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<title>毎日漫画生活</title>
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<description>マイペースに不定期更新していく漫画レビューブログ。漫画談義も少々。</description>
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<title>No.23　『WORKING!!』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="3">毎度こんにちは、かぶとむでございます！</font></p><br><p>　新しい形にして3回目のレビューになるわけですが、写真をとったりなんだりすると更新にかかる時間が倍以上になってしまったため、更新が今まで以上に遅くなってしまうんですよねぇ。頑張って更新を留めないようにしていきたいと思います！……といいつつ今回も溜めまくったわけですがorz</p><p><br>　さて、そんなわけで今回もうだうだ～っと更新しまーす。つまらないかもしれませんがお付き合いください～。</p><br><br><br><p><br>　４コマとなるときらら系作品が多くなりますが、他のレーベルからも出てるんですよね。紹介したものだと角川コミックスの『らき☆すた』とかガンガンＯＮＬＩＮＥの『生徒会のヲタのしみ。』とか。<font color="#0000ff">今回はきらら系作品ではない、人気の４コマ</font>を一つ紹介したいと思います。　<br>　というわけで、今回紹介する作品はこちら！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/f6/90/j/o0758108411860207348.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/f6/90/j/t02200315_0758108411860207348.jpg" border="0"></a></div><p><br><br><font color="#009900" size="5">『WORKING!!』（高津カリノ）</font></p><p><br>でございます。</p><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p><font color="#006600">【作者】</font>：高津カリノ</p><p><font color="#006600">【出版社】</font>：スクウェア・エニックス</p><p><font color="#006600">【掲載誌】</font>：『ヤングガンガン』<br>　　　　　　（2005年1月号～）<br><font color="#006600">【レーベル】</font>：ヤングガンガンコミックス</p><p><font color="#006600">【巻数】</font>：既刊10巻</p><p><font color="#006600">【備考】</font>・2010年 アニメ『WORKING!!』全13話<br>　　　　・2011年 アニメ『WORKING'!!』全13話<br>　　　　・2012年 舞台が決定</p><br><br><br><p><br>　ガンガン系の４コマではもっとも勢いのある作品ですよね。アニメが２期放映、さらには舞台も決定している人気作品です。今回はこの作品をレビューしていきたいと思います。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■４コマ漫画の体系を壊さないストーリー４コマ</font></p><br><p><br>　今まで扱ってきたきららの４コマとは違い、ガンガンの雰囲気になぞらえた勢いのあるギャグが飛ぶ４コマ漫画。突拍子で爆発力のあるネタ、一本一本でしっかりとオチをつけてくる仕様。最近の「４コマ」と言う単語に纏わりつく「癒し」の感覚よりも従来の４コマにある一本でしっかりおとす力をふんだんに発揮している作品です。</p><p>　しかし、その体型を取っていながらもその中に一般的な形式の漫画にも通じる「ストーリー」を織り交ぜてくるのが高津先生の作品なんです。きらら系列にある１セクションのストーリーではなく、この作品内に何本かの大きなストーリーがあるんです。</p><p><br>　この作品だと「小鳥遊＆伊波編」「佐藤＆八千代編」最近台頭している「山田編」を交互に織り交ぜて行きながらストーリーを進めていきます。</p><p>　しかも、４コマのオチにストーリーを依存させることもなく、きちんとストーリーが立ってるんです。この作品は登場人物たちの恋愛事情が主なネタになってくるのですが、恋愛観やら性格やらの行き違いで生じる恋愛漫画特有のもやもや感を４コマと言う形を取っていながらもしっかりと出せているのがこのマンガのすごいところです。</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/5e/f8/j/o0430064311860207347.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/5e/f8/j/t02200329_0430064311860207347.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　左が伊波さん、右が小鳥遊君。ちなみに真ん中は小鳥遊妹の「なずな」</font></p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/45/8a/j/o0453037611860207345.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/45/8a/j/t02200183_0453037611860207345.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　どっちが佐藤さんでどっちが八千代かはすぐわかるはず。あえてこのような構図で撮ってみた</font></p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/ad/ec/j/o0463038011860207346.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/ad/ec/j/t02200181_0463038011860207346.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　左が相馬さん。右が山田。一見ガヤ担当の様な山田だが……</font></p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/b2/f7/j/o0583042811860207355.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/b2/f7/j/t02200162_0583042811860207355.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　ぽぷらも貼り。彼女の役割については後ほど</font></p><br><p><br>　同系列だと<font color="#0000ff">『堀さんと宮村君』</font>がちょっと近いかもしれませんが、こちらはもう少しギャグ成分が多めですね。ストーリーをなぞらえていながらもがっつりとしたギャグ４コマであることも間違いありません。両方の雰囲気をきちんと立てることのできてる漫画です。</p><br><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=19401821" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">堀さんと宮村くん 1 (ガンガンコミックス)/HERO<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51lFHbmqjeL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥1,000</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■キャラクターの個性がネタを決める</font></p><br><p><br>　さて、そんな器用な状態を一体どのようにして保っているのかと考えると実は全てキャラクター設定に依存しているように思われます。</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/07/58/j/o0460064811860208344.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/07/58/j/t02200310_0460064811860208344.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　メインキャラそろい踏み。山田がいないのが残念。</font></p><br><p><br>　ちっちゃいものが大好きな青年「小鳥遊」、小学生並みの低身長「ぽぷら」、金髪のお人よし「佐藤」、帯刀してる天然系「八千代」、ヤンキー大食い店長「杏子」、情報通のドＳ「相馬」、男なら殴る「まひる」、すべてが胡散臭い「山田」、「普通」の「松本」……ここに名前を挙げることのできない準レギュラーの面々でさえ、見た目も性格もとにかく個性際立った者たちばかり。とにかく設定が突飛なんですよ。「ええ？そんなのアリ？」ってレベルに突飛なんですよね。</p><br><p>　基本的にはそんなキャラクター達の個性が存分に生かされたオチが続いて行きます。ストーリーのネタが恋愛沙汰だとすれば、オチのネタはキャラクターの個性。ほとんどすべてのオチがキャラの個性に依存しています。同じネタが複数回使われることもしばしば。ネタがキャラクターに依存しているように、キャラクターの性格もまたネタによって確固たるものにしていっているようですね。</p><br><p>　しかし、この個性。すごく突飛に見えて実はものすごく細かい設定がされているんです。小鳥遊君がどうしてちっちゃいもの好きなのか、伊波さんがどうして男を見ると殴ってしまうのか、松本がどうして「普通」にこだわるのか。ストーリーが進んでいくにつれてその理由がきちんと明らかになっていくんです。これが後付け感があるようで、まったくそんなことがない。１巻から扱っている全てのネタに矛盾がありません。初めからあった設定を例えば１０巻で初めて披露されたとしても、まったく情報に齟齬がうまれないわけです。</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/19/ae/j/o0199061111860208345.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/19/ae/j/t01990611_0199061111860208345.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　３巻の山田。「うさんくさい」という突飛なキャラ作りから適当な発言にも感じるが……</font></p><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/84/89/j/o0211064711860208341.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/84/89/j/t02110647_0211064711860208341.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　１０巻の山田。突飛な設定がしっかりとフラグになっている</font><br></p><br><p><br>　突飛な雰囲気、突飛な展開。まるで全てに行きあたりばっかり感を出していながらも、しっかりと計算され尽くされたキャラクター設定。実は高津先生……ものすごく計算高い先生なのかも知れません。</p><br><br><p><br><font color="#0000ff" size="3">■この漫画の主人公って？</font></p><br><p><br>　さて、ちょっとまだ短いので、ここからはレビューではなく考察になります（といってもレビューも憶測で書いている分考察になってしまうのかと思いますが）。果たしてこの漫画の主人公ってだれなのでしょうか？</p><p>　巷でよくあげられるのはぽぷら、小鳥遊、伊波の３人。メインヒーローの小鳥遊、メインヒロインの伊波、マスコットキャラクターである種島といった具合にもしかすると位置づけられるのかもしれませんね。……あ、もしかするとこの時点でもう「そんなことねえだろ」と思っている方、申し訳ございません、バカの戯言だと思ってもう少しお付き合いください。</p><br><p>　さて個人的にですが、この漫画に主人公を定めるとしたら、僕はぽぷらを選びます。</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/77/6b/j/o0469052411860208342.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/77/6b/j/t02200246_0469052411860208342.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　ぽぷら。可愛そうなのでカラーで</font></p><br><p><br>　や、もちろん１巻表紙のセンターにいるからとか女の子の中で最も登場したのが早いからとかそんな理由もあるんですが、それ以外にも理由があります。</p><br><p>　前述したとおり、この作品のストーリーは一本ではなく複数本のストーリーが連なってできています。それぞれのストーリーで主人公とヒロインが設定され、また周りにとりまくキャラクター達もストーリーによって立場が変わってきますが、どのストーリーの中でも立ち位置を全く変えないのがこの「ぽぷら」なんです。</p><p><br>　一つ一つのストーリーにがっつりと関わることは少ないのですが、どの話でもひょこりと出てきては、一貫して「ぽぷら」独特の空気感があるオチを作りだす。場合によってはシリアスな方向に行ってしまうかもしれないものだったり、複数回同じオチが続いてしまいそうだったり。そういうところに出てくるぽぷらはこの作品では誰よりもいなくてはならない存在なのです。小鳥遊とも迷いましたが……やはり主人公はぽぷらでしょう。</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/93/70/j/o0484057711860208343.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/93/70/j/t02200262_0484057711860208343.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　ぽぷらの魅力はこのSD絵。汎用感・脱シリアス感、キュートさ、すべてを兼ね備える</font></p><br><br><br><p><br>　というわけで<font color="#ff0000">『WORKING!!』のレビューでした。</font>漫画はもちろん、アニメもすばらしい作品です。なにより声優が豪華ですし。……まあアニメについては今回も割愛させていただきますorz</p><p><br></p><br><p><font color="#ff0000" size="4">「人手が足りなくて困ってるんですー、ファミレスでバイトしませんか――？」</font></p><br><p><font color="#009900" size="3">――第１巻　種島ぽぷら</font></p><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/78/54/j/o0399031611860209189.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120319/00/kabutom3d/78/54/j/t02200174_0399031611860209189.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　あえてネタでしめる。大好きなぽぷら・山田のSD絵。</font></p><br><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=19401820" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス)/高津 カリノ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F515HRWJ377L._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥500</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><br><p>※</p><br><p><br>バンド「藍蓮荘」メンバーとしてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><p><br><font color="#ff0000">　おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<pubDate>Mon, 19 Mar 2012 00:00:38 +0900</pubDate>
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<title>No.22　『ひだまりスケッチ』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="3">どーも、皆さんこんにちは！かぶとむでございます！</font></p><br><p>　うだうだしているせいでやはり更新が滞ってしまいました。今週に至るまで忙しい日々が結構なこと続いてしまったせいで……といっても言い訳にしかなりませんねorz　きちんと更新していきたいと思います。</p><p><br>　さて、なんだかんだ言いながらも今回も更新していきたいと思います。</p><br><br><br><p><br>　今回は、<font color="#0000ff">４コマ漫画の中でも相当メジャーな作品を一つ紹介したいと思います。</font>今までのレビューの中でも何度も名前を出させて頂いたのですが、レビューを書いていなかったので……。どうして書かなかったのだろうかorz</p><p>　というわけで今回紹介する作品はこちら！！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/ee/11/j/o0800112711797673489.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/ee/11/j/t02200310_0800112711797673489.jpg" border="0"></a></div><p><br><br><font color="#006600" size="5">『ひだまりスケッチ』（蒼樹うめ）</font></p><p><br>でございます。</p><br><p><br><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p><font color="#006600">【作者】</font>：蒼樹うめ</p><p><font color="#006600">【出版社】</font>：芳文社</p><p><font color="#006600">【掲載誌】</font>：月刊誌『まんがタイムきららキャラット』<br>　　　　　　（2004年4月号～）<br><font color="#006600">【レーベル】</font>：まんがタイムKRコミックス</p><p><font color="#006600">【巻数】</font>：既刊6巻</p><p><font color="#006600">【備考】</font>・2007年 アニメ『ひだまりスケッチ』全14話<br>　　　　・2008年 アニメ『ひだまりスケッチ×３６５』全16話<br>　　　　・2010年 アニメ『ひだまりスケッチ×☆☆☆』全14話<br>　　　　・2012年 第４期製作</p><br><br><br><p><br>　『まんがタイムきららキャラット』では『ＧＡ 芸術科アートデザインクラス』、アニメの人気から最近台頭した『Ａチャンネル』と並んで、看板を担っている作品でしょう。アニメの4期も決定しているこの不動の人気作品を今回はレビューしてみたいと思います。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■「グレイッシュ」な作画</font></p><br><p><br>　僕のレビューでは何度も何度も登場している言葉ですが、きらら系列の中で人気が出る作品に多いのが、この「グレイッシュ」な作画です。</p><p><br>　プリティー、ファンシーなイメージを作画に残しつつも、そういったイメージから生まれる「ポップさ」を抑えつけた、控え目な感じの作画……的なものを「グレイッシュ」と例えているのですが、説明だけではわかりにくいですよね、ごめんなさい（笑）　他に『Ａチャンネル』『きんいろモザイク』あたりもこの「グレイッシュ」な作画が見られる作品だと思います。画像を載せておくので、どんなイメージかをつかんでいただけると（えらく突き放したレビューでごめんなさい……）</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/59/54/j/o0388064611797673485.jpg"><img height="300" alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/59/54/j/t02200366_0388064611797673485.jpg" width="154" border="0"></a><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/25/55/j/o0246057811797673488.jpg"><img style="WIDTH: 130px; HEIGHT: 299px" height="299" alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/25/55/j/t02200517_0246057811797673488.jpg" width="130" border="0"></a><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/09/af/j/o0475038811797673486.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/09/af/j/t02200180_0475038811797673486.jpg" border="0"></a><br></p><p><font color="#800080" size="1">※　大きさはばらばらだが、左から『ひだまりスケッチ』、『Ａチャンネル』、『きんいろモザイク』の順。絵に共通する印象が感じられるだろうか</font><br><br><br>　しかし、これらが属する「萌え系４コマ漫画」にとって、「作画」は人気がでるかどうかの要になってくることは間違いありません。というのも、きらら系列の読者が求めるのは、徹底された「癒し」であるからです。起伏の激しいストーリーはむしろご法度。ただただ、平和な日常をなぞらえていく作品を作らなければならない。それは逆に言ってしまえば、ストーリー内容で漫画を推すことが難しくなると言う事なのではないでしょうか？</p><p><br>　その上で、漫画を選ぶ際いの一番に、かつ最も中心に見られるのは「作画」になりますよね（最初に見られるのが作画なのはストーリー漫画にも言えることですが）。個人的な意見になってしまうかもしれませんが、この「グレイッシュ」な作画は萌え系４コマの流れには、ピッタリなんです。「癒し」というものを求めた時に、チカチカしない、でもキャラクターの可愛さがしっかりと残っているこの作画は読者の要求にマッチします。また、キャラクターが濃くないが故に作画全体がまとまり、ワンランク上の印象が感じられます。他の作品群と差が付き、人気が出るのはこういったところからきているのではないのでしょうか？</p><br><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18963863" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">Aチャンネル (1) (まんがタイムKRコミックス)/黒田 bb<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41gVojN2uYL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥860</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp<br></dd><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18963862" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス)/原 悠衣<br><img height="160" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51wMvzSFqXL._SL160_.jpg" width="113" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥860</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><p><font color="#0000ff" size="3">■ストレートな「きらら」作品</font></p><br><p><br>　前述したとおり、「きらら」作品に求められるのは徹底された「癒し」。ゆえに大部分の作品は起伏のない「日常」を淡々と描いて行く４コマ漫画が多くなってきます。</p><br><p>　ところがそういったものがマンネリ化し、むしろ奇をてらったものが注目されるようになっているのも事実。ブラッキーなネタで攻める『かなめも』、シュールさを推す『キルミーベイベー』。人気の高い『棺担ぎのクロ』もきらら作品の中ではかなり異色の作品になっているかと思われます。「日常」を描く「萌え」を中心とした内容は、やはりたくさんの作品がなぞらえるので、どうしても埋もれてしまいがちにあるのです。<br></p><p>　しかし、そんな中でもこの『ひだまりスケッチ』は、きらら作品の手本となりえるくらいに、ストレートにこの「癒し」になぞらえる内容で進んでいきます。</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/c8/0a/j/o0218063011797673487.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/c8/0a/j/t02180630_0218063011797673487.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　やや暗くて申し訳ないが、この作品によくあるヒロさん、沙英さんネタ。<br>　　目に見えた捻りもなく、純粋に「癒し」が感じられる</font></p><br><p><br>　同じ学校に通い、同じアパートに住んでいるキャラクター達が繰り広げる日常、という言ってしまえば「ありきたり」な舞台設定。主人公のゆのの天然ボケ、オチに持っていく発言が多い宮子、沙英さんとヒロさんのちょっと百合百合した展開など。「日常」を色づけるキャラクターの個性もどちらかと言えばテンプレートな方に寄っているキャラばかり。「美術」というネタも意外と良く見られますしね。他にはない、という設定がまったくありません。<br></p><p>　しかしそうであるが故に、前述した作画と上手くマッチし、この『ひだまりスケッチ』というすばらしい作品になっているのも間違いないでしょう。むしろ「グレイッシュ」な作画は、テンプレートで平坦なストーリーの方が落ち着きが出て、いいのかもしれませんね。『Ａチャンネル』や『きんいろモザイク』も似たような感じですし。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■二人の強烈なキャラクター</font></p><br><p><br>　と、「落ち着いた」作品、というフレーズを推しているのですが、それだけではやはり「４コマ」としては成立しません。オチに必要な爆発力をつけるためには、ある程度のフレーバーが必要となってきます。</p><p><br>　この『ひだまりスケッチ』はそのフレーバーに「キャラの個性」を特に推していますね。一人一人に作り込まれた設定があって、それをまんべんなく拾い集めていくことで、キャラの出現頻度に差が出にくく、かつネタに飽きがこないようになっている。しかし、そんな中でもこの作品には特に「オチ」を任されやすいキャラクターが二人います。ここではそのキャラクターを紹介させてもらいましょう。</p><br><br><p>　まず、<font color="#0000ff">ひだまり荘メンバーの一人、「宮子」</font></p><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/9d/97/j/o0608048611797675110.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/9d/97/j/t02200176_0608048611797675110.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※ここぞとばかりにカラーで宮子</font></p><br><br><p>　いやー、僕はもうこの宮子が大好きで大好きで毎晩夜も眠れないくらいです（笑）</p><p>　天真爛漫な性格設定ということから、どのキャラクターよりも大きく動き回り、勢いがあって歯に衣着せない発言は、インパクトのあるオチを作りだします。また、天才肌の気質も相まって、シュールなネタ、また「え？」と思わせる「非共感ネタ」もでき、さらに主人公のゆのと親友で同学年と言う設定なので、他のキャラと比べても圧倒的に出現頻度が多い。オチを任せるには一番信頼感のあるキャラなのは間違いないでしょう。</p><br><p><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/27/31/j/o0221063211797675108.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/27/31/j/t02200629_0221063211797675108.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　度々暗くて申し訳ないが、宮子ネタ１</font></p><p><font color="#800080" size="1">　　勢いのある発言はまさに宮子</font></p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/81/3d/j/o0223061911797675109.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/81/3d/j/t02200611_0223061911797675109.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　こちらもやや暗くて申し訳ないが、宮子ネタ２</font></p><p><font color="#800080" size="1">　　宮子ネタは一捻り加えられてるものも多い</font></p><br><br><p>　またこの宮子は本当に「完璧」なキャラだと思っています。容姿端麗、成績優秀、運動神経も良けりゃ、性格も本当にいい子。貧乏ながらそれに屈することなく、また内に溜めこむことの多いひだまり荘メンバーの中で、唯一と言っていいほどに前向きなキャラクターなんですよね。ほんとチートですよチート！宮子チート！だから大好きです！</p><br><p><br>　そして、もう一人は<font color="#0000ff">私立やまぶき高校の美術教師、牛丼先生こと「吉野家先生」</font></p><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/ca/72/j/o0437056711797675126.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/ca/72/j/t02200285_0437056711797675126.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　フェティッシュな雰囲気は牛丼先生の十八番</font></p><br><br><p>　キャラ色の強い『ひだまりスケッチ』の中でも、特に個性が際立っており、アクの強いキャラクターです。コスプレを主とするややフェティッシュなネタはこの先生の十八番ですね（笑）他にも宮子以上にインパクトの強いオチを担当することが多く、４コマ１つのオチではなく、そのセクション最後のオチをつけることが多いですね。ひだまり荘メンバーに比べて格段に登場回数は少ないですが、校内ネタではまず登場し、美味しいところを持っていくことの多いキャラです。</p><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/3c/9f/j/o0213061911797675111.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/3c/9f/j/t02130619_0213061911797675111.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　吉野家ネタ１。コスプレネタはもはやおなじみ</font></p><p><font color="#800080" size="1">　　っていうか急に写真写りがよくなった気が……</font></p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/9c/2c/j/o0429062111797675713.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/9c/2c/j/t02200318_0429062111797675713.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　吉野家ネタ2。裏表紙はもはや牛丼先生独壇場。</font></p><br><br><p>　このキャラクターもすごく前向きなキャラクターですよね。しかし、それでいて言う事をきちんと言う、まさに「先生」なんですよね。うちの学校にもこんな先生いたらなぁ……大変なんだろうなぁ（笑）</p><br><p>　もちろん彼女ら以外にも魅力的でインパクトのあるキャラクターはたくさんいますよ。特に見た目のインパクトで言ったら「校長先生」はずば抜けてますよね。</p><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/c8/71/j/o0411058611797675728.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/c8/71/j/t02200314_0411058611797675728.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　ずば抜けて視覚的インパクトのある作品。</font></p><p><font color="#800080" size="1">　　一捻り加えられてるのもまた乙</font></p><br><br><p>　校長先生と吉野家先生の絡みも大好きです。</p><br><br><p>　やはり、本当に愛しいキャラクターの多い作品です。そしてこれが『ひだまりスケッチ』最大の魅力なのではないでしょうか？</p><br><br><br><br><p>　というわけで、<font color="#ff0000">『ひだまりスケッチ』のレビューでした。</font>他にもアニメのこととか、語りたいことは沢山あるのですが、このへんで割愛させていただきます（笑）　４期も目に見えてきて、本当に楽しみです。</p><br><br><p><br></p><p><font color="#ff0000" size="4">「絵を描くのは好きだけど…今はそれ以上にひだまり荘に沙英とみんなと一緒に…」</font></p><br><p><font color="#006600" size="3">――第６巻　ヒロ</font></p><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/32/41/j/o0507043911797675716.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/15/kabutom3d/32/41/j/t02200190_0507043911797675716.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※　ほっこりするシーンもひだまりスケッチならでは。</font></p><br><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18963861" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)/蒼樹 うめ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31C4Q4BJQHL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥860</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><br><p>※</p><br><p><br>バンド「藍蓮荘」メンバーとしてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><p><br><font color="#ff0000">　おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/kabutom3d/entry-11166577094.html</link>
<pubDate>Thu, 16 Feb 2012 15:35:07 +0900</pubDate>
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<title>No.21　『よつばと！』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br>　<font color="#ff0000" size="3">それでは、2012年初レビューに入りましょう。</font></p><p><font color="#ff0000" size="3"><br></font></p><br><br><p><br>　やはり初という事で、初にふさわしい漫画をレビューさせて頂きたいなと思って考えたところ、<font color="#0000ff">一度原点に戻ってみるのもありかな、と考えました。<br></font>　というわけで、今回紹介する漫画はこちら！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/e1/27/j/o0758107011759448634.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/e1/27/j/t02200311_0758107011759448634.jpg" border="0"></a></div><p><br><font color="#006600" size="5">『よつばと！』（あずまきよひこ）</font></p><br><p>でございます。</p><p><br><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p><font color="#006600">【作者】：</font>あずまきよひこ<br>　　　　　（代表作『あずまんが大王』）<br><font color="#006600">【出版社】：</font>アスキーメディアワークス</p><p><font color="#006600">【掲載誌】：</font>月刊誌『月刊コミック電撃大王』<br>　　　　　　（2003年3月号～）<br><font color="#006600">【レーベル】：</font>電撃コミックス</p><p><font color="#006600">【巻数】：</font>既刊11巻</p><p><font color="#006600">【備考】</font>・2006年 文化庁メディア芸術祭 漫画部門優秀賞<br> 　　　　・2007年 とらのあなコミック大賞総合第１位<br>　 　　　・2008年 第１回マンガ大賞2008 第２位<br>　　　　　　　　　　 このマンガがすごい！2008 総合第２位</p><p>　　 　　・累計900万部を突破している</p><br><br><p><br>　もはやビックタイトルと呼んでも過言ではないこの『よつばと！』という作品。４コマ好きはきよひこ先生の名を聞いたときに『あずまんが大王』の名が浮かぶと思われますが、世間一般で彼の代表作品、と言われたらこちらの方があげられるでしょう。この漫画にはどんな魅力があるのでしょうか？</p><br><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■大衆向けの作品</font></p><br><p><br>　導入にも書いたとおり、きよひこ先生の作品、として大衆的に知られているのは『あずまんが大王』ではなく、この『よつばと！』だと思われます。「萌え４コマ」という新しいジャンルは革新的ではあったものの、皆が皆に受けるというものではなく、むしろ読者を選ぶジャンルですよね。しかしこの『よつばと！』はそのジャンルから脱却を果たした作品になっています。</p><br><p>　代わりに追求されているのは「日常観」。『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』などが台頭しているこの系統の漫画はわかるとおり、単純明快でわかりやすく、また読む際の偏見も極めて少ないジャンルです。</p><br><p>　『よつばと！』は大きめのコマに極めて細かい背景を書き込むことでリアルさをとことん追求し、結果、「日常観」が色濃く表現されています。写真と思われるくらいにリアルな情景と、そのなかで人間らしく動く等身大の登場人物たちは、まるで自分がそこにいるように錯覚させます。</p><p><br>　「萌え」の脱却、と話しましたが、キュートなキャラクターや綾瀬３姉妹の存在で、当時のきよひこ先生が作り上げていた「萌え」はしっかり残しています。『あずまんが大王』からのファンもしっかりと残しつつも、それを錯覚させるほどの「日常観」の追求がされていることで、『よつばと！』は大衆向けする作品になっているのです。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/d5/d2/j/o0648041011759448632.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/d5/d2/j/t02200139_0648041011759448632.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※9巻より綾瀬3姉妹とよつば　左から次女の風香、長女のあさぎ、三女の恵那、よつば</font></p><br><br><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■リアルな日常観と一つの"イレギュラー"</font></p><br><p><br>　前述したとおり、写真と見まがう細かい背景やキャラクターの動作、セリフ回しはもちろんのこと、物語内で巻き起こる様々な事件の一端まで、徹底的に「現実」が追求されています。徹底的な写実は漫画としての魅力を失いがちなのですが、その魅力をしっかりととどまらせているのが、この漫画唯一の"イレギュラー"と言っても過言ではない主人公「よつば」の存在なのです。</p><br><p>　特徴的な髪色、髪型。言動の節々は他のキャラクターと対極におかれるほどに「非現実」を貫いています。オーバーに感情を表し、飛び跳ねる様はそれこそ、「漫画のキャラクター」としての言動であって、しかしこれがあるからこそ、徹底的な「現実観」のもとに作られた世界のはずなのに、華やかに色がついていきます。</p><p><br>　以前『あずまんが大王』の時にも言及させて頂いたのですが、きよひこ先生はこの"イレギュラー"の設定をよくしていますね。<font color="#0000ff">『あずまんが大王』でも飛び級で高校に編入してくる「ちよちゃん」というキャラクター</font>を確立させました。天才、家が超絶お金持ち、お父さんの存在（？）等、キャラ設定に「非現実性」が並びに並んだちよちゃんは、女子高生の日常の中できっちりと一つの役割を果たしています。</p><br><p>　『よつばと！』では「現実性」を魅力的にするための手段を「よつば」に一任しているわけなのですが、この「よつば」はそれをも容易く成し遂げるほどの強烈な「非現実性」を持っています。「現実」にまったく無知なよつばは、見知った景色で目を輝かせ、普通では身がすくむところに平気で飛び込んでいく。この行動が、自分たちが知っている「現実性」から知らない魅力を引き出していくわけです。</p><br><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18696607" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)/あずま きよひこ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41ZWaLE2I3L._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥650</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><br><p><br></p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■親の立場の描写、よつばの立場の描写</font></p><p><font color="#ff0000">（※　この欄ネタばれ注意！！）</font></p><br><p><br>　よつばを中心として、周りを背景が囲む。読んでいて「わあ」「すごいな」となるシーンは大体においてよつばがどこかに映し出されている。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/a5/fb/j/o0579048611759453208.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/a5/fb/j/t02200185_0579048611759453208.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※9巻より気球とよつば　リアルな気球とそれと対極にアイコンチックなよつばが一つに描写されている</font></p><br><p>　『よつばと！』のコマの描写は「親の立場の描写」に依存しています。よつばの視点に立っているのではなく、よつばを傍から見ていてあげる「親」の立場。よつばと一緒になってわくわくする時もあれば、よつばの行動にはらはらしてしまったり。壮大な風景の描写の後によつばの顔を描写するのも「親」として、子どもはどんな顔をしてこの景色を見ているのかな、という心情にかなっています。子どもとして一緒に楽しむのではなく、親として楽しんでいるよつばを見ながら、自分もかつてそうだった時代を思い出す、そんなことを想起させるように描写がされています。</p><br><p>　しかし、その一方で必ずしも「親の立場」ではない部分もありますよね。少なくとも「とーちゃん」の目線ではありません。</p><p>　少し複雑な事情を抱えている小岩井親子なのですが、この手の漫画（例えば『うさぎドロップ』『flat』など）にありがちな、よつばととーちゃんの出会いは現段階では描かれていません。出会った時のぎくしゃくした感じ、打ち解けた後の将来のこと。よつばととーちゃんの関係。それについて深く触れるシーンがこのマンガには一切ない。前のことや後ろのことを一切考えず、今目の前にあることだけを描写していく。そういったところから考えると、「よつばの立場」からの描写であるとも言えてしまう気がします。矛盾だらけで、複雑な感じもしますけどね。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/01/2f/j/o0486029911759459803.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/01/2f/j/t02200135_0486029911759459803.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※1巻3コマ目のよつば　このコマではわかりづらいがこの時点でとーちゃんとよつばは出会っている</font></p><br><p>　それでもこの二つの視点が混ざり合っているからこそ、平和な日常を展開していけるのだと思います。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■きよひこ先生独自のギャグセンス</font></p><br><p><br>　そういった魅力的な描写と同時に『あずまんが大王』にも通じる雰囲気、ギャグセンスはしっかりと顕在しています。連載が長いので巻ごとにギャグの質も違いますが、それでもセリフ回しや動作は他の作者さんでは出せないきよひこ先生ならではの独自のセンスがあります。『あずまんが大王』からのファンは、むしろこちらの雰囲気できよひこ先生を好きになっているので、これは嬉しいですよね。</p><br><p>　きよひこ先生のギャグセンスを最大限に発揮するのはとーちゃんの友人たち。よつばへの対応にしても、互いの絡み合いにしてもユーモア溢れる言動で、楽しませてくれます。個人的には彼らのかけ合いが本当に好きで、男同士のヘンなノリ、ってわかりますかね？こんなテンションになることあるある、という共感も持ってしまいます。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/dc/e5/j/o0644028411759453207.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/dc/e5/j/t02200097_0644028411759453207.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※7巻より個人的に好きなシーンその1　「5まで数えられる」というよつばのフレーズをまねする3人。見きれているジャンボもツボ</font></p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/31/db/j/o0537048111759453206.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120128/01/kabutom3d/31/db/j/t02200197_0537048111759453206.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※4巻より個人的に好きなシーンその2　『よつばと！』の中でもわりかし有名なシーンかも</font></p><br><p>　風景の綺麗さや、親の立場から楽しめる漫画、というのもありますが、やっぱりきよひこ先生の魅力は、この独特のギャグセンスなのではないかと思います。</p><br><br><br><br><p>と、いうわけで<font color="#ff0000">『よつばと！』のレビューでした。</font>新しいレビューの形はいかがでしょうか？レビューの長さも頑張って少し長くしたつもりなのですが……。今後ともよろしくお願いしますー。</p><br><br><br><p><font color="#ff0000" size="5">「毎日という宝箱を、今日も開ける」</font></p><br><p><font color="#006600" size="3">―――第10巻　帯</font></p><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120128/02/kabutom3d/7f/ae/j/o0640064011759463878.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120128/02/kabutom3d/7f/ae/j/t02200220_0640064011759463878.jpg" border="0"></a><br><font color="#800080" size="1">※11巻よりよつば　よつばのアップは『よつばと！』を象徴するものだ</font></p><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18696606" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">よつばと! (1) (電撃コミックス)/あずま きよひこ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51Wqj0OFqkL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥630</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp<br></dd></dl><br><p>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><p><br>　<font color="#ff0000">おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。ただし、日常系のものでない場合、ご希望にこたえられない可能性……というか応える可能性が低いです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<pubDate>Sat, 28 Jan 2012 01:23:11 +0900</pubDate>
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<title>No.20　（遅れながら）新年の挨拶＆更新報告</title>
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<![CDATA[ <br><p><br>　<font color="#0000ff">ええー……</font></p><br><p>　<font color="#ff0000" size="3">皆さん、お久しぶりでございます。かぶとむです。</font></p><p>１月も末になったこの時期ですが、今年初の更新になりましたね。</p><br><br><p><br>改めまして、<font color="#ff0000">皆さんあけましておめでとうございます。</font>そして、<font color="#0000ff">更新をお待ちくださった方（いないかもしれませんがorz）、更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。</font></p><p><font color="#0000ff"><br></font></p><p><br>　2011年は、少しずつまったりと漫画レビューを更新させていただきました。更新と同時に、自分の漫画生活もどんどん漫画を読むことが充実してきて、すっかり漫画の虫になってしまったかな、と。それでも星の数ほどある漫画作品のほんの一部しか読んでいないんですけどね（笑）</p><br><p><br>　というわけで、<font color="#ff0000" size="3">2012年もどんどん、といいつつ、なんだかんだちょっとずつになってしまうと思いますが、更新していきたいと思います！</font></p><br><br><br><p><br>　さて、そして新年初の更新ですが、<font color="#0000ff">もう一つお知らせが。</font><font color="#ff0000">今回の更新から、レビュー内容をガラッと変更しようかな、と考えています。</font></p><br><p>　「は？だからなに？」と言われてしまうとまあそれまでなのですが、<font color="#ff0000">より詳しいレビュー、はたまた意見を述べていきたいと思っているので、今までの記事以上にネタばれをしてしまう可能性があります。</font>核心に触れたり、重要ネタをカミングアウトすることは極力避けるようにしますが、それでも触れてしまう可能性もございますので、その時はご了承お願いします！</p><br><br><p>　また、<font color="#0000ff">ネタばれをより多く含むブログになっていきますので、ネタばれを含まない、マンガ紹介の更新もしていきたいな、と思っています。</font>そちらについても宜しくお願いしますー</p><br><br><br><p><br>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><br><br><p>　<font color="#ff0000" size="3">というわけで、このまま更新に移っていきたいと思います。</font></p>
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<pubDate>Sat, 28 Jan 2012 01:08:47 +0900</pubDate>
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<title>No.19　『きんいろモザイク』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="5">「言い忘れてたけどわたしカレー得意じゃないんだよ…」</font></p><br><p><font color="#009900" size="3">―――第１巻より　アリス・カータレット</font></p><br><br><br><p><font color="#ff0000" size="3">というわけでこんにちは！かぶとむでございます！</font></p><br><p>　今回紹介した名言（？）は、<font color="#0000ff">はじめてのおつかいでカレーの具材を買ってくるように言われたのにもかかわらず、なぜかシチューのルーを買ってきたアリスが放った一言でした。</font><font color="#ff0000">……これは名言なのか？</font></p><p><font color="#ff0000"><br></font></p><p>　さて、<font color="#0000ff">年内最後の更新になるかと思います。</font>ぐだぐだと続けさせていただいているこのブログですが、なんだかんだ年を越しても続けて行けそうです。自分がとても飽き性なので、いつ更新が止まるかわかりませんが、<font color="#ff0000">来年も本当に宜しくお願い致します。</font></p><p><br>　来年の更新についてですが、<font color="#ff0000" size="3">来年中にレビュー１００件を目標にしたい</font>ですね！<font color="#0000ff">……と、現在の更新ペースでは本当に間に合わないのですがorz</font> <font color="#ff0000">今年は本当にたくさんの４コマ、漫画、また様々な方のレビューも見せてもらって、漫画について見方が全く変わった１年でしたからね。</font>来年に先駆けて、自分もこれぐらいの目標をたてておかなくては！……と考えて<font color="#0000ff">ポッと出た目標</font>です（笑） 達成できるよう頑張りたいと思います。</p><br><br><br><p><br>　さて僕の決意は置いておいて、年内最後の作品レビュー。何にしようかと思ったのですが、４コマ漫画にしようかと思います。</p><br><p>　というのもですね、hachinoheさんが毎年企画なさっている<font color="#ff0000" size="3">「４コマオブザイヤー2011」</font>なるものが先日開催されました。今年は前年を大きく上回る約90名が参加し、<font color="#0000ff">今年単行本1巻が発売した「新刊部門」と今年単行本2巻以降が発売した「既刊部門」の二つでどの4コマが最も面白かったか、投票を募るという企画</font>でした。<br></p><p>　４コマ漫画についてはまだまだ浅いのですが、これには僕も参加させて頂きました。このような恒例企画があるとは全然知りませんでしたね。ぜひ来年以降も参加させていただきたいなと思っております。</p><br><p>　<font color="#ff0000" size="3">企画をしていただいたhachinoheさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。</font><br>　勝手ですが、この「４コマオブザイヤー」の結果のリンクを張らせていただきます。</p><br><br><br><p>「この４コマが、好き。」４コマオブザイヤー2011、結果発表！！～新刊部門～<br>（<a href="http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20111227#p1">http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20111227#p1</a>）</p><br><p>「この４コマが、好き。」４コマオブザイヤー2011、結果発表！！～新刊部門～<br>（<a href="http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20111228#p1">http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20111228#p1</a>）</p><br><br><br><p>　して、今回レビューするのは<font color="#0000ff">この「４コマオブザイヤー2011～新刊部門～」にてランキング第１位を獲得した作品です。</font>僕もこの作品に投票させていただいており、個人的にもかなりお勧めな作品でございます。<br>　今回紹介する作品はこちら！！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111231/16/kabutom3d/39/4c/j/o0800114211706198767.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111231/16/kabutom3d/39/4c/j/t02200314_0800114211706198767.jpg" border="0"></a></div><p><br><br><font color="#009900" size="5">　　　　　　　　『きんいろモザイク』（原悠衣）</font></p><br><p>でございます。</p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p>　芳文社が出版している月刊4コマ漫画誌『まんがタイムきららMAX』にて2010年6月号より連載している作品です。コミックレーベルは「マンガタイムKRコミックス」、コミックスは現在１巻のみ発行されています。</p><br><p><br>　外国のものが大好きな女子高生「しの」としのの家にりゅうがくしてきた日本大好き外国人「アリス」。二人を中心に日常生活を淡々と描く日常系４コマ漫画。同じ日常でも価値観が全く違う二人であるが故に起こる食い違いがおもしろいですね。</p><br><p><br>　きららMAXの中でも着実に人気を重ねている作品で、まだ１巻のみの発売ながら、巻頭・センター常連の作品です。前述した「４コマオブザイヤー」でも第１位を獲得したあたり、４コマ漫画好きの中でも人気の作品なようです。</p><br><p><br>　作者である原悠衣（はらゆい）先生はマックガーデン発行の月刊漫画誌『月刊コミックブレイド』にていくつか作品を発表しています。ちなみにこの『きんいろモザイク』、初期設定はファンタジー色溢れる４コマだったようですね。原先生自身は「そのまま描かなくてよかった」と言っていますが……。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■レビュー</font></p><br><p>　きららシリーズの中でもかなり人気のある作品なのですが、実はきらら内で人気の出る作品ってある程度共通している部分があるように感じられます。</p><br><p>　例えば、この『きんいろモザイク』を含め、『ひだまりスケッチ』『Ａチャンネル』と並べていけばわかりやすいでしょうか？他の４コマのレビューの際にもよく名前を使わせて頂いている３作品ですが、この３作品は特に共通している部分が多いように思いますね。</p><br><p><br>　まずは作画。『Ａチャンネル』の時にも述べさせていただきますたが、キュートでファンシーな雰囲気を持っているのにも拘わらず、どこか控え目で落ち着いた作画。僕はこれを「グレイッシュな作画」と述べさせていただきました。この『きんいろモザイク』にもその作画が見られますね。コミックスの表紙を見ると実にわかりやすいのではないでしょうか。</p><br><p>　そして作品全体をつつむ雰囲気。特にシリアスなストーリーをつけていくわけでもなく、本当に淡々と日常を描いていく。その描写の中にほっこりとしたネタ、キャラクターを含ませることによって生まれる独特の和やかな雰囲気。単に「女子高生の～」「女の子の～」というものともちょっと違うような。んー、なんでしょうかね。とにかくふんわりとした雰囲気が感じられるわけです。</p><br><p><br>　しかしそんな雰囲気の中でも『きんいろモザイク』が他の２作品と違う点は、思わぬ爆弾を「オチ」として投下してくることです。ほぼ全てのキャラクターを天然色の強いものに設定しているが故、時々予想もつかないようなところに着陸をしていくネタがいくつも存在しています。<br>　上手いのはそのオチに「え？」というもの感じさせるわけでなく、「あーかわいい」と感じさせてしまうところ。落ち着いたほっこりとした作画であるが故に「キャラクターの特性」と認識をしてしまうんです。なので、「ネタの方向性がおかしい」といった感想に至らないんです。脈絡ないオチをつけていきながらも４コマ全体が崩れないため、非常に読みやすいんですよね。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■まとめ</font></p><br><p>　「グレイッシュな作画」、そこからつながるように生まれるふんわりとした雰囲気、キャラクターにマスコット性の可愛さを付けくわえると同時に、その可愛さゆえに成立するやや飛び級の「オチ」。この手の作品どれもに言えることですが、非常に読みやすい作品でした。<br>　原悠衣先生の『きんいろモザイク』、<font color="#ff0000">皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか？</font></p><br><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18344994" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス)/原 悠衣<br><img height="160" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51wMvzSFqXL._SL160_.jpg" width="113" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥860</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><br><p><font color="#ff0000" size="3">さて、それではみなさん、よいお年をお過ごしください。来年も宜しくお願い致します。</font></p><br><br><p>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><p><br>　<font color="#ff0000">おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。ただし、日常系のものでない場合、ご希望にこたえられない可能性……というか応える可能性が低いです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/kabutom3d/entry-11122518022.html</link>
<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 16:12:34 +0900</pubDate>
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<title>No.18　『となりの関くん』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="5">「関くん、ねえ　よしなって、先生に見つかっちゃうよ」</font></p><br><p><font color="#009900" size="3">―――第１巻より　横井 るみ</font></p><br><br><p><font color="#ff0000" size="3">というわけでこんにちは！かぶとむでございます。</font></p><br><p>　今回紹介した名言は授業中に遊んでばかりいる「関くん」に横井さんが注意した時の一言でした。……え？そんな場面のセリフがなぜ名言なのかって？いやーまあ、その「遊び」というのがね……そのね……<font color="#ff0000">気になる方はぜひ今回紹介する作品を手にとってみてください（笑）</font></p><br><p>　授業中……僕も話も聞かずに遊んだことはままあります。基本的には落書きばかりでしたけどね。普通に「絵を描こう」と思う時よりも、ああいうときに描く落書きの方がなんだか捗っちゃったりするんですよね。<br>　落書きと言えば、<font color="#0000ff">テストのときとかに回収する用紙とかに落書きをしちゃって、しかもその落書きが予想以上にうまく行っちゃう、なんてことありませんでしたか？</font>せっかく上手く描けたのに、回収されてしまうので、泣く泣く消しゴムをかけるような経験……僕は何度かありましたね。どうして回収されるとわかっていながら、そこに落書きしてしまうんでしょうかね……（笑）</p><br><br><br><p><br>　そんなわけで、今回の１６作品目のレビュー。今回は４コマではない作品をレビューさせていただきます。……というか「４コマ」だとか「４コマじゃない」だとか、別にこだわることではないんですよね。そろそろ鬱陶しく感じる方もいるかと。<br>　<font color="#0000ff">実はかなり最近に購入した漫画なのですが、自分の中でかなり衝撃的な作品</font>だったので思わずレビュー記事を書かせて頂きました。いやー、まさかこんな作品があったとは……。<br>　さて、今回紹介する作品はこちら！！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111217/22/kabutom3d/c7/c9/j/o0751107011677661041.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111217/22/kabutom3d/c7/c9/j/t02200313_0751107011677661041.jpg" border="0"></a></div><p><br><br><font color="#009900" size="5">　　　　　　　　　『となりの関くん』（森繁拓真）</font></p><br><p>でございます。</p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p>　メディアファクトリーが出版している月刊青年漫画誌『月刊コミックフラッパー』にて2010年8月号から連載されている作品です。コミックレーベルは「MFコミックス」、コミックスは現在２巻まで発行されています。</p><br><p><br>　内容は本当に簡単！とある学校の授業中に主人公（？）である「関くん」がひたすら「内職」という名の遊びに興じ、隣で授業を受けている「横井さん」がそれを見つめるだけ……という作品です。いや、ホントにそれだけの作品です。それだけなんですが、関くんの遊びは本当に様々なもので、皆が昔やったようなものから、「意外！」と思ってしまうようなものまで。隣の横井さんが目を奪われてしまうのもよくわかりますね。</p><br><p><br>　2011年の4月に単行本第１巻が発売されたわりかし新しい作品なのですが、どの本屋でも平積みされていることが多い話題作。確かにどの作品にも感じられないような新しい雰囲気とあっと驚くようなどんでん返しだらけの作品でした。</p><br><p><br>　作者である森繁拓真（もりしげたくま）先生は宮崎県の漫画家さん。他の代表作に『週刊少年チャンピオン』に連載された『アイホシモドキ』があります。『海月姫』や『主に泣いています』が有名な東村アキコ先生の実の弟だそうで、アキコ先生の自伝的作品である『ひまわりっ』にも弟として登場しています。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■レビュー</font></p><br><p>　この作品が描写するのは「内職」という名の遊び。漫画の舞台も「教室の一角」。登場人物もわずか２人（準レギュラー的なキャラクターがもう何人かいますが）。コンパクトすぎるとさえ思うってしまうような非常にスケールの小さい漫画。と思われるかもしれませんが、実はかなりスケールの大きい漫画だと思います。</p><br><p><br>　この作品の中心に置かれる「遊び」。あれって規模なんか「遊び」の楽しさと全然比例なんてしないのに、変なトコロでクオリティを要求してしまうものなんですよね。</p><p><br>　身近なホビーで考えるなら「レゴブロック」「シルヴァニアファミリー」なんかがいい例でしょうか。「ブロック遊び」「人形遊び」なんてある程度の数で十二分できるのに、いつしかクオリティーを、求めることが目標になってしまう。それを極限まで追求した人たちがよくテレビなどに出演するような絵も知れないような作品をしあげるわけです。</p><p><br>　玩具を用いない「泥ダンゴ」なんかも例としてあげられますよね。表面がすべすべだとか、金色に光るとか。ああいうものを追求している方はもう本来の「泥ダンゴ」の遊び方なんて求めていないわけです。</p><br><p><br>　この漫画は毎回様々なホビーを冒頭で披露しておきながら、その「追求」を限界まで引き伸ばしている、そんな作品なんです。　例えば作中の「将棋」「チェス」などの使い方は、本来では追求し得ないような、絶妙なリアル感をひたすらに追求していく形をとっているんです。こんな風に様々な遊びから限界までに「追求」をする、付けたして言えば、その「追求」がホントに想像ができないような方向に引き伸ばされているので思わず目が、心が奪われてしまうのです。</p><br><p>　「漫画」というツールはそう言った点でいい武器になりますね。実物、はたまた実物が必要な「写真」よりもずっと手軽で安価です。限界まで「追求」が引き伸ばされた遊びを描写するにはもっとも容易な手段でしょう。</p><br><p><br>　加えてこの漫画の中での「設定」がこの「遊び」の驚き、楽しみ方をより一層増しているのかなと。誰もが目を見張るような遊びをたった一つの小さな机の上で、かつオーディエンスなんていない授業中のなかで描写させるわけですから。なぜ、どうしてこんなところでそんなことしちゃうの？できちゃうの？という驚きが「遊び」のサプライズ感を引き立てるわけです。</p><p><br>　そんな状況の中の唯一のオーディエンスである横井さんも一つのエッセンスとしての役割をしっかりと果たしてくれます。この横井さん、本当にいいリアクションをしてくれるんです。このリアクションがあるからこそ、この遊びってこんなにすごいのかよ！という感覚が伝わるわけですね。</p><br><p><br>　……なんだか「遊び」だけに焦点をあててしまったような気もしますが、どうでしょうか？（笑）</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■まとめ</font></p><br><p>　「関くん」が繰り広げる様々な遊びは本当に魅力的なものばかり。自分もこれぐらいまで遊びを「追求」してみたいな、と思いました。「マンガ史上、最高に地味！！授業中こそこそ遊ぶだけ！！」そんなフレーズが付いていますが、数多ある漫画の中でもかなりスケールが大きいと感じられるような漫画でした。<br>　森繁拓真先生の『となりの関くん』、<font color="#ff0000">皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか？</font><br></p><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18175270" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">となりの関くん① (MFコミックス フラッパーシリーズ)/森繁拓真<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F516dIzIM4%252BL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥620</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><p><br>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><p><br>　<font color="#ff0000">おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。ただし、日常系のものでない場合、ご希望にこたえられない可能性……というか応える可能性が低いです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/kabutom3d/entry-11109822019.html</link>
<pubDate>Sat, 17 Dec 2011 22:36:14 +0900</pubDate>
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<title>No.17　『生徒会のヲタのしみ。』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="4">「ピンクロボと侍２号が同クラで隣の席とかクソ萌えｒくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこゲフッ…ゴホッ…もえッ…」</font></p><p><font color="#009900" size="3">―――第４巻より　一之瀬 蘭</font></p><br><br><p><font color="#ff0000" size="3">というわけでこんにちは！かぶとむでございます。</font></p><br><p>　今回紹介した名言は<font color="#0000ff">ロボット萌えの生徒会長「一之瀬 蘭」がひょんなことから主人公（？）の「斉藤 健」が作った素人丸出しのロボ同人誌の展開にあまりに萌えてしまい、発した一言でした。</font><font color="#ff0000">……「ロボ萌え」、間違いなく僕にはないジャンルですね（笑）</font></p><br><p>　<font color="#ff0000">「同人誌」</font>というワードが出てきましたが、<font color="#0000ff">実は僕、同人誌を買ったことがありません。</font>僕は基本的に商業誌の漫画しか読んだりしませんねぇ。たまにWebコミックとかも見たりしますが、それもホントにたまに。Webコミックで読めるものでもコミックス化してたりするとコミックの方を買っちゃいます。<br>　面白いサークルさんもたくさんいると思うので、同人誌も購入してみたいとは思うのですが、そういう機会がなくて……。といってもとらのあなとかに行けば、普通に購入できるんですよね。今度覗いてみようかな……。</p><br><br><br><p><br>　というわけで、今回で１５作品目になるんですね。今回もやっぱり４コマ作品のレビューをさせていただきます。<br>　前回紹介した『生徒会役員共』。それにリンクさせるというかなんというかで、<font color="#0000ff">今回も「生徒会」が題材の４コマ漫画です。</font>「生徒会」という「カテゴリー」は４コマだけに限らず、様々な漫画やライトノベルでも使われていますよね。学園モノ、学校活動、インテリキャラ……。ネタ作りもキャラ作りもしやすくなりそうで、かつ取材等も少なくてすむ「カテゴリー」なので扱いやすいのかもしれませんね。<br>　話がそれましたが、今回紹介する作品はこちら！！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111207/01/kabutom3d/b1/de/j/o0744106311656910639.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111207/01/kabutom3d/b1/de/j/t02200314_0744106311656910639.jpg" border="0"></a></div><br><p><br><font color="#009900" size="5">　　　　　　　『生徒会のヲタのしみ。』（丸美甘）</font></p><br><p>でございます。</p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p>　スクウェア・エニックスが運営するＷｅｂコミック配信サイト『ガンガンONLINE』にて2008年10月2日更新分より連載している作品。コミックレーベルは「ガンガンコミックスONLINE」、コミックスは現在４巻まで発行されています。</p><br><p><br>　ヲタク趣味を隠して平凡な高校生を装っている斉藤健はある日生徒会の役員に推薦され、副会長に就任する。ところがこの生徒会、メンバー全員がキャラの濃いヲタク役員の生徒会だったのである。そんなメンバーの中が中心に描かれる学園モノ日常４コマ漫画です。漫画の題名にもあるとおり、「生徒会」のカテゴリーと共に「ヲタク」のカテゴリーを扱っているため、他作品の言及等も結構していますね。</p><br><p><br>　そういえば、Ｗｅｂコミックのレビューは初めてでしたね。Ｗｅｂコミックというのは通常の漫画のように掲載誌に掲載されて閲覧されるのではなく、定期的に配信サイトにて配信され、ネットのページから閲覧のできる漫画のことです。特にこの『ガンガンONLINE』は登録も不要で、無料配信をしているので、いつでもどこでも、最新のお話が無料でみることができるんです。他の作品で有名なのは『ばらかもん』、『男子高校生の日常』、『アホリズム』あたりでしょうか？</p><br><p><br>　作者の丸美甘（まるみかん）先生は新潟県の漫画家さん。この作品が初のコミックス化作品のようですね。ファンシーな作画が特徴。甘いものや可愛いもの（犬、豚等）が好きで、自画像も「み」と描かれたミカンに手足が生えたかわいい（？）ものになっています。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■レビュー</font></p><br><p>　さて、上に『生徒会役員共』と「生徒会」というカテゴリーが共通する、と書かせて頂きましたが、それ以外にも「ツッコミに注目させる４コマ」という点でも、この２つの作品は共通しています。</p><br><p>　オチで笑わせて、ツッコミの言いまわしでもう一度笑わす。この『生徒会のヲタのしみ。』もそのスタンスをとっていますね。ツッコミ役の健のツッコミはこれがまた非常に豊富であり、かつ言いまわしが一癖あるんですよ。</p><br><p><br>　しかし、その一方で『生徒会役員共』と大きく違うのは「空気感」……でしょうかね？シュールであり、どちらかと言えばクールな空気の中でギャグを展開させていく『生徒会役員共』に対して、この『生徒会のヲタのしみ。』はもっとどストレートなギャグ漫画、といった感じでしょうか。</p><p><br>　<br>前述した健のツッコミも津田のクールな言いまわしとは違い、大きな動きや様々な表情を伴っての勢いあるツッコミが多いですね。もちろんその中で様々なバリエーションがあるのですが、いずれにせよ勢いのあるものが多いですね。<br></p><p>　<br>　作画に関しても立ち絵での会話でオチをつける『生徒会役員共』に対してSD絵を所々で行使しながら、動きのある絵を伴ってオチに持っていっています。作品内に一貫する「勢い」はオーソドックスなギャグ漫画に通じるもので、ストレートに、アグレッシブにオチに持っていく気持ちのよい展開をしています。</p><br><p><br>　また、わかりやすいビビットな漫画の雰囲気は、生徒会役員各々の「濃いキャラ」という設定にも引き立てられています。それぞれのキャラの役割が非常にわかりやすくはっきりとしていて、伸ばすべきところを必要以上に伸ばしているので、キャラクター一人一人も色濃くはっきりとしたものになっています。そんなキャラクターがこの漫画の中で、様々な表情をして、とび跳ねまわる。そうすることで、必然的に色の濃い雰囲気が生まれるわけです。</p><br><p><br>　それでいて、キャラクターの作画が非常にキュートなので、見る人も選びませんし、４コマという形式をとっているので、読者を圧迫することもありません。漫画の雰囲気は色の非常に強いものでありながら、決してごちゃごちゃにはならず、綺麗におさまっているので、ほっこりと読むことができるわけです。</p><br><p><br>　そう考えると、実はかなりレベルの高い作品なんですね。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■まとめ</font></p><br><p>　ファンシーでキュートなキャラクター達が描く色の濃い展開。各々に従来のギャグ漫画に通じるストレートな「勢い」がありながらも、決して４コマ漫画のふわふわとした雰囲気を崩さない非常にレベルが高い作品です。個人的には５本の指に入るくらい好きな４コマ漫画です。<br>　丸美甘先生の『生徒会のヲタのしみ。』、<font color="#ff0000">皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか？</font></p><br><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18027526" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">生徒会のヲタのしみ。 1 (ガンガンコミックスONLINE)/丸美甘<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51-vAkOi0iL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥500</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><p><br>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><p><br>　<font color="#ff0000">おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。ただし、日常系のものでない場合、ご希望にこたえられない可能性……というか応える可能性が低いです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<pubDate>Wed, 07 Dec 2011 00:51:30 +0900</pubDate>
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<title>No.16　『生徒会役員共』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="4">「シャツを中に入れなさい！外に出すのは性行為の時だけにしろ！！<font size="3">」</font></font></p><p><font color="#009900" size="3">―――第２巻より　天草 シノ</font></p><br><br><p><font color="#ff0000" size="3">というわけでこんにちは！かぶとむでございます。</font></p><br><p>　前回宣言したとおり、色々と考えた結果、<font color="#ff0000">このイントロダクションではこんな風に、漫画の「名言」を一つ記すということをやっていきたいなと思います。</font><font color="#0000ff">レビューをする漫画から抜粋していきますので、これで少しでもレビューする漫画の雰囲気して下さればこれ幸いです。</font></p><p>　というわけで、今回紹介した名言は生徒会長である「天草 シノ」が全校朝会で生徒の制服乱れを注意しようとした際、考えた決め台詞でした。もちろん未遂に終わってます。</p><br><br><br><p><br>　というわけで、今回紹介する１４作品目。やはり今回も４コマ作品のレビューをしたいと思います。<br>　さて<font color="#0000ff">今回紹介する作品は、最近ではあまりない少年誌に掲載されている４コマ漫画</font>です。以前『らき☆すた』のレビューでは出版社によって雰囲気が違う、という話をしましたね。そのレビュー通り今まで主に紹介してきたKRコミックスとはやはり雰囲気が違う作品です。<font color="#0000ff">……少年誌で許される漫画かどうかもわかりませんが（笑）<br></font>　というわけで、今回紹介する作品はこちら！！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111202/01/kabutom3d/24/34/j/o0682101511646625865.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111202/01/kabutom3d/24/34/j/t02200327_0682101511646625865.jpg" border="0"></a></div><p><br><font color="#009900" size="5">　　　　　　　　　『生徒会役員共』（氏家ト全）</font></p><br><p>でございます。</p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p> 講談社が出版している週刊少年漫画誌『週刊少年マガジン』にて2008年34号から連載されている作品です。その前には同社の月刊少年漫画誌『マガジンSPECIAL』にて2007年6月号から2008年7月号までれんさいされていました。コミックレーベルは「少年マガジンKC」、コミックスは現在６巻まで発行されております。</p><br><p><br>　男女比率28：524の私立高校、桜才学園。その生徒会の役員達を中心に描いた日常系（？）４コマ漫画です。真面目だがボケたがりな生徒会長「天草シノ」、クールで天然突っ込み役「津田タカトシ」、おっとりお嬢様「七条アリア」、IQ180の帰国子女「萩村スズ」。４人の生徒会メンバーが目一杯の氏家ト全ワールドを作り出しています。</p><br><p><br>　2010年7月にはアニメ化。7月から9月までに全13話が放映されました。また、5巻の初回限定版、6巻の初回限定版それぞれにOADがついており、さらに2012年4月にはOVAが発売予定、2012年7月発売予定の生徒会役員共7巻初回限定版にもOADをつけるようです。氏家ト全先生の作風がわかる方はOADに走りまくっている原因はなんとなくわかると思いますが……テレビ放映では本当にぎりぎりの放映でした（笑）</p><br><p><br>　作者である氏家ト全（うじいえとぜん）先生は他にも『妹は思春期』『女子大生家庭教師濱中アイ』『アイドルのあかほん』等の作品が有名ですね。いずれにしてもネタにばしばしに下ネタが飛び交っているのが特徴です。非常に難しいペンネームですが、戦国武将の「氏家ト全（うじいえぼくぜん）」をもじってるようですね。ちなみにカレーライスが大好きだそうですよ。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■レビュー</font></p><br><p>　えー、というわけで今回扱う作品ですが……作品というよりまず氏家ト全先生の作品についてのレビューからしなくてはなりませんね。</p><br><p><br>　「情報」の先生についても記述した通り、下ネタ・エロネタを含んだギャグを主流にすることを、どの作品でも一貫していますね。処女作である『妹は思春期』の時点で確立していたこのスタイルは、現在継続している作品である、この『生徒会役員共』でも健在しております。少年誌に掲載されている作品ですので多少おさえてはいるようですが……それでもしっかりというかやっぱり（笑）というか。</p><br><p>　でも、様々な作品を描いている上で、ここまでスタイルが一貫していると、その面白さが「この作品の魅力」である以上に、「この先生の作品の魅力」になってくるんですよね。やりたいことにブレが無い。どの作品でも方向性が一貫させる。そうなると、作品によって方向性が流れていく、というイメージよりも、この先生が作品の方向性を流している、というイメージがつきますから。ちょっと言っていることがはちゃめちゃになっていますが、とりあえず言いたいことは、今回の『生徒会役員共』も、魅力のある氏家ト全先生のカラーが色濃く出ているということです。</p><br><p><br>　そして、そんな氏家ト全ワールドの中で、もう一つ際立って魅力的な要素があります。それは「ツッコミ」。<br>　４コマ漫画の４コマ目では基本的に「オチ」に注目されるように描かれるのが普通です。シュールなオチ、勢いのあるオチ。いずれもオチを際立たせるように４コマ１本の展開を持っていき、そして文字通り、「オチ」で落とすわけです。基本的にほとんどの４コマはこのスタイルをとっています。<br></p><p>　<br>　ところが、この４コマは「オチ」で落として終わらないのです。もちろん展開を作って「オチ」で落とす、という基本的なスタイルをとっているのも間違いないですが、その後にもう一つクスリと笑わせる、いわばスパイス的な要素として「ツッコミ」があるわけです。<br></p><p>　<br>　ツッコミ役である津田タカトシのツッコミは、言葉に表すのであれば、極めて「的確」であり、それでいて「シュール」。普通ならこうやってツッコミを入れるという場面でその裏を返すように、一捻りも二捻りも加わったものをいれてくるんです。</p><p><br>　ある時は勢いよく。ある時はクールに。距離の近いツッコミ、距離の遠いツッコミ。時にはノッたり時には放置したりと、ツッコミの仕方も多種多様。語彙力も豊富ときてるので、本当に飽きのこないツッコミを披露してくれます。</p><br><p><br>　ツッコミの上手い４コマ漫画って本当に面白いんです。「オチ」で面白い、「ツッコミ」で面白いと従来の４コマの倍「面白い」が楽しめるってことですしね。僕はかなり好きですよ。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■まとめ</font></p><br><p>　色濃く出ている氏家ト全先生のカラー。下ネタやエロネタ、不快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これはこれで面白いものでもあるんですよ。<br>　そして、その面白さのスパイスとなる津田のツッコミが本当にたまりません。氏家先生の作品でしか経験できない魅力……やはり人を選ぶ、と言わざるを得ませんが（笑）<br>　氏家ト全先生の『生徒会役員共』、<font color="#ff0000">皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか？</font></p><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=17959373" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">生徒会役員共（1） (少年マガジンコミックス)/氏家 ト全<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51Ap5kTIsIL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥420</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br></p><p><br>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a></p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a></p><br><p><br>　<font color="#ff0000">おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。ただし、日常系のものでない場合、ご希望にこたえられない可能性……というか応える可能性が低いです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/kabutom3d/entry-11095183396.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Dec 2011 01:19:16 +0900</pubDate>
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<title>No.15　『棺担ぎのクロ』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="3">どーも、こんにちは！かぶとむでございます。</font></p><br><p>　11月も下旬だなんだ、12月はクリスマスがなんだ、とそんな導入もいい加減に飽きてきましたね（笑）ですが、このイントロダクションでの話題ってなかなか見つからないもんです。……そんなん知らんし！と言われてしまえば「あ、すいません」としか言えませんが（笑）</p><br><p>　………やはり、書くことが本当にありませんね。<font color="#0000ff">次回あたりから、このイントロダクションでもちょっとしたことでも始めてみましょうか。</font><font color="#ff0000">……何を始めるかなんて全く考えていませんが（笑）</font></p><p><font color="#ff0000">　</font>次回更新された際、どんなイントロダクションになるか……ま、僕自体もわかりませんが、楽しみにしておいてください！</p><br><br><br><p><br>　そんなわけで、13作品目のレビューです！前回に続いて、今回も4コマ作品のレビューをしていきたいと思いますよー！<br>　さて今回紹介する作品、<font color="#0000ff">前回レビューさせていただいた『境界線上のリンボ』に近い雰囲気の作品です。もしかするとこの雰囲気の４コマをあげようとすると、むしろ今回の作品の方がメジャーかもしれませんね。</font>もちろん僕は両方とも大好きですよ！<br>　というわけで、今回紹介する作品はこちら！！</p><br><br><br><p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111126/02/kabutom3d/37/68/j/o0800112711634165112.jpg"><img alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111126/02/kabutom3d/37/68/j/t02200310_0800112711634165112.jpg" border="0"></a> </div><p><br><br><font color="#009900" size="5">　　　　　　　『棺担ぎのクロ』（きゆづきさとこ）</font></p><br><p>でございます。</p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p>　芳文社が出版している月刊４コマ漫画誌『まんがタイムきらら』にて2005年1月号から2009年6月号まで連載された作品。現在は休載中ですが、2012年3月号から再開予定のようですね。コミックレーベルは「まんがタイムKRコミックス」、コミックスは現在２巻まで発行されており、2012年1月27日には第３巻の初版が発行されるようですよ。</p><br><p><br>　真っ黒な服、真っ黒な帽子、背中に背負う大きな「棺」。そんな奇妙ないでたちの旅人、「クロ」。相棒の蝙蝠「セン」、そしてひょんなことから旅に同行することになった「ニジュク」「サンジュ」。旅を続ける４人と、訪れた先で起こる様々な事件を描いていくファンタジー系４コマ漫画です。『ＧＡ 芸術科アートデザインクラス』で有名なきゆづきさとこ先生が描くまったく違った、けれども魅力のつまった雰囲気が楽しめます。</p><br><p><br>　2007年7月にはドラマＣＤが発売されるなど、KRコミックスでも有名な作品です。なにより熱狂的なファンの多いきゆづき先生がてがけているので、こちらの作品もかなりの人気のようですね。連載の休載、コミックスの発売日の延長などで日の目を浴びなくなったように思われがちでしたが、コミックス発売や連載再開等ではたくさんのファンが喜びの声をあげました。僕も非常にたのしみです。</p><br><p><br>　作者のきゆづきさとこ先生については、以前『ＧＡ 芸術科アートデザインクラス』のレビューの際に説明したとおりです。作画、ネタのセンス、どれをとっても素晴らしい方で、前述したとおり熱狂的なファンも多いようです。……といっている僕も相当好きな先生です。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■レビュー</font></p><br><p>　前回レビューした『境界線上のリンボ』と非常に雰囲気が近い作品ですね。展開の仕方も１話くくりのストーリーを４コマで展開するストーリー重視の４コマです。むしろ『境界線上のリンボ』よりも連載開始年が古いので、このようなジャンルの先駆けになったのはむしろこちらの作品のようですね。</p><br><p><br>　しかし、『境界線上のリンボ』と決定的に違うのはストーリーの「色」ですね。『境界線上のリンボ』が明るくてハートフルな物語を描いていく作品だとしたら、『棺担ぎのクロ』は暗くてヘビーな物語を描いていく作品です。<br>　どうにかしたい、どうにかしてあげたいと思っても解決方法がない。あったとしても手が届かないほどに遠い所に存在する。そんな場面の一人になった時、結局自分たちは「傍観すること」しかできなくなってしまいます。<br></p><p>　『棺担ぎのクロ』が読者に見せるのはまさにそんな一場面なのではないでしょうか。もちろん『境界線上のリンボ』にも通じるハートフルな物語も中には描かれていますが、この作品の中心で展開するストーリーは、そんなダークでトラゲディなにおいがします。</p><br><p><br>　また、この作品の魅力を語るには、やはり「作画」を語らずにはいられません。</p><br><p>　『ＧＡ 芸術科アートデザインクラス』でも言及した通り、きゆづき先生の作画力は一線を画しています。暖かくてどこかカントリーチックな作画。漫画というよりも絵本の作画に近いそれで描かれたファンタジーの世界は、もはや芸術作品。漫画にしか使われることのないトーンという「ツール」もほとんど使われない描写もあるのですが、それは完全に油絵具で描かれたカントリーチックな絵画のようです。</p><br><p>　導入が童話の一節のような形で入るエフェクトもいいですね。何度も何度も言いますが、きゆづき先生の作画が本当にカントリーチックなものなので、その作画でこの童話のような一節を描かれると本当に古い絵本を読んでいるようで、きゆづき先生が作りだす「世界観」に吸い込まれてしまいます。</p><br><p>　そしてもう一つ、魅力的なエフェクトである「背景」。他の４コマ漫画とは違い、真っ黒に塗りつぶされているんですよね。コマの外のエフェクトなんて一見なんの関係もないように思われますが、ここが黒く塗られているが故に『棺担ぎのクロ』独特のトラゲディが生まれるわけです。ここが白いままのだけでもずっと雰囲気が違う作品になっていたと思いますよ。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■まとめ</font></p><br><p>　作品の細かいところまで施されるエフェクト。きゆづき先生の魅力的な描写が生み出す色の濃いファンタジーな世界観。その中で描かれるハートフルだけどトラゲディなストーリー。どれをとってもレベルが高く、かつとても魅力的です。やはりファンタジー系のストーリー４コマはすばらしいものですね！<br>　きゆづきさとこ先生の『棺担ぎのクロ』、<font color="#ff0000">皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか？</font></p><p><br></p><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=17959712" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (1) (まんがタイムKRコミックス)/きゆづき さとこ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F519Ndw-YOOL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥860</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br><br></p><p><br>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a> </p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a> </p><br><p><br>　<font color="#ff0000">おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。ただし、日常系のものでない場合、ご希望にこたえられない可能性……というか応える可能性が低いです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/kabutom3d/entry-11089411809.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Nov 2011 01:57:21 +0900</pubDate>
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<title>No.14　『境界線上のリンボ』レビュー</title>
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<![CDATA[ <br><p><br><font color="#ff0000" size="3">どーも、こんにちは！かぶとむでございます！</font></p><br><p>　11月もいよいよ下旬でございます。そうこういっているうちにあっという間に12月に突入してしまいますね。外の空気も「秋」、というよりかはもう「冬」の香りと寒さを感じる今日この頃……そろそろ、ダウンを下ろさないといけないでしょうか？</p><br><p>　12月と言えばクリスマス！皆さんはクリスマスの予定、そろそろ目途がたっているのでしょうか？……なんて聞くとそこかしこから色々なヤジやらなにやらが聞こえてきそうですが（笑）<br>　……え？僕ですか？<font color="#0000ff">僕は……ほら……</font><font color="#ff0000" size="4">ク～リスマスはこっとっしっもや～ってく～る～♪（笑）</font></p><br><br><br><p><br>　さてさて、今回は12作品目のレビューでございますね。ここ数回ほど、４コマでない漫画をレビューしたり、趣向を変えたものを作ってみたり等しましたが、お久しぶりの４コマ漫画でございます。</p><p>　とはいっても、<font color="#0000ff">今回はいつも紹介する４コマ漫画とは、少しばかり雰囲気の違うものかもしれません。一口に４コマ漫画といっても様々な作品があるわけです！<br>　</font>というわけで、今回紹介する作品はこちら！！</p><br><br><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111122/23/kabutom3d/65/4f/j/o0800111811627836293.jpg"></a><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111122/23/kabutom3d/65/4f/j/o0800111811627836293.jpg"><img height="307" alt="毎日漫画生活" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111122/23/kabutom3d/65/4f/j/t02200307_0800111811627836293.jpg" width="220" border="0"></a> </div><p><br><font color="#009900" size="5">　　　　　　　『境界線上のリンボ』（鳥取砂丘）</font></p><br><p>でございます。</p><br><p><font color="#0000ff" size="3">■情報</font></p><br><p>　芳文社が出版している月刊４コマ漫画誌『まんがタイムきらら』にて2008年11月から2011年2月号にかけて連載された作品。コミックレーベルは「まんがタイムKRコミックス」、コミックスは全２巻が発行されています。</p><br><p><br>　天国なんかじゃないけれど、地獄でもない町、こちらとあちらの境界線に位置する「リンボ」と呼ばれる都市。その町に一人で舞い込んだ少女「フゥ」と、リンボで暮らす様々な「ヒト」との触れ合いを描くファンタジー系４コマ漫画。表紙の中世のヨーロッパを思い起こさせるような町並みの描写が何とも魅力的です。</p><br><p><br>　本作の舞台である「リンボ」や、作品内に出てくる魔法の「ツール」、登場人物も多種多様な姿をしており、非常にファンタジー色が強い作品です。こういった作品の中では現代社会では見られない中世的なもの、ゴシックな雰囲気なもの、アーティフェクトなものがたくさん出てくるのも一つの魅力なのではないでしょうか？</p><br><p><br>　作者の鳥取砂丘（とっとりさきゅう）先生は現在は角川書店が出版している『４コマなのエース』にて『Ｇ専（ゲーセン）ラフスケッチ』を連載中です。今回の『境界線上のリンボ』のような温かみのあるタッチの作画が非常に魅力的です。鳥取先生のサイトに飛んだときは、思わず目を見張ってしまいました。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■レビュー</font></p><br><p>　４コマ漫画のカテゴリー分けの話は、今までも度々してまいりましたが、今回紹介するこの４コマも、他に例の少ない形態をとる作品だと思います。</p><br><p><br>　表紙のイメージや「情報」の欄でも述べた通り、ファンタジー色の強い世界の中で繰り広げられる完全ストーリー重視系の４コマです。基本的には１話の中に大きなストーリーがあり、それを４コマという形態で表す方式なので、４コマ１本１本が他とリンクしていうんですよね。話の展開も４コマの「オチ」に注目させるものではなく、萌え系４コマ独特の「雰囲気」を楽しませながらも、１話という大きなくくりの中で展開される「ハートフルな物語」をメインに添えているような話運びをしているのが特徴です。</p><br><p><br>　そんな『境界線上のリンボ』、やはりこういった作品を語る上で、「世界観」への言及はかかせません。</p><p>　物語の中で「ファンタジー」を扱う場合、現代の社会の中に作品を作る漫画と違い、作品を取り扱う舞台から設定をしなくてはいけません。物語を取り巻く世界がどういったところなのか？住んでいる人たちは、社会は、秩序は。大きいところはもちろん設定しなくてはいけませんし、細かい部分一つとっても食生活は、住居は、着るものは、用いる道具はどういうものかまで設定する必要はありますよね。</p><br><p>　個人的見解ですが、世界観の設定はその設定が細かく、また確固たるものになればなるほどに魅力が増していくものだと思います。単純で希薄な世界観では、中で扱う物語の展開に耐えきれず、すぐに破れてしまいますし。如何に矛盾を発生させることなく、かつどこまでその世界観に言及できるのか。そう考えると舞台設定、世界設定というのは極めて難しいものなんです。</p><br><p><br>　『境界線上のリンボ』は、たくさんの非現実的なものを作品内で扱っていながら、しっかりとした世界設定ができているんですよね。フゥ達が住んでいる町がどういう場所なのか、どのように生計を立てているのか、他にはどんな人物たちが住んでいるのか。作品内でそれらに言及しているシーンがきちんと用意されています。<br>　さらに鳥取先生の魅力である、暖かくて細かい描写で、言及した世界観をきちんとイメージしているので、鳥取先生が描いた世界観の芯まで、読者はありありと想像することができているのです。</p><br><p><br>　さらにこの世界観の中で扱う物語もこの作品の魅力です。ずっと「一人ぼっち」だったフゥが、リンボに来て初めて経験する「ヒト」との触れ合い。一話一話展開される物語は、非現実的な世界観とは違い、きちんと意識して感じることは少なくなったかもしれないけれど、それでも誰もが感じることのできる「つながり」が中心におかれたハートフルな物語。暖かみのある世界、作画の中で描かれている物語は本当に魅力的なものを感じてしまいました。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff" size="3">■まとめ</font></p><br><p>　「４コマ」というジャンルにおくには、少し違和感のある作品かもしれませんが、「ファンタジー系」としての魅力もストーリーの魅力も十分に感じられ、そこから生み出される独特の雰囲気は『境界線上のリンボ』でしか感じられない魅力を感じられました。<br>　鳥取砂丘先生の『境界線上のリンボ』、<font color="#ff0000">皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか？</font></p><p><br></p><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=17959706" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">境界線上のリンボ (1) (まんがタイムKRコミックス)/鳥取砂丘<br><img height="160" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51R6uVaxaVL._SL160_.jpg" width="113" border="0"></a></dt><dd style="MARGIN: 0px">￥860</dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp</dd></dl><p><br><br></p><p><br>※</p><br><p><br>バンドメンバー「藍蓮荘」としてのブログはこちら</p><br><p><a href="http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/">http://ameblo.jp/airensou-kabutomex/</a> </p><br><p><br>また、ツイッターでも日々漫画についてつぶやいておりますのでよろしくです。</p><br><p><a href="http://twitter.com/#!/kabutom3D">http://twitter.com/#!/kabutom3D</a> </p><br><p><br><font color="#ff0000">　おススメの漫画、レビュー希望の漫画、ブログのコメントやツイッターで申請していただけると大変うれしいです。ただし、日常系のものでない場合、ご希望にこたえられない可能性……というか応える可能性が低いです。よろしくお願い致します。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/kabutom3d/entry-11086435292.html</link>
<pubDate>Tue, 22 Nov 2011 23:32:56 +0900</pubDate>
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