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<title>清水家のハイリスク妊娠体験記</title>
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<description>現在奥さまが妊娠中。いろいろな問題がおきました。そのたび奥さまに代わり幾度となくネットで調べてきました。同じように思い悩むどなたかの力になれればと思い、メモとして残したいと思います。</description>
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<title>【メモその９】～出ちゃった～ 思いがけぬフィナーレ（28w2d）</title>
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<![CDATA[ 5月24日（月）、仕事は午前休をもらい朝イチで病院へ。<br>到着すると奥さまはモニターで張りのチェック中。<br>昨日ほどではないが、引き続き張りは続いている状態。<br>奥様曰く、周囲のスタッフの言動からすると手術になる可能性が高そうだとのこと。緊張が走る。<br><br>到着して２時間ほど経った頃、血液検査の結果を伝えに主治医の先生がいらっしゃった。<br>炎症の値はほとんど変化なしで高いまま、ただ炎症値は下がるのに２４時間ほどかかる場合があるのでまだ断定はできない。<br>加えて張りも一時期ほど酷くはない。<br><br><br><br>再度長考の末、その日の手術も見送られることに。<br>成長を促す注射の効果が十分現れるのには４８時間かかることもあり、翌日の検査結果をみるまで延期することに。<br>ただもし張りがまた酷くなればいつでも出しちゃうからね、というスタンス。<br><br><br>正直、ホッとしたような残念なような。<br>お腹の中にいられるという点ではホッとしたものの、お腹の中にいることで生じるリスクや奥さまの長い入院生活を終わらせてあげたいということを考えたら少し残念なような気もした。<br>一応手術は明日の検査次第だが、これまでの流れから言えば何事もなく落ち着いて、「あれはなんだったんだ」ってことになりそうだね、と二人で呑気なことをいいつつ翌日を迎える。<br><br><br>5月25日（火）、血液検査の結果は良好。炎症の値は心配しなくて良いほどに下がっていた。<br>張りも急を要するほどではなく、早々に手術は見送られた。<br>先生も「ご主人とレストラン行ってきなよ～」というおっしゃるくらい、雰囲気的には４日前の楽観ムードが返ってくることに。<br><br><br><br>翌5月26日（水）、その日は通常通りお仕事へ。<br>昼過ぎ、普通にお仕事をしているところに奥さまからメール。<br><br><br>「やっぱ今日かも」<br><br><br>ん、そうなの？<br><br><br>「本格的なの？」<br>「マジっぽいです」<br><br><br>「先生からご主人呼び出しがかかりました」<br><br><br>おぉ、マジじゃないっすか。というわけで一路病院へ。<br><br><br>最寄り駅からいつも通り歩いて病院へ向かっていると<br>「タクシーで早く！」とメール。<br>え、そんな感じ！？<br><br><br>病室へ着くと早速先生から状況説明がはじまり、手術の同意書へサインすることに。<br>奥さまは手術着に着替えてスタンバイOK。<br>本当に出ちゃうんだね。<br><br><br>両親へ連絡する間も与えられず、すぐに手術室へ。<br>ご主人はこちらでお待ちください、といわれ扉前のベンチで待機。<br>聞くところによると、赤ちゃんが出てくるまではおよそ１時間、その後ママが出てくるのはさらに１～２時間後とのこと。<br>とりあえず双方の両親へ連絡し、ひたすら待つことに。<br><br><br>２０分経過<br><br><br>４０分経過<br><br><br>いろんな人から頂いたお守りたちを握りしめてじっと待つ。<br>ここらへんまであっという間。<br><br><br>４５分<br><br>４８分<br><br>５０分<br><br>５１分<br><br>・・・・・・・・・・・<br><br>赤ちゃんが出てくるといわれていた１時間を前にして時間の流れが緩む。<br>だって少しでも予定より時間かかってたら何かあったんじゃないかと思うじゃない。<br>頭はいたって冷静。だけど胃がキューッとし続ける。<br>奥さまが入っていった扉からはいろんな人が入れ替わり立ち代り出入りしてたため、扉が開く度に生きた心地がしなかった。<br><br><br><br>そしておよそ１時間１０分ほど経った時、保育器に入れられた小さな小さな赤ちゃんがやってきた。<br><br><br><br>思ってたより「赤ちゃん」だった。<br>１０００ｇ程度の赤ちゃんなんて見たことなかったから想像もできなかったけど、漠然としたイメージよりちゃんと赤ちゃんの姿をしていた。<br>口からは管をされていたけど、ちゃんと動いていた。<br>「さっきはちゃんと泣いていましたよ」と先生。<br>口に管が入ると泣くことができないらしい。<br><br><br>その後すぐに検査のためNICUへ連れていかれた。<br>初対面はものの３０秒程度だっただろうか。<br>何か実感がわかないというか、頭がフワっとしていて気がつけば目の前からいなくなっていた。<br>カメラはちゃんと持っていたのに、なんかそんな空気ではなかった（個人的に）。<br><br><br><br>さらに１時間半後、奥さま元気に帰還。とにかくホッとした。<br>これで入院生活から開放されるのがなにより嬉しかった。<br><br><br><br>こうして長い長い妊娠生活が終わりを迎えた。<br>２８週と２日。<br>聞くところによると、胎盤はボロボロになっていたらしい。<br>やはり限界だったんだね。<br>振り返れば３月からよくここまで持ったなって思う。<br>奥さまと赤ちゃんの頑張りにはホント感謝。<br>「たられば」は意味のないことだけれど、大学病院へ転院してなければ１ヶ月もつどころか、その前に終りを迎えてしまっていたのではないかと思う。<br>かたくなに退院を許可しなかったY病院だったことも幸いした。<br><br><br>けどやっぱり運が良かったなぁとも思う。<br>全ての事象が奇跡的にうまくいったからここまでこれたのは間違いない。<br>妊娠・出産って現代の最新医療をもってしてもどうにもならないことがまだまだ多いようだし、そういったものを超越した、何か神秘的なことなんだなって実感した７ヶ月間でした。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/ini8barca/entry-10547169343.html</link>
<pubDate>Fri, 28 May 2010 23:13:28 +0900</pubDate>
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<title>【メモその８】えっ、産まれちゃうの！？（28w）</title>
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<![CDATA[ 幸いにも検査結果は良好な状態が続いており、28週は現実のものになりつつあった。<br>そんな28週を目前にしたある日の先生からの説明。<br><br>28週を迎えれば生存確率はほぼ100％助かる上、後遺症の心配もない。<br>そこで28週以降は少しでも赤ちゃんが苦しんだらすぐにでも出しますよ、とのこと。<br>28週直前に検査を行い、お腹の中の状態が芳しくなければ28週0日で出しちゃいましょうということに。<br><br><br>そして迎えた当日、超音波の結果、血液検査の結果はこれまでで一番良好なものだった。<br>羊水量は若干少ないながらも十分標準値内。<br>炎症の値も低く、血栓の値も低いため、剥離の兆候はみられない。<br>1ヶ月前の転院直後の状態から考えれば、「ここまでよくなるとは」と先生。<br>引き続き破水と感染には注意しなければならないが、この分なら32週、なんなら34週を目指しましょう、<br>さすがに退院は許可できないけど気晴らしのために病院内のレストランでもご主人と行ったら？くらいの良い状態。<br><br><br>これでまた入院生活が延びちゃったね～、だけど赤ちゃんのためだからね～、<br>な～んて言っていたのが27週4日の金曜日のこと。<br><br><br>翌土曜日（27週5日）夜に容態が急変。<br>日曜日朝にかけてこれまでにないほど短い間隔での張り。<br><br>日曜起きて、「今日は夕方に行くね～」なんて呑気に送ったメールへの返信が<br><br><br>「今日、帝王切開になるかも。」<br><br><br>だって。<br><br>まさかまさかの急展開。<br>本人はもちろん、先生も看護師さんたちも誰もが「なぜ？？？」<br>とにかく急いで病院へ向かうことに。<br><br><br>病院につくと奥さまは手術へ向けた準備を進めていた。<br>帝王切開を控え、食事や水分摂取はNGなため、水分は点滴からの摂取。<br>帝王切開前には赤ちゃんの成長を急速に促すための注射をしたらしい。<br>NICUへも連絡が取られ、受け入れ態勢も整えられる。<br>準備は着々と進められるが主治医の先生がいらっしゃらないため、到着を待って決定が下されることに。<br><br><br>夕方頃、主治医の先生到着。<br>赤ちゃんのことを考えるともう少し粘りたいが、もし出血の原因が感染であれば逆に赤ちゃんへの影響は避けられない。<br>「どうしたものか・・・・・・<br>・・・・・・・・<br>・・・・・・・・<br>・・・・・・・・明日朝イチの検査結果をみて判断しよう」<br>長考の末、その日の帝王切開は回避された。<br><br><br>次回、とうとう出産へ。つづく。<br><br>
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<pubDate>Tue, 25 May 2010 22:05:53 +0900</pubDate>
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<title>【メモその７】１歩ずつの前進～めざせ28週（23w ～ 27w）</title>
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<![CDATA[ 転院してからは24時間点滴生活。<br>２～３日に１度の血液検査と週に２回ほどの超音波検査でお腹の状態を逐一観察。<br>検査結果に応じて点滴を変えて、また経過を観察。その繰り返し。<br>張りを感じたらすぐにモニターチェック。<br><br>わずかな変化も見逃さず、手厚い適切な処置。<br><br><br>転院から１週間。<br>羊水量がわずかに増えた。<br>先生曰く、「この１週間もつかどうかヤマだった」とのこと。<br>なんとか24週到達。これで赤ちゃんはやっと五分五分。<br><br><br>ここで先生から重い命題。<br>「これから26週までの間に赤ちゃんが苦しんでしまった場合、お腹から取り出すのかどうか決めてください。」<br><br>羊水過少や諸々の要因で赤ちゃんがお腹の中で苦しんでしまった場合、<br>お腹から出せば命は助かるかもしれないが後遺症が残ってしまうかもしれない。<br>26週までの週数ではその確率は低くはない。<br>一方、後遺症が残るリスクを考え、命の危険を承知の上でそのままお腹の中で頑張ってもらうという選択肢もある。<br>命と後遺症を天秤にかけた究極の選択。<br><br>もちろんすぐに答えなど出せない。<br>そんなものは夫婦で話しあったところで答えが出るものでもない。<br>このときばかりは決断をうやむやにした。<br><br><br>その間も検査結果は良くなったり、悪くなったり。<br>炎症の値も上がったり、下がったり。<br>羊水量も増えたり、減ったり。<br>その繰り返し。<br><br>綺麗な上昇カーブではないものの、全体的にはわずかながら右肩上がりといえる状態。<br>そんな状態自体かなり幸運といって良いだろう。<br>おそらく状態からいって、平行線を維持することすら難しかったはず。<br>適切な処置の賜物。<br>そして赤ちゃんと奥さまの頑張りの賜物。<br><br><br>そして26週到達。やっと26週。<br>結果的には「究極の選択」に答えを出せぬままうやむやのうちに26週を迎えられた。<br>もし「いざ」が起きてしまっていたらどういう決断を下せたのだろう。<br><br><br>これで赤ちゃんの生存確率は8割程度。グンと希望の光が近づいてきた。<br>ただ、まだ確実とはいえない。<br>引き続き28週を目指す。<br><br><br>その８へつづく。<br>
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<pubDate>Mon, 24 May 2010 23:53:32 +0900</pubDate>
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<title>【メモその６】ついに特定～慢性常位胎盤早期剥離羊水過少症（22w ～ 23w）</title>
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<![CDATA[ とうとう大学病院へ転院することになった。<br>転院当日、仕事を休み、転院の付き添い。<br><br>午前10時半頃、救急車に乗せられ救急搬送。<br>サイレンを鳴らし、前の車をどんどん追い抜きながらでも30分の道のり。<br><br><br>病院到着後、同乗してくれたY病院の先生がカルテなどを引継ぎ。<br>奥さまは早速各種検査を行うことに。<br>その日は主治医の先生がいらっしゃらず、翌日再度診察の上、病状について説明をうけることに。<br><br>翌日、奥さまとふたりで先生から説明をうける。<br><br><br>慢性常位胎盤早期剥離羊水過少症<br><br><br>これが診断結果だった。<br><br>　・胎盤が剥がれかかっている状態（幸い剥離の程度は軽い）<br>　・剥離しているところから羊水が漏れている（破水疑惑の原因）<br>　・羊水量が少ないため赤ちゃんにとって危険な状態<br>　・炎症値が高いため、それに伴う破水を防がなければならない<br>　・いつ陣痛が起きてもおかしくないので張りを抑え、早産を防がなければならない<br>　・血栓ができやすい体質であり、それに伴う剥離進行や発育障害を防がなければならない<br>　・ただし絨毛膜下血腫（！？）もあるので血栓の扱いは慎重に<br><br>専門的なところは記憶違い、認識違いがあるかもしれないが<br>おおよそこのような内容だった。<br>「母子ともにとっても危険」ということ。<br>この１週間がヤマとのことだった。<br><br>不幸中の幸いだったのは、剥離の程度が軽かったこと。<br>胎盤早期剥離はどんな妊婦さんにも起こりうることで<br>未然に防ぐことや兆候の判断などもとても難しいらしい。<br>胎盤早期剥離となると３～５割の赤ちゃんが死に至るといわれ<br>剥離の程度によっては母体にまで危険が及んでしまうという怖いもの。<br><br>切迫流産や切迫早産というのはそこまで珍しいことではなく<br>出血の程度によっては自宅療養を指示する病院も多いらしい。<br>Y病院は念には念を、という方針で出血が少しでもあれば退院を許可しなかったが<br>そう考えると、出血が止まらずY病院から退院できなかったのがむしろ良かったとさえ思えてくる。<br>もしたまたま出血がおさまっていた状態で退院し、もし日常生活で一気に剥離してしまってたら・・・・・<br>・・・・・考えるだけでゾッとする。<br><br><br>というわけでお腹の中の状態は赤ちゃんの育つ環境としてはあまり良くない。<br>ただそれでも赤ちゃんにはお腹の中にいてもらわなくちゃならない。<br><br>先生の説明によると、２２～２４週未満で産まれた場合、生存確率は２割、<br>その生存できた２割の内、８割の赤ちゃんに何らかの後遺症が残ってしまうとのこと。<br>（後遺症は重いものから軽いものまで様々で、その時点ではわからないらしい）<br>２４週の時点で生存確率５割、その内の５割の赤ちゃんに後遺症。<br>２６週の時点で生存確率８割、その内の２割の赤ちゃんに後遺症。<br>２８週までくればほぼ100％助かり、後遺症も残ることはないという。<br><br>つまり１日でも長くママのお腹の中にいられることが重要。<br>だから早産は防がなければならない。<br>その上でお腹の中で赤ちゃんが苦しまないようにもしなくちゃいけない。<br><br>そのために２４時間点滴しっぱなしで状態をコントロールすることになった。<br>都度状態を確認しつつ、少しでも長く赤ちゃんがお腹にいられるようにする。<br>ママにできることはとにかく安静にし、先生と赤ちゃんの生命力を信じて祈るのみ。<br>パパはとにかく祈るのみ。<br><br><br>こうして一歩ずつ、１日１日を重ねていく試練がはじまった。<br><br><br>たぶん、つづく。
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<pubDate>Tue, 11 May 2010 23:00:56 +0900</pubDate>
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<title>【メモその５】退院への希望！？（20w ～ 22w）</title>
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<![CDATA[ 引き続きY病院へお世話になると決めてから、新たなことがエコーでわかった。<br>どうやら胎盤の位置が少し低いらしい。<br><br>胎盤について。<br>胎盤はへその緒で赤ちゃんとつながっていて、そこから血液を送り届けているところ。<br>つまり血液が豊富な箇所で文字通り赤ちゃんにとっての生命線。<br><br>通常、胎盤は子宮口から離れた部分にくっついていることがほとんどだが<br>稀に胎盤が子宮口を塞いでしまうことがある。<br>その状態を前置胎盤というらしい。<br><br>前置胎盤にも程度があり、子宮口を完全に塞いじゃう深刻なものから<br>少し子宮口に掛かる程度の状態、子宮口にかかってもいないが距離が近いため注意が必要という軽い程度のものまで様々。<br>奥さまの場合は「若干低め」ということで前置胎盤ではないらしいが<br>前置胎盤について調べていると、<br>「前置胎盤は血液が豊富な胎盤が子宮口に近いため、妊娠中期に出血をしてしまう人がいる」<br>ということがわかった。<br><br>出血の原因はこれじゃなかろうか、と素人考え。<br>そう考えるとこれまでのつじつまがあうような気がした（素人考え）。<br>いろいろ調べてみると、胎盤は子宮が大きくなるに連れて位置が上に上がってくることがあるらしい。<br>それに伴い出血がおさまり、普通分娩出来るまで回復することも珍しくないらしい。<br>ということはもう少し辛抱して、子宮が大きくなれば自然と出血がおさまり退院できるようになるのではないか（願望）。<br><br><br>奥さまにはもう少し辛抱してもらう必要がある。<br>ただもし推測（願望）通りであれば、そのうち退院して普通の生活に戻れるのではないか。<br>一気に希望が出てきた。<br><br><br><br><br>気がしただけだった。<br><br><br>22週を迎える頃、無常にもY病院から転院先を決めるよう言われる。<br>通常であれば市内のNICUがある病院を紹介するが、大学病院の件があるので希望するほうを決めてくださいとのこと。<br>奥さまとふたりで思い悩む。<br><br>ここまできたら大学病院ではないか、と思う一方、それでも奥さまは大学病院に行くことに抵抗があるようだった。<br>まだ22週。予定日までは4ヶ月もある。<br>まさか出産までこのまま入院ということはあり得るのだろうか。<br>逆にもしそうなら腹を括れる。<br>けどもし退院出来るなら、退院後のことを考えると、都内の病院というのは確かに遠い。<br><br><br>決めてくれといわれてから決断を下すまでに許された時間はホンの２，３時間。<br>そこで「ここは大学病院でしっかり治療してもらって、もし退院できるようになったらまたY病院に分娩をお願いしよう」と提案。<br>奥さまはしぶしぶ納得した。<br><br><br>こうして大学病院への転院が決まった。<br><br>その６へつづく。<br><br><br>
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<pubDate>Mon, 10 May 2010 23:14:40 +0900</pubDate>
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<title>【メモその４】前期破水疑惑～そして転院へ（16w ～ 20w）</title>
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<![CDATA[ 先天性風疹症候群問題は解決したものの、依然として定期的な出血は止まらない。 <br>出血が治まり退院できるかと思えば退院予定日の前日に再度出血で退院延期。 <br>こんなことを三度も四度も繰り返すうち、奥さまが精神的に参ってきてしまっていた。<br><br>必要最低限の動きしか許されない寝たきり状態。 <br>やれることも制限され退屈な毎日。<br>かといって状況が状況だけに友人へも伝えられず、外部との連絡もままならない。 <br>そして何より、毎日の心拍確認で赤ちゃんの安否を確認するたび、ビクつかなくてはならない不安な日々。 <br>それでも時折弱気は見せるものの赤ちゃんのために不満ひとつ言わない奥さまの姿に心を痛めた。 <br><br><br>そんな状態で20週を迎えた頃、夜中寝てる間に水っぽいおりものが出たと、奥さまから朝イチの連絡。 <br>それって破水しちゃったってこと？奥さまに聞いてみるも、夜中のことだっただけに詳しいことは奥さまも伝えられておらず、医師からの話を待つしかないという。 <br><br><br>早速ネットで調べた。 <br>破水は「おしるし」として陣痛の兆候として起きるらしい。 <br>ひとつわかったこと、それは破水が妊娠中期、特に妊娠20週前後で起きてしまうと非常にマズイらしいということ(前期破水という)。<br>もし今朝の水っぽいおりものが破水だったならば、赤ちゃんが助かる見込みはほとんどないように思えた。 <br>どれだけ調べてもポジティブな記述は見当たらない、最悪の事態を予想させるものばかり。<br>このときばかりは最悪の事態を覚悟した。 <br><br><br>だが、その後届いた奥さまからの連絡は絶望的な雰囲気のものではなかった。 <br>これまでと変わらず絶対安静で経過を見ましょうとのこと。 <br>破水ではないのか？破水ということではないらしい。<br>けど羊水は漏れてしまっているらしい。<br>よくわからない。 <br>ただ、出血→感染→炎症→破水というコンボの可能性が高くなり、<br>これまで以上にシビアな状況なのは間違いなかった。<br><br><br><br>ここでちょっと話はそれて重要人物Ｍくんの登場。 <br>Ｍくんは高校の同級生で親父さんが某大学病院で働くお医者さん。 <br>学生の当時からカラダに何か心配ごとができるとＭくんに相談して親父さんに聞いてもらっていた。 <br>破水疑惑の連絡を受けてから気になってその大学病院のHPを見てみると、前期破水の処置実績があることがわかった。<br><br><br>早速、Ｍくんに連絡。<br>まかせろ、とＭくん。<br>親父さん経由で産婦人科の先生へ連絡をとってもらえることになり、<br>なんど直接その先生がY病院へ確認してもらえるとのこと（本当にありがたい！）。<br><br><br>Ｍくんから伝え聞いたところによると、Y病院の処置は適切なもので<br>おそらく大学病院でも同じ処置になるだろうとのこと。<br>ただ、もし心配であれば大学病院へ転院することも可能だがどうする？という話になった。<br>奥さまと家族会議。<br><br>奥さまは転院に気がすすまないようだった。<br>当時はふたりともそこまで悪い状態だとは認識しておらず、早く長い入院生活から抜け出したいという一心で、転院というのは極端に退院の可能性が狭まってしまうかのように思えたのは確か。<br>また、最寄りの駅から遠い都内の病院へ移るのは感覚的に寂しさが増したようだ。<br><br>するとY病院からの説明。<br>もしこのまま退院ができないような危うい状況が早産となる２２週まで続いてしまった場合には<br>どのみちNICUのある病院へ転院してもらうことになりますとのこと。<br>だったら退院の可能性にかけ、２２週まではこのままY病院でお世話になろうということになった。<br><br><br><br>しかし、結果的には退院できないまま２２週目を迎えてしまう。。。<br><br>その５へつづく。
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<link>https://ameblo.jp/ini8barca/entry-10530960787.html</link>
<pubDate>Mon, 10 May 2010 12:37:13 +0900</pubDate>
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<title>【メモその３】続・先天性風疹症候群と切迫流産（16w ～ 18w）</title>
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<![CDATA[ 先天性風疹症候群の疑いが判明したものの、Y病院は「大丈夫」という。<br>その根拠は以下のようなもの。<br><br>風疹抗体価は一定期間を空けて２度測定した。<br>ひとまず値の高さはおいておき、値の増減推移が重要とのこと。<br><br>・低い→高いという推移の場合<br>　風疹にかかると抗体が一気に増加するのでかかった直後の可能性が高い<br>・高い→低いという推移の場合<br>　風疹にかかってから症状が落ち着くと抗体の数が減ってくるので、<br>　やはり近い時期に風疹にかかった可能性が高い<br><br>一方、奥さまのケースは値は高かったものの一定期間後も増減はなかったため、<br>大丈夫だろうというのがY病院の見解。<br><br>ただ、気になるのであれば全国に１０箇所ほどある専門医のいる病院を紹介してくれるとのこと。<br>やはりどうしても気になるため、専門医のいる三井記念病院を紹介してもらうことになった。<br>完全予約制ということで３月３日に診療予約。<br>その日を待つことに。<br><br><br><br>三井記念病院の診察を翌日に控えた３月２日早朝。<br>これまでにないほど多量の出血。<br>朝一番でY病院へ電話。<br>すぐに病院へ来なさいとのこと。<br><br><br>診察の結果、診断は切迫流産。<br>赤ちゃんの心拍は確認できたため一安心も絶対安静が必要なためそのまま入院。<br>この日から長い入院生活がはじまってしまう。。。<br><br><br>入院してしまったことで三井記念病院へ行けなくなってしまった。<br>とりあえず出血が治まることに期待し、１週間後に再予約。<br><br>しかし出血が治まったと思ったら、再予約の前日に再度出血。<br>また１週間後に再予約するも、その前日に再度出血。<br>そんなこんなで３度予約をキャンセルするはめに。<br><br>法律で堕胎が認められているのは妊娠22週まで。<br>いかんせん時間がない。<br>出血が止まらず予約キャンセルしている間にも刻一刻と時間が過ぎていく。<br><br>そんな状況を見かねたY病院はこれまでにY病院では行ったことのない「avidity index」という検査を行ってくれた。<br>この「avidity index」という検査方法は最近になって有用性がわかってきた最新医療らしい。<br><br><br><br>この検査の結果、おそらく先天性風疹症候群の心配はないだろうとの判断。<br>これでやっと先天性風疹症候群疑惑との戦いに終止符を打てた・・・。<br><br><br>この先天性風疹症候群に関しては本当にいろいろネットで調べた。<br>あくまで素人なので確かなことは言えないが、<br>検査結果に疑いがあっても検査自体がそこまで確かなものではないらしい。<br>どうやらIgMなどは「陰性であれば問題ない。だが陽性でも感染しているとは限らない（疑陽性）」<br>というケースがあることがわかっており、奥さまは疑陽性だったのだと思われる。<br><br><br>こうして先天性風疹症候群からの呪縛から開放されたのも束の間、<br>依然として切迫流産（出血）という状況は変わらない。<br>結果としてはこちらの問題の方が大事であったことが後に判明する。<br><br><br><br>その４へつづく。<br><br><br>
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<pubDate>Sat, 08 May 2010 00:19:58 +0900</pubDate>
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<title>【メモその２】先天性風疹症候群の疑惑（12w ～ 15w）</title>
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<![CDATA[ 2010年1月（8w～11w）、ポリープが原因と思われる出血にビクビクしつつも、<br>結果としては大きな問題がなく時が過ぎた。<br><br>順調なまま2月に突入。<br>それまで診てもらっていたクリニックは分娩ができないため、<br>近所の産婦人科Y病院へ紹介状を書いてもらう。<br><br>このY病院、年間の分娩数が2000を超える地域ではかなり有名な産婦人科。<br>そこらに住み始めた頃からウワサに聞いて知っていたくらいなので安心して任せることにした。<br><br><br>病院が変わったため再度血液検査。<br>そこで風疹抗体の値が基準値より大きいことが判明。<br>先天性風疹症候群の疑いアリとのこと。<br>この先天性風疹症候群に苦しめられることになる・・・。<br><br><br>ここで先天性風疹症候群の簡単な説明。<br>妊娠中に妊婦さんが風疹にかかってしまった場合、<br>羊水を伝って風疹ウィルスがお腹の中の胎児に感染してしまうことがある。<br>胎児が感染してしまうとほぼ１００％に近い確率で「心臓病」「難聴」「白内障」などの障害が<br>少なくともひとつ、場合によっては複数まとめて出てしまうという恐ろしい病気。<br><br>ここで重要となるのが「妊婦が風疹にかかった時期」。<br>妊娠初期であるほど胎児への感染確率が高まり（１００％ではない）、<br>また感染後の障害も重くなってしまうとのこと。<br><br><br>話は戻って風疹抗体価の話。<br>一番良い結果は「ある程度抗体を持っている状態」。<br>抗体を全く持っていないとその後の感染の可能性が高まるため、<br>全く持っていないより程々持っているのが望ましい。<br>小さい頃に風疹にかかったことがある、<br>もしくは予防接種を受けていれば「程々の」抗体を持っている可能性が高くて安心。<br><br><br>一方、抗体の値は高すぎてはいけない。<br>それはすなわち「ここ最近風疹に感染した可能性がある」ということ。<br>奥さまはそのような検査結果が出てしまったのです。<br><br><br>ただし抗体の値が高くても、昔の予防接種の抗体がそのまま残っていたりすることがあるらしい。<br>そこですぐに再検査。<br>ここで気になるのが「昔に予防接種をしていたのか？」という点。<br>ネットで調べてみるとわかったことが<br>「79年3月生まれ」までは予防接種が義務付けられていたが<br>「79年4月生まれ以降」は任意になってしまっていたということ。<br>（少し前からまた任意ではなく、義務になっているようです）<br><br>奥さまは79年7月生まれ。予防接種は義務ではない。<br>不安が募る。<br>が、奥さまは予防接種を受けていたことがわかった（母子手帳に記録が残っていた）。<br>じゃあその影響だろう、ふ～、一安心、<br>・・・・と思いきや、再検査でもひっかかってしまった。<br><br><br>抗体の値が怪しい場合、今度はIgMという値を調べることになる。<br>こっちが陰性であれば問題ないとされる。<br>が、こっちも結果は陽性。。。。<br><br>抗体の値、IgM検査、どちらもひっかかってしまうと<br>人工中絶してしまうケースがほとんどらしい。<br>それだけ先天性風疹症候群は恐ろしく、またそのリスクは高い。<br>（ちなみにどちらもひっかかるケースはY病院では年間2000人診て2,3人らしい。<br>つまり1000人に1人という確率。）<br><br><br>この再検査やなんやらのやりとりで2月が過ぎた。<br>安定期に入る3月になれば周囲の人に妊娠を報告できると喜んでいた二人の思いとは裏腹に<br>それどころか場合によっては堕胎を検討しなくてはならないというシンドイ状況。<br><br><br><br>しかも追い打ちをかけるように切迫流産が清水家を襲う。<br><br><br>その３につづく。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Fri, 07 May 2010 22:26:39 +0900</pubDate>
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<title>【メモその１】妊娠発覚からはじめての出血（5w ～ 7w）</title>
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<![CDATA[ ２００９年１２月、奥さま（３０さい）が妊娠した。<br>奥さまは毎朝基礎体温を測っているので結構早い段階で妊娠発覚。<br>まずは妊娠検査薬で陽性確認後、何度かお世話になったことのあるクリニックで妊娠が確定。<br>このときまだ妊娠５週。<br>次の検診で心拍が確認できるかどうか、それがはじめのヤマでした。<br><br><br>２週間後、検診の前日に出血。<br>奥さまは完全にテンパってしまった。<br><br>長い付き合いの中でもこれほど取り乱したことはなく、<br>ひとりにしてしまったら良からぬことを考えてしまうのではないかと本気で心配したほど。<br>ネットで調べてみると、出血と言ってもいろいろなケースがあり<br>必ずしも最悪の事態ばかりではないと説明しても聞く耳持たず。<br><br><br>検診当日、ひとりにしてはマズイと思い、クリニックへ一緒に行くと言っても<br>「ひとりでいく。こないで。」の一点張り。<br>ひとりで家を出ていってしまった。<br>無理やりあとをついていったものの、本気で拒絶されてしまったため<br>仕方なくクリニックの最寄駅でお茶して待つことに。<br><br><br>結論から言えば、そのときの出血は子宮外側のポリープが炎症したもので<br>とりあえずは赤ちゃんに影響ないことがわかりました。<br>心拍も確認でき大きな一安心。<br><br><br>ポリープに関して言えば、取ろうとすれば逆に流産のリスクがあるため<br>とりあえず様子を見ましょうとのこと。<br>今考えればポリープによる出血などカワイイものでした。<br>まさか現在に至るまで出血に振り回されることになろうとは・・・。<br><br><br><br>その２へつづく。<br>
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<link>https://ameblo.jp/ini8barca/entry-10525871332.html</link>
<pubDate>Tue, 04 May 2010 22:19:53 +0900</pubDate>
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