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<title>とても短い短編小説集</title>
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<description>You eat like a bird!</description>
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<title>スカートのポケット</title>
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<![CDATA[ スカートのポケットが好きなんだな。<br><br>もっとも、僕が自分でスカートはいてポケットに手をいれてルンルンってわけではないんだけどさ。なんでなんだろ。あんまりトラウマはないハズなんだけど。女の子と一緒に歩いていて、その子のポケットに手をいれるのが好きなわけ。知らない人にはしませんよ。さすがに。なんか恥ずかしいから、時と場所も選びますよ。やっぱり。<br><br>一度やってみるとわかると思うけど、入れるタイミングを見計らうのもムツカシイね。腰を抱く形じゃない場合、左手で、右のポケットに入れるわけだから、それもまたムツカシイ(僕はたいてい、女の子の右に並ぶのだ)。<br><br>でも、ポケットのついてないスカートも多いじゃない。あれってガッカリなんだよね。女の子と服を買いに行ったりして、試着室から顔を出した彼女に「どう?」なんて言われて、「うーん。ポケット付いてないからやだな」と言ったりしてたし。こんなこと言ってちゃダメですか。やっぱり。<br><br>ポケットに手を入れた時に、ハンカチなんか入ってると、「お」って思って、なんかうれしいですわ。男と女では、持ってるハンカチも違うじゃない?。珍しいし。ハンカチじゃなくて変なもん入ってると気まずいけど。<br><br>ってなわけで、スカートはポケット付きなのを選んで欲しいと思う私でした。
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<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:15:28 +0900</pubDate>
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<title>花束の話</title>
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<![CDATA[ 花束を持って街を歩くってもナカナカ恥ずかしい。やっぱり。<br><br>数千円のソレナリの花束でも、けっこう大きいしね。目立つんだよね。クリスマスに花束持ってる男なんて、意図がミエミエじゃない? 「ああ、なるほどね。うんうん」という視線が恥ずかしい。<br><br>そんな恥ずかしい思いをして地下鉄なんかに乗って、しかも混んでたりなんかして、必死に花束をかばって、マンシンソウイで疲れまくって(ほら、花束以外にもプレゼントなんかも持ってるしさ)女の子の家まであとちょっとだってところで、花屋さんを見つけたりなんかして、さらにがくーとしたりして。でも必死で笑顔を作って、ドアチャイムをピンポンってなものですよ。<br><br>この恥ずかしさを評価してもらいたいもんだね。女の子の人たちはそんなことないんですか?
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<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:15:01 +0900</pubDate>
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<title>髪の毛</title>
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<![CDATA[ 髪の毛を伸ばしたいと思う時がある。<br><br>『帰ってこいよ』の人くらいまで伸ばしてしまうと色々たいへんっぽいので、まぁボチボチと。とはいえ、ふつーに会社に行ってる身としては、なかなか実行には移せないのだけれど。一生に一度くらいはいいかなと思っているわけである。<br><br>父親も含めて、親戚に頭の薄い人はいないので、「伸ばしたいのはヤマヤマだけど...じっと手を見る」という状況にはならないと思っている。むしろ、硬くて太くて困っているくらいなわけ。あんまり、硬くて太い髪質だと、伸ばしてもかっこよくはない気もするけど。けっこう白髪が目立つ人なので、さらに減点ですな。<br><br>中学生の頃かな。坊主頭だったのは。これは嫌だったな。ほんとに。額のところの生え際(ってなんていう名前だっけ?)の形が変なんだよね。坊主頭にするとそれが目立ってしまってね。中学生くらいの人間って、やっぱり残酷だから。<br><br>逆に、髪の毛を切りたいと思う時もやっぱりあるわけで、結局、一生伸ばさない(伸ばせない)のかもしれない。うっとおしいのはやっぱり嫌だし。
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<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:14:47 +0900</pubDate>
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<title>水がでない</title>
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<![CDATA[ 数分前に瞬電があって、付近の明かりがいっぺんに消えた。トイレから出てみたら、水道から水がでなかった。さて、困った。どうしたものか。これから、ホストコンピュータを起動しなおして、ビデオの時計をセットしなおして....と、やることはたくさんあるってのに。ああ、とりあえずこの手を洗いたい。<br><br>お風呂に行って蛇口をひねってみたけれど、これもダメだ。台所の蛇口もやっぱりダメだ。流しに食器洗い用の溜置きの水があるけれど...うーむ。これは最後の手段だ。我々は忍者部隊だしぃ。<br><br>今だから言うが、数日前に入った飲み屋さんでは、男子トイレに手洗いがなかった。で、僕はどうしたかというと、女子トイレにこっそり忍び込んで手を洗ったわけさ。女子トイレにはちゃんと手洗いがあったもんでね。もう僕はその飲み屋さんには二度と行くまいと心に誓ったんだけどね。やっぱり、なんかヤじゃん。<br><br>で、まぁそれはいいとして、さて、とりあえずこの手だ。こうなるとなんか病的に気持ち悪くなる。なんとかしてこの手を洗わないことには眠れそうにない。これから晩ゴハンも食べるつもりなのに(なんか、順番がバラバラですな)。<br><br>ふう。と息をはいて決心した。近所の公園に行こう。あそこには水道があるはず。ジーパンに着替えて、玄関から外にでた。付近の家から「おかーさん、水がでないよー」と叫ぶ女の子の声が聞こえる。お風呂らしい。うむ。公園は近所だから、30秒くらいで着いた。暗くてよく見えないのでウロウロしたけど、なんとか水道をみつけて蛇口をひねってみる。ああ、ドキドキする瞬間だ。もし、ここでも水がでなかったらどうしよう。どこまで僕はさまよえばいいのだ。水は、あっさりドシャーとでた。あっけないくらいだ。僕は手を洗って、そのまま家に帰った。なんかつまらないな。家で台所の蛇口をひねったら、やっぱりあっさりドシャーと水がでた。ああ、家でじっと待ってれば、それでよかったのさ。なんだかな。<br><br>さて、冒険は終わりだ。晩ゴハンを食べよう。
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<link>https://ameblo.jp/ipresume/entry-10015113998.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:14:26 +0900</pubDate>
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<title>写真</title>
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<![CDATA[ なんていうか、こう。写真を撮ってる人達を横からながめて見るのが趣味なのかもしれない。<br><br>五人くらいがちょうどいいかな。若い人達だけでもいいけど、ほんのちょっと若くない人もいると、いいあんばい。その五人がちょっと寄り添って思い々々にポーズをとるわけだ。ピースサインを出したり、微笑んでみたり。まったく他人の彼らが止めた時間を、僕は横からさらに直方体に切りとるわけだ。<br><br>ちょっと有名な公園とか遊びに行くと、写真を撮ってる集団がたくさんいるから、僕は御満悦ですよ。ベンチとかに座って、ビールでも飲みながら、次々とシーンを直方体に切りとっていく。<br><br>切りとったそれらの直方体を、なんとか保存する方法はないもんかとも思うけれど、なんのためらいもなく捨ててしまうところもまた贅沢な遊びっぽい。どうせ、他人の思い出なのだ。まるで関係ない僕がもっていても仕方ない。<br><br>どうせ他人の思い出ならば、勝手に彼らの写真に写ってしまう遊びもいい。さりげなく彼らの後ろを通りすがって、一緒に保存してもらおう。どこかの誰かの家のアルバムに、僕の姿が保存されてるなんて。面白いよね。
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<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:14:08 +0900</pubDate>
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<title>肌</title>
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<![CDATA[ くー、女の子の肌はいいぜ。この結合組織コラーゲンの働きがたまんねーぜ。質感が違うぜ。メロメロだぜ。タマランチ会長だぜ。(誰それ?)。フェロモンの分泌で、俺様のヤコブソン器官を刺激するなってーの。<br><br>どーしょーもないよな。この心の中から沸き上がってくる欲望には、逆らうスベがないぜ。身を任すだけだぜ。ハッと気がつくと、立ち尽くすオイラだぜ。「俺は何をしてるんだ」ってなモンだぜ。<br><br>「ドウブツ君なんだから許してくれ」とは言えないけどさ、「まったくもう、どうしようもなんだから。やらし。べー」って舌でもだしてくれ。まぢで怒るだけは勘弁プリーズ。全然説得力ないのが、これまた情けないトコロのココロ。<br><br>シルクのパジャマを買ってあげるから、一緒に昼寝をしようぜ。だいじょうぶ、なんにもしやしないってば…。そのうち、ちょっと手だすべっちゃうってことも、まぁよくあること。気にしない。気にしない。
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<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:13:52 +0900</pubDate>
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<title>アフリカ</title>
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<![CDATA[ 『アフリカ』という言葉を流行らせようと思っていた時期があった。あの大陸の『アフリカ』ではなくて(いや、もちろん語源はソコなんだけれど)、『超』とか『すごく』とかという意味で『アフリカ』だ。「なんかさー、きょうさー、アフリカむかついたぜ」というように使う。<br><br>案の定、一週間で飽きた。<br><br>半年くらいたってから、友達との何気ない会話の中に、その『アフリカ』が出てきた。「それって、アフリカすごいよな」と。僕は、その人を思わず抱きしめたくなってしまったんだけど、同い歳の男なのでやめた。彼もいい気分にはならないだろう。それは僕も同じだ。彼とは『おひげチクチク』というユニットを結成して、『新入社員歓迎会』で『チェリーブラッサム』を演奏した仲だ。ひくべきところはひこう。<br><br>「なにそれ、そんなのまだ言ってたわけ?」と僕は照れ隠しに悪態をつくと「なんだよ、お前が流行らせようって言ってたんだろ」と彼。
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<link>https://ameblo.jp/ipresume/entry-10015113973.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:13:36 +0900</pubDate>
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<title>宝くじ</title>
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<![CDATA[ なんだか知らないけれど、最近の僕の父親は宝くじに凝っているらしい。唯一の趣味らしい。たまに実家に帰ると、「これで宝くじを買ってこっちに送ってくれ」とお金を渡される。「この引換券で50枚まで買えるから、バラ30と連番20で」などと注文付きだ。うちの実家は宝くじも買えないほどの田舎ではないんだけど、「東京の方が当たるような気がする」と彼は言うのだ。<br><br>そういうわけなので、親孝行ってわけでもないんだけど、僕も有楽町まで足をのばして宝くじを買って送ってあげている。わけはないんだけど、宝くじといえば有楽町な雰囲気があるからだ。この親にしてこの子ありというところか。<br><br>いまんとこ、最高で10万円当たったらしい。ぜひ1億円を当てて、少しこっちにまわして欲しいと思う。
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<link>https://ameblo.jp/ipresume/entry-10015113965.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:13:19 +0900</pubDate>
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<title>つうてんかく</title>
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<![CDATA[ 大阪の名物と言えば、通天閣(って、こんな字だっけ?)だけど、なんであそこには、『日立』と書いてあるわけ? 日立ってば、茨城県の街なんですけど。茨城で産まれて育った私は、アレを見るたびにほくそえんでましたよ。「ふっふっふ。我が茨城も捨てたものではないのぉ。なぁきのした(って誰だ?)。あの大阪にまで影響を及ぼしておる(茨城弁は、こういうのではないので、念のため)」ってね。馬鹿か、俺は。<br><br>まぁ、たぶん。世界のこの木なんの木「日立製作所」の広告なんだろうけど。あ、そうだ。質問々々。せんせー質問。アレってば、通天閣(って、この字なんだよね?)ってば、東京タワーとおんなじ役割なんですか? あそこから、電波をドーっと流してるんですか? ろう人形館とかあるんですか?<br><br>こないだの、モスラ映画では、なんで通天閣(って、ほんとにこれ?)に行かなかったんだろうね。東京タワーにしたように、通天閣(ああ、もう飽きた)にも繭を作って欲しかったね。モスラ君には。次回に期待(宍戸留美風)ですね。
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<link>https://ameblo.jp/ipresume/entry-10015113957.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:13:04 +0900</pubDate>
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<title>掃除の人</title>
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<![CDATA[ ぐうたらだ。どうしようもない。なんとかなるといいなと思っているけど、なんとかする気はない。だからぐうたらだ。部屋の中は、けっこう散らかっている。散らかるのは我慢できるけど、不潔なのはいやなので、生ゴミはない。それは自慢。なんて低レベル。虫のたぐいはいやなのだ。<br><br>きれいな部屋に住むことは、昔からの夢だ。このアパートは、外見がけっこうきれいなので気に入っている。でも、中味は散らかっている。他の部屋の主は、きっときれいにしているだろうが。きっとこの部屋だけなんだ。散らかっているのは。<br><br>そうじが趣味の人なんて、尊敬する。「いやあ、掃除が好きなので、わざわざ一回散らかしてから掃除するんですよ。わっはっは」なんて聞くと、「ああ、なんてもったいない。だったら、うちに来て掃除をしてほしい」と思う。パワーは有効に使いましょう。電気を大切にね。<br><br>すっげー性格が悪くて、顔もいまいちで、プロポーションがボーロボロな人でも、掃除が好きというだけで、その子にメロメロになってしまうかもしれない。きれいな部屋は好きだけど、掃除が嫌いという、このどーしよーもない矛盾を、いつか解消できる日が来たらいいなと思っているわけだ。
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<link>https://ameblo.jp/ipresume/entry-10015113949.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Jul 2003 17:12:31 +0900</pubDate>
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