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<title>旦那と私の738日</title>
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<description>籍を入れた次の年にすい臓がん余命数ヶ月の宣告を受けた旦那二人三脚で戦った738日の記録</description>
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<title>人工呼吸器？</title>
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<![CDATA[ <p>関西医大枚方病院には高度救命救急がある</p><p>&nbsp;</p><p>関西医大の救急受付前に救急車がとまった</p><p>私が先に降りると、お兄さん夫婦はもうついていて</p><p>奥さんが救急車から降りた私の肩をしっかりと抱いてくれた</p><p>とても不安で一人で立っていられないくらいだった私はとても心強かった</p><p>そしてもう一人、一番上のお姉さんにも救急車に乗る前に連絡していた</p><p>すぐに家を出てくれたらしい</p><p>&nbsp;</p><p>旦那は何らかの処置をしてもらって落ち着いていた</p><p>しばらくして先生に呼ばれた</p><p>「奥さん、今から止血の処置をしますが</p><p>　もし途中で危ない状態になると人工呼吸器にしますか？それとも・・・」</p><p>「大丈夫です、そうしてください」</p><p>私はそう答えました</p><p>隣で聞いていたお兄さんが</p><p>「それしか方法はないんですか？」</p><p>「そうですね、最悪呼吸が出来なくなってしまったらそうなります」</p><p>それを聞いてお兄さんは言葉が出なくなってしまいました</p><p>&nbsp;</p><p>待合室に戻ると、お兄さんの奥さんが</p><p>「うちの人の手前無理しなくていいのよ、人工呼吸器になったら大変なのよ実際」</p><p>と声をかけてくれました</p><p>「いいえ、剛さんがどんな姿になっても家に連れて帰るって決めてますから」</p><p>&nbsp;</p><p>そんな会話をしたのを覚えています</p><p>その時にお姉さん夫婦と子供たちも到着しました</p><p>私の娘夫婦も来てくれました</p><p>私を入れて総勢9名になり、救急の受付の人が個室を用意してくれました</p><p>私は先ほどのお話の人工呼吸器になるかもしれないという事の了承やら</p><p>入院手続きやらたくさん書かなくちゃいけないものがありました</p><p>&nbsp;</p><p>お姉さんの旦那さんが缶コーヒーを買ってきてくれて</p><p>「飲みなさい」と渡してくれましたが</p><p>私は書類を一通り書いてからと思って書いていると</p><p>「好江さん！手を止めて飲みなさい」</p><p>と心配していってくれました</p><p>私は手を止め缶コーヒーを開け飲みました</p><p>やっと顔のこわばりが取れていきました</p><p>&nbsp;</p><p>みんな揃って色々とお話ししていると</p><p>処置が終わりました病室に移っているので案内します</p><p>とナースさんがきました</p><p>病室に行くと、あんなに苦しんでいたのがウソのように元気でした</p><p>夫の元気にお話しする顔をみてさすがに涙が出てきました</p><p>一通り面会してもらって、私たちは帰ることにしました</p><p>私は前の病院に車を置いているので</p><p>娘夫婦の車で送ってもらいました</p><p>&nbsp;</p><p>次の日はセカンドオピニオンで普通に奥さんだけ外来に来てください</p><p>と言われていました</p><p>さて、明日どうなるかなぁ</p><p>とにかく一安心で少しゆっくり寝れたのを覚えています</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/ienomadori/entry-12808327564.html</link>
<pubDate>Sun, 18 Jun 2023 20:37:57 +0900</pubDate>
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<title>セカンドオピニオンの前日</title>
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<![CDATA[ <p>セカンドオピニオンの日が決まり一安心していました</p><p>その間毎日朝から面会時間終了ギリギリまで病院に居ました</p><p>11月17日の夜あと二日もうすぐだね、大丈夫だからね</p><p>と夫に言い聞かせて、いつものように面会終了時間に家に帰りました</p><p>家に帰っても寝付ける訳もなく</p><p>布団で起きているのか寝ているのか解らない状態で横になっていました</p><p>空が明るくなってきて</p><p>あー、今日も夜が明けたね</p><p>日曜日の朝でした</p><p>今日は夫のお兄さん夫婦がお見舞いに来る日</p><p>夫は喜ぶだろうな</p><p>朝6時ぐらいから起きだして、家事をしていました</p><p>時計が朝8時を少し回ったぐらい</p><p>携帯電話が鳴りました</p><p>「もしもし」</p><p>「二川さんのご携帯でしょうか？」</p><p>「はい」</p><p>「私、男山病院の看護部長です」</p><p>「あーお世話になっております」</p><p>「今朝ですね、ご主人が病室のトイレで吐血しまして」</p><p>「えっ！！」</p><p>「あ、たいしたことないのですが、病院にどれくらいで来れますか？」</p><p>「すぐそこなので、5分ぐらいでいけます。主人は大丈夫なんですか？」</p><p>「はい、今主治医の先生にも連絡取れてすぐに来ますので」</p><p>「わかりました、今から出ます」</p><p>&nbsp;</p><p>どういう事よ、明日セカンドオピニオンに行くのに何で今日吐血？</p><p>頭にそんなことがグルグル回っていました</p><p>すぐに病院へ駆けつけると病室に夫はいません</p><p>&nbsp;</p><p>「二川ですけど、主人は？」</p><p>ナースステーションで聞くと</p><p>「個室の方に移しました」</p><p>「個室に移るほどわるいんですか？」</p><p>「結構な吐血ですので個室に移しました、主治医の先生からお話しあるのでお待ちください」</p><p>「主人にはあえないんですか？」</p><p>「血液とか便もしてるし汚いので・・・」</p><p>&nbsp;</p><p>ん？会わせないようにしている？？？</p><p>&nbsp;</p><p>私の前に男性のナースさんと女性のナースさん二人立ちはだかっている感じでした</p><p>私は何としても顔を見なくちゃと思い</p><p>「血液とか便とか介護の仕事してるので平気です！！」</p><p>と言い、二人のナースさんの間を押しのけて病室に無理やり入りました</p><p>そこにいた旦那はとても苦しがっています</p><p>すぐに酸素量を見ると2でした</p><p>私は、殺す気満々でしょと思い酸素を3.5ぐらいに上げました</p><p>夫は次第に呼吸が落ち着いてきました</p><p>&nbsp;</p><p>セカンドオピニオンのお話しのときから病院に不信感いっぱいでした</p><p>&nbsp;</p><p>そこに主治医の先生が入ってきて</p><p>「だいぶ落ち着かれましたね」</p><p>当たり前だよ、酸素量をあげたからね</p><p>そう心でつぶやいていました</p><p>「今から胃カメラで出血箇所を探して止血します」</p><p>そう言うとナースさんたちが準備をはじめ</p><p>旦那はベッドごと一階の検査室へ</p><p>検査室の前で待っている私</p><p>どれくらい待ったでしょうか</p><p>中からナースさんが出てきて</p><p>「奥さん中に入ってください！！」</p><p>そう言われ中に入ると胃カメラをして苦しそうな夫</p><p>主治医の先生が</p><p>「出血箇所を探しているんですがなかなか見つかりません</p><p>　止血剤は結構入れましたが、この処置中に逝ってしまうかもしれない」</p><p>は？何言ってるんだこの人？</p><p>一旦胃カメラを取り出し横の机に座った先生</p><p>「ここよりも設備の良い周りの病院に電話しましたが、どこも同じ返事でうけいれてくれません、もう数ヶ月の命なのに無理に助けても・・・と言われました」</p><p>バカな事言ってるこの医者</p><p>目の前の命を助けないの？？</p><p>「先生、この病院にきてファイバーとやらがないから治療が検査ができない、一週間の間治療はされず京大に送ることばっかり考えてるでしょ？医者としてやることやってくださいよ！！」</p><p>私は大きな声で怒鳴り上げました</p><p>すると先生が</p><p>「明日行く関西医大に電話してみましょうか？」</p><p>「え、そこは電話してないんですか？早くお願いします」</p><p>&nbsp;</p><p>どうやら私の住んでる地域は京都府のはずれ隣は大阪府枚方市</p><p>病院にも派閥があるらしく、枚方にある関西医大には電話してないみたいでした</p><p>&nbsp;</p><p>すぐに電話してくれて、受け入れてくれました</p><p>救急車で関西医大まで向かいます</p><p>救急車の到着を待っている間に今日来るお兄さん夫婦へ電話</p><p>関西医大に運ばれることを話して直接行ってもらうことにしました</p><p>&nbsp;</p><p>救急車が到着して関西医大へ向かいました</p><p>いつもなら車で近くなのですが、とても長い道のりに思えました</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/ienomadori/entry-12807991106.html</link>
<pubDate>Fri, 16 Jun 2023 11:19:00 +0900</pubDate>
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<title>膵臓癌が胃に？</title>
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<![CDATA[ <p>次の日の朝、病院へ行くと病室に夫はいなかった</p><p>ナースステーションで聞くと胃カメラの検査に行っているとのこと</p><p>ナースさんが検査室に電話を入れてくれた</p><p>「もう終わってご主人は戻ってくるみたいだけど</p><p>　先生が奥さんに話があるとのことです、ご案内しますね」</p><p>そう言われてナースさんの後をついて検査室へ</p><p>検査室の中にさらに小さなお部屋があってそこに通された</p><p>しばらくして先生がやってきました</p><p>「奥さん、さっきの胃カメラの映像なんですが」</p><p>パソコンを操作しながら先生が目の前にある大きなモニターに</p><p>胃カメラの映像を見せてくれた</p><p>ピンク色の綺麗な胃壁に突然黒い塊がある</p><p>「コレが癌です、ご主人の膵臓癌が大きくなって胃壁を破って</p><p>　胃の中に入っているんです」</p><p>私は目を疑った</p><p>これが夫の胃の中？信じられない</p><p>黙ってみている私をみて先生は続けた</p><p>「この状態ですと年単位での生存は無理でしょう、数ヶ月といったところです」</p><p>は？どういう事？頭真っ白です</p><p>先生はさらに</p><p>「この状態をご主人にどうやって伝えるかですね？」</p><p>そんな、夫にあなたは数ヶ月の命ですよ、なんて言える訳ないじゃん</p><p>しばらく考えて私は</p><p>「昨日癌ということは本人は受け止めてます</p><p>　ただ、数ヶ月ということは知りません、治療すればと思っていますので</p><p>　治療が時間かかるので入院が長引くと先生からお願いします</p><p>　余命については言わないでください」</p><p>と伝えました</p><p>「わかりました、ではご主人と奥さん二人で病棟のカンファレンスルームで</p><p>　お話ししましょう、ご主人には今奥さんが病院に来ていることは知らないので」</p><p>そう言われて部屋を出ました</p><p>涙でぐちゃぐちゃの顔をトイレで洗ってから夫のもとへ</p><p>病室に行くと</p><p>「朝から大変だったよ胃カメラ初めてしたわー苦しかった」</p><p>と笑っています</p><p>「大変だったね、結果ってすぐでるのかなぁ」</p><p>と話しているとナースさんが呼びに来ました</p><p>二人でカンファレンスルームに入ると先ほどの先生が待っていました</p><p>「胃はきれいでしたよ、ただ癌は癌なので治療には時間が要しますし</p><p>　ここより設備の良い病院にセカンドオピニオンで行くこともできます</p><p>　奥さんと良く話をして、セカンドオピニオンに行きたい病院を探しといてください」</p><p>そう言われ</p><p>「セカンドピニオンは探してあります」</p><p>「病院名を教えてください、こちらから手配できますので」</p><p>そう言われ、カバンからメモを出しました</p><p>「国立がんセンターと関西医大枚方病院です」</p><p>そう言うと先生は</p><p>「京大病院はどうですか？」</p><p>と聞かれました</p><p>「京大病院は遠くて入院が長引くなら余計に関西医大のほうが良いんです」</p><p>&nbsp;</p><p>昨日の夜パソコンで探したときに</p><p>【すい臓がんに強い先生】</p><p>と検索した結果、すぐ近くの関西医大が出てきたんです</p><p>&nbsp;</p><p>その事は先生には言ってませんが</p><p>先生は</p><p>「京大は私もいましたし、信用できますよ」</p><p>やけに京大ばかり押す感じです</p><p>「関西医大は？」</p><p>と私が聞くと</p><p>「一度に何個も行くものじゃないので</p><p>　まず京大に出しましょう」</p><p>そう押し切られました</p><p>&nbsp;</p><p>病室に帰ると、すぐに看護部長が来ました</p><p>「セカンドオピニオン、京大ばかり進められませんでした？」</p><p>と</p><p>「はい、自宅から遠くなるので嫌なんです</p><p>　自分で調べて関西医大が一番良いと思っているんですが．．．」</p><p>そう言うと看護部長さんは</p><p>「わかりました、関西医大にいきたいんですね？地域連携室の職員呼びますね</p><p>　先生経由ではなく地域連携室経由で関西医大にセカンドオピニオン出しましょう」</p><p>そう言って地域連携室の職員さんを呼んでくれて、京大ではなく関西医大に決まりました</p><p>&nbsp;</p><p>後からほかのナースさんに聞いた話ですが</p><p>京都にある病院は京大に患者を送るんです</p><p>殆どの病院の先生は京大にいた先生ですからね</p><p>と話してくれました</p><p>ここからは私の想像ですが</p><p>そのころ京大ではオプシーボの研究でノーベル賞が取れるかどうか？ってところでした</p><p>数ヶ月しか持たないと言われた夫は京大に行ったら実験台にされてしまう</p><p>そう思いました</p><p>&nbsp;</p><p>関西医大から返事が来たのは翌週の11月13日の事でした</p><p>受診日はさらに翌週の月曜日11月19日です</p><p>&nbsp;</p><p>それまでは今の病院にお世話になることになりました</p><p>ただ、治療はされず鼻腔栄養と点滴だけの生活でした</p><p>夫の癌は胃にも突き出ていて、十二指腸も癌細胞で詰まっています</p><p>食べ物は下へ落ちていかないので食べることが出来ません</p><p>先生曰くどれくらいの隙間があってどれくらいの食べ物なら落ちていくのか</p><p>わからないので食べさせることは出来ないとのことでした</p><p>それを調べる方法はあるのですが、調べるためのファイバーというものが</p><p>この病院にはない、他の病院から借りるのに一か月はかかる</p><p>という事でした</p><p>&nbsp;</p><p>旦那は空腹を耐えるために飴やガムを口にしていました</p><p>そうしていよいよセカンドオピニオン前日の18日の日曜日</p><p>さらなる試練が待っていました</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/ienomadori/entry-12807829057.html</link>
<pubDate>Thu, 15 Jun 2023 09:21:26 +0900</pubDate>
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<title>まさか、癌</title>
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<![CDATA[ <p>私、二川好江と夫の二川剛の夫婦の結婚は遅くお互い49歳の時でした</p><p>2017年12月31日に市役所の休日受付へ婚姻届けを提出しました</p><p>なぜ大晦日かというと、当時夫は中距離トラックの運転手</p><p>私は有料老人ホームで介護の仕事をしていました</p><p>旦那は朝早く、帰りが遅い</p><p>私は夜勤もあり、早番や遅番で勤務時間がバラバラです</p><p>同棲をして二年二人はすれ違い夫婦のようでした</p><p>二人一緒のお休みが大晦日しかなかったのです</p><p>籍を入れてからもすれ違いの生活は続いていました</p><p>同い年だったのでお互い年をとり定年すれば嫌でも一緒にいるんだから</p><p>そう思っていました</p><p>でもその生活は長くは続かなかったのです</p><p>&nbsp;</p><p>二週間ぐらい前から夫は胃の調子が悪くご飯が思うように食べられませんでしたらい</p><p>私はドラッグストアーで胃薬を購入してテーブルに置いて行きました</p><p>薬を飲むと少し調子が良かったようですが、症状は悪くなる一方で</p><p>とうとう、大好きなお酒を飲めなくなりました</p><p>心配した会社の上司が来週会社の健康診断でお休みの日に</p><p>健康診断ではなく、病院に診察に行ってこいと言ってくれたのです</p><p>2018年11月7日</p><p>二人で病院へ</p><p>診察の結果胃カメラの予約をしてお薬をもらってきました</p><p>胃カメラは一週間後です</p><p>お薬を飲まなくてはいけない旦那の為に</p><p>食べやすいプリンを買って帰りました</p><p>家に帰ってからプリンを食べ薬を飲んだのですが</p><p>すぐに薬ごと嘔吐してしまいました</p><p>会社の上司に電話で病院の結果を報告</p><p>すぐに吐いてしまったことも伝えたところ</p><p>上司が</p><p>「いやらしいやり方かもしれないが、そんなに具合悪いのに一週間も検査を</p><p>待ってられないよなぁ、救急車呼んだら搬送された病院ですぐに検査してくれるかも」</p><p>そう言われて、私もそうだよなぁこんな状態では一週間も待ってられないよ</p><p>と旦那に話て救急車を呼ぶことに</p><p>すぐに救急車が来てくれました、救急隊員に事情を説明して近くの病院に搬送してもらいました</p><p>&nbsp;</p><p>診察室に入ってお腹を触ったお医者さんの口から出た言葉</p><p>「こんなに痩せて、自分でもわかっているだろ？覚悟してやお腹切らんとあかんわ</p><p>　癌やからね」</p><p>&nbsp;</p><p>私は耳を疑いました　癌？？？</p><p>そんなわけないよ、癌てなに？確かに夫は出会ったころから細かった</p><p>私がそばにいるからさらに痩せたことに気が付かなかったの？</p><p>頭の中に癌と言う言葉がグルグルと回っていました</p><p>すぐに検査をしてくれて、入院</p><p>検査結果はすぐにでるから　という事でした</p><p>夫は病室に、私は受付で入院の手続きを取りました</p><p>病室に行くと検査結果が出ているということで</p><p>二人で聞きに行きました</p><p>先生が、「すい臓尾部、つまり膵臓の尾っぽのほうに腫瘍があります」</p><p>と図を書いて説明してくれました</p><p>膵臓の癌で胃が押し上げられていてものが食べられないと</p><p>詳しくは明日胃カメラ入れて検査しますと</p><p>とりあえずご飯が食べられてないので鼻から栄養と点滴をすることになりました</p><p>お話が終わって病室に戻ると夫が</p><p>「タバコ吸いたいなぁ」と</p><p>病院はもちろん禁煙ですから吸えません</p><p>ナースさんに声をかけて車いすを借りて外へ</p><p>病院は駐車場の横に大きな公園があります</p><p>車椅子を押して公園の入り口に行き、二人でたばこを吸いました</p><p>「お父ちゃん、大丈夫？」</p><p>と私が聞くと</p><p>「お前こそ大丈夫か？」</p><p>と、夫</p><p>「大丈夫だよお父ちゃん、抗がん剤の治療とかすごいきついって聞くよ</p><p>　覚悟して、私なんでもするからねどんな治療でもするよ」</p><p>「うん大丈夫だ、お前に任せる」</p><p>そう言って病室に戻りました</p><p>入院の準備もあるし連絡しなくちゃいけない人もいる</p><p>とりあえず心配でしたが私は病院を後にしました</p><p>家に帰ってから、まず夫の兄妹へ電話</p><p>お姉さんと実家を継いでいるお兄さんへ報告</p><p>それからセカンドオピニオンを探さなくちゃいけない</p><p>救急搬送された病院は町の小さな総合病院</p><p>膵臓癌に強いお医者様を探さなくちゃ</p><p>&nbsp;</p><p>一晩中パソコンとにらめっこしていました</p><p>セカンドオピニオンに行きたい病院を何個かピックアップしました</p><p>その中でも一番近く車で30分ほどの大学病院がいいなと思っていました</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Sun, 11 Jun 2023 09:12:55 +0900</pubDate>
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