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<title>jitian1455のブログ</title>
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<title>別れは、一生かけても学べないもの</title>
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<![CDATA[ <p>昨日、友人を駅まで見送りに行きました。</p><p>改札口はたくさんの人で混み合っていて、私たちは少し端に立ちながら、どうでもいいような話を何気なくしていました。</p><p>そして彼女が「じゃあ、行くね」と言い、私は「うん」と答えました。</p><p>彼女はそのまま人の流れの中へ歩いていき、私はその場に立ったまま、少しずつ小さくなっていく背中を見ていました。<br>そして角を曲がった瞬間、見えなくなりました。</p><p>私はしばらくその場に立ってから、ゆっくり帰る方向へ歩き始めました。</p><p>電車の中は人でいっぱいでしたが、イヤホンをつけていても何かを聴いているわけではなく、ただ周りの音が遠く感じました。</p><p>家に帰ってソファに座り、電気もつけないままいると、ふと部屋が前より少し広く、そして少し寂しく感じました。</p><p>私は別れが苦手です。</p><p>「さっきまでそこにいた人が、突然いなくなる」<br>あの感覚がどうしても苦手なのです。</p><p>短い別れでも、長い別れでも、友人でも家族でも、振り返って歩き出すあの瞬間には、どこからともなく言葉にできない寂しさが込み上げてきます。</p><p>まるで心の中の小さな場所が、ふっと暗くなるような感覚です。</p><p>私はずっと、別れというものは一生かかっても上手になれないものだと思っています。</p><p>笑顔で手を振りながら「またね」と言う瞬間。<br>閉まっていくドア。<br>切れてしまう電話。<br>遠ざかっていく車。</p><p>そのたびに、もっと上手にできたはずなのにと思います。</p><p>もう一言、何か伝えればよかった。<br>もう少しだけ顔を見ていればよかった。<br>あの時間をあと少しだけ長くできたらよかったのに。</p><p>でも、いつも同じです。</p><p>その場では何も言えず、相手が遠くへ行ってしまってから、ふと思うのです。</p><p>「あの時、抱きしめればよかったな」と。</p><p>そんなことを考えているうちに、どうして私たちはこんなにも別れを怖がるのだろうと思うようになりました。</p><p>きっと別れは、向き合いたくない現実を思い出させるからなのかもしれません。</p><p>時間は流れていくこと。<br>人は変わっていくこと。<br>どんな関係にも、それぞれの形と期限があること。</p><p>ずっと続いていくと思っていたものも、実は少しずつ終わりへ向かいながら存在しているのですよね。</p><p>別れが苦しいのは、自分がどれだけその人を大切に思っていたのかを気づかせてくれるからなのだと思います。</p><p>その場に残って、相手の背中を見送る人は、心の中で簡単には手放せない大切な存在です。</p><p>結局、別れの痛みは逆の意味での確認なのかもしれません。</p><p>その関係が自分にとって大切だったこと。<br>その人が自分の心の中にちゃんと居場所を持っていること。</p><p>でも、別れというものは同時に、とても公平なものでもあります。</p><p>別れがあるからこそ、会える時間が特別になる。</p><p>もしすべての再会が永遠に続くものだったら、私たちは強く抱きしめることも、相手の話す表情を大切に覚えておくことも、何気ない小さな瞬間を愛おしく感じることもなかったかもしれません。</p><p>いつか離れると知っているからこそ、「一緒にいる時間」を大切にできるのだと思います。</p><p>宮崎駿さんの『千と千尋の神隠し』に出てくる、こんな言葉を思い出しました。</p><p>「人生は一列の列車に乗って墓場へ向かうようなもの。旅の途中にはたくさんの駅があり、最後まで一緒に走り続けられる人はほとんどいない。共に歩いてくれた人が降りる時は、たとえ寂しくても感謝の気持ちを持って、手を振って見送るべきなのだ。」</p><p>私はきっと、これからも別れに慣れることはできないと思います。</p><p>次に誰かと別れる時も、きっとその場に立ち尽くして、心にぽっかり穴が空いたように感じて、相手が遠くへ行ってから言えなかった言葉を思い出すのでしょう。</p><p>でも、少しずつ受け入れられるようにもなりました。</p><p>私は、さよならが得意ではない人間なのだと。</p><p>得意ではないことは、弱いことではありません。</p><p>大切に思っているからこそ、離れることが寂しいのです。</p><p>もしかすると、別れの本当の意味は、失うことに慣れるためではなく、別れを経験するたびに、自分が何を大切にしてきたのかを知ることなのかもしれません。</p><p>空いた場所。<br>あの瞬間の寂しさ。<br>伝えられなかった一言。</p><p>それらは後悔の跡ではなく、「確かにそこに大切な時間があった」という証なのだと思います。</p><p>別れは、一生かかっても上手になれないものなのかもしれません。</p><p>でも、もし上手になれない代わりに、出会った人との時間を毎回大切に心に残せるのなら、それでもいいと思えます。</p><p>次に別れが訪れるまで、今そばにいてくれる人を、ちゃんと大切にしたい。</p><p>それだけで十分なのだと思います。</p><p>あなたは、別れを上手に受け入れられるようになりましたか？</p><p>それとも私と同じように、今でも少し不器用に、その人の背中を見送っていますか？😊<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260810/16/jitian1455/3f/87/j/o0690092015810938172.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260810/16/jitian1455/3f/87/j/o0690092015810938172.jpg" width="420"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/jitian1455/entry-12975346397.html</link>
<pubDate>Mon, 10 Aug 2026 16:49:05 +0900</pubDate>
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<title>迷った数秒が、嬉しい出会いになりました</title>
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<![CDATA[ <p>出かけた時は、ただ新しい眼鏡を作ろうと思っていただけでした。</p><p>でも、お店でいろいろ試しているうちに、気づけば何本か持ち帰ることになっていました。</p><p>実際にかけてみると、表情が少し柔らかく見えるようになって、雰囲気も変わった気がします。</p><p>店員さんに「最近とても人気のあるデザインです」と教えていただきました。</p><p>もともと私は、こういう「流行のデザイン」には少し慎重になるタイプでした。<br>でも、鏡の前で何度も見ているうちに、顔立ちが自然に馴染んで見えて、「これ、いいかもしれない」と思い、手放せなくなりました。</p><p>試している時は、少し迷いもありました。</p><p>「少し大人っぽく見えすぎないかな？」って。</p><p>でも、ふと思いました。</p><p>いつもと違う雰囲気を楽しむのもいいじゃない。<br>顔だって、ひとつの表情だけで生きていくわけじゃないんだから。</p><p>眼鏡って不思議ですね。<br>顔にかけるものだからこそ、自分に合ったものに出会うと、もう外したくなくなります。</p><p>好きだと思ったものに出会った時、迷っている数秒の間には、もう心の中では「買う」に傾いているのかもしれません。</p><p>なんだか、半日だけ自由な時間をこっそりもらったような、軽やかな気分になりました。<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260810/13/jitian1455/70/9d/j/o0690092015810883024.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260810/13/jitian1455/70/9d/j/o0690092015810883024.jpg" width="420"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/jitian1455/entry-12975330905.html</link>
<pubDate>Mon, 10 Aug 2026 13:40:11 +0900</pubDate>
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<title>天才とは、1％のひらめきと99％の努力である</title>
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<![CDATA[ <p>エジソンの有名な言葉に、皆さんも一度は聞いたことがあるものがあります。</p><p><strong>「天才とは、1％のひらめきと99％の努力である。」</strong></p><p>でも、実はこの言葉には続きがあることをご存じでしょうか。</p><p><strong>「その1％のひらめきこそが、最も重要である。」</strong></p><p>少し矛盾しているように聞こえますよね。</p><p>前半では努力の大切さを強調しているのに、後半ではひらめきの重要性を語っている。</p><p>でも、これまで投資に関わり、チームを育て、さまざまな事業を見てきた中で、私はこの言葉の本当の意味が少しずつ分かるようになりました。</p><p><strong>1％のひらめきが、どこを目指して走るのかを決める。<br>99％の努力が、そこへたどり着けるかを決める。</strong></p><p>どちらも大切です。</p><p>でも多くの人は、最初の一歩を踏み出す前に、すでに途中で諦めてしまいます。</p><p>🧠</p><p>私はこれまで、たくさんの才能ある人を見てきました。</p><p>10分話しただけで、「この人は頭の回転が速い」と分かる人がいます。</p><p>市場の流れを読むのが上手く、ユーザーの心理を深く理解し、競合の次の動きまでかなり正確に予測できる。</p><p>そういう人は、まさに生まれながらにこの世界で活躍する力を持っています。</p><p>でも、その後どうなるか。</p><p>中には、いつの間にか姿を消してしまう人もいました。</p><p>頭が悪かったからではありません。</p><p>むしろ賢いからこそ、「これくらいで十分」と思ってしまったのです。</p><p>企画が70点でも大丈夫だと思う。</p><p>商品を出した後に問題があっても、ユーザーは我慢してくれると思う。</p><p>市場の反応が少し弱くても、もう少し待てばいいと思う。</p><p>その「まあ、これでいいか」という気持ちこそが、99％の努力にできる大きな差になります。</p><p>そして、一度できたその差は、どれだけ素晴らしいひらめきがあっても埋めることはできません。</p><p>💧</p><p>一方で、私は才能が特別あるようには見えない人たちも多く見てきました。</p><p>最初に話した時は、「少し不器用な人だな」と感じることもあります。</p><p>説明が上手ではない。<br>ビジネスの考え方も少し遠回り。<br>市場分析もまだ十分ではない。</p><p>でも、そういう人には共通点があります。</p><p><strong>一度決めた方向へ進むと、まるで重い石を山の上まで押し続ける人のように、転んでもまた押す。<br>また転んでも、もう一度押す。</strong></p><p>なぜそこまで頑張れるのか聞くと、</p><p>「自分は他の人ほど頭が良くないから、その分たくさんやるしかないんです」</p><p>と笑いながら答えます。</p><p>そして2年後には、最初に才能があると思われていた人たちを追い越しているのです。</p><p>🏃‍♀️</p><p>投資に関わる時間が長くなるほど、私は「才能だけがすべて」という考えを信じなくなりました。</p><p>もちろん、才能は存在します。<br>そして、それが公平ではないことも事実です。</p><p>生まれつきビジネスの感覚が鋭い人もいる。<br>数字に強い人もいる。<br>人を惹きつけ、説得するのが得意な人もいる。</p><p>でも、それはあくまでスタート地点での強みです。</p><p>ビジネスは短距離走ではありません。</p><p>マラソン、あるいは険しい道を進む長距離レースのようなものです。</p><p>最初に速く走った人が、途中で休んでしまうこともあります。</p><p>一方で、一歩ずつ進み続けた人は、周りが休んでいる間に、いつの間にか大きな山を越えているのです。</p><p>これは、私自身が起業していた頃のことを思い出させます。</p><p>正直に言うと、私は特別に頭の良いタイプではありませんでした。</p><p>同じ企画でも、仲間は3時間で作れるものを、私は1日かけて考えていました。</p><p>でも、その分だけ深く考えました。</p><p>この企画にはどんな弱点があるのか。<br>相手はどう反応するのか。<br>最悪の場合、何が起こるのか。</p><p>後になって気づいたのは、その「遅さ」が自分の強みになっていたということです。</p><p>準備をより丁寧にしていたから、一度経験した失敗を繰り返すことが少なくなりました。</p><p>そして、その99％の努力とは、誰にも見えない場所で何度も磨き、考え、振り返り、また挑戦することなのです。</p><p>🛠️</p><p>実は今の起業環境は、エジソンの時代よりはるかに恵まれています。</p><p>情報はすぐ手に入り、使える資源も増えました。</p><p>さらにAIによって、多くの単純作業も助けてもらえる時代です。</p><p>本来なら、その分だけ99％の努力はもっと価値あるものになるはずです。</p><p>節約できた時間を使って、より深い挑戦ができるからです。</p><p>でも現実には、逆に努力を惜しむ人も増えています。</p><p>「検索すれば分かる」<br>「もう少し様子を見よう」<br>「誰かが成功したら始めよう」</p><p>そう思っているうちに、何も始まらないまま終わってしまいます。</p><p>もしエジソンが今の時代に生きていたら、きっとこう言うでしょう。</p><p>「99％の努力とは、実際にやってみること。試すこと。失敗すること。そしてまた挑戦すること。ネットで3時間情報を探すことではない。」</p><p>💫</p><p>だから、もう一度あの言葉に戻ります。</p><p>1％のひらめきは、確かに扉を開く鍵です。</p><p>それによって、他の人より早く方向を見つけることができます。</p><p>でも、99％の努力こそが、本当の入場券なのです。</p><p>その道をどこまで進めるか。<br>どれだけ高く登れるか。<br>どれだけ長く続けられるか。</p><p>それを決めるのは努力です。</p><p>人の才能を羨ましがる必要はありません。</p><p>才能は運の部分もあり、自分では選べません。</p><p>でも、自分で選べることがあります。</p><p>今日、もう一つ試してみること。<br>もう一度企画を改善すること。<br>もう一人のユーザーの声を聞くこと。<br>あと一日だけ続けてみること。</p><p>それは、誰にも奪うことはできません。</p><p>最後に伝えたいことがあります。</p><p>もし自分はあまり賢くないと思っていても、大丈夫です。</p><p>賢い人が必ず最後まで残るとは限りません。</p><p>でも、続ける人は最後まで進むことができます。</p><p><strong>努力という汗は、この世界で最も公平な通貨なのです。</strong><br>💪✨<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260807/19/jitian1455/cf/91/j/o0664085915809998857.jpg"><img alt="" height="543" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260807/19/jitian1455/cf/91/j/o0664085915809998857.jpg" width="420"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/jitian1455/entry-12975056177.html</link>
<pubDate>Fri, 07 Aug 2026 19:46:02 +0900</pubDate>
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<title>買い物に出かける——経営者として、女として</title>
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<![CDATA[ <p>私はパソコンを閉じ、アシスタントに一言伝えた。</p><p>「これから2時間、大きな火事でも起きない限り、私を探さないでね。」</p><p>彼女は笑顔で頷いた。<br>もうすっかり慣れている。</p><p>そう、今日は――<strong>買い物に行く日。</strong></p><p>🍶</p><p>少し意外に思われるかもしれない。</p><p>上場企業の社長という立場にいる私だけれど、実は「おもてなしされる買い物体験」はあまり好きではない。</p><p>高級ブランドのお店に入ると、店員さんが付きっきりで対応してくれる。お茶を出してくれたり、最新の商品を丁寧に勧めてくれたりする。</p><p>もちろん、とても行き届いたサービスだと思う。</p><p>でも、時には少し窮屈に感じることもある。</p><p>私が好きなのは――</p><p><strong>一人でカートを押しながら、スーパーや生活雑貨のお店をゆっくり歩くこと。</strong></p><p>誰にも気づかれない。<br>見た目を気にする必要もない。<br>笑顔で対応し続ける必要もない。</p><p>洗剤を2種類手に取って、成分をじっくり比べてもいい。</p><p>お菓子売り場の前で、「今日は自分へのご褒美にポテトチップスを買おうかな」と真剣に悩んでもいい。</p><p>こういう自由は、どんなブランドバッグよりも私にとって贅沢なものなのだ。</p><p>🛒</p><p>今日の最初の目的地は、家から近い大型スーパー。</p><p>カートを押して店内に入った瞬間、野菜売り場の水滴のような霧と、パン屋さんから漂ってくる香ばしい香りが迎えてくれた。</p><p>午後3時のスーパーは、それほど混んでいない。</p><p>そこにいるのは、平日に時間のある主婦の方や、ベビーカーを押す若いお母さん、そして授業を終えたばかりのような大学生たち。</p><p>私はその中に自然に混ざっていた。</p><p>誰の目にも留まらない、その感覚がとても心地よかった。</p><p>今日の目的はシンプル。</p><p>冷蔵庫に足りないものを買うこと。</p><p>そしてもう一つ――自分のために「必要ではないけれど、持っていると嬉しくなる小さなもの」を一つ買うこと。</p><p>まず向かったのは生鮮食品売り場。</p><p>キャベツを手に取り、重さを確かめ、切り口の新鮮さを見る。</p><p>すると隣にいた女性が優しく声をかけてくれた。</p><p>「今日はほうれん草が新鮮よ。朝届いたばかりなの。」</p><p>私は笑顔でお礼を言い、ほうれん草をカートに入れた。</p><p>――これが日常なんだと思う。</p><p>M&amp;Aの交渉もない。<br>決算資料の分析もない。</p><p>ただ「今日のほうれん草は本当に新鮮だな」という、素朴な確信があるだけ。</p><p>その後、生活雑貨売り場で、私は5分ほど食器用スポンジを選んでいた。</p><p>適当に一袋取って終わりではない。</p><p>色、厚み、吸水性を一つずつ比べる。</p><p>最後に選んだのは、淡いピンクとミントグリーンの組み合わせ。</p><p>それを見るだけで、食器洗いという作業も少し楽しくなる気がした。</p><p><strong>経営者として、私は大きな決断をすることに慣れている。<br>でも一人の女性として、こうした小さな決断を楽しんでいる。</strong></p><p>「どちらにしようかな」と少し迷い、最後に「やっぱり好きな方にしよう」と選ぶ。</p><p>そんな小さな喜びは、世界を変えるものではない。</p><p>でも、今この瞬間の私の気持ちは確かに変えてくれる。</p><p>👗</p><p>次に向かったのは、駅の近くのショッピングモール。</p><p>私は「勝負服」と呼ばれるような服を買うことはあまりない。</p><p>大切な場面で自分を支えてくれるスーツは、もう十分に持っている。</p><p>その一着一着には、発表会や取締役会、大切な商談など、さまざまな思い出が詰まっている。</p><p>今日欲しかったのは――</p><p><strong>「用途のない服」。</strong></p><p>仕事で着るためでもない。<br>会議のためでもない。<br>お客様に会うためでもない。</p><p>ただ純粋に「素敵だな」「心地いいな」「着ると気分が良くなるな」と思える普通の服。</p><p>小さなお店に入ると、店の隅に掛かっていたアイボリーのニットカーディガンが目に留まった。</p><p>触れると柔らかく、デザインはシンプル。ロゴもなく、価格も決して高くない。</p><p>店員さんが言った。</p><p>「リラックスした時間に着るのにぴったりですよ。」</p><p>試着して鏡を見る。</p><p>そこにいたのは「社長」ではなく、柔らかなニットを着た、ただ心地よさを感じている一人の女性だった。</p><p>そして、私はそれを買った。</p><p>値段交渉もしなかった。迷いもしなかった。</p><p>この服が重要な場面に登場することは、きっとない。</p><p>でも、休日の朝や、外に出たくない午後に、これを着てソファで本を読む。</p><p>それこそが、この服にとって一番大きな価値なのだと思う。</p><p>🍵</p><p>帰り道、私の買い物袋の中には、</p><p>ほうれん草、キャベツ2玉、卵、ピンクとミントグリーンの食器用スポンジ、ポテトチップス（結局買ってしまった）、そしてアイボリーのニットカーディガン。</p><p>ブランド品もない。<br>宝石もない。<br>SNSに載せて自慢するようなものもない。</p><p>それでも、心は大きな契約を成功させた時よりも満たされていた。</p><p>そこで私は一つのことに気づいた。</p><p>会社を経営することも、人生を整えることも、大切なのは「どれだけ高いものを買うか」ではなく、</p><p><strong>「本当に自分に合ったものを選ぶこと」なのだ。</strong></p><p>会社にとっての「良いもの」とは、戦略に合った資産であり、長く持ち続ける価値のある人材であり、将来に利益を生む投資。</p><p>人生にとっての「良いもの」とは、使うたびに「やっぱりいいな」と感じられる小さなもの。</p><p><strong>経営者として、私は何千億円規模の資産を管理している。<br>でも一人の女性として、自分自身の暮らしも丁寧に整えている。</strong></p><p>この二つは決して矛盾しない。</p><p>むしろ、自分の生活を大切にできない人が、本当の意味で誰かに責任を持てるのだろうか。</p><p>🏠</p><p>家に帰ると、買ってきたものを一つずつ片付けた。</p><p>ほうれん草は冷蔵庫へ。<br>キャベツは収納カゴへ。<br>食器用スポンジはシンクの横へ。</p><p>ピンクとミントグリーンの色合いを見るだけで、気持ちが少し明るくなる。</p><p>そして、買ったばかりのアイボリーのカーディガンを着て、窓辺でお茶を淹れた。</p><p>午後の日差しが窓から入り、新しいカーディガンを優しく照らしている。</p><p>ポケットには、スーパーのお釣りの小銭が入っていた。</p><p>小さな重みが、なぜか安心感を与えてくれる。</p><p>これが、いわゆる「小さな幸せ」なのかもしれない。</p><p>大きくなくてもいい。<br>高価でなくてもいい。</p><p>ただ、ある何気ない午後に、自分のためにいくつかの小さな「嬉しい選択」をする。</p><p>それだけで十分なのだと思う。</p><p>この後、まだ署名が必要な書類もある。<br>オンライン会議も待っている。</p><p>でも大丈夫。</p><p>柔らかなカーディガンを着た私は、もう準備ができている。</p><p>今日のショッピング、大成功。✨</p><hr><p>😊 満足度：★★★★★</p><p>最近、「必要ではないけれど、買ってよかった」と思える小さなものはありましたか？<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260807/16/jitian1455/e2/22/j/o0684117715809942499.jpg"><img alt="" height="723" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260807/16/jitian1455/e2/22/j/o0684117715809942499.jpg" width="420"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/jitian1455/entry-12975038574.html</link>
<pubDate>Fri, 07 Aug 2026 16:27:38 +0900</pubDate>
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<title>報告書と人生の間で、自分を支えるバランスの軸を探し続ける</title>
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<![CDATA[ <p>こうして静かに座って、自分の気持ちを整理する時間は、ずいぶん久しぶりのように感じます。<br>忙しさが、いつの間にか日常の一部になっていました。</p><p>この文章を書こうと思った時、私はちょうど会議室を出たところでした。<br>大きな窓の向こうには都会の街並みが広がり、デスクの上には下半期の予算調整案と、すっかり冷めてしまったアメリカーノが置かれています。<br>スマートフォンには一件のメッセージが届いていました。秘書から、明日は工場へ行き、生産ラインの改修状況を確認する予定だという知らせでした。</p><p>これが私の日常です。<br>「経営を考える人」と「一人の普通の人」の間を、何度も行き来する毎日。</p><p>多くの方は、上場企業の経営者の生活と聞くと、シャンパンタワーやゴルフ場を思い浮かべるかもしれません。<br>でも、正直に言えば、それは映画の中で描かれる一つのイメージに過ぎません。</p><p>実際の毎日は、数字、人の気持ち、そして一つひとつの難しい決断によって成り立っています。</p><p>今日は、退屈なKPIの話ではなく、最近私の心に残った三つの瞬間についてお話ししたいと思います。</p><p><strong>「帳簿」の外側にある温かさについて</strong></p><p>今朝、決算分析会議を終えた後、財務責任者が少し遠慮がちに尋ねてきました。<br>「必要不可欠ではない」慈善予算について、経済環境が厳しくなっている今、一度削減したほうがよいのではないかという相談でした。</p><p>私はその費用の使い道を確認しました。<br>それは、社員の子どもたちのために設けた夏休みの学童支援でした。</p><p>少し考えた後、私は承認のサインをしました。<br>「残しましょう」と。</p><p>数字は合理的なものです。<br>でも、企業とは人の集まりです。</p><p>外では「コスト削減」や「効率化」を語る一方で、社内に戻れば、長い時間会社と共に歩んできた人たちに、心が休まる小さな窓を残しておくことも必要だと思っています。</p><p>本当に強い会社とは、どれほど大きな困難に耐えられるかだけではなく、困難な時にこそ、そこにいる人たちへどれだけ責任を持てるかで決まるのではないでしょうか。</p><p>あの瞬間、私が見ていたのは報告書の数字ではありませんでした。<br>去年、学童で子どもたちが描いた絵でした。</p><p>そこに描かれていたのは、子どもたちのお父さんやお母さんが働く会社の建物でした。</p><p><strong>「機内モード」の時間に考えること</strong></p><p>昨日の午後、私はスマートフォンの電源を切り、一人で川沿いを5キロほど歩きました。</p><p>これは昔から続けている習慣です。</p><p>経営判断をする立場にいると、毎日たくさんの情報が耳に入ってきます。<br>証券会社の予測、メディアの報道、競合他社の動き……。</p><p>情報が多すぎると、時に判断の軸を失ってしまいます。</p><p>だからこそ、一人で静かに過ごす時間の中で、頭の中を「戦術」から「戦略」へ切り替える必要があります。</p><p>川をゆっくり進む船を眺めながら、ふと思いました。</p><p>企業経営とは、船を進めることに似ているのかもしれません。</p><p>追い風に乗れる時もあれば、流れに逆らって進まなければならない時もあります。</p><p>でも船長の役割は、自ら必死に櫂を漕ぐことではありません。<br>どんな風雨の中でも、遠くにある灯台を見失わないことです。</p><p>今、私たちの会社は変革という深い海の中にいます。<br>不安がないと言えば嘘になります。</p><p>それでも、その道で必要なのは、信じて前へ進み続けることしかありません。</p><p><strong>食堂の一杯のラーメンについて</strong></p><p>昨晩、夜8時まで仕事をしていて、さすがにお腹が空き、会社の食堂へ行ってみました。</p><p>料理長は片付けをしているところでしたが、私を見ると少し驚いた表情を浮かべ、それでも笑顔でトマトと卵の麺料理を作ってくれました。</p><p>私はその料理を持って、隅の席に座りました。</p><p>近くを通った若い社員たちは、私に気づかなかったようでした。<br>（もしかすると、気づかないふりをしていたのかもしれません。）</p><p>彼らは最近始まったばかりのプロジェクトについて話していました。<br>疲れているはずなのに、その目には輝きがありました。</p><p>湯気の立つ一杯の麺を食べると、体の奥まで温かくなるようでした。</p><p>その瞬間、私はふと感じました。</p><p>以前は、企業価値やランキングこそが自分の自信につながるものだと思っていました。</p><p>でも昨夜感じた本当の支えは、会社にいる一人ひとりの温かい存在そのものでした。</p><p>この人たちが努力し続け、笑顔でいてくれる限り、この会社は決して倒れない。</p><p>そう思いました。</p><p><strong>最後に</strong></p><p>上場企業を率いる立場として、私はよく聞かれます。</p><p>「あなたにとって一番大きなプレッシャーは何ですか？」</p><p>実は、株価の変動でも、周囲の噂でもありません。</p><p>それは――<br>この大きな船に乗る一人ひとりが、目的地にたどり着いた時に、「この道のりには意味があった」と感じられるようにすることです。</p><p>立場が変わったからといって、人生が簡単になるわけではありません。<br>ただ、それぞれに違う課題が与えられるだけなのだと思います。</p><p>私の日常は、冷静なビジネスの論理と、熱い人への想いの間で、その小さな均衡点を探し続けることです。</p><p>窓の外では、街の明かりが一つひとつ灯り始めています。<br>この都市の夜景は、とても美しいです。</p><p>明日の朝には、また取引所へ向かいます。</p><p>でも今夜だけは、この静かな時間と、こうして記録するひとときのためにあります。</p><p>皆さまと共に歩んでいけたら嬉しく思います。</p><p>私たちは皆、それぞれの場所で、それぞれの戦いに向き合いながら、懸命に歩み続けています。<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260807/11/jitian1455/6f/02/j/o0690092015809867885.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260807/11/jitian1455/6f/02/j/o0690092015809867885.jpg" width="420"></a></p>
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<pubDate>Fri, 07 Aug 2026 11:33:57 +0900</pubDate>
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<title>皆様、こんにちは</title>
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<![CDATA[ <p>1985年、東京・千代田生まれ。台北で成長しました。</p><p>東京大学経済学部｜ハーバード・ビジネス・スクール。</p><p>台湾の銀行に勤務した後、家族経営の「Just Gold 鎮金店」の運営に携わりました。</p><p>現在はテクノロジー分野へのエンジェル投資、そしてオーダーメイドジュエリーや翡翠の制作を中心に活動しています。</p><p>ダイヤモンドの第5のC「Confidence（自信）」を提唱。</p><p>波瀾万丈な人生を経験する中で、仏教を心の支えとしながら、仕事と家庭の両方を大切に歩んできました。</p><p>どうぞよろしくお願いいたします。<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260806/22/jitian1455/7c/de/j/o0690118115809748534.jpg"><img alt="" height="719" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260806/22/jitian1455/7c/de/j/o0690118115809748534.jpg" width="420"></a></p>
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<pubDate>Thu, 06 Aug 2026 22:21:12 +0900</pubDate>
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