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<title>blog2384さんのﾌﾞﾛｸﾞ</title>
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<description>主にオリジナル小説を載せています(^O^)まだ駆け出しなので未熟な作品ですが…良ければ読んでみてください(￣∀￣)お願いしまーす(=゜-゜)(=。_。)</description>
<language>ja</language>
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<title>５３</title>
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<![CDATA[ ―――いつもならこんな時、彼（隆弘）の一言が僕（恵一）の計画に現実味を持たせてくれるのだが…どうやら今日はそうもいかないらしい…。<br>　なぜなら彼（隆弘）はまだ無言のままで、僕（恵一）の事を睨みつけているからだ…。<br><br>―――はぁ…。<br>　深いため息が恵一の口から、こぼれ落ちるのが分かる…。<br>　そんな姿を見かねた靖幸が、隆弘にこれまでの説明を伝えに行く…。<br>  恵一の説明を聞き、靖幸の言葉で隆弘に説明しようとしているが、隆弘は相変わらず聞く耳を持たず「お前（靖幸）はアイツ（恵一）と仲良くしていればいいじゃんか…」<br>　そう怒鳴っている…。<br>  恵一もその姿を見ていると、だんだん切なくなってきて、隆弘と少し距離を置く為に外に出た…。<br>　行き先もなくさまよっている恵一…。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――隆弘たちの為を思ってした事が、こんな風に裏目に出てしまうなんて…。<br><br>―――はぁぁ。<br><br>　深いため息ばかりが、自分（恵一）の口からこぼれ落ちているのは、恵一自身も感じている…。<br><br>　これまでの恵一には「友達」と呼べる存在などなく、こんなふうに一緒に悩んだり、泣いたり笑ったりする友達が１人もいなかっただけに、彼ら（隆弘たち）と、こうなってしまうとどうしたらいいのか？分からなくなる―――僕（恵一）はまた孤独に戻ってしまうかも知れない…。<br>　突如、そんな不安が恵一の胸をよぎる…。その瞬間、恵一の後から声が聞こえた。<br>「―――恵一くん、ちょっと待ってよ～」　振り返ってその声がする方を見ると、妙に甘えたような声を出しているが、靖幸だった…。<br>　彼（靖幸）が来るまで、恵一が止まって待つ…。本来なら僕（恵一）から、近づいていくべきなのかも知れないが、今は待つ事にする…。<br>  どうしても自分（恵一）から、行く気にはなれなかったからだ…。
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<link>https://ameblo.jp/kakera-y-777/entry-11009597797.html</link>
<pubDate>Tue, 06 Sep 2011 15:09:31 +0900</pubDate>
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<title>５２</title>
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<![CDATA[ 「君（靖幸）なら、落ち着いて聞いてくれるはずだから、説明するよ。なぜ彼女に隆弘君の名前を出したのか？」  <br>　靖幸が頷いている…。　　　　　　　　　しかし、これまでの流れが早過ぎて、靖幸にはなぜ隆弘兄ちゃんが怒っているのか。それすらも把握していない状況だった。　恵一が説明を始める。<br><br>「あの時、彼女（ゆかり）に接近するために、僕（恵一）は隆弘の名前を出したけど…隆弘はそれが気に入らなかったみたいだね」<br><br>―――それだけで兄ちゃん（隆弘）は、あんなに怒ってるんだ…珍しい。<br>　そんな事を考えて、にやついている靖幸を見ていながらも、恵一は話を続ける…。<br>「僕は彼女（ゆかり）が、君たち（隆弘たち）の事をわずかでも知っているのか？―――それを知りたかった…。案の定、隆弘の名前を出すと、彼女は君たちの事を知っているみたいだった…でも、なぜかそれを隠そうとしている様に思えた…。だからそれを知るために、この次は昼間に彼女の家を訪ねてみようと思ってるんだ。」<br><br>「―――だって彼女は君（恵一）の事を見てるんだよ？何回来ても一緒じゃないのかなぁ？」<br>　自信なさそうに靖幸が言う。<br><br>「今度は誰か、別の子と来ればいいんだよ」<br>　得意そうな顔で、恵一が言う。<br><br>「誰と来るの？―――今まで君（恵一）の隣にずっといたけど…君には友達がいないんでしょ？その場しのぎの会話を交わす友人さえ…」<br><br>―――忘れてた…。僕には友達がいないんだ…。一体僕（恵一）は誰と、彼女の家に行く気だったんだろう…。<br><br>　別の誰かと彼女の家に行けば怪しまれないだろうが、行けるような相手（友達）は今の僕（恵一）にはいない…。<br>　恵一の視線が少しずれて、その先にいる人物を見つめる…。隆弘だ…。<br>
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<pubDate>Wed, 03 Aug 2011 02:45:53 +0900</pubDate>
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<title>５１</title>
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<![CDATA[ 　恵一は逆上している隆弘を、横目に見ながら靖幸の方に歩いていく…。<br><br>「―――僕？」<br>　何が起きているのか？分かっていない素振りで、恵一がなぜ自分（靖幸）のところに来たのか？考えているように、首を傾げている…。<br><br>「―――今は君（靖幸）に説明するべきかな？」<br>　独り言のように恵一が言う…。<br>「なんで僕なの？」<br>　靖幸は不思議そうに、恵一の目を見つめる…。言いにくそうに騒いでいる隆弘を横目で見ながら、恵一が言った…。<br><br>「―――だってさ、冷静さがない今は何を言っても、隆弘には分からないよ…。だから君（靖幸）なんだ！！僕（恵一）の口で説明するより、君の口から説明した方が今の彼（隆弘）は冷静に聞けるだろうから」<br>―――自分が誰かに向かって、怒鳴り散らしている時、その誰かに何かを説明されても納得する事は出来ないだろう。<br>　そんな事をまず考えてから、自分じゃなく靖幸の口で説明してもらった方がいいだろう―――恵一の中では、そう言う結果になった。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kakera-y-777/entry-10965244051.html</link>
<pubDate>Mon, 25 Jul 2011 23:23:11 +0900</pubDate>
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<title>５０</title>
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<![CDATA[ ―――隆弘？<br><br>　呆然と恵一の話を聞いていた彼女（柏木ゆかり）が、我に帰ったように恵一に言った…。<br><br>「表札にも書いてあるように、隆弘って子は、この家にはいないよ…。家が違うんじゃないかな？」<br><br>「そうですか～？前遊びにきた時は、ここで合ってたはずなんだけどな～？」<br>　恵一がとぼけて言う。<br><br>「―――とにかく、もう遅いから家に帰りなさい」<br>　説教じみた口調で、ゆかりが言う。<br><br>「は―い。遅くにすいませんでした…」<br>　恵一が頭を下げる。それと同時にゆかりが室内に戻り、力いっぱい彼女の家のドアが閉められた…。<br><br>　僕ら（恵一と三体の霊）は、それを呆然と見つめていた。<br>　しばらくして隆弘が口を開いた…。<br>　<br>「おい、恵一！彼女（柏木ゆかり）に僕らの事なんて、わかるはず無いだろ？？僕らは彼女が生まれる前に、死んでいるんだから…」<br><br>　彼（隆弘）は本当に分かりやすい…。わかるはずがない、と今は言っているが、あれはただの強がりだ…。<br>　さっきまでは彼女もまた、自分たち（隆弘たち）の事を知っているかも…？―――そんな期待をしていたのは確かだ…。<br><br>「―――いいんだって…！」<br><br>　隆弘の強い口調とは裏腹で、恵一が余裕な口ぶりで答える…。<br>　それが隆弘の気に障ったんだろう。隆弘が怒鳴るように大きな声を出して言う…。<br>「何がどういいって言うんだよ？」<br><br>「―――落ち着きなよ！君（隆弘）らしくないじゃん？！」<br><br>「落ち着けるか！ちゃんと説明しろよ」<br><br>　やはり隆弘は、まだ苛ついている様子。しかし知治と靖幸は平然としている。自分たちの事なのに、まるで人事のように第三者的な位置でそれを見ているのが分かる。
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<link>https://ameblo.jp/kakera-y-777/entry-10960173377.html</link>
<pubDate>Thu, 21 Jul 2011 03:10:06 +0900</pubDate>
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<title>４９</title>
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<![CDATA[ ―――僕ら（隆弘たち）の事なんてもう忘れてしまっているんだろう…。<br><br>　隆弘たちがほぼ同時に、そんな事を考えていると…彼女（隆弘たちの母に似た人）が出てくる。<br><br>「―――もう夜も遅い…。帰ろう！」<br>　そう言った時、恵一は持ち前の人なつっこさと、彼女と話していた…。<br><br>「こんばんは」<br>　恵一が軽い挨拶をする。<br><br>「こんばんは！こんな時間に何をしてるの？」<br>　彼女が問う。<br><br>「えっと…ここにね。僕の友達がいるはずなんだけど…？」<br>　恵一が思いつきで言い訳している。<br><br>「友達…？なんて言う子なの？」<br><br>「うん。隆弘君って言うんだ！今いるかなぁ？と思って…」<br><br>「―――隆弘？」<br>　彼女の表情が固まったのを、恵一は感じた…。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kakera-y-777/entry-10958407450.html</link>
<pubDate>Tue, 19 Jul 2011 14:48:39 +0900</pubDate>
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<title>４８</title>
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<![CDATA[ 　恵一の質問にはやはり隆弘が答える。<br>「行ってみれば分かるよ…」<br>　隆弘の視線は、どこか一点をぼんやりと見つめていた。<br>「そうだね」<br>　言葉少なに、恵一が言う。<br><br>　それから何事もないまま、恵一たちにとって、待ちわびていた夜が訪れた…。<br><br>　夜８時５０分…。<br>「よし、行くか」　<br>　今日は恵一が行くので、歩いていく時間を多めに取っている。たしか９時頃、彼女はこの道を歩いていたはずだ…。<br>―――今日は恵一がいてくれる。恵一を通してなら、彼女を呼び止める事が出来るだろう。<br>　僕ら（隆弘たち）の存在は、他人に見えないものである為、声も人間には届かない。もっとも恵一のように、特殊な能力を持っている人間には、姿も声もちゃんと届くのだが…。<br><br>「―――ここだよ！ここで彼女（母親似の女性）に会ったんだ…」　<br><br>　隆弘の言葉を聞いて、どうやらここが今日の目的地であるらしい事を、恵一が理解する。<br><br>―――彼らのおかぁさんは、一体どんな人なのだろう？<br><br>　そんな事を考えながら、僕（恵一）はじっとそこで待った。彼らと共に…。<br><br>　時刻は９時になろうとしている…。<br>　そろそろ彼らが彼女を見つけた時刻だ…。<br><br>―――来た！！恵一くん、彼女だよ！<br><br>　今日は昨日よりも人通りが少ない…。<br>彼女しか歩いていないのだから、恵一にもそれが噂の人である事が分かった…。<br>　スラリとした長身…。肩よりも少し長いくらいの黒髪…。<br>　高校生ぐらいだろうか？<br>　<br>「こんばんわ」<br>　さりげない挨拶をしながら、目の前を通り過ぎようとした時に、恵一が彼女の顔を見る…。<br><br>　口元に大きなホクロがあるのが、恵一の目に止まった。<br>　彼女は人通りが少ない夜道を、平気な顔で歩いていく…。<br>　恵一はゆっくりと歩いて、彼女の後ろにつくと、隆弘たちもそれに続いた…。<br><br>　どうやら彼女の家に到着したようだ…。   彼女は家の中に入っていく…。<br>　その表札には「柏木智也、柏木奈津美、柏木ゆかり」と書かれている…。<br><br>―――柏木奈津美…。これは母の名前だ。名字も一緒…。そして智也は父だ…。おそらく彼女はゆかりと言うんだろう。父と母の子供である事は明白だった…。<br><br>―――だから、母にそっくりだったのか。<br>　隆弘たちはすべてを理解した…。<br>　彼女が父と母の子供である事、僕ら（隆弘たち）とは血の繋がった弟妹になる事…。<br><br>　それを知るほどに、空しい気分になっていくのを感じていた…。<br><br><br>
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<pubDate>Mon, 18 Jul 2011 03:26:41 +0900</pubDate>
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<title>４７</title>
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<![CDATA[ 　そうして僕らは４人（正確には三体の霊体と一人の人間）で、学校へと向かった…。<br>　学校に向かう途中、何人かのクラスメートには会ったが、いつものように挨拶すらないまま素通りされて、普段ならすごく寂しく思うだろうが、今日はクラスメートなんかよりも、ずっと楽しい仲間と歩いてるからだろう。今日の僕（恵一）にはその寂しさが無いもののように、感じられた…。<br>　いつもより１０分程度早く学校に到着した４人（恵一、隆弘、靖幸、知治）は、その足で、追いかけっこをして、遊び始める…。もちろん、彼らはただの霊体であり、僕（恵一）に触れる事は不可能だけど…。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初めの鬼は恵一になった…。<br>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かくれんぼと同じようにして、１０まで数えると鬼である恵一が、彼らを追いかけていく…。<br><br>「靖幸君、捕まえた！」<br>　初めに捕まったのは、靖幸だった…。<br><br>　時刻は朝の８時…。<br>　まだ隆弘と知治を捕まえられていないが、チャイムが鳴り始めている…。<br><br>「遅刻しちゃうから、ここで一旦終わらせよう」<br>　そう言って、隆弘と知治が駆け寄ってくる。一旦追いかけっこをやめて、みんな（恵一たち）で教室へと走っていく…。<br><br>　教室に到着すると、恵一が勢い良くドアを開ける…。<br>　先生だと思ったんだろう。クラスメートたちが一斉にコッチを見たが、またいつも通りの無駄話を始めた。<br><br>　そうこうしながら、僕らは学校での一日を終える。<br><br>　家に帰る途中…。<br>　<br>「君たち（隆弘たち）が昨日、おかぁさんに似た人を見つけた場所ってどこなの？」<br>　恵一が聞いた…。<br>
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<pubDate>Sat, 16 Jul 2011 05:04:50 +0900</pubDate>
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<title>４６</title>
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<![CDATA[   結局僕は昨夜、熟睡する事が出来ないまま、あの頃の母に良く似た女の事ばかりを考えていた…。<br>　<br>　小鳥の囀りが聞こえてくる…。<br>　普段なら眠りが深いせいで、聞こえるはずのないものだ…。<br>　<br>「ん―――」<br>　寝言にも聞こえるくらいの軽い言葉を発しながら、恵一が目を開ける…。<br>　少しの間を置いて、恵一が言った。<br><br>「おはよう。隆弘くん、もう起きてるの？今日は早いんだね…」<br>「なんかちゃんと寝れなかったから…」<br>「そっか。どうしたの？なんかあった？」　恵一はちゃんと体を起こしてから、隆弘に聞いてみる…。<br>「昨日さ、君（恵一）が寝ちゃった後、僕らは眠れなくて、少しだけ外で遊ぶつもりだったんだけどね…」<br>「うん」<br>「そこで、おかぁさんに良く似た女の人にあったんだ…」<br>「うん。それで後を追いかけてみたりしたの？」<br>　恵一が興味津々な顔をして聞く…。<br>「うん…。少し時間が経ってから追いかけてみたんだけど…もう彼女（おかぁさんに良く似た女の事）はいなくなってた…。彼女が一体何者なのか？考えてたら朝になっちゃってたんだよ」<br>「そうなんだ…それなら今夜僕（恵一）もつき合うから、後をつけてみようよ」<br>「うん」<br><br>　そんな話をしているうちに、階段の下からお母さんの声が聞こえてくる…。<br><br>「恵一、早くしないと遅刻するわよ」<br><br>「はぁい。分かった…。すぐ行く」<br>　そうして僕が学校に向かおうとすると、「僕ら（隆弘たち）も行くよ…」<br>　隆弘が言う。<br>「大丈夫だよ。僕（恵一）１人で行けるよ…」<br>「一緒に行かせてよ」<br>　知治が言う。<br>　恵一がニコヤカになって「うん。一緒に行こう」と笑った…。<br>　彼らがなぜ学校に行きたいのか？僕（恵一）には、その意味がわからなかったが、僕にとってそれは、楽しい時間を意味しているのだから…深く考えない事にした…。<br><br>
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<pubDate>Sat, 02 Jul 2011 04:40:36 +0900</pubDate>
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<title>４５</title>
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<![CDATA[ ―――僕（隆弘）が一番に否定してたくせに…どうしてここに戻って来たんだろう？　隆弘自身、その行動を起こした理由を考えていた。しかしまったく分からない…。   ―――僕がシッカリしないと…。<br>　親たちとはぐれてから、ここに致るまではそう思いながら、何とか兄弟をまとめてきた…。だけど、母に似た面影を見た瞬間、僕はあの頃と同じ、子供に戻ってしまったようだ…。外見的にはあの頃と全く変わらないだろうけど…。<br>　そんな事を考えている時に、靖幸が何度も声をかけていたらしい…。<br>「にいちゃん？」<br><br>―――は？<br>　やっと我に返った様子で、隆弘がその声に反応を示した。<br><br>「少し寒くなってきたよね？早く帰ろうよ…」<br>　靖幸が言う…。<br>「あぁ、そうだな…」<br><br>　何となく話をしてるんだろう…。にいちゃんは、ぼんやりとしたままそう言った。　三人はトボトボと歩き始める…。<br>　家に帰ると、恵一がまだ幸せそうな顔で眠っていた…。<br><br>―――あの人は一体誰なんだろう？明日こそは彼女の家まで追跡してみよう…。<br><br>　そう思いながら、僕は浅い眠りへと誘われていく…。<br><br><br>
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<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 03:29:10 +0900</pubDate>
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<title>４４</title>
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<![CDATA[ 　さっきまで遊ぶ気満々だったのに、母の面影を持ったこの女性を見て、三人は、一気にやる気が失せた…。<br>「家（正確には恵一の家）に帰ろう…」<br><br>　そう言ったのは知治だった…。<br>  結局、誰１人驚かす事もないまま、三人は恵一が眠る家に帰って行った…。<br><br>　帰りの道中…。<br>「―――ねぇ、あの人誰なんだろう？おかぁさん、ソックリだったけど…？！」<br>　誰もが感じているはずの疑問を知治が口走っても、誰もが同じ思いなんだろう…。いつもはシッカリしていて、どんな質問にも的確に答えてくれる隆弘でさえ、何も答えず呆然としているのが分かる…。<br><br>「ねぇ…？」<br>　知治は隆弘の袖口を子供みたいに、引っ張ってみる…。<br>「ん？」<br>　ただその一言だけを、言って隆弘はまた黙り込む…。<br>　突然だった…。<br>　隆弘は今歩いてきた道を、逆走して走っていく…。さっき母の面影を見たあの場所に向かっているんだろう…。<br>　しかし、彼女の姿はもうそこにはなかった…。<br>　そこで呆然と立ち尽くしていると<br>「にいちゃん、どうしたの？」<br>　その声に振り返ると、知治と靖幸がいた。<br>「…いや、何でもない…」<br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kakera-y-777/entry-10933965849.html</link>
<pubDate>Sat, 25 Jun 2011 12:02:28 +0900</pubDate>
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