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<title>★★☆☆☆</title>
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<description>中の下くらいでありたい。</description>
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<title>言い訳コーナー</title>
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<![CDATA[ お久し振りです。趣味ブログでサボると「この趣味からおさらばしたのか？」などと思われてしまうのではと思ったので言い訳をしに来ました。観劇は続けております。頻度も高いです。え～……吉三以降は<br><br>『ソラオの世界』（千秋楽）<br>『王家の紋章』（プレビュー公演）<br>『超歌劇 幕末Rock 黒船来航』（大楽含め3回）<br>『ガラスの仮面』（1回）<br>『Dramatic Musical Collection 2016』（※コンサート）<br><br>という感じですね。若手メインか2.5次元かという。<br><br><br><br>なぜブログを書かなかったかと聞かれればまあ、ソラオのあらすじを書くのに挫折したり、プレビュー公演はトラブルが多くて感想を書くのが申し訳なかったり、超歌劇で破格のサービスを受けて語彙力が落ちたり、ガラかめにおいては「再演？続編の間違いだろ…」というくらい被りがない上にまたしてもぎゅぎゅっと詰まっていて書くのが億劫だったり、DMCは酔ってしまって記憶の8割が法月康平だったり、まあそんな感じです。笑<br><br><br><br>10月以降に観る予定の作品は<br><br>『恋するブロードウェイ』（チケット確保済）<br>『CROSS HEART』<br>『黒執事』（チケット確保済）<br>『Club SLAZY』<br>『Dance with Devils』（チケット確保済）<br><br>辺りです。リハビリも兼ねて恋ブロから再開しようかなと思っております。思っているだけです。出来ればガラかめも何とかしたいですね。素晴らしかったので。とはいえ今はぜ～んぜんやる気が出ないので、その内。<br><br><br><br>言い訳コーナーでした。
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<pubDate>Thu, 29 Sep 2016 23:00:05 +0900</pubDate>
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<title>『三人どころじゃない吉三』を真面目にまとめてみた</title>
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<![CDATA[ 少年社中さんの『三人どころじゃない吉三』を観てきました。久し振りに推し俳優TOP10が一人もいない作品でした。推し演出家の毛利さんがいますが、そこはまあ置いておいて。<br>今回は真面目にまとめようと思います。ストーリーのネタバレはありません。<br><br><br><br><br><br>元々は歌舞伎の演目『三人吉三巴白浪』。<br>白浪（盗賊）である三人の吉三の運命が巴の図のように絡まり巡るお話です。<br><br><br><br>女に化けて盗みを働くお嬢吉三が夜鷹（道端で客引きをする下位の売春婦）から百両を奪い、その金を狙った男からは刀を奪い、上機嫌なところに男が現れる。それはお嬢吉三と同名で稼業も同じく盗人のお坊吉三。百両を渡せと迫るお坊吉三にお嬢吉三は刀を抜き、斬り合いになる。と、そこに現れたのが三人目の吉三である和尚吉三。和尚吉三の腹の据わった物言いに感服したお嬢吉三とお坊吉三は、三人で義兄弟の契りを交わし百両を和尚吉三に預けるのであった。<br><br>和尚吉三の父・土左衛門伝吉は帰宅しない娘を心配している。その娘こそ、お嬢吉三が金を奪い川に流した夜鷹のおとせである。そのおとせの命を救ったのは八百屋久兵衛。伝吉宅へとおとせを送ってきた久兵衛は、自らの息子が店の金百両を持って行方不明になったと吐露する。その息子の特徴を聞いた伝吉は、川に身投げしようとしていた青年こそが久兵衛の息子だと気付く。そして、二組の親子と一目惚れし合った若い男女二人が再会を果たした。<br><br>伝吉に久兵衛が身の上話を始める。実子である男の子に「お七」と女の名を付け女の格好をさせて育てていたところ、五歳の頃に行方不明になってしまった。お七を探す久兵衛が寺の門前で拾ったのが、先程感動の再会を果たした十三郎。実の子ではないのだと。そしてまだ誰も知らぬことだが、かの「お七」こそがお嬢吉三なのであった。<br>伝吉は驚く。久兵衛に拾われ、自分の娘と愛し合う十三郎は、その昔自らが寺の前に捨てた我が子であると勘付いたからだ。<br><br>ところでお坊吉三の父・安森源次兵衛はその昔、将軍家から預かった庚申丸という名刀を盗まれたことで切腹し、安森家は断絶となっていた。その庚申丸はいざこざの末に川に落ち、巡り巡って現在はお嬢吉三の手にあった。<br><br>百両を手に伝吉の元に帰った和尚吉三は、その百両を伝吉に渡そうとする。だが頑固な伝吉は受け取らず、何やかんやでお坊吉三の手に百両が渡った。百両の行方を追った伝吉がお坊吉三に返して欲しいと願うもお坊吉三は応じず、伝吉を斬り殺す。父を追ってきたおとせと十三郎は父の仇が置いて行った証拠の品を手に、和尚吉三の元へ向かった。<br><br>お上からお嬢吉三とお坊吉三の首を差し出せと迫られる和尚吉三。しかし和尚吉三は二人を逃がしてやろうと考えていた。そこに飛び込んできたのが、父の訃報とお坊吉三が父を殺めた下手人だという証拠。和尚吉三は「父の仇を取るため」おとせと十三郎を説き伏せ、二人の首を取る。<br><br>偽の首であると見抜かれ捕らえられた和尚吉三を、お嬢吉三とお坊吉三は懸命に救い出す。逃げる途中で久兵衛に出会った三人は、百両と庚申丸を託し、お坊吉三のお家再興を願う。そして遂に追っ手に迫られた三人は、もはやこれまでと覚悟し刺し違えて果てるのであった。<br><br><br><br>三人どころじゃない吉三のベースの物語も、8割方が上記の物語です。<br>そこに足されるのが、黒子と謎の男。そして幾人かの脇役たち。彼らのことも少しまとめておく。<br><br><br><br>黒子<br>黒子の割に積極的に話に関わってくる小柄な女性。腰が低い。<br><br>謎の男<br>お嬢吉三を生き返らせ、やり直しをさせる。ツッコミ。<br><br>金貸し　太郎右衛門<br>軍臓に百両を貸す。劇中でやりとりされる百両の正当な持ち主。<br><br>花魁　一重<br>お坊吉三の妹。文里の嫁になることを頑なに拒んでいるが…<br><br>海老名軍臓<br>その昔、伝吉に庚申丸を奪うよう指示する。全部こいつのせい。<br><br>遊女　吉野<br>一重のことを気にかけている。弐兵衛にご執心。<br><br>釜屋弐兵衛<br>ヤンデレ気味な吉野に振り回されている。何か丸ごと可哀想。<br><br>木屋文里<br>一重に結婚を迫り続ける既婚者。商才はあるらしい。<br><br><br><br>三人どころじゃない吉三は、お嬢吉三が地獄で目を覚ますところからが本当の幕開けだ。生前の記憶を失くしたお嬢吉三に、謎の男はもう一度同じ運命を歩ませる。<br>様々な人々が百両と庚申丸を巡り小さなすれ違いを続け、どんどんと運命の歯車が破滅に向かって廻っていく。それを見せつけられたお嬢吉三は、謎の男の言葉に従い誰も死なない結末を迎えるために何度も何度もリセットし続ける。<br><br>しかしきっかけになっているのは百両と名刀。どうにも上手くいかない。何度やり直しても死人が出てしまう。降り続ける雪は、地獄から蘇ったお嬢吉三を冷やし続ける。黒子は努力し続けるお嬢吉三を励ますためなのか、呪われた運命に関わる人々全員に「吉三」の名を付けていく。しかし、どんなに足掻いても運命は変わらない。そして、このやり直しは和尚吉三もお坊吉三も経験し、諦めてしまったことなのだと知る。<br><br>分厚い服は罪の証。地獄に落ちた人々はその着物を脱がされ罰を受ける。そんな罪人たちを想って天から雪が舞い落ちる。その言葉通り、登場人物たちは分厚い服を着ている。罪を重ねた分だけ――<br><br>お嬢吉三はどう動くのか。幸せな結末は訪れるのか。その目でご覧頂きたい。<br><br><br><br><br><br>というわけでして、まだ公演中ですしDVDも出るようですし、結末は伏せます。<br>とりあえず鈴木拡樹さんが非常に美しいので！女装も男装もとてもいいです！是非！是非！！観に行ってください！！！もしくはDVDを買ってください！！！！！<br><br>以上です。
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<link>https://ameblo.jp/ikepouch/entry-12185728215.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Jul 2016 23:12:26 +0900</pubDate>
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<title>Club SLAZY-Another World- ネタバレあらすじ</title>
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<![CDATA[ CSL-AW-、折り返しも過ぎたところですし、私自身のためにもストーリーを追ってみようと思います。ネタバレだらけですので、避けたい方は今の内に閉じてください。<br>各人に差が出ないように書いたつもりではありますが、Actが好きなのでActに偏っている部分があったらお許しください。Qが多かったとしたら、それは仕様です。諦めてください。<br><br><br><br>―――――――――<br><br><br><br>現在。支配人・Zsは自らのShadowを残したまま、店を抜け出している。オーナー・Mr.Xは彼を探すために、Mystic・QやClub SLAZYの定めたコスチュームではない服を着ている人々を遣っていた。下を見ていたQは顔を上げ、Zsが見つからないと零す。<br><br>そんなある夜のこと――ショーを終えたパフォーマーたちはまたしても騒ぎを起こしていた。<br>現在のトップエースはAct。半年前に「自分探しの旅」をするためにと、SLAZYを後にしたまま帰ってきていない。その代理と2ndエースを務めるのはBloom。Qの元相棒であり、上司であり……今は3rdスター・CoolBeansの花粉症を悪化させる計画の元締めだ。面倒臭がりで酒浸りの4thスター・DeepはBloomの計画に乗り、花を摘んできた。一番の新入りでありDeepを教育係とする5スター・Endはその花をCoolBeansの部屋に敷き詰めた。お陰でCoolBeansは今、看病を必要とするほどに花粉症と「3年前のトラウマ」をこじらせてしまっている。<br><br>そんな彼らが寝静まった後のこと。突然、姿を消していたトップエース・Actが姿を現した。必死で「SLAZYの外に出るな」と繰り返すAct。それは彼が『外』の世界を知ったが故の忠告だった。Actが同期のDeepに託したい思いとは何なのだろうか。<br><br>Actの帰還を嗅ぎ付けたMr.Xが店に戻ってきた。出迎えるQに、オーナーは現状を嘆く。この現状を打破するために、と何でも知ってしまう賢いQに3年前の「反逆の時代」を振り返るよう、そして知っていることを話すよう命令するのであった――<br><br>3年前。まだActが5スターだった頃。トップエースは気弱で何かあるとすぐ体調を崩してしまうが、先見の明に長けたWill。2ndエースは自らを「副大統領」と名乗り「大統領」であるWillを支えるエレガントの鬼、V.P。3rdスターはCoolBeans、現在と同じく季節外れの花粉症に苦しんでいる。その原因を作ったのはV.Pだ。部屋いっぱいのマーガレットに囲まれ、苦手な先輩からの説教を受けたCoolBeansは臥せってしまっていた。4thスターも現在同様Deepだが、今とは違い貪欲にトップエースの座を狙っていた。5スターのActを自分の前座扱いしバカにするくらいにガツガツしていた。<br><br>ショーの後、教育係であるV.Pから「エレガントじゃない」と叱られるAct。何が悪いのかと、NewJackを飛び越えていきなりLazyに昇格したDeepと自分とは「何が違う？」と悩み続ける。そんなActをおちょくるDeep。何度も喧嘩する二人を見かねて、V.PはどちらかをNewJackであるEyeballの教育係にしようと提案する。ActもDeepも懸命に自己PRをするが、Willの鶴の一声で教育係はActとなった。<br><br>Actは自分がV.Pから厳しく育てられたように、Eyeballに厳しく当たる。ストイックなActを尊敬しながらも、気持ちがついていかなくなってしまうEyeball。そんなEyeballの気持ちを汲み取れず、Actはまた悩んでしまう。<br>見かねたWillはEyeballがActをどんな風に思っているのかと語りながら、その気持ちはそのまま自らがV.Pに抱くものだと気付く。<br><br>WillはV.Pの前でその想いを吐露する。それと同じ頃、EyeballはDeepから責められていた。Actの庇護の下にいる限りEyeballの成長は頭打ちだと、Actのやり方を真っ向から否定するDeep。Eyeballはその言葉に反論しながら、自分の器が足りないのだと自らを責めた。<br><br>Willはトップエースを続けるプレッシャーに耐えかね、SLAZYを後にしようと決める。V.Pは副大統領である自分は大統領と共にあるべきだと、迷いなくWillと同じ道を選んだ。そんな二人を止めようとするAct。3人が扉の外に出ると、そこにはオーナーが待っていた。<br><br>オーナーは3人に、3つの世界について語る。一つはSLAZY、規律と自由が両方ある世界。一つはTORI、心を失くし規律に縛られる世界。一つはUnder World、自由だが苦しい世界。3人はそれぞれ一つずつの世界しか選べないと冷酷に告げるオーナー。<br>オーナーの言葉に恐れをなしたActは、二人の選択を待たずにSLAZYへと戻っていった。<br>オーナーに逆らわない方がいいと察したWillは、V.Pの自由を想いながらTORIに行くことを決心する。残されたV.Pは尽くす相手を失い、悲しみにくれながらUnder Worldへと旅立った。<br><br>SLAZYに戻ったActは扉から離れることが出来ないでいた。二人は戻ってくる、そう信じて。そんなActに対し、Qは混乱しながら告げる。オーナーの命によりActが今日からトップエースになる、と。<br>外の世界についてを知り、二人がもう戻ってこないことを悟り、Actは笑顔を失う。そんなActをオーナーは満足そうに見つめていた。<br><br>Deepは打ちひしがれていた。自分より下だと決めつけていたActが、自分を大きく飛び越えてトップエースになったことを受け止めきれずにいたのだ。遂にはSLAZYに足を踏み入れた頃のようにMysticに戻りたいと零す。そんなDeepに、彼がJrという名を与えられQの庇護の下で働き始める頃に歌ってあげた曲をもう一度歌うQ。Deepはこれを機に、向上心に燃えることをやめて「面倒臭い」の一言で済ませるようになったのだ。<br><br>Actがトップエースになった2年後、Eyeballは5スターとなった。Actはその姿を見て喜ぶものの、Eyeball自身は悩んでいた。ソロ曲を任されたはいいものの、曲の理解が出来ない自分にもどかしさを覚えていたのだ。Eyeballの想いを知ったActは、Eyeballが自分ではなくV.PやDeepに強く影響を受けたことに憎しみや嫉妬心を覚えた。そうしてActはEyeballをUnder Worldへと追い出した、つもりだった。<br><br>しかしオーナーはEyeballをUnder Worldへは導かなかった。Eyeballが連れていかれたのはTORI。心を亡くすことを拒否するEyeballは、オーナーからの提案に乗ることにする。それは心を保つ代わりに声を失いShadowとしてSLAZYに戻ることであった。オーナーはZsが姿を消すことを予知していたため、代理支配人のShadowとしてEyeballを再び採ったのだ。<br>そうしてSLAZYに戻る直前、Eyeballはまだ心を失っていなかったWillからV.Pへの伝言を頼まれる。<br><br>現在。Under WorldでEyeballを見つけられなかったActは、EyeballがTORIに行ったと結論付ける。そんなActのすぐ傍にShadowとなったEyeballがいるのだが、ActにはShadowが見えない。二人は再会を果たせないまま、ActはTORIへと旅立ってしまった。<br>Actの帰還直後にQに呼ばれSLAZYに戻ったV.Pは、Qの命によりMysticへと降格する。そうしてShadowが見えるようになったV.PはEyeballと再会し、WillがV.Pとの再会を望んでいることを知ったことで、MysticとしてSLAZYに居続けることを決めたのであった。<br><br>変化に富んだSLAZY。自由に動き過ぎたと自覚するQは、オーナーからの罰を待つ。しかしオーナーはQに「いつも通り」変わらないことを望む。何も与えない、という罰。Qはその言葉を受け、自分は変わらないと誓うのだった。<br><br>ショーが終わり、Qは客席に向かって話し始める――<br><br><br><br>私が客席で体感して欲しいぞ、と思っている部分はすっ飛ばしました。1回しか観られない方、ネタバレを観てから落ち着いて観たい方、そんな方のお力になれれば光栄です。<br>以上のまとめには私自身の考察は入れていない、つもりです。読み取り方には個人差があると思うので、違和感がある箇所があるかもしれませんがそこはまあ、なあなあにしていて頂けると！<br><br>それでは、CSL-AW-を存分にお楽しみくださいませ。
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<pubDate>Thu, 14 Jul 2016 00:04:24 +0900</pubDate>
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<title>ミュージカル「魔界王子 devils and realist」のゆるゆるまとめ</title>
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<![CDATA[ 遅れて申し訳ございません。ミュージカル魔界王子、略してまかミュの宣伝をさせて頂きます。脳味噌ゆるゆるなのでしっかりしたまとめが作れません。そういう時もあります。gdgdですが気になったら是非CLIE-TOWNでお買い求め戴ければ…<br>もちろんネタバレ、ありありです。<br><br>ストーリーは原作1～2巻をご参照ください。<br>アニメではなく、コミックスでどうぞ！<br><br><br><br>【M1】<br>バフォメットが魔界に皆様をご招待、の歌。<br>そして、ウイリアムとケヴィンが経済難により家探しする様子も当人たちが歌で解説。<br>そこに現れるダンタリオン。選定公の説明はダンタリオンとシトリーと総代が行います、そう、歌で。<br>どこから現れたか分かりませんがジル・ド・レイとクロスビーも登場。<br>魔界だ代理王だ魔界だ何だと、魔界王子の基本的な設定をここでざっくり説明。<br>「こんなもの俺は信じない！俺は、リアリストだ！」という台詞で終了。<br><br>アイザック登場。<br>アイザックがオカルト趣味でウイリアムと対照的な存在であること、そしてウイリアムが優秀であることの説明台詞が続きます。<br>ウイリアムが野心家であることも説明。<br><br>【M2】<br>ストラドフォード校の紹介ソングをウイリアムとアイザックがお届けします。<br>総代も（10㎝のシークレットヒールを履いて）キレキレで踊り、歌うまっぷりをちょこっと披露。<br><br>【M3】<br>破産ソングです。ウイリアムメイン。<br>授業料未納をきっかけに財産を失ったことを知ったウイリアムとその家令ケヴィンの歌う「破産破産破産破産破産♪破産破産破産破産♪悲惨悲惨悲惨悲惨悲惨♪悲惨悲惨悲惨悲惨♪」はまかミュ屈指のスルメ歌詞でしょう。<br>「以上、ここまでの経緯でした～♪」とケヴィンに歌い上げられたら、ちょっとした不幸なら乗り越えられそうな気がします。<br><br>そして突然現れたダンタリオンの処理に入ります。<br>ウイリアムの状況整理に相槌を打つケヴィンと、縛られた上に一生懸命に自己弁護をするも一切聞き入れてもらえない可哀想なダンタリオン（）のコントです。<br>「選定公」ボードでウイリアムをつんつんするバフォメットかわいい。<br><br>バアルベリトとシトリーが選定公を狙っているという件をちょろっと。<br>虐められるシトリーがS心をくすぐります。脅えた顔が最高です。<br>そしてジル・ド・レイ…本物です。<br><br>そんな中、ウイリアムはダンタリオン邸に飛ばされてしまった。<br>ここが「ヤギだけど執事」の始まりです。<br><br>【M4】<br>バフォメット、もう面倒臭いのでヤギと呼びます、ヤギの代理王・選定公とは何ぞやという説明をしてくれます。<br>割と話を聞く気のあるウイリアムが笑えます。<br>お分かりかと思いますが、面倒臭い設定は全部歌で説明されます。<br><br>そしてジル・ド・レイ登場…からのダンタリオン登場。<br>「コイツは俺のものだ！」「違う！」「即答！？」というコントを挟みつつ、まかミュ屈指の本物二人が戦います。<br><br>【M5】<br>ダンタリオンとジル・ド・レイのバトル曲ですが、ヤギも歌います。<br>ヤギ、歌ってないことの方が少ないのでは？<br>クロッサンブルさんたちの格好良さを痛感する曲ですね…<br><br>ウイリアムが無自覚に力を発動させてダンタリオンが戸惑う中、ヤギの「それでは、ひとまずケーキでも…」で癒されます。<br>基本的に悪魔の皆さんはマントを翻すために無駄に一歩踏み出します。そこがいい。<br><br>アイザックの近況報告からのダンタリオン編入。<br>「俺を指名するか、YESかはいで答えろ」というアホな質問を超絶スタイリッシュにぶつけるダンタリオンをご覧戴きたい。<br><br>総代とクロスビーがちゃんと出てくるのはここ…中盤になってからです。<br>それはそうと、アイザックがシトリーを召還します。ここからのシトリーにはM心をくすぐられることになります。<br><br>クロスビーに悪しき気配を感じると言われダンタリオンを思い出すウイリアム。<br>「見ているかウイリアム、俺を指名すると言え！」またしても無駄に格好良いダンタリオン。<br><br>そんなこんなでシトリーとウイリアムが出会います。<br>簡単に金と三文芝居に釣られるウイリアム、今のところウイリアムから頭の良さを感じるシーンはほとんど無い！無いです！<br><br>【M6】<br>ウイリアム浮かれポンチソングです。<br>バアルベリトの「ぜひ援助したい！」はスルメ台詞です。<br>全員が舞台上に出てくるのですが、ウイリアムを中心に集まる時に隣にいたダンタリオンを割と強めにケヴィンが突き飛ばすところが見所です。「ドン！」ってこの音かな…？<br>ケヴィンの「破産しましたけど～♪」×2もスルメ歌詞ですね。<br><br>アイザックの一人コントを挟みまして、シトリーが数分にして正体をバラします。<br>金を失ったショックで全てどうでもよくなったウイリアムを放ってシトリーとダンタリオンの戦いが始まります。<br><br>【M7】<br>ダンタリオンとシトリーの二人のバトルソングです。<br>とはいえクロスビーの「奨学金♪なし♪落第♪退学♪」が一番耳に残ります。<br><br>「お前らが悪魔だろうが天使だろうがみみずだろうがおけらだろうがアメンボだろうがみんなみんな生きているんだ友達なんだ！つまり全ては、原子だ！！」と吐き捨てるウイリアム、軽くネタバレしているのでは？<br><br>「お前にそう言われるとシステム的に従わざるを得な…クッ、ああ、はいはい！」と去るダンタリオン、可愛い。<br>シトリーに「若干コミュ障」と言われて「自分、不器用なんで！はっはっは！」と全く堪えていない返答をするダンタリオン、バカ可愛い。<br><br>【M8】<br>悪魔を認めないウイリアムと認めさせたい側・させたくない側との曲です。<br>簡単に言うと今までのまとめですね。<br>ダンタリオン可哀想ソングと言ってもいい。<br><br>…と、ここでケヴィンとクロスビーの会話が。<br><br>【M9】<br>ヤギによる代理王候補もう一人いるよソングです。<br>ヤギだけど執事、もあります。<br><br>【M10】<br>待ちに待った総代のソロ曲です。しかもラブソングです。ありがとうございます！！<br>聴き応え充分です…ああ～最高です！歌うま総代最高です！！<br><br>総代が歌い終わった教会にジルちゃん（自称）登場。<br>コントは置いておいて、ここで代理王3人全員とウイリアムが接触することになります。物理的な接触です、言葉通りの接触。<br>そしてクロスビーから悪魔祓いの話を聞いたウイリアム、歌い出します。<br><br>【M11】<br>ウイリアムのお悩みソング。クロスビーには「聞こえてません」。<br>可愛いです。ひたすら可愛い。<br>「いい医者、紹介しますよ！」を卑弥呼様スタイルで叫ぶクロスビーが見所です。クロスビーのキャラが分からない。<br><br>ソロモンや悪魔について学ぶウイリアム。ダンタリオンへの反抗期真っ盛りでダンタリオンが可哀想な感じに…<br><br>【M12】<br>ダンタリオン可哀想ソングその2。<br><br>そんなこんなで悪霊祓いが始まります。<br>原作をお読みの方はお分かりでしょう、これが1～2巻で最後の事件です。<br>つまり一番の山場ということになります。<br><br>教会に辿り着いたシトリーを捕らえるクロスビー。そこに現れる救世主ジルちゃん（自称）。ヘロヘロなシトリーと漢丸出しなジルちゃん（自称）の対比が素晴らしいです。<br>クロスビーが今一つ強く見えないのですが、これでいいんです。これが正解です。<br>そして現れるダンタリオン。「助け出したのにダメ出し！」<br><br>【M13】<br>vsクロスビーソング。クロスビーの音程が不安定ですが、それはそれとして。<br>全く体格の違うダンタリオン・シトリー・ジルちゃん（自称）が揃いのダンスをするところはグッときます。<br><br>【M14】<br>法悦ソング。<br>クロスビーの後ろで舞うケヴィンの美しさに目を奪われる曲です。<br>おまけに不安定なクロスビーの歌に歌うまケヴィンの補正が入ってめっちゃ強そうです。DVDでは法悦の舞がきちんと収録されることを願います。<br><br>ジルちゃん（自称）がケヴィンとクロスビーの繋がりに気付き、総代…カミオがその繋がりを断つことで形勢逆転。<br><br>【M15】<br>vsクロスビーソングその2。<br>ダンタリオンがクロスビーに敵意を剥き出しにする、ダンタリオン最大の見せ場です。ただし演じている鮎川さんはめちゃくちゃ疲れています…体力…<br><br>ウイリアムの「選ばない」姿勢と、ダンタリオンの粘着質なストーカーの部分が印象深いシーンを終え、ケヴィンの「時が動き出す…」という言葉と共に山場が終了。<br><br>ヤギの「特別な場所」で独り言を吐き出していると、なぜかそこに現れるケヴィン。<br>ヤギにダンタリオンをウイリアムに近付けないように頼むも断られ「では、殺らねばなりませんね…」といつもの調子で呟くケヴィン。ラスボス感しかない。<br><br>バアルベリトが過保護っぷりを発揮し、カミオが代理王に対する興味を湧かせたところで、最後はウイリアムとダンタリオンのラブシーンです。語弊がありますが、まあいいでしょう。<br><br>【M16】<br>ダンタリオン立ち直りソング。<br>ただしウイリアムとは完全にすれ違っているので、ダンタリオン可哀想ソングその3と言ってもいい。<br><br>【M17】<br>続編を作りたいので課金をお願いしますソング。<br>前半で聞いた曲ですねえ…<br><br>ヤギのケーキ、縦にデカい。<br><br>【M18】<br>最後の曲。<br>配信ではまさかのケヴィンパートがマイクトラブルで聞こえないという…DVDでは改善がなされているはずです。<br><br><br><br>…とまあ、こんな感じでした。<br>基本は原作沿いですが、削られていたり足されていたり変わっていたり、まあ原作沿いの2.5ミュのスタンダードな形でしょう。ただし、完全にミュージカルです。曲の多さやその作り…キャラソン的な歌ではなく、完全にストーリーに食い込む歌であるところが、一般的な2.5ミュと違うところですね。<br>歌うまと呼べるキャストは少ないですが、聞き苦しいほど下手というキャストはいないので耳に優しいところもお勧めです。<br>映像を一切使わずにクロッサンブルさんを初めとしたクロス（布）で繰り出される魔法を表現したところも、この2016年にと考えると新しいです。<br><br>2.5次元において最重要であるキャラクターとの合致度ですが、ダンタリオン、ジル・ド・レイ、シトリー、ウイリアムは精度が高いと評価されています。個人的にはアイザックの説明役を負わせられながらも可愛いキャラを突き通した部分は凄いなと感じました。他のキャラはまだキャラクター性を出せないという面もあり、保留としたいところですね。<br><br>公演から1ヶ月経ってこの程度か！と言われそうですが、公演中はダンタリオンとケヴィンに酔っていてそれどころではなかったのでお許しください。あと、DVDを買ってください。続編が！観たいんです！！
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<pubDate>Sun, 10 Jul 2016 21:49:20 +0900</pubDate>
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<title>舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の感想のような考察のようなもの</title>
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<![CDATA[ これは数時間だけ繋がった過去と今、そして丸光園とナミヤ雑貨店…ひいては皆月暁子と波矢雄治の繋がりが呼び起こした奇蹟に基づく物語です。到底、東野圭吾作品とは思えない雰囲気を持っています。というのも、私が持っている東野圭吾作品のイメージは『白夜行』やガリレオシリーズに新参者シリーズ、『さまよう刃』などの社会派ミステリーというものだからだ。しかし、調べてみれば10代の頃に食い入るように観ていたドラマ『流星の絆』の原作者は東野圭吾であった。それを知った時にそうか、と思った。『流星の絆』にも命の関わる謎はあったが、主題はそこにはなかった。あくまで性格も特技もまるで異なる三兄弟が悪さをしながら協力して成長していく物語であった。<br><br>ナミヤ雑貨店に忍び込んだ3人。強盗犯だが、どうも息が合っていない。そんな3人がただ夜明けまでを過ごすために入ったナミヤ雑貨店で、たった一晩だけに起こる奇蹟の裏側を体験することになる。<br>そんな序盤の出来事を忘れるくらい終盤になってから、雄治の元恋人である暁子が丸光園を見守っていると言い残したことが明かされる。それを受けて、丸光園出身で親からの愛を充分に受けられなかった3人が丁度あの夜に強盗をしたのも、その相手が迷える子犬・武藤晴美であったことも、身を潜めた場所がナミヤ雑貨店であったことも、全てが必然であったように感じられた。<br>親とその恋人から虐待を受けた敦也は、恵まれた人間には厳しく当たる。そうでないと分かれば真摯に接するところを見るに、ただの意地っ張りかも。翔太は思ったことがすぐ口から出てしまうけれど、ちゃんと反省ができる。頭が回るお調子者。幸平はやると思ったらやる。ぼんやりしているように見えるがよく人を見ているし、抜けている部分もムードメーカーとして役に立つ。ただ丸光園で育った同年代の3人に見えるが、過去の相談と向き合うためにはそれぞれの真摯さと利発さと客観性を組み合わせることが必要になる。それも運命のように思えた。<br><br>ベースはファンタジーだが、それぞれの人生は非常に現実的だ。身分違いの恋は花咲く前に摘まれてしまう。作曲の才能はあっても歌で食べていくことは出来ない「魚屋ミュージシャン」がいて、そんな克郎に救われたことを心に刻んで『再生』を歌い続ける天才セリがいて、そのセリの熱のこもった想いに救われて傍で生きることを決めた「グリーンリバーの娘」がいる。予言のような助言を受けて一代で財を成すも誤解を受けて窮地に追い込まれる「迷える子犬」もいる。誰もが何もかもを得られるわけではない。欠けたものを埋められないままに、その穴を抱えて生きる人々。<br>自分だけが不幸なわけではないと3人は学んだのではないだろうか。不幸に見舞われない人生はない。だが、幸せは自分の手で掴みにいくことができる。誰かの助けを借りてもいい、彼らがナミヤ雑貨店に悩み相談をしたように。そして、誰の役にも立たない人などいない。波矢雄治が、皆月暁子が、ナミヤ雑貨店に起きた一晩の奇蹟が彼らに教えたかったのはそういうことなのかもしれない。<br><br><br><br>繊細な演出とスピーディーな展開で感情を落ち着かせる暇もなく、終盤はもうコミカルなシーンでも涙が流れてくるような状態でした。多田直人さん・松田凌さん・鮎川太陽さん・川原和久さん以外のキャストさんは全員一人二役以上をこなしていらっしゃったのですが、そこにも意味があるように感じました。以前観た『タイタニック』にて演出のトム・サザーランドさんが「一等客から下働きまで同じキャストが違う階級の人間を演じることで命の同等さを伝えたかった」というようなことを仰っていたのですが、今回は人生における幸不幸とは何なのかをこの方式から考えることができたように思いました。<br><br>これからの大阪公演、楽しんでくださいませ。
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<link>https://ameblo.jp/ikepouch/entry-12156336620.html</link>
<pubDate>Mon, 02 May 2016 23:55:01 +0900</pubDate>
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<title>舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の粗くないあらすじ</title>
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<![CDATA[ Color of Lifeの感想・考察ははどうした？という意見が出たら困るので先に断っておきます。書けませんでした！筋はざっくり書けば5行くらいで終わってしまうし、でも考察を書こうと思うと書いても書いてもしっくりこないし…というわけで、私にはまだ荷が重いと判断しました。DVDが手に入ったら書くこともあるかもしれませんし、ないかもしれません！現状全く分かりません！<br><br>…というわけで、今回は舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』について。今回の上演は、2013年にキャラメルボックスさんが上演したものを、劇団の枠を取り払い外の風を取り込んでの再演という形です。<br>泣かされました。かなり泣かされました。途中から目当てのキャストがどうこうなんて、どうでもよくなりました。それくらいいい作品でした。歌もあるし…<br><br>いつもの通りネタバレもあります。時系列分からないでとりあえず書いてあるところもあります。記憶力曖昧です。お気を付けて。<br><br><br><br>一人の老婆が昔話を始める。若い頃の姉の話だ。些細なきっかけで知り合った女学生の姉と年上の工員が恋に落ち、その果てに駆け落ちを試み、そして失敗した。二人とも本当に相手を想っていたがゆえに、男は身を引き、姉は生涯独身を貫いた。その男の名は波矢雄治であった――<br><br>現在。理性的で投げやりな敦也・激情家でロマンチストな翔太・思考が斜め上な幸平の青年3人組が真夜中、無人の雑貨店へと忍び込む。警察を恐れて一晩を過ごすつもりだった3人。そこへ一通の手紙が投函される。宛名は間違いなく3人が忍び込んだ「ナミヤ雑貨店」であり、差出人は「魚屋ミュージシャン」であった。<br><br>部屋の中にある雑誌の記事から、ナミヤ雑貨店が悩み相談を受け付けていたことを知った3人。放っておけと言う敦也をなだめ、幸平は返事を書き牛乳箱へ入れる。そこで敦也は、幸平が手袋を脱ぎ指紋を残してしまったことに気付く。しかし牛乳箱から手紙は消えており、郵便口からは幸平の書いた内容に沿った魚屋ミュージシャンからの返答が差し込まれた。<br><br>何度見に行っても人の姿は見えない。おまけに魚屋ミュージシャンの発言がどこかおかしい。そんな違和感を抱えた3人は、ある仮説を立てる。その仮説を証明するために翔太がした質問により、魚屋ミュージシャンは過去の人物だと判明する。彼の生い立ちを知った3人は、現在活躍するミュージシャンに当てはまる人物がいないことを理由に彼にその道を諦めるよう勧めるのであった。<br><br>大学を中退して東京でミュージシャンを目指しながらフリーターを続ける克郎。魚屋を営む実家を離れていたが、父が倒れたことで故郷を訪れる。実家では妹から正論で責められ、父の病室では叔父から跡継ぎにならないことを責められた克郎。そんな時、父は克郎にではなく叔父に食ってかかった。父の本心に初めて気付くも将来に悩む克郎は、幼い頃に通っていたナミヤ雑貨店へ悩み相談をする。しかし、その返事は全て「ミュージシャンを諦め魚屋を継げ」というもの。聞いてもらえれば分かるのではと、克郎は人の気配がするナミヤ雑貨店の前でオリジナル曲「再生」を演奏する。<br><br>3人は突然返事の方向性を変える。魚屋ミュージシャンに音楽を続け人の心を救うよう伝えたのだ。そんな折、克郎は父に魚屋を継ぐと宣言する。しかし父はそんな克郎の覚悟のなさを見抜き、何か一つものにするまで帰ってくるなと伝えるのであった。<br><br>ギター一本で様々な施設を回り音楽活動を続ける克郎。ある時、3人の出身地である児童養護施設・丸光園を訪れた。そこで頑なに口をきこうとしない男の子タツユキと、その子を庇う気丈な女の子セリの姉弟に出会う。演奏後にもう一度克郎の元にやってきた二人。セリは克郎のオリジナル曲「再生」を気に入り、たった一度だけ聞いた曲を口ずさんだ。その美しさに感動した克郎はセリに歌手の道を勧める。タツユキはそんな克郎を信用したのか、姉以外と初めて会話を交わした。<br><br>その夜、丸光園は炎に包まれる。タツユキを探しに行こうとするセリを押し留め、克郎は建物へと戻った。恐怖で立てなくなったタツユキをおぶって階下へと進む克郎。しかし、途中で足を挫いてしまう。タツユキに外へ向かうよう言った後、克郎は力尽きた。そんな克郎の遺した言葉通り歌手になりトップアーティストにまで上り詰めたセリ。そのセリがステージで歌う「再生」を、3人は聞いたことがあったのだ――<br><br>老人になった波矢雄治は、寂れた雑貨店の中で悩み相談を受け続けていた。息子・貴之はそんな父を心配していた。老いた父を一人にさせてはおけない、妻も望んでいるから自分たちと一緒に過ごして欲しいと告げるそんな時に届いたのが「グリーンリバー」からの相談であった。不妊が原因で三行半を突き付けられた女性が妻子ある男との間に子どもを作ってしまい、産むべきか産まないべきかと悩んでいた。<br><br>数年後、雄治は病に倒れる。意識を取り戻した雄治から、貴之はグリーンリバーのその後を知らされた。新聞には生後1年の女の子を遺し自動車事故で女性が亡くなったこと、ブレーキ痕のないことから無理心中と判断されたことが記されていた。それを読み、過去の回答で不幸になった人がいるのではと不安になった雄治はある夢を見る。未来から自分の元へ手紙が届く夢…それが現実になるのではと考えた雄治は、貴之を説得し一晩だけナミヤ雑貨店へと戻った。<br><br>雄治の夢は正夢であった。そして多くの人々から感謝の手紙が届く中には、グリーンリバーの娘からの手紙もあった。<br><br>母の死後、児童養護施設・丸光園に引き取られた若菜。ある時偶然、母の起こした事故のことを知ってしまう。若菜は母が自分を殺そうとしたと深く落ち込み、自殺未遂を図る。そんな若菜の元を訪れたのはセリだった。セリは言う。若菜の母は貯金も尽き果て30kgまで体重が落ちる中でも、若菜にだけは食べ物を与えしっかりと成長させていたと。無理心中ではなく、栄養失調における不測の事態で事故を起こしてしまい、意識を取り戻してすぐに若菜だけは助かるように行動したのだろうと。セリは若菜の母がナミヤ雑貨店からの回答を大切に保管していたことも告げ、覚悟を決めて若菜を産み育てた母を、そして自分を大切にするよう話した。その後二人は天才アーティストとそのマネージャーとして過ごすこととなる。<br><br>目の前の奇蹟に驚く貴之。そんな時、白紙の便箋が一枚差し込まれる。雄治は最後にこの手紙の返事を書かなくてはと目を輝かせた。<br><br>現在。雄治の33回忌に合わせて悩み相談が一晩だけ復活することを知った3人。それは、雄治のひ孫が貴之の遺志を継いで告知したものだった。33回忌には魂が天国へ昇るのだと言う翔太と、だから今この場が過去と繋がっているのだとはしゃぐ幸平。それでも信用できない敦也は白紙の便箋を外から差し込むも、その便箋は店の中には届かなかった。<br><br>そして、また手紙が舞い込んだ。今度は「迷える子犬」から。腰掛けOLとして安い給料で過ごすことを嫌いホステスと両立しているが、会社を辞めようと考える若い女性。敦也は殊更に激しい口調で彼女を責める。そんな敦也に、彼女は噛みつき返す。<br><br>武藤晴美は事故で両親を亡くし、親戚の家で過ごしていた。6年間は丸光園に預けられたこともあったが、しっかりと育ててくれた養父母には感謝を欠かさなかった。そんな父が倒れたことでお金が必要となったことを知り、晴美はホステスの道を選ぼうとしたのだ。克郎の妹から「正直に書かないと」と勧められた晴美は、それを手紙にしたためる。そんな晴美に3人はバブルの時期と弾ける時期、その後に選ぶべき仕事を教える。信用できずにいた晴美は返事を持ってナミヤ雑貨店に向かい、そこで雄治の死を知る。そこでナミヤ雑貨店から示された返答のタイムリミットが雄治の命日であることに気付き、3人からの助言を信じることにしたのだ。<br><br>一代で大企業の社長となった晴美は、金にものを言わせ育ての母から全てを搾り取ろうとする娘夫婦を蹴散らした。その後、半焼した丸光園に向かった晴美は丸光園を創ったのは現園長の姉…若い頃に恋人を失い独身を貫き、子どもたちを救うことを第一に考えた女性・暁子であったことを知る。そんな暁子に晴美は憧れるのであった。<br><br>50代になった晴美は幼い頃に世話になった丸光園の経営不振をも救おうとしていた。しかしその真意は捻じ曲げられ、悪者として見られていた。それに倣った3人は、実家に戻った晴美を襲う。手持ちの金とハンドバッグを奪った3人は、去り際に晴美が「大事なものが入っている」と言ったことを思い出し、中にある手紙を読んだ。そこには悩み相談に答えてくれた3人への感謝が綴られていた。<br><br>これらは33年前に波矢雄治が現在からの手紙を受け取る裏で、現在に33年前からの手紙を受け取るという不思議な出来事であったと気付く3人。彼らは人のものに手を出した自らを反省し、晴美を救うため、そして警察に捕まるために晴美の実家に戻ることを決める。<br><br>敦也が何気なく牛乳箱を覗くと、そこには「名無しの権兵衛さんへ」という雄治からの返答があった。「将来の地図を持たず、道すら見えていないということは、これからいくらでも書いていけるということだ」という雄治の言葉に喜ぶ3人は、陽の当たる道を歩いていくのであった。<br><br><br><br>というわけで、感想は次回！
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<link>https://ameblo.jp/ikepouch/entry-12156015898.html</link>
<pubDate>Mon, 02 May 2016 01:15:38 +0900</pubDate>
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<title>ミュージカル「さよならソルシエ」を観て(※愚痴もあるよ！)</title>
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<![CDATA[ さよならソルシエの感想を書こうと思ったのですが、今回は恐ろしく歯切れの悪い文章になると思います。観てから10日以上経ってから書かなければならないくらい気持ちを平静に戻すのに時間がかかったという点から色々と察して頂きたいです。<br><br>あらすじはぼんやり書きます。DVD出ますし、原作ありますし……あ、でも感想では思いっ切りネタバレします！注意！！<br><br><br><br>画商、テオドルス・ファン・ゴッホ。切れ者として名高い彼はある日、戯曲家ジャン・サントロにある依頼をする。それは彼の兄である売れない画家、故フィンセント・ファン・ゴッホの人生を、その絵に見合う苛烈なものへと作り変えて欲しいというものだった――<br><br>ジャン・サントロはゴッホ兄弟と共に過ごしていた新進画家アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック、エミール・ベルナール、ポール・シニャック、ポール・ゴーギャンと依頼主であるテオに生前のゴッホ兄弟にまつわる話を聞いていく。<br><br>全く違うふたり。けれども、その愛情は確かにお互いを支えていたのだ。すれ違う想いは画壇との対立を通して少しずつ寄り添っていき、ゴッホ兄弟はひたすらに未来を見て進んでいた。しかしそんな折、フィンセントは突然命を落としてしまう。その兄が遺した作品を世に広めるため、テオは壮大な計画を立てたのだった。<br><br>穏やかで優しい兄は、炎の画家へ。野心溢るる激情家の弟は、献身的な弟へ。その周囲の人物像も少しずつ書き換えられ、炎の画家フィンセント・ファン・ゴッホが誕生した。そして、その「事実」をより深めるため、テオは最後の行動に出るのであった。<br><br><br><br>原作漫画は賛否両論。その「否」を唱える人々が呑み込み切れなかった部分が、私には何となく分かるような気がします。<br><br>テオには情熱があったけれど、絵の才能は兄よりも乏しかった。兄には類稀な絵の才能があったけれど、かける情熱はテオのそれには遠く及ばなかった。テオの求める新しい芸術を作り出す腕が兄には備わっており、己の絵の価値を高められない兄を支え押し上げる力がテオには備わっていた。<br>つまりこのふたりは二人三脚。テオの欲望を満たすためには兄の才能が必要で、兄の才能を高めるためにはテオの援助が必要だった。それなのに、兄は唐突にこの世を去ってしまう。テオにとって何よりも大切だった天才画家の兄という存在が、永遠に失われてしまった。<br><br>そうなった時になぜ「兄の人生を書き換えよう」と思ったのか？と考えると、行き詰ってしまうでしょう。テオは絵の価値を画家と紐付けようなどという考えを、そもそも持っていないのですから。けれど、こう考えれば納得が行くのです。<br>最後の手紙の返事を綴ったのではないか、と。<br><br>テオが人知れず帽子の下で燃やし続けた激情を、兄へ。兄が持っていた包み込むような穏やかで優しい性分を、テオへ。それぞれの才能をそのままに、性格をそっくり入れ替えると……炎の画家と献身的な弟が出来上がります。<br>こうして炎の画家が出来上がると、それと同時にテオはつまらない人間になります。新進画家を成長させ名を上げさせた策士と、ひたすらに兄を金銭的に援助し続けた弟では比べ物にならないでしょう。そうして自身の名を遺す手段を断ってまでも兄を飾り立て注目を浴びさせたかったその理由は、兄から向けられた想いと同じだったのでは。<br><br>兄に対して嫉妬も羨望も憤怒も愛おしさもどれも深く抱いてきたテオ。「兄を失って生きていけるのか？」という疑問は、作り変えられたテオだけではなく、自分自身にも向けていたのではないでしょうか。<br>だからこそ「テオドルス・ファン・ゴッホ」を殺し、ただ絵が好きな一人の男として自然の中へと戻って行ったのでは。兄にその道を選ばせるべきだったのではという自らの後悔を埋めるためなのか、それとも、そんな風景の中にこそ兄を感じさせるものがあるからなのか。<br><br>兄から最期に受け取った愛に満ちたメッセージへの全力の返答。哀しい魔法使いは、手の届かない相手への返事を時代に刻み付けた。そう思うと、テオの行動に一貫性を見出すことが出来るように思います。私にとっては、ですが。<br><br><br><br>最後にちょっとだけ不満。<br>生声が聞こえない席で観ると、ピアノに声が消されるわ声同士が消し合うわ、散々でした。まあブルーシアターなので仕方ないといえば仕方ないのですが、ここまで聞き取りに苦労する作品もそうそうないです。DVD編集、頑張ってください。<br>あともう一つ。ゴッホ兄弟が主軸なのは言うまでもないのですが、あらすじに苦労するレベルで新進画家たちの影が薄い。何ならワンシーンしか出てこない葬式に参列していた子の方が目立つ。おいおい…アンサンブル未満の扱いかよ…<br><br><br><br>以上です。<br>やっぱりええ声はええ劇場で聴くべきだなと思いました。
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<link>https://ameblo.jp/ikepouch/entry-12144431831.html</link>
<pubDate>Tue, 29 Mar 2016 15:04:59 +0900</pubDate>
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<title>ミュージカル「Dance with Devils」の感想のようなもの</title>
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<![CDATA[ <font color="#FF0000">※平然とネタバレしています。<br>※今回は一段とテンションがおかしいです。お気を付けください。</font><br><br>デビミュ千秋楽を観に行きました。千秋楽のみです。一番美味しいところだけ。岡村俊一さんが蛇蝎のごとく嫌っている観劇方法です。お金が無い時以外はやりませんよ、私も。あと当たったチケットですからね！抽選で！いいんですよ、これで。<br>という言い訳は置いておいて。私の目当ては法月康平です、お察しの通りです。3月はもう一度うるさくなると思いますが、2回目のこれも耐えてください。<br>そうそう、CLUB SLAZYでお馴染みの三浦香さんが脚本・演出だからというのもあります。何度も同じ脚本家・演出家の舞台を観ていると描き方や匂わせ方、隠し方に慣れてきますよね。その分観るのが楽になる。ああ～エンターテインメントでも楽をしようとするクズです私は～申し訳ない～！<br><br>まず、ニコ生のダンデビ一挙放送は観ました。キャラはそこそこ掴めています。ネタバレも見たので、オリジナルキャラの立ち位置も大体分かっていました。では、まずは全体の感想から。<br>ストーリーも見せ方も非常に分かり易い。アニメもそこまで話数を割かずとも描けただろうというくらい分かり易いストーリーでしたね。まあ、ミュージカルする時間的余裕が必要だったのでしょう。アモったりとか。とはいえリツカの表現も含めて全員男性で、女性は不在。そのためアニメダンデビでの私が最もイケメンだと思うリツカの女友達(という名のお兄ちゃんの手下である)アズナも不在。お母さんも概念のみ。またおじさんもいないので、おじいちゃんも例のラスボスも不在。不在だらけのイケメンミュージカルです。…と言うと嫌な予感がする方もいらっしゃるでしょうが、歌の柱が何本も乱立するので心配ご無用。裏切るキャラもいますが、裏切りそうな感じしかしない！分かり易い！<br>一言でいうならば「分かり易い2.5次元ミュージカル」です。入口にとっておき、ではないでしょうか。アニメがそもそもミュージカルしているので、アニメから入った人も違和感はなかったのではないでしょうか。声以外は。声はもう仕方ないです。歌声まで似せる信じられない役者もいますが、そういう人と比べてはいけません。キャラが青ければキャストも青くて当然なのです。そういう若い時にしかない魅力を全力で振りまいてくれることを有難く思うべきです。イケメンは神。<br>アニメではじっくり12話…概算でも4時間以上に渡って描いたストーリーからキャラを2人減らし2人増やし、そのオリジナルキャラのソロ曲も増やし…となれば尺はキツキツ。アニメを観ながら「ああ、三馬鹿とのデート(？)は歌だけになるんだろうなあ」と思っていましたが、まさかのローエンもばっさり。それなのにオリキャラはガッツリ歌うわ踊るわ戦うわ…いいのかこれで。＼ｲｲﾝﾀﾞﾖｰｸﾞﾘｰﾝﾀﾞﾖｰ／<br><br>それではキャストを。座長から順番に、推しを最後に語ります。ただし私が観た千秋楽のホランドは木村昴さんだったので、伊崎さんに関しては語れません。すっ飛ばします。<br><br>鉤貫レム役：神永圭佑さん<br>テニミュの映像をちらっと観たことはあります。生で観たのはこれが初めてですが、今までの経験上、テニプリ四天王(不二・跡部・幸村・白石)を演じた俳優は只者ではないと分かっていました。<br>歌唱力を高く評価するのは難しいです。とんでもない人が近くにいたので。でも、音も思いも声量もブレずにずっとレムだった。それは確かです。努力でどうにかなる部分ではないと思います。おそらくこれは才能。<br>2.5次元にもってこいの美しい顔、細身の体型、映える立ち姿。スポットライトを浴びずとも輝いて見える、という感覚はこれで2人目です。去年20作観て、今年は現時点で5本観ていますが、未だ2人しかいません。それだけ希有な存在です。能力的にずば抜けてここが、とは言えません。まだ。でもいつかそう語られる人になるのだろうなと思いました。<br>素晴らしいレムでした。あのエンディングに涙してしまう人が出るほどに引き込めるだけの力を持ったレムでした。また観たい俳優さんです。<br><br>立華リンド役：平牧仁さん<br>完全にはじめましてです。とうらぶ公式アカウントがうっかり平牧さんのツイッターｗフォローした時に知りました。それくらい知識がありませんでした。<br>2.5次元にエクソシスコンを持ってきて大丈夫か！？と思ったのですが、妹分のアズナが消え先輩エクソシストで頼れる兄貴分(正体はヴァンパイア)のノエルが増えたためか、ピリピリ具合に納得してしまう。この立場のリンドなら窓に南京錠を掛けても仕方ないかなと思ってしまいます。護れ護れってそそのかすんですもの、ノエルが。全部ノエルのせい。お兄ちゃん悪くない。リンド頑張れ…！<br>平牧さんは歌手活動もしているだけあってミュージカル歌唱ではなく。加藤和樹さんのファンの方ならピンときそうですが、喉を痛めてしまうのでは？と思う歌い方でした。上手いんですが、心配になるのです…年上に対して偉そうにという思いもありますが笑。<br>気持ち悪い描写がさっくり削られていたのでシスコン濃度は薄く、それを発揮する頃には従兄妹だとバラしているので何の問題もなく。ただしリンドエンドはどこにもない。可哀想なお兄ちゃんでした…背が高くてスタイルがいいです。2次元か。<br><br>楚神ウリエ役：崎山つばささん<br>刀ミュの宣伝映像でちらっと観ました。あの中では歌が上手い人だと思いました。それくらいで、大した知識はありません。生でははじめましてでした。<br>出てきた瞬間に「スタイルいいなー！」と思いました。背が高いと細くなってしまうかガッツリ筋肉がついているかデブかの3択になるという偏見があったのですが、適度！ナイス適度！！ホランドを蝶々扱いして慣れた手つきで誘惑する場面、あんなものギャグになるべきなのにこのウリエはガチ。意味が分かりません。そりゃホランドもクラっときちゃいますよ、あんなもの…<br>鞭のついたバラを持つ白スーツの男という笑いを誘う見た目もしっかり纏ってしまう凄さ。でもおバカさもしっかり見せてくる。アニメと一番被って見えたのはウリエだったように思います。別に石切丸推しだから甘く判定しているわけではありません。大柄な俳優が好きだからぬるめに見ているわけでもありません。間近で観ていたらアモられていただろうなと思ったのです。近くには来ませんでしたけどねー！結果、アモられませんでしたー！！<br><br>南那城メィジ役：吉岡佑さん<br>完全に初めましてです。何度かチャンスはあったのですが、流れ流れて今回がはじめましてになりました。30歳なんですね…意外と。あんなに若くて綺麗な雰囲気を漂わせているのに。怖いわー俳優って…<br>一番プレッシャーを感じていた人なのではないかな、と感じていました。何しろ同じ舞台上に中の人がいるのです。考えただけで眩暈がします。心ない人は「中の人を連れてきたならメィジを演じさせたらいいのに」と口にするでしょう。そういう人のことも納得させなければいけないのです。ハードルが高過ぎる。<br>アニメ版では高校デビューしたジャイアンなどと言われていましたが(中の人的にもね…)、こちらは綺麗なジャイアンという感じでした。といっても泉から出されたアレではなく、見た目だけ綺麗になったジャイアン。中身はしっかりジャイアン。<br>歌い難そうな曲だよなあ大丈夫かなあと思っていましたが、一つ一つの音を離すのはやっぱり難しかったみたいです。でも歌っている最中もしっかりメィジで、そこがいいところかなと思いました。歌い出すとキャラが薄まる人っていますからねえ…あ、今回はいませんよ？<br><br>棗坂シキ役：安川純平さん<br>本当にはじめまして。どちら様でしょうかと思いつつ劇場へ向かいました。<br>一瞬もシキでなくなる時のない、完璧なシキでした。さっきと言ってること違くない？と思った皆様、歌がちょっと違ったんですよね～！あのねっとり感を出すのは23歳には難しいでしょう。それは仕方がない。でも歌以外は完全にシキでした。殴る蹴るされて吹き飛びながら悦んでいるところがとってもシキ。目つきやアニメでは表現されていない細やかな動きにシキらしさが滲み出ていました。ミニコンサートでは客席に分け入り空いた席に座るという小悪魔さ。堕天使だけど。いきなり客の間に入っていった時は何が起きたのかと思いましたよ…ノエルから完全に目を離したのはこの時だけです。あんまり驚いてしまいまして。<br>生徒会4人が並んだ時に一番小さいのがシキなのですが(多分アニメ通り…のはず)、そうとは思わせない存在感。例え羽根をつけていなくとも、ここにいるよ！と言われているような気がしていました。目を引くというより、視界に入ってくるし、入れたくなるといった感覚です。<br>デビミュを観て、全く知らない俳優さんからちょっと気になる俳優さんになりました。また機会があれば。<br><br>ローエン役：内藤大希さん<br>恋ブロ4ぶりです。わおーん！<br>冒頭の語りを任されるという責任重大な役割をさくっとこなし、歌では生徒会メンバーを遠く置き去りにする大希さん。おお怖い…一番強いのは彼では？と思うほどの歌唱力でした。アニメのローエンからは弱さ故の計算高さを感じたのですが、このローエンに死角はあるのかと不安に思いました。それくらいの歌唱力でした。つよい。つよすぎる。<br>初めてキャラビジュを観た時はう～ん…と思いました。やっぱり難しい髪型なんですよね、あれは。テニミュでいうところの向日のような。でもパンフの写真や、何より舞台上のローエンは素晴らしく可愛かった！リツカの次に可愛かったです！つまり男性キャラでは最も可愛かったと！！それを強くアピールしたいです！！<br>少し離れたところから様子を窺い、自分が動く瞬間を見計らうあの感じ…とってもローエン！ただまあ、可愛過ぎたきらいはあるかなと。大希さんが超絶可愛いから仕方ないんですよね。これはもう防ぎようがない。<br>デビミュ歌うま四天王のひとりです。大希さんが最強かな。「奴は四天王の中でも最弱…」って言うポジション。<br><br>ホランド役：木村昴さん<br>推しを飛ばして木村さん。先程話題に出てきたメィジの中の人でもあります。ジャイアンの中の人としてしか認識していませんでした。舞台でははじめましてです。<br>まずは滑舌に驚き。どんなに台詞のテンポやトーンが変わっても聞き取り難い瞬間が一切ない。全くない。全てがクリアに届く。さすが声優さん。そしてメィジ感もジャイアン感も一切ない。完全なるホランド。そこが凄い。<br>歌でも小技をしっかり効かせてきます。ホランドのコミカルさを歌でもしっかり魅せてくる。ぴょこぴょこした動きも可愛くて堪らない。何だろう…プーさんかな。そんな感じの可愛らしさがありました。ローエンの可愛さはド直球でしたが、こちらはマスコットというかゆるキャラのような雰囲気です。愛らしい。<br>終盤裏切ったと見せかけてレムを本気にさせるくだりがあるのですが、そこまでしてでもレムに目覚めて欲しいという教育係の本気を切なく語るシーンはちょっと泣きそうでした。ホランドが一番好きなキャラかも…<br>デビミュ歌うま四天王のひとりです。<br><br>ジェキ役：伊勢大貴さん<br>テニミュ映像と例の独特なキャラクターでよく知ってはいましたが、生でははじめましてでした。<br>いやあ…ナイスオカマ。素晴らしかった。生執事でグレタクに骨抜きにされていた私をご存じの方はお察しでしょうが、私はオカマキャラに弱いです。特に美しさと格好良さが両立しているオカマキャラに非常に弱いです。というわけでジェキ様…素晴らしきジェキ様でした…ノエルそこどいて、私が仕えるから！！<br>アニメではブラジャー仮面として名高いジェキ様ですが、そのブラジャー仮面姿も見せているにも関わらず全くブラジャー仮面と呼びたくなる雰囲気にならない。格好良いんですよ。スマートに身を隠しつつ事態をややこしくしていくジェキ様。誰だよブラジャー仮面とか呼び始めたの！失礼だぞ！！<br>デビミュ歌うま四天王のひとりです。歌手活動をしているだけあって、ジェキ様オンステージ！といった空気になります。エロさもあって最高です。まあグレタクの方が好きですけどね…テニミュ1st厨なのでね…というかデビミュはテニミュかよってくらいテニミュOBだらけでしたね。同窓会かな？<br><br>立華リツカ表現：三浦宏規さん<br>恋ブロ4ぶりです。一言だけ…めっちゃ可愛いリツカでした！！抱き締めたい！！！<br><br>ノエル役：法月康平さん<br>本題です。ええと…CSL4ぶりですね。次は歌うたい人Vol.1です。大希さんも出ます。瞬殺チケットでしたねえ。行ける私が羨ましいですか？羨ましいですか！？ウザいですね！！<br>滑舌の良さ(朝彦と夜彦1987の時は恐ろしく滑舌が良かったんですよ)を殺してまでもキャラを優先していました。序盤は本性を隠して優しく包容力のあるお兄さんのような、ちょっと疲れを感じさせるくらいの大人なエクソシスト。終盤にヴァンパイアであることを明かしてからは、濁点をつけて叫ぶわ怪しく誘うわ優しくそそのかすわ端から端まで暴れ回るわ人の話を完全にバカにした表情で聞き流すわ…もうやりたい放題！序盤と終盤での歌声もガラッと変わる。大人なお兄さんから強大な敵へ。動きも変わる。すっと背筋を伸ばした無駄のない動きから、腰を落として斜めに構えた人間味を感じさせない動きへ。この二面性。素晴らしかったです。目の保養…耳の保養…心の栄養…<br>デビミュ歌うま四天王の最後のひとりです。これは私個人の感想だけではなく、感想を検索した結果出した答えです。また上手くなっていました。序盤ではまるで心を洗うような気高さや優しく見守る温かさを感じさせ、終盤では歌うま四天王の内3人(ホランド・ジェキ・ノエル)がまるでその歌声を客の耳に叩き込んでくるかのように力強く歌う中で色気のある湿っぽい歌声を低く響かせる。素敵でしたね…<br>推しだから長いんです。許してください。ノエルの衣装を見て「袖短いな」などと呟いたのですが、袖の短さ故にヴァンパイア化してからの手の動きがよく見えて良かったんです。ヴァンパイアは手が命ですから。悪魔勢よりもヴァンパイア勢の方が美しい動きをしていたかなと思いました。ジェキ様とノエル。何というかもう…この2人を同じ立場にしてくれてありがとうと言いたい。欲を言えばレムとリンドの立場で観たかったけれど、それは欲張り過ぎというもの…満足しろ私。<br>あのビジュアルもよかったですね…あと、ミニコンサートで通路を通る際に目の前2～3mであの悪魔的な微笑みを振りまかれた時は脳内が大変なことになりました。ノエルとリンドとシキだけが来た通路だったので…運が良かった…！なぜ私はペンライトを忘れたのかということだけは責めてくださって結構です。緑少なかったのに…<br><br><br><br>以上！肩が痛くなってきたので終了です！ありがとうございました！！
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<pubDate>Tue, 15 Mar 2016 01:08:12 +0900</pubDate>
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<title>3月ですね</title>
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<![CDATA[ 2016年 3ヶ月連続で更新中<img src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/098.gif" draggable="false" alt="�N���b�J�[" height="16" width="16"><br><img width="200px" src="https://stat.amebame.com/pub/content/932/picture/frame/home/fun/stamp_3day.png"><br><br>なんだそうです。<br>そりゃ毎月観劇しているわけですしね笑！<br><br>来月は観劇予定はありませんが、Color of Lifeの感想は確実に4月になるので4ヶ月連続もクリア出来そうです…でも次は半年かな？
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<pubDate>Mon, 14 Mar 2016 21:38:07 +0900</pubDate>
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<title>非常灯は消灯中 STAGE.14 「朝彦と夜彦1987」(2015) / 菅野彰 を読んで</title>
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<![CDATA[ 菅野彰さんの観劇エッセイ『非常灯は消灯中』にて『朝彦と夜彦1987』が扱われたと聞き、ブログやツイッターでは言い難いことが書かれているに違いないと決めつけ、初めて小説の月刊誌を買いました。これを知ったきっかけはおーちようこさんのツイートでした。あ、ちなみにおーちようこさん著作『舞台男子』を強力に推していますので是非お買い求めください。ちなみに今回触れる観劇エッセイは『小説WINGS冬号』に載っております。そちらも是非。<br><br>このエントリーを観劇枠に入れてもいいのか、その前に3月頭に観た『引退屋リリー』について書くべきではないのかとも思いましたが、私につかこうへい作品をどうのこうのと語るだけの素地が私にはないのでやめておきます。多分理解も出来ていません。何年か経って、作品の持つ力と私の持つ理解力とが戦えるようになったら書きます。<br>それはそうと語りたいことがあるのです。だから語ります。まだ在庫がある商品なので、商品価値を落とすようなことはしないように心掛けます。<br><br><br><br>まず私は桑野晃輔・法月康平ペアの千秋楽しか観ていません。つまり松田凌・松島庄汰ペアのことは語れません。悪しからず。<br><br>儚く美しく現実感のない夜彦。一人だけならファンタジーになってしまう、かもしれない。だがその隣には、脳内の独り言も回想もその気持ちも全て口から出しているにも関わらず「この人はここにいる」と感じさせる朝彦がいる。だから私は『朝彦と夜彦1987』の妄想炸裂トークにてああいう結論に至ったわけです。<br>まあ、エッセイ内にて菅野さんは観た人の正解がそれぞれ正解だと仰っておられましたからね、私の妄想炸裂トークも一つの正解だと！そういうことですよ！やったあ！まさか脚本家からOKが出るとは思いませんでしたよ！よっしゃあ！！<br><br>しかし、松田松島ペアが全く違う演出で行われたことはぼんやりと知っていましたが、そこまで違ったとは。私の感覚と全く被らない感想を見かけると必ず異なるペアの表記があったので推測はしていましたが、そっちも観たかったなあ…お金が無いって悲しいことですね…<br><br>さて、ここからは私が自由に語ります。エッセイの内容？買って読めばいいじゃないですか。3桁ですよ。千円札一枚出せば買えますから。<br><br>桑野晃輔さん。また観に行きたいなあと強く思いながらも金欠時にばかり出演作が上演される謎の運の悪さによって『朝彦と夜彦1987』以来観られていません。現在、『人間風車』が気になっていますがお金がありません。ううっ…<br>桑野さんが膨大な量の台詞を疲れも見せず――これは「役者としての疲れ」の話です。朝彦(30)としての疲れは常に漂わせていました――喋り倒していたことには、全く驚きませんでした。つかこうへい作品で、誰も彼もが怒涛のように台詞を撒き散らしていく中に生きる桑野さんを観たことがあったからです。瞬間湯沸かし器のようにぶち上げたテンションをすっと平常時に戻すことにも長けていました。くぐってきた修羅場の数が、刀語風に言うならば、くぐってきた修羅場の質も違うのでしょう。<br>2.5次元ミュージカルを通った20代半ばの若手俳優、なんて簡単な括り方をすると客席で痛い目に遭います。言い方に気を付けずに言いますが、そういう括り方をすると大半が見目麗しさが取柄の若さを失ったらどうなるんだろうこの人と思わされる俳優になるでしょう。まず桑野さんが見目麗しいかと言われれば違うでしょう。ファンの方、すいません。ただし桑野さんはとんでもなく可愛い。ぐっと心を掴まれる。観客の年が近くとも、一度も目覚めたことのない母性本能を引きずり出すような可愛らしさがある。それを朝彦(30)を演じている時は全く感じさせず、朝彦(17)を演じる瞬間に思い切り振りまく。一生懸命に夜彦(17)の相手をする朝彦(17)を愛おしく思う。そして癒される。この子を守ってあげたいと思う。そして、その朝彦(17)が大切に思う夜彦のことも守ってあげたいと思う。<br>終始私は朝彦というフィルターを通して夜彦を見ていました。夜彦目当てだったのにも関わらず。それくらい桑野さんの演じる朝彦は確立していて、信頼を置ける存在だったのです。朝彦はここに生きているのだと、何の疑問も持たずにそう思い込めるだけの力を桑野さんは持っていました。<br><br>法月康平さん。私の推しTOP3のひとりです。そして前述した「2.5次元ミュージカルを通った20代半ばの若手俳優」と括った時に「見目麗しさが取柄」と思われかねない俳優です。確かに法月さんは美しい。夜彦を演じている時は殊更に美しかったです。けれどそれは、どの作品でも発揮されるものではないのです。時には可愛く、時には色っぽく、時には男臭く、人間に感じられない時もあれば、痛々しいほどに人間を感じさせてくる時もある。振り幅が大きいため、何度観ても満足させてくれない人です。「ああ、この人のタイプが分かったぞ！」と思う瞬間を与えてくれない。だから何度も観に行ってしまう。そういう俳優です。<br>たった一度、もしくは二度、三度であっても法月さんの魅力をスルーしてしまうことはあります。菅野さんもそう仰っています。常にスマートに得意分野に当てはまることをこなしている、そう見えてしまう人です。私も初めはそう思っていました。それを覆されたのは、仮面ティーチャーを観た時。観ていた時と言った方が正しいかもしれません。公演期間中、毎日劇場に通うという私史上初の行為。初日には、地方公演の映像と比べて進化した様を、そして毎日、少しずつ研ぎ澄まされていく姿を観ました。そこに、菅野さんの言葉を借りるならば「愛」を感じたのです。その千秋楽から1ヶ月足らずで法月さんが挑んだのが、そう、夜彦です。<br>仮面ティーチャーで法月さんが演じたのは「頭脳派」と言いつつも高校生らしい詰めの甘さを見せる根は素直なヤンキー。夜彦は同じ高校生でありながらも、おそらくは発達障害の不眠症で鬱でかまってちゃんな面倒臭い問題児。見た目も話し方も歩き方も何もかも違う人に、当たり前のように「成る」。この恐ろしさ。俳優なんだから当たり前だろうと思う方はもういいので、ウィンドウを閉じてください。桑野さんが朝彦としてその場に「いる」ことも、法月さんがヤンキーからひと月足らずで夜彦に「成る」ことも、当たり前ではないんです。<br><br>菅野さんにとっては推しではなかった二人。しかしエッセイにおいては、ほとんど手放しで褒めていらっしゃいました。松田松島ペアにおいてもそうです。特に法月康平推しの私にはとても嬉しい言葉と、マイナスイメージに対する共感から零れる苦笑いと、深い同意がありました。私も彼を○○だと思います。他の人とは少し違う、何が違うんだろう、どこが私の心に刺さったんだろう、そう考えた先で辿り着いた答えとぴったり重なる言葉でした。<br><br>そして最後に、演出の中屋敷法仁さんの言葉に関して。ここだけは抜粋させて頂きます。<br>「その劇場の階段を駆け足で上がって行きたくなるような、そんな舞台にしたいと思いました」<br>『朝彦と夜彦1987』は重たい話です。私もお腹の中に鉛を落とされたような感覚になりました。けれど、赤坂RED/THEATERの階段を上るその足は、下りてきた時よりも軽くなっていたのです。<br>これも前のエントリーで書いた話ですが、私は赤坂RED/THEATERそのものにちょっとしたトラウマがありました。当時一番好きだった俳優さんを最後に観た場所だったのです。彼をまた観る機会が来るのか、それは未だに分かりません。私は彼が輝いていたその場所に行くことに抵抗を感じていました。いっそ忘れてしまおうと、彼に関するものを全てしまい込み目に触れないようにしていた頃のことです。彼を観た劇場になんて行こうものなら、気持ちがぶり返してしまうのではと恐れていました。当然、足取りは重くなります。駅から劇場へ、階段を下りて場内へ入り座席につき目を上げると、舞台装置が全く異なるにも関わらず浮かんでくる彼の姿。しかし開幕して数分でその姿は消え、朝彦と夜彦が生きる姿を全身で受け止める自分がいました。<br>これが脚本の力なのか、演出の力なのか、はたまた役者の力なのか、私にはわかりません。ただ確実な記憶として、閉幕後に私が舞台上に見たのは、ぽつんと置かれた事務椅子の周りを動き回っていた朝彦と夜彦の残像でした。彼の姿は、どこにもありませんでした。<br>さすがに駆け足で上がって行きはしませんでしたが、私は随分と軽い足取りで、まるで上から吊られているかのような感覚で階段を上って地上へと出ました。私は『朝彦と夜彦1987』が赤坂RED/THEATERで上演されたおかげで、自分を縛る後悔から解き放たれたのです。朝彦と夜彦を心から愛おしく思えたから、その変化が起きた。それは私にとって揺らぐことのない事実です。中屋敷さんの望む形ではないかもしれませんが、私にとって『朝彦と夜彦1987』は足取りを軽くする効果を持った作品でした。<br><br>余談ですが、私が本格的に法月さんを推し始めたきっかけも『朝彦と夜彦1987』です。既にハマりかけてはいたのですが、法月さん出演と知って無理を押して行き、私のどうしようもない気持ちが晴れたことが大きな要因となりました。だとすれば一番好きな俳優という枠には法月さんが、と思われそうですが、それは違うんですよね。ごく簡単に言うと、法月さんは私の好みから結構離れているのです。それなのに強く惹かれるからこそ法月さんは○○だという結論が出るわけで…<br><br><br><br>締めに、冒頭に購買を勧めた『小説WINGS冬号』と『舞台男子』のリンクを貼っておきます。是非！是非是非！！<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=31518532" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">小説Wings (ウィングス) 2016年 03 月号/津守 時生<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51jcuVHVOnL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥767<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=31518531" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">舞台男子/おーちようこ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51HXe1v5XnL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥1,944
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<pubDate>Fri, 11 Mar 2016 01:34:10 +0900</pubDate>
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