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<title>ぼくらが旅に出る理由</title>
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<description>一年間に一度、行けるか行けないかの旅に、想いを馳せながら仕事しています。愛機Nikon D80を携えながら、世界の絶景に逢いに行きます。自然の織りなす原色のコントラストが大好きです。</description>
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<title>Epilogue</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100311/11/ikaros2001/9f/7f/j/o0480032210446570769.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20100311/11/ikaros2001/9f/7f/j/o0480032210446570769.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br>　医者になって海外旅行にはなんとか行けると思ってたけど、まさか南米にもう一度行けるとは夢にも思っていなかった。やはり何事においてもどうしてもやりたいという信念と、それを実現させるための行動力と強引さと、空気の読めない行動のフォローのための日頃の行いですかね。<br><br>　でもこれだけいろいろ(裏で工作をしながら)やって、11日間の旅ですから、やっぱり学生のときにアフリカに行ったのは大正解でしたね。おそらく僕がアフリカ大陸の土を踏むことは、二度とないでしょう。でもまぁ本当に行きたいのであれば、NGOでもJICAでもなんでも使えば良いだけの話。でも今は仕事が好きだから、今の仕事に没頭することにします。<br><br>　本編でも何度も触れてますが、今回の旅はバスジャックという大きな事件が思い出の大半を占めています。強力な今後一生使える鉄板ネタを手に入れたことと、本当に困っている状況に追い込まれたときに、手を差し伸べてくれることの有り難さが分かったということが、最大の収穫だと思います。僕は本当に困っている人たち(患者含めその家族)とこれから何千人と関わっていく。医者って仕事をしているだけじゃ、忘れちゃいそう。やっぱり旅は面白い。<br><br>　さて、次はどこへ行こう。狙っているのは九塞溝。もしくはウシュアイア！
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<pubDate>Sun, 06 Sep 2009 11:41:43 +0900</pubDate>
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<title>Atlanta airport</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100311/11/ikaros2001/fc/9a/j/o0480032210446570770.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20100311/11/ikaros2001/fc/9a/j/o0480032210446570770.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br>　ちなみに上の画像はBrasilia空港です。Suely姉さんから十分なお金を借りたので、最後の最後で手持ちが残りました。せっかくブラジルに来たのだから、とブラジル代表のサッカーのユニフォームを買いました。空港で買ったからきちんと正規品だろうけど、街中のちゃんとした店で買うよりも高かったなぁ…。南アで買った南ア代表のウインドブレーカーはまだ活躍してます。<br><br>　さて、BrasiliaからSao Pauloへフライト。街中には戻る時間がなかったので、そのままAtlantaへと戻りました。いつものPANDA EXPRESSで時間潰し。明後日からは再び現実の研修生活が始まるので、リハビリがてらお勉強していました。実は旅の途中もちょこちょこ勉強してたんですが、きちんと参考書一冊読み切りましたよ、なんて偉い俺。やっぱり腎臓は面白いです。
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<pubDate>Sat, 05 Sep 2009 11:32:52 +0900</pubDate>
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<title>Brasilia city tour</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/68/93/j/o0480032210279775861.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/68/93/j/o0480032210279775861.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/77/74/j/o0480032210279775859.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/77/74/j/o0480032210279775859.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/d3/b8/j/o0480032210258805233.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/d3/b8/j/o0480032210258805233.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/ef/16/j/o0322048010258805232.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/ef/16/j/o0322048010258805232.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/8f/a9/j/o0480032210258805231.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/8f/a9/j/o0480032210258805231.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/59/5f/j/o0480032210258805230.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/59/5f/j/o0480032210258805230.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div>
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<pubDate>Fri, 04 Sep 2009 11:27:49 +0900</pubDate>
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<title>Brasilia</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/54/b4/j/o0480032210258804052.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/54/b4/j/o0480032210258804052.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　ついにブラジル最後の都市ブラジリアへ。さすがすべてがデザインされた都市ブラジリアだけあって、空港のデザインも素晴らしい。ブラジリア全体に言えることなのですが、全体的に曲線を多用する傾向にあるらしく、空港の窓もこんな感じで丸いおしゃれ満載。ちょうど日の出前飛行機が着いたのが日の出前だったので、窓越しの朝焼けを日の丸に見立てて一枚。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/13/00/j/o0480032210258804054.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/13/00/j/o0480032210258804054.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　さて空港の外に出てバスターミナルで市街地へ向かうローカルバスを待っていたのですが、バスはひっきりなしに出ていて、しかも行き先がバラバラでどれに乗っていいかさっぱりわからない。地球の歩き方でも持っていたら話は早いんですがね。隣にいた優しそうなおじさんに尋ねてみたら、なんとびっくり。日系の方でした、お名前はタチバナさん。<br><br>　「兄ちゃん宿はどうせまだなんだろ？俺が紹介してやる。」と言って下さり、とりあえずブラジリアの中心地から地下鉄で数駅のご自宅へ案内していただく。駅前は高層ビルの建設ラッシュで、タチバナ家もマンションの上の階。そこから見えるビル群はBRICsの勢いそのものでした。<br><br>　中国にはGDPで追いつかれても、国としての品位は負けないと思っているんですが(というかEUも日本に対して同じ様な感情を抱いているのかもしれませんね)、これだけ人が優しくて民意が高いブラジルという国には、いつか完敗する日が来るような気がします。<br><br>　話はだいぶ逸れますが、この先、日本はどうなってしまうのだろう。アメリカもBRICsも、広大な大地と潤沢な資源を持った国です。結局のところはこの２つがないと国家としての繁栄と成長の持続は見込めない。と言うより、むしろ技術だけで世界２位の経済大国になった日本は奇跡です。少しは教育委員会のみなさまにも、奇跡の国を誇りに思う愛国心くらい学校で教えていただきたいものです。<br><br>　そんな日系人のタチバナさん。「親にはちゃんと連絡をとりなさい」とパソコンを貸してくれ、そのまま車でブラジリア中心地まで走り、昼飯のポルキロをご馳走してくれ、知り合いの宿は生憎満室だったんですけど、そのままアクセスがよくて便利な宿を車で探しまわってくれました。人がいいにもほどがある。地球の裏側で古き良き日本人(なんてよく知りませんが)を垣間見た気がします。そんなタチバナさんともお別れ。<br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/24/30/j/o0480032210258804632.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/24/30/j/o0480032210258804632.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　ブラジリアは世界でも珍しい、というかたぶん唯一の「過去を持たない首都」です。クビチェック大統領の「50年の進歩を5年で」というスローガンのもと、何もない標高1100mの砂漠にいきなり首都を建設したんだからスケールがでかい。京都や札幌といった日本の計画都市は、碁盤目状に区画されていますが、ブラジリアはなんと飛行機の形になるように街が区画されています。名づけて「パイロットプラン」。これはテレビ塔の上から見たブラジリア。地図で見るともっと飛行機に見えます。<br><br>　ブラジリアという街全体が建築家ルシオ・コスタの作品なのです。街には彼の作品が散りばめられているのです。その造形美を堪能するためにブラジリアに来たのです。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/42/df/j/o0480032210258804634.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/42/df/j/o0480032210258804634.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　まずはドン・ボスコ聖堂へ。ここはガイドブックでも数多く紹介されていますが、ぼくは個人的にブラジリア一美しい建築物だと思います。どうやらファイナルファンタジーの世界に紛れ込んだみたいだ、と揶揄されることが多いようですが、確かに。壁全体がブルーを貴重にしたステンドグラスになっていて、聖堂内全体が青い光に包まれるのです。中では新婚夫婦が結婚式の予行練習をやっていました。ここで結婚式挙げれたら、最高ですね。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/3c/84/j/o0480032210258804636.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/3c/84/j/o0480032210258804636.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　地球の歩き方の情報通り、18時になるとシャンデリアが点灯し、今度は暖かい光が聖堂を包み込み、ミサが始まりました。実はミサに参加するのは初めてで、聖歌をちゃんと聞いたのも初めてだったんですが、無宗教家の日本人の僕が聞いても心に響く良い音色でした。<br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/d4/e7/j/o0322048010258804638.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/d4/e7/j/o0322048010258804638.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br> 　そして、夜。ブラジリアの建築は夜に映えます。というか、夜にまわるべきです。なぜなら、結構ブラジリアの街並ってきちんと補修されてないんですよね。実はテレビ塔は目も当てられないくらい汚いし、エレベーターも今にも止まりそう。こういった美しい建築物も、遠景で見ると美しいのだけど、近くによると「げ」と思うことの方が多い。だから、ブラジリアの建物を気持ちよーく見たいのならば、夜にまわるべきです。これはカテドラルメトロポリターナ。美しい。曲線がたまらん。これらはほとんどオスカーニーマイヤーの作品。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/45/82/j/o0480032210258804639.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/45/82/j/o0480032210258804639.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　でもって、これは外務省。ガラス張りの建物に弓形の柱がアレンジされ、別名「弓の宮殿」とも呼ばれているそう。これもオスカーニーマイヤーの作品。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/85/11/j/o0480032210258805228.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/85/11/j/o0480032210258805228.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　国会議事堂。右が上院、左が下院。両方合わせて地球をイメージしているそう。もちろんこれもオスカーニーマイヤー。もう襲われるのはこりごりだったので、タクシーを借りて、あれこれ回ってもらいました。結構ボられたけど、ま、こんだけ美しい建築物をお腹いっぱい見れたので満足でした。ブラジリア、来て良かったなぁ。<br><br>　今晩のお宿はSHSにあるEconotelというR$90もするこの旅一番の豪華なホテル。夜景ツアーから帰って来たら、何やらホテルの前にひとだかりが。ついでに何やらうまそうな匂いがするぞ…と覗いてみたら。バーベキューの屋台が出ていて、そこに周りの人たちが集まってきていたのです。ブラジリアという高層ビル群の中で、こんな泥臭いことやってるのが凄い面白い。ずっと飲もう飲もうと思っていたピスカーニャにもありつけました。<br><br>　ピスカーニャとは、グラスいっぱいに入れた氷の中に砂糖とライムをありったけ入れ、ライムをがしがし潰し、その後にピスコというブドウで作った蒸留酒を注ぎ込むという、いたってシンプルなカクテル。むっちゃアルコール度数高いんだけど、その甘さも手伝ってスカっと飲めてしまう危険なカクテル。ピスカーニャと例の如くキンキンに冷えたビールを流し込みながら、串焼きにされた牛肉を頬張る。何て幸せな夜なんだろう。<br><br>　ちなみに南米の牛肉は本当に旨いです。日本で美味しいと言われる牛肉は脂がたっぷりのった肉ですが、あれは旨い肉じゃなくて、旨い脂なんですよ。南米では旨い肉が食えます。どういうことかというと、こっちの肉は赤身が旨いんです。ほとんど脂はのってないんだけど、柔らかくて、強烈に濃縮された肉の旨味が口の中ではじける。是非ご賞味下さい。
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<pubDate>Thu, 03 Sep 2009 17:08:09 +0900</pubDate>
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<title>São Luís ②</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/d0/fd/j/o0322048010279775864.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/d0/fd/j/o0322048010279775864.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　さて古都サンルイスは今日もいい天気。早起きして散歩がてらにサンルイスの街並をカメラにおさめて来ました。スーリー姉さんからははサンルイスも治安が悪いから(バスジャックになんか遭っちゃうあんたは)気をつけて歩いてね、と言われていたので、人通りの少ない(むしろ危ないか？)朝を狙ってみました。悪い事する奴は夜行性だと思うという僕の持論のもと、ね。しかしまぁ気持ちいいですこと。途中、人だかりと辺りに漂ういい匂いを見つけて、気づけば吸い寄せられるようにホットドッグを食べていました。散歩はいいもんです。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/b9/d7/j/o0322048010258804050.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/b9/d7/j/o0322048010258804050.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　しかしながら、サンルイスという街。古都なのですが、世界遺産なのですが、どうなんでしょう。全体的に綺麗じゃないんですよ。綺麗ってのはなんというか、壁が汚れてたりして全体的に街がくすんでるんですよね。同じカラフルな街でもチリのバルパライソは綺麗ですごい感動したんですが。もしくは同じ古都でもクスコはなんだかちょっと汚くても許せたというか…。どうしてそういう風に感じるのかはよくわからんのですが、誰か行った人教えてください。<br><br>　サンルイスでは特にすることがないので、ずっと散歩するか、海辺でボーっとするか、そこら辺に腰掛けて本を読んだりしてました。もちろん有名(そうな)美術館らしきものがあったりしたので、そういうものが好きな人はいいんでしょうけど、ぼくはあまり近代の芸術は好きじゃないのです。例外はあって現代建築とかアートとかは好きなんですが。ニューヨークにあるMoMAには死ぬほど行ってみたい。<br><br>　iPodも盗まれてしまったので、ぼくの心の支えはバックパックにしまっていた小説だけでした。今回の旅にセレクトした小説は山崎豊子のご存知「白い巨塔」。なぜ今？それも海外に？という感じですが、やっぱり傑作ですね。1967年の作品なんですが、40年前と比べても医療界って変わってるようで本質的にはまったく変わってないんだな、と感じました。元ジャーナリストとは言え、ここまで医学界のことをリアルに描写できるものかと。<br><br>　個人的には、昔の医者って身体診察とかでここまで物事を考えてたんだ、とかそう言えば胃潰瘍って手術する病気だったんだなぁとか、そんなことばっかり考えてました。今度の旅には、不毛地帯とか華麗なる一族とかも手を出してみようと思います。旅のときしかゆっくり本なんて読めないもんね。<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/bc/37/j/o0480032210258804051.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/bc/37/j/o0480032210258804051.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　そうこうしているうちに陽も落ち、街は月夜に照らされます。すると街の表情は一変するのです。この街の街灯はすべて白熱灯になっていて、優しい黄金色の光が街を包むようになるのです。宵闇が壁の汚れを消し去り、白熱灯が街から彩りを奪い去ると、古都の香りが漂ってくるよう。ぼくのサンルイス株は一転し急上昇しました。クスコもそうでしたが、古都は夜に限ります。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/33/6d/j/o0480032210279775863.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/33/6d/j/o0480032210279775863.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　夜のサンルイスも散歩しているうちに、昨日と同じ屋台の料理の匂いに引き込まれ、すぐ隣のメルカドからの人と酒の匂いに引き込まれ、気づいたら昨日とまったく同じことをしていました。ほろ酔い気分で街を歩くと、白熱灯に照らされた世界がぽんわりと浮かび上がり、ふわふわとした心地よい光に包まれて幸せな気分で宿へ帰りました。<br><br>　そんな余韻を残したままサンルイスともお別れ。深夜２時の便で次の街、未来都市ブラジリアへと向かいます。旅も終盤戦に突入です。
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<pubDate>Wed, 02 Sep 2009 08:44:37 +0900</pubDate>
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<title>São Luís ①</title>
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<![CDATA[ 　ついに憧れの地、バヘリーニャスを発ちます。ボロボロだった僕の心もバヘリーニャスののどかな町並みと素晴らしい自然、優しい人々のおかげで元気を取り戻しました。レンソイスへはサンルイスからのツアーもありますが、個人的にはバヘリーニャスののどかな街を少し満喫して欲しいですね。ぼくも日程さえ許せばあと２、３日は長居したかったです。<br><br>　朝６時発のバスに乗ってサンルイスを目指します。今度は朝だしさすがにバスジャックには逢わないでしょう。それでも結構ドキドキしてましたけど。スーリー姉さんもサンルイスからリオへ飛び、地元に帰るとのこと。地元はどこ？と聞けば、何とマナウスだそうで！マナウスと言えば、アマゾンの玄関とも言える街。アマゾンと言えば、ぼくが次に行きたいと思っていた場所の一つ。これでブラジルにもう一度行く理由が見つかってしまいました。この際、姉さんには徹底的に甘えてしまおうかと思います。<br><br>　さてサンルイスに無事に着き、空港でスーリー姉さんを見送りました。本当に本当にお世話になった人。日系人というか、ブラジル人というか、人間というか。優しさの深さの感覚を変えてくれた人です。別れ際に、英語か日本語かポルトガル語か、どれでお礼を言えばいいのかはわかんなかったんだけど、やっぱり自然に出てくる日本語が自分の気持ちを丁寧に表せるのかな？と思って「本当にありがとうございました。」と伝えました。この優しさは誰かに必ずPay Forwardします。<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/5a/c2/j/o0322048010279775865.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/5a/c2/j/o0322048010279775865.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　さてサンルイスの街へと向かいます。空港からローカルバスで１時間くらい走ったでしょうか？古都サンルイス。マラニョン州の州都で、唯一フランス人のよって造られた街です。その後はオランダ、そしてポルトガルの手に渡り、サン・ルイスはラテン・アメリカで、最も大きく最良の状態で保存された植民地時代のポルトガル風建築が残っている(実際は大部分が復元されたんですが)と言われ、1997年にサンルイス歴史地区がUNESCO世界遺産として登録されています。<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/f6/5f/j/o0480032210258804049.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/f6/5f/j/o0480032210258804049.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br><br>　なかなかいい宿が見つからなくて(Lonely Planetに載っていた宿はどれもいまいちで)、結局はinformation centerで聞いたユースホステルに決めました。ほんの少しお金を出して、清潔で安全な宿に泊まっただけで、うーん社会人は違うなぁと思ってしまうのです。<br><br>　宿が決まったぼくが目指すのはもちろんメルカド。お店が放射状に並んでいるのですが、その中でも目を引くのがコレ、エビの塩漬けです。おかげでメルカドは磯の香りというか、少し生臭い香りで包まれているのです。夕方になるとメルカドの周りの路地に屋台が出始めます。中でもお惣菜屋さんにぎっしりと並んだ料理がムチャクチャ美味しそうでした。コレとコレとコレって感じで選んで皿に盛ってもらって食べる。普通に旨いっす。<br><br>　そうそう、書くのを忘れていたんですが、ブラジルのご飯には必ず２つのものがついてきます。平たく言えば豆と黄色い粉。豆はフェジョンと言われるブラジル人の国民食｡カリオカ豆(リオ州では黒豆がフェジョンに使われることが多い)を､ダシや玉ねぎなどと一緒に煮たシチュー。黄色い粉はファローファというキャサバ芋を摩り下ろし、乾燥させたもの。ほんとに毎回出てくるんです。<br><br>　ファローファはともかく、フェジョンはまじでうまいです。写真がないのが非常に残念です。どうやってあのコクを出してるのかはわからないのですが、動物系の深い味わいがありぶっちゃけこれだけでも飯イケます。いろいろ調べていたらフェジョアーダという料理の亜型のようなんだけど、こちらは豚の内臓を一緒に煮込んでいるようなので、同じ様な方法で造られているのでしょう。フェジョアーダの方が今回は食べられず！残念です。<br><br>　夕ご飯を食べた後は、もちろんお酒が呑みたくなって再びメルカドへ。メルカドのお店は夜にはバーになるのか、屈強な男達がカウンターに腰掛けビールをあおる。ブラジルのビールはこれでもかってくらいキンキンに冷えていて、瓶を発泡スチロールでできた容器に入れて出されます。必ず。これがまたキンキン具合がずっと持続して素晴らしい！日本にもあればいいのになー。ぼくも地元の人たちに倣って、さっきのエビの塩漬けを１ヘアイス分買い込み、適当なポルトガル語を喋りながら呑みました。エビの塩漬けの塩っ気がまた良い。この旅一番のお酒でした。いやー宿に無事帰れて良かった。
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<pubDate>Tue, 01 Sep 2009 17:27:06 +0900</pubDate>
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<title>Preguiças river</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/57/b0/j/o0480032210258803205.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/57/b0/j/o0480032210258803205.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　バヘリーニャス２日目。ラゴーアボニートとプレギッサス川下りのツアーがあって、どっちにしようか本気で迷ったんだけど、川下りツアーの途中にエビが食べられるという噂を聞いていたので、結局食い物につられて川下りに出かけることに。ま、なんてことはない世界中どこにでもある普通の川下りです。ぶっちゃけボツワナのオカバンゴデルタの川下りにはかないもしませんが、そのチープさというか普通さでなんだか心が落ち着きました。<br><br>　まずはラゴーアに。普通の茶色い砂の砂丘で、雨期が終わってしばらく経ってしまっていたためか、もう湖は干上がってしまっていました。こっちの湖は一体何色に見えるのでしょうかね。ここもやっぱり7がつにくれば綺麗なのでしょう。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/ee/fe/j/o0480032210258803206.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/ee/fe/j/o0480032210258803206.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　ま、ぶっちゃけそんな干上がった湖のある砂漠があるだけなんですが、周りにある森には猿とかウサギとかオウムがいて、それなりに癒されます。のーんびりとしてピースフルな雰囲気。観光客がおもしろがってあげる餌をまったく遠慮なくむさぼり喰うお猿さん。図々しくてなんだか愛せます。<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091019/07/ikaros2001/df/38/j/o0322048010280475763.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091019/07/ikaros2001/df/38/j/o0322048010280475763.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a>　次にマンダカルという町に着きます。ここには展望塔があってその上から景色を見下ろすことができます。特に高いわけでもなく、特に建築物としてどうこうではなく。ま、普通でいいのです。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091020/21/ikaros2001/0a/29/j/o0322048010282039719.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091020/21/ikaros2001/0a/29/j/o0322048010282039719.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　これが展望塔から見下ろした景色、なかなか綺麗ですよね。なかなか。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/71/08/j/o0480032210258803209.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/71/08/j/o0480032210258803209.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　展望台から降りると何やら人だかりが、むむ、いいにおい。愛しのエビちゃんのにおい。炭火で焼かれてまっピンクに染まる肉体。彼女に惹かれてここまで来たんだった。大量にむさぼり食いたかったけど、時間の関係で１匹分までしか焼き上がるまでに時間が間に合わず。美味しくいただけましたが、もったいぶっていろいろ書いたほどは感動するうまさではありませんので悪しからず。<br>　<br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/69/32/j/o0480032210258803208.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/69/32/j/o0480032210258803208.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　この街ではこどもたちがチョロチョロついてきて、木の実を売ろうとするのです。どこの国でも見受けられる微笑ましい光景。ぼくはこういうこどもたちは足蹴にはせずおちょくって楽しませてもらうことにしてます。その木の実はカジュという黄色い果実。右奥の女の子が持っているやつです。<br><br>　後で調べたらコレ、カシューナッツの果実なんですね。カシューナッツのとれるカジュの木のことをカシューナットノキ(ややこしい)というそうです。果柄が肥大し、5-8cmの果実のようになったものをカシューアップル(カジュのこと)と呼び、その先に灰褐色の殻に覆われたカシューナッツができます。ナッツの殻を割り、その内部の勾玉型の仁の部分を一般にカシューナッツと呼び、食用とするそうです(Wikipediaより)。<br><br>　一緒にツアー回っていたブラジル人の姉ちゃんが、リンゴみたいで美味しいよというからこどもから買ってみたんですが、まぁ渋くてすっぱくて大変でした。時期でなかったのでしょう。蛇足。カジュはブラジルの北西部が原産ですが、世界の収穫No.1はなぜかベトナムだそうです。<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/c3/e3/j/o0480032210258803210.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/c3/e3/j/o0480032210258803210.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　その後はカブレという町に着きランチとなりますが、他に店がないので１店のレストランの独占となります。まぁツアーにありがちなことなんですが、もちろんそのお金はツアー代金に含まれてないので注意。結構な値段(確か25ヘアイスくらい)するのですが、値段相応の味と(かなりの)量です。白身魚が美味しかった！<br><br>　料理が出てくるまではビーチでただただボーっと日焼けして、考え事して、昼寝して、また考え事して。下手すりゃ朝６時から夜12時まで働き続ける生活に慣れていたから、逆に心と体が驚いていましたが、ひたすらのーんびりとバカンス気分を満喫していました。食後はハンモックでお昼寝。なんてピースフルなのでしょう。<br><br>　結局バヘリーニャスに戻ってきたのは夕方で、なんだかんだで緊張し続けていた心がようやく解きほぐされたのと、日焼けで体が疲れたのか、別のツアーに参加していたスーリーとの夕食をすっぽかして部屋で爆睡してしまいました。あんだけ世話になった人との約束を寝ブッチって…本当にどうしようもないですね。次の朝、スーリーは笑顔で許してくれたことは言うまでもありません。</div>
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<pubDate>Mon, 31 Aug 2009 15:33:03 +0900</pubDate>
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<title>Lencois</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/63/3d/j/o0480032210279754866.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/63/3d/j/o0480032210279754866.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　というわけで、スーリー姉さんのおかげで旅を続けられる目処が立ち、かなり気持ちが落ち着いてきました。「お金のことは気にしないで旅を続けていいの。私はあなたがブラジルを楽しんでくれない方が嫌だわ。」と言ってくれて、本当に本当に優しい人でした。<br><br>　後にメールで「I helped you because I like to travel too and I would like to be helped if I would be robbed. I think everybody must help each other and when I looked at you, you were like my "otooto".」などと送ってきてくれました。やはり人にやさしくされると、誰かにやさしさをあげたくなります。ぼくの仕事はやさしい気持ちがとっても大事なのに、やさしい気持ちを忘れがちになってしまうのです。やさしさを心に刻みつけておきます、Muito Obrigado！<br><br>　というわけで、旅を楽しもう！と。何事もなかったかのように旅を続けてやろう！と。行ってきましたよ、レンソイス。ツアーは宿の人に手配してもらいました。他の旅行会社に行って、値段の比較とか内容の比較とかをしなかったのだけど、恐らくは大した違いはないんじゃないでしょうか？ツアーは地球の歩き方にある通り、午後発と午前発があります。ぼくは午前発のには参加していないけど、午後発の方がサンセットも見れるし、お得なんじゃないかな？って思います。<br><br>　宿までピックアップしてもらい、いざ出発。上の写真はわかりにくいのですが、真ん中に写っているのがTOYOTAと現地で言われている乗り物で、これの荷台に取り付けた座席に座ってレンソイスを目指すのです。こんなところにもmade in japanを感じられて、誇らしく感じますね。ガンガンオフロードを突っ走るので揺れまくるし、途中木の枝とかで擦り傷とかできちゃいましたけど、もちろんそれもご愛嬌。なかなか楽しいドライブを小１時間。やがて少しずつ茶色の砂が白くなっていきます。そして…<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/ef/6f/j/o0480032210258802486.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/ef/6f/j/o0480032210258802486.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　どうです？完璧な白と青のコントラストと、青のグラデーション。まるで地球とは別の惑星にいるかのようでした。ぼくが人生で見た一番美しい青であることは間違いない。こんな景色がまだ世界中に転がっているのかと思うと…恐ろしい。さらに旅へ依存していく自分が恐い。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/08/4b/j/o0322048010283860014.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/08/4b/j/o0322048010283860014.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　レンソイスは正確にはレンソイス・マラニャンセス国立公園と言います。Maranhensesとは、ポルトガル語で「マラニャン州の」、Lençóisとは「シーツ」を意味する。まるでシーツのように白い砂丘が15万5000haに渡って広がっている。砂丘の砂の成分はほぼ100%石英でできており、それが太陽光に反射して白く見えるのです。半年ごと（1～6月）の雨季には、その間だけ無数の湖が出現するのです(Wikipediaより)。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/ef/10/j/o0322048010283860010.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/ef/10/j/o0322048010283860010.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　スーリー姉さんの話ではやっぱり７月に来るのがベストだそうで、国内外からの観光客で溢れているけど、それだけの価値があると。８月くらいになると少し水も干上がって大きな湖しか残っていないのですが、７月だと大小数え切れないほどの湖が見えるとのこと。そ、そんなこと言われても。<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/97/60/j/o0480032210258802487.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/97/60/j/o0480032210258802487.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　だいたいの観光客は水着を持参して、この湖で泳ぎます。このときに忘れてはならないのが水中ゴーグル！湖の中にはたくさん魚が住んでいるんですが、よくよく考えてみると不思議な話で。だって乾期は湖ないんですから。まだ詳細はわかっていないそうですが、どうやら穴掘って雨季が来るまで耐えているとかなんとか。そんな脅威の生命力を持った魚たちと戯れるのも一興。<br><br><br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/02/d6/j/o0480032210258802489.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090922/13/ikaros2001/02/d6/j/o0480032210258802489.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　他にもいろいろ湖があるのでそこを散策しながら、サンセットを待ちます。白い世界がだんだんと夕陽に染められていき、また違う惑星へ連れてこられたようでした。圧倒的な大自然とその原色が織り成すコントラスト。やっぱりたまりません。いろいろあったけど、ブラジルに来て良かった。このブログを読んでくれた方、行かないと一生後悔しますよ。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/2e/1c/j/o0480032210283860901.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/2e/1c/j/o0480032210283860901.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　ちなみにレンソイスをセスナに乗って上空から見るというプランもあります。２つの方法があって、１つはバヘリーニャスからアクティビティに参加する方法。早朝に出発してだいたい１時間くらいのフライトだって言ってました。もう１つはサンルイスからセスナでバヘリーニャスまで移動する方法。ちゃんとした金額はわからんのですが、結構な額するのではないでしょうか？だけどなかなかいいプランかもしれませんね。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/86/55/j/o0322048010283860012.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091022/21/ikaros2001/86/55/j/o0322048010283860012.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　スーリー姉さんはバヘリーニャスからのアクティビティに参加したのですが、ちょっと微妙かも？とおっしゃってました。７月雨期の直後ならおびただしい数の池というか湖が上空から見られるらしいので、それはそれは綺麗だと思います。googleのイメージ検索で出てくる画像もだいたいそれですよね。ぼくはもちろんセスナには乗ってませんよ、もちろんお金の関係でね。
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<link>https://ameblo.jp/ikaros2001/entry-10367406840.html</link>
<pubDate>Sun, 30 Aug 2009 20:05:24 +0900</pubDate>
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<title>Barreirinhas</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/07/5b/j/o0480032210279754869.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091018/15/ikaros2001/07/5b/j/o0480032210279754869.jpg" alt="ぼくらが旅に出る理由" border="0"></a></div><br>　衝撃の一夜が明け、朝はやって来ました。明けない夜はないのです。宿の外に出て、カラカラに乾いた風と朝なのに真上から刺してくるような太陽の光を浴びて、少し心が落ち着いてくるのがわかる。昨日、いろいろお世話になったブラジル人の青年はフェルナンド(25)。サンルイスで教師していて、修学旅行の下見に２人のベテランの女性教師と一緒にバヘリーニャスまで来たとのこと。<br><br>　本当に心の優しいナイスガイで、昨日の夜、手荷物を一式持ってかれてしまった僕の気分を和ませようと、必死に僕にいろいろ質問してくれたり、いたるところに気を遣ってくれました。フェルナンドは英語が喋れないけど、ぼくのポルトガル語の辞書はバスジャックたちの腕の中だったし、二人の会話は困難そのもの！でも筆談(というか描画)とジェスチャーだけでも十分に情報交換をできるもんなんですね。ただ年齢も近かったし、辞書があればもっと仲良くなれたかもしれないのに。もったいなかったです。<br><br><br><br>　ちなみに手荷物の中に何が入っていたかというと、<br><br>・現金600レアル(全財産)<br>・クレジットカード<br>・新生銀行のキャッシュカード<br>・ポルトガル語の辞書(旅の指差し会話帳)<br>・地球の歩き方<br>・コンパクトデジカメ(Ricoh GX200)<br>・iPhone(買ってまだ数週間…)<br>・iPod Shuffle<br><br>　逆に何が手元に残ったかというと<br><br>・パスポート<br>・日本に帰る航空券<br>・一眼レフデジカメ(Nikon D80)<br>・服、生活用品など<br><br>　一番愚かだったのは、クレジットカードとかキャッシュカードを分散させて持ってなかったことなんですよね。もちろん街を歩くときはぼくだって気をつけますけど、まさかバスジャックに遭うとは思いませんから。少し旅にも慣れたところで気の緩みが出たんでしょうが、今度の旅からは十二分に気をつけることにします。<br><br>　ちなみに犯人たちはかさ張るバックパックには手をつけませんでした。たまたま一眼レフちゃんはバックパックの方に入れていたのでなんとか助かったのです。これぞ不幸中の幸い。一眼レフちゃんを失くしてたら、完全に旅する気力を奪われていたと思います。<br><br><br>　　<br>　しかしながら。夜は明けたが、何も事態は解決していない。航空券はイーチケットなのでサンパウロまで戻れれば何とか日本に帰れるんですが、フライトは9/4と一週間後。つまりはその間はブラジルにいなきゃいけないから滞在費がかかる(当たり前だけど)。しかしそもそもここはバヘリーニャス。サンルイスまで戻って、サンパウロまでの航空券も買わなければならない。ってか、バヘリーニャスにせっかく来たのにツアーに参加する金もない。もちろんぼくだって、へたくそだけどこのくらいの状況を打破できるくらいの英語力は持っている。けど、この国では英語はまったく通用しない！<br><br>　どーする！どーする！俺？<br><br>　頼みの綱だったフェルナンドは今日、レンソイスの下見をしてそのまま夜にサンルイスへ帰らなければならない、と。精一杯のお礼の気持ちを怪しいポルトガル語で伝え、フェルナンド一行に別れを告げて、宿のロビーで途方にくれいていると…<br><br>　「奇跡」が起きた。<br><br>　日本人の女性が宿の入り口からロビーに入ってきたのです。いや正確には日本人ではないな、という直感が彼女の風貌のどこからか漂ってくるのはわかっていたんですが。服装、少し焼けた肌、眉毛、佇まい。旅人には特有の直感があるのです。膨らむ期待を抑えながら、声をかけてみた。<br><br>　「きゃ、キャンユースピークイングリッシュ？」<br><br>　すると、彼女はニコっと微笑んで<br><br>　「ニホンゴ、スコシナラシャベレマス」<br><br><br><br><br>　地獄に垂らされた一本の蜘蛛の糸。やっぱり、明けない夜はない。英語を話せるだけでもありがたいのに、ニホンゴまで喋れるなんて…神様はぼくを見捨ててなんかいなかった。<br><br>　彼女はスーリー、日系ブラジル人の３世。両親が日本語を喋れるのもあるが、日本に「デカセギ」をしに来ていたこともあったという。結論を言うと、何から何まで彼女にお世話になることになります。警察への届出と証明書の取得(これがないと日本に帰って保険が下りない)、サンパウロまでの航空券をすべて手配してくれて、滞在費として800レアルも貸してくれました。ぼくが彼女から借りたお金は日本円にしてなんと10万円！いくら自分が日系人で、僕が日本人だとしても、見ず知らずの人にこんなに優しくできるものなのだろうか？<br><br>　フェルナンドといい、スーリーといいブラジル人の優しさには本当に心を打たれました。こんな目にあったけど、やっぱりもう一度ブラジルに行きたいな、とこのときにして強く思ったのです。つづく。
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<link>https://ameblo.jp/ikaros2001/entry-10365406359.html</link>
<pubDate>Sun, 30 Aug 2009 16:29:27 +0900</pubDate>
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<title>Bus hijacking!!!</title>
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<![CDATA[ 　先に言っておきましょう。この日、旅は急展開を迎えます。<br><br>　僕は生まれて初めて、バスジャックに逢いました。<br><br><br><br>　そうそれは、サンルイスから今回の旅の目的地、バヘリーニャスへ向かうバスの途中でした。過密スケジュールのせいで体調を崩していた僕はバスが出発すると、持って来た漢方薬と解熱剤、整腸剤を流し込み、バスの中で眼を閉じました。疲労のせいかあっという間に眠りに落ちたの覚えています。 <br><br>　その後、深い眠りに陥っていた僕を、呼び覚ましたのはバスの中の喧噪。<br><br>　何やら三角巾で鼻から下を隠した男が二人、訳の分からぬ言葉(ポルトガル語)を叫びながら車内を動き回っているのです。右手に光る黒い物体。それよりも蛍光灯が消され、非常灯だけが赤暗く光る車内が僕の不安を一層かき立てました。体感時間で15分、ただひたすら僕は夢であることを願いました。というか、本当に夢だと思っていました。こんなことありえない、冗談はよしてくれ、神様、と。 <br><br>　でも何度目を凝らしてみても、黒い物体は銃だし、三角巾で顔を隠した男は悪意に満ちているのです。<br><br>　眠りと現実の境界を未だ彷徨う僕に、銃口が突きつけられました。鼻にギリギリ当たるか当たらないかの間合い。 いや、何が怖いって相手の要求が分からないのが怖いんですよ。 取り敢えず金品を要求されているのだろうと思い、パニックに陥りながらも何とか他の乗客がしているようにポケットにあるありったけの紙幣を渡しました。 すると犯人は他の乗客に標的を移し、とりあえずの命拾い。<br><br><br><br>　やがてバスは何もない夜の道に停車しました。すると男は二手に分かれ、片方は乗客から金品を根こそぎ奪い、もう片方がバスの外に出る乗客を一人ずつ貴重品を隠し持ってないかボディチェックをする、という連係プレーで一人一人処理していったのです。僕は手荷物をすべて素直に手渡し、パスポートだけはと思って股間に隠し、ボディチェックを間一髪ですり抜けてバスの外へと開放されました。<br><br>　全員をバスから降ろした後、犯人たちはバスに残された物品を物色し、空に銃を一発、打ち放って逃げていきました。運転手が「バスに乗れ！出発するぞ！」と叫んだのを皮切りに、外で待っていた乗客全員がバスの入り口に駆け寄せ、「私が先よ！」となりふり構わずバスに押し入っていく姿をみると、自分たちがいかに緊迫した状況に置かれていたかを再認識したのです。<br><br>　バスは近くの村の警察に寄ったりしながら(当然、警察は捜査に向かってくれるわけでもなく)、どうにかこうにかバヘリーニャスに辿り着くことができました。予定では11時着だったのですが、着いたのは夜中の２時。客引きに任せて宿を決めようと軽く考えていたんですが、客引きもさすがにベッドの中。バスで隣に座っていたブラジル人の男性が、自分のとった宿に泊まればいいと言ってくれたので、好意に甘えることにしました。<br><br><br><br>　人生で一番長く、心に負荷のかかり続けた、一生忘れられない日が、なんとか終わりました。<br><br>　その後に聞いた話なのですが、あまりバヘリーニャスとかサンルイスは治安が悪いわけではなく、そんなに頻繁にバスジャックが起こるような地域ではないそうです(サンパウロとかリオの方がよっぽど危ないと言われました)。それに事件が起こった時間も、21時くらいだったのでそんなに遅くはない。恐らく僕の運がかなり悪かっただけなのでしょうが、くれぐれもブラジルで夜にバスに乗るときは気をつけてください。
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<link>https://ameblo.jp/ikaros2001/entry-10364843905.html</link>
<pubDate>Sat, 29 Aug 2009 21:05:53 +0900</pubDate>
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