<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>jjj0020のブログ</title>
<link>https://ameblo.jp/jjj0020/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/jjj0020/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>ブログの説明を入力します。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>なき人、4</title>
<description>
<![CDATA[ 夏休みの間は、望月と上条との3人で遊ぶ事が多かった。秀才博識美人であるところの阿部鈴音はというと、大学一般受験の勉強真っ盛りであり、遊んでる余裕がないらしかった。僕等3人は推薦やAO受験なので、勉強らしい勉強はしていなかったのだ。そうして心揺れ動くまま夏休みが終わり、学校が始まった。<br> 高校生活の中で、1番の青春所は文化祭である。文化祭をきっかけに不細工が告白し成功したなどの例からして、文化祭はなんらかの力を持っていると僕、しの、しゅんぺーの3人の中では確証がある。まあ、告白された方も中々の奴だったのだけれども。それはそうと、高校生活最後の一大イベントを僕等が逃す手はなかった。この日の為に僕は、ある計画を遂行していた。それは、毎朝挨拶運動である。笑わないで聞いてほしい。僕は、テンションこそ高いものの、いざ恋の戦場となるとそそくさと地雷を撒き散らす性格なのだ。「鳴かぬなら、鳴くまで待とう、恋心」が僕のモットーである。<br> 我が校では、文化祭は2日間に分かれて開催され、初日は校内、2日目は一般公開になっている。文化祭初日、クラス内で割り振りされた仕事に飽きたので放棄し、ふらりとしのやしゅんぺーを探すため廊下を歩いていた。突然、僕が想いを寄せていたあの子に話しかけられた。一緒に写真を撮ろうと。その場でツーショットを撮ってあの子はバイバイと言い、何処かへ行った。恥ずかしい事に僕の胸のハートビジョンにははっきりと「喜」と浮かび上がっていた。今すぐにでもハートビジョンを外してそばを流れる玉川上水に投げ込んでやりたくなったが、しのとしゅんぺーの姿を見つけ駆け寄った。どうやらしのは、文化祭最後の2日間に好きな子に告白するらしい。十分に計画を練り文化祭1日目が終了した。<br>  2日目が始まった。様々な人や獣人が廊下を行き交う2日目は、流石に仕事をサボる事はできずに真面目に働いていた。いたるところでイベントが開催され盛り上がった。そんな文化祭2日目も終盤に差し掛かり、いよいよしのが告白する時がきた。僕等は綿密な計画を再確認し、しのを戦場に駆り立て、あっけなく爆死するところを影から見守り、しゅんぺーと2人で笑った。爆死したしのを目撃した僕としゅんぺーは、何もできず文化祭が終わり僕等の青春は砕け散ったと思われた。がしかし、家に帰ってインビジブルフォン（ブルフォン）を見たら、あの子からメッセージが来ていた。文化祭初日に撮ったツーショットと共に。そこから、あの子と連絡を取り合うようになった。<br> 9月が終わり10月が始まった1日、僕はあの子と2人きりでデートをする事とになっていた。いつになく緊張していたあの日は、僕にとって一番幸せで一番不幸な日だったと、今更ながらに感じる。<br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/jjj0020/entry-12068068113.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Sep 2015 02:26:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>なき人、3</title>
<description>
<![CDATA[ 夏休みが始まり、各地で祭やイベントが数多く開催されるようになりようやく僕も夏を体感し始めた頃、東京都立川市サンサンロードにて100年以上前から開催されているよいと祭に中学時代の旧友、上条良太と共に女の子を誘う計画を立てていた。僕には気になっている子がいるが、それとは別にただ単に女の子と遊びたい、夏すなわち祭、という概念が入り混じり、気になる子を誘う勇気がないなら地元の子を誘ってデート慣れしよう、という事になっていたのだ。<br>上条良太とは、中学時代における大親友であり、中学の時に同じ部活で同じ苦しみと喜びと憎しみを分かち合った友である。その当時の僕はバスケ部に入っており、同学年は5人という少なさもあってか、その5人とは固い絆で結ばれていた。上条良太以外のバスケ部とも今でも仲良くしている。ちなみに、上条良太は「人間」である。精神的障害はなく、根っからの人間である。<br>何はともあれ、デートをするにしてもどうでもよい人物としても練習にならないということで、中学時代に想いを寄せていた人物と祭に行く事となった。<br>当日、上条と共に待ち合わせ場所に向かった。すでにそこには女性が2人、笑いながら話し合っていた。阿部鈴音と望月栞である。2人は中学時代に同じ吹奏楽部に入っており、お互いに、クラリネット、トランペットのまとめ役をやっていたのもありとても仲が良かった。今でも連絡を取り合っているくらいに仲がよいらしい。僕が想いを寄せていたのは阿部鈴音である。中学1年の頃、面倒見が良かった彼女は授業中にふざけてばかりいた僕のお目付役を先生に任されていた。秀才、博識、美人、そんな項目をパズルのように合致させたような人物である。しかし、割と性格はサバサバしており、かわいこぶるそぶりなど微塵もみせない。そのせいか、笑った時に鼻を鳴らして笑ってしまう。そんなところが僕は好きだった。<br>望月栞は、中学の当時数少なかった女の子の友達である。中学1年の時、クラス1のイケメンと付き合っていたせいでクラスの女の子の大半から嫌われていたほど、結構モテる奴だった。それ以外にも、様々な人間関係のドロドロを経験していたようだ。加えて、精神的障害者である。中でも珍しい人間的感情欠如症を発症しており、「怒」を感じる事が出来ない。しかし、それは中学までだったようで、高校2年の冬にブルームが発生し、今ではサイコルーパーが取り外されていた。<br>祭を楽しんだのち、秀才博識美人であるところの阿部鈴音を家まで送り届け、上条とも別れ、望月栞と2人でお喋りをしながら彼女の家に向かった。どうやら彼女は付き合っている男性がいるらしい。その男性は獣人らしく、お互いの性的関係に不満があるらしい。いきなりそんな話をし始めたので驚いたが、まあ18にもなればそんなものかと聞いていた。<br>家に着き、そろそろ帰ろうかと思ったその時、望月栞は唐突につぶやいた。<br>中学の時、僕の事がずっと好きだった。<br>話が終わり僕は、また遊ぼうねと言って帰路についた。栞の言葉が頭を埋め尽くしていた。人間は脆い。少しの衝撃でこうも揺れ動き、崩れそうになるのだ。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/jjj0020/entry-12058976517.html</link>
<pubDate>Thu, 06 Aug 2015 23:11:30 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>なき人、02</title>
<description>
<![CDATA[ 僕は、地元の高校に通う18歳の人間だ。自己紹介で「人間」と言うのはじゅうようである。現在にあたる2115年において、ヒト科の滅亡を阻止するため、人類はありとあらゆる生物と人間を混合させ、強い細胞を持った人類を誕生させた。獣人である。彼らは身体の五感が、著しく敏感になっており、人間特有の精神的障害には決してならない。57年前に人間の獣人化が確立されて以来、今では人口の約4割が獣人になっており、2世代目も数多く誕生している。その陰で、獣人化に反対する者も少なからずいた。主に、神が人間を作り出したと考えている宗教団体である。話が逸れたが、僕が通う学校はそういった差別完璧にない学校なので生徒の約7割が獣人生である。差別がないというのは、なにも獣人に対してだけではない。精神的障害者も、その対象に含まれている。しかし、その中でも人間的感情欠如症を発症している者に対しては、サイコルーパーの装着は勿論「ハートビジョン」の装着までも義務付けている。ハートビジョンとは、サイコルーパーに取り付けることにより、装備した者の精神状態を左胸に取り付けられた画面に映し出す機器である。これにより、ブルームの発生を未然に予測する事が出来る。主にブルームの発生は、13歳から遅くても18歳までの間だといわれている。しかし、未だ僕には、ブルームは起きていない。<br>高校に入って2年目にクラス替えがあり、新しいクラスになってからもう1年とちょっと経っていた。1年目のクラスは、皆仲が良くクラス替えをした後は名残惜しむほどだったが、今では、皆今のクラスに完璧に馴染んでいた。夏休みまであと1ヶ月に迫り、僕らは夏休み明けすぐにある文化祭の出し物について議論をしていた。学級委員になった僕は皆をまとめなくてはならなかったが、このクラスは皆個性が強く、とても一つにはなる事は出来なかった。それでもなんとか出し物を焼き鳥と団子に決めた僕は、疲れ果てながらも親友であるところの篠崎大地、通称「しの」と、伊藤俊平、通称「しゅんぺー」の3人でグダグダと放課後に話し合っていた。ちなみにしゅんぺーは母親が獣人の2世代目であり、サル科特有の握力を受け継いでいる。高校生が寄ってたかって話し合うと言えば、惚れた腫れたの恋話しである。当時、僕らには3人とも好きな人がいた。しのとしゅんぺーは獣人の女の子、僕は人間の女の子に恋をしていた。今思えば、恋などしなければよかったと思う。いや、恋をしなければならなかったのだから仕方がない。全ては、人間に心などという欠点が存在するから、あの子は死んでしまったのだろう。<br>時は流れ夏休みが始まった。この夏休みこそ、僕のブルームに繋がる最初の一歩だったのかもしれない。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/jjj0020/entry-12056432795.html</link>
<pubDate>Fri, 31 Jul 2015 02:37:55 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>なき人</title>
<description>
<![CDATA[ たった今、あの子が死んだ。僕の前方5mほど先にいる女の子である。立ち崩れるようにして倒れた。死んだのだ。なぜ死んだかというと、僕が涙を流したからである。涙を流した原因があの子にあるからである。とにかく、あの子は死んだのだ。<br> 僕には愛がわからない。というか、愛を自覚することができない。要するに、自分の感情に対して鈍いのだ。西暦2115年6月27日現在、人類のめつぼうが目の前までせまっていた。Y染色体の劣化によって、男性に身体的障害や精神的障害が発生している。その精神的障害の中で最も珍しいのが、人間的感情欠如症。精神的障害のほとんどの症例がうつ病やアルツハイマーなどを持病に持っているが、人間的感情欠如症は、生まれ持って感情の一部が損傷しており、ほとんどの場合が喜怒哀楽の何れかが機能しない精神病である。そのため、世界中の至るところでサイコパスが誕生している。この事態を解決するため国連は、感情の大幅な強化を可能にする医療機器「サイコルーパー」を開発した。これを後頭部から海馬に差し込めば、喜怒哀楽の何れかが機能しない人でも、すべての感情を感じることができる。サイコルーパーは人間的感情欠如症が発症している人への装着が義務付けられている。研究では、サイコルーパーを使用し続ければ、欠如した感情を再生することが出来ることがわかった。しかし、感情の再生に成功した瞬間に、サイコルーパーによって強化されていた感情が再生されさらに強化さることにより、サイコルーパーが暴走する。強化された感情がサイコルーパーを通して体外に流れ出て周りの環境を変化させる。これを「ブルーム」と呼ぶ。ブルームは喜怒哀楽によって様々な作用が発生する。発生した人の周囲や、対象物などに変化が多く見られる。僕も人間的感情欠如症を背負っており、サイコルーパーを装着している。欠如している感情は、「哀」である。これは、人間の物語である。ただの泣けぬ人の物語である。<br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/jjj0020/entry-12043627345.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Jun 2015 06:42:00 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
