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<title>川しまいさおテキストブック『400文字で何とかしよう』</title>
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<description>川しまいさお、の作る短い作品を掲載します。ショートショートにコント、ジョークをメインに、毎日２～３本から掲載しています。</description>
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<title>【物語詩】朝</title>
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<![CDATA[ パパ。<br>お父さん。<br><br>世界はまだ続いているよ。
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<pubDate>Tue, 08 Jan 2013 21:45:45 +0900</pubDate>
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<title>次は宇宙のおはなしです。</title>
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<![CDATA[ 四角が空に浮かび、それを観察している僕らと先生。<br><br><br>でも僕が見ている四角は、僕のもの。<br><br>あの四角は立体となり、四角自体がバラバラになって、バラバラになった線はさらに空に線をひきはじめる。<br><br><br>そしたら怪獣が現れて線の上を歩き始めた。<br><br><br>線の端と端の面積が拡がり線は面になり、空は元の空の通りになった。<br><br>ただし前より少しだけ低い空。<br><br>怪獣たちが歩ける高さは残しておいた。<br>あの空はきっと大変なことになる。<br><br>ロケットが飛んでいったら大騒ぎだ。<br><br><br><br>学校の授業はきっと今もむかしも同じだったんじゃないかと思う。つまり退屈。<br>退屈しのぎに色んな空想をしたり、昔の子だって空に向かってこんな落書きなんかしたんじゃないかと思う。<br><br>落書きは見つからないようにするには、頭のなかで書けばいい。<br>頭のなかで書けば誰にもわからない。<br><br><br>先生からちょうだいしたみんなへのもんだい。<br><br>みんな次々と答えていった。<br>補習だらけの僕にはおおよそ解けやしない。<br><br>もんだい。<br>『僕らは宇宙にいることになったということがわかってどれくらいたったのか』<br><br><br>いつからかわかった人から帰ることが出来る。<br><br>もはや帰れない覚悟。<br><br>だから先生は最後の手段で僕を含めた何人かは次の補習授業も受けわたす。しんどい。<br><br><br><br><br>僕は居残り。<br>まだまだおうちには帰れない。<br><br>だからもうちょっと頭のなかでたくさん落書きをしよう。<br><br><br>宇宙の授業なんてまっぴら。あたりまえのことばかり。<br><br><br>まっぴらゴメンです。お腹空いたな～。
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<pubDate>Tue, 13 Nov 2012 21:55:15 +0900</pubDate>
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<title>【物語】旅立ち</title>
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<![CDATA[ 息子が野球部を辞めたのは３ヶ月前だった。<br>部活で何かしらのトラブルがあったのだろうが、追及はしなかった。<br>息子は野球をしたかった。それは見ていればわかることだ。<br>野球が嫌いな人間が毎晩血豆が潰れるほど素振りをするものか。<br>私は息子の素振りの音を聞きながら、彼が野球をしたいんだ、と言ってアメリカに行く妄想をした。きっと私の夢かも知れないのだが。<br><br>ある日素振りをしない日があった。<br>私は言葉を選びながら、ただ息をした。<br>息子に背中を見せながらビール缶のプルトップを開け、諭したような目を息子に向けた。<br><br><br>行ってくる、とでも言いたそうな息子。<br><br>私は息子の遺影に俯いた。<br>
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<pubDate>Sat, 11 Aug 2012 09:49:37 +0900</pubDate>
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<title>【物語】扉を開けば</title>
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<![CDATA[ 何度やっても駄目だった。<br>家を出るとまた玄関に入ってしまうのだ。<br>いい加減何が何だかわからなくなり泣き出しては笑いだし、諦めのついた私は会社に今日は休みます、と体調も悪くないのに精一杯の演技で電話をした。<br><br>電話のあとなぜか気持ちがすっきりした。<br>スーツを普段着に着替え直す。<br>私はにやけた。<br><br>休みだ！久しぶりのお休みだ！<br><br>わくわくした、何をしようか。家を出られないのは仕方ない。というかずっと出られない？<br><br><br><br>私はこれから始まる室内バカンスが何より嬉しくて堪らなくなった。<br>
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<pubDate>Fri, 10 Aug 2012 22:40:28 +0900</pubDate>
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<title>【物語】あなたといた頃</title>
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<![CDATA[ 私といた頃あなたは大変愚かでした。<br>ただただわからず屋であるだけでなくあまりにわかったふりばかりをしている愚か者でした。<br>あなたが言った言葉をなぜか今になり私は反芻してしまうのです。<br><br><br><br>「君にもしもう一度同じ時間を与えられたとしたら、君はまた同じ今を選ぶ？」<br><br>私の答えは何だったのでしょうか、思い出せないのに、あなたの問いかけばかりが私の脳裏に焼き付いています。答えはね、今と同じ。私はね、何も後悔していないのよ。後悔なんかしていないのです。<br><br>でもねなぜでしょうね、そう言い切ってしまうとそうではない気もしてくるのです。<br><br><br>そう思うのは、あなたはそのあとこうも言ったからだと思います。<br><br><br>「そうだ。その顔だ。僕はね、その顔を見たくてまたやってきたんだと思うんだよ」<br><br><br><br>私は今日で82歳となりました。<br>あなたとの宿縁は遠い昔の思い出です。きっと何かしらのはずみであなたは現れたのでしょう。<br>私はね、そう思うことにしていたんです。<br><br>今目の前にいるあなたは何て都合のよい現れかたなのでしょうね。<br>私はね、なぜか笑ってしまいました。<br>心から。<br>心からです。<br><br><br>あまりに歳をとりすぎて、何もわからなくなったんでしょうか。<br><br>笑ってしまうわ。<br>まさかここでまた会うなんて。<br>私の涙は止まらず、介護する皆さんに心配をかけてしまいました。<br><br><br>あなたと会ったのはそれきりね。<br>私が泣いたのもそれきりです。<br><br>でも会えて良かった。<br><br><br>会えて良かった。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kakakakawa/entry-11323769374.html</link>
<pubDate>Thu, 09 Aug 2012 01:15:16 +0900</pubDate>
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<title>【物語】動物園の経営</title>
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<![CDATA[ プライドというものがある？そんな綺麗なもんじゃない、お前が今こうであること以上に何があるというんだ！<br><br>今ここでこの毛皮を脱ぐなんていう選択肢はだ、全くあり得ない！<br><br>いいか見ろ！国中のキャメラがお前の前で回り続けている（あたりを示す）、この小さな未開の国でだ、キャメラをお前に向けて回し続けているんだ！独占だ！国の好奇心が未開故にかお前に向けて集まっているんだよ！<br>これまでどれだけ苦労してきた？売れない飛ばない役者に戻りたいのか？え？<br>いいか。お前のただの暑い、という気持ちだけでな、このみんなが作り上げてきている世界を粉々に破壊出来る権利がどこにあるという？<br>お前のこらえどころじゃないか、正念場じゃないか！<br>お前はな、じっとしているんだよ、じっとして世界の一部となり、世界と対峙し続けるんだよ。<br><br>そうだよ、大きく息を吸うな。細かく細く吸え。吐くときも同じだ。風が巻き起こる。少し楽になる。わかるな。<br>ふらつく気持ちもわからないでもない。だがな、お前は今、この国では北極熊なのだ。<br>この赤道近い南国の荒野にいるはずのない北極熊なんだよ。<br>俄然、お前は好奇心の対象だ。<br>お前の役目がわかったか。<br>何？喰われる？<br>槍を刺してくる？<br>ああ、吹き矢は避けがたいな。<br>あんまり両手は使うな。<br>ようし解ったのならまたいけ。行くんだ。振り向くな。いけ。<br>キャメラマンさんたち、ありがとう。もういい。あれは立ち直ったよ。<br>何を話していたのかって？<br>そういや獣との会話はあなた方も出来ましたね。しかしあれは国が違いましてね、何せ寒い国の動物ですから、口数が少ないんです。例えばこういう言葉を話していました・・<br><br>（以下この国の言葉ではない言葉）<br>私はね、<br>着ぐるみをきているなんて誰にもバレやしない、と思うんです。<br>みんな北極熊なんてこんな小さな砂漠の国じゃ誰一人みたことなんてないのだからね。<br>え？あの獣は着ぐるみだったのかって？<br>着ぐるみだったらどうするのかって？<br>剥ぐ？皮を？<br>あれを剥ぐと？<br>着ぐるみって何ですか？ですか？え？バカやろう。<br>いやぁ。<br>まぁ。<br>あの皮、そんなに高く売れないと思うんですよ。あれもそれを望んではいませんよ。<br>そもそも動物園というのはね・・・<br>
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<link>https://ameblo.jp/kakakakawa/entry-11311895201.html</link>
<pubDate>Wed, 25 Jul 2012 23:04:14 +0900</pubDate>
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<title>【物語】痛み</title>
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<![CDATA[ 剛剣がずがりと丸太をかちわったかのように見えた。<br>太刀筋は視線からは消え残像のみが脳天にジンと響く。鈍い音ではなくあまりに響き過ぎる音に心が定まらない。<br><br>嗚呼、俺は今頭蓋をかち割られ、ひどい衝撃に鼻から前歯にかけて麻痺している。あと少ししたらこの世で恐らく感じたことのない痛みをこれから感じようとしているのだ。<br><br>剛剣の主よ、いささか私の頭蓋は固くお主の刃渡りを受け止めてしまったようなのだ。<br>せめて止めをさせと太陽を背にした武者の馬上に眩み噛み合わぬがたついた歯でいきるものの、私にはそれを話す術もなく馬から落ちてしまう。<br>ざくりと背骨のあたりに槍を刺す馬上。<br>おのれどうした根性かとひっくり返るや、私の顔や胸やらを味方の馬が蹂躙した。<br>ひくつく虫の息の私に何てことだろう、痛みがやってきた。<br>俺は生きるのかも知れないと太陽と私を睨む馬上の影を睨み土を噛んだ。<br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kakakakawa/entry-11311168779.html</link>
<pubDate>Wed, 25 Jul 2012 01:18:11 +0900</pubDate>
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<title>【物語詩】隣人よ</title>
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<![CDATA[ 私は陽の光を強く浴びる場所で目覚めた<br><br>あたりを知覚できるようになれたのは私に緑が生まれたころだ<br><br>地面から吸い上げる巨大な水分が私の身体の隅々までに脈うち、小さいながら花の蕾を芽生えさせた頃には既に微かなからに躍動を自分の中に感じた<br><br>私はこの地上に根づいた一本の樹<br><br>はるか彼方まで大きくそびえ<br>この星を鉢植えにしたような偉大さで私は外見的に身を震わせることなく長い時を尊く佇むのだ<br><br><br><br>そう思いこの強く暖かな太陽と大地の恵みは私に豊かさを余すことなく私にくれている<br><br>その感動は孤独などとは無縁なのである<br><br>私は私のすべてがこの天体であり<br>私の見渡す空のすべては私の皮膚と感じていたからだ<br><br>私は私に充実していた<br><br><br><br><br>しかし異変が起きた<br><br><br>私の長く長く横たえようと遠慮のない地下の毛根に、微かに触れるものがあった<br><br><br>私の隣にはいつの間にか私に似たお前がいたのだ<br><br><br>お前は私のようには語らない<br>お前は私のようには考えない<br>お前は私のようには風を感じたりしない<br><br><br>だからお前は私のようには大きくなってはならない<br>蕾は出してもよかろう<br>葉はざわめかせても構わぬだろう<br><br><br>しかし私の空の傘になるな<br>私の知覚するこの天体の私の居場所以外に居たまえ<br>私の知覚するすべての感動の横に佇むな<br><br><br>なぜお前は私を絡めとろうとし私の知覚の隣人になろうとする<br><br><br>私はずっと居た <br>お前がいるずっと前からずっと居たはずだ<br><br>お前は私の目覚めた季節から私の横に枝を出し<br>私の幹の袂にお前の枯れた最初の一葉を垂らした<br><br><br>微かな振動に<br>私はお前の姿を認めた<br><br><br>お前も私と同じく枯葉を土に還していた<br><br><br>知っていたのはお前がずっと隣人であったこと<br><br><br><br>だが<br>これ以上近づかないでおくれ<br><br><br>隣人よ<br>私はお前とひとつにはなりたくない<br><br>隣人よ<br>私はお前とひとつにはなりたくない<br><br><br>この叫びでお前が枯れてしまえばよい<br><br><br><br>この叫びで私が枯れたように<br><br><br>どうか<br>私の異変にさわらないでおくれ<br><br><br>隣人よ
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<link>https://ameblo.jp/kakakakawa/entry-11264285950.html</link>
<pubDate>Wed, 30 May 2012 08:12:40 +0900</pubDate>
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<title>【物語詩】私の愛する人</title>
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<![CDATA[ いいえ<br>あなたは私の汚点などではなく、むしろ私の希望でした<br><br>もしもあの時点に戻れるならなどというエスエフは物語に任せましょう私は私にとってあの時間はかけがえのない時間でありました<br><br>しかしいささかの間違いが起き私達は不和となりました<br><br><br>地球よ<br>私の名を覚えていますか<br><br>あなたがどこにいようとも<br>また私の知らない時間に私の知らない場所で私の知らない不幸があったとしても私のあなたは変わりません<br><br><br>地球よ<br>私の地球よ<br>いつまでも<br>
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<link>https://ameblo.jp/kakakakawa/entry-11259830208.html</link>
<pubDate>Fri, 25 May 2012 01:53:55 +0900</pubDate>
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<title>【物語】溶けた夫</title>
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<![CDATA[ 私の目の前で溶けてしまったそれは私の夫でした<br><br><br>私の夫はぐずついたナマコのような感じであり時間の経った馬鈴薯の擦ったやつみたいな感じでありとにかく気持ちの悪いどろりとした液体でありました <br><br><br><br>私の夫はそれでも私に何かを語りかけてきていたのですがその途絶え途絶えの意識の流れのようなオカルト的なものも私の痛む心がこさえたものであり脳には届かなかったのでした<br><br><br>なぜなら私は私の夫に目掛けてあろうことか醤油を垂らしてしまっていて右手には茶碗に白飯をこれでもかとかぶせて箸を握りしめていることを既に馬鈴薯と感じたあたりから想像してしまい、その馬鹿馬鹿しい考えに支配されしかしナマコみたいだでもナマコは食べられたのではないかどうなんでしょうかと感じた頃にはマヨネーズを手にしていて夫はそれでも私に何か告げようとしていたのでしょうかか、溶けてしまったにも関わらず、泡を造っては消し泡を造っては消していたのですが泡には蝿が止まりまして、蝿はもがき苦しみながら羽が止まりました<br><br><br>羽はみるみるうちに溶けてしまい、私の夫の一部となってしまったので私は何だか自分の食欲というものが哀しくなりましたし、夫のこれからのことを思うと私はこれからどのような介護をしていけばよいのかどのような介護がありえるのかまたどのような夫婦生活があり得るのかと皆さんは考えたり考えることを薦めたりして下さるのでしょうが、私は妻としてしばらくこのままこの人に「溶けさせてあげたい」と思うのです<br><br><br>それが私の夫のこれからの生き方なのだと思うのです<br><br><br><br><br><br><br><br><br>あ、また蝿だ
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<link>https://ameblo.jp/kakakakawa/entry-11250712647.html</link>
<pubDate>Mon, 14 May 2012 20:43:39 +0900</pubDate>
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