<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>恋愛日和...曇りのち晴れ、時々嵐。</title>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/kakarinrin/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>ﾞﾛｸﾞの説明を入力します。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>本業で、コピーライターしています</title>
<description>
<![CDATA[ <a href="http://ameblo.jp/4cubic/entry-10123500721.html">http://ameblo.jp/4cubic/entry-10123500721.html</a><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10123521465.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Aug 2008 17:23:06 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ 27</title>
<description>
<![CDATA[ 数種類のありがちなクリスマスソングが一歩外に出ると壊れたレコードの様に私の脳を侵していく。 <br>イブなんてもう何年も馬鹿馬鹿しいと冷めていた筈だった。 <br>友人達と慰め合うこともしたくはなかった。 <br><br>空元気に過ごし気を紛らわせ、明日から連休だという金曜日、マコトが仕事で会社にやって来た。 <br><br>何ごともなく打ち合わせを終えてからマコトは帰って行った。 <br>直接関わらない事案なので会釈だけで別れたが、退社する頃にメールが入いる。 <br><br>「真千子ちゃん、元気なかったようだけど、思い過ごしかな。今日はこれからどうするの？」 <br><br>「ご無沙汰してました。元気ですよ。 <br>今日はこのまま帰ります。」 <br><br>「僕は今一か所寄って、すぐ片付けるから、よかったら食事でもどうかな？」 <br><br><br>寂しい者同士の食事など意味があることだろうか？暫く考えていたが、断ることにした。 <br><br>「すみません、気分があまりノリません。今日は帰ります。」 <br><br>「お茶だけなら大丈夫？」 <br><br>「わかりました。では、通りのカフェＭで待っています。」 <br><br>マコトの食い下がらない対応に押されてしまった形で、私はＭに向かった。<br><br>「ごめんね、無理に呼び出してしまって。」 <br><br>マコトの笑顔を見ると急に懐かしいような気がして感情が揺れてしまう。涙ぐむ姿を悟られないように、平静を装う。 <br><br>「お疲れ様でした。鍵谷さんは元気ですね。」 <br><br>マコトと呼ぶことは出来なくなっていた。 <br>鍵谷さんと、元々名字で呼んでいたが、マコトの提案で二人の時は名前で呼ぶようになっていた。 <br>「あはは、また鍵谷さんに戻っちゃったね。」 <br><br>「すいません。」 <br><br>「別に謝らなくていいよ。それよりお腹は空かないの？」 <br><br>「…そうですね、あまり空いていないです。」 <br><br>「やっぱり元気ないじゃないの。何かあったの？」 <br><br>私はもう、色々な言い訳を考えるのも面倒になってしまい、シュンタとの現状をすっかり洗いざらい話した。 <br><br>「へー。じゃその彼は今夜はそのクルーザーのパーティに行くんだ。」 <br><br>「と、思いますが本当かどうかはわかりません。」 <br><br>マコトは昼食を食べ損ねたとのことで空腹だと言う。結局近くのダイニングに移動することになった。 <br><br>すべて話したことで少し私は気持ちが軽くなっていた。 <br><br><br>「実はね、僕もちょっとしたことがあったんだ。別れた奥さんがね、結婚するらしい、なんと出来ちゃった結婚だって。」 <br>「そうなんですか？連絡があったのですか？」 <br><br>「うん、ほら別れた時彼女はマンションにそのまま住んでいたから、名義とかの問題もあるからね。」 <br><br>マコトは淡々と話しているが、やはりショックなことなのだろうか。 <br><br>複雑な思いをしている、そんな感じであろうか。 <br>「別に悲しい訳ではないよ。ただね、何となくね、子供は絶対欲しくないって言っていたからね。人は変わるんだね、当たり前だけど。」 <br><br>「じゃ、今夜は傷心同士のクリスマスですね。」 ｢そうじゃないよ、真千子ちゃんを励ますクリスマス会だよ」<br>そう、それはマコトの思いやりかもしれなかった。そんな話をわざと持ち出しただけなのかもしれないが、マコトには素直に何でも話せることで、安心感が私の心を癒していくようだった。<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10118805925.html</link>
<pubDate>Tue, 22 Jul 2008 08:32:33 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ 26</title>
<description>
<![CDATA[ それは深夜のメールだった。 <br>寝ていた私がそのメッセージに気がついたのは翌朝であったが。 <br><br>「返事おそくなってゴメン。ずっと調整つけていたけど、やっぱり旅行に行けなくなった。急な仕事が入りどうしても抜けられないんだ。また、連絡します。」 <br><br>シュンタから長文のメールを初めて受け取った、内容は寒々しいものだったが。 <br><br>朝の気怠い気分が一変してしまった。 <br>もう、日付を超えて出発日の二日前になる。 <br>悪い予感は今、目の前の私を嘲笑う。 <br><br>やはりそうか、それでももしかしたらと一縷の望みを捨て切れなかった自分が情けなく憐れになる。 <br>二人の関係をもっと密な特別なものとしようという目論見は見事打ち砕かれたのだ。 <br><br><br>仕事をしていても、メッセージが何度も浮かんできてしまい、いつの間にか溜め息を何度もついてしまった。 <br><br>仕事を何とか終えて帰宅してから、もう一度メールを開く。 <br><br>頃合を見計らってシュンタに直接電話で話しをしよう。捨て置くことは出来なかった。 <br><br>「もしもし、メール見たけど…」 <br><br>「ゴメンゴメン、ずっと何とか行けるように考えていたけど、ダメだったんだ。 <br>例の大物投資家がクリスマスに豪華クルーザーでパーティを開くんだ。 <br>財界人を沢山呼んでいてね、顔繋ぎと手伝いを頼まれて断れないんだ。」 <br>「…そう、仕方ないね。キャンセルしておくね。」 <br><br>「あ、料金がかかったら言って。精算するから。」 <br><br>「精算？何を？」 <br><br>「キャンセルチャージのことだよ。」 <br><br>私は精算と言う言葉が自分に向けられた様に感じた。 <br>仕事という名目で先約をはじき飛ばすシュンタがやはり、冷淡で利己主義に思えてならない。 <br><br><br>確かに新しいチャンスをシュンタは逃がしたくないのだろう。 <br>そう信じていたかったが、やはり、疑念は払拭出来なかった。 <br><br>シュンタはアクセルを全開に踏んで私を追い越して去って行く。 <br><br>シュンタの行く先は…仕事か…女か…。 <br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10117689026.html</link>
<pubDate>Fri, 18 Jul 2008 23:56:24 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ　２５</title>
<description>
<![CDATA[ <p>それは深夜のメールだった。 <br></p><p>寝ていた私がそのメッセージに気がついたのは翌朝であったが。 <br><br>「返事おそくなってゴメン。ずっと調整つけていたけど、やっぱり</p><p>旅行に行けなくなった。急な仕事が入りどうしても抜けられない</p><p>んだ。また、連絡します。」 <br><br></p><p>シュンタから長文のメールを初めて受け取った、内容は寒々しいものだったが。 <br><br></p><p>朝の気怠い気分が一変してしまった。 <br></p><p>もう、日付を超えて出発日の二日前になる。 <br></p><p>悪い予感は今、目の前の私を嘲笑う。 <br><br></p><p>やはりそうか、それでももしかしたらと一縷の望みを捨て切れなかった自分が</p><p>情けなく憐れになる。 <br></p><p>二人の関係をもっと密な特別なものとしようという目論見は見事打ち砕かれたのだ。 <br><br><br>仕事をしていても、メッセージが何度も浮かんできてしまい、いつの間にか溜め息</p><p>を何度もついてしまった。 <br><br></p><p>仕事を何とか終えて帰宅してから、もう一度メールを開く。 <br><br>頃合を見計らってシュンタに直接電話で話しをしよう。捨て置くことは出来なかった。 <br><br></p><p>「もしもし、メール見たけど…」 <br><br></p><p>「ゴメンゴメン、ずっと何とか行けるように考えていたけど、ダメだったんだ。 <br>例の大物投資家がクリスマスに豪華クルーザーでパーティを開くんだ。 <br></p><p>財界人を沢山呼んでいてね、顔繋ぎと手伝いを頼まれて断れないんだ。」 <br></p><br><p>「…そう、仕方ないね。キャンセルしておくね。」 <br><br></p><p>「あ、料金がかかったら言って。精算するから。」 <br><br></p><p>「精算？何を？」 <br><br></p><p>「キャンセルチャージのことだよ。」 <br><br></p><p>私は精算と言う言葉が自分に向けられた様に感じた。 <br></p><br><p>仕事という名目で先約をはじき飛ばすシュンタがやはり、冷淡で利己主</p><p>義に思えてならない。 <br><br><br>確かに新しいチャンスをシュンタは逃がしたくないのだろう。 <br>そう信じていたかったが、やはり、疑念は払拭出来なかった。 <br><br></p><p>シュンタはアクセルを全開に踏んで私を追い越して去って行く。 <br><br>シュンタの行く先は…仕事か…女か…。 </p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10116974473.html</link>
<pubDate>Wed, 16 Jul 2008 22:44:20 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ　２４</title>
<description>
<![CDATA[ <p>年が明けて一月の末になればシュンタは37歳になる。 <br></p><p>私は春になると33歳、シュンタとは20代の終りに友達のパーティで知り合い</p><p>、暫くして付き合う様になった。 <br><br>いつから付き合ったのかは、はっきりしない。 <br><br></p><p>二人だけで初めて食事をしたその晩に抱き合った。 <br></p><p>思えば初めて会った時からお互いに好意を抱いていた。 <br></p><p>しかしシュンタの醸し出す女性慣れした気遣いが、例えば食べ物をサーブしたり</p><p>飲み物を取りに行ってくれたりしながらも会話は流行のレストラン、ブランド、ワイ</p><p>ン、そんな如才のなさがかえって私には鼻についた。 <br></p><p>外側ばかりで、心が安らぐ相手ではないと、何度か誘われていたがやんわりと</p><p>遠ざけていた。 <br><br>20代の終りから30代の初めといったら、女性として大切な時期の様に感じていた。 <br></p><p>ただの楽しいお付き合いではなく、将来に繋がる付き合いでなければならないと。 <br>世間の通念に呪縛されているだけかもしれないが、それだけではなく、実際に女と</p><p>して身体も心も一時の気の迷いでは満たされない筈だと学習してきてもいた。 <br><br>ズルズルとシュンタにこの先引きずられていいのだろうか、20代なら何も悩まず好</p><p>きなだけ我が儘も言って進んでいただろう。 <br></p><p>しかしシュンタのしつこ過ぎない誘いに一度くらいなら、と応じたがその時点でもう</p><p>機は充分過ぎる程熟していたのだ。 <br><br>シュンタとの睦み合いは今まで全く男を知らないまるで生娘に戻ったように、新しい</p><p>感覚の発見の連続でもあり、一つ一つの快楽の扉を開けてゆく悦びであった。 <br><br><br><br>マコトは年が明ければ40になる。 <br></p><p>私の勤める美術画材の卸しをしている会社に仕事で関わったマコトは以前に結婚</p><p>していたと話した。 <br><br>大手の広告代理店に勤めていた頃に同じ仕事をする同僚女性と結婚したと言う。 <br></p><p>二年という短い結婚生活は仕事を続ける彼女にとって、結婚生活が仕事をして生</p><p>きる自分に負担であるとの申し出で、終わってしまったのだと。 </p><p>マコトも限界を感じていたので恨みっこ無しに別れた。 <br><br>マコトも以前は仕事に追われ妻にも冷淡にしていたことを多少なりとも後悔している、</p><p>もし、また伴侶を得る事が出来たのなら、二度と失敗はしたくないと言っていた。 <br></p><p>その時購入したマンションは妻側に渡したらしい。 <br><br>男と女はタイミングがほんの少しズレてしまうと、好きあっていても上手く行かない。</p><p>年齢を重ねてからわかる事も多い。</p><p>それがわからず、いつまでも若い女を追いかけ</p><p>て情がないと嘆く男も沢山知っているし、結婚してから夫より前の男のほうが良かっ</p><p>たと後悔する友人も少なくない。 <br><br><br><br>旅行の列車チケットの予約が出来たとシュンタにメールを送ったが、連絡が無い。 <br><br><br>嫌な予感がした。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10116360669.html</link>
<pubDate>Tue, 15 Jul 2008 01:10:41 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ　２３</title>
<description>
<![CDATA[ <p>三朝と書いて みささ と読む。 <br></p><p>中国山地に続く三徳山の麓に湧く温泉で､発見されたのは約800年前といわれ</p><p>源氏ゆかりの伝説の古湯だという。 <br></p><p>日本一のﾗﾄﾞﾝ含有量を誇る泉質。 <br>温泉地を貫く三徳川のせせらぎの音､三朝橋の辺の川辺に湧く混浴露天の「河</p><p>原風呂」が名物だ。 <br></p><br><p>私は一度も鳥取を訪れたことがない。 <br>友人に三朝温泉を以前に勧められたことがあった。 <br><br><br>シュンタは旅行を任せると言っていたが、少し遠出になる鳥取行きを承諾してく</p><p>れるだろうか。 <br><br>もう少し前なら紅葉も素晴らしかったであろう。 <br><br></p><p>少し遠い知らない静かな土地でお互いの本当の気持ちを確認したかった。 <br>都会の喧騒に身を置けば、幾多の誘惑や、しなければと思う事も後回しになってし</p><p>まうのが常であり、馴合いでいつしか互いの気持ちが見えてこないようになってしまう。 <br><br></p><p>私達も、二人で時間を取ってゆっくり話せば…何かが変わるかもしれない。 <br><br></p><br><p>「場所は少し遠いけど、近場はもう一杯だし、思い切って行ってみない？」 <br><br></p><p>「鳥取かぁ、思いもしなかったけど、いいよ。任せるよ。支払いはカードでするから</p><p>現地でいいんでしょ。あとはＪＲのチケットか。」 <br><br></p><p>「そう、切符は先に取っておくね。」 <br><br></p><p>「じゃ、頼むよ。今ちょっと忙しいんだ。ある大物投資家を紹介されてね。新しい会社</p><p>でも色々絡めそうなんだ。気に入られてさ、チョイチョイ呼び付けられてる。 <br>チャンスが巡ってきたような気がするよ。」 <br><br></p><p>「凄いじゃない。よかったね。今度会った時に詳しく教えてね。じゃ、チケット取れたら</p><p>また連絡するね。」 <br><br><br></p><p>シュンタと、携帯電話で旅行の話をした。 <br>忙しいようで五分もかからず話は終わった。 <br><br><br><br>クリスマスまであと二週間と少し、とにかく鳥取行きは承諾されたようだ。 <br>シュンタの今の様子だと当日まで会えないかもしれない。 <br><br><br>その分、向こうでゆっくりすればいい、私の心は既に旅先に飛んでいる様だった。 <br><br><br><br><br>数日後、久し振りにマコトから、メールが届いた。 <br><br>「暫く顔みてないけど、元気かな。夜になるとあちらこちらでイルミネーションが綺</p><p>麗だね。 <br>真千子ちゃんと一緒に見たかったな。 <br>彼と上手くいっているの？ <br>寂しくなったらいつでも連絡ください。」 <br><br><br>何回もマコトのメールの一文字一文字を追って見た。 <br>様々な思いが込められていた。 <br><br></p><p>このメールを送るのだって迷ったに違いない。 <br>私は何故だか涙ぐんだ。 <br><br><br></p><p>何故だかと思ったが、本当はマコトの気持ちが痛い程わかるからだった。 <br><br><br></p><p>マコトは見通しのない恋に揺れている。 <br>寂しくて、辛い、届かない思いに。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10116017983.html</link>
<pubDate>Mon, 14 Jul 2008 01:12:54 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ　２２</title>
<description>
<![CDATA[ <p>「お客さん、今日は冷えますね。</p><p>日中は日が差すと暖かいから夜は余計寒いですよ。」 <br><br></p><p>「そうですね。本当に。」 <br><br></p><p>「私さっきね、とんでも無いお客を乗せましてね。お客さんぐらいの年格好の女の</p><p>人と少し年上の男の人のカップルを乗せたんですよ。 <br></p><p>発進して直ぐに後ろから凄い勢いで追いかけてくるんですよ、女の人が。」 <br><br></p><p>「タクシーを追いかけてきたのですか？」 <br><br></p><p>「そうなんですよ。男のお客さんが、振り向きながら、いいから進んでくれって言うんですよ。</p><p>まぁ、わけありなんだなって感じですが、細い道なんでそんなにスピードも出せないし、そし</p><p>たら赤信号で捕まっちゃたんですよ。窓に張り付いてドンドン叩くんですよ。」 <br></p><p>「えー、怖い。」 <br><br>「それなのに、進んでくれって言うから、危なくて無理ですよ、引きずったら大変ですからね、</p><p>お代はいりませんから、降りてくれって言いましたよ。」 <br><br></p><p>「二人は降りたのですか？」 <br><br></p><p>「降りましたよ。しぶしぶでしたが危ないでしょ、そんなのに巻き添えくったら大変ですよ。」 <br><br>「そうですよね。でもどうゆう関係だったのかしら。」 <br><br></p><p>「ドア開けたら、中の女の人は髪の毛鷲掴みされて引きずりだされてましたよ。男は青くな</p><p>ってましたね。やめてくれ、落ち着いてくれってオロオロしていましたから。」 <br><br></p><p>「じゃ、追いかけてきたのは奥さんですね、きっと。」 <br><br></p><p>「だと思いますね。引きずり出されたほうが彼女じゃなんじゃないですかね。」 <br><br></p><p>「後は、どうなったんでしょう。修羅場ですね。」 <br><br></p><p>「そりゃ、大変でしょ。あの奥さんじゃ、怖いですよ。まったくいい迷惑でしたよ。」 <br><br><br><br><br>修羅場か…私は何のためにシュンタのマンションに向かっているのだろう、浮気？</p><p>シュンタの浮気を暴きに行くのだろうか？ <br><br></p><p>「でも、お客さん男は女のあんな怖い姿みたら逃げたくなりますよ。」 <br><br><br>もし、シュンタの部屋を訪れて女がいたらどうするのか？ <br></p><p>そして私のバスローブを使って、ソファで二人でグラスを傾けているかもしれないし</p><p>、シュンタはその女の髪を撫でているかもしれない、それとももっと…私の心は、た</p><p>ちまちヒリヒリと焼け付く様な感覚を覚えた。 <br><br><br>もしそれが、私の予感が的中してそのような光景が目の前に広がっていたら…恐ら</p><p>く平常心を失ってしまうだろう。 <br></p><p>そして恐ろしい形相でシュンタを罵るだろう。 <br>そんな怖い女の元には帰って来ないのではないか？ <br></p><p><br>私にもマコトという別の男がいた。今回は様子を見よう。 <br></p><p>感情にまかせて行動してしまうのは、よくないことに違いなかった。 <br>クリスマスには二人旅行もひかえているし、様子を見る方がよいだろう。。。。。</p><br><p>「すいません運転手さん、忘れ物したのでまた出直します。戻ってくれませんか？」 <br><br><br></p><p>私は家に戻り、そのまま休んだ。 <br><br>後で起こることも夢にも思わずに…。 <br><br></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10115660680.html</link>
<pubDate>Sun, 13 Jul 2008 01:09:46 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ　２１</title>
<description>
<![CDATA[ <div _extended="true">「それ、どうしたの？」 <br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">「え？何、これのこと？」 <br><br></div><div _extended="true">「そう、それ幸福のペンダントでしょ。」 <br><br></div><div _extended="true">「あぁ、そうなんだ。会社のアシスタントがくれたんだけど。今流行っているの？」 <br><br></div><div _extended="true">「流行っているのかな？デパートで見掛けたから。」 <br><br></div><div _extended="true">「よく知らないけど、取り敢えず暫く使わないと悪いかと思って。」 <br><br></div><div _extended="true">「そうね、せっかくプレゼントしてくれたのにね。」 <br><br></div><div _extended="true">「プレゼントじゃないよ。俺が辞めると彼女は派遣だから仕事がなくなるんだ。だから上司</div><div _extended="true">に次の担当者を頼んだらお礼にって。」 <br><br></div><div _extended="true">「ふーん。お礼なんだ。」 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">前の私なら、もっと追求してシュンタの機嫌を損ねてしまっていたかもしれない。 <br></div><div _extended="true">しかし、今はここまでにしておこう。会っている時は楽しむべきなのだ。 <br><br></div><div _extended="true">「ね、お腹すいた。」 <br><br></div><div _extended="true">「うん、何食べようか？牡蛎は？、生牡蛎、オイスター食べよう。」 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">産地別に大皿に盛られた数種類の生牡蛎を食べながら、シュンタはシャブリを一本</div><div _extended="true">あっさりと流し込んでいた。 <br><br></div><div _extended="true">「そうだ、クリスマスは何処に行くか決めた？」 <br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">「え、決めちゃっていいの？温泉旅行にするの？」 <br><br></div><div _extended="true">「そうだなぁ、のんびりできる所がいい。あまり人が多くないところで。」 <br><br></div><div _extended="true">「鄙びた土地の秘湯巡り？」 <br><br></div><div _extended="true">「混浴がいいな。」 <br><br></div><div _extended="true">「湯治のお婆さんの沢山いる所にしようっと。」 <br><br></div><div _extended="true">「ちょっと、勘弁してください。」 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">努めて和やかに過ごそうと私は芝居ががった会話を仕向けてシュンタを油断させていた。</div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">それは、緻密な計算ではなく、脳が勝手にそうしろと命令しているようだった。シュンタは酔</div><div _extended="true">いも手伝って上機嫌だ。</div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">…そろそろ店を出るというので、シュンタがテーブルで会計をしている間に化粧室に向かった。 <br><br></div><div _extended="true">鏡の中の私は目尻の辺りがほんのりと赤く染まっていた。 <br><br></div><div _extended="true">少し化粧を直してから暗い店内を通りテーブルに戻る。</div><div _extended="true">けれどそこには下げられていない食器や残骸は残っているが、シュンタの姿は無かった。 <br><br></div><div _extended="true">いつもなら、先に店の外に出てしまうことは、ない。シュンタも化粧室に行ったのだろうか。 <br><br></div><div _extended="true">しかし、シュンタの手提げ鞄ごと荷物も何もなかった。どうやら店の外にいるようだった。 <br><br>私は店を出て直ぐの薄暗い植え込みの陰で携帯電話で話しているシュンタを見つけた。 <br><br>後ろを向いているシュンタの側にそっと近付いた。 <br><br><br></div><div _extended="true">「だから、後でまた電話するよ。うん…うん、そう。わかった。 じゃぁ。」 <br><br></div><div _extended="true">聞こえた会話、シュンタが何となく誰かをなだめているようだ。 <br><br></div><div _extended="true">親しさもある会話のように感じる。あのペンダントの送り主だろうか？ <br></div><div _extended="true"><br>仕事の世話をして、お礼に3、4千円のアクセサリーを果たして渡すだろうか？ <br><br></div><div _extended="true">電話を終えてから黒のコートのポケットに携帯をしまってからシュンタは向きを変えた。 <br><br></div><div _extended="true">「お、ビックリした。今来たの？仕事の電話掛かってきて外に出ていたんだ｡」 <br><br></div><div _extended="true">狼狽気味のシュンタに、嘘の匂いが立ち込めていた。 <br><br></div><div _extended="true">「もう、大丈夫なの？ 急ぎの仕事とか？」 <br><br></div><div _extended="true">「うん、大丈夫。ちょっとした確認だったから、問題ないよ。」 <br><br></div><div _extended="true">「そう、良かった。」 <br><br></div><div _extended="true">「寒いなぁ、気温がグッと下がった。もう一軒行こうと思ったけど、真千子が風邪引いたらマズ</div><div _extended="true">いな。タクシー捕まえるよ。」 <br><br><br></div><div _extended="true">シュンタはそう言ってから、素早く通りに出てタクシーを拾いに行った。 <br><br></div><div _extended="true">私を先に下ろしてシュンタを載せたタクシーが去って行った。 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">私は家に戻らず、そうしろと命令されて動く人形のように、迷いも無く別のタクシーを捕まえ</div><div _extended="true">て乗り込んだ。 <br><br><br>勿論、タクシーの行き先はシュンタのマンションである。</div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">車は瞬く間もなく、山茶花の生垣を通り過ぎた。</div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br></div>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10115319795.html</link>
<pubDate>Sat, 12 Jul 2008 00:52:50 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ　２０</title>
<description>
<![CDATA[ <p>一週間のはじまりの朝、気持ちの迷いは影を潜めていた。 <br><br>朝夕の冷え込みは冬を確実に物語っている。今朝からレザーの手袋をして通勤に臨む。 <br><br>冷たい空気が頬や鼻先を容赦無く冷やすが、心の迷いが無くなると寒い朝でさえ爽やかな心持ちの一週間の始まりを迎えていた。 <br><br>簡単なことだった。 <br>シュンタがどう思っているかに囚われず、自分がどう思っているかに重きを置けばよいのだった。 <br>シュンタに自分の理想をいくら常識だからと当てはめてみても彼に常識でなければ意味がない。 <br><br><br>そして私はシュンタを愛している。 <br>それは欠け替えのないものと受け入れてしまえば自己への愛情の見返りのようなものを要求することが薄れてゆく。ともすれば、淡泊な感情であるかもしれないが、何かを求めないことは気が楽であった。…それからは、マコトへの連絡も途切れがちになり、週末も二人で過ごすことも無くなっていった。 <br><br>マコトも察しがついていたのだろう。 <br>静かにフェードアウトしてゆくマコトとの関係があった。 <br><br>不思議な事に以前よりシュンタの連絡の回数が増えたようだ。 <br>「もしもし、今帰りのタクシーの中だけど」 <br><br>「そう、お疲れ様。今日は忙しかった？」 <br><br>「あぁ、もう会社には辞めて他社に移ること言ったからね。ボチボチ引き継ぎなんかもしなくちゃなんない。」 <br><br>「じゃ、年末まで大変じゃない？」 <br><br>「そうでもないよ。最後は一斉に挨拶してしまえばいいから。チーム仕事じゃないからね。」 <br><br>「クリスマスはどう？」 <br>「休めるよ。連休だね。何処か泊まりがけで行こうか？」 <br><br>「本当？いいね。何処にするの？」 <br><br>そんなごく普通の会話が幸せと思えた。 <br>そして、その幸福感はいたずらにシュンタの行動を疑ったり、今まで冷淡だと思えた</p><p>態度も消してゆく。 <br><br>十二月のカレンダーは足早にすぎていった。 <br><br><br>私はシュンタの白革のソファをマコトの居心地の良いソファでは無く選んだつもりでいた。</p><p>座り心地は良くないかもしれないが、腰掛けてみたい椅子だ。 <br></p><br><p>クリスマスのプレゼントは何がよいのだろう、仕事を終えてからデパートに寄る。 <br><br></p><p>幸福のペンダントという馬蹄型の皮紐のついたアクセサリーを見つけた。 <br></p><p>こんなもので幸福が手に入るわけはないだろう。</p><p>一瞥して通り過ぎたが、紐の色で願い事が違うという文字に引かれて、立ち止まった。 <br><br></p><p>高価ではない、やはり子供騙しの玩具のような物としか考えられなかった。 <br><br></p><br><p>数日後、クリスマスのこともあるので会いたいとシュンタからメールが入る。 <br><br></p><p>恵比寿駅で待ち合わせると私が少し早く着いていた。 <br><br>改札の外で待つ私のもとに軽く手を振りながら、歩いて来るシュンタ。 <br><br>振っている手は携帯電話が握られている。 <br><br></p><p>何かが小さく揺れた。 携帯電話のストラップが着いていた。 <br><br></p><br><p>近付くと、それはあの幸福のペンダントであった。 <br>オレンジの色は…二人の幸せがいつまでも続くように… <br></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10115003311.html</link>
<pubDate>Fri, 11 Jul 2008 01:30:27 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ソファ　１９</title>
<description>
<![CDATA[ <div _extended="true">シュンタはベットで軽い寝息を立てていた。 <br></div><div _extended="true">私も少しまどろみかけたが、時計の針が深夜十二時近くをさしているの</div><div _extended="true">で帰らねばならない。 <br><br><br>スルリと滑らかなシルクの寝具から抜け出した。</div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">素裸で立ち上がり薄暗がりの中脱ぎ捨てられた衣服を探す。 <br><br></div><div _extended="true">「お尻の形がいいな。桃のようで。」不意にシュンタが声を掛けた。 <br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">「時間だから帰るね。」 <br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">「え、何時？」 <br><br></div><div _extended="true">「十二時十二分前」 <br><br></div><div _extended="true">「もうそんな時間？ 泊まって行きなよ。 そうしたらもう一回出来るよ。」 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">シュンタが欠伸をしながら甘えたような声で言う。 <br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">「明日は朝会議なの、また連絡するね。」 <br><br></div><div _extended="true">「下まで送るよ。」 <br><br></div><div _extended="true">「大丈夫、寝ていて。」 <br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">終電に間に合ったので電車に揺られながら予定外の今日の出来ごとの余韻に浸っていた。 <br><br></div><div _extended="true">シュンタとベットを共にするのも随分と久し振りだった。 <br></div><div _extended="true">何人もいない私の男性経験でシュンタは初めて深い快楽を私に与えた男だ。 <br></div><div _extended="true">付き合い始めの一年間は、お互いの身体を知る事が楽しくて仕方がなかった。 <br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">二年目は安定した関係が暫く続いて、当たり前の行為になっていった。 <br></div><div _extended="true">その頃から、私はシュンタがこの先の二人の関係を発展的に考える事を望むようになった。 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">結婚しようと、シュンタは決して言わなかった。</div><div _extended="true">一緒暮らしてみるかとは何時尋ねることはありはしたが。 <br><br></div><div _extended="true">それは私にとってシュンタの自分への愛情の不足を感じる重大な要素になっていった。 <br><br></div><div _extended="true">「先のことは、わからないよ。仕事が今は一番大事だから。」 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">私はその時から、シュンタとの間に距離感を感じるようになった。 <br><br></div><div _extended="true">私達が続いていたとしても何の約束もない、横から誰かに割り込まれてしまう可能性が</div><div _extended="true">あるのだ。 <br></div><div _extended="true">そしてそれからは、口に出さずにはいても猜疑心で心は支配されていったのだ。 <br><br></div><div _extended="true">出張と聞いても、誰かと一緒ではないのか？ <br></div><div _extended="true">予定がある週末は誰と会っているのだろうか？ <br></div><div _extended="true">それは、底無し沼のように抜け出せない思考だ。 <br></div><div _extended="true">たまらなくなりシュンタに尋ねたかったが、尋ねる事でうっとおしく感じさせてしまい、自分</div><div _extended="true">が切り捨てられてしまうことを恐れていた。 <br><br></div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true"><br> </div><div _extended="true">マコトのような存在が必要になっていったのは、その頃だ。 <br><br><br>駅から自宅に歩く道に薄ピンクの山茶花が幾つも暗い生け垣の合間に浮かんで見えた。 <br><br><br></div><div _extended="true">淡い花びらの八重咲きの山茶花は盛りが過ぎると花だけ茶褐色に枯れ始め、首からポト</div><div _extended="true">リと路面に落ちる。 <br><br></div><div _extended="true">でも、今、私の目に映る山茶花の花達はとても幻想的であり自らの美しさを誇っているよ</div><div _extended="true">うに見えた。<br></div>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kakarinrin/entry-10114670780.html</link>
<pubDate>Thu, 10 Jul 2008 01:25:03 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
