緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~ https://ameblo.jp/jpgruenhaus/ ドイツのリースリングを中心に、日々飲んだワインの(非常に偏った)感想を綴っていきます。 ja-jp らしさ全開、ヘレンベルク https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12845984244.html アプツベルクとヘレンベルクの2022年産GG、どちらか確認せずに1本引っ張り出して来てのブラインド。比較して飲めないぶん、感覚を研ぎ澄ませてあれこれ思考を巡らせ...まぁ美味けりゃどっちでも良いんだけど。 微かに緑色のニュアンスの感じられるレモンイエロー。注ぐとグラス底に非常に細かい気泡が若干付着する。香りは熟したアプリコットや黄桃、マンゴー、蜂蜜、そして控えめながらもSchieferwuerze。口当たりは意外にスッキリとスマートな果実味。酸は程好くシャープで輪郭は尖り過ぎず、よく伸びて舌の上 2024-03-19T23:59:07+09:00 5年弱ではちと早かった https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12845851767.html 淡路島の市場で新鮮なオコゼの刺身、極早生品種の新玉葱、朝採れアスパラなんてのをゲットして来たので今夜はそんな淡路島な食卓。ん~、リースリングよりジルヴァーナーの方が良さそう...手近に2018年産のボトルしか見当たらなかったので、もう数年瓶熟させるつもりだったが開けることにした。ホルスト・ザウアーの2018産エッシェルンドルファー・ルンプ・ジルヴァーナー「S」トロッケン。 スクリューキャップ。注いだグラス壁には細かい気泡がビッシリ付着。緑色がかった輝きのあるレモンイエロー。洋梨や青リンゴ、スワ 2024-03-17T23:59:06+09:00 今回は何と言ってもメバルだな https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12845641872.html 春と秋、最近は年2回の淡路島詣で。片道2時間強もかかる割には他にどこへ寄る訳でもなし...温泉に浸かって食べて寝て戻って来るだけだがわざわざ遠征するだけの価値は充分過ぎるほど有るお宿。今回こそ綺麗な夕陽を眺めようと、近頃の自分にはあり得ないスピードで仕事をこなして何とか間に合った... 実際はもっと綺麗なのだが、撮影すればこんな程度にしか残らないのがもどかしい。到着するのが遅かったので、温泉に浸かるのは後まわしにして...料理が始まるまで暫しこの日没を堪能。それにしても日常からちょっと離れるだ 2024-03-16T23:59:37+09:00 懐かしさ満載 https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12845066013.html 今夜はシュロス・リーザーの2022年産リーザー・リースリング・トロッケン「ヘルデンシュテュック」。葡萄は醸造所の看板畑、ニーダーベルク・ヘルデンから収穫されたもので、畑の土壌は青色粘板岩。最大80%の傾斜を持つこの畑には樹齢120年、一部は接ぎ木されていない葡萄の木が残っているとのこと。 黄金色がかったレモンイエロー。注いだグラス壁には細かい気泡がビッシリ付着。トップは蜜蝋や黄桃、硫黄っぽい鉱物香で、スワーリングするとパイナップルやマンゴーなどトロピカルな果実香が拡がる。 やや凝縮感に欠けるも 2024-03-14T23:59:51+09:00 黄土のシュペートブルグンダー https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12844762150.html 今日は大学時代の友人夫婦と、奈良の星付きイタリアンでランチ。美味いものを食べながら、真っ昼間からアレやコレやとペアリングのワイン(主にイタリア)を色々愉しんだので夕食は飲まずにおこうと思ったのだが、運転手を務めて昼は飲めなかった嫁さんが飲みたいと言うもので...ベルンハルト・コッホの2022年産シュペートブルグンダー・トロッケン「フォム・レス」を開けることにした。去年飲んだ、同じ価格帯でデパートに並んでいた2019年産には土壌名なんて付いていなかったのだが。 スクリューキャップ。少し赤みがかっ 2024-03-10T23:59:59+09:00 レープホルツのロゼ2022 https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12844464203.html 今夜はエコノミーラート・レープホルツ醸造所の2022年産シュペートブルグンダー・ロゼ・トロッケン。貝殻石灰土壌の畑でビオディナミ農法により収穫された葡萄を、除梗後やや長めのマセラシオン時間を経て、ステンレスタンクで自然発酵&熟成させたもの。葡萄は完熟してはいるものの、発酵させてもアルコール度数が11.5%を越えない程度の早い時期に収穫される。 スクリューキャップ。オレンジ色がかった明るい色調のロゼ。注ぐとグラス壁に細かい気泡がビッシリ付着。甘酸っぱいチェリーや熟したリンゴの香りに軽い鉱物のニュ 2024-03-09T23:59:38+09:00 没個性的なのが玉に瑕 https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12844223351.html 改めて周りを見渡せば、あらゆる業界で日々デジタル化が進みつつある事を実感するがこと自分の稼業はとなると保守的で、デジタル化が馴染まない面があるとは言えまだまだ旧態依然である。そんなアナログな業界も、手を変え品を変え押し寄せて来るデジタル化の波には抗えなくなりつつあってその一環として半年前に導入した新しいコンピューターへの対応に、独り消耗し続けるアナログ人間がいる。近々、手書きの作業にコンピューターが義務化される流れのようだが、そのあたりが潮時かなぁ...。 慣れない機械と格闘して心身ともに疲れる 2024-03-05T23:59:37+09:00 ロッホさんのいつもの味筋 https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12843804231.html 焼き餃子に合わせて半辛口を...ヴァインホーフ・ヘレンベルクの2022年産ロッホ・リースリング。このグーツヴァインには、オックフェナー・ボックシュタインやカンツェマー・ゾンネンベルク、ヴィルティンガー・シュランゲングラーベン、ショーデナー・ヘレンベルクなど、醸造所が所有しているこの地域でも最高の各単一畑からプレハーベスト(Vorlese)で収穫した葡萄が使用されているとのこと。 プラスチック製の黒いスクリューキャップ。黄色がかったレモンイエロー。注ぐと非常に細かい気泡がグラス壁下半を曇らせるよ 2024-03-02T23:59:52+09:00 2019はやや小ぢんまり https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12843306046.html 晩酌に開ける赤ワインを調達しようとワイン庫を覗いたものの、あいにく適当なボトルが見当たらない。昨今の激しい円安のせいでワイン調達を躊躇していたツケが回って、日常消費用の赤ワインが在庫切れ状態。仕方がないので庫内を発掘して、もうしばらく寝かせる予定であったピノ・ノワールを1本引っ張り出して来た。マキシミン・グリュンハウスの2019年産ピノ・ノワール。 外観は赤紫色がかった濃い色調のルビー。香りは赤い花、色の濃いチェリー系の赤果実、鉛筆の芯など。旨味も凝縮感も程好く充実した果実味と、主張の地味な比 2024-02-29T23:59:03+09:00 調和の極み、ゼーンズフト2011 https://ameblo.jp/jpgruenhaus/entry-12843004439.html 最近ようやくジルヴァーナーという葡萄の何たるかが、少しは解って来たような気がする。ただ単に食事に合わせ易いというだけの若飲みの品種ではない。造り方によって、如何に偉大なワインになり得るのかという事を痛感させてくれたのがこの1本である。ホルスト・ザウアー醸造所の2011年産ジルヴァーナー・トロッケン「ゼーンズフト」。 ヴィンテージによって多少の違いはあるかもしれないがゼーンズフトに使用されている葡萄の半分は南向きの畑エッシェルンドルファー・ルンプから残りの半分は南西に露出した畑フュルステンベルクか 2024-02-27T23:59:57+09:00