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<title>くすごくんのブログ</title>
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<title>あっちこっちでスリークッション</title>
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<![CDATA[ <p>最近、２カ月ほどの間に行った店<br><br>POOL FACTORY寺尾店（新潟市）</p><p>BILLIARD CLUB FiVE &amp; HALF（高知市）</p><p>アイオイステージ（大阪市）</p><p>ドクターキャロム（名古屋市）</p><p>JIN（名古屋市）</p><p>プレイヤーズ（宇都宮市）</p><p>スポーツビリヤードフナキ（仙台市）</p><p>&nbsp;</p><p>ホームのE-PLACE（お茶の水）には8/25以来、まったく行けていない。</p><p>今月後半には上京する機会があるので久しぶりに寄りたい。</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Tue, 15 Oct 2024 04:31:54 +0900</pubDate>
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<title>予選敗退！</title>
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<![CDATA[ <p>なんと11年半ぶりのブログ更新です！</p><p>&nbsp;</p><p>最後に更新した2011年秋以降、あまり突いていなかったんですが、２年くらい前から機会をつくって突くようになり、この半年ほどは月に2、3回は現在のホームである東京・お茶の水の<a href="https://e-place.storeinfo.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">E-Place</a>に顔を出すようにしていました（2月はかなり頻繁に訪れてまいて、週に2、3回ということも）。</p><p>&nbsp;</p><p>で、なんと昨日の日曜日には、実に30年ぶりにスリークッションの公式戦（予選）に出場しました！ 関東アマチュア3段戦（試合点数＝17点）というやつで、以前、よく試合に出ていたころは「SA級」と呼ばれていたクラスです。<br><br>残念ながら結果は最下位（1勝4敗、Ave.0.534）。6人総当たりのこの組は、みんなしっかりとした玉を撞ける人たちばかりで、全15ゲームのすべてが30キュー未満で勝負がつくというハイペースの展開となりました。<br>&nbsp;</p><p>私は最初の2ゲームが相手に先に上がられ、2モアの裏突きを2回とも外してしまうという体たらく。結果的に出だしの2ゲームを引き分けに持ち込めなかったことが響きました。</p><p>&nbsp;</p><p>でも試合はやっぱり楽しいですねー</p><p>もちろん、緊張はしますけど、その緊張感の中で相手と渡り合う引き締まった空気感が何ともたまりません。これを機会に、たまに出るようにしようと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>なお、今回は写真がありません。会場となったビリヤード松山は、下北沢駅からすぐなんですが、集合時間の1時間ほど前に駅に着いたにもかかわらず、30数年ぶりに降りてみると駅の様子がすっかり変わっていて右も左もわからず、20分ほど迷い歩いてしまいました。</p><p>&nbsp;</p><p>結局、お店に電話して場所を教えてもらい、集合時間にも間に合ったんですが、そんなこんなであせってしまったのと、試合中は緊張していたのとで、写真を撮る余裕がまったくありませんでした。次の更新からは、ちゃんと写真を載せられるようにしようと思います。お楽しみに！</p>
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<pubDate>Mon, 27 Mar 2023 19:02:39 +0900</pubDate>
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<title>レールバード松本店（長野県松本市）</title>
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<![CDATA[ <p>スリークッションの片岡紳プロが経営する店。松本駅、松本ＩＣからともに車で２～３分（空いてる場合。ＩＣから市内に向かう道は混んでることが多く、５分以上かかることも）、国道１９号線沿いにある。１階は駐車場、２階が店舗で、スリー台が２台、ポケット台が６台（ほかにダーツも）。レールバードは最初に諏訪湖近くの茅野店がオープン。松本店は２店目で、スリー台が置かれるようになったのは２年ほど前のことらしい。店内はとても広々としていて、スリー台もスペースに余裕をもって設置されているのでとても突きやすい。台のコンディションもいい。</p><br><p>面白いのは店内に中２階のようなスペースがあることで、ここから店内を見渡せる。ちょうどスリー台の得点板の真上から見下ろすような感じで、スリーの玉の動きがとてもよくわかる。例えばプロ同士のハイレベルの試合をこの角度で観戦できたら、とても勉強になるだろう。ただ、自分が突いているときに上から見られていると思うと、ちょっと緊張するかも。それくらい玉筋がはっきりわかる。</p><br><p>もっとも、この中２階がある分、台数が制限を受けることになるのだが、ここは以前もビリヤード場で、中２階はそのころからあったものらしい。家賃の高い都内では考えられないぜいたくな空間だといえる。片岡プロも「最初から自分がやるのだとしたら、中２階なんかつくらないで、台を置こうと思うでしょうね」と笑っていた。</p><br><p>実は自宅から距離的に一番近いスリーの店はここなのだが、それでも高速道路の走行も含めて１時間ほどはかかってしまう。なので、昨年末にスリーを再び突くようになってからもなかなか行けないでいた。初めて訪れたのは今年５月で、そのときはハンデ１４点のスタッフの方と２ゲーム。その後、７月に再訪した時にも２ゲーム。片岡プロとはこの時に初めて会い、１ゲーム突いてもらった。</p><br><p>そしてつい先日、８月のお盆に北信の奥さんの実家に帰省していた友達と待ち合わせて３度目の訪問。彼とは２０数年前の同じ日にビリヤードを始めた仲で、今でもたまに都内で落ち合って一緒に突く。もっとも、当方が１０年以上もろくに突いていなかった間も彼はずっと突き続けていて、試合にも頻繁に出場している。当然、腕前にも差をつけられてしまっている。</p><br><p>それにしてもこの日はよく突いた。まず休みも入れずに連続６ゲーム。いったん夕食を食べに出て、再び戻ってからさらに３ゲーム。１日にこれだけ突いたのは初めてだと思う。以前、よく突いていた時には、まる一日、店にいたことが何度もあったが、ほかの常連さんもいるので自分だけ突き続けるわけにはいかないから、いっぺんに９ゲームも突いたという記憶はない。まあしかし、もう若くはないし、さすがに少々疲れた。９ゲーム目を突き終わったのは夜中近くで、帰宅したときは午前１時をまわっていた。</p><br><p>この店には以前コモルームでよく会っていた知り合いがたまに顔を出していることがわかり、店に伝言を頼んでおいたら先日メールが来て、２０年ぶりに連絡を取ることができた。彼は岐阜の高山に住んでいて、月に１、２度は突きに来ているとのこと。いずれ待ち合わせて一緒に突こうと思っている。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110901/06/kamimuroger/1c/6f/j/o0800060011455097206.jpg"><img style="FLOAT: left; CLEAR: both" border="0" alt="くすごくんのブログ-レールバード" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110901/06/kamimuroger/1c/6f/j/t02200165_0800060011455097206.jpg" width="220" height="165"></a> <br></p><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><p>　中２階から見渡した店内</p>
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<pubDate>Thu, 01 Sep 2011 05:55:54 +0900</pubDate>
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<title>ビリヤードＫ（栃木県宇都宮市）</title>
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<![CDATA[ <p>2泊3日の栃木出張。訪問先は鹿沼、塩谷、那須塩原に散らばる。宇都宮を拠点にレンタカーでまわることにしたのは、それが一番効率がよさそうだったのと、宇都宮に泊まることにしておけば、夜はこの店に行けるだろうともくろんだから。以前からサイトで情報を確認してあって、最近はスリークッションやポケットのプロを招いてチャレンジマッチを開催していることもチェック済み。ポケットのプロのことはわからないが、スリーの方は一流どころが次々と招かれ、ゲームの模様がその都度ｙｏｕｔｕｂｅにアップされるからネットでの観戦を楽しませてもらっている。</p><br><p>場所は宇都宮の中心部からはちょっと離れていて、車でなければ行くのはつらい。初日、鹿沼～宇都宮市内とまわって仕事を終えた後、ホテルには戻らず、夕食も摂らずに直接乗り込むことにした。この日の昼過ぎ、宇都宮駅に到着してレンタカーを仕立てた際、すぐに店の情報をカーナビに仕込んであったから、いたってスムーズに到着したのが午後７時を少しまわったころ。</p><br><p>スリー台は１台。常連らしい２７点の人と１８点の人が突いていたので終わるのを待つことに。１台しかないところでフリーの客が割り込んではちょっと悪いかなという気もして店の人に確認すると、「いいんです。あの二人は２ゲーム目ですし、みんなこういうことは織り込み済みですから」とにこやかに答えてくれたのが感じいい。</p><br><p>この店はビリヤード場には珍しいフリードリンク制で（少なくとも私は初めて。ポケット中心の店には例があるのかもしれない）、玉代のほかに３００円のチャージが必要になる。という説明を受けたのに何も飲まずにソファでゲームを見ていると、店の人が「どうぞ、お好きなものを飲んでください」と声をかけてくれたのでジンジャーエールをいただくことにした。</p><br><p>そうこうするうちにゲームが終わり、２７点の人が相手をしてくれることになった。「○○です、よろしくお願いします」とていねいに挨拶してくれる。本来ならフリーで訪れたこちらから名乗らなければならなかったかなと、いま書いていて気付いた。ちょっとマナーが悪かったなと反省。</p><br><p>貸しキューはあんなものだろうが、台のコンディションはとても良い。１ゲームごとに玉をきっちり磨いてクッションを拭き、２ゲーム突いた玉は交換、台も掃除するという丁寧なメンテナンスぶり（もしかしたら毎ゲーム、玉を換えてくれていたかもしれない。そのあたりうろ覚え。間違っていたらゴメンナサイ）。当たりは確かモアが１回かかったくらいだったが、とても気持ちよく楽しく突くことができた。突き始めたのは８時前くらいだったと思うが、それから１２時過ぎまで、１度１８点の人と突いた以外は２７点の人とずっと突き続けた。</p><br><p>ゲームを終えた後の雑談で互いの玉履歴を披露し合ったところによると、この人は以前は東京都内で突いていたこともあったという。もう２０年も突いているとのことで、おそらくキャリアは当方と同じくらい。スリー業界に関する共通した知識もあって話が弾んだ。帰り際、「明日もお見えになりますか？」と聞かれ、「ええ、来ます」と答えると、「私も７時くらいには」とのことなので、「じゃあこちらもそのくらいには」と応じる。</p><br><p>その約束通り、翌日の晩も７時くらいに落ち合って、連続４ゲーム。最後にポケットでＳＡ級だという１８点の人（この人は以前、コモルームで突いていたことがあったとか）と突き終わった時は１１時を回っていて、さすがに疲れてしまった。最後はこの人と２７点の人が突くのを観戦し、終了後にまたしばらく雑談したり、突き方のアドバイスをもらったりしてから店を辞する。</p><br><p>この店のスリー台は上述したようにメンテナンスがしっかりしている上に、スペースを広々と取ってあるのでとても突きやすい。２日間、気分良くプレイすることができた。またこちらに来る時にはぜひ訪ねようと思う。</p><br><p>ビリヤードＫのサイトは<a href="http://billiards-k.main.jp/" target="_blank">こちらへ。</a> </p>
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<link>https://ameblo.jp/kamimuroger/entry-10984274253.html</link>
<pubDate>Fri, 12 Aug 2011 23:43:06 +0900</pubDate>
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<title>ビリヤード正崎（福岡市）</title>
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<![CDATA[ <p>しばらく前になるが、大分県日田市に仕事で行った帰りの日曜日に福岡で一泊することにし、日中に時間があったのでネットで探し出した表記の店に行くことにした。福岡市内とはいえ、中心部の繁華街からはかなり離れていて、天神からバスに乗ること40～50分。おそらくは観光客などまったく来ないごく普通の住宅街のバス停で降り、見当を付けておいた方角へ歩いて5分ほどのところ、川沿いの道に面した３階建ての２階にこの店はあった。</p><p>&nbsp;</p><p>６月初めのこの日は真夏を思わせるすさまじい暑さで、たった５分の歩行で汗びっしょり。長時間バスに揺られて、こんな暑い思いまでしてビリヤードをしに行こうというのだから、我ながらあきれてしまう。中心街からかなり離れたこの店に旅の者が訪れることなど、まずないのではないだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>店内はポケットが７台、スリーが１台。事前に入手した情報ではスリーが２台ということだったが、オーナーらしき年配の男性によると、確かに以前は２台あったものの、１台は分解して１階の倉庫に納めてあるという。その１台残っているスリー台では、常連らしき２人組が四つ玉を突いていたので、仕方がなくポケットを突いて空くのを待つことにする。</p><p>&nbsp;</p><p>ポケットを突くなど、何年振りだろうか。好きな人には悪いが、この競技にはあまり関心が湧かない。しばらくバラ玉を落としてキュー出しの練習をしていたのだが、すぐに飽きてしまった。そこで、台の上に赤い３番と手玉の２つだけを残し、手玉を３番に当てながら、厚みや玉の出方を確認する練習を始めてみると、的玉を落とすよりもこの方がよっぽど面白いし、練習になる。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなことをしばらくやっていたら、四つ玉を突いていた２人組の上手な方の人がもうひとりに「おい、こっちの人、スリーを待ってるみたいだよ。空けてあげようか」と言うのが聞こえ、当方に「どうぞ、こっちで突いてください」と声をかけてくれた。なんかデモンストレーションをやってたみたいで悪かったかなと思いつつ、でもせっかく来たんだからとありがたく先方の申し出を受けることにする。ポケット台に移ったふたりは、上手な方の人はともかく、もうひとりはたぶんポケットの方が本職のよう。ならいいかと、こちらも少し気が軽くなった。</p><p>&nbsp;</p><p>オーナーに台を移ると告げると、「じゃあちょっとお待ちください」と言い、内線で家族らしい男性を呼び出してスリー台の掃除と玉磨きをさせてくれた。そうやってコンディションを整えてくれるのがうれしい。</p><p>&nbsp;</p><p>それから３時間。トイレにも行かず、休憩もせず、ぶっ通しでひとり突き。これだけ練習したのは何年ぶりのことだろう。思い付いてフォームを少しいじってみたら、これが案外しっくりきて、玉筋がぐっと確かになったのがうれしく、さまざまな配置の玉をひたすら突きまくった。</p><p>&nbsp;</p><p>この日は福岡在住の知人が静岡出張から戻ってくるのに合わせて博多駅で待ち合わせることにしていて、約束の時間から逆算するともうそろそろ帰途についた方がいいだろうと、きりのいい３時間で切り上げることにした。けっこう疲れたが、練習内容がよかったので充実感がある。ゲームをしたくなかったわけではないが、他のスリー客が来ないでひとり突きできたのが、練習不足の身にはかえってありがたかった。</p><p>&nbsp;</p><p>それにしても３時間も独りで突き続けるのだから、我ながら本当に玉突きが好きなんだなと改めて思った。ついでに言えば、ポケットに移ったふたり組も、こちらが練習している３時間、ずっとゲームをしっぱなし。この人たちも玉が好きなんだなと親近感を覚える。店を辞する時、台を空けてもらったお礼を言わなきゃと、「ありがとうございました。お先に失礼します」と声をかけたら、にこにことうなずいてくれた。ビリヤード好き同士は通じるものがあるなと、うれしくなった。</p><p>&nbsp;</p><p>あれからもう２カ月も経ったが、このビリヤード正崎での練習でかなり勘が戻り、ようやくそれらしい玉が突けるようになった。炎天下に長時間かけて行った甲斐があったと、折りに触れてこの店のことを思い出している。</p><p>&nbsp;</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110810/04/kamimuroger/21/6f/j/o0800060011406578542.jpg"><img alt="くすごくんのブログ" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110810/04/kamimuroger/21/6f/j/t02200165_0800060011406578542.jpg"></a></p>
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<pubDate>Wed, 10 Aug 2011 03:19:57 +0900</pubDate>
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<title>保名倶楽部（大阪市阿倍野区）</title>
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<![CDATA[ <p>以前から一度行ってみたいと思っていた大阪・阿倍野にあるビリヤード場、「保名（やすな）倶楽部」。大正時代の郵便局を移築したという建物は、蔦に覆われた外観といい、モダンなインテリアの内観といい、<a href="http://yasunaclub.web.fc2.com/index.html" target="_blank">HP</a> に掲載された写真を見るほどにその魅力が伝わってきて、その場に身を置きたい気持ちを抑えかねてしまう。</p><p>&nbsp;</p><p>大阪市南部の天王寺駅（JR関西線・環状線・阪和線、地下鉄御堂筋線・谷町線）周辺は、関東人で関西には疎い私にとって、初めて触れる大阪郊外の空気を湛えている。商業ビルがあり、往来の盛んな大通りはあるものの、ミナミやキタの繁華街にはない、暮らしの匂いとでもいうべきものが確かにある。</p><p>&nbsp;</p><p>駅前の大通りを歩道橋で渡り、阪堺電車上町線の「天王寺駅前」 からチンチン電車に乗ると、いよいよその雰囲気が濃さを増す。買い物袋を下げた女性、塾帰りらしい小学生、下宿から出てきたばかりのような格好の若者。乗客の中で自分だけが地元人でないという事実をひしひしと感じる。「大阪に来たんだなあ」。大阪には何度も来ているが、こんな感じ方をしたのは今回が初めてだった。</p><p>&nbsp;</p><p>保名倶楽部は天王寺駅前から二つ目の「松虫駅」からほど近い、狭い路地を入ってすぐのところにあった。蔦と鉢植えによるこんもりとした緑のかたまりはあまりに豊かで、実物を前にして、HPから抱いていたイメージはあっさりと消え去る。およそビリヤード場らしからぬ風情に「ここだよな？」と、疑念が頭をもたげる。緑で覆われた窓からは中がよくわからず、店内の様子をうかがうにはガラスがあしらわれた扉の前に立つほかはない。店の前に立つ姿は中からも丸見えだろうなと軽く気遅れを覚えながら透かし見ると、確かにビリヤード台はあるようだ。「よし」と思い定めて扉を開ける。</p><p>&nbsp;</p><p>タイムスリップしたような気持ち、というのはああいうのを言うのだろう。店内に一歩踏み入れたところで立ちつくしている見慣れない男を、店の人もけげんに思ったのか、一呼吸置いてから「いらっしゃい」と言う。</p><p>&nbsp;</p><p>太い格子の仕上げ材があしらわれた高い天井は、真中に弧状の梁が渡されていることによって吹き抜けのような効果が生まれている。突き板や無垢板の壁、扉付きのキュー置場、壁面から少し窪ませてポスターや額に入れた絵画を飾ったコーナー、曲げ木の背もたれがある椅子、床板、そしてビリヤード台と、どこにもふんだんに木材が使われ、モダンで重厚なインテリアを形成している。天井と壁の境目や壁と腰板の境目、何らかの段差がある部分などに使われる仕上げ材を建築用語で「モールディング」と言うのだが、この店のモールディングには額縁のような装飾が施された濃い茶の木材が使われていて、それが古い洋館風の雰囲気をかもし出している。女性のヌードを大写しにした古びたポスター、キジの剥製、積み上げられた紺色のピース缶。これらも違和感なく空間に納まっている。</p><p>&nbsp;</p><p>台はキャロムが３台とポケットが１台。キャロムは大台がひとつ、そして中台がふたつと思ったが、後で聞いたところによると、１台は中台よりわずかに小ぶりで、小台というのだそうだ。なるほど、これがあるから中台という呼び方があるわけだ。</p><p>&nbsp;</p><p>訪れた時は小台だけが空いていて、大台と中台とポケット台はいずれもゲーム中。「いらっしゃい」と声をかけてきたのは大台でスリー客の相手をしていた男性スタッフだった。</p><p>&nbsp;</p><p>「スリークッションをやりたいんですが」</p><p>「ご覧のようにいまふさがっていまして」</p><p>「じゃあ空くまで四つ玉をやってます」</p><p>「わかりました。どうぞ」</p><p>&nbsp;</p><p>小台に玉を出してもらい、キューを借りてチョークを付けながら、改めて店内を見渡すと、扉を開けた時に感じた気持ちのわけがはっきりした。店内のインテリアもそうだが、50代後半くらいに見えるスリーのお客さん以外は、撞いている人たちがかなりのご年配で、そのことがレトロな雰囲気を助長していたのである。中台でボークラインを撞いている男性ふたり組、ポケットを撞いているカップル。いつもそうしたメンバーというわけでもないのだろうが、その日のみなさんは人生の酸いも甘いもわきまえ尽くしたような余裕を身にまとった方々で、ゆったりとしたキューさばきでビリヤードを楽しんでおられた。ポケットを撞いていたご婦人は、相手が撞く間、床に立てたキューを片手で支えながら控えの椅子にピンと背を伸ばして腰をかける姿が、われわれの世代にはとても真似できない美しさであった。</p><p>&nbsp;</p><p>このご婦人は、ゲームが終わって帰るとき、カウンターの中にいる女主人に笑いかけて小さく手を振り、その時スリー台に移っていた私にまでにこやかに目礼した。小台とスリー台はポケット台と隣り合っていたので、ポケットを撞いていたカップルとは自然にスペースを譲り合う形になる。いくらゲームに夢中になっていても、ビリヤード場なら当たり前のマナーであり、初めて会った者同士でも、相手を気遣いながら空間を共有することで、親しみが生まれる。世代の違いがあるから、私とそのカップルとでは動作のスピードが当然異なり、確かに私もそのことを意識して、なるべくおふたりがストレスなく撞けるようにと気遣いもした。言葉はまったく交わさなかったが、目礼してくださったのは通じ合うものがあった証左だろう。のぼせ上がるような気持ちであわててこちらも目礼を返しつつ、そう、ここは大人の社交場なのだと思った。こうした店は最近はあまり見られなくなってしまったが、これがビリヤード場、撞球場の本来の姿なのだと、いまこの文章を書きながら改めて思う。</p><p>&nbsp;</p><p>中台でボークラインを撞いていたおふたりのうち、腕が勝ると思われる方の男性は、ゲームが終わると、色あせた布製の細長い袋にシャフトとバットを分解して収め、先端を折り返してキュッと紐を結んだ。奥さんが縫ったものなのか、あるいは今のようなキューケースが出る前は、こうした袋が売られてもいたのだろうか。いずれにしろ、もう長い年月使っておられるようで、ひとつひとつの動作によどみがない。そんなことを目にしながら、自分はまだまだ青二才だなと思った。</p><p>&nbsp;</p><p>実はこの店は「千代さん」という、もう90歳を超えておられる女性が長く経営していたことで知られる。いまは千代さんの娘さんが店を切り盛りしているらしく、HPには「初心者にはわたくしのりちゃんがいちからお教えします」と書いてある。カウンターの中にいる女主人がどうやらその「のりちゃん」であるらしく、スリーの相手をしてくれたとき、点数板に「の」と自分の名前を書いていた。のりちゃんのハンデは23点で、私とはちょうど同じくらいの腕前ということになるのだが、長いブランクの後に思うような玉がなかなか撞けずに苦しんでいる当方とは異なり、のりちゃんの玉筋はとても確かで安定していた。撞く姿はきびきびと真剣そのもので、惜しい外れには「あー、しまった」というような表情をする。ビリヤードが好きで楽しくてたまらないというのが伝わってくるから、こちらも楽しく時を過ごせる。実はこの日はやらなければならないこともあって、スリーは１ゲームくらいにしようと思っていたのだが、結局３ゲームも撞いてしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>料金を支払った後、のりちゃんに断わって、店内の写真を何枚か撮らせてもらった。</p><p>&nbsp;</p><p>「今度はいつ大阪に来はるんですか」</p><p>「決まってはいないんですが、来る時はまた寄らせていただきます」</p><p>&nbsp;</p><p>本当にぜひまた訪れたい。</p><p>&nbsp;</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/9f/d5/j/o0480064011195877724.jpg"><img alt="くすごくんのブログ-保名倶楽部外観" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/9f/d5/j/t02200293_0480064011195877724.jpg"></a><br>緑豊かな外観</p><p>&nbsp;</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/b9/e3/j/o0480064011195877720.jpg"><img alt="くすごくんのブログ-保名倶楽部インテリア" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/b9/e3/j/t02200293_0480064011195877720.jpg"></a><br>店内はレトロでモダンな雰囲気</p><p>&nbsp;</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/ef/3d/j/o0480064011195885901.jpg"><img alt="くすごくんのブログ-保名倶楽部キュー置き場" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/ef/3d/j/t02200293_0480064011195885901.jpg"></a><br>持ちキューの置き場は扉付き</p><p>&nbsp;</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/a3/9d/j/o0640048011195880306.jpg"><img alt="くすごくんのブログ-保名倶楽部インテリア２" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/a3/9d/j/t02200165_0640048011195880306.jpg"></a><br>雰囲気のあるインテリア</p><p>&nbsp;</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/fd/c2/j/o0480064011195877725.jpg"><img alt="くすごくんのブログ-保名倶楽部ボールクリーナー" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110430/08/kamimuroger/fd/c2/j/t02200293_0480064011195877725.jpg"></a><br>　「BILLIARD BALL CLEANER」（韓国製）</p><p><br><br>&nbsp;</p>
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<pubDate>Fri, 29 Apr 2011 10:05:07 +0900</pubDate>
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<title>ビリヤードイイダ（大阪市）</title>
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<![CDATA[ <p>少し前になるが、大阪の梅田に泊まっているとき。スリーが撞きたくなってネットで調べると、歩いて行けそうなところに「ビリヤードイイダ」という店があることがわかった。夕食を食べに出かけたついでに、見当をつけておいた方角へ15～20分ほども歩いたろうか。通り抜けてきた梅田の繁華街とは打って変わり、電気の消えた古いオフィスビルや専門学校みたいなものが並ぶ、ひっそりとしたたたずまい。昼間は多少人通りもあるのだろうが、すでに夕食時を過ぎたその時間は、道行く人もまばらで、ビリヤード場を探している身としては、どうも勝手が違う。だいぶ前、まだ毎日のように玉撞きをしていたころ、友だちと「玉屋がある場所って、独特のにおいがして何となくわかるんだよな」と笑い合ったことがあったが、そんなにおいのかけらもない。</p><br><p>場所を間違えたのかとも思いかけたが、メモしてきた住所はあたりの建物や電柱に貼ってある住所表示とほぼ変わらない。それならこの辺りにありそうなものだが、古びた4、5階建てのビルがあるだけで、それらしいものは見当たらない。ひょっとしてもう営業していないのでは。だったら、他の店を探そうか。人通りも車の行き来もない静かな街角でそんなことを思い始めたとき、「かつん」と乾いた小さな音。あれ、と耳を澄ますと、また「かつん」。近いぞ。でも、どこで？　ひょっとして、と傍らの古いビルを見上げると、4階に灯りがともり、窓には赤白の大きな○（玉のマーク）があしらってある。そこがビリヤードイイダだった。</p><br><p>それにしてもわからないはずで、ビルの狭い入口にも道端にも看板すら置いていないのである。かろうじて入口の入居者表示に「ビリヤード　イイ」（「ダ」の文字は消えてしまっていた）と小さく書いてあり、これでビリヤード場があることがわかる。後でマスターに聞いたのだが、実は以前は道に看板を出していたのだが、盗まれてしまったのだそうだ。「あれも鉄でできてるから、かなり良い値で売れたんちゃうか。重いから、運ぶの、大変やったろうけど」と、特にくやしがるでもなく、むしろ面白がっているような口調で言う。商売っ気がないわけではないのだろうが、こだわりのない性格なのだろうか。</p><br><p>店までは狭くて急な階段を上がる。エレベーターはないようだ。4階まで上がったところの入口のドアには、カウント制とノーカウント制のそれぞれの料金が表示されていたが、それが書かれたのはだいぶ前のことらしく、今はあまり関係なさそうだった。スリー台は2台。ほかにポケットが4～5台。ポケットのお客さんはおらず、スリーの方は1台では常連らしい年配の客2人が賭け玉を楽しそうに撞いていて、もう1台ではマスターがハンデ20点のお客さんと撞いていた。それが終わった後、その20点の人と2ゲーム。</p><br><p>台のコンディションはふつう。途中まではマスターがカウントをしてくれたのだが、これが昔流と言うのか、渋い良い感じ。イマドキの若い人なら引いてしまうかもしれないが、当方が玉撞きを始めた30年近く前は、そいういう点の取り方が当たり前だった時代に鳴らした人たちがたくさんいて、こちらもその人たちの手ほどきを受けているから、何となく懐かしさを覚えてしまう。</p><br><p>得点は2ゲームとも17～18点くらい。2ゲーム目は相手にもう少しで上がられるところだった（確かツーモア）。時間は夜半近くになり、どうやら閉店時間が近いようで、賭け玉組もすでに上がり、相手をしてくれた人もお帰りモード。こちらも料金を支払い、急な階段を下ってビルを出た。改めて外から店を見上げ、まわりを見わたしてみたが、やっぱりお世辞にもわかりやすい場所とは言えない。でも結構好きな雰囲気かな。機会があれば、また撞きに行ってみたい。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110429/08/kamimuroger/c3/3f/j/o0800060011193664748.jpg"><img border="0" alt="くすごくんのブログ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110429/08/kamimuroger/c3/3f/j/t02200165_0800060011193664748.jpg" complete="true"></a> <br></p><p>左の暗い窓から読んでね</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kamimuroger/entry-10871391668.html</link>
<pubDate>Sun, 24 Apr 2011 21:10:43 +0900</pubDate>
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<title>コモルーム（神奈川県藤沢市）</title>
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<![CDATA[ <p>言わずと知れた、小森純一プロのお店。実は元ホーム。</p><p>&nbsp;</p><p>家がとなりの市にあった関係で、20数年前の開店直後から通うようになった。最初はスリーが3台、四つ玉が1台、ポケットが5台というラインナップだったと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>先週金曜日の夜、実に久々に訪問。現在のラインナップは、スリーが2台（シュビオット）、四つ玉が１台、ポケットが４台くらい。四つ玉は何年か前に復活させたのだという。</p><p>&nbsp;</p><p>夜9時、この店で知り合って20数年来の付き合いになる友だちと藤沢駅で落ち合い、軽く飲んでから店に。彼と撞くのは数年ぶり。同ハンデのスクラッチ勝負（今回は以前この店でさんざん撞いていたときのハンデで撞いた）で連続4ゲーム。</p><p>&nbsp;</p><p>結果は、最初2ゲームはお互いに延長できず、後半2ゲームは、20点でアベ勝ち、ともに17点の同スコアでドロー。</p><p>&nbsp;</p><p>台は昔に比べると若干重たい感じ。でも、そんなことより懐かしさが先。</p><p>&nbsp;</p><p>この店を最初に訪れた日のことはまだよく覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>当時、東京のある店で18点を撞いていたが、その店に所属プロがいなかったためか、「小森プロの店」という名にひるんでしまい、店の女の子に持ち点を尋ねられたときに「17点」と答えてしまった。その女の子が、「へえ、まあまあ撞くのね」といった表情をしながら「そうですか、じゃあちょっとお待ちください」なんて言うのを「生意気だな」と思ったり。最初はひるんでいたのに、相手が女の子だからって、そんな反応をしていたのが、いま振り返るとおかしい。</p><p>&nbsp;</p><p>当時、コモルームのスタッフは、店主の小森プロのほか、角田プロ、モーリタップで有名な毛利プロ、そして元選手会のK山さんという豪華メンバー。その日は毛利さんがいて、「じゃあオレが撞こうか」と最後に相手をしてくれた。そのときは毛利さんのことは全然知らなくて、ハンデが「30点」と聞いて仰天。そんな高点者と撞くのは初めてなので、緊張しまくって撞いた覚えがある。</p><p>&nbsp;</p><p>それから通い詰め、この店から当時のA級戦、SA級戦に何度か出場した。いずれも決勝までは進んだが、順位が付いたのは、A級戦の6位タイか何かと、SA級で1回だけ何位かになったくらい（5位より下だったと思う）。A級では「ハイラン賞」も取ったが、記録は6点か7点だったから、大したことはない。</p><p>&nbsp;</p><p>この店での思い出を書こうとすると、いくら誌面があっても足りない。何しろよく撞いたし、常連やスタッフの人たちとよく飲みにもいった。飲んだときは必ず玉撞き談義で、K山さんにはさんざん「だからダメなんだよ」と突っ込まれまくったものだ（もちろん、親身になってくれての突っ込み）。</p><p>&nbsp;</p><p>あの頃の小森さんは全盛時代。たまに撞いてもらうこともあり、その玉さばきはこちらの想像の域をはるかに超えていた（いまならもう少し深く理解もできただろうが）。「私はすべての玉、すべての状況を練習してきてますから」と言われたことが印象に残っている。そういえば今は東北・仙台で名を成している船木プロも、一時、ここで修行していて、彼とは一緒にエニーエニーに出場したこともある。</p><p>&nbsp;</p><p>いずれまたゆっくりと訪ねてみたい。今回は小森さんとは会えなかったし。</p><p>（昼間に店番をなさっておられる由）。</p><p><br><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kamimuroger/entry-10818742527.html</link>
<pubDate>Thu, 03 Mar 2011 03:40:42 +0900</pubDate>
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<title>総曲輪ビリヤード２</title>
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<![CDATA[ <p>富山2日目の晩。我ながら好きだな～と思いつつ、また行ってしまった、総曲輪ビリヤード。</p><p>&nbsp;</p><p>仕事先の人との夕食をはさんだアルコールなしの会議を終え、ホテルに戻ってひと風呂浴びてから、缶ビールと冷蔵庫に冷やしておいた冷酒。飲みながら玉撞き関連サイトを眺めているうちに、無性に撞きたくなってきてしまった。「今度はいつ富山に来れるかわからないんだから」と自分に言い訳して飛び出すように夜の街に。</p><p>&nbsp;</p><p>ドアを開けると、店内の灯りを半分消してテレビを観ていたおばちゃんが「誰？」。いらっしゃいとは言わないところが、この店らしいということか。</p><p>&nbsp;</p><p>「どうも、きのう来たもんです」</p><p>「ああ、いらっしゃい」</p><p>&nbsp;</p><p>昨晩と同じ台。キューは「きょうはこれを使って」と、アダムのしっかりとした四つ玉キューを出してくれた。だが、撞いたのは四つ玉ではなく、スリーの玉ばかり。主に引っ張る箱玉の練習。</p><p>&nbsp;</p><p>きっちり1時間撞いて引き上げることにする。玉代は600円。</p><p>&nbsp;</p><p>「じゃあまた富山に来たら寄らせてもらいます。お元気で」</p><p>「ああ、ありがとう。またね。そうそう、お茶、持ってく？」</p><p>「ありがとうございます。いただきます。・・じゃあ、さよなら」</p><p>「さよなら」</p><p>&nbsp;</p><p>昨日と同じように爽健美茶をもらって店を出る。すでに半分閉まっているシャッターをくぐるところまで、おばちゃんは2階の踊り場から見送ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>この店に今度はいつ来れるだろうか。富山出張の予定はまったく決まっていない。次の機会にも、お店がやっているといいんだが。なんだか感傷的な気分に浸りながら、ホテルまでの道を急いだ（キャパクラの呼び込みをかきわけるようにして）。</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110223/23/kamimuroger/36/96/j/o0600080011070605313.jpg"><img alt="くすごくんのブログ" border="0" complete="true" height="293" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110223/23/kamimuroger/36/96/j/t02200293_0600080011070605313.jpg" width="220"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/kamimuroger/entry-10811178143.html</link>
<pubDate>Wed, 23 Feb 2011 23:40:27 +0900</pubDate>
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<title>総曲輪ビリヤード（富山市）</title>
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<![CDATA[ <p>富山駅から南へ1㎞ほど。西別院富山本願寺のすぐそばのビルの２階に「総曲輪ビリヤード」がある。1階の入居者表示には「ソーガワビリヤード」とカタカナ表記も。階段を上ると「玉突　入口」との看板。「四ツ玉　ローテイション」とあるので、キャロムがあることがわかる。「ノーカウント制」とも。今の若い人にはこの意味は通じないんじゃないかな。もっとも自分が始めたときもすでにカウント制はなくなっていたが。</p><p>&nbsp;</p><p>昨晩8時過ぎ、あらかじめネットで場所の見当をつけておいたこの店に入る。四つ玉が2台、ポケットが4台くらい（ポケットの台数を確認する習慣がないのでうろ覚え）。客はなく、店主のおばちゃんがひとり（古い玉突屋とおばちゃんは必ずセットだなとつくづく思う）。</p><p>&nbsp;</p><p>「ひとり？」</p><p>「ええ」</p><p>「じゃあこっちで」と、ポケット台を示すので、</p><p>「四つ玉をやりたいんですけど」と言うと、</p><p>「ええ？　四つ玉？　あらめずらしい」</p><p>&nbsp;</p><p>イマドキはだいたいどこの店でもこのパターンだ。知らない客が来ると、ポケットを撞きに来たのだと決めつける。このブログで紹介してきたどの店もそうだった。ビリヤード業界におけるキャロムの位置づけがわかろうというものだ。</p><p>&nbsp;</p><p>まあしかし、四つ玉がある店は、ひとり客が四つ玉を撞きに来たのだとわかると、驚いた後、ちょっぴりうれしそうなそぶりも見せるので、そのあたりの微妙に空気が変わる瞬間がけっこういい。もっともその後は、この客、どのくらい撞くんだろうと、興味津々で品定めするようにこちらが撞くのをじっと見つめられるので、初心者にはちょっとつらいかも。スリーなら最初にハンデを聞かれるので、どのくらいの腕前かを申告することになるのだが、四つ玉は客が少ないため、客同士の組み合わせを考えるということが最近はないので、店側も客が撞く姿を見て、腕前を確かめるというケースがほとんどだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、ここのおばちゃんは、見て品定めするだけでなく、最初からけっこう話しかけてきた。</p><p>&nbsp;</p><p>「四つ玉なんてめずらしい。いつからやってるの？」、</p><p>「スリーをやってるの？スリーは何点？　20点以上撞くの？　じゃあ四つ玉は100点くらい？」</p><p>&nbsp;</p><p>自分の場合、30年ほどまえに玉撞きを始めた時、ポケットを少しやってすぐに四つ玉に移り、30点くらい撞けるようになってからはスリーばかりを撞くようになったため、四つ玉をみっちり練習するということはなかった。スリーの腕が上がるに従い、四つ玉もなんとなく持ち点が上がるといった感じで、最後は60点くらいの持ち点で撞いていたように思う。</p><p>&nbsp;</p><p>結局、昨晩はひとり撞きを1時間半。撞点と撞き出しを確認することに重点を置き、箱玉や裏回し、切り返しなどを練習。四つ玉もちょっとやってみたが、寄せやセリーを練習する根気はなかなか続かない。たぶんはたで見ていても、四つ玉的なうまさは感じられない撞き方になっていただろう。台のコンディションは、まあこんなところだろうという感じ。特に悪いわけではなく、特に良いわけでもない。</p><p>&nbsp;</p><p>ここの店は40年前から営業しているそうで、20年くらい前にご主人が亡くなってからは、おばちゃんがひとりで切り盛りしているそうだ。インターネットに店の記事が出ていて、その中ではおばちゃんがもう店を閉めるつもりだと言っていたとか書かれていることを伝えると、「わたしはいつもそう言ってるの。もう何年も前から、もう閉める、もう閉めるってね」と笑いながら言う。ただ、四つ玉の常連さんも何人かはいるようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>おばちゃんは最近、右手を骨折したり、足を痛めたりしたため、「今は玉撞きができなくてね」とのこと。家に帰るのが億劫になってしまい、ここ何日間かはお店に寝泊まりしてしまっているそうだ。</p><p>&nbsp;</p><p>「初めての人に頼んで悪いんだけど」と、帰り際に1階のシャッターを半分下ろすように頼まれた。そんなことくらいお安い御用。「教えてあげるから」と下まで下りてきたおばちゃんの指示に従ってシャッターを半分下ろす。「これ持ってって」と爽健美茶の350缶をくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>まあ昔からの玉屋である。繁華街の一角で独特の雰囲気をたたえ、不良ぶって背伸びしたい学生や落ち着きのある大人が通ってきた、おそらく昔ならどこにでもあったビリヤード場、撞球場なのだ。こういう店は全国の繁華街でどんどん姿を消しているのだろう。ちょっとさびしい。</p><p>&nbsp;</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110223/04/kamimuroger/9e/10/j/o0640048011068762943.jpg"><img alt="くすごくんのブログ-総曲輪ビリヤード" border="0" complete="true" height="165" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110223/04/kamimuroger/9e/10/j/t02200165_0640048011068762943.jpg" style="FLOAT: left; CLEAR: both" width="220"></a></p><p><br><br><br><br><br><br><br><br><br>&nbsp;</p><p><font color="#0000ff">「30分　0円」ではないので、念のため。左の入り口のドアに</font></p><p><font color="#0000ff">ちゃんとした料金表がある。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/kamimuroger/entry-10810284700.html</link>
<pubDate>Wed, 23 Feb 2011 03:40:08 +0900</pubDate>
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