さらに、足への負担を軽減するためにトレッキングポールを積極的に使用した。</p><br><p>また、ミドリ十字社の塩熱サプリ摂取で電解質補給。筋肉の痙攣を防いだ。同時にカロリーメイトとリッピンジェルによるカロリー補給。エネルギー切れを回避した。</p><br><p>これらの作戦は見事に功を奏し、胃腸も足も大きなトラブルに見舞われることなく、最後までコンディションを保つことが出来たのだ。</p><br><p>当初、レース後は歩けなくなるほどの激しい筋肉痛を覚悟していたのだが、予想に反してダメージは少なく、翌日から普通に歩けたのには自分でもびっくりした<img alt="えっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif" width="16" height="16"></p><br><p>2年前、初めてのトレランレースとなった白馬国際トレイルランレース27km。大会翌日は太ももを中心に激痛に襲われ、1週間もまともに歩けなかったのだ<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>あの時の事を考えれば、自分の体はものすごい進歩を遂げたのだと思う<img alt="チョキ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/105.gif" width="16" height="16"></p><br><p>今回のレースで、自分の肉体が100マイルに耐えられるだけの強さを持っていると証明できたのは、なによりの収穫だった<img alt="音譜" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif" width="16" height="16"></p><br><p>また、制限時間を目一杯使ってでも完走することが目標だったのだが、ゴールタイムを40時間切れたことは嬉しいおまけだった。</p><br><p>（レースは荒涼としたオタゴ地方の山々が舞台）<br><a id="i12493061596" class="detailOn" href="http://ameblo.jp/hwqfs236/image-11507473729-12493061596.html"><img style="WIDTH: 450px; HEIGHT: 285px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130408/16/hwqfs236/ed/10/j/o0640042612493061596.jpg" width="450" height="285"></a> <br></p><br><br><p>装備品については、過去に参加したレースの経験から、自分に必要な物、必要ないものを取捨選択してきめていった。</p><br><p>シューズはスポルティバのエクストロン。昨年の6月に日本へ一時帰国した際、東京神保町のスポーツ店で購入したもの。</p><br><p>今回のレースの為に購入した一品で、初のレース使用だった。</p><p><br><a id="i12026079214" class="detailOn" href="http://ameblo.jp/hwqfs236/image-11507473729-12026079214.html"><img style="WIDTH: 431px; HEIGHT: 308px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120613/19/hwqfs236/73/4b/j/o0800060012026079214.jpg" width="431" height="308"></a> <br></p><br><p>さらに、予備のシューズとして同じくスポルティバのC-LITE2.0を持っていった。</p><br><p>こちらは昨年のX-TERRA Trail challenge Waihi 60km、Keplar Challenge 60kmそして先月のKaweka J Mountain Marathon 42kmと何度かレースで使用済。</p><br><p>すでに、外側の生地に何箇所もヒビがはいって痛んでいたが使用には問題ないと思いEXTRAで持参した。</p><br><p>エクストロンはさすが、プロテクションはしっかりしていた。しかし、レース終盤には足の裏に疲労が蓄積し、小さな石ころを踏むとまるで素足で歩いているかのような激痛に耐えねばならなかった。</p><br><p>レースひと月前に読んだ「Born to Run」に書いてあった通り、どんなに高価な靴を履いたとしても足を守るには足自体が強くなければならないんだと実感したものだ。</p><br><p>カーフタイツはスキンズを使用。レース中は最後まで着用した。</p><br><p>下着はJOCKEYのスポーツパンツ３枚。</p><br><p>靴下は日本のタビオ・スポーツソックス１足、アメリカ製インジンジ・5本指ソックス2足。</p><br><p>ベースレイヤーはスキンズのタンクトップ2枚、半袖1枚。下半身は同じくスキンズのハーフパンツ2枚にアンダーアーマー１枚。</p><br><p>トップスはCW-XとNorth Faceのタンクトップ各１枚、Ice BreakerのＴシャツ１枚（去年のタラウェラ・ウルトラマラソンの参加賞）</p><br><p>ミドルレイヤーはNorth Faceの長袖シャツ２枚とOutdoor Reserchのシャツ１枚。</p><br><p>アウターはNorth Faceのゴアテックス・アクティブシェル１枚。</p><br><p>アウター以外のウェアーは各ループコースを走り終えるたびに着替えられる量を用意した。</p><br><p>バックはSalmon XA20。ハイドレーションはキャメルバックの3L。</p><br><p>ショルダーベルトにジェルフラスコホルダーを縫い付け、さらに反対側にはデジカメ用の小型パックを取り付けて、カメラを収納した。</p><br><p>（トレラン時にはいつも愛用しているバック）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/13/hwqfs236/49/5e/j/o0393054612494136539.jpg"><img style="WIDTH: 202px; HEIGHT: 297px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/13/hwqfs236/49/5e/j/o0393054612494136539.jpg" width="202" height="297"></a> <br></p><p>ヘッドランプはBlack Diamond のアイコン。</p><br><p>単三電池4本使用するので、電池パックとランプ本体がセパレートしているタイプをチョイス。</p><br><p>レース中、電池パックはバックの中へしまっていた。</p><br><p>光量は200ルーメンとのことで、ナイトランには十分なスペック。</p><br><p>長時間、頭につけていると頭が痛くなったので、使用時には腰に装着した。多分、これは自分の体質的な問題かと(*ﾟｰﾟ)ゞ　普通の人なら頭に装着して問題ないと思われる。</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/13/hwqfs236/0d/05/j/o0160016012494136537.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/13/hwqfs236/0d/05/j/o0160016012494136537.jpg" width="199" height="194"></a> </p><p>そして、今回のレースで最も役に立ったのがトレッキングポール、Black Diamond ウルトラディスタンス。</p><br><p>数ある同種ギアの中で最軽量のアイテム。持って走ってもほとんど邪魔にならなかった。</p><br><p>軽さを売りにしている反面、強度に対して若干の不安を抱いていたが、最後までしっかりと僕の身体を支えてくれた。</p><br><p>まさに殊勲甲の働きで、レース完走を手助けしてくれた<img alt="グッド！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif" width="16" height="16"></p><br><p>このウルトラディスタンスは僕以外にも何人ものランナーが使用しているのを目撃し、ランナーの信頼の厚さが垣間見えたギアだ。<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/13/hwqfs236/44/38/j/o0160016012494136538.jpg"><img border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/13/hwqfs236/44/38/j/o0160016012494136538.jpg" width="198" height="206"></a> <br><br></p><br><br><p>レースを終えた翌日3月25日（月）正午、痛む足を引きずりながら大会閉幕のセレモニーに参加した。</p><br><p>場所は会場のすぐそばにあるNorthburn Station Shed。ワイナリーの建物だ。</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/50/56/j/o0800053012494171564.jpg"><img style="WIDTH: 435px; HEIGHT: 268px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/50/56/j/o0800053012494171564.jpg" width="435" height="268"></a><br></p><br><p>（Shedの周りのブドウ畑。このブドウ畑沿いの道もコースの一部だった）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/59/d7/j/o0800053012494171561.jpg"><img style="WIDTH: 437px; HEIGHT: 257px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/59/d7/j/o0800053012494171561.jpg" width="437" height="257"></a><br></p><br><p>会場にはレースを戦った選手、家族、そしてレースを陰で支えたスタッフが揃っていた。</p><br><p>会場内はレースを完走できたランナーの歓喜と、そして無事に大会の終了を迎える事が出来たスタッフの安堵感が満ちていて、とてもいい雰囲気だった<img alt="音譜" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif" width="16" height="16"></p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/d3/c4/j/o0800053012494171560.jpg"><img style="WIDTH: 439px; HEIGHT: 262px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/d3/c4/j/o0800053012494171560.jpg" width="439" height="262"></a><br></p><br><p>（中央がリサ・タマティ）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/4c/db/j/o0800053012494171563.jpg"><img style="WIDTH: 441px; HEIGHT: 260px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/4c/db/j/o0800053012494171563.jpg" width="441" height="260"></a><br><br>レースディレクターによって進行するセレモニー。</p><br><p>完走者1人1人の名前がディレクターから呼ばれる。</p><br><p>そして、オーガナイザーのリサ・タマティによって完走バックルが渡された。</p><br><p>「Manabu from JAPAN<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">」　ディレクターから名前を呼ばれ、頬が紅潮した<img alt="アップ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif" width="16" height="16"></p><br><p>日本人ただ一人の参加者だったため、わざわざ「from JAPAN」と、付け加えて言ってくれたディレクターの心遣いが嬉しかった<img alt="ニコニコ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif" width="16" height="16"></p><br><p>リサは笑顔で迎えてくれ、「来てくれてありがとうね<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">」と、やさしくハグしてくれた。</p><br><p>大会期間中は主催者側の不手際に何度も腹が立ったが、「まあ、ゆるしてやるか・・・」と、生意気にも寛大な気持ちになったのだった<img alt="にひひ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif" width="16" height="16"></p><br><p>（完走者に贈られたバックル。手に持つとずっしりと重い。まるでレースの難易度の高さを象徴しているようだった）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/1b/de/j/o0800060012494171562.jpg"><img style="WIDTH: 386px; HEIGHT: 234px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130409/14/hwqfs236/1b/de/j/o0800060012494171562.jpg" width="386" height="234"></a><br><br><br>今回のレースの最終的な結果は以下の通り。</p><br><p>160km全出走者：38名</p><p>完走者：30名</p><p>完走率：78％</p><br><p>個人結果：完走者30名中26位</p><p>タイム：39時間54分27秒</p><br><p>（辛かったが、夢のようなひと時だった初の100マイル。次は何を目指して走ろうか？）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/7e/81/j/o0800120212490235291.jpg"><img style="WIDTH: 380px; HEIGHT: 474px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/7e/81/j/o0800120212490235291.jpg" width="380" height="474"></a><br></p><p><br>一つのテーマでとても長くなってしまったブログ。</p><br><p>最後まで読んでいただき感謝<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">感謝<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"><br><br></p>
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<pubDate>Mon, 08 Apr 2013 17:31:36 +0900</pubDate>
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<title>ノースバーンステーション160km完走記⑭　ゴール！</title>
<description>
<![CDATA[ <p>レース会場を出て、11時間かけて到着した4度目のTW。</p><br><p>到着間際、一人のスタッフが我々の元に駆け寄ってくる。</p><br><p>「お、出迎えとは、なかなか粋じゃないか(´∀｀)」のんきにそんな事を思った。</p><br><p>「ここからゴールまでは22kmだ。7時間以内に完走してくれ」　そんな思いもよらない一言が発せられ、目が点に(￣□￣;)!!</p><br><p>制限時間までまだ12時間以上ある。いったい何を理由にランナーをせかすような事をいうのか<img alt="はてなマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif" width="16" height="16"></p><br><p>「さっさとレースを切り上げて家に帰りたいだけなんじゃないか・・・<img alt="かお" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/142.gif" width="16" height="16">」　そんな風に思わざるを得なかった((o(-゛-；)</p><br><p>ドロップバックに入れておいた豆乳を飲み干し、10分程休憩をして出発しようとした。</p><br><p>すると、これまでつかず離れず一緒だった女性ランナーが、「私も一緒に行くわ」と、声をかけてきた。</p><br><p>乗り気ではなかったが、彼女の申し出通り一緒にTWを後にした。</p><br><p>「本当は一人の方が気が楽なんだけどな・・・」　</p><br><p>実は道中、何度か彼女と話をしのだが、早口でしゃべるので聞きとるのに苦労したのだ。</p><br><br><p>TWを出た後はしばらくセカンドラップで通った道を歩く。</p><br><p>少し先へ進むと、コースは急な坂道となり一気に標高を下げていった。</p><br><p>眼下にはクルーザ川のダム湖が見える。このままダム湖の湖畔まで出てしまうのではないか<img alt="！？" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif" width="16" height="16">と、思えるくらいの急坂だった。</p><br><p>無理して駆け下ればたちまち動けなくなりそうだったので、ストックでブレーキをかけながらゆっくり下りて行った。</p><br><p>長い下り坂は登り坂より足にかかる負担が大きい。足がプルプルと軽く痙攣するのを堪えながら進んでいくと、ようやく道は平坦になった。</p><br><br><p>道の途中で漬物石くらいの大きさの、ピンク色の石が落ちているのを何度も見かけた。</p><br><p>先行する彼女も気になったと見え、お互いに足を止めてしばし見とれる。</p><br><p>「クリスタルかな・・・？」</p><br><p>「かもね、オーストラリアでも見た事のある石だわ」</p><br><p>そんなやり取りをしていたらスタート直後に少しの間だけ並んで話したオーストラリアのおばちゃんだということに気がついた。</p><br><p>むこうも僕の事を思い出したようで、お互いに話が盛り上がる<img alt="音譜" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif" width="16" height="16"></p><br><p>しかし、おばちゃんの話は途切れることがないうえに喋る英語は相変わらず早口。</p><br><p>また、相手にしているのが徐々にしんどくなってきた<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>疲れたふりをしながら、少しずつおばちゃんと距離をとっていった。</p><br><p>しばらく進むと羊の大群に遭遇<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>おばちゃんは興奮して写真を撮りまくっている。</p><br><p>「これでニュージーランドに来たって証拠がとれたわ<img alt="音譜" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif" width="16" height="16">」と、ひとりご満悦だ。</p><br><p>（羊を撮りまくるおばちゃん）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/f7/f3/j/o0800060012490239891.jpg"><img style="WIDTH: 439px; HEIGHT: 298px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/f7/f3/j/o0800060012490239891.jpg" width="439" height="298"></a> <br></p><br><p>雲の切れ目から夕陽が顔を出し、あたりが明るくなった。</p><br><p>夕陽に照らされながら進んでいくと、ついに眼下にクロムウェルの町が<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ゴールが近付きつつあることを実感し、思わず感動<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>しかし、このあたりに来て膝や太ももに痛みを感じるようになってきた。</p><br><p>足が限界にきている・・・<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16">　</p><br><p>さらに、身体もフラフラし始めた。</p><br><p>「頼むから、ゴールまでもってくれ！」　祈るような気持ちで前へ進んだ。</p><br><br><p>しばらく行くと、遠くの道に黒い人影が見えた。</p><br><p>「マーシャルか？」　一瞬、そう思った。だが、人影が見えたあたりに来ると誰もいない。</p><br><p>不思議に思いながらさらに進んでいくと、おばちゃんとは別の女性ランナーに追いついた。</p><br><p>追い越す際、彼女の顔をみたら苦痛で顔が歪んでいる。</p><br><p>「調子はどう？」と、尋ねると「辛いわ・・・<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16">」との答え。</p><br><p>かわいそうに思ったが、今は他人の事にかまっていられる余裕は自分にもなかった。</p><br><br><p>やがて、1台の4WDが姿を現す。最後のマーシャルだ。</p><br><p>先行していたおばちゃんがマーシャルと何やら話しこんでいた。そして、僕が近付くと、</p><br><p>「10 to go<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">（残り10km）」と、笑顔で声をかけてきた。</p><br><p>しかし、この時の自分は疲労のあまり「うん？テン　トゥー　ゴー？　１０キロ？５キロ？　どっちだー<img alt="！？" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif" width="16" height="16">」　と、混乱してしまった<img alt="ショック！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif" width="16" height="16"></p><br><p>冷静に考えれば、「ゴー」は日本語読みの数字の「５」だ。英語ではない。</p><br><p>普段だったら、「10 to go」と、言われれば意味はすぐにわかる。しかし、この時はそんな簡単な英語も分からない程、疲れ切っていた。</p><br><p>「ゴールまであと2時間だ。もう少しだぞ！がんばれ！」　マーシャルから檄が飛ぶ。</p><br><p>しかし、「2時間って、全然もう少しじゃないよ・・・<img alt="プンプン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/140.gif" width="16" height="16">」と、彼の一言に妙にイラっときてしまった<img alt="むかっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/034.gif" width="16" height="16"></p><br><br><p>陽が傾いてあたりが薄暗くなっていく。</p><br><p>だいぶ山から下りてきたにもかかわらず、道はアップダウンの繰り返し。</p><br><p>しかも、尾根と谷を行ったり来たり、蛇行しながら道が延びていた。</p><br><p>すぐ眼下にはクロムウェルの町が見えるのに、進めども進めども眼下に見える景色が変わらない・・・<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><p>極度の疲労に加え、ゴールに全く近付いていかないもどかしさに、怒りで頭が爆発しそうだった<img alt="メラメラ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/037.gif" width="16" height="16"></p><br><p>やがて、太陽は完全に沈み、あたりには夜の帳がおり始めてきた。</p><br><p>陽があるうちにゴールできる！と、思っていた淡い期待感はあっさり裏切られ、苦行僧のように黙々と前進していった。</p><br><p>すでに、最後のマーシャルを通過してから2時間以上経過していた。</p><p><br>普通なら、ゴールが近くなるにつれて、会場の明かりや賑やかな人の声が聞こえてくるものだ。</p><br><p>しかし、進めども進めどもゴールが近付いてきている雰囲気がしてこない。</p><br><p>あたりはすっかり闇に包まれ、時々、すぐ下を通る国道を車が走っていくライトが見えるくらいだ。</p><br><p>「どうして、こんなに歩いているのにゴールにたどり着かないんだ<img alt="むかっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/034.gif" width="16" height="16">　さっきのマーシャルが言ったことは嘘か<img alt="はてなマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif" width="16" height="16">」　腹立たしさのあまり、すぐ下の国道へ降りてゴールまで行ってやろうかと本気で考えてしまったくらいだ<img alt="プンプン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/140.gif" width="16" height="16"></p><br><p>やがて、道沿いに２，３軒の人家が現れる。なんとなく、見覚えがあった。</p><br><p>「そうだ、セカンドラップに入ってすぐに通った道だ。と、いうことはレース会場が近い<img alt="！？" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif" width="16" height="16">」</p><br><p>期待が高まった。</p><br><p>だが、今まで各ループを終了するたびに山の方からゴールゲートをくぐってきた。このまま行ったら、反対方向からゲートをくぐることになる・・・</p><br><p>「コースを間違えたか・・・<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16">」　ここにきて、急に不安に襲われた。まさか・・・</p><br><p>ここまで来て、ミスコースを犯したか<img alt="！？" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif" width="16" height="16"></p><br><p>このまま前進を続けてもいいものか、いや引き返してコースを確認すべきか、誰もいない真っ暗やみの中、ものすごい不安と葛藤に苛まれていた<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>突然、目の前に明かりをつけたバイクが一台現れた。</p><br><p>「おい、ゴールはもうすぐだぞ！」　そう声をかけられ、思わず胸をなでおろす<img alt="DASH!" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif" width="16" height="16"></p><br><p>「よかった、あってたんだ・・・」</p><br><p>バイクはユーターンして会場へ向かう。</p><br><p>その後を追って、最後の力を振り絞りゴール目指して走った<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>小さな坂を下ると、目の前にレース会場の明かりが<img alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" width="16" height="16"></p><br><p>「あー<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">お帰り<img alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" width="16" height="16">」と、長い間待っていたパートナーから声が聞こえ、思わず頬が緩んだ。</p><br><p>そして、ゴールゲートへ向けて一直線。</p><br><p>(ゴールはもうすぐ！）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130407/10/hwqfs236/ec/b2/j/o0800053012491276733.jpg"><img style="WIDTH: 438px; HEIGHT: 249px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130407/10/hwqfs236/ec/b2/j/o0800053012491276733.jpg" width="438" height="249"></a> <br></p><br><p>居合わせた10人ほどの人たちからビックリするくらいの大きな声援に迎えられ、ついに160kmを走り終えてゴールした<img alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" width="16" height="16"></p><br><p>（まるで優勝したみたいに大きな歓声に包まれた！一足先にゴールしていたおばちゃんも！）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130407/10/hwqfs236/f3/7c/j/o0800053012491276732.jpg"><img style="WIDTH: 441px; HEIGHT: 262px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130407/10/hwqfs236/f3/7c/j/o0800053012491276732.jpg" width="441" height="262"></a> <br><br><br>（お約束、ゴール後の一枚）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130407/10/hwqfs236/34/d4/j/o0800053012491276734.jpg"><img style="WIDTH: 443px; HEIGHT: 266px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130407/10/hwqfs236/34/d4/j/o0800053012491276734.jpg" width="443" height="266"></a> <br><br></p><p>テント内に入ると、医師によって体重計に乗るよう指示される。</p><br><p>ゴール直後の体重は71kgだった。レース前が75.1kgだったので、4kgの減量。</p><br><p>医師からは体重が減りすぎているので、15分間のウォーキングをした後、テント内で水分を摂りながら15分間静かに休んでいるように言われる。</p><br><p>パートナーと夜の牧場内をテクテク歩いた。</p><br><p>2人静かに歩いていると、思わず苦笑いがこみ上げてきた。</p><br><p>ゴールできた達成感や満足感より、「やれやれ、やっと終わったよ・・・<img alt="DASH!" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif" width="16" height="16">」と、いった安堵感の方が大きかった。</p><br><p>ウォーキングの後は医師の指示通り、水を飲みながらテント内で15分ほど休憩した。</p><br><p>その後、すっかり人気もまばらになった会場を後にして、久しぶりのモーテルに帰る。</p><br><p>夕飯のパスタを食べていたら、空腹と睡魔が同時に襲ってきた。</p><br><p>パスタを口に運びながら、ウトウト<img alt="ぐぅぐぅ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/030.gif" width="16" height="16"></p><br><p>何とか夕飯を食べ終えると、そのままベットへ直行。</p><br><p>「長かった、本当に長かった・・・<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16">」　そんな事を考えながら横になると、すぐに死んだように眠りについた。</p><br><p>こうして、人生で一番長かった2日間は終わりを迎えたのだった。</p><br><br><p>ラストラップ160km：39時間54分27秒</p><p>順位：全完走者30人中26位<br><br><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/hwqfs236/entry-11506558116.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Apr 2013 08:00:49 +0900</pubDate>
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<title>ノースバーンステーション160km完走記⑬</title>
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<![CDATA[ <p>1時間30分かけて3kmのガレた山道を下り、たどり着いた次なるマーシャル。</p><br><p>「お疲れ様。ここからは4kmの道を往復してもらうわ」<br></p><br><p>笑顔が素敵な女性スタッフから告げられたその言葉に、思わず唖然とする(ﾟΩﾟ;)<br></p><br><p>ループコースならまだしも、一本道を行って帰ってくるって・・・何だか無駄に動かされている気がしてやるせない<img alt="しょぼん" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif" width="16" height="16"></p><br><p>しかし、レースコースとなっている以上、避けては通れない。「ここは、がんばるしかない<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">」と、自分を励まし先へ進んだ。</p><br><p>幸い、標高が下がったせいか風は止んでいた。</p><br><p>さらに、山の中腹とはいえ道はほぼ平坦。先ほどまでの、風が強く歩きにくかったガレた下りとの違いに思わず涙が出そうなくらい嬉しかった。</p><br><p>100ｍほど視線の先には、先ほどの女性ランナーが。彼女の背中を追ってひたすら進む。</p><br><p>すると、ここにきて折り返してきた7、8名ほどのランナーとすれ違った。</p><br><p>「意外とみんな近い位置に居たんだ・・・」　ラストラップに入ってからというもの、他のランナーをほとんど見かけなかった。</p><br><p>懐かしい気がして、勝手に「おお、同士よ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">」　みたいな親近感を覚えていた。</p><br><p>片道4kmの道なら1時間かからないだろうと思っていたが、なかなか折り返し地点が見えてこない。</p><br><p>しかも、道は更に緩やかな下り坂。「どこまで下がるんだよ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">下った分、また登らなきゃいけないんだぞ<img alt="むかっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/034.gif" width="16" height="16">」と、次第にイライラが募っていった。</p><br><p>１時間以上費やして、ようやく折り返し地点で待機していたマーシャルの元にたどり着く。そして、すぐにまた来た道を引き返した。</p><br><p>往路では7、8人のランナーとすれ違ったのに、復路では全く出会わない。</p><br><p>「ひょっとして、俺ってビリなのかも・・・<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16">」　そんな不安に襲われた。</p><br><p>順位や完走は度外視、目標はあくまで完走！と、言ってはみたものの、ビリというのはいささか気持ち悪い<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><p>不安を抱えて前進を続けていると、ようやく独りのランナーとすれ違った。</p><br><p>自分の後ろにまだ後続ランナーがいると分かり、思わずホッとした<img alt="DASH!" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif" width="16" height="16"></p><br><p>結局、2時間かけて往復8kmの道を終えて再び笑顔が素敵な女性マーシャルの元へ帰ってきた。</p><br><p>「よく戻ったわね。ゴールまで、あと30ｋｍよ！」と、笑顔で言われて愕然とした<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><p>なんてこった<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">まだ半分ものこってるのか・・・　普段でも、30km走ろうと思ったらそれなりに覚悟がいる距離だ。一気に気持ちが凹んでいった<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16"></p><br><p>しかし、そんな気持ちとは裏腹に、「You are already legend<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">(あなた既に伝説よ！的なニュアンス!?）」と、マーシャルから声援が飛ぶ。</p><br><p>「そんなことは、ゴールしてから言ってくれ・・・<img alt="むっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/146.gif" width="16" height="16">」　いささかふてくされながら、ラストラップの残り半分に取り掛かった。</p><br><p>目の前には、強大な山が立ちはだかる。TWはあの山のてっぺんだ。さっき下ってきた分を今度は登らなきゃなんないのか・・・</p><br><p>（ゴールまではまだまだ遠い・・・）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/af/53/j/o0800060012490239887.jpg"><img style="WIDTH: 439px; HEIGHT: 272px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/af/53/j/o0800060012490239887.jpg" width="439" height="272"></a> </p><br><br><p>相変わらず先行する女性ランナーの背中を追って、テクテクと前に進む。</p><br><p>まあ、道は先ほどの下りより歩きやすいし、風もない。制限時間まで余裕もある。ここは焦らず、のんびりいくか<img alt="音譜" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif" width="16" height="16">なんて暢気に考え始めていた。</p><br><p>しばらく進むと1台の4WDが道を塞ぐように停まっていた。車の前にはマーシャルが立っている。</p><br><p>「ここからは農道を離れて、テクニカルなコースが0.5ｋｍくらい続くよ」　そう言うと、彼は道路わきの斜面を指差した。</p><br><p>彼の指さす方向をみて一瞬、目を疑ったΣ(ﾟдﾟ;)</p><br><p>そこは道などない、草が生い茂る只の斜面。しかし、コース表示のポールがちゃんと立っていたから驚く。</p><br><p>「とんでもないところを歩かせるな・・・」　ブツブツと不満を漏らしながら、言われたとおり斜面を下る。</p><br><p>20ｍほど下るとコースは平らになった。しかし、そこは道は道でも獣道<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">しかも、トゲのある植物が生い茂り、通り抜けるのが一苦労だった<img alt="ドクロ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/152.gif" width="16" height="16"></p><br><p>（とてもレースコースとは言えない獣道）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/bd/8c/j/o0800060012490239888.jpg"><img style="WIDTH: 436px; HEIGHT: 283px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/bd/8c/j/o0800060012490239888.jpg" width="436" height="283"></a> <br></p><br><p>（史上最強の植物型強襲兵器Ⅱ型）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/f7/43/j/o0800060012490239890.jpg"><img style="WIDTH: 436px; HEIGHT: 289px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130406/16/hwqfs236/f7/43/j/o0800060012490239890.jpg" width="436" height="289"></a> <br></p><p>トゲつき植物に身体を傷だらけにされ、隠れた水溜りに足を取られたりと踏んだり蹴ったり<img alt="パンチ！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/043.gif" width="16" height="16"></p><br><p>「よくもまあ、こんな場所をコースに選んだな<img alt="むかっ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/034.gif" width="16" height="16">」　と、また大会オーガナイザーのリサ・タマティに対する怒りがこみ上げていった<img alt="プンプン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/140.gif" width="16" height="16"></p><br><p>悪戦苦闘すること30分、ようやく悪路を終えて再び農道に出た。</p><br><p>ここからは目の前の山のてっぺんにあるＴWに向けて、蛇行しながら上がっていく。</p><br><p>先行する女性ランナーの背中を追いかけながら、2本の足とポールを使って一歩一歩踏みしめていった。</p><br><p>高度が上がるにつれて再び風が強くなっていく。空はどんよりと曇り、日没前とは思えないほど暗くなっていた。</p><br><p>農道を上がること1時間、あの「ALL runner turn left」とサインがあった分岐に到着。</p><br><p>ようやく、反対側の道からこの分岐にたどり着いた。このときほど嬉しかったことはなく、目から涙がこぼれた<img alt="目" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif" width="16" height="16"></p><br><p>さらに、左手に視線を向けると、なつかしのTWが見えた<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>「やった！」と、思わずガッツポーズ<img alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" width="16" height="16"></p><br><p>先行する女性ランナーも嬉しかったと見え、歩みが速くなった。</p><br><p>レース会場を出発して11時間以上を経て、ようやく4度目のTWに到着したのだった。</p><br><p>その⑭に続く</p><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hwqfs236/entry-11506111889.html</link>
<pubDate>Sat, 06 Apr 2013 16:53:51 +0900</pubDate>
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<title>ノースバーンステーション160km完走記⑫</title>
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<![CDATA[ <p>3度目に立ち寄ったTWにて、やはりジャガイモとかぼちゃスープを食す。ホッとする一時<img alt="DASH!" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif" width="16" height="16"></p><br><p>外では相変わらずの暴風<img alt="台風" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/162.gif" width="16" height="16">　気持ちが萎えそうになる<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16"></p><br><p>レース第一日目では天気予報がはずれ、雨は降らなかった。</p><br><p>だが、予報によれば前線通過の影響で2日間ほど雨がふるとのこと。</p><br><p>今日こそ雨に降られると思い、レインウェアーのズボンを装備に加えていた。</p><br><p>そのため、今までよりもバックが重い・・・<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>さらに、長時間の走行、歩行によってお尻の割れ目が擦れ合い、ヒリヒリと痛くなっていた<img alt="ガーン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif" width="16" height="16"></p><br><p>ワセリンなど持っていなかったので、出発前にバンテリンもどきを塗ってみた。しかし、逆効果<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16"></p><br><p>激痛が走って、「ヒーッ<img alt="ショック！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif" width="16" height="16">」と、思わず飛び上がってしまった<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>その後も色々試した結果、お尻の切れ目にトイレットペーパーを挟むことに(*ﾟｰﾟ*)</p><br><p>これが案外、うまく機能してお尻が擦れ合うのを防いでくれた。</p><br><p>疲労や足の痛み以外に、身体の各部に問題が表れ始めたラストラップ60ｋｍ。果たして乗り越えられるのか、不安は尽きなかった。</p><br><p>15分ほど休憩を取り、意を決して暴風の中へ躍り出た。</p><br><p>TWを出てしばらくは、昨晩のセカンドラップと同じルートを辿る。</p><br><p>10分ほどしてコースの分岐。「ALL runner turn left」のサインに従い、再び左の道へ。</p><br><p>昨夜は暗闇の中だったが、今は周りの景色が遠くまで見渡せた。</p><br><p>だが、暴風に遮られてとても周囲の景色を見ている余裕がない。</p><br><p>足元だけを見ながら黙々と進んでいく。</p><br><p>ここに来て疲労がピークに達しようとしていたのか、急に睡魔が襲ってきた<img alt="ぐぅぐぅ" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/030.gif" width="16" height="16"></p><br><p>異様にまぶたが重くなる・・・<img alt="ダウン" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" width="16" height="16"></p><br><p>歩きながら寝る、いや、寝ながら歩く　どっちだ<img alt="はてなマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif" width="16" height="16">　</p><br><p>自分がなにをやっているのか、どこにいるのか分からなくなりつつあった( °д°)</p><br><p>その辺に身体を投げ出し、いっそのこと寝てしまいたい衝動に駆られる。その度に、「こんな冷たい風の中で寝たら死ぬぞ」と、かすかに残った理性がそれを押し留めた。</p><br><p>（暴風に苦しめられる中、自分撮り）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130404/15/hwqfs236/8b/67/j/o0800060012487442354.jpg"><img style="WIDTH: 407px; HEIGHT: 267px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130404/15/hwqfs236/8b/67/j/o0800060012487442354.jpg" width="407" height="267"></a> <br></p><br><p>風と寒さと眠気の三重苦にあえぎながら<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16">前進を続けると、岩の陰で独りの女性ランナーが身を潜めていた。</p><br><p>僕の姿を見つけると、「コース、これであってるわよね？」と、訊いてきた。</p><br><p>「あってる、大丈夫だよ」と、答えて彼女を追い越して先へ進む。</p><br><p>目の前に大きな四角い岩が現われた。その岩の麓には1台の4WDが停まっている。昨晩、通った同じ車だ。</p><br><p>近づくと車の中からマーシャルが降りてきて駆け寄ってきた。</p><br><p>「ここを右に曲がって進めば3km先に別のマーシャルがいるから」　そう言われ、昨晩とは反対方向の道へ折れる。</p><br><p>ここからコースは急な下り。一気に標高が下がっていく。</p><br><p>眼下に景色が開け、遥か麓にはクルーザ川をせき止めて出来たダム湖が見えてきた。</p><br><p>昨年の1月、パートナーと南島を車で旅行したときに通った場所だ。</p><br><p>あそこを車で走りながら、</p><br><p>「この辺りの山でＮＺで唯一の100マイルレースをやってるんだってヾ(＠°▽°＠)ﾉ（興奮気味に話すGAKU)」　</p><br><p>「へぇー・・・(･ω･)(興味薄のパートナー）」　そんなやり取りを交わしていたのをふと思い出した。</p><br><p>それから1年と2ヶ月、まさかその100マイルレースに本当に出場することになるとは当時は夢にも思わなかった。</p><br><p>ダム湖が見えてきたのと同時に、山の反対側に広がるセントラルオタゴの景色も開けてきた。</p><br><p>（セントラルオタゴ。人口密度が1平方キロメートルあたり3人という少なさ<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16">）<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130404/15/hwqfs236/ba/ff/j/o0800060012487442352.jpg"><img style="WIDTH: 444px; HEIGHT: 259px" border="0" alt="ニュージーランド　ランニング的生活　　　　　　　　　　　　目指せ！UTMB!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130404/15/hwqfs236/ba/ff/j/o0800060012487442352.jpg" width="444" height="259"></a> <br></p><br><p>しかし、景色に見とれている余裕は全くなし。</p><br><p>風はいよいよ強くなり、寒さが一段と厳しくなる。</p><br><p>道はガレた下り坂。</p><br><p>標高が下がれば気温は上がるはずなのに、いくら下っても気温は上がらず、風も弱まらない。</p><br><p>あまりの寒さに岩陰に一時避難<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>予備で持っていた長袖のサーマルシャツを着込んだ。</p><br><p>その間、先ほど追い抜いた女性ランナーに抜かされ、どんどん離されていく。</p><br><p>しかし、とても追いつけるような状況ではない。</p><br><p>何度も石につまずいて転びそうになる。</p><br><p>いきなり突風が吹いて足を止められる。</p><br><p>一歩足を前に進めるのも一苦労だった<img alt="汗" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif" width="16" height="16"></p><br><p>先ほどのマーシャルは3km先に別のマーシャルがいると言っていた。</p><br><p>普通だったら3km移動するのに30分もあれば足りるはずだ。</p><br><p>しかし、すでに1時間以上経過。</p><br><p>にも関わらず、新たなマーシャルの姿は一向に見えてこなかった。</p><br><p>1時間30分経って、ようやくマーシャルの元へ到着。</p><br><p>3km移動するのに1時間30分もかかってしまった<img alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" width="16" height="16"></p><br><p>その⑬に続く</p><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/hwqfs236/entry-11505785368.html</link>
<pubDate>Sat, 06 Apr 2013 04:27:46 +0900</pubDate>
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