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<title>かたゴシ問答</title>
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<description>役に立たないことを、徹夜明けの変なテンションで書き始めたブログ。</description>
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<title>会心の口説き文句はイケメンに勝るか？</title>
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<![CDATA[ 島田雅彦「佳人の奇遇」を読んだ。<br><br>作中、登場人物がここぞと口にする口説き文句にやられてしまった。過去の自分を振り返ると、その言葉の乏しさに恥ずかしくなる。<br><br>ビジュアルが良ければ、言葉に労力を割く必要なんかないんだろう。どっこいこちらは、顔の方は至って人並み。一番よく言われる言葉は「どっかで見た顔」、だ。「居心地」のみを武器に戦ってきた。<br>それでも、アドバンテージなしで恋愛を楽しめる自分の立場を、それなりに得したなと思えるくらいには大人になった。<br><br>小説にはドンファンとか、僕も好きな在原業平なんかの話も出てくる。いわゆる昔のプレイボーイ（ドンファンはそんな生やさしいもんじゃないけど…）は自分からとにかく口説きまくっている。そこで、モテにビジュアルは関係ないとかそういうことが言いたいんじゃなくて、口説き文句は、人が一生のうちに吐く言葉の中でも一番美しいんじゃないかってことだ。<br><br>作中で好きだったのは、義父が息子の嫁に贈った口説き文句。引用はできないけど、年をとったら若い女性に是非言ってみたい。<br><br>在原業平の「君により　思い習ひぬ　世の中の　人はこれをや　恋といふらむ」（君とのに比べたら、今までの恋なんぞ物の数じゃない）もグッとくる。ただこれは、もとからもてる業平みたいな人限定か。<br><br>愛する人の心に一生残る口説き文句が言えたなら、例えふられても、いい負け方ができたって納得できるんじゃなかろうか。それを密かに心の内で、大きな一勝にカウントしてもバチは当たらないだろう。<br><br>ただ、この小説を読んでもわかるのは、口説くのには、常に相手への崇拝に近い尊敬が大事だということだ。上から気障にいくのはいけない。<br><br>
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<pubDate>Fri, 27 May 2011 02:30:24 +0900</pubDate>
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<title>カレーを作る時、人は思慮深くなる</title>
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<![CDATA[ <br>今日ショックだったこと。作ったカレーが前回と全く同じだった。もっと言うと、前々回とも同じ味だったことだ。<br><br><br>まずかったわけではない。いろんなカレーのレシピやカレー以外の調理法からの引用を駆使した自信作。肉の処理はビーフシチューのように柔らかく仕上げるために赤ワインにローリエといっしょに半日つけ込み、粗みじんのたまねぎをこれでもかってくらい炒めて飴色にして加える。ニンニクととうがらしをじっくりいためて香りを立たせて、仕上げに隠し味で砂糖を入れる。ルーも２，３種類を混ぜて加える。すると、ちょっとした洋食店にありそうなくらいの香り高いカレーができる。<br><br><br>しかし、だ。ぼくが目指していたのはそもそも学校給食のカレーであって、複雑な香りはその点からすると実に不本意なものだと言っていい。あのニンニクと炒めたまねぎとスパイスの香りだけがする、ストレートなこれぞカレーといったあのカレーを目指して研究を重ねていたのに、いつの間にやら方向が逸れて、全然違うところで自分のカレーが完成しつつあるのがショックだった。<br><br><br>殊カレーに関しては、金額や人気ではその価値を測れない、考えてみれば不思議な食べ物だと思う。未だに学校給食のカレーより好きなカレーには出会ったことがないし、その次は中学の時よく食べたロイホのカレー。目黒や三宿などで有名なお店のカレーを食べたが、香りが良すぎてあまり好みではなかった。それよりもココイチのほうがカレー度では上な気がする。本場のインドカレーもおいしいけれど、あちらのほうが歴史は長かろうが、ぼくのカレー歴からすると新参者なので、もはや別の食べ物のカテゴリーに入っている。スープカレーはもうスープだ。<br><br><br>さらに問題なのは、巷でよく耳にする「おふくろのカレー」の記憶がぼくにはないことだ。両親が共働きだったのでいつも預けられていた祖父母の家ではほとんど和食だったし、中学に入ってからは夕食はぼくが作ることが多かったので、我流の、作るたびに味の違うカレーを食べることになった。中学を卒業してからはずっと親元を離れて生活しているので、母親の作ったカレーの味など全く覚えていないのだ。そのため、通常のように母親からおふくろの味のレシピを継承するということが一切なかったので、自分にとっての理想の失われたカレーを求めて果てしない旅を続けるはめになっている。<br><br><br>なのでぼくにとってカレー作りはとても奇妙な作業になっている。理想の味は作れないのだけどカレーが食べたいという欲求を満たすために、毎回絶対に満足のいくことのないカレーを全身全霊で作る。それでいつも、うまいんだけどなんか違うんだよなあって感想までをワンセットにして繰り返している。
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<link>https://ameblo.jp/incoldblood/entry-10807028011.html</link>
<pubDate>Sun, 20 Feb 2011 01:28:54 +0900</pubDate>
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<title>声がきこえる</title>
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<![CDATA[ 雪が降っている。こんな日の長風呂以上に幸せなこともなかなかない。身体がお湯の温度に慣れると、少しずついろいろな考えが頭に浮かぶ。そんなときふと思った。今この頭の中で会話している声はなんだ？<br><br>ぼくは疲れると、自分の鼻が視界の邪魔になってしまうことがある。いつもはそんなこと気にならないのに、一度そうなると、意識が鼻ばかりにいってしまう。そういうわけで、今はこの声のことが気になって仕方がない。<br><br>基本的には自分の書く文章に近い言葉遣いで、ぼくの脳会議は開かれる。それはちょっとした感想だったり、愚痴だったり、自分の過去の行いへのつっこみだったりする。考えを整理するのもこの声が担当している。もしかしたら頭のいい人は、声などなく、もっと抽象的なイメージなり言語なりで考えているのだろうか。ぼくの場合は、この声を通すから、厳密さや瞬発力が頼りないのかもしれない。今はこのことを他人に聞いてみたい。<br><br>言葉遣い以外にも、声自体にも興味がある。自分の中に響く声は、外に聞こえる声とは違う。考えてみれば不思議なことだと思う。この声の存在を支えるものの心許なさと、それでも繰り返すことで根付かせてしまう習慣というものの強度。この声がぼくの考えるぼくの声だ。でも、ぼく以外はこの声を聞いたことがない。ぼくとの会話の時だけの声。じゃあそのときぼくの方はどんな声でそれに答えているのか？<br><br>とか考えるだけでけっこう時間は経つ。
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<link>https://ameblo.jp/incoldblood/entry-10755079490.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Jan 2011 16:13:16 +0900</pubDate>
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<title>年の瀬</title>
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<![CDATA[ 年の瀬の、この空気が好きだ。<br><br>新年に向けて、準備運動で関節を伸ばし、自分の身体がすみずみまでイメージ通りに動くことを確認する。それからいよいよだと思って一呼吸置く。今はそんな感じだろうか。師走だクリスマスだ年末だと騒いでいた空気がふっと静かになる。この一日が、もしかしたら一年で一番好きかもしれない。<br><br>生まれたばかりの姪にとっては初めての年越しだ。でも、この世に生まれてくるという人生最大のイベントを先日経験したばかりの彼女にとっては、年が一年増えることなど些末なことにすぎないのだろう。<br><br>ぼく自身にとっては、幸か不幸か変化の乏しい一年だったが、ぼくの周囲はずいぶんと変化した。その当人たちは、今年を自分たちにとって大切な一年としてずっと記憶していくのだろうか。何の変化もなかったぼくのようなタイプは、ただその人たちから年間契約で証人を任されているだけなのかもしれない。<br><br>だとするとずいぶんいいかげんな人選だ。ぼくにとって新しい一年を迎えることは、波を待つことみたいなものだから。いい波か、そうじゃないか、ただそれだけの判断しかない。その年に何があっても、ただそれに身を任せるだけ。波に関して勝手な分析はしない。一度乗った波の感覚は、次の機会を邪魔しないくらいに忘れる。いい波のことばかりを引きずると、ろくなことがない。<br><br>波に妥協するとかいうのでもない。自分の身体が、波にうまく混ざるのを待つ。季節が通り過ぎるのではなくて、いっしょに自分も運ばれているのを感じる。できなかったことがいつのまにか上手くできるようになっていく。それがきっと、時間がなじんでいるということなんだろうと思う。<br><br>一年で、一番ぼくが憂鬱になるのは元旦だ。一年の目標など発表させて、さっそくこの一年で何かができたような気になる。これから一年かかって、その空騒ぎのツケを払わなければならないというのに。<br>
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<link>https://ameblo.jp/incoldblood/entry-10753167785.html</link>
<pubDate>Fri, 31 Dec 2010 01:16:11 +0900</pubDate>
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<title>片付けたい</title>
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<![CDATA[ ある本を探すべく本棚と格闘するものの、お目当てのものは見つからず。<br><br>アホらし。<br><br><br>代わりに他のを何冊か選んでベッドに。<br><br>ボルヘス｢創造者｣<br>安部公房｢砂の女｣<br>中上健次｢枯木灘｣<br>ブローティガン｢アメリカの鱒釣り｣<br><br><br>どんなセレクトだよ、これ。<br>
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<pubDate>Thu, 10 Jun 2010 23:48:35 +0900</pubDate>
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<title>コンフュ</title>
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<![CDATA[ 上手いものを見続けたあとに下手なものを見ると、<br>一周まわって実はすごいんじゃないかと思うことがある。<br><br>今日はとにかくそういうものが多かった。<br><br>ぼくはなるべくシンプルで分かりやすいものが好きなのだけれど。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/incoldblood/entry-10494041762.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Mar 2010 02:50:26 +0900</pubDate>
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<title>ドラマ</title>
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<![CDATA[ 今期、相棒以外で欠かさず見ていた「まっすぐな男」が終わった。<br><br>内容に関して書くと思いきや、気になったのは他のところ。<br><br>最後、荒野を二人で歩くシーン。<br><br>健一郎のTシャツにANTICO～とあるのが見えた。<br><br>～のところは隠れていたけど、やっぱりANTICON？<br><br>健一郎ってそういう趣味？<br><br>音楽についてはあんまりまっすぐじゃない（いい意味で）みたいでした。
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<pubDate>Wed, 17 Mar 2010 02:40:18 +0900</pubDate>
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<title>友達がなぜか月曜に来た日</title>
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<![CDATA[ 今日もメキシカン。<br><br>なぜか唐辛子ガマン大会になった。<br><br>青トウガラシの酢漬けを噛んで火が出そうになったところを軽めのビールで冷やす。<br><br>メニューの上から下までビールを制覇したら、次はダイキリ攻め。<br><br>ヘミングウェイの真似は、もちろん漫画から拝借した浅知恵。<br><br>こんなクレイジーな料理を毎日食べてる人たちってどんなだろう。<br><br>よっぽど悲しいことがあるのか、人生の楽しみをよく知ってるのかどちらか。<br><br>いっしょに来た友達が店の音楽に負けじと大声で話していた。<br><br>周りもみんな叫ぶみたいにして会話していた。<br><br>テキーラを２杯も入れればどうでもよくなる。<br><br>ずっとへらへら笑い通し。<br><br>へーえ<br><br>とか<br><br>なるほどね<br><br>とか<br><br>適当にやり過ごす。<br><br>お店の女の子がめちゃくちゃに踊ってる。<br><br>どんな店だ、ここは。<br><br>
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<pubDate>Tue, 16 Mar 2010 00:21:43 +0900</pubDate>
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<title>現地解散</title>
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<![CDATA[ Nと食事に行った。<br><br>相変わらず明るい。<br><br>ハワイとボブ・マーリーの話ばかり。<br><br>美人だけど、周りによくいるジム行って体鍛えて玉の輿ってタイプじゃないから癒された。<br><br>ああいうの見ると、フォアグラみたいって思う。<br><br>酒がくる度に「乾杯しよう」ってなんで？<br><br>でもそういうとこ含めていいやつだ。<br><br>酔い覚ましに少し丘を登った公園へ。<br><br>ベンチに座る。<br><br>おい、せっかく人がやったものを足で挟むな。<br><br>寒かったけど、ずっとしゃべりまくった。<br><br>相変わらず答えづらいことを聞いてくる。<br><br>帰りに、Nが高めのヒールだったことに気がついて、連れまわして悪かったなと思った。<br><br>春になったらまた目黒川沿いを歩きたいなあ。
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<pubDate>Mon, 15 Mar 2010 01:12:18 +0900</pubDate>
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<title>SunnydayandSaturday</title>
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<![CDATA[ 夕どき、川沿いを散歩した。<br><br>女の子が真っ黒い犬を散歩させていて、コンクリートの白との対比がいいなと思った。<br><br>この季節は虫がいないので川縁を歩くのにはベストだ。<br><br>風が強くてコンクリートは吹き上げられた芝生だらけだったので、蹴りながら歩く。<br><br>１０分ほど進むと、目の前に犬の糞があった。<br><br>糞に関しては、コンクリートより土のほうが相性いいな。<br><br>そんな余計な発見を仕入れて帰る。<br><br><br>夜、高校時代の友達と合流して韓国料理風居酒屋で焼酎。<br><br>ハワイアンバーでビールとカクテル。<br><br>もう一軒はいっぱいだったのでそこで解散。<br><br>ハワイアンで飲んだピニャコラーダが帰りに効きだす。<br><br>悪酔い。<br><br>今、二本目のコーラを空けた。
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<pubDate>Sun, 14 Mar 2010 00:52:02 +0900</pubDate>
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