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<title>耳下腺腫瘍と生きていく</title>
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<description>19歳で発症した耳下腺腫瘍（多形腺腫）と付き合って20年以上。これからも生きていくためにブログをつづります。</description>
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<title>【017】セカンドオピニオン(2)を経て</title>
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<![CDATA[ <p>昨日、2件目のセカンドオピニオンを受けた。</p><p>大学病院のB先生。</p><p>初めて「手術をお勧めします」と言われた。</p><p>&nbsp;</p><p>理由は「悪性の所見があるから」ではない。</p><p>B先生も、良性の多形腺腫だと考えられた。</p><p>けれど、「多形腺腫は摘出する！」が、</p><p>揺るぎない方針なのだった。</p><p>&nbsp;</p><p>「手術しても、再発腫瘍なのでまた出てきます。</p><p>そうしたら、また手術です」と。</p><p>&nbsp;</p><p>顔面神経麻痺の心配については、</p><p>「リスクがあることを事前にお伝えする</p><p>ということだけ。出てしまったら、</p><p>麻痺の出た患者さんということです」と。</p><p>しかも、私の場合、麻痺が出たときに</p><p>良性であっても再建できない可能性もあると。</p><p>&nbsp;</p><p>私は、そういうスタンスの先生がいることを、</p><p>元主治医から聞いたことがあった。</p><p>「ああ、B先生のことだったんだ」と思った。</p><p>（すぐ後で知ったが、元主治医とB先生は近しい）</p><p>&nbsp;</p><p>B先生は「首にある目立った膨らみは、</p><p>リンパ節だと思います」と言われて、</p><p>細胞診をすることになった。</p><p>&nbsp;</p><p>その膨らみは、元主治医が神経の断端と</p><p>考えていたもので、A先生から</p><p>リンパ節の異常を指摘されたこともなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>私は戸惑い「そこだけでお願いします。</p><p>深葉はエコーで見えたとしても</p><p>取らないでください」とお願いした。</p><p>（C先生のセカンドオピニオンで</p><p>細胞診のリスクを説明されていたからだ）</p><p><br></p><p>待合室に出て、書類にサインするよう言われたが、</p><p>私は、なかなかサインできなかった。</p><p>手術するにしてもA先生にお願いしたい。</p><p>だから情報は、A先生に集約させたいと思った。</p><p>でも、この検査をA先生に求めても、</p><p>不要と判断されて、情報を取りこぼすかも。</p><p><br></p><p>涙ぐんでサインした。</p><p>&nbsp;</p><p>B先生は、エコーで首の膨らみを見ながら</p><p>「浅いところで、筋肉の上にありますね。</p><p>確かに神経の断端かもしれませんね」と</p><p>言われた。私が「先生、それなら……」と言うと</p><p>「撤収しましょう！」と取りやめに。</p><p>&nbsp;</p><p>それから、診察室へ戻って診断のまとめ。</p><p>今後はA先生を受診することを確認。</p><p><br></p><p>最後に「うちでも手術できますから。</p><p>私は手術をお勧めします」と言われた。</p><p>「それは悪い印象を持たれたからですか？」</p><p>と尋ねると、「いいえ、多形腺腫ですから」と。</p><p>「多形腺腫は取るものだからですか？」と聞くと、</p><p>「そうです」とおっしゃった。</p><p>&nbsp;</p><p>B先生はB先生で、良い先生なのだと思った。</p><p>QOLよりも、数パーセントの悪性化のリスクを、</p><p>迷いなく優先させる。それも善意のあり方だ。</p><p>&nbsp;</p><p>その後、私は最後のダメ押しのように、</p><p>元主治医のところに画像を持って行ったが、</p><p>CDがいつもの画面で見られないとかで、</p><p>画像についての所見は得られなかった。</p><p>預かりたいとおっしゃるのでCDは置いてきた。</p><p>&nbsp;</p><p>そして今日、A先生を受診。</p><p>C先生からはお返事が届いていたが、</p><p>B先生は昨日の受診だったので、お返事はまだ。</p><p>私が口頭で、上記のことを報告した。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生は「C先生は僕に近い考えのようだけど。</p><p>B先生はどんどん手術するタイプですから。</p><p>実は、C先生の病院もどんどん手術しますが、</p><p>C先生はその中でも慎重派なんです」と。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、これからどうしたいのかと聞かれた。</p><p>私は、モゴモゴ、ブツブツ言っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生もお忙しいので、前回の診察で</p><p>「僕の家内だったら手術を勧めません」と</p><p>おっしゃったときのような、</p><p>優しいお顔はしまい込まれてしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>そして「不安に駆られて手術を受けるのは、</p><p>麻痺が出ることを考えるとお勧めしません」と</p><p>再度言われた。</p><p>&nbsp;</p><p>これまでの病院巡りの結果、</p><p>悪性化の所見を出した医師はいなかった。</p><p>スタンスに違いはあれ、ご高名な医師ばかりだ。</p><p>それでも、様子を見ないで手術を受けるのか？</p><p>&nbsp;</p><p>帰り道、夫も私も無言だった。</p><p>夫は仕事を調整して私に付き添ってばかりで、</p><p>心も体も疲れきっているはずだ。</p><p>&nbsp;</p><p>「この状況は良くない」と思った。</p><p>耳下腺周りに異常を感じることは、</p><p>当然、非常に注意すべきことなのだが、</p><p>今、頭の中には病気のことしかない。</p><p>常に病気のことを考えたくなり、</p><p>家事も育児も意欲が湧かなくなっている。</p><p>&nbsp;</p><p>これは良くない。</p><p>人生は病気だけではない。</p><p>病気のこと以前に、</p><p>大切なものを失ってはいけない。</p><p>&nbsp;</p><p>手術について考えるにしても、</p><p>このコンディションで判断することは、</p><p>信用できないし、信用されない。</p><p><br></p><p>そんなわけで、</p><p>ブログを一旦お休みします。</p><p>自分のブログを見てばかりになってきたから。</p><p>&nbsp;</p><p>ブログを通じてアドバイスをいただいた</p><p>先輩患者さんたちに心から感謝しています。</p><p>少なくとも、後悔のない情報集めができました。</p><p>もちろん、読んでくださった皆様にも。</p><p>本当にありがとうございます。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）ハロウィンのお祝いとして買ったケーキが美味しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>２）今日も夫が付き添ってくれた。ケンカも多いし、愛の言葉を囁いたりしない人だが、ここまで付き添ってくれる人なんだ。</p><p>&nbsp;</p><p>３）必死の情報集めの段階が、今日で一段落した。せめて、自分を褒めよう。逃げず、目を逸らさず、よく頑張った。きっと、このフェーズにおいてやり残したことはない。おつかれさま！ 本当に、よくやっている！</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12540963003.html</link>
<pubDate>Thu, 31 Oct 2019 14:01:39 +0900</pubDate>
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<title>【016】問診票を記入しながら</title>
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<![CDATA[ <p>このブログには、客観的な事実だけを</p><p>記録していこうというのが基本方針だけど、</p><p>感情面のことを、少し。</p><p>&nbsp;</p><p>1件目のセカンドオピニオンは、</p><p>がん専門病院だったためか、診察用だけでなく、</p><p>看護師さんに向けての問診票があった。</p><p>&nbsp;</p><p>おそらく、看護する人が把握しておきたい、</p><p>患者さんの性格を知るためのような問いもあった。</p><p>&nbsp;</p><p>その中に、「困難なことが起こった時、</p><p>どのように反応するか」というような問いが。</p><p>選択肢は「我慢する」「泣く」「怒る」</p><p>「暴れる」「食べなくなる」……など。</p><p>&nbsp;</p><p>私はその時、迷いなく3つを選んだ。</p><p>それ以外は、完全に違うように感じた。</p><p>&nbsp;</p><p>・泣く</p><p>・誰かに相談する</p><p>・解決策を探す</p><p>&nbsp;</p><p>そして、「これが私だ」と思った。</p><p>&nbsp;</p><p>もしかして、「悪性化しています」と言われ、</p><p>そのようにすべての物事が動いてしまったら、</p><p>私は、怒ったり、暴れたり、誰かを攻撃して</p><p>苦しみをぶつけたりするのかもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p>「いや、それでも」と思う。</p><p>泣いて、誰かに相談して、解決策を探す。</p><p>それが私だ。</p><p>そうやって生きてきた気がする。</p><p>きっと、この私が、</p><p>私を良いところへ導いてくれる。</p><p>&nbsp;</p><p>問診票のお話でした。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）ゴスペルの舞台があったけど、間違えたり、泣いてしまったりしないで歌えた。</p><p>&nbsp;</p><p>２）夜、3人家族でスシローへ行ったら、最近、ケンカの多かった夫と楽しく話せた。</p><p>&nbsp;</p><p>３）ゴスペルの参加賞の中に、大好きなフルグラ（800g大袋）があった。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12539937592.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Oct 2019 22:49:38 +0900</pubDate>
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<title>【015】セカンドオピニオン(1)</title>
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<![CDATA[ <div><p>セカンドオピニオンの1件目、終了。</p><p>がん専門病院のC先生。</p><p>（ABCは、ただのブログ登場順）</p><p>&nbsp;</p><p>結論としては、MRIに悪性化の所見なし。</p><p>ただ、この状況の解決策のなさを、</p><p>一番、直視してくださる診察だった。</p><p>&nbsp;</p><p>長くなるけど、対話形式でまとめておく。</p><p>&nbsp;</p><p>《登場人物名の整理》</p><p><span style="color:#000000;"><span style="font-weight:bold;">元主治医</span></span>：3回目の手術の執刀医。</p><p>元大学病院教授。現在は中核病院にお勤め。</p><p>教授職を退くとともに、手術から手を引く。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">A先生</span>：現主治医。大学病院教授。</p><p>MRI画像を最重要視し、良性と診断。</p><p>QOLから、手術より経過観察を勧める。</p><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「お持ちになった画像を見ました。</p><p>ここ何年か、変化がないようです。</p><p>最初に異変を感じたのが5月とのことで、</p><p>これがもし悪性なら、5ヶ月経っているので、</p><p>もっと大きな変化があると思います。</p><p>もっと麻痺が出ていてもおかしくありません。</p><p>元主治医先生からA先生への紹介は、</p><p>手術のためですか？」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「いいえ。今後、長くこの病気の経過を</p><p>診ていくために、若い先生に移りましょうと。</p><p>元主治医先生は、もう手術をされないので」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「元主治医先生は、この症状について、</p><p>なんとおっしゃっていたのですか？」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「MRIに変化は見られないけど、</p><p>大丈夫とは全然言えないと。</p><p>痛みから始まるがんもあると言われました」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「A先生は何とおっしゃっていますか？」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「MRI画像を重要視されていて、</p><p>良性と考えて、経過観察で大丈夫だと」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「再発腫瘍なので、更に手術となると、</p><p>顔面神経を残すのはとても難しいです。</p><p>元主治医先生が、3回目の手術をされた時、</p><p>顔面神経麻痺が出なかったのはすごいことで、</p><p>手術が上手かったということです。</p><p>（ちなみに、私は事前に自作のレポートを</p><p>C先生に提出していて、元主治医が</p><p>腫瘍を取り残したことも記載してあったが、</p><p>その上で、このようにおっしゃった。）</p><p>手術するのであれば、完全な麻痺が出ることを</p><p>覚悟の上で受けることになります」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「A先生の初診の際、細胞診を考えて、</p><p>エコー検査をされたのですが、</p><p>『うちのエコーの精度のせいか、</p><p>奥の腫瘍が見えないので、針が刺せず、</p><p>細胞診はできません』とのことでした。</p><p>こちらの病院では細胞診ができますか？」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「エコーは元々、浅いところを</p><p>見るためのものです。細胞診をする際は、</p><p>変化が起きているところを刺しますが、</p><p>変わったところが見当たりません。</p><p>腫瘍は全体が悪性化するわけではなく、</p><p>適当に刺しても、多形腺腫であることを</p><p>確認するだけになってしまいます。</p><p>また、刺した時に腫瘍細胞がこぼれて、</p><p>播種が起こるリスクも考えられます</p><p>（播種＝腫瘍細胞のばらまき）」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「8月から徐々に起きた自覚症状として、</p><p>左下唇が、上がらなくなりました」</p><p>&nbsp;</p><p>（C先生が、私の顔の動きを確認後、</p><p>閉じない口の様子をデジカメで撮影。</p><p>撮った画像を私に見せながら説明）</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「口の麻痺は、下唇が”下がらない”という</p><p>訴えが多いです。上がらないというのは、</p><p>顔面神経麻痺と少し違うかもしません」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「そうなんです！　2回目の手術後、一時的に</p><p>麻痺が起こった時には下がらなかったので、</p><p>それとは口の形が違うなと思っていたんです」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「そうですね。上唇の左側を</p><p>ご自分で思っている以上に上げて、</p><p>ちょっと力が入っている気もします」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「耳下腺がんについて検索すると、</p><p>信頼できるサイトで、痛みと顔面神経麻痺が、</p><p>悪性化の兆候として書かれています。</p><p>でもA先生は、経験値からかもしれませんが、</p><p>耳下腺がんはあまり痛むものでないと。</p><p>痛みを訴える患者さんはあまりいないと</p><p>おっしゃるんです」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「痛みと顔面神経麻痺は、</p><p>教科書に書かれているレベルのことで、</p><p>聞いてみれば痛みを感じておられる</p><p>患者さんは結構います。</p><p>これまで受診された先生方で、</p><p>一番経験値が高いのは元主治医先生です。</p><p>元主治医先生が、痛みから始まるがんもあると</p><p>おっしゃるのは、痛みを訴える患者さんを</p><p>診てこられたからだと思います」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「左下唇の麻痺については、</p><p>先ほどの説明で納得できました。</p><p>でも、痛みの説明はつかないままで、</p><p>それがとても不安です」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「注意すべきシグナルではあります。</p><p>ただ、これまで複数回の手術をされてきて、</p><p>痛みの要因は他にあってもおかしくありません」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-weight:bold;">私</span></span>「そうすると、手がかりはMRIだけで、</p><p>定期的に経過観察するしかないのですね」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;"><span style="font-weight:bold;">C先生</span></span>「その経過観察というのが難しくて、</p><p>6ヶ月空けた間に、大きな変化が起きて、</p><p>手遅れになってしまうこともあります。</p><p>検査と検査の間の変化を見逃さないことです。</p><p>自覚症状は医者の側には分かりませんから、</p><p>医者が腫瘍の増大や顔面神経麻痺を</p><p>とらえた時には、進行している可能性もあります。</p><p>医者の側は、どこかで決断する何かがないと、</p><p>手術を勧めることはできません。</p><p>これから10年、20年と見ていく中で、</p><p>手術をしないでいくということはできません。</p><p>自分が『これは明らかにおかしい』と感じたら、</p><p>自分で決断しなければならないかもしれません」</p><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p>&nbsp;</p><p>このお話の途中で、私は泣いた。</p><p>C先生も、一瞬つらいお顔をされた。</p><p>それを見て、涙をこらえた。</p></div><div>&nbsp;</div><div>なぜ泣いたのかというと、</div><div>「やはりそうか」と思ったからだ。</div><div>多分、本当のことだったからだ。</div><div>&nbsp;</div><div>こらえた涙は鼻水となり、</div><div>その後の会話に差し支えたので、</div><div>C先生がティッシュをくださった。</div><div>&nbsp;</div><div>以下、手術についてうかがった時の、</div><div>回答だけを箇条書きにする。</div><div>&nbsp;</div><div>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</div><div>・手術を受ける病院を、A先生にするか、C先生にするかは、腫瘍の取り方としては変わらない。麻痺が起こった状況で、顔面神経の再建は形成外科のスキルによって変わってくる。</div><div>&nbsp;</div><div>・C先生の病院では脚からの神経移植をする場合、血管ごと移植することはしていない。A先生の病院の形成外科がどのような手術をするかがポイント。</div><div>&nbsp;</div><div>・C先生の病院は、悪性に対しての経験値があるが、再建の部分でメリットがあるわけではない。</div><div>&nbsp;</div><div>・悪性の場合でも、顔面神経が骨に潜っていく手前であれば再建手術ができる。手術中に、顔面神経を少しずつ切っては顕微鏡で見て、大丈夫なところを探っていく。ただし、がん細胞はスキップすることがあり、大丈夫と思った所の先にあるかもしれない。なので、放射線などの追加治療をしている。</div><div>&nbsp;</div><div>（余談だが、スキップの話を聞いた時、私が思わず「（がん細胞って）いやらしい！」と言ってのけぞったら、ウロウロしていた看護師さんが立ち止まり、「えっ!?」という顔でこちらを見た。C先生、ごめんなさい。）<p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p>&nbsp;</p><p>C先生は、診察の間、何度も「解決策に</p><p>なっていないんですけどね」と言われた。</p><p>ご自分の説明が、という意味だ。</p><p>&nbsp;</p><p>診察の最後に、今後はA先生のもとで、</p><p>経過観察を続ける意思を確認された。</p><p>「でも、もしかしたらこちらにお世話に</p><p>なるかもしれません」と言ったら、</p><p>なぜか、また涙声になり震えた。</p><p>その理由とか、もういい。</p><p>&nbsp;</p><p>C先生は私の自作レポートに目を落としながら、</p><p>「これだけの先生方に診ていただいていれば</p><p>大丈夫だと思いますけどね」とおっしゃった。</p><p>&nbsp;</p><p>「先生にお目にかかれて良かったです」と言うと、</p>「解決策になってないんですけどね」と苦笑。<p>&nbsp;</p><p>いいえ、そうじゃないんです。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）意義のあるセカンドオピニオンだった</p><p>&nbsp;</p><p>２）寝坊したのに、子どものお弁当作りを間に合わせ、バイトに1時間近く早く出勤できた（12時で早退するため）</p><p>&nbsp;</p><p>３）たった3時間のバイトでも、仕事内容は良かったと思う</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12539266525.html</link>
<pubDate>Fri, 25 Oct 2019 22:56:57 +0900</pubDate>
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<title>【014】SOを前に揺れ動く</title>
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<![CDATA[ <p>セカンドオピニオン（SO）2件。</p><p>いずれも、私が決めた紹介先。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生は、先週木曜の診察後、</p><p>すぐに紹介状を書いてくださっていて、</p><p>今週月曜には窓口で受け取ってきた。</p><p>&nbsp;</p><p>火曜は即位の礼で祝日。</p><p>水曜はバイトで動けず。</p><p>そして、今日、木曜日。</p><p>SOの予約をした。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生は「普通の外来でもいいと</p><p>思いますよ」と言ってくださったので、</p><p>それぞれ、予約担当の方に相談の上、</p><p>外来での初診を予約した。</p><p>&nbsp;</p><p>1件目の予約、大学病院のB教授。</p><p>来週の水曜に決まる。</p><p>「へえ、外来だと早い！」と思った。</p><p>&nbsp;</p><p>2件目の予約、がん専門病院のC先生。</p><p>予約担当の方が、SOでなくていいか、</p><p>頭頸科に確認後、折り返し電話。</p><p>「外来で大丈夫なようです。</p><p>それで、急なんですけれども、</p><p>明日はいかがですか？」</p><p>&nbsp;</p><p>明日？</p><p>&nbsp;</p><p>明日はバイトだけど……と考えるも、</p><p>「バイト or 命」という分かりやすい天秤が、</p><p>ガチャーンと音を立てて傾き、</p><p>「明日でお願いします」と答えた。</p><p>&nbsp;</p><p>無事に2件の予約がとれたものの、</p><p>その後、気分が落ち込んだ。</p><p>&nbsp;</p><p>明日は、がんの専門病院。</p><p>もし、A先生と違うことを言われたら？</p><p>A先生に気持ちを落ち着かせてもらったのに、</p><p>わずか1週間で逆戻りだったら？</p><p>もう、逃げ出してしまいたいくらいだ。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、寝る前にせっせとレポートをまとめた。</p><p>この長い病歴と、自覚症状について。</p><p>&nbsp;</p><p>その時、必要があってA先生を検索。</p><p>A先生のインタビュー記事がヒットした。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生のご経歴を読んだら、</p><p>過去に、9年もの長きにわたって、</p><p>がん専門病院に在籍されていたことを知る。</p><p>&nbsp;</p><p>そこから強い志を持って、</p><p>今の大学病院の頭頸部外科を発展させ、</p><p>教授を務めておられる先生だった。</p><p>&nbsp;</p><p>今まで調べてなかったのかい？</p><p>という声も聞こえてきそうだけど、</p><p>大学病院のサイト以外見ていなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>とにかく、</p><p>それでまた少し、心が落ち着いた。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生という、頭頸部がんの専門家に、</p><p>すでに診ていただいている。</p><p>良性だと考えておられる。</p><p>&nbsp;</p><p>きっと、大丈夫。</p><p>どうか、お守りください。</p><p>&nbsp;</p><div><div><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）SOが驚くほどスムーズに決まった。</p><p>&nbsp;</p><p>２）A先生イケメン情報を得た。</p><p>&nbsp;</p><p>３）健康診断を終えた。ちょっと色々あって「アホだな、私」とも思ったが、耳下腺以外の全身もスクリーニングしておくのは良いことだったと信じる。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12539050727.html</link>
<pubDate>Thu, 24 Oct 2019 23:43:36 +0900</pubDate>
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<title>【013】「僕の家内なら手術を勧めません」</title>
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<![CDATA[ <div>A先生を受診。</div><div>実は、当初の予約では2週間後だった。</div><div>でも、不安に駆られて早めていただき、</div><div>それに合わせてMRIも早めた。</div><div>今日は、そのMRIの結果を聞いてきた。</div><div>&nbsp;</div><div>なぜ、受診を早めたのか。</div><div>3週間前の受診後、再び痛むようになり、</div><div>今度は激痛。痛む時は左頬全体が痺れ、</div><div>左下唇の麻痺感が急激に強まる。</div><div>「良性であるはずがない」と考えた。</div><div>&nbsp;</div><div>不安と後悔にさいなまれて泣いた。</div><div>ある方からいただいた「主治医との</div><div>信頼関係が構築できていないのでは」という</div><div>ご指摘が的を得ていて、孤独だった。</div><div>&nbsp;</div><div>結果、今日は強い痛みの症状と、</div><div>左下唇の麻痺を確信していることを訴え、</div><div>ついに、手術をお願いした。</div><div>&nbsp;</div><div>A先生は、手術のエントリーとして</div><div>電子カルテに入力された。</div><div>&nbsp;</div><div>ただし、以下のようなお話があった。</div><div>私からの質問は省略して、</div><div>一人語り形式でまとめておく。</div><div>&nbsp;</div><div>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</div><div>MRIの結果、深葉にある2cmの</div><div>腫瘍の大きさは変わっていません。</div><div>リンパ節にも異常はありません。</div><div>&nbsp;</div><div>kappaさんの気にしている浅いところにも</div><div>大きな腫瘍はなく、小さな腫瘍が悪性化しても、</div><div>小さいままで悪さをするというのは、</div><div>聞いたことがありません。</div><div>&nbsp;</div><div>手術についてはエントリーとして受け付けて、</div><div>こちらもそのように準備していきますが、</div><div>早くても年内（2ヶ月後）というところです。</div><div>&nbsp;</div><div>それまで考えていただいて、</div><div>順番が来た時に「やっぱり嫌だ」となっても、</div><div>仕方がないことで、それは構いません。</div><div>&nbsp;</div><div>耳下腺がんは、あまり痛むものではありません。</div><div>良性からの悪性化でなく、最初から</div><div>悪性で受診される方もいらっしゃいますが、</div><div>痛みを訴える方はほとんどいません。</div><div>&nbsp;</div><div>左下唇については、麻痺はありますが、</div><div>（浸潤による？）麻痺とは言い切れません。</div><div>&nbsp;</div><div>手術をしたら、その小さな麻痺どころではなく、</div><div>目が閉じないなど、もっと大きな麻痺が出ます。</div><div>手術がkappaさんの苦しみを和らげるかというと、</div><div>もっと苦しくなるかもしれません。</div><div>&nbsp;</div><div>多形腺腫は手術するものですから、</div><div>患者さんの希望があれば、手術するというのは</div><div>成り立ちます。これが初めての手術であれば、</div><div>きれいに取ってあげられる自信があります。</div><div>&nbsp;</div><div>ただ、これまで何度も手術をされて、</div><div>顔面神経がどこにあるかわからない状態で、</div><div>麻痺を出さずに手術をする自信はありません。</div><div>&nbsp;</div><div>手術にはメリットとデメリットがあり、</div><div>今の状態でメリットが上回るように思えません。</div><div>&nbsp;</div><div>もっと分かりやすく言うなら、</div><div>僕の家内だったら、手術を勧めません。</div><div>「やめとけ、やめとけ。</div><div>僕が手術したって自信がないよ」と言います。</div><div>&nbsp;</div><div>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</div><div>&nbsp;</div><div>他にも細々とやりとりがあったが、</div><div>「僕の家内だったら」説が一番響いた。</div><div>&nbsp;</div><div>2ヶ月前に出会ったばかりのA先生は、</div><div>これまで「手術するか、しないかの二択しかなく、</div><div>しないなら自動的に経過観察」と説明するだけ。</div><div>&nbsp;</div><div>ボールをこっちに投げられたまま、</div><div>先生の具体的な気持ちが見えない状態は、</div><div>「様子を見てもいいと思いますよ」という</div><div>言葉だけでは不十分で、苦しかった。</div><div>&nbsp;</div><div>今日は「先生と一緒に考えた」という感じがした。</div><div>&nbsp;</div><div>夫が付き添っていてくれたが、</div><div>診察の途中で、姉も診察室に入って来た。</div><div>（朝イチの新幹線に飛び乗って上京）</div><div>&nbsp;</div><div>早めの手術を頼み込む勢いで来たという</div><div>姉だったが、先生のお話で安心したのか、</div><div>先生がカチャカチャと入力作業をされている間、</div><div>「素敵な先生やね！」と囁いてクスクス笑った。</div><div>&nbsp;</div><div>それでも、耳下腺がんの先輩患者さんたちに</div><div>いただいたアドバイスにしたがって、</div><div>あらかじめ決めていたセカンドオピニオンの</div><div>紹介状を2件、A先生にお願いしてきた。</div><div>&nbsp;</div><div>今日は私の不安を率直に伝えて、</div><div>A先生の具体的な考え方を知ることができて、</div><div>それだけでも大きな収穫だった。</div><div>&nbsp;</div><div>（補足）</div><div>顔面神経麻痺を絶対的な不幸だと</div><div>表現したいのではありません。</div><div>顔面神経麻痺とともに生きていくには</div><div>事前にしっかりと納得して覚悟したい。</div><div>そのために可能な限り情報を得たいのです。</div><div>&nbsp;</div><div><div><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）A先生が信頼に値する方だと感じた。</p><p>&nbsp;</p><p>２）姉とランチをして、亡き父の思い出話をして爆笑し、そのまま泣き笑いをした。</p><p>&nbsp;</p><p>３）A先生が前主治医のことを「僕の前にも高名な先生に診ていただいてきたのだから」と言ってくださり、実は私の中にあった「リタイア気味のおじいちゃん先生のところでぼやぼやしていたのが失敗だったか」的な気持ちまで、払拭してくださった。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12536668976.html</link>
<pubDate>Thu, 17 Oct 2019 17:32:05 +0900</pubDate>
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<title>【012】MRIを早めてもクヨクヨ</title>
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<![CDATA[ <p>A先生を受診。</p><p>診察室に入ったとたん、</p><p>若い研修医の先生2名（男女）が目に入り、</p><p>「泣くわけにはいかない」と緊張してしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>説明しようとしたけどまごついたので、</p><p>メモのつもりだったプリントアウトを、</p><p>そのまま、先生に渡して読んでいただいた。</p><p>&nbsp;</p><p>以下、プリントアウトの文面。</p><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p>【不安に思っている症状】<br>・7月下旬から、口の左上、左下に強い痙攣が出るようになった。（初診の際、「収縮」としか表現できませんでした）<br><br>・8月中旬から、口の左下に動かしづらさを感じるようになった。過去3回の手術のうち、2回目の手術後のみ、口の左下が麻痺したけれど、回復して違和感は全くなくなっていた（少なくとも「動かしづらい」とは感じなくなった）。でも、「口の左下は、過去に麻痺したことがあるから」と考えて気にしないようにしていた。<br><br>・9月中旬に、三面鏡に映った、他者から見た自分の顔に驚いた。微笑んだ時に、口の左下が動いていないことに気づいた。人と話している時に、突然、口の左下が動かずに驚くことが出てきた。<br><br>・9月中旬には、顔の左下がビリビリ、ジンジンしていることがあった。</p><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p>&nbsp;</p><p>A先生は「この変化がその通りであれば、</p><p>悪性化を疑わなければならないけど、</p><p>私が8月中旬に会った時には、</p><p>すでに麻痺があったんですよね」と言われた。</p><p>&nbsp;</p><p>私は、その頃よりもさらに、</p><p>明らかに動かなくなっていると伝えた。</p><p>&nbsp;</p><p>「手術を希望されるんですか？」と問われ、</p><p>「悪性化していて進行するのは嫌なので、</p><p>必要だと言われれば手術を受けたいが、</p><p>今の状態だと、勝手な思い込みで手術を受け、</p><p>QOLが大幅に下がったのに良性だった場合が</p><p>怖くて思い切れない」と答えた。</p><p>&nbsp;</p><p>（ちなみに、手術すると決まった日から</p><p>手術の日まで、2ヶ月かかるとのことだった。）</p><p>&nbsp;</p><p>「他の大学病院のホームページに</p><p>顔面神経までいったらステージ4とあって、</p><p>不安になるのですが」と言ったら、</p><p>「顔面神経までいったらステージ4……」と</p><p>小声でリピートしながら間を置き、</p><p>「がんであれば、それは手術になりますが、</p><p>おっしゃるように良性の可能性も大きいので」と</p><p>やや強めの口調でおっしゃった。</p><p>&nbsp;</p><p>診察中、私は心のどこかで、先生に</p><p>「手術しましょう」と言わせようとしていた。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生は、10月下旬に造影剤を入れてMRIを撮り、</p><p>10月末に来院するように言われた。</p><p>「それを判断材料にしましょう」と。</p><p>&nbsp;</p><p>造影剤を入れても大丈夫か調べるため、</p><p>採血室に寄って帰って来た。</p><p>&nbsp;</p><p>帰り道、私はずっとクヨクヨしていた。</p><p>どうして先生を前にすると、</p><p>「手術をお願いします！」と言えないのかと。</p><p>おかしいのは明らかじゃないかと。</p><p>&nbsp;</p><p>そうやって不安と後悔に襲われると、</p><p>患部が余計にビリビリ、ジンジンする。</p><p>今朝は無痛だったというのに。</p><p>&nbsp;</p><p>その考えを頭から追い払うことができず、</p><p>付き添ってくれた夫にずっと話してしまった。</p><p>傷つけないと決めたはずなのに。</p><p>&nbsp;</p><p>「今日、手術を頼めば良かった」と言ったら、</p><p>「いや、それは無理だよ。手術する場合でも</p><p>MRIは撮り直すだろうし。手術するとしても</p><p>最短ルートで向かってるよ」と夫は言った。</p><p>&nbsp;</p><p>これ以上、賢く、正しい答え方があるだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>それなのに、私は「これが初発だったら、</p><p>痛みと麻痺が出た時点で、すぐ手術のはず」と</p><p>さらに不安に基づく反論をかぶせた。</p><p>&nbsp;</p><p>夫にどうしろというのか。</p><p>大丈夫だ、大丈夫だと、いくら励ましても、</p><p>反論してくる妻をどうしろというのか。</p><p>&nbsp;</p><p>明るく生きると決めたはずだ。</p><p>夫を傷つけないと決めたはずだ。</p><p>少しは医師の判断を信頼しよう。</p><p>こんなんじゃ、免疫力も落ちる。</p><p>&nbsp;</p><p>「君が笑えばすべてが良くなる」と</p><p>AIさんも歌っている。</p><p>悩みがなく能天気だから笑うんじゃない。</p><p>自分から、物事の明るい面を見て笑うんだ。</p><p>&nbsp;</p><div><div><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）夫が付き添ってくれたこと。これ以上、感謝すべきことはない。</p><p>&nbsp;</p><p>２）義母がお惣菜を作ってくれたので、病院の帰りに受け取りがてら、一緒にランチ。久しぶりに顔を見せられて良かった。（病院のことを何度も聞くので、夫が辟易していたが）</p><p>&nbsp;</p><p>３）子どもが、また別のクラスメイトから、日曜日のイベント（鉄道系）に誘われて参加することに。一年生の時は、鉄道でこんなにもお友達とつながることがなかったから、本当にありがたい。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div></div><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12530163935.html</link>
<pubDate>Fri, 27 Sep 2019 15:13:58 +0900</pubDate>
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<title>【011】はまさんのハートネットTV</title>
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<![CDATA[ <div><p>明日、新主治医A先生を受診する。</p><p>本来の再診予約は1カ月以上先のはずだった。</p><p>&nbsp;</p><p>左の下唇の一部が、完全に動かなくなった。</p><p>だから、正直に報告に行く。</p><p>これまでのように「大丈夫」と言われるための</p><p>受診ではなくなるかもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p>異変を感じ始めてから5カ月。</p><p>何度も病院へ通った。</p><p>そのたびに、悪性には見えないと言われた。</p><p>これ以上、私に何ができただろう。</p><p>私に落ち度はない。</p><p>自分を責めることはしない。</p><p>&nbsp;</p><p>ところで、ハートネットTVの録画を観た。</p><p>はまさんの出演回。</p><p>はまさんと勝手にお呼びしているが面識はない。</p><p>&nbsp;</p><p>寝かしつけ担当の夫に「子どもが寝たら</p><p>一緒に観てくれないか」と言ったら、</p><p>寝てしまわないでちゃんと起きてくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>一緒に観た。</p><p>「この人がはまさんだよ。</p><p>私の唯一の希望なの」と言って。</p><p>&nbsp;</p><p>カバーメイクについて話されるはまさんを観て、</p><p>夫は言った。「全然、普通だね。</p><p>動いてないところもあるけど。」</p><p>&nbsp;</p><p>動いていないところがあるのではなく、</p><p>お顔の半分は動いていないのだと、</p><p>私は知っているけど、夫の言葉は嬉しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>様々に生きるがんサバイバーの方が登場した。</p><p>若い方からご高齢の方まで。</p><p>「明るく生きる」</p><p>それがすべてなのだと思った。</p><p>&nbsp;</p><p>明日の診察の練習として、</p><p>私は口元の麻痺について夫に説明した。</p><p>&nbsp;</p><p>夫は「そもそも、元主治医は3回目の術後、</p><p>すべての腫瘍を取り切ったと僕に説明したのに、</p><p>MRIで大きな腫瘍の取り残しを見た途端、</p><p>顔面神経のためにあえて残した話になった」と</p><p>長年の疑問を不満げに口にした。</p><p>&nbsp;</p><p>それ！</p><p>そうだよね！</p><p>&nbsp;</p><p>……とはいえ、</p><p>その時に奥の腫瘍も取り切ったら、</p><p>8年前から大きく麻痺していたかもしれず、</p><p>もう、何が正しいのか分からない。</p><p>&nbsp;</p><p>「（もし手術で）顔が完全に麻痺したとしても、</p><p>趣味のゴスペルグループに復帰したいし、</p><p>バイトにも復帰したい。できるかな」と言うと、</p><p>「みんな、すぐ慣れるよ」と夫。</p><p>&nbsp;</p><p>「でも、ゴスペルもバイトも、</p><p>今年から始めたばかりだよ？」と言っても、</p><p>「今の顔を知っている人だけでなく、</p><p>麻痺した顔で初めて会う人でも、</p><p>最初は麻痺に気づいても、気にしなくなる」</p><p>という趣旨のことを言っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>私は、「結局、風貌がどうあれ、</p><p>内面が健やかであれば、それが顔に出る。</p><p>明るく生きたいなぁ」と言った。</p><p>&nbsp;</p><p>……と、ここまでの様子で、</p><p>夫は優しく神のようにも読めるが、</p><p>実際には、私がリビングから出た後、</p><p>ペットの犬に八つ当たりしていた。</p><p>低い声で無駄に強く叱っていただけだが。</p><p>&nbsp;</p><p>その様子が私には悲しかったけど、</p><p>夫のその振る舞いを、責められない。</p><p>巨大なストレスを負わせているから。</p><p>&nbsp;</p><p>私の心が暗い淵に飲み込まれて、</p><p>夫や姉をも引きずり込んだり、</p><p>共倒れになったり、崩壊したり、</p><p>そういうことは絶対に避けたい。</p><p>&nbsp;</p><p>あまり明るく生きたことのない私が、</p><p>神様に心から願う。</p><p>明るく生きたいです。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）すてきなはまさんを拝見できた。</p><p>&nbsp;</p><p>２）ゴスペルで新しく習うAIの「ハピネス」を、覚えるために繰り返し聞いていたら、歌の力が心の中に入り込んできた。</p><p>&nbsp;</p><p>３）週末、子どものクラスメイト（鉄道好き）が遊びに来てくれることになった。子どもの希望がかなって良かった。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12530014475.html</link>
<pubDate>Thu, 26 Sep 2019 23:56:21 +0900</pubDate>
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<title>【010】元主治医に会いに行く</title>
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<![CDATA[ <p>先週木曜にA先生を受診したというのに、</p><p>この3連休、私は不安でいっぱいだった。</p><p>&nbsp;</p><p>人間の顔は完璧な左右対称ではないので、</p><p>鏡で見る自分と、実際の自分の顔は、</p><p>印象が違うということはよくある。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、ふと、三面鏡の奥に見えた、</p><p>反転していない自分の顔がおかしい気がした。</p><p>&nbsp;</p><p>焦ってiPhoneで自撮り。</p><p>その歪みっぷりに、さらに驚く。</p><p>左の口、こんなに下がってなかったはず！</p><p>おかしい！　ついに顔面神経に浸潤？</p><p>&nbsp;</p><p>不安に駆られて夫に訴えるも、</p><p>数カ月間、不安と恐怖を共有し続けて限界。</p><p>夫はまともに取り合ってくれないので、</p><p>姉に1時間以上電話で不安を訴えた。</p><p>&nbsp;</p><p>結果、今日、元主治医を受診した。</p><p>&nbsp;</p><p>2カ月弱ぶりに会う、元主治医。</p><p>懐かしいのか満面の笑みで迎えてくれた。</p><p>いつもは夫とセットなのに私だけなので、</p><p>「今日は1人？」とニコニコ。</p><p>&nbsp;</p><p>そのニコニコ顔を見ただけで、</p><p>後光が差しているように見えて涙ぐむ。</p><p>&nbsp;</p><p>新主治医A先生の診断と今後の対応を報告。</p><p>（もちろんA先生から元主治医にあてて、</p><p>診察結果を伝える手紙も届いていたが）</p><p>&nbsp;</p><p>「次回の診察は2カ月後、MRIは4カ月後。</p><p>でも、不安で仕方がない」と訴えた。</p><p>&nbsp;</p><p>以下、元主治医との会話。</p><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「A先生には”違和感”と伝えてしまったけど、</p><p>左の顔面に部分的にムズムズ感があります。</p><p>ムズムズが強い日もあれば、弱い日もある。</p><p>それと、左の口の上や下に強い痙攣が起こる。」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「それが悪性の兆候だと思うんですね？</p><p>顔面神経は、感覚の神経ではなく、</p><p>運動の神経ですからね。</p><p>手術で顔面神経に触れたことがある人は、</p><p>一時的な麻痺が治ったとしても、</p><p>痙攣が出ることはありますよ。瘢痕があるし、</p><p>顔面神経を電線だとすると、それを覆う素材が</p><p>術後は別のものでくるまれていることもある。</p><p>それは、手術したら治るのではなく、</p><p>余計に強まると思いますよ。」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「2回目の手術で、左の口の下が</p><p>一時的に麻痺して、完全には回復しなかった。</p><p>でも、それ以上に下がっている気がします。」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「それは分からない。</p><p>もともと非対称なんだよね。</p><p>ご主人はなんて言ってる？」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「分からないと言ってます。」</p><p><br></p><p><b>先生</b>「そうですか。」</p><p><br></p><p><b>私</b>「A先生に、悪性化を心配しながら</p><p>暮らさなくていいかとお尋ねしたら、</p><p>悪性化の可能性はある病気だと言われて。」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「そうですね。」</p><p>&nbsp;</p><p><b>私</b>「A先生は、大きくなった時に手術すれば</p><p>いいとおっしゃるんですが……」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「それは、大きくなったときに、</p><p>悪性化の疑いをもつということです。」</p><p>&nbsp;</p><p>（ここで「大きくなる＝確実に悪性化」と</p><p>表現されなかったことに、少し安堵した。</p><p>がん化するまで待つということではないんだな。）</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「でも、良性かもしれないと思っている</p><p>今なら……」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「良性の可能性が高いですね。」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「今なら顔面神経の温存を意識しながら</p><p>手術できるけど……」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「（かぶせ気味に）いや難しいですよ。</p><p>良性でも顔面神経の位置が分からないから、</p><p>切るつもりがなくても切ってしまうことがある。」</p><p>&nbsp;</p><p>（私は、それは承知しているけど、</p><p>悪性の場合に思いっきり大きく切除するのと、</p><p>良性の場合に、顔面神経を意識しながら</p><p>細かく取るのとでは違いがあるかと思っていた。）</p><p>&nbsp;</p><p><b>私</b>「先生も、画像診断医も、A先生も、</p><p>悪性には見えないとおっしゃるけど、不安で」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「不安なのは当然です。病気があるから。</p><p>でも、進んでるんだから大丈夫。</p><p>（手術できるA先生に移って、MRIの予約も</p><p>入れて、フォローしていることを指している）</p><p>主導権はあちらだけど、心配になったら、</p><p>ここに来て話してくれてもいいですから。」</p><p>&nbsp;</p><div><span style="font-weight:bold;">私</span>「顔面がムズムズするのは新しい症状で、</div><div>不安なんです。」</div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">先生</span>「そういうのは、気にすると</div><div>もっと強まるから気にしない方がいいですよ。」</div><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><div>&nbsp;</div><div>元主治医は、紹介先に責任が移っているので、</div><div>以前とは異なる、リラックスした診察に。</div><div>終始、ニコニコした雰囲気だった。</div><div>&nbsp;</div><div>以前は不用意に「大丈夫」とは言わなかったけど、</div><div>今日は、励ましモードで話してくださった。</div><div>&nbsp;</div><div>一番、心に響いたのは、</div><div>「進んでるんだから大丈夫」という言葉。</div><div>&nbsp;</div><div>そうだ。</div><div>私は何もぜずに不安がってるだけじゃない。</div><div>&nbsp;</div><div>不安だったら病院へ行って、</div><div>うまく説明できなくても、</div><div>気になる症状はすべて伝えて、</div><div>先生方に考えていただいて、</div><div>手術できる先生に移って、</div><div>次回のMRIだって予約しているんだ。</div><div>&nbsp;</div><div>新主治医が教授の肩書きをもっていても、</div><div>痛みや違和感は自分にしか分からず、</div><div>どうしても信じきれずに苦しくなる。</div><div>&nbsp;</div><div>どうして痛い？</div><div>どうしてムズムズする？</div><div>こんな顔だったかな？</div><div>&nbsp;</div><div>悪性化の恐怖と、QOLのせめぎ合い。</div><div>&nbsp;</div><div>教授を信じないで手術を頼んで、</div><div>左の顔が完全麻痺して、良性だったら？</div><div>&nbsp;</div><div>身動きがとれないと思っていた。</div><div>&nbsp;</div><div>でも、元主治医はおっしゃった。</div><div>「進んでるんだから大丈夫。」</div><div>&nbsp;</div><div>そうだ。</div><div>私は、前に進んでいるんだ。</div><div>&nbsp;</div><div><div><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）元主治医のニコニコ顔が見れたこと。</p><p>&nbsp;</p><p>２）自分の机の上が、長らく汚かったけど、やっと意を決して整頓できた。子どもに「机の上を片付けなさい！」とガミガミ言ってたけど、自分がまったく模範を示せていなかったことに気づいた。。。</p><p>&nbsp;</p><p>３）夫が朝も夜も食器洗いをしてくれた。私が病院から帰宅した時には、私が好きそうな番組の録画を探して、「これでも観て」と言って気分転換を促してくれた。抱きしめて「大丈夫だよ」とか言ってくれるようなタイプの人ではないけれど、そういうところで思いやりを示しているんだなと思った。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12526448497.html</link>
<pubDate>Tue, 17 Sep 2019 12:27:50 +0900</pubDate>
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<title>【009】もう少し経過観察</title>
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<![CDATA[ <p>1カ月ぶりに、新主治医A先生を受診。</p><p>あらためて「これからどうするか？」というお話。</p><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「痛みのピークは6〜7月で、</p><p>今は治まってきました」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「治まってきましたか？」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「でも、顔の左がモヤモヤするんです」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「モヤモヤ？」(分かりづらいので苦笑)</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「こわばったような感じがして。</p><p>左の下唇が動きにくいのは前からですけど、</p><p>口が動かしづらいような気がして」</p><p>&nbsp;</p><p>※ここで、先生の指示に従って色々変顔。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「口以外は普通ですね」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">私</span>「でも、違和感があるんです。</p><p>4月までは何の違和感もなくて、</p><p>病気を忘れて生活できてたんです。」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">先生</span>「少し様子をみてもいいと思いますけどね」</p><p>&nbsp;</p><p>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</p><p>&nbsp;</p><p>ということで、次回は2カ月後に顔を出し、</p><p>来年1月にMRIを撮ることになった。</p><p>&nbsp;</p><p>私の腫瘍は、あちこちに散らばっているが、</p><p>奥のところにある2cmをメインとして、</p><p>耳の裏にも粒々があって、</p><p>首のところには明らかな出っ張りがある。</p><p>&nbsp;</p><p>元主治医は、首の出っ張りを、</p><p>「前に手術で切った（顔面ではない）神経の</p><p>断端が腫瘤になったものだと思います。</p><p>気になるなら取りますか？」とおっしゃっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>また、私が「痛いのは耳の裏にある</p><p>腫瘍のあたりな気がします！」と訴えたため、</p><p>「浅いところだけでも取るか……。</p><p>でも、奥の腫瘍とつながっている気がするな」と</p><p>画像を見ながらつぶやいておられた。</p><p>&nbsp;</p><p>それが気になっていたので、</p><p>A先生にも確認。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生の回答をまとめると、</p><p><br></p><p>・首のところにあるものが神経の断端とは限らない。</p><p><br></p><p>・首のところにあるものの細胞診をして、何なのかを調べても構わないが、それを手術で取ったところでなんの解決にもならない。</p><p><br></p><p>・耳の裏の浅いところにある腫瘍なら細胞診はできるが、前の手術で多形腺腫と分かっているから意味がない。（つまりA先生は、悪性かどうか調べる発想がない）</p><p>&nbsp;</p><p>なので、思い切って「悪性化を心配して</p><p>暮らさなくてもいいですか？」と尋ねたら、</p><p>「悪性化する可能性はありますけどね」と、</p><p>多形腺腫についての一般的な見解を述べられた。</p><p>&nbsp;</p><p>とにかく、A先生は「手術をするなら、</p><p>すべて取らなければ意味がない」というお考え。</p><p>奥にあるものは残す、とかはあり得ないご様子。</p><p>&nbsp;</p><p>そりゃそうだ。</p><p>&nbsp;</p><p>とりあえず、不安は拭えないが、</p><p>A先生に切迫感はないので経過観察とした。</p><p>&nbsp;</p><p>今日も、A先生は穏やかだった。</p><p>診察室を出るとき「失礼します」と言ったら、</p><p>電子カルテを記入中だったけど、</p><p>ちゃんと振り返って「お大事に」と</p><p>言ってくださった。そういうのが大切。</p><p>&nbsp;</p><div><div><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）夕方、犬の散歩に出たら、秋風が涼しく、気持ちよかった。</p><p>&nbsp;</p><p>２）子どもがクラスメイトを誘ったので、明後日の午後、お母さんと一緒に遊びに来ることになった。ありがたいことだ。</p><p>&nbsp;</p><p>３）疲れているのに、今日も夫が付き添ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12524638389.html</link>
<pubDate>Thu, 12 Sep 2019 23:31:15 +0900</pubDate>
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<title>【008】新主治医A先生の診断</title>
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<![CDATA[ <div>今日、紹介先の大学病院の教授を受診した。</div><div>元主治医との区別のため、仮にA先生と呼ぶ。</div><div>&nbsp;</div><div>ここ数週間、顔面にも違和感が生じていたので、</div><div>「今すぐ手術を頼むしかない」という、</div><div>切迫した気持ちで診察を待っていたけれど……。</div><div>&nbsp;</div><div>結論から言うと「悪性化しているとは言えない」。</div><div>&nbsp;</div><div>痛みの説明は、やっぱりつかなかった。</div><div>でも、先生が注目したのは腫瘍の大きさ。</div><div>MRI画像では、2年前も、今年の7月も、2cm。</div><div>よって、悪性化しているとは言えないと。</div><div>&nbsp;</div><div>A先生は、穿刺吸引細胞診を考えて</div><div>エコー検査もしてみたけれど、</div><div>「うちのエコーの解像度が低いのか、</div><div>（深いところにある）腫瘍が見えないので、</div><div>針が刺せず、細胞診はできない」とのこと。</div><div>そうなったら、MRI画像しか手がかりはない。</div><div>&nbsp;</div><div>A先生のご指示のまとめ。</div><div>「選択肢は、手術するか、経過観察するか。</div><div>1カ月後に顔を見せに来てください。</div><div>その時に、痛みのその後の様子と、</div><div>手術するかどうかの結論を教えてください。</div><div>手術しない場合、自動的に経過観察です。」</div><div>&nbsp;</div><div>以下、A先生を質問責めにした記録。</div><div><br>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</div><div><span style="font-weight:bold;">Q</span>「ここ1カ月、口元が急に収縮して、</div><div>すぐに元に戻る現象があって不安。」</div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">A</span>「顔面神経に影響が出ているなら、</div><div>収縮ではなく、弛緩の症状が出るはず。</div><div>なぜ収縮したのかは不明。」</div><div>&nbsp;</div><div><div><span style="font-weight:bold;">Q</span>「元主治医は、深いところの2cmの</div><div>腫瘍を中心にフォローしていたが、</div><div>耳周りの浅いところの小さな腫瘍が</div><div>痛んでいるような気がする。</div><div>MRIではどうなっているか。」</div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">A</span>「MRIは4mmスライスなので、</div><div>4mm以下のものはよく分からない。」</div><div>（画像を見ても、はっきりしないご様子）</div></div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">Q</span>「痛みの説明がつかなくて大丈夫？」</div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">A</span>「耳下腺がんは痛むものではない。</div><div>もっと大きな悪性腫瘍でも、</div><div>まったく痛みがないケースもある。」</div><div><br></div><div><font color="#737373">※元主治医は「痛みから始まる耳下腺がんもある」と慎重に考えておられたけど、A先生のニュアンスは、痛みと悪性化は必ずしも直結しないということかな？</font></div><div><font color="#737373">&nbsp;</font></div><div><span style="font-weight:bold;">Q</span>「良性と考えて手術した場合、</div><div>顔面神経麻痺が起こる範囲は？」</div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">A</span>「腫瘍と顔面神経の位置関係は、</div><div>切ってみないとわからない。</div><div>（分枝する前の）大元を切ることになれば</div><div>全部が麻痺することになる。</div><div>これまでの手術で瘢痕ができていて、</div><div>それは白い色をしているが、</div><div>顔面神経も白いため、区別が難しい」</div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">Q</span>「多形腺腫が悪性化する可能性は？」</div><div>&nbsp;</div><div><span style="font-weight:bold;">A</span>「報告によってまちまち。</div><div>2割という報告もあれば、</div><div>数パーセントという報告もある。</div><div>私の実感では一桁だと思う。」</div><div><br>━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━－━</div><div>&nbsp;</div><div>元主治医は、痛みについて</div><div>「分からない。大丈夫とは言えない」と</div><div>慎重な見解を示しておられたので、</div><div>A先生のあっさり感がやや不安にもなる。</div><div>&nbsp;</div><div>顔面神経の違和感も「収縮」と伝えたが、</div><div>正確な訴え方だったのかどうか自信がない。</div><div>&nbsp;</div><div>でも、夫は「2人の専門家が悪性化しているように</div><div>見えないと言うんだから、大丈夫だよ」と言う。</div><div>&nbsp;</div><div>ふと、元主治医は、やはり耳下腺の</div><div>専門家だったんだなと感じた。</div><div>「わからない」と正直におっしゃること</div><div>以外は、非常に回答がクリアだった。</div><div>たくさんの知識と経験に裏打ちされていた。</div><div>元は大学教授で、チームを率いておられた。</div><div>&nbsp;</div><div>A先生は頭頸部外科の教授で、</div><div>バックボーンは耳鼻科だけど、</div><div>看板となる得意な部位が別にある。</div><p>&nbsp;</p><p>とはいえ、耳下腺の疾患だけでは、</p><p>取り扱う症例が少ないわけだから、</p><p>「頭頸部」でまとめるのは当然だろう。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生は「今すぐ手術を勧めるものではない」と</p><p>はっきりおっしゃっていた。</p><p>「信じていいんですか？」と心で思いながら、</p><p>でも、いったん信じて、楽になりたい気もした。</p><p>&nbsp;</p><p>結局、究極の選択が残る。</p><p>顔面神経が保証されない手術か。</p><p>数パーセントは悪性化するリスクを</p><p>負っての経過観察を続けるか。</p><p>&nbsp;</p><p>あ、そうだ。</p><p>A先生の印象。</p><p>&nbsp;</p><p>優しそうに見えた。</p><p>暑いせいかショート丈の靴下に革靴。</p><p>白衣の前を開けているので、</p><p>ドラマでいうと、天才肌の町医者みたいな。</p><p>&nbsp;</p><p>A先生、どうかよろしくお願いいたします。</p><p>&nbsp;</p><div><div><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p><p>&nbsp;</p><p>今日の良かったこと</p><p>&nbsp;</p><p>１）新主治医A先生が、良い人そうだった。</p><p>&nbsp;</p><p>２）状況が不安すぎて、いったん会うのを先送りした職業訓練校時代の同期と、結局、明日会うことになった。急な予定変更に応じてくれた彼女に、感謝しよう。</p><p>&nbsp;</p><p>３）（昨夜も含めちゃうけど）以前から見るべきと思っていた、NETFLIXの海外ドラマ「ORANGE IS THE NEW BLACK」を見始めた。</p><p>&nbsp;</p><p>∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴</p></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/ishizuya-kappa/entry-12507476864.html</link>
<pubDate>Fri, 16 Aug 2019 21:18:40 +0900</pubDate>
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