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<title>kizuna『私の子育て奮闘記』</title>
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<description>【2人の息子を非行から立ち直らせた壮絶な闘い！】子育てに悩む親御さんに私の子育て体験がお役に立てたら幸いです。</description>
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<title>プロフィール写真追加</title>
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<![CDATA[ <a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/2f/21/j/o0364021514519653937.jpg"><img width="364" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/2f/21/j/o0364021514519653937.jpg"></a><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/1f/da/j/o0364022114519653964.jpg"><img width="364" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/1f/da/j/o0364022114519653964.jpg"></a><br>
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12500413097.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Aug 2019 01:12:16 +0900</pubDate>
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<title>『私の子育て奮闘記』の講演会開催プロフィール</title>
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<![CDATA[ みなさま、こんにちは😊<br>ブログを休んでる間に、メディアからオファーがありTVや雑誌などで『子どもと向き合う大切さ』を伝えてきましたが、ブログに載せることをしなかったので改めて投稿しますね。AERAの雑誌取材は今から１３年前で、子どもが19才でしたね😊そして、直ぐニュース番組の取材。ラジオもあり！<br>学校や健全育成の現場では、講演をしていました👍朝日TVの子育ての『成功の極意』に出演したのは、今から6年前でしたね。ストーリーの雑誌の特集は4年前になりますね😊<br>なので、子どもの成長と共にお伝えする内容も深く濃いものとなっています。そして、ようやく時を越えて子育ての在り方の全般をお話しできるようになりました。<br>先ずは、みなさまとお会いできる日を楽しみにしております💕プロフィール写真をご覧くださいね。<br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/45/ff/j/o0364021614519653110.jpg"><img width="364" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/45/ff/j/o0364021614519653110.jpg"></a><br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/52/79/j/o0364021714519653169.jpg"><img width="364" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/52/79/j/o0364021714519653169.jpg"></a><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/9c/db/j/o1536204814519653261.jpg"><img width="400" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/9c/db/j/o1536204814519653261.jpg"></a><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/cb/a2/j/o0640048014519653331.jpg"><img width="400" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/cb/a2/j/o0640048014519653331.jpg"></a><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/87/e4/j/o0364027314519653369.jpg"><img width="364" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/87/e4/j/o0364027314519653369.jpg"></a><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/b1/8c/j/o0364027314519653391.jpg"><img width="364" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/b1/8c/j/o0364027314519653391.jpg"></a><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/99/74/j/o1536204814519653476.jpg"><img width="400" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190802/01/kadofukumama/99/74/j/o1536204814519653476.jpg"></a><br>
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12500412786.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Aug 2019 00:33:44 +0900</pubDate>
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<title>■第11話   同級生</title>
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<![CDATA[ ある朝、隆の同級生が登校前に迎えに来てくれました。<br>荒れた生活をしている隆を知りながら、学校へ行こうと言ってくれる同級生に私は嬉しさを隠しきれず、ありがとうと手を握り締めました。<br><br>朝方寝た隆は、何度揺さぶっても起きず、仕方ないと諦め同級生の背中を見送りました。<br>昼過ぎ、隆が起きてきたので、こんな会話をしました。<br>「S君が、学校へ行こうって迎えに来てくれたよ。起きられなかったから仕方ないけど、今からでも学校へ行ったら?」<br>「そうなんだぁ。S君に悪いことしたな。でも、今から行くのも気まずいな……」<br>「友だちや先生も気にかけてくれてるよ。お母さんは、小学校へPTAの会議で行ってくるから、隆もちゃんと学校へ行ってね」<br><br>私は、次男の通う小学校でPTA会長を務めていましたので、学校行事に出掛けることが多く、この日も隆を気にしながら出かけました。<br>歩きながら、「S君に悪いことをしたな」と言っていた隆の言葉に胸が熱くなりました。 <br>そして「今から行くのも気まずいな…」の言葉に、本当は学校に行きたいけど行きにくいのだろうと思うと心が痛んだ。
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12476676308.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 17:41:05 +0900</pubDate>
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<title>■第10話   呼び出し</title>
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<![CDATA[ 中２の進級間近の事です。<br>　久しぶりに登校した隆が同級生に暴力を奮って、校庭の花壇も壊したと、学校から連絡がありました。<br>駆け付けてみると、指導室で、隆と担当、学年主任が話しをしてました。<br><br>隆は「弱い奴を助けて何が悪いんだよ。おめえらが、やらないから俺がやったんだよ。アイツがイジメにあってるのは前からわかっていたのに、なんで放っておくんだよ。ふざけんじゃないぜ」と先生に言うと<br><br>困った様子で「隆の気持ちは分かるけど、先に手を出した方が負けなんだよ。それに、相手は普通の子だから厄介なんだよ。イジメをみたら先生に知らせろ」と先生が言い放っている。<br>隆は「ふざけんじゃないぜ。ずっと前からM君がイジメられているのを知ってるくせに、おめえら何もしてねえじゃんかよ。アイツさ俺が怒ったら、もう二度とM君をイジメないからって土下座して泣いて謝ったぜ。俺は弱い者イジメを許さないぜ」と。<br><br>話しの経緯は、イジメの現場を見て助けたのはいいのですが、逃げた同級生を捕まえて殴ってしまい、近くにあった花壇を蹴飛ばしたようでした。<br>隆は、突っ張りながらも正義感のある子で、弱者を庇う喧嘩はよくありました。<br>喧嘩をけしかけた相手は自分が痛い目にあうと、被害者にり大騒ぎをします。<br><br>その日の夕方、菓子折りを持って謝罪に行くと親御さんは被害者意識で口荒く責め立てました。私の横に立っていた隆は反論しないでいました。私は、真実を知ろうとしない親御さんに腹を立てるよりその子のイジメの原因はストレスだろうと感じた。<br><br>「うちの子に限って」と思っている親御さんに原因を話しても理解出来ないでしょうし、訪問の目的は弁明ではなく、結果の謝罪なので、私も隆を庇う事はしませんでした。<br><br>春休みになり、進級、進学で周囲が新たな希望に湧き立つ中で、私は次男の入学準備に気持ちを引き締めていました。<br>年子なので隆は２年、淳が1年になり、学校生活は２年間重なります。<br>家庭環境は淳に大きな影響を与えていましたから、心配は後を絶ちませんでした。<br>それに、小学校のＰＴＡ会長を担っていましたので、入学準備の中でも淳とゆっくり話を出来ないままでした。
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12476653650.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 17:15:25 +0900</pubDate>
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<title>■第９話  1日500円</title>
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<![CDATA[ 隆たちは、ご飯を食べると、たむろに行くと出かけて行きました。隆に500円渡そうとしたら、「いいよ。昨日のお釣りがあるから」と言いました。<br>私は「そうかい。でも一応持っていきなさい。それから、いつも言ってるけど、奢ったり奢られたりはダメだよ。自分のお金はちゃんと考えて遣ってね」<br><br>隆には毎日500円の小遣いを渡していました。<br>取り巻きの少年たちは殆んどお金を持っていませんでした。プチ家出を繰り返し、非行に走る我が子に小遣いの心配をする親はいないと思いますが、私は出掛ければお腹も空くし喉も渇くだろうと思い、お金を渡していました。<br><br>お腹が空いたら帰って来る、などというのは通用しません。<br>至るところにコンビニがあり自販機があります。<br>殆んどの少年が万引きで腹を満たしています。お金が欲しかったら自販機を壊すか、ひったくりをしているのです。<br>顔利きの少年は恐喝で凌いでいます。<br><br>万引きや恐喝などが事件になると、多くの親は我が子を責めます。<br>非行の原因と結果に気が付かず、怒り嘆く親が多々います。<br>随分あとの事ですが、数人の親御さんと会って腹の底から怒りを感じた事がありました。<br><br>　愛情もかけない。<br>　心配もしない。<br>　お金もやらない。<br><br>　挙句の果てに、子供に「親に迷惑を掛けないで」と言う。<br><br>そして親御さんは「この子には、散々説教してきましたから」と、1６、７才の子を前にして私にはっきり言ってのけるのでした。<br>私は、下を向いて座っている少年を抱きしめて泣きたい思いを堪えました。<br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12476573588.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 15:50:15 +0900</pubDate>
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<title>■第８話</title>
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<![CDATA[ 隆の生活は、ますます荒み、昼夜問わずヤンキー仲間が家にたむろうようになりました。<br><br>茶髪金髪、流行りのジャージやら特攻服やら、見るからに怖い少年たちです。<br>近所の人たちの反応は、触らぬ神に祟り無しと、見て見ぬふりでした。<br>出入りの少年たちは市外を越え、５、６市や区の顔見知り同士でした。<br>非行網は想像以上に広く縦と横が入り交じり、なんでも有りの不毛地帯のようです。<br><br>　(４年近くで1００人以上の少年と関わり、心境を語ってくれた子は５０人近くいました。それから長い年月をかけて少年達は、一人また一人と立ち直り始めました。)<br><br>　鑑別所、少年院を繰り返しながらも自力ではい上がろうとする少年たち。<br>　徘徊し自分の居場所を探し続ける少年たち。<br>　悪業と分かりながらも犯してしまう罪。<br>　暴力団組織との関わり。<br><br>　少年たちは何故、組織に魅了されるのでしょうか。<br>　私は非行の実態を目の当たりに見てきました。<br><br>　少年たちと関わり合えばあうほど、心の叫びが聞こえてきました。<br>長い間、私の胸に封印していた少年たちの心の叫びを、今伝えたいと思います。<br><br>　どんな思春期であっても、そこには小さな青春が息吹いていました。<br>そして、家族をこよなく愛していた少年たちでした。<br><br>中一の終わり頃には、隆は殆んど登校しない生活になっていました。私も自分で決意した生活を実践していました。<br><br>　午前九時には仕事に行き、隆が出かける夕方に帰宅。仲間と隆に食事をさせながら、今日一日、何処で誰と何をするかを1時間位の雑談の中で聞いてみる。<br>　有り合わせの料理でしたが、温かいご飯と味噌汁はうけていたようです。<br><br>　食べながら、こんな会話が続きます。<br><br>「昨日の喧嘩、ヤバかったよな。暴走族とツルんでる奴らだぜ。しかも、ナイフで刺されそうになったし、今度見掛けたら拉致ろうぜ」<br><br>「同じこと相手も考えているぜ。単車のナンバーが○○区だからＡ先輩に聞いてみようぜ。鑑別所から出て暴走族に戻ったから、また箔がついてるぜ」<br><br>「ちょっと待てよ。Ａ先輩を出したらＤ先輩もつながるぜ。カンパしろって言われるぜ。この間も仲間がカンパばっくれて、リンチもんだぜ。奴もうこの辺にいないぜ」<br><br>　隆がここで口を挟みました。<br><br>「途中でひとり逃げた奴は○○区の中坊だよ。ダチが喝アゲ食らって乗りこんだ時、メンバーの中にいたような気がするよ」<br><br>　頃合いをみて、私も口を挟みました。<br><br>「最近あっちこっちの中学で非行問題が多いけど、グループってみんな繋がってるでしょう。先輩の力関係もあるだろけど、先輩って何才位までの人と繋がってるの？」<br><br>　少年が答えました。<br><br>「先輩は２６才位までは繋がってるよ。暴走族から出世して組に入って行く人もいるよ。それに、遊んでる奴らは地元以外でも殆んど顔見知りだよ。あんまりヤバイ奴らとは付き合わようにしてる」<br><br>３人の少年は1６才で他市の先輩。隆の行動範囲は数市から数区に股がっていました。<br><br>　同学年と遊んでる分には保護者や学校と連絡しあえますが、先輩絡みになると枝から枝へと繋がります。<br>
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12476564996.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 15:35:14 +0900</pubDate>
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<title>■第７話</title>
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<![CDATA[ <br>２学期入り、隆は遅刻しながらも学校に行っていました。<br>　髪型は剃り込みの坊主で、眉なしは、どっから見てもヤンキーです。<br>ある日、県外の高校生を４、５人連れて帰ってきました。<br>この子たちもまた問題のある子たちでした。<br>隆は平気で先輩をパシリで使っていました。隆に気を遣う様子が有りありと見えました。<br><br>学校から「隆が煙草を持っている」と呼ばれたので直ぐに行ってみると、指導室に隆が座っていました。<br><br>「親の監督不行き届きですみません。いろいろ面倒をお掛けして申し訳ありません」<br><br>「貰った相手を言えば帰っていいけど、相手を庇って言わないんですよ。下らない奴と付き合っていると損するぞ」<br><br>　隆は私の手前気まずそうにしてましたが、相手の名前は言いませんでした。<br><br>「お母さんも下らない奴を家に上げない方がいいですよ」<br><br>　この言葉にがっかりした私は<br><br>「そうですね、先生からみたら下らない奴ですよね。でも、親にとっては掛け替えのない子供ですよ。しかも、先生にしても生徒じゃないですか。親御さんが聞いたら嘆きますよ。実際、私の家にはいろんな子が遊びにきます。ご飯も一緒に食べる事もあります。でも、誰ひとりとして下らない奴はいません」<br><br>　言いたい事も話したい事も沢山ありましたが、隆の前なので留まりました。学校と家庭の信頼関係が隆には必要だとも感じました。<br><br>　隆の生活はどんどん乱れ、学校も欠席しがちになり、昼夜逆の行動になっていきました。<br><br>２年をパシリに使い、３年のグループの仲間を頻繁に家に連れてきました。<br>授業妨害、校内暴力、傷害事件などで問題のあるグループでした。<br><br>ある日、番長格のＧ君が神妙な顔で<br><br>「おばちゃん、俺高校にいけないかもしれないんだ。今日も喧嘩して警察沙汰になったらもうダメらしい。俺やっぱり高校に行きたいんだ」<br>私は「そう、どんな理由でも暴力はいけないね。高校に行きたいなら、その気持ちを素直に親に話してごらん。いろいろご免なさい。って、ちゃんと謝ってからね。G君のお母さんならきっと分かってくれるよ。本当にいいお母さんだよ」<br><br>(私は、G君の親御さんと2回会ったことがありましたい。<br>隆がG君の家に泊まった時に菓子折を持って伺ったら「お互い様なので気にしないでくださいね」と優しい言葉には、子供を心配しながらも見守っているという強さを感じました。)<br><br>Ｇ君は深く頷きました。パンチパ―マで傷だらけの顔は1５才のあどけない顔でした。私はＧ君の手を取り<br>「この手はね、自分の未来をつかむ手だよ。決して人を殴る手じゃないんだよ」と言いました。<br><br>G君は、素直で優しい少年でした。<br><br>　取り巻きの子たちも静かに話しを聞いてましたが、ひとりが食べかけのご飯に箸をつけるとみんな食べ出しました。<br><br>　後にＧ君が暴走族の総長を経て、広域暴力団の構成員になろうとは夢にも思いませんでした。
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12476555006.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 14:47:34 +0900</pubDate>
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<title>■第６話   母の決意</title>
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<![CDATA[ <br>隆が非行に走り出した原因は、家庭にあるのは分かっていました。<br>　夫婦の価値観の違いもありましたが、会社経営が破綻したころから、離婚の危機にさらされてきたのでした。<br><br>　家庭不和の環境で、子供なりに悩んでいたのでしょう。そんなときに、ふと横をみたら、違う世界があったということです。両親の口喧嘩を耳にする度に、ふと私の口から愚痴が溢れる度に子供の心を痛み哀しませていたのです。<br><br>　隆と私は夜遊び、仲間との関係を何度も何度も繰り返し話し合いましたが、ひとたび解き放されたエネルギーは、説教や理屈を跳ね返す力がありました。<br><br>　取り巻きの少年たちも最初は隆と同じだったはずです。我が子を心配しない親はいないはず。どこかで子供のエネルギーに負けてしまったのか、非行の原因を探さないまま諦めてしまったのか？<br><br>　隆を通して少年たちと関わるなかで、私は新たな決意をしました。<br><br>　・この先なにがあっても子育てを諦めない。<br>　<br>　・隆の思春期を共に歩いて行く。<br>　<br>　・誰がなんと言おうと構わない。<br>　　批判や陰口は気にしないで隆を信じて行こう。<br><br>　・いろんな思春期のトンネルがあるなかで<br>　　隆がそこを通りたいのなら、<br>　　隆の手をしっかり握りしめ離さないで行こう。<br><br>　・隆を非行のなかで守るには、<br>　　取り巻きの少年たちも一緒に守って行こう。<br><br>　・少年たちに出来る限りの情を持って接して行こう。<br><br><br>　腹を括ったこの日から、非行との壮絶な闘いがはじまりました。<br>そして、想像を絶する展開はこんな事からでした。<br>
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<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 14:33:15 +0900</pubDate>
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<title>■第５話   ３つの約束</title>
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<![CDATA[ <br>夏祭りが盛んになりだした頃から隆の行動範囲は広がり、交遊の年齢層も目立ってきました。<br><br>　こんな母子の会話が日々続きました。<br><br>「今日も祭りに行くの？　そんな格好で行くと絡まれるんじゃないの？　どっから見ても怖いお兄さんみたいだよ」<br><br>「みんなはもっとすごいよ」<br><br>「みんなって誰？　学校の先輩じゃないの？」<br><br>「先輩の先輩でいろんな繋がりがあるんだ。他校の奴らもいるし」<br><br>「そうでしょうね。祭りには、いろんな子が来るから気をつけてね。危ないことはしないようにね」<br><br>　隆は連日のように夜遊びしだしていました。<br><br>　「そんな格好」とは、髪型はパンチパ―マに剃り込みで、イカツイ甚平姿です。大柄な上に年より落ち着いた振舞いをするので、どっから見ても中一には思えないのでした。<br><br><br>　夜遊びの続くなかでも、隆との３つの約束がありました。<br><br>　一は、誰と何処で会うのか？<br>　二は、外泊をしない。<br>　三は、私の携帯電話は必ず出る。<br><br>　子供が手の届かないところに行ってしまわないように最小限の約束です。<br><br>　隆は非行の入口に立っていました。<br>　見るもの聞くもの触れるもの、全てに好奇心を示していました。<br><br>　先輩グループとたむろう事で、次々と仲間が増えていく。どんなに遅くなっても家に帰って来ること、夜通し公園やコンビニで話し込まないことの約束を守るには、子供なりの強い意志で「ボク帰ります」と言えなくてはいけません。<br><br>　しかし、取り巻きといることが面白くなりだした今では難しいことです。<br><br><br>　祭りの夜、11時を過ぎたころ、隆の電話で現地に行くと、原チャリに乗った４、５人の先輩と騒いでいました。<br><br>「なんの騒ぎ？」<br><br>「他の奴らがいきなり原チャリで突っ込んできてダチが怪我した。近くの先輩を呼んで捕まえようとしたけど逃げられた」<br><br>　ヤンキー同士の小競り合いだ。通行人は関わりたくないように少年達を避けて行く。怪我した子供に声を掛ける人もいません。<br><br>　幸い怪我は軽く、家まで送ろうとしましたが、帰らないと言うので隆と一緒に連れて帰って来ました。午前２時を回っていましたが、夜食を作り二人に食べさせました。<br><br>　この頃から、我が家には家に帰りたくない子供達が頻繁に出入りするようになっていました。同級生より上の1５～1８才の少年が多くいました。夜の徘徊を繰り返し、腹が減ったら万引きをして、眠くなったらどこかに潜り込む。<br><br>　少年たちは家庭からも大人からも見放され、彷徨い歩いていたのです。
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<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 14:28:23 +0900</pubDate>
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<title>■第４話  夏休み</title>
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<![CDATA[ <br>「１学期の終業式の日に各部活の反省会がひらかれ、保護者に向けてこんな話しがありました。<br><br>「昨今、学校の在り方が問われていますが、家庭と学校と地域が三位一体となり子育てをする。個性を伸ばし可能性を引き出す。当校では生徒と向き合いながら問題解決をする方針です。ご家庭におかれましても心配な点は何なりとご相談ください。この１学期は学習と部活に励み、子供は成長したと思います」<br><br>　保護者の出席は少なく先生の話をよそに私語三昧です。中学になると親が学校離れすると聞いていたので、成る程と感じました。<br><br>　隆は少し前に部活を辞めてましたから、部活の話しは別によかったんですが、どんな報告かは興味がありました。案の定、野球部も当たり障りのない報告でした。気持ちのどこかで学校というカプセルを感じたのを覚えています。<br><br><br>　夏休みに入り、直ぐに隆は２年の先輩４人を家に連れ来ました。ちょっと、だらしない服装ですが、幼い顔で素直な子たちです。中にはリトルリ―グで一緒だった子もいました。<br><br>「しばらくね。ちょっと見ないうちにすっかりお兄さんになったわね。お母さん、お父さんは元気ですか？　宜しく言ってね」<br><br>　声をかけられた子はニッコリして<br><br>「はい。言っておきます」<br><br>　って返事してました。<br><br>　茶の間で飲み物とお菓子を用意して子供たちと歓談して、その後二階の隆の部屋へ上がっていきました。<br><br>　友達は茶の間へ通すのが習慣になってましたので、中学になっても当たり前でした。逆に通された子たちが面食らうのはよくありました。<br><br>　私が余りにざっくばらんに話すので、３０分もすると遠慮が溶け、笑いがでるようなります。<br><br>　先輩が帰って夕飯を食べながら<br><br>「ねえ、隆は同級生と遊ぶより、先輩といた方が楽しいの？　どんなところが気が合うの？」<br><br>「２年だけど、いろんな事を知ってるから話してて面白いよ。それに、カッコイイところもあるし。３年の先輩は超怖いよ。Ｍ君なんかパンチパ―マだよ。いろいろグループがあるみたいだよ」<br><br>　いつも通りの会話で隆は感じた事を素直に話してくれました。<br><br>「そうなんだ。やっぱり、中２と中３は全然違うでしょう。でも、直ぐに高校の準備をしないといけないから、ちょっと大変かもね。何せ、３年間って早いからね。隆もしっかり頑張ろうね」<br><br>「お母さんは、先輩たちをどう思う？　不良だと思う？　悪い人だと思う？」<br><br>　隆の質問は難しく、適切な答えがあっても説明に迷ってしまいました。痛いところを突かれたと思いました。<br><br>「そうだね、中学生とはいえまだ子供だからね。思春期は難しくっていろいろなパターンがあるのよ。環境で左右されたり、親子の関係だったりね。はっきり言える事は、先輩たちには理由があると思うの。お母さんは根っから悪い子供はいないと思うの。でも、危険な行動は避けて行かないとね、自分を大切にする。それが基本だと思うよ」<br><br>「うん、僕もそう思う。先輩たちは大人が嫌いらしいよ。先公なんかクソッタレだっていつも言ってるしさ」<br><br>　私は大人が嫌いだと言う気持ちが分かるような気がしました。<br><br>　隆に私の話しが理解できたかどうか分かりませんが、少なくとも同じ年代を排他的に見てほしくありませんでした。<br><br>　そんなふうに思いながらも気持ちの隅で、「他の母親だったら非行少年の悪業を並べ立て、絶対寄せ付けない話しをするだろう。我が子とは別人の偏見を持って避けて通るだろう」と思いつつ、保護者会で言ってた「非行から子供を守りましょう」の言葉がぼんやり頭をかすめました。
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<link>https://ameblo.jp/kadofukumama/entry-12476510394.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jun 2019 14:25:42 +0900</pubDate>
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